JPH0116916Y2 - - Google Patents

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JPH0116916Y2
JPH0116916Y2 JP15476884U JP15476884U JPH0116916Y2 JP H0116916 Y2 JPH0116916 Y2 JP H0116916Y2 JP 15476884 U JP15476884 U JP 15476884U JP 15476884 U JP15476884 U JP 15476884U JP H0116916 Y2 JPH0116916 Y2 JP H0116916Y2
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ash
water
cleaning
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pipe
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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、灰押出機水位調整槽の自動洗浄装
置の構造に関するもので、とくに焼却炉から排出
されて灰押出機本体内の水中に落下した灰を上記
本体の外へ押し出すための往復運動を本体内で反
復して行なう灰押板をそなえる灰押出機と隣接
し、途中に開閉可能の仕切板を介設した連通管に
よつて灰押出機との間をたがいに接続されている
水位調整槽の自動洗浄装置に関するものである。
(従来技術) 第3図は、かゝる灰押出機をそなえる焼却炉の
断面図で、給じん口1から投入されるごみは、乾
燥ストーカ2を経て各燃焼ストーカ3,4,5と
進み、焼却灰となつてホツパー6から灰押出機の
本体7に向つて落下する。本体7内には水8が貯
溜されており、こゝで消火した灰は灰押出板9の
反復往復運動によつて排出口10から炉外に押し
出される。押し出された灰はコンベア11によつ
て集積地に搬送される。
第4図は、本体7とその周辺構造を示す拡大断
面図で、灰押出機の基本構造とその作用原理を示
すものである。12は、灰押板9に対して作動々
力を付与するシリンダで、シリンダ12からの動
力により、レバー13に対して角度θの範囲の揺
動運動を反復して行なわせる。灰押板9はその一
端14が本体7の内面上に載せられ、他端はレバ
ー13の先端に枢着されており、そのためレバー
13の揺動運動に応じてその一端14によつて灰
15を図の右方に向つて押し出す。16はシール
プレートで、その先端が灰押板9の上面と対向す
る位置になるように設けられ、ホツパー6の下部
の水封作用を行なうとともに、灰押板9の押出行
程による水8の寄せ返し作用によつて水とともに
灰15のいわゆる灰・スカムが灰押板9の背後に
逆流することを防止するためのものである。
17は水位調整槽で、連通管18によつて本体
7の排出口10とは反対の側で接続しており、連
通管18を通じて水8は本体7の側と共通の水位
を保持し得られるようになつている。19は給水
管で、本体7内の水が灰の排出によつてその吸水
分だけ持ち去られることに対する補給のための装
置である。その途中には水位調整弁20が介設さ
れ、フロート21によつて自動的に開閉が行なわ
れて補給口22から水の補給を行なう。
灰押板9が本体7内で往復運動を行なうと、水
8の水位は変動し、それにつれて灰・スカムが連
通管18を通つて水位調整槽17の内部に流入す
る。この流入量は、たとえ一回の量が少量であつ
ては、回を重ねるにつれて次第に増大堆積し、そ
の結果フロート21などの作動不良を招くなど水
位調整槽の機能が低下する。23は、そのために
設けられる仕切板で、連通管18による本体7と
水位調整槽17との連通を必要に応じて遮断する
ためのものである。24は仕切板23を上下せし
めて連通管18の連通・遮断を行なうための空気
シリンダである。
しかし、このようにして水位調整槽内の灰の沈
殿蓄積することを防止しても、なお時間の経過に
ともなつて蓄積量の増大は避けられず、現状では
一日に約3回の点検時に水位調整槽内の水抜きを
実施するとともに、内部の掃除を手作業によつて
行なつているのが実状であり、焼却炉の操業に関
する操作の殆んどが自動化されている中にあつ
て、なおこの作業のみが取り残されている状態の
ため、その自動化が強く望まれていた。
(考案の目的) この考案は、水位調整槽内の水抜きならびに内
部の清掃作業を、簡単な装置の付設によつて全自
動方式のものに実施することを可能ならしめ、そ
れによつて焼却炉プラントの全稼動の自動化を実
現することを目的とするものである。
(考案の構成) この考案装置は、上記の目的を達成するための
構成として、焼却炉から排出されて灰押出機本体
内の水中に落下した灰を上記本体の外へ押し出す
ための往復運動を本体内で反復して行なう灰押板
をそなえる灰押出機と隣接し、途中に開閉可能の
仕切板を介設した連通管によつて上記灰押出機と
の間をたがいに接続されている水位調整槽におい
て、該槽の底面に排水孔を設けて該孔に開閉自在
の栓を設け、上記水位調整槽の上部内周面に沿つ
て洗浄パイプを設け、洗浄パイプには洗浄用のシ
ヤワーを噴出するための多数の孔を穿設し、洗浄
パイプに洗浄水を供給するための供給管の途中に
開閉弁を設け、上記連通管を介設した開閉可能の
仕切板の開閉時期と、上記水位調整槽の底面の排
水孔に設けた開閉自在の栓の開閉時期と、上記洗
浄水の供給管の途中に設けた開閉弁の開閉時期と
をたがいに関連制御する手段をそなえることを特
徴とする。
(実施例) つぎに、実施例によつて本案装置を具体的に説
明する。第1図および第2図において、第3図な
らびに第4図の説明に用いた符号と共通の符号は
同一の部材を示す。25は排水孔で、26は排水
孔25に設けられた開閉自在の栓である。栓26
は空気シリンダ27によつて開閉操作が行われ
る。水位調整槽17の上部にはその内周面に沿つ
て洗浄パイプ28が設けられ、洗浄パイプ28に
は洗浄用のシヤワーを噴出するための多数の孔2
9が下向きに穿設される。30は、洗浄パイプ2
8に洗浄水を供給するための供給管であり、31
は供給管30の途中に設けられた開閉弁である。
32は、給水管19の途中に設けられて給水を一
時的に遮断するための遮断弁である。
33(第2図)は、自動洗浄を行なうために必
要な関連制御手段としての制御装置で、仕切板2
3の開閉時期、栓26の開閉時期、開閉弁31の
開閉時期、ならびに遮断弁32の開閉時期をたが
いに経時的に関連制御するためのものである。
つぎに、上記の実施例についてその作用を説明
する。まず、空気シリンダ24を作動して仕切板
23を閉位置まで下降せしめる。それによつて連
通管18を閉鎖し、水位調整槽17と本体7との
水の流通を遮断する。これにより、本体7の水位
はそのまゝ保持して水位調整槽17内の水を単独
で排水することが可能となる。つぎに、遮断弁3
2を遮断して給水管19からの給水を停止する。
これは、従来装置の第4図に示すように、ふつう
には給水管19からの水の補給が水位調整槽内の
水面降下によつて自動的に行われる装置(フロー
ト21)をそなえていることに対し、該自動給水
の機能を一時的に休止せしめるための措置であ
る。
つぎに、空気シリンダ27を作動して栓26を
引き上げ、排水孔25を開いて水位調整槽17内
の水の全量を排除する。排水が終つたところで開
閉弁31を開き、供給管30からの洗浄水を洗浄
パイプ28に供給し、孔29から槽内に向けて勢
よくシヤワーを噴出せしめる。この間、栓26は
開放のまゝであり、そのため、槽内に付着堆積し
た灰・スカムは孔29からの噴出水により押し流
されて排水孔25から下方に排出される。
噴出シヤワーによる槽内洗浄操作が一定時間行
われると、開閉弁31を閉じて水の噴出を停止
し、遮断弁32を開放して給水管19による給水
を正常状態に戻すことにより、水位調整槽17の
水位調整に関する機能は完全に復元し、つゞいて
栓26を空気シリンダ27の作動によつて下降せ
しめて排水孔25を塞止する。さらにつゞいて空
気シリンダ24によつて仕切板23を上昇せしめ
て連通管18の連通状態を回復する。
上記一連の操作の順序ならびにタイミングは、
制御装置33によつて適正に調整され設定され
る。
(考案の効果) この考案にかゝる装置は以上のように構成され
るので、水位調整槽内の水抜きならびに内部の清
掃作業を、簡単な装置の付設によつて全自動方式
のもとに実施することを可能とし、それによつて
焼却炉プラントの全稼動を完全に自動化方式とす
るうえにおいてすぐれた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の一実施例の斜視図、第2図
はその装置を破断して示す説明図、第3図は焼却
炉プラントの説明図、第4図はその要部を破断し
て示す従来装置としての説明図である。 7……本体、17……水位調整槽、18……連
通管、19……給水管、23……仕切板、24,
27……空気シリンダ、25……排水孔、26…
…栓、28……洗浄パイプ、29……孔、30…
…供給管、31……開閉弁、32……遮断弁、3
3……制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼却炉から排出されて灰押出機本体内の水中に
    落下した灰を上記本体の外へ押し出すための往復
    運動を本体内で反復して行なう灰押板をそなえる
    灰押出機と隣接し、途中に開閉可能の仕切板を介
    設した連通管によつて上記灰押出機との間をたが
    いに接続されている水位調整槽において、該槽の
    底面に排水孔を設けて該孔に開閉自在の栓を設
    け、上記水位調整槽の上部内周面に沿つて洗浄パ
    イプを設け、洗浄パイプには洗浄用のシヤワーを
    噴出するための多数の孔を穿設し、洗浄パイプに
    洗浄水を供給するための供給管の途中に開閉弁を
    設け、上記連通管に介設した開閉可能の仕切板の
    開閉時期と、上記水位調整槽の底面の排水孔に設
    けた開閉自在の栓の開閉時期と、上記洗浄水の供
    給管の途中に設けた開閉弁の開閉時期とをたがい
    に関連制御する手段をそなえることを特徴とする
    灰押出機水位調整槽の自動洗浄装置。
JP15476884U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPH0116916Y2 (ja)

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JP6417617B1 (ja) * 2018-02-09 2018-11-07 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 灰押出装置
JP6752988B1 (ja) * 2020-04-27 2020-09-09 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 灰押出装置及び灰押出装置の改造方法

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