JPH01168933A - 三次元環状織物及びその製造方法 - Google Patents

三次元環状織物及びその製造方法

Info

Publication number
JPH01168933A
JPH01168933A JP62328833A JP32883387A JPH01168933A JP H01168933 A JPH01168933 A JP H01168933A JP 62328833 A JP62328833 A JP 62328833A JP 32883387 A JP32883387 A JP 32883387A JP H01168933 A JPH01168933 A JP H01168933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
shuttle
fabric
group
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62328833A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kanehara
雅彦 金原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP62328833A priority Critical patent/JPH01168933A/ja
Publication of JPH01168933A publication Critical patent/JPH01168933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は三次元環状織物及びその製造方法に関するも
のである。
(従来の技術) 三次元環状織物は樹脂や無機物をマトリックスとする繊
維強化複合材料の基材として用いられ、このような複合
材料成形品は軽X1でしかも高強麻のため、ロケット、
航空機等の構造材料としてその有用性が評価されている
。特に炭素繊維/炭素マトリックス、セラミクス繊H/
セラミクスマトリックス等の組み合わせによる複合材料
は1000℃以上の耐熱性が要求されるロケットエンジ
ン、ジェットエンジン用ノズルどしても使用が可能とな
る。
このような三次元環状織物として従来、特開昭56−1
42053号公報には第13図に示すように、マンドレ
ル(心材)Mの周面に形成された多数の孔に樹脂で固め
られた炭素m維製のロッドRを三次元環状織物の半径方
向素成分として多数突起状に嵌入し、その状態で各ロッ
ド8間に軸線とばば直交する平面内に配列される糸hc
と、軸線と斜めに交差する平面内に配列される糸hdと
、前記糸hdと反対方向に傾斜する糸hgとを順次マン
ドレルMに巻き付けることにより形成される三次元環状
織物が提案されている。
又、三次元環状織物の構造として環状織物の放射方向に
配列される放射方向糸と、内周面に治って軸方向に配列
される経線方向糸と、周方向に配列される周方向糸とか
ら構成され、放射方向糸を環状織物の内側、外側で折り
返すことにより、環状織物の最外周及び最内周に配列さ
れた周方向糸の環状織物からの離脱を防止するようにし
た構造のものが知られている。この構造を有する三次元
環状織物の製造方法として、特開昭61−201063
号公報には第14.15図に示すように筒状をなす基板
61に多数の糸案内管62を放射状にかつ半径方向外側
に向かって移動可能に挿通し、基板61の表面には隣接
する糸案内管62間にそれぞれ板状のスベーリ−63を
放射状に配置するとともに、その先端部に沿って巻回さ
れ糸案内管62間に環状をなして延びるワイヤ64で固
定した心材を使用して三次元環状織物を製造する方法が
開示されている。
この方法ではまず基板61の@線方向すなわち第15図
の紙面と直交する方向に第1の無端糸65を心材の両端
で折り返しながら糸案内管62に沿って蛇行配置して得
られた第1の無端糸65の層の上に、基板61の周方向
に沿って第1の無端糸65を巻ぎ付ける。そして、この
操作を所定回数(0回)繰り返し、スペーサ63上に第
1の無端糸65の積層体を形成する。次に糸案内管62
の内部に基板61の内側から第2の無端糸66のループ
を挿通するとともに、糸案内管62を第1の無端糸65
の積層の外面に引き出して取り除き、第1の無端糸65
の積層の外面に第2の無端糸66のループを引ぎ出す。
そして、引き出された第2の無端糸66のループに第3
の無端糸67をかんぬき糸として挿通し、前記第2の無
端糸66及び第3の無端糸67によって第1の無端糸6
5の積層を締付けることにより三次元環状織物が製造さ
れる。
又、米国特許3719210号明11書には三次元環状
