JP2001246597A - 超音波穿孔装置及び超音波穿孔実施方法 - Google Patents

超音波穿孔装置及び超音波穿孔実施方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続ウェブに滑らかで大きさが均一な孔を開
けることができるとともに、複雑な装置制御を不要とす
る超音波穿孔装置及び方法を提供する。 【解決手段】 この発明は超音波的に粘着包帯裏地に穿
孔を形成するための装置及び方法を含む。この発明は超
音波ホーンとピンロールとの間の隙間を取り除き、ピン
ロール上に耐摩耗剥離被覆物を与える。さらに方法及び
装置は、強制空気流によって超音波ホーンを冷却するこ
とを開示しており、前ニップロール及び後ニップロール
に対して連続ウェブの裏地の張力を制御する。ウェブの
裏地はニップロールによる張力によって維持され、超音
波ホーンとすぐ隣接したピンロールとの間の経路を通る
ことで、超音波穿孔装置ホーンによる穿孔を行う。結果
として得られるウェブ裏地は、従来見出されたものより
もより滑らかで、良好な孔品質を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、連続細片からな
る材料に連続的に孔開けする超音波方法及び装置、特に
超音波穿孔装置及び超音波穿孔実施方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】連続
した材料の穿孔は、様々な生産プロセスで必要とされ
る。特に、大気にいくらか接すること(通気と呼ぶ)が
可能となるように粘着包帯に穿孔が施されていなけれ
ば、粘着包帯の使用者にとって粘着包帯が心地よく感じ
られない。材料に開けられた孔の数は、該材料に開けら
れた孔の直径と同様に、立方フィート/分/平方フィー
トで材料を通る空気流量に影響する。この空気流量は多
孔度と呼ばれる。最初に、穿孔機を用いて粘着包帯材料
のウェブに穴を開ける。穿孔機は、より遅いウェブ速度
に制限される。さらに、このような穿孔機を操作するた
めには多くの整備を必要とする。最も決定的な穿孔機に
よる問題は、該穿孔機のピンが壊れてウェブに突き刺さ
ることであり、包帯の使用者を傷つける可能性があると
いう危険性である。
【0003】ホットピン穿孔も先行技術として知られて
いる。ホットピン穿孔の限界は多数あり、例えばウェブ
速度が低いこと、各々の孔の周りに溶けた材料からなる
隆起した環を伴う粗末な孔(非円形)が形成されるこ
と、そのような隆起した環のためにウェブの手触りが粗
くなること、さらに材料の表面全体に対する加熱が不十
分であることが挙げられる。発泡体がウェブで用いられ
る場合、ホットピン穿孔の結果は芳しくない。
【0004】先行技術では超音波穿孔も用いられてい
る。従来の超音波装置は、ピンロールに隣接した超音波
器を用いるもので、該超音波器とピンロールとの間のウ
ェブの経路に一定の隙間からなる空間を有する。超音波
器を使用の際に加熱することで隙間に変化が生じ、超音
波ホーンの温度が高まるにつれて多孔度が高くなるの
で、時間が経つとこの一定の隙間によって穿孔に変化が
生ずる。先行技術では、ピンロールが一様ではないこと
から隙間が変化したり、それによって穿孔にも変化が生
ずるのを避けるために、ピンロールを精密機械加工して
正確な同心度にすることも要求され、さらに一定の隙間
を保ち、かつそれによって穿孔に変化が生ずるのを避け
るために、ピンロールに対する超音波器の位置の修正を
繰り返して行うことも要求される。
【0005】したがって、高速、穿孔品質管理の改善、
及び最終的なユーザが怪我する危険性の低下が達成され
るウェブ穿孔装置が求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、高速操作、満
足できるほどに輪郭が明瞭に示された孔、穿孔が施され
た材料の滑らかな手触り、加熱装置によって生ずる問題
の排除、さらに操作上の経費の削減という利点ととも
に、複数の材料からなる連続ウェブを特注のパターンを
含む様々なパターンで穿孔するために開発された。
【0007】装置は、ウェブに対して張力を与えるため
のニップロールと、軟鋼と耐摩耗性被覆物とから構成さ
れるピンロールと、超音波ホーンとを有し、強制空気の
流れによって冷却される。超音波ホーン及びピンロール
は、それら2つの間に隙間が生じないように、またキャ
リブレーションやかなり精密にピンロールを機械加工を
必要としないようにして好ましくは配置されている。本
発明の方法は、張力をかけた状態でウェブを保持する工
程と、ピンロールのすぐ隣に設けられた超音波装置によ
ってウェブを穿孔する工程と、空気を強制的に流すこと
で超音波装置を冷却する工程とを有する。得られる材料
は、異常な引き裂きがなく満足できるほどに輪郭が明瞭
に示された孔を有し、また孔の周囲に隆起した環状の縁
がない滑らかな面を有する。
【0008】穿孔が施される材料は、1種類又はいくつ
かの組成を有するもの、例えば織布、不織布、又は紙で
あってもよい。担体構造ウェブは、フィルム又は発泡体
