JPH0116784Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0116784Y2
JPH0116784Y2 JP11267985U JP11267985U JPH0116784Y2 JP H0116784 Y2 JPH0116784 Y2 JP H0116784Y2 JP 11267985 U JP11267985 U JP 11267985U JP 11267985 U JP11267985 U JP 11267985U JP H0116784 Y2 JPH0116784 Y2 JP H0116784Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
defibrated
foamed
film
foam
sliding contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11267985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6221096U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11267985U priority Critical patent/JPH0116784Y2/ja
Publication of JPS6221096U publication Critical patent/JPS6221096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0116784Y2 publication Critical patent/JPH0116784Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は発泡解繊体の目印形成装置に係り、サ
ーキユラーダイの環状スリツトから送り出された
発泡解繊体に、一定長さ毎に目印を形成するため
の装置に関する。
(考案の背景) サーキユラーダイの環状スリツトから筒状に送
り出される発泡解繊体を、引き取り用ロールによ
り引き取りながらフイルム状に成形する装置が知
られている。このようにして成形されたフイルム
状発泡解繊体を折りたたみ積層して、例えば第5
図に示すようなマツト状油吸着材Aなどの積層品
を成形する場合、フイルム状発泡解繊体には、一
枚の積層品を成形するのに必要な一定長さ毎に予
め目印を形成しておき、この目印毎に切断するな
どして積層品を形成することが望ましい。このよ
うに目印を形成する手段としては、例えば着色剤
により着色することが考えられる。しかしながら
着色剤により着色すると美感を損なうものであ
り、後で着色部分を切除する作業に格別の手間を
要し、また着色部分を切除することによりロスを
生じ、更には着色剤を使用することによりコスト
アツプとなるなどの難点がある。また着色剤には
一般に有機溶剤が含まれているため、作業者の健
康上や環境衛生上の問題も生じる。
(考案の概要) 本考案は上記事情を背景としてなされたもので
あつて、本考案は着色剤を使用することなく、簡
単に発泡解繊体に一定長さ毎に目印を形成できる
装置を提供することを目的とする。このために本
考案は、サーキユラーダイの環状スリツトから筒
状に送り出された発泡解繊体を、引き取り用ロー
ルにより引き取りながらフイルム状発泡解繊体を
成形するようにしたフイルム状発泡解繊体の成形
装置において、上記引き取り用ロールの下方に、
筒状発泡解繊体の内側に摺接する摺接部材を配設
するとともに、上記発泡解繊体を挟んで該摺接部
材に対向する位置に、駆動部に駆動されて上記発
泡解繊体方向に進退する上記発泡解繊体の損傷部
材を設け、かつ上記駆動部を一定間隔毎に作動さ
せる制御器を設けたものである。このように発泡
解繊体の目印形成装置を構成することにより、サ
ーキユラーダイから引き取り用ロールへ送られる
発泡解繊体に向つて損傷部材を一定間隔毎に突出
させて、該損傷部材により発泡解繊体を局部的に
損傷し、この損傷部を目印とするものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
第1図は本考案に係る発泡解繊体のフイルム状
成形装置の全体を示すものであつて、1はホツパ
ー、2は押出機、4は該押出機2に連設されたサ
ーキユラーダイである。ホツパー1内には粒状の
熱可塑性合成樹脂aが発泡剤や充填材等を混合し
て投入されており、該合成樹脂aは押出機2によ
りサーキユラーダイ4へ向かつて搬送されながら
加熱溶融され、サーキユラーダイ4の上面中央の
環状スリツト6(第4図a参照)から、薄膜の円
筒状解繊体7となつて上方へ送り出される。熱可
塑性樹脂aとしては、例えばポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリスチレンなどであり、また発泡
剤としてはアゾジカルボンアミドなどが好適であ
り、また充填剤としては炭酸カルシウム等が使用
される。10,10はスリツト6から送出される
解繊体7の空冷用エアーリングである。8はサー
キユラーダイ4の上方に配設されたガイド部材で
あり、該ガイド部材8は上記スリツト6の中央に
立設された支柱9に着脱自在に取り付けられてい
る。本実施例の場合、該ガイド部材8は横長の長
円板状であつて(第4図b参照)、その両側部は
これに摺接する解繊体7を痛めないように滑らか
な外凸湾曲面8a,8aとなつている。
12,12は略円弧アーム状の摺接部材であつ
て、上記支柱9の上部に取り付けられた台座13
に、その下部をピン14,14により回転自在に
軸着されており(第2図参照)、該ピン14,1
4を中心に回転させることにより拡縮自在となつ
ている。本実施例では、摺接部材12,12はパ
イプを屈曲して形成されており、該摺接部材12
の外側部はこれに摺接する解繊体7の内側を痛め
ないように滑らかな外凸湾曲面12aとなつてい
る(第4図c参照)。15は台座13上に立設さ
れた立柱、16は該立柱15に昇降自在に装着さ
れた座板、17,17はその両端部を座板16と
上記摺接部材12,12の内側に回転自在に軸着
された杆材であり、ボルトナツト18を緩締して
座板16を立柱15に沿つて昇降させることによ
り摺接部材12,12を自由に拡縮することがで
きる(第1図鎖線参照)。
20,20は上記摺接部材12,12の上方に
配設された長尺のピンチロールから成る引き取り
用ロールであつて、上記解繊体7を引き取りなが
ら挟着してフイルム状解繊体7′に成形するもの
である。なお上記長円板状ガイド部材8の横長方
向イと上記摺接部材12,12の拡縮方向ロは、
この引き取り用ロール20,20の長さ方向に一
致させてある。21は巻き取り機であつて、モー
タ(図示せず)により回転されてフイルム状に成
形された解繊体7′を巻き取るものである。
23は駆動部としてのソレノイド、23aはそ
のプランジヤーであり、該プランジヤー23aの
先端部にはばね材24の一端部が取り付けられて
おり、該ばね材24の他端部は台座25に取り付
けられている。26はプランジヤー23aの後端
部に取り付けられた損傷部材であつて、その先端
部は発泡解繊体7を挟んで上記摺接部材12に対
向している。損傷部材26はばね性を有する板材
から成り、その先端部は上方へ向つてゆるやかに
湾曲しており、プランジヤー23aの突没動作に
連動して、発泡解繊体7方向ハ(第3図参照)に
進退する。このように損傷部材26を形成するこ
とにより、後述するようにこの損傷部材26の先
端部を発泡解繊体7に瞬間的に当接させてこれを
損傷する際の当りを柔らかくすることができる。
Cは上記ソレノイド23を作動させるための制御
器であつて、この制御器Cに上記ソレノイド23
と巻取り機21は接続されており、巻取り機21
が所定回数回転する毎に、ソレノイド23は瞬間
的に駆動されてそのプランジヤー23aは退去
し、この退去動作に連動して損傷部材26は上記
発泡解繊体7へ向つて突出し、その先端部により
発泡解繊体7を損傷する。
本装置は上記のような構成より成り、環状スリ
ツト6から送り出された薄膜の円筒状発泡解繊体
7は、ガイド部材8により長円筒状に変形ガイド
され、更に摺接部材12,12によつてより横長
の長円筒状に変形ガイドされた後(以上特に第4
図参照)、引き取り用ロール20,20に引き取
られてフイルム状解繊体7′となり、巻き取り機
21に巻き取られる。第4図a〜dは、各部材
8,12,12,20,20により、円筒状解繊
体7をフイルム状解繊体7′に変形する様子を表
している。
上記工程において、ガイド部材8や摺接部材、
12,12の両側部は外凸湾曲面8a,8a,1
2a,12aであるので、これに摺接する解繊体
7は不要に痛められることなく円滑にガイドさ
れ、また適度のテンシヨンが加えられるから、解
繊体7の両側部に不要なしわや重なりが生じるこ
ともない。また環状スリツト6から円筒状に送り
出された解繊体7を、その横長方向イ,ロが引き
取り用ロール20,20の長さ方向と一致するガ
イド部材8や摺接部材12,12によつてより長
円状に段階的に変形ガイドしているので、解繊体
7にかかるテンシヨンはその巾方向においてどの
部分も略均一となり、しかも摺接部材12,12
にガイドされる解繊体7と該解繊体7が引き取ら
れるロール20とロール20の当接面との最大距
離Lは小さいので、解繊体7は無理なく引き取り
用ロール20,20に引き取られて、均一な厚さ
のフイルム状解繊体7′を成形することができる。
またフイルム状解繊体7′の横巾を変えるときに
は、座板16を立柱15に沿つて昇降させること
により摺接部材12,12の拡縮量を調節すれば
よく、またガイド板8も支柱9から自由に取りは
ずして他のガイド板と交換することができる。
ところで上述したように、例えばマツト状油吸
着材Aなどの積層品を形成するには、フイルム状
解繊体7′に予め目印を形成しておき、この目印
部を切断して有端のフイルム状解繊体にするなど
して、これを折り曲げ積層して積層品を作るよう
にすることが望ましい。しかして上記本装置にお
いては、巻取り機21が所定回転数回転する毎
に、ソレノイド23は駆動してそのプランジヤー
23aは退去し、この退去動作に連動して損傷部
材26は発泡解繊体7側へ突出し、その先端部に
より発泡解繊体7を局部的に傷つける。7aはこ
のようにして損傷形成された目印部であり、損傷
部材26の先端部が当ることにより、発泡解繊体
7の一側部は局部的に破れて外側にカールして毛
玉状に盛り上がる。このように損傷部(目印部)
7aを発泡解繊体7一側部の外側に突出形成すれ
ば、これを巻取り機21に巻装した状態において
も、外方からでも容易にその位置を視認すること
ができる。
本考案は上記実施例以外にも種々の設計変更が
考えられるのであつて、例えば損傷部材の駆動部
としてはソレノイド以外にもエアシリンダー等を
使用してもよく、またソレノイドなどの駆動部
は、巻取り機21の回転数検知によらず、引き取
り用ロール20,20の回転数検知により作動さ
せるようにしてもよく、あるいはこれをタイマー
装置に接続して一定時間毎に作動させてもよいも
のであり、更には損傷部材の形状構造も単なる棒
状体や先細刃物体など、種々考えられることは言
うまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る発泡解繊体の
目印形成装置は、サーキユラーダイ4の環状スリ
ツト6から筒状に送り出された発泡解繊体7を、
引き取り用ロール20,20により引き取りなが
らフイルム状発泡解繊体7′を成形するようにし
たフイルム状発泡解繊体の成形装置において、上
記引き取り用ロール20,20の下方に、筒状発
泡解繊体7の内側に摺接する摺接部材12を配設
するとともに、上記発泡解繊体7を挟んで該摺接
部材12に対向する位置に、駆動部23に駆動さ
れて上記発泡解繊体方向に進退する上記発泡解繊
体7の損傷部材26を設け、かつ上記駆動部23
を一定間隔毎に作動させる制御器Cを設けて成る
ので、円筒状発泡解繊体7をフイルム状発泡解繊
体7′に成形する工程中において、簡単に一定長
さ毎に目印部7aを形成できるものであり、殊に
目印部7aは発泡解繊体7の外側に盛り上がり形
成されるので、巻き取り機1に巻装した状態でも
これを外方から簡単に視認することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は全体図、第2図および第3図は部分側面図。
第4図は成形工程の説明図、第5図はマツト状油
吸着材の斜視図である。 4…サーキユラーダイ、6…環状スリツト、7
…円筒状発泡解繊体、7…フイルム状発泡解繊
体、7a…目印部、12…摺接部、20…引き取
り用ロール、23…駆動部、26…損傷部材、C
…制御器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サーキユラーダイの環状スリツトから筒状に送
    り出された発泡解繊体を、引き取り用ロールによ
    り引き取りながらフイルム状発泡解繊体を成形す
    るようにしたフイルム状発泡解繊体の成形装置に
    おいて、上記引き取り用ロールの下方に、筒状発
    泡解繊体の内側に摺接する摺接部材を配設すると
    ともに、上記発泡解繊体を挟んで該摺接部材に対
    向する位置に、駆動部に駆動されて上記発泡解繊
    体方向に進退する上記発泡解繊体の損傷部材を設
    け、かつ上記駆動部を一定間隔毎に作動させる制
    御器を設けたことを特徴とする発泡解繊体の目印
    形成装置。
JP11267985U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0116784Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11267985U JPH0116784Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11267985U JPH0116784Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6221096U JPS6221096U (ja) 1987-02-07
JPH0116784Y2 true JPH0116784Y2 (ja) 1989-05-17

Family

ID=30993775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11267985U Expired JPH0116784Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0116784Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6221096U (ja) 1987-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2934739T3 (es) Dispositivo de retención mejorado con ganchos que presenta bordes mejorados
PT82642B (pt) Processo e aparelho para fazer reentrancias e perfuracoes numa teia polimerica utilizavel em artigos destinados a absorver fluidos corporais
JPH09202499A (ja) 渦巻き状巻取りの方法と装置
US4740256A (en) Method of making a weather strip
JP2001246597A (ja) 超音波穿孔装置及び超音波穿孔実施方法
KR19990066991A (ko) 폴리머 필름 및 부직포 또는 우번 웨브의 스트립 라미네이션을위한 제품, 장치 및 방법
JPH05247840A (ja) たわみ材料のウエブを縦長条片に切断する方法と装置
CA2019842A1 (en) Procedure and apparatus for helical cutting of a flexible tubular sheet of polymeric material
JPH0116784Y2 (ja)
JP2706713B2 (ja) 梱包用エアクッション製造装置
WO2017183553A1 (ja) 原反ロールの表皮の切断方法および装置
US3531847A (en) Process and mechanism for making round end prepared cut bandages
CN219384214U (zh) 一种应用于编织袋生产的收卷装置
NO129605B (ja)
KR20210022337A (ko) 롤백 자동 제조장치
US4029539A (en) Apparatus for forming a stretchable tubular packaging material
KR20190106635A (ko) 방음판의 발포시트 끼움기
US10589951B2 (en) Method and system for removing outer layer of rollstock
JPH05139583A (ja) 帯状物の巻取機における帯状物の切断巻付け装置
JP2617308B2 (ja) 紙等の折りたたみ用歯車
KR100401328B1 (ko) 통기성 필름의 연신장치
US20030234313A1 (en) Device for rolling up material
KR20000002056A (ko) 약물 경피투여제의 제조방법 및 그 제조장치
JPS6116281Y2 (ja)
JPH0218966B2 (ja)