織物の形状を定めるマンドレルを中心としてジャカード
装置を環状に配置し、環状織物の数羽方向に配列される
放射方向糸と、内周面に沿って軸方向に配列される経線
方向糸とをジャカード装置を介して供給し、前記ジャカ
ード装置の内側に環状に配置されたレールに沿って糸供
給体を移動させることにJ二り、糸供給体から繰り出さ
れる糸を環状織物の周方向に配列される周方向糸として
供給して三次元環状織物を製造する方法が開示されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 前記特開昭56−142053号公報に開示された三次
元環状織物はロンドR間に順次金糸11c。
hd、 hgが巻き付けられる構成のため、最外層に巻
き付けられた糸がロッドRの問から離脱するおそれがあ
るばかりでなく、多数のロッドRがマンドレルMに嵌挿
されているため、糸の巻き付は完了後マンドレルMの取
り外し作業が面倒であるという不都合もある。又、特開
昭61−201063号公報に開示された方法では、環
状織物の放射方向に配列される糸を構成する第2の無端
糸66を糸案内管62に挿通する作業及び糸案内管62
を基板61から取り除くとともに第2の無端糸66のル
ープ内に第3の無端糸67をかんぬき糸として挿通ずる
作業に手間がかかり、自動化が難しい。
その上、少なくとも糸案内管62の肉厚の合計弁環状織
物の密度が低くなるという不都合がある。
一方、米国特許3719210号明at+杏に記載され
た方法では環状織物を自動的に製造することができるが
、環状織物の周方向に配列される周方向糸を供給する糸
供給体の構造及びその駆動機構が複雑なばかりでなく、
経線方向糸の開口が単開口すなわち同一平面上に配置さ
れるため、周方向糸の層の数ずつ1111となる開口装
置を同一平面上に並べる必要があり、経糸間隔が大ぎく
なり経線方向糸の密度を上げることができない。又、糸
供給体が一平面内で移動するため環状織物の製造速度が
遅いという問題がある。
この発明は従来の三次元環状織物の製造方法より簡単な
方法で織成できる新規な構造の三次元環状織物とその製
造方法を提供することを目的とする。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するため第1の発明である三次元環
状織物は、織物の周方向に沿って延び複数層に積層され
る第1の糸群と、該第1の糸群と直交するように織物の
中心から放射状に延びる平面内においてジグリ“グ状に
配列される複数組の糸からなる第2の糸群とから構成さ
れ、多筒2の糸群の故と、前記第1の糸群の積層数と、
第2の糸群の振り数との関係が、(第2の糸群の数)+
(第2の糸群の撮り数)−1−(第1の糸群の積層数)
となっている。又、第2の発明においては、複数段の案
内通路を備えた多数のシャトルガイドを環状に配置し、
その中央部に三次元環状織物の形状を定める心材を配置
し、前記シャトルガイドの外側に前記案内通路の段数に
対応した複数1絹で構成される多数のヘルドを環状に配
置し、三次元環状織物の中心から放射状に延びる平面内
に配列される第2の糸群を、前記各ヘルドに第2の糸群
の数に対応して形成された目を貫通した状態で前記心材
を中心に数羽状に配列し、前記第2の糸群に形成される
間口が前記案内通路と対向する位置にヘルドを配置した
状態で複数のシャトルを各案内通路に沿って走行させる
ことにより、各シャl−ルから繰り出される糸を前記心
材の外周に周方向糸として巻付け、シャトルが前記開口
を通過した後、当該1組中の各ヘルドの位置を順次変更
することにより第2の糸群を三次元環状織物の中心から
放射状に延びる平面内にジグザグ状に織り込むことによ
り三次元環状織物を製造するようにした。
(作用) この発明の環状織物は2種類の糸群で構成され、織物の
周方向に沿って延びる第1の糸群に対して第2の糸群が
第1の糸群と直交するとともに複数組の糸が同一平面内
でジグザグ状に配列される構成のため、織物を構成する
各県の折れ曲がり角度が小さくなり、高弾性率あるいは
単繊維径が太く曲げに弱い糸でも製織が可能となる。又
、ジグザグに配列される第2の糸群の折れ曲がり角度を
変更することにより製品の柔軟性がコントロールできる
又、第2発明の製造方法ではシャトルガイドに形成され
た複数段の案内通路内をFJviのシャトルが走行する
ことにより、シャトルガイドの外側に配置されたヘルド
で間口動作が行われる第2の糸群により形成される開口
内に、シャトルから繰り出される第1の糸が挿通される
とともに心材の外周に周方向糸として複数段ずつ巻付け
られる。そして、各シャ1ヘルが当該開口を通過した後
、案内通路の段数に対応した複i1組で構成されるヘル
ドが作動され、第1の糸群が挿通された開口が閉じると
