JPH01168973A - 羊毛の処理方法 - Google Patents

羊毛の処理方法

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JPH01168973A
JPH01168973A JP63279174A JP27917488A JPH01168973A JP H01168973 A JPH01168973 A JP H01168973A JP 63279174 A JP63279174 A JP 63279174A JP 27917488 A JP27917488 A JP 27917488A JP H01168973 A JPH01168973 A JP H01168973A
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polymer
wool
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amino
silicone polymer
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JP63279174A
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Rongurei Koneru Dabitsudo
ダビツド・ロングレイ・コネル
Kenneth M Huddlestone
ケネス・マイケル・ハドルストン
Anthony Szpala
アンソニー・スズパラ
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Precision Processes Textiles Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防縮性を与えるように羊毛を処理する方法に関
する。かく処理された羊毛は又染色したとき良好な摩擦
堅牢度を有し柔軟な嵐合を有する、これによって追加の
柔軟剤の使用の必要性をなくする。
羊毛に防縮性を与える多くの方法が知られている。代表
例として、これらは羊毛に酸化処理のみを施すか、或い
は続いて重合体処理を施すことを含む。後者の二工程処
理は最も普通に行われるようになって来ており、現在世
界中で使用されている大きな方法である。
羊毛な先づ酸化塩素化法で処理し、続いて予備形成した
合成重合体で処理する種々の二工程防縮法が開発されて
いる。広い範囲にわたる種々の重合体を水性溶液又は分
散液の形で使用でき、これらにはポリアミド−エビクロ
ロヒドリン樹脂及びポリアクリレートを含む。ジエイ拳
ルイスによるこの分野での仕事の調査はウール・サイエ
ンス・レヴユー1978年5月、第23頁〜第42頁に
見られる。英国特許第1074731号及び第1340
859号、及び米国特許第2926154号及び第29
61347号には、二工程防縮法及びそれに使用するの
に好適な樹脂又は重合体が記載され【いる。これらの重
合体に代表的には反応性ポリアミドがある。ポリアミド
はポリアルキレンポリアミン及びジカルボン酸、例えば
ジエチレントリアミン及びアジピン酸から誘導すること
ができ、エビクロロヒドリンと反応させて作られる。
英国特許第1411082号は羊毛を防縮するための方
法に関するもので、この方法は酸化前処理と、それに続
く小割合の水溶性カチオン性樹脂及び大割合のカチオン
性樹脂と反応しうるアクリル共重合体の分散粒子を含む
水性組成物の付与とを含んでいる。この方法においてシ
リコーン重合体の使用の教示はない。シリコーン重合体
を含有する柔軟剤は知られており、これらは木綿及び羊
毛でも使用されている。しかしながらそれらは染色操作
後にのみ付与されるだけである。
これらの従来の二工程法は良好な防縮度を与えるが、し
かしかなりの工業的成功を達成しているにも拘らず著し
い欠点も有する。重合体は、酸化前処理により【与えら
れる防縮性を補うために酸化された羊毛に加えられる、
従ってこれが防縮性を達成するため使用される唯一の処
理であるとき必要とされる程重要なものではない。
しかしながら重合体の付与は、通常望ましからぬざらざ
らした風合を有する羊毛を生ぜLめる。
この問題を克服するため、普通羊毛の次の処理中に柔軟
剤が使用される。更に重合体で処理された羊毛を次いで
染色すると、形成される摩擦堅牢度は一般に劣ったもの
である。このことは特に羊毛工業で普通に使用さる成る
種の染料を用いると明らかである。一般に羊毛の風合を
改良するため使用される柔軟剤は悪い、摩擦堅牢度を一
層悪くするか、又は染色操作中に除去されることが見出
されている。
摩擦堅牢度の問題に加えて、重合体処理した羊毛トップ
は硬くなり、付与された重合体系の遅れた硬化によって
染色したとぎ艶消しされるようになる。これを避けるた
め、トップは水分を除去するにのみ必要である温度より
上の温度で乾燥しなければならない。これは過剰の工卑
ルギーの使用をもたらし、乾燥中黄変化する大きな危険
をもたらす。ヨーロッパ特許出願第0129322A号
は、非常に低い温度で架橋する重合体系を提供すること
によって乾燥温度問題の解決を提供している。しかしな
がらこの重合体は最も許容できる風合を達成するために
柔軟剤の使用をなお必要としている。
本発明の目的は、良好な防縮度を与えるばかりでなく、
すぐれた染色堅牢度及び追加の柔軟剤の使用をせずとも
柔軟な風合を与える羊毛の処理方法を提供することにあ
る。
本発明によれば、防縮性を与えるように羊毛を処理する
方法を提供し、この方法は、(1)羊毛に酸化前処理を
施し、そして(1:)続いて羊毛を、(a)それ自体酸
る程度防縮性を与えるアミノ官能性重合体及び(b)ア
ミノ官能性重合体の反応性基と反応することのできるシ
リコーン重合体で処理して、重合体(a)及び(blを
羊毛繊維へ付与される工程を含む。
アミノ官能性重合体及びシリコーン重合体に一緒に羊毛
に付与してもよく(共付部)、或いはアミノ官能性重合
体後にシリコーン重合体を付与してもよい(後付与)。
所望によっては各重合体は羊毛に共付部と後付与法の組
合た形で付与してよい。
前述した如く酸化前処理は通常の方法であや、多くの好
適な処理が良く知られている。例えば羊毛は一過硫酸で
処理できる。しかしながら更に好ましくは塩素化酸化前
処理を使用する、これは代表的には塩素ガスの使用を含
む。次亜塩素酸塩又はジクロロイソシアヌル酸ナトリウ
ムの如き塩素化側も、代表的には乾燥羊毛の重量を基準
にして活性塩素0.25〜2.0%、最も好ましくは0
.5〜1.2%の程度で使用しうる(場合によっては過
マンガン酸カリウム又は−過硫酸塩と共に使用してもよ
い)。使用する塩素の最適0度は一般にこの方法の次の
工程で使用する重合体の量によって決る。前処理はそれ
自体によって、羊毛に小程度の防縮性を生ぜしぬるので
あろう。
羊毛は亜硫酸での抗塩素化処を受けさせ、洗浄し、次い
で重合体付与工程へと提供する。
次に本発明方法の特徴である重合体処理についてみると
、これは二つの成分を含有する。第一の成分は、それに
よって羊毛に成る程度の防縮性を与えることができるア
ミノ官能性重合体である。この重合体はそれが羊毛に付
与されうるような反応性基を含有し、羊毛繊維の表面に
フィルムを形成するであろう。重合体は、例えばクール
トップを糸に変えるのに必要な操作に耐えるに充分な機
械的強度に欠けているため、多分防縮剤として使用する
のに好適なものと通常認められていない種類のものであ
りうる。
第二重合体成分は、アミノ官能性重合体成分の反応性基
と反応しうるシリコーン重合体である。シリコーン重合
体はここに記載する付与条件下で羊毛繊維上に吸尽でき
るべきであり、或いは種々の通常の吸尽助剤を添加した
とき羊毛上に吸尽されるようになされうるちのであるべ
きである。
本発明方法で使用するのに好適なアミノ官能性重合体は
、例えば (1)二又は多官能性酸と三つ以上のアミノ基を含有す
るポリアミンとの反応によって生成されるアミノアミド
;ジシアンシアミツドと、三つ以上のアミノ基を含有す
るポリアミンとの反応によって生成される縮合重合体;
ポリエチレンイミン;エチレンオキサイド、アクリル酸
及びその誘導体又はアクリル7ミドから作ら、れ、既に
アミノ官能性基を有する好適なコモノマーの続いての反
応又は共重合によってアミノ官能性基が導入されうるよ
うな付加重合体;の如きプリカーサ−アミン含有重合体
と、 (II)エビクロロヒドリン;ビスフェノールA RQ
 脂の如きジ又はポリエポキシ化合物;多ハロゲン化炭
化水素;反応性短鎖アミン/エビクロロヒドリンプレポ
リマーの如き二又は多官能性種 の反応によって形成される反応性カチオン重合体を含む
。これらの好適な重合体は英国特許第1213745号
に記載されている。
かかる重合体は通常水性溶液として羊毛に付与されるが
、それらが羊毛繊維上に好適な被覆を形成できるならば
、重合体の分散液も使用できることは理解すべきである
本発明の方法において使用するのに好適なシリコーン重
合体は、処理条件下アミノ官能性重合体成分上に存在す