からなる層が積層され、さらにその上に最終的に担体紙
が積層された粘着層によって構成される。新構造ウェブ
は、粘着層が積層され、さらにその上に最終的に剥離ラ
イナー紙が積層されたフィルム又は発泡体からなる層に
よって構成される。材料は、非接着剤被覆、非積層フィ
ルム又は発泡体材料からなるものであってもよい。これ
らのフィルム、またそれから構成される材料は、当業者
によく知られているものである。最も好ましくは、表面
及び底面を有する張力がかかったウェブに孔を開けるた
めの超音波装置であって、複数の穿孔機を表面に有し、
かつ張力がかかったウェブを受けるピンロールと、張力
がかかったウェブに接し、かつ張力がかかったウェブを
圧する出力口を持つ少なくとも1つの超音波エミッタ
と、張力がかかったウェブに向けて超音波エミッタを押
圧し、かつ出力口と張力がかかったウェブとの間の接触
を保つことで、出力口が張力がかかったウェブのみを圧
して張力がかかったウェブを穿孔機に対して押圧する少
なくとも1つのアクチュエータと、ピンロールと一点で
接し、かつ張力がかかったウェブを受けるニップロール
とを備える超音波装置である。張力がかかったウェブを
穿孔するための超音波装置は出力口上に強制空気を向け
る強制空気源と、出力口が所定の温度に達するのを可能
とし、かつ強制空気源の作動及び停止を交互に行うこと
で温度を保つフィードバック制御装置とをさらに有する
ものであってもよい。
【0009】本発明を明確に理解し、かつ容易に実施す
るために、図面を参照しながら本発明を説明する。
【0010】
【発明の実施形態】本発明の図面及び説明は、本発明を
明確に理解する上で関連する構成要素を例証するために
簡略化されており、一方で明確に説明することを目的と
することから典型的な穿孔装置で見出される多くの他の
構成要素が取り除かれていることが理解されよう。当業
者は、本発明を実施する上で必要な他の構成要素及び/
又は要求される構成要素を認識することができよう。し
かし、そのような構成要素は先行技術でよく知られてい
るものであり、また本発明をより深く理解することを容
易にすることから、そのような構成要素の説明はここで
は行われない。
【0011】本発明は、担体構造、剥離ライナー構造、
粘着被覆、非粘着被覆、非積層フィルム材料、又は非粘
着被覆、非積層発泡体材料から構成されるウェブ材料の
超音波穿孔を改善するものである。好ましい実施形態で
は、ウェブ材料は粘着包帯裏地に使用される。
【0012】図3に示す担体構造は、接着剤からなる層
21、フィルム又は発泡体からなる層22、及び担体紙
からなる層23を有する。好ましい実施形態では、フィ
ルム又は発泡体からなる層は、ウェブを包帯として使用
する場合に肌に付着する裏地として使用され、また該ウ
ェブを包帯として使用する前に担体紙からなる層が取り
除かれる。裏地フィルムは好ましくはビニル樹脂、プラ
スチック、ポリエチレン、又は類似の材料から構成さ
れ、担体紙は好ましくはシリコーン処理された1#坪量
乃至75#坪量の紙である。
【0013】図4に示す剥離ライナー構造は、フィルム
又は発泡体からなる層31と、接着剤からなる層32
と、剥離ライナー紙からなる層33とを有する。好まし
い実施形態では、フィルム又は発泡体からなる層はウェ
ブが包帯として使用される場合に裏地として使用され、
また該ウェブを包帯として使用する前に剥離ライナー紙
からなる層が取り除かれる。裏地フィルムは好ましくは
ビニル樹脂、プラスチック、ポリエチレン、又は類似の
材料から構成され、剥離ライナー紙は好ましくはシリコ
ーン処理された1#坪量乃至75#坪量の紙である。
【0014】本発明の好ましい実施形態を図1に示す。
後ニップ経路をたどるウェブ2と前ニップ経路をたどる
ウェブ3によって2つの異なるウェブ経路が図示されて
いる。後ニップ経路は、ウェブ2が超音波装置1に接触
した後にニップロール5に接触することを意味してい
る。また、前ニップ経路はウェブ3が超音波装置1に接
触する前にニップロール5に接触することを意味してい
る。いずれの構造(剥離ライナー又は担体)もいずれか
の経路(前ニップ又は後ニップ)で走らせることができ
る。一般に、剥離ライナー構造及び担体構造の両方とも
後ニップ経路が好ましい。
【0015】後ニップ経路内の担体構造ウェブ ここで図1を参照すると、好ましい実施形態においてウ
ェブは経路2を用いる。後ニップ経路で使用されるウェ
ブは、好ましくは担体構造ウェブである(図3参照)。
ウェブ2は、制御された張力がかかっている状態で従来
の巻出装置から供給され、1つ以上のアイドルローラ8
a,8bによって穿孔機構18に向けられる。穿孔機構
18は、駆動ピンロール6、ピンロール駆動モータ7、
ニップロール5、空気シリンダ4,12、超音波装置
1,13,14,15、駆動ニップロール10、及び非
駆動ニップロール16を有する。
【0016】ピンロール6は、切頭円錐形突起物又はピ
ン41,51,61,71,81,91のパターンで刻
み又は彫り込まれている。ピンの高さ及び直径はフィル
ムