JPH01170882A - 振動試料磁束計の真空シール装置 - Google Patents

振動試料磁束計の真空シール装置

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JPH01170882A
JPH01170882A JP33328687A JP33328687A JPH01170882A JP H01170882 A JPH01170882 A JP H01170882A JP 33328687 A JP33328687 A JP 33328687A JP 33328687 A JP33328687 A JP 33328687A JP H01170882 A JPH01170882 A JP H01170882A
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JP
Japan
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sample
vacuum
magnetic fluid
seal
pipe
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Application number
JP33328687A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Hiroyoshi
秀俊 廣吉
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Seiko Electronic Components Ltd
Original Assignee
Seiko Electronic Components Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁石等磁性体、あるいは超伝導体の反磁性
特性等の磁化測定に用いる振動試料磁束計の真空シール
装置に関するものである。
〔発明の概要〕
この発明は、振動試料磁束計における試料支持棒の真空
シール装置を磁性流体シールを用いて、高真空を保ちな
がらスムーズな振動を保証することによって、高精度の
磁化測定を可能にしたものである。
〔従来の技術〕
従来、第2図に示すように試料支持棒2が試料のある真
空空間にOリング11で真空シールされているか、ある
いは駆動部と試料空間が共に真空になる構造になってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の振動試料磁束計の0リングシールは高真
空を保ったまま試料支持棒を振動させていると次の二つ
の欠点があった。試料支持棒と0リングとの摩擦でノイ
ズ振動が生しること、並びに長時間振動させているとO
リングが摩擦熱によって変形し、シールの役目をなさな
くなり真空度が極端におちてしまう。そこでこの発明は
、従来のこのような欠点を解決するため、摩擦が少なく
高真空を保ちながらスムーズに振動する真空シール装置
を得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するためにこの発明は、振動する試料
支持棒と試料空間の間の真空シールを磁性流体シールを
用いて、試料支持棒のスムーズな振動と高真空度の長時
間維持を図った。
〔作用〕
上記のように磁性流体シールを用いて真空シールをする
と、磁性流体と試料支持棒との摩擦が非常に小さいので
、摩擦によるノイズ振動が生じず、高精度の測定が長時
間安定して行え、信頼性の高い振動試料磁束計になるの
である。一方、特に試料の温度を例えば液体へリュウム
温度のような極低温にして測定しているときに、摩擦熱
で真空度が低下することがあると、漏れた空気が固化し
試料支持棒、試料あるいは真空内壁に付着して、場合に
よっては固体空気に覆われて試料支持棒が振動を止めて
しまうこともある。
〔実施例〕
以下に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、大気中にある振動駆動部1に連結され
ている試料支持棒2の先端に試料3が保持されて、磁界
用電磁石4の中心で約3〜5龍上下振動している。試料
は真空空間中にあり、大気との真空シールは磁性流体シ
ール装置5を用いており1O−6torrの高真空度が
保持されている。
磁性流体シールの断面構造は第3図に示すように永久磁
石6、強磁性体ヨーク7、磁性流体8、強磁性体パイプ
9から構成されており、破線のような磁気回路ができて
いる。ここでパイプ9が上下振動するが磁性流体8によ
ってシールされる。又試料支持棒2は振動ガイドにもな
るパイプ9の内側にあり、0リング10のところで固定
シールされるとともに、試料を取り出す場合にはこの1
0の部分をはずし試料支持棒2を引き出せばよく、試料
交換に対する操作性が良い。
このように、磁性流体シールによって可動部分の真空シ
ールをすると、液体によるシールであるため、摩擦が極
端に少なく、発熱がないので長時間測定における信頼性
が非常に高くなった。同時に摩擦によるノイズ振動や、
振動駆動系に対する負荷も非常に小さくする作用がある
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、振動試料磁束計の可動
真空シール部に磁性流体シールを用いることによって、
摩擦をなくし測定の信頼性を高めるとともにノイズ振動
や、振動駆動系への負荷軽減の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる振動試料磁束計の縦断面図、
第2図は従来の振動試料磁束計の真空シールの縦断面図
、第3図はこの発明にかかる磁性流体シールを用いた真
空シールの実施例を示す縦断面図である。 2・・・試料支持棹 3・・・試料 5・・・磁性体シール装置 6・・・永久磁石 7・・・強磁性体ヨーク 8・・・磁性流体 9・・・強磁性体パイプ 以上 出願人 セイコー電子部品株式会社 代理人 セイコー電子工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料支持棒の一方に駆動装置を設け、他の一方に
    試料を設け、前記支持棒はその軸方向に駆動されるもの
    において、前記試料と前記駆動装置との間に磁性流体シ
    ールを施し、前記試料を真空環境とすることを特徴とす
    る振動試料磁束計の真空シール装置。
  2. (2)前記試料支持棒を中心に、その外周を軸方向に覆
    うパイプを着脱自在に設け、該パイプは強磁性体よりな
    り、その外周に設けた前記磁性流体シールの磁路を形成
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の振動
    試料磁束計の真空シール装置。
JP33328687A 1987-12-25 1987-12-25 振動試料磁束計の真空シール装置 Pending JPH01170882A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067075U (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 岩谷産業株式会社 振動試料型磁力計用クライオスタットでのシール構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040871A (ja) * 1983-08-15 1985-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 磁性流体を用いたシ−ル機構

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH067075U (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 岩谷産業株式会社 振動試料型磁力計用クライオスタットでのシール構造

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