る反応性基と反応しうる基を有するものであり、又これ
らの条件の下もしくは吸尽助剤を添加したとき羊毛繊維
上に吸尽されうるちのである。シリコーン重合体は通常
水性分散液又は乳濁液であり、場合によってはある場合
におい【小滴に一定のイオン性を与える好適な界面活性
剤系で安定化されたミクロエマルジョンである。乳剤を
安定化するため使用される界面活性剤のイオン性が繊維
上へのシリコーンの吸尽を妨害せず、続く二つの重合体
フィルム間の反応を妨害しない限りノニオン、カチオ及
びアニオン系を使用できる。
好適なシリコーン重合体にはアミノ、チオール又はエポ
キシ官能性基を有するものを含む。
かかる重合体の例には次のものがある:(1)アミノ官
能性シリコーン重合体 つカージン・マグナソフト(υcarsil Magn
asoft )、マグナソフト・マイクロエマルジョン
(Mgnasoft Microemulsion )
 TP 202 (ユニオン・カーバイド)。
VP1019、VP1441E、VP1460E。
VP1657E(ワラカー・ケミカルズ)。
クロジルR(CrosilR) (クロスフィールド・
テキスタイル・ケミカルズ)。
ウルトラチック(υ1tratex ) TC661、
ウルトラテックスESυ(チバ・ガイキー)。
(ii)チオール官能性シリコーン重合体テゴセビン(
Tegosevin ) 503 / 9 (ゴールド
シュミット)。
SLM42235/3、SLM42235/4(ワラカ
ー自ケミカルズ)°。
011)エポキシ官能性シリコーン重合体つカージル(
υcirsil ) TE −24、ウカージルSFT
 (ユニオン・カーバイト)。
シリコーン重合体VP 1445 Eの使用が特に好ま
しい。
羊毛の酸化前処理は、紡績、編製、織製、又は捺染操作
の前又は後の如き、その処理における種々の工程で行う
ことができる。重合体処理は羊毛の酸化前処理に続いて
直ちに行ってもよく、或いは羊毛の処理における非常に
後の段階で続いて行ってもよい。例えば乾燥前処理トッ
プは、再湿潤し、トップの形で乾燥前又は後に二種の重
合体で処理してもよく、或いは糸に紡績し、糸の染色操
作中に処理してもよく、或いは布帛に織製もしくは編製
し或いは衣料に作ってそしてこの形で処理してもよい。
2種の重合体は一つの浴から一緒に付与してもよく(共
付与)、或いは二つの連続浴から付与してもよい(後付
与)。後者の場合、羊毛の乾燥は各浴の間で生せしめて
はならない。後付与法を採用するときには、シリコーン
重合体はアミン官能性重合体の後で付与する。付与のた
めに2種の重合体は一緒に又は個々に、繊維潤滑剤の如
き他の成分を含有する配合物中に混入するとよい。それ
らは又他の材料、例えば帯電防止剤を、配合混合物とし
て又は重合体系への変性剤として含有してもよい。特に
本発明の2種の重合体系は、通常の帯電防止剤の有利な
性質を保持しながら、これらの剤が摩擦堅牢度で有して
いる通常の悪の効果が実質的に避けられるように、羊毛
繊維上のフィルムにそれらを固定(Lock in )
するようである。2種の重合体は又実施しうるならば付
与のため一緒に配合してもよい。
2種の重合体成分の使用されるべき割合について見ると
、アミノ官能性重合体が通常大きな量で存在する。アミ
ノ官能性重合体が自己架橋性である場合、シリコーン重
合体との反応にひき込まれない反応性基が、アミノ官能
性重合体中の他の基との反応のため利用できる。場合に
よってはシリコーン重合体成分を大量に存在させてもよ
い。しかしながら、シリコーン樹脂を、アミノ官能性重
合体成分と反応できる量よりも実質的に大なる量で使用
するときには、これは有害な効果を有し、悪い摩擦堅牢
度を生ぜしめうる。
本発明方法において羊毛繊維に付与する重合体固形分の
全量は一般に羊毛の0.005〜10重量%、最も好ま
しくは0.05〜2.0重量%である。
重合体処理に続いて、羊毛は乾燥し、次いで更に通常の
方法で処理できる。
酸化前処理に続くアミノ官能性重合体及びシリコーン重
合体での羊毛の処理が、何れかの重合体単独の付与によ
って達成される防縮度よりもすぐれた防縮度を生ぜLめ
ることを驚いたことに見出した。しかしながら本発明の
方法は、他の利点も生ゼしぬる。この方法を用いると、
最も困難な染料を用いてさえも非常に高度の摩擦堅牢度
を達成できることを見出した。更に大きく増強された羊
毛の風合を生せしめる。繊維はより柔軟性で、この柔軟
性は永久的であり、続いて行う全ての染色操作でも残る
ことが見出された。従って追加の柔軟剤を使用する必要
はない。
本発明方法の更に別の利点は、前述した如き成分の使用