ともに新たな開口が形成されることにより、第2の糸群
がジグザグ状に織り込まれる。ジグザグ状に配列される
第2の糸群は同一平面内に複数段ずつ配置されるため第
2の糸群の高密度化が可能となる。
(実施例1) 以下この発明を具体化した第1の実施例を第1〜7図に
従って説明する。第1,2図に示すように心材1の周囲
には複数段の案内通路2を向えた多数のシャ1−ルガイ
ド3が心+41を中心とした環状に配■されている。シ
ャトルガイド3の外側には各シャトルガイド3の間と対
応する位置に前記案内通路2の段数に対応した複数1組
で構成されるヘルド4がそれぞれ配置され、ヘルド4の
外側には三次元環状織物の中心から放射状に延びる平面
内に配列される第2の糸を供給するヤーンビーム5がそ
れぞれ配置されている。各ヘルド4は前記シャ1ヘルガ
イド3の案内通路2の段数より1少ない数の目6を有す
るとともにそれぞれ単独に上下動可能に構成されている
前記シャトルガイド3には各案内通路2を心材1ど対向
する側に開放するスリット7が形成されるととしに、第
3.4図に示すようにスリット7と反対側に電磁石8が
設けられている。シャトルガイド3の案内通路2内を走
行するシャトル9は第3図に示すようにその中央部にリ
ール1oが回転自在に装備されるとともに、後部内側に
糸繰り出し部9aが形成されている。又、シャトル9に
はシャトルガイド3の電磁石8と対応する側に永久磁石
11が2個固定されている。そして、シャ1ヘルガイド
3に設けられた電磁石8の極性が順次変換されることに
より、永久磁石11と電磁石8との吸引及び反発ツノに
よりシャトル9 /)を案内通路2内を移動するように
なっている。なお、心材1は図示しない駆動機構により
その軸心方向に移動可能に構成され、織成の進行に伴い
徐々に上昇移動されるようになっている。
次に前記のように構成された装置を使用して三次元環状
織物Fを織成する場合について説明する。
三次元環W織物を織成する場合にはまず、心材1をぞの
上部がシャトルガイド3の上部とほぼ対応する位置に配
置した状態で、ヤーンビーム5から第2の糸をそれぞれ
ヘルド4の目6に挿通するとともに各シャトルガイド3
の間を通した状態で心材1を中心に放射状に配列する。
又、第5図に示すように4段3!1の各シャトル9から
繰り出される第1の糸12の端部を心材1の上部にそれ
ぞれ固定する。そして、この状態で織成を開始する。
この実施例では#印、×印及び○印で区別される3組の
シャトル9がシャトルガイド3に設けられた電磁石8の
極性が順次変換されることにより、電磁石8とシャトル
9に設けられた永久磁石11との吸引、反発作用により
心材1を中心として円を描くように案内通路2内を移動
し、シャトル9から操り出される第1の糸12が環状織
物Fの周方向に配列される周方向糸として心材1に巻付
けられる。
各シャ1ヘルガイド3の間に対応して4本1絹で配置さ
れた各ヘルド4は、それぞれ3段に設けられた目6の位
置が互いに位相がずれた状態に配置されるように作動さ
れる。又、各ヘルド4はそれぞれ3水の第2の糸13に
より形成される開口がシャトルガイド3の案内通路2と
対応する笥囲内で上下動される。この実施例では案内通
路2の段数が4段で間口の数が2であるため、ヘルド4
の基準どなる位置から2段階移動が可能となる。ヘルド
4の移動によりその目6に挿通された第2の糸13が上
下に振られるので、ヘルドの移動段数が第2の糸13群
の振り数となり、この実施例では1辰り故(ま2となる
第6図(a )に示す状態から#印のシャトル9がシャ
トルガイド3の案内通路2内を走行すると、4段のシャ
トル9から繰り出される第1の糸12は、最下段の案内
通路2内を走行するシャトル9から繰り出されるものが
最内層に、最上段の案内通路2を走行するシャトル9か
ら繰り出されるものが最外盾となるように心材1の周面
に巻き付けられる。そして、その状態でヘルド4は第1
のヘルド4a及び第2のヘルド4bが上方へ、第3のヘ
ルド4C及び第4のヘルド4dが下方へとそれぞれ1段
ずつ移動され、次のX印で示されるシャトル9が新たに
形成された開口と対応する第6図(t) )に示す状態
となる。この状態から前記と同様にしてシャトル9が新
たに形成された開口を通過して第2の糸13により形成
される開口内に第1の糸12が挿通された後、ヘルド4
は第1のヘルド4a及び第4のヘルド4dが下方へ、第
2のヘルド4b及び第3のヘルド4Cが上方へとそれぞ
れ1段ずつ移動するように作動されて第6図(C)に示
す状態となる。以下同様にしてシャトル9が第2の糸1
3により形成される開口を通過するたびに第1のヘルド
4a〜第4のヘルド4dがそれぞれ1段ずつ昇降動され
て、第1の糸12が周方向糸として4段ずつ心材1の外
周に巻つけられるとともに、第2の糸13がそれぞれ三
次元環状織物Fの中心から放射状に延びる平面内にジグ
ザグ状に配列されるように織り込まれるに従い徐々に心
材1が上昇移動され、三次元環状織物Fが順次織成され
る。第1の糸12及び第2の糸13の折れ曲がり角度が
小さいため、高弾性率あるいは単II Ift径が太く
曲げに弱い糸でも支障なく織成が行われる。
(実施例2) 次に第2の実施例を第8〜10図に従って説明する。前
記実施例においてはシャトル9が複数段独立して設けら
れたリング状の走行路内を走行する構成であるのに対し
、この実施例においてはシャトル9が連続した螺旋状の
走行路を走行する点と、シャトル9が螺旋状の走行路を
上段から下段に向かって移動する間に三次元環状織物F
の周方向糸が1本ずつ独立して織り込まれる点とが前記
実施例と大きく異なっている。シャトル9はシャトルガ
イド3の外側に配置されるガイド通路14(第9図に図
示)を通ってシャトルガイド3の案内通路2内に進入し
、螺旋状に形成された走行路に沿って第8図に示すよう
に順次下方へと移動して最下段の案内通路2からシャト
ルガイド3の外側へ脱出し、前記ガイド通路14の一端
にjμ人して再び上方へと移動するようになっている。
シャトル9はボビン15が着脱可能な構造に形成され、
該ボビン15にはシャトル9が螺旋状の走行路の入口か
ら出口に到達する間に繰り出される長さの糸が巻付けら
れており、シャトル9が前記出口に到達した時点でボビ
ン15に巻かれた糸がなくなる。そして、シャトル9が
走行路の出口部からガイド通路14内に進入してその上
部に到達した時点で、第8図に示すように空のボビン1
5がシャトル9から取り出されるとともにガイド通路1
4の上方に配回された満ボビン供給装置16から供給さ
れる満ボビンと交換され、再びガイド通路14を舒てシ
ャトルガイド3の案内通路2へと移動するようになって
いる。
シャトル9に装着されたボビン15に巻かれた糸の糸端
は所定位置に固定保持され、シャトル9が移動するに従
いボビン15から糸が繰り出されて第2の糸13により
形成される開口内に挿通される。従って、この実施例の
方法で織成された三次元環状織物Fは、その表面から周
方向糸としての第1の糸12の糸端が飛び出した状態に
形成されるため、第1の糸12がシャトル9により周方
向糸として巻付けられる都度、あるいは三次元環状織物
Fが織成された後にその糸端を切断する必要がある。案
内通路2により形成される螺旋が第8図に示す4重構造
の場合には、織成された三次元環状織物Fの断面構造は
第10図に示すものとなる。
なお、この発明は前記両実施例に限定されるものではな
く、例えば、シ1′Pt〜ル9の駆動方法として磁石に
よる吸引、反発力を利用する代わりに、第11図に示す
ようにシャトルガイド3に一部が案内通路2内に突出す
る状態で駆動ギヤ17を設け、シャトル9の外側には該
駆動ギヤ17と噛合する歯部9bを形成し、駆動ギX7
17と歯部9bどの噛合によりシャトル9を案内通路2
のガイド凸条2aに沿って移動させる構成としてもよい
又、心材1の形状あるいは第2の糸群の数及び撮り数を
任意に変更してもよい。第2の糸群の数を3に固定した
場合でも振り数及び周方向糸の段数を第12図(a )
〜(C)に示すように種々変更することが可能である。
さらには、第2の実施例においてシャトル9を循環使用
する構成に代えて、ボビン15を備えたシャトル9ある
いはリール10を装備したシャ1ヘル9を多数準備して
ガイド通路14からシャトル9を順次螺旋状の走行路入
口部へ送り込み、出口部から他出したシャトル9に対し
て別の場所でボビン15の交換あるいはり−ル10への
糸の巻付けを行う構成を採用してもよい。
発明の効果 以上詳述したように、第1発明の三次元環状織物は織物
の周方向に沿って延び複数層にft’i層される第1の
糸群と、織物の中心から放射状に延びる平面内において
ジグザグ状に配置される第2の糸群との2種類の糸群か
ら構成されるため、織成方法が比較的簡単になるととも
に環状織物を構成する各県の折れ曲がり角度が小さく、
高弾性率あるいは単繊維径が太く曲げに弱い糸でも製織
可能となる。さらに、第2の糸群の数及びその振り数を
変更してIIを変えることにより製品の柔軟性をコント
ロールすることができる。又、第2発明の方法では三次
元環状織物の周方向に配列される周方向糸としての第1
の糸群が所望の段数ずつ一度に巻付けられるため、第2
の糸群の密度を上げることができるとともに環状織物の
製造速度が速くなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図はこの発明の第1の実施例を示すものであっ
て、第1図はこの発明の製造方法を実施する装置の要部
概略断面図、第2図は同じく概略平面図、第3図は一部
破断部分平面図、第4図はシャトルガイドの斜視図、第
5図はシャトルの移動軌跡を示す概略図、第6図(a 
)〜(C)は織成作用を示す概略断面図、第7図は環状
織物の組織を示す断面図、第8〜10図は第2の実施例
を示すものであって、第8図はシャトルの移動軌跡を示
す概略図、第9図はシャトルガイドの斜視図、第10図
は織物組織を示す断面図、第11図はシレトルの変更例
を示す一部破断乎面図、第12図(a )〜(C)は織
物組織を示す断面図、第13図は従来の構成方法を示す
概略図、第14図は別の従来の織成方法を示す平面図、
第15図は同じくその部分断面図である。・ 心材1、案内通路2、シャトルガイド3、ヘルド4、シ
ャトル9、第1の糸12、第2の糸13、三次元環状織
物F0 特許出願人   株式会社豊[[1自動織機製作所代 
理 人   弁理士  恩1)博宣第12図(b) 第12図(c) 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、織物の周方向に沿って延び複数層に積層される第1
    の糸群と、該第1の糸群と直交するように織物の中心か
    ら放射状に延びる平面内においてジグザグ状に配列され
    る複数組の糸からなる第2の糸群とから構成され、各第
    2の糸群の数と、前記第1の糸群の積層数と、第2の糸
    群の振り数との関係を、(第2の糸群の数)+(第2の
    糸群の振り数)−1=(第1の糸群の積層数)とした三
    次元環状織物。 2、複数段の案内通路を備えた多数のシャトルガイドを
    環状に配置し、その中央部に三次元環状織物の形状を定
    める心材を配置し、前記シャトルガイドの外側に前記案
    内通路の段数に対応した複枚1組で構成される多数のヘ
    ルドを環状に配置し、三次元環状織物の中心から放射状
    に延びる平面内に配列される第2の糸群を、前記各ヘル
    ドに第2の糸群の数に対応して形成された目を貫通した
    状態で前記心材を中心に放射状に配列し、前記第2の糸
    群により形成される開口が前記案内通路と対向する位置
    にヘルドを配置した状態で複数のシャトルを各案内通路
    に沿って走行させることにより、各シャトルから繰り出
    される糸を前記心材の外周に周方向糸として巻き付け、
    シャトルが前記開口を通過した後、当該1組中の各ヘル
    ドの位置を順次変更することにより第2の糸群を三次元
    環状織物の中心から放射状に延びる平面内にジグザグ状
    に織り込む三次元環状織物の製造方法。
JP62328833A 1987-12-24 1987-12-24 三次元環状織物及びその製造方法 Pending JPH01168933A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62328833A JPH01168933A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 三次元環状織物及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62328833A JPH01168933A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 三次元環状織物及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01168933A true JPH01168933A (ja) 1989-07-04

Family

ID=18214595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62328833A Pending JPH01168933A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 三次元環状織物及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01168933A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3000969A1 (fr) * 2013-01-17 2014-07-18 Safran Structure fibreuse pour piece axisymetrique en materiau composite a diametre evolutif et piece la comportant
FR3077826A1 (fr) * 2018-02-13 2019-08-16 Georges Jean Joseph Antoine Cahuzac Armature triaxiale multicouche et son procede de realisation
EP3771757A1 (en) * 2019-07-29 2021-02-03 Georges Cahuzac Triaxial multilayer armature and its manufacturing process

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3000969A1 (fr) * 2013-01-17 2014-07-18 Safran Structure fibreuse pour piece axisymetrique en materiau composite a diametre evolutif et piece la comportant
WO2014111643A1 (fr) * 2013-01-17 2014-07-24 Safran Structure fibreuse pour pièce axisymétrique en matériau composite a diamètre évolutif et pièce la comportant
US10016912B2 (en) 2013-01-17 2018-07-10 Safran Fiber structure for an axisymmetric component made of composite material with a varying diameter, and component comprising same
FR3077826A1 (fr) * 2018-02-13 2019-08-16 Georges Jean Joseph Antoine Cahuzac Armature triaxiale multicouche et son procede de realisation
EP3771757A1 (en) * 2019-07-29 2021-02-03 Georges Cahuzac Triaxial multilayer armature and its manufacturing process

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7069835B2 (en) Striped braided element
JPS5936017B2 (ja) 厚い織物体部の製造装置
JPH0598538A (ja) 異る断面形状を有する三次元織物の製織方法
JPH04327242A (ja) 不均等機能複合材料のための強化用三次元織物及びその製造方法
US5091246A (en) Three dimensional fabric and method for making the same
JPH07504466A (ja) 多軸糸構造
US3993817A (en) Orthogonally woven reinforcing structure
JPH01168933A (ja) 三次元環状織物及びその製造方法
JPS623258B2 (ja)
US4123832A (en) Method and device for orthogonally woven reinforcing structure
JP2873117B2 (ja) 筒状多層織物とその製造方法
JPH01168934A (ja) 三次元環状織物及びその製造方法
JPS61652A (ja) 編組によつて構造体を製造する方法
JPH01168932A (ja) 三次元環状織物及びその製造方法
JP2875865B2 (ja) 立体織物
JPH01168938A (ja) 三次元環状織物の製造方法
JPH01183551A (ja) 三次元環状織機
US3750714A (en) Weaving machine and method
JP2839383B2 (ja) 管状多層織物及びその製造方法
JPH06170958A (ja) 円錐形回転体の製造方法
JPH01183550A (ja) 三次元環状織機
JPH01174637A (ja) 三次元環状織機
JPS61266634A (ja) インデイゴ染料で染色された緯糸を巻いたスプ−ルの製造方法並びに装置
JPH10130994A (ja) レピア織機用キャリアテープ及び繊維構造体
JP3877326B1 (ja) 複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法及びサンプル整経機