が比較的高い水分含有率で高速度硬化を生ずることにあ
る。本発明方法によって処理された羊毛によって示され
る柔い風合及び摩擦堅牢度は大きくシリコーン重合体成
分誘導されるものと信ぜられる。例えば、米国特許第2
926154号に記載された11Mのアミノアミド重合
体の場合において、羊毛の重量を基準にして重合体2%
を付与して作ったフィルムは、羊毛の重量を基にして(
o、w、v、)アミノ官能性シリコーン重合体0.12
5%の混入によって、耐収縮性を失うことなく実質的に
より柔軟性にすることが見出された。
本発明の方法を用いれば、非染色羊毛について重合体処
理を行うことができるようにする。
羊毛は211の重合体成分処理が適用された後まで染色
されず、これは有利な染色法である。染色操作の早い段
階での羊毛繊維による染料吸収速度のいくらかの低下(
即ち初期吸収(strike)速度の低下)があり、こ
れが均染性を達成する能力を改良するものと信ぜられる
。このことは、特に衣服の糸の形で羊毛を染色するとき
、続く処理中に非均染を容易に修正できないことから、
本発明方法の重要な利点であると考えられる。
更に従来の防縮処理を受けた羊毛トップは染色したとき
硬くなり、ケーキを作る傾向を有する。
このことは続く羊毛の処理を困難にする。本発明方法の
追加の利点として、かく処理された羊毛トップは染色後
でさえも開放的で弾力性を残していることが見出された
本発明方法は連続法又はバッチ法の何れでも ′実施で
き、仕上り品を作るための羊毛の処理における任意の段
階で実施できる。
本発明を下記実施例によって説明する。これらは例示の
ためにのみ示すのであって、限定する意図は全くない。
部及び百分率は重量による。
実施例 1:羊毛トップの前処理 70番手クォリティ乾燥ココーミング上トップの試料を
市場で入手し、又は次の従来の酸化前処理法を用いて工
業機械で作った: (Al 2.0%o、w、y、ジクロロイソンアヌル酸
ジナトリウム及び1.0%O,W、V、−過硫酸カリウ
ムを含有する溶液を羊毛にパッドし、続いて亜硫酸す)
 +7ウムを含有する抗塩素浴を通した(英国特許第1
073441号に記載された一般法による)。
(B)次亜塩素酸ナトリウムからの活性塩素1.5%o
、w、w、及び過マンガン酸カリウム1.5%o、v、
v。
を含有する溶液を羊毛トップにパッド上1続い−CP+
2性にした重亜硫酸ナトリウムを含有する抗塩素浴中に
通した(英国特許第2044310号に記載された一般
法による)。
(C)羊毛トップを水性溶液中に1.5%o、v、w、
塩素ガスを含有する機械中に通L1続いて亜硫酸ナトリ
ウムを含有する抗塩素浴中に通した(米国特許第267
1006号に記載された一般法による)。
糸の試料を2/24sウーステツドカウントヤーンに紡
11,1.29ダイレツクトテツクスのカバーファクタ
ーを有するスワツチに編製した。作ったスワツチを水性
非イオン洗浄剤中でスコアリングし、完全に洗浄した。
実施例 2:スワツチの前処理 編製スワツチを、7番手クォリティ乾燥コーミングトッ
プから紡績し2/24−ウーステッドカウント羊毛ヤー
ンから作り、カバーファクタ1.29ダイレクトテツク
スにm製した。
下記の酸化処理をスワツチに適用した:(A)ギ酸を用
いてpH3,5とした液比30:1で3.5%O,V、
W、のジクロロシアヌル酸ナトリウム、続いでの6.2
5%o、w、w、5j硫酸ナトリウムを含有する抗塩素
浴での処理。
(B)ギ酸を用いてpH4,0とし、液比30:lで4
.5%O,V、W、の一過硫酸カリウム、続いての5.
0%亜硫酸ナト・リウムを含有する中和塔での処理。
処理ルたスワツチを次いで完全に洗浄した。
実施例 3:重合体の製造及び選択 重合体3A 下記三段階合成によって部分架橋したポリ
アミノ7ミド重合体を作った:(1)ジカルボン酸とポ
リアルキレンポリアミンとの反応 内部温度が70℃未満であるように外部冷却を適用しな
がら、撹拌機を備えた容器中で水40に9で109に9
(1,06kgモA/)のりエチレントリアミンを稀釈
した。その後外部冷却で内部温度を50〜90℃で保つ
ため粉末アジピン酸146kg (1,00kgモル)
を充分にゆっくりと加えた。撹拌機を有する容器を閉じ
、下降冷却器に結合した分溜カラムをとりつけた。その
後窒素雰囲気上油浴によって120〜130℃への加熱
を1時間行い、続い−C6時間内部温度170〜175
℃に加熱した。溶解のため使用した水及び縮合中に生じ
た水をカラムを介して溜去した、しかしこの方法で水蒸
気によって・0Ak4)未満のジエチレントリアミンが
連行された。
撹拌を170〜175℃で更に3時間続け、下降冷却器
を備えたカラムを次いで還流コンデンサーで置換した。
150〜160℃に冷却後、219kgの水を、連続還
流下山部温度が100〜105℃に徐々に下るように加
えた。沸とうを還流下1時間続け、冷却後中間生成物の
透明溶液を得た、これは固体物質50%を含有していた
(ii)二官能性剤の製造 撹拌機を備えた不銹鋼容器中の40%ジメチルアミン溶
液112.5kg(IIc9モル)と氷205.5権を
混合し、内部温度が25℃未満のままであるように36
.5%塩酸100に9(1kgモル)を加工た。pH4
〜7のジメチルアンモニウムクロライドの溶液が生じた
。更に40%ジメチルアミン溶液1t2.s#(1kg
モル)を加え、次いで外部冷却によって内部温度を28
〜32℃で保ちうるように充分にゆっくりと277.5
kgのエビクロロヒドリンを加えた。この温度で反応を
数時間で完了させ、透明溶液を得た、これはの充分に純
粋な架橋剤50%を含有していた。
(Ill)(1)と(ii)からの生成物の反応撹拌機
を備え、加熱できる容器中で、工程(1)の50%生成
物溶液10Jcgを、工程(ii)で得た50%二官能
性剤の溶液2.52 kg及び水8.38 kgと混合
した。加熱を行って、窒素雰囲気中で1時間で90℃に
し、その温度を2時間保った。冷却後架橋したカチオン
的に活性なポリアミドの30%のかなり粘稠な透明溶液
を得た。
次いでこの生成物を下記の方法で、0.5当量の塩酸及
び0.5当量のエビクロロヒドリンと反応させた: 875kgの重合体(26%固形分)を反応容器に入れ
た。49.4kgの塩酸(30%濃度)を38に9の水
で稀釈した。稀釈した塩酸溶液を次いで重合体に加え、
撹拌して完全に混合した。
温度を約25℃で保った(しかし20℃以上)。
撹拌を反応中続けた。次に37.6kgのエビクロロヒ
ドリンを次いで酸性にした重合体溶液に加え、混合物を
更に24時間周囲温度で撹拌した。
形成されたポリアミドをギ酸でpH3,5±0,1にし
て安定化した(5%固形分溶液として測定したとき)。
形成された重合体固体は25%でありた。
重合体3B 重合体3Aのための方法の工程(1)、(ii)及び(
Ill)に従って部分的に架橋したポリアミノアミド重
合体を作った。
次にこの生成物を下記の方法にて0,5当量のエビクロ
ロヒドリンと反応させた。
875kgの重合体(26%固形分)を容器に入れた。
87.4kgの水を加え、完全に撹拌混合した。温度は
約25℃で保った。撹拌を反応中継続した。次に37.
6に9のエビクロロヒドリンを重合体溶液に加え、更に
24時間周囲温度で混合物を撹拌した。この間温度が約
25℃を越えないことを確実にするため注意を払わなけ
ればならない。形成されたポリアミドをギ酸でpH3,
5±0.1にして安定化した(5%固形分溶液で測定し
て)。形成された重合体固体は25%であった。
重合体3C 重合体3Aのための方法の工程(1)に従ってジエチレ
ントリアミンとアジピン酸からポリアミノアミド重合体
を作った。
この生成物を次に1.0当量のエビクロロヒドリンと周
囲温度で12時間、次いで75℃で1.5時間反応させ
た。形成された重合体固形分は25%であった。
重合体3D ヘルコセット(Hercosett )1
25゜ヘルコセット125は、エビクロロヒドリンと反
応させた市場で入手しうるポリアミノアミド重合体(ジ
エチレントリアミン及びアジピン酸から作った)である
。重合体固形分含有率は12.5%であった。
重合体3E ヨーロッパ特許出願第0129322号に記載された方
法で、3.0モルのメチルメタクリレート及び1.0モ
ルの2−(ジメチルアミノ)エチルメタクリレートから
共重合体を製造し、1.0モルのエビクロロヒドリンと
反応させた。最終重合体固形分含有率は30%であった
重合体3F  VP1444E VP1444Eはワラカー・ケミカルズより市販されて
いる市場で入手しうるポリ(ジメチルシロキサン)α、
ω−ジオール乳濁液である。
重合体固形分含有率は50%であった・重合体3G  
VP1445E VP1445Eは、反応性アルキルアミノ側鎖基を含有
する市場で入手しうるポリ(ジメチルシロキサン)α、
ω−ジオール乳濁液である。
VP1445Eはワラカー・ケミカルズより市販されて
いる。重合体固形分含有率は35%であった。
実施例 4:スワッチへの重合体の付与付与方法を重合
体3A及び3Gを参照して示す。
重合体付与のための一般製造法 実施例1及び2に記載した如くして作った編製スワツチ
を、水浴(液封被処理物比3o:1、温度25℃)中で
8.0のpHで5分間撹拌して湿潤させ、スワツチを平
衡させた。
スワツチはそれぞれの付与中撹拌し、規定pHで保った
4A:重合体3Aのみの付与 スワツチを含有する水浴中に10分間で水で稀釈した重
合体3A(水20部に対する重合体約1部)の被処理物
の重量を基にして8%(2%固形分)を滴下した。更に
5分後温度を40℃に上昇させ、重合体がスラッチ上に
完全に吸尽されるまで撹拌を続けた。〔吸尽の試験は、
浴から液50ゴ分を取り出し、1dのアリラン(Ary
lan ) SBC25(ランクロ・ケミカルズより市
販されている7ニオン界面活性剤)の1%溶液を加えて
行った。濁った結果は重合体が未だ浴中にあることを示
し、透明な結果は重合体が吸尽されたことを示す〕次に
スワッチを脱水し、転勤乾燥した。
4B:重合体3Gと共に重合体3Aの付与(即ち共付与
) 同じ容器中で水で予め稀釈した、被処理物の重量を基に
して8%の重合体3A及び0.5%の重合体3Gを、ス
ワッチを含有する水浴中に1゜分間で滴加した。更に5
分後、温度を40℃に上昇し、撹拌をスラッチ上に重合
体が完全に吸尽させるまで続けた。次いでスワッチを脱
水し、転勤乾燥した。
前記4Aに記載した如くして8%の重合体3Aを付与し
た。しかしながら重合体の吸尽後浴液を捨て、新しい浴
をpH7,0で作った。水で予め稀釈した0、5%の重
合体3G(水20部に対して重合体約1部)を5分間で
滴加した。更に5分後、温度を40℃に上昇し、スラッ
チ上に重合体が吸尽されるまで撹拌を続けた。次にスヮ
ツチを脱水し、転勤乾燥した。
前記4Bに記載した如く8%の重合体3A及び0.25
%の重合体3Gを付与した。しかLながら重合体を吸尽
した後、浴液な捨て新しい浴をpH7,0で作った。5
分間で水で稀釈した0、25%の重合体3Gを滴加した
。更に5分後、温度を40℃に上昇し、スラッチ上に重
合体が吸尽されるまで撹拌を続けた。次いでスワツチを
脱水し1転勤乾燥した。
前記4A〜4Dに示した重合体付与の四つの方法に加え
て、重合体を付し、続いて羊毛トップの連続防縮にしば
しば使用される市販の柔軟剤アルカミン(ALcami
ne ) CAニューも付与しへ付与法を下記に示す。
前記4Aに記載した如くして8%の重合体Aを付与した
。しかしながら重合体を吸尽した後、浴液を捨て、新し
い浴をpH7,0で作った。水で予め稀釈した0、5%
のフルカミンCA二ニーを5分間で滴加した。更に5分
後温度を40℃に上昇し、柔軟剤がスワツチに吸尽され
るまで撹拌を続けた。次いでスワツチを脱水し、転勤乾
燥した。
実施例 5:共付与 数対のスワツチを実施例1及び2に記載した方法により
作り、次いでシリコーン重合体3Gの量を下記に示す如
く変えたこと以外は前記実施例4A及び4Bに記載した
方法によって処理した。一対の未処理スワッチを対照例
として保留した。
各対のスワツチの一つを、次いで均染剤としてアルペガ
)v (ALbegal ) Bを用い、酢酸ナトリウ
ムで緩衝させたpH6,0でラナゾール・レッド2 G
 (Lanasol Red 2G 83%o、w、w
、)及びラナゾール・レッドG(1%O,W、W、)の
混合物を用いて染色した。染色したスワツチをB510
06(1978年)×12により摩擦堅牢度について評
価した、下記の結果が得られた。(5は最良、1は最悪
である)。
実施例 6:後付与 数対の処理スワツチを染色し、エフルーを、前記実施例
4A及び4Cに記載した重合体付与法を使用したこと以
外は実施例5に記載した一般法により作った。
湿潤摩擦堅牢度は下記の通りであった。
実施例 7:共付部及び後付与 数対の処理スワツチを作り、エフルーを、前記実施例4
A及び4Dに記載した重合体付与法を用いた以外は実施
例5に記載した一般法によって作った。
湿潤摩擦堅牢度は下記の通りであった。
実施例 8:各種重合体の評価 実施例ICに記載した前処理を使用し、実施例3に記載
した各種防縮性重合体を実施例3Cの重合体の代りに使
用した以外は実施例5,6及び7に記載した一般法によ
って数対の処理スワツチを製造した。
得られた湿潤摩擦堅牢度は下記の通りであった。
実施例 9:異なる染料ついての効果 処理したスワツチは、実施例ICに記載した前処理を用
い、実施例5.6及び7に記載した一般方法により作っ
た、しかし2%O,W、W、でアシド−/L/ 11オ
リーブ(Ac1dol 01ive )で〔4%ダイラ
ケム・レペラー(D71achem Leveller
 )LNG、酢酸でpH5,0にし、沸点でギ酸を用い
てpH4,5に下げ、次いで1.5%o、w、w、の重
クロム酸カリウムでクロム化した〕、又は4%o、w、
w。
でアズロール・ブルー(Azurol Blue )で
〔酢酸、2%ダイラケム・レペラーPLA及び2%酢酸
アンモニウムでpH5,5にし、続いて50℃で1%o
、v、v、アンモニア(比重0.880)及び1%o、
w、w、午−ラロン(Kieralon ) Dでソー
ピングした〕染色した。
湿n摩擦堅牢度は下記の通やであった。
実施例 10:a合評価 実施例5,6及び7からの染色した、エクルースワツチ
を次の如く風合について評価した:各査定人にコードを
符したスワツチを提供し、柔帖性に対する選択のためこ
れらに格付けを求めた。各格付けを次いで集め、スワツ
チの全般的な数値格付を与えた。得られた格付けを以下
台こ示す(1は最良、9は最悪である)。
同じ方法で実施例8によって作ったスワツチを風合につ
いて評価し、下記の結果を得た。
実施例 11:防縮の評価 防縮性の測度として、実施例ICに記載した如く作った
前処理スワツチについて、実施例5゜6及び7に従つ【
処理した染色スワツチを、インターナショナル・ウール
・セクレタリアートの試験法TM31によって洗濯した
、即ち1×7A洗沼サイクル+5×5A洗濯サイクルで
行った。
処理の耐久性を評価するため、スワツチを次いで繰返し
5X5A洗濯サイクルを施し、下記の結果を得た(マイ
ナ値は収縮を示し、プラスの結果は伸長を示す)。
実施例 12:各種シリコーン乳濁液の評価実施例3か
らの重合体3Gの代りをこ下記シリコーン乳濁液を用い
た以外は、実施例4Cに記載した方法に従って数対の羊
毛スワツチに各種シリコーン乳濁液を付与した。
ウカルジル・マグナソフト(ユニオン・カーバイド)ウ
ルトラテックスESυ(チパ・ガイキー)テゴセビン5
03/9(ティエッチ・ゴールドシュミット)VP14
87E(ワラカー・ケミカルズ)重合体3Aの代りに重
合体3Dを使用し、重合体3Gの代りに下記生成物を用
いた以外は別の一連の数対のスワツチを上述した如く処
理した。
ウカルジル・マグナソフト(ユニオン・カーバイド)テ
ゴセビン503/9(ティエッチ・ゴールドシュミット
)SLJ442235/3  (ワラカー・ケミカルズ
)ウカルジルTE−24(ユニオン・カーバイト)上記
全ての場合において、ウカルジルTE−24を用いた場
合を除き満足できる重合体の付着が達成された。ウカル
ジルTE−24の場合、浴に0.5%O,V1.の重合
体3Aを加えて、重合体の吸尽を生ぜLめた。
別の対のスワツチを実施例4Bに従つ【処理し、重合体
3GをウカルジルTE−24で置換した。更に満足でき
る吸尽度が得られた。
6対の形成されたスワッチの一つを実施例5に記I!i
!シた染色法に従って染色し、染色したスワツチを実施
例5に記載した如く評価した。風合評価及び収縮試験も
染色したスワッチ及びエクルースワツチの両方について
それぞれ実施例10及び11に記載した如く行った。
実施例5〜11から見出された結果と同様の結果が得ら
れた。
実施例 13:帯電防止剤との相溶性 最近の高速櫛毛機を使用する場合、過度の静電気の蓄積
を避けるため成る程度の静電帯電を制御する必要がある
ことが期待された。従って、下記の如く選択したシリコ
ーン乳濁液と種々の市販帯電防止生成物を冷間混合する
ことによつこれらの混合物を実施例12に記載した如く
評価したとき、先の各実施例から得られた結果と同様の
結果を与えた。
註(す:市販の生成物30部を脱イオン水70部で稀釈
し、室温で混合したものをこれら゛の配合物に使用した
註(2):註(り如く稀釈1:1を使用した。
註(3)ニレ−クランド・ラボラトリーズ・リミテッド
からの不飽和C1フイミダゾリンメトサルフエート四級
アミン−イミダシリン180Hの水中10%分散液 実施例 14 1000Icgの21.5μクォリティ羊毛トップを、
230&9/時間の割合で、6m/分で3区域吸引ドラ
ムドライヤーを備えた5ボ一ル吸引ドラム再洗機で処理
した。処理順序は下記の通りであった: ボール1:2%有効塩素(o、v、w、)で酸性次亜塩
素酸塩塩素化。
ボーア1/ 2 :pH9,4で0.8%o、w、v、
亜硫酸ナトリウで抗塩素化。
ボール3:新鮮な水での洗浄。
ボール4:実施例3Dの重合体を、2%固形分6、w、
w、 (16%o、w、w、生成物)及びpH7,6で
付与。
ボール5:実施例3Cの重合体をpH6,8で0.3%
o、w、w、生成物で付与。
最後のボールは始動時外観はミルク状であったが、急速
に透明になり、試験中透明のままであった。ドライヤー
温度は60〜65℃で保った、この間なお乾燥スライバ
ーを与え、樹脂を適切に硬化した。作られたスライバー
の風合は、このプラントで使用した通常の柔軟剤を用い
て通常得らるよりも著しく柔軟であった。ギリングはス
ライバーがドライヤーから出たら直ちに行い、運転は容
易で著しい改良が見られた。
次に従来の柔軟剤を用いて処理した羊毛に対して通常の
方法を用いたトップ染色機で500権の二つの染色を行
った。反応性染料を用いた一つの染色では、4の湿潤摩
擦堅牢度を与えた、これに対して従来の柔軟剤で処理し
た羊毛については湿潤摩擦堅牢度3であった。クロム染
料を用いた第二の染色では、この品質で通常経験す染の
と同じ4の堅牢度を与えた。
染色後トップを高周波乾燥した。従来の柔軟化された羊
毛は、この方法から密で峡<、艶消しされた固体トップ
を作った。これに対して両染色浴から羊毛は、未染色羊
毛と同じ容積と自由性であった。続いてのギリングは非
常に清めらかに進行し、紡績中通常経験するよりも著し
く少ない末端破壊を与える非常均一なスライバー重量を
生ぜしめた。処理された羊毛の風合は全処理工程中柔い
ままで、紡績機には残渣を生ゼしぬなかった。
実施例 15 5000&9の28μ羊名トップを、388ky/時間
の割合で、8rrL/分で3区域吸引ドラムドライヤー
を備えた4ボ一ル再洗機で処理した。再洗機に先立って
、羊毛を水平パッド中を通し、そこでそれを英国特許第
2044310号(Dy1an Fullwsh pr
ocess )に記載された1、5O,W、W、過マン
ガン酸カリウム及び次亜塩素酸ナトリウムからの有効塩
素1.5%o、w、w、の混合物で処理した、その後上
記特許に記載されている如く抗塩素剤で処理し、洗浄し
た。最後再洗機ボールで、羊毛を実施例3Aの重合体0
.5%o、w、w、を含有する混合物で処理した。
作られた羊毛スライバーは柔軟で開放されており、種々
の染料で種々の色相にトップ染色後もそれを保持しズい
た。摩擦堅牢度における改良及びギリング及び紡績性能
の一貫した改良が見られた。
実施例 16 100Icgの22μ羊毛トップをクロイ (Kroy
)塩素化R(英国特許第2671006号に記載されて
いる)中に通し、次いで4ボ一ル吸引ドラム再洗機及び
3区域吸引ドラムドライヤー中に通して処理した。各ボ
ールには次の通りにセットした: ボーA/1:メタ重亜硫酸ナトリウムで抗塩素。
ボール2:炭酸ナトリウムp)19.2での中和。
ボー/&/3:水洗。
ボール4:実施例3Aからの重合体0.1%及び実施例
3Gからの重合体0.5%の混 合物。
再び柔軟なオープントップが作られ、ギリング、トップ
染色及び紡績において良好な性能を与えた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)羊毛に酸化前処理を施し、 (ii)続いて羊毛を(a)それ自体或る程度の防縮度
    を与えるアミン官能性重合体及び(b)アミノ官能性重
    合体の反応性基と反応しうるシリコーン重合体で処理し
    て、重合体(a)及び(b)を羊毛繊維に付与させる 工程を特徴とする防縮性を与える羊毛処理方法。 2、酸化前処理が塩素化処理である請求項1記載の方法
    。 3、アミノ官能性重合体を大割合で使用し、シリコーン
    重合体を小割合で使用する請求項1又は2記載の方法。 4、アミノ官能性重合体及びシリコーン重合体を一緒に
    羊毛に付与する請求項1〜3の何れかに記載の方法。 5、アミノ官能性重合体をシリコーン重合体の前に羊毛
    に付与する請求項1〜3の何れかに記載の方法。 6、アミノ官能性重合体及びシリコーン重合体を共付与
    及び後付与法の組合せで羊毛に付与する請求項1〜3の
    何れかに記載の方法。 7、羊毛繊維に付与される重合体固形分の全量が羊毛の
    重量を基準にして0.005〜10%である請求項1〜
    6の何れかに記載の方法。 8、羊毛繊維に付与される重合体固形分の全量が羊毛の
    重量を基準にして0.05〜2%である請求項1〜6の
    何れかに記載の方法。 9、連続法の形である請求項1〜8の何れかに記載の方
    法。 10、バッチ法の形である請求項1〜8の何れかに記載
    の方法。
JP63279174A 1987-11-05 1988-11-04 羊毛の処理方法 Pending JPH01168973A (ja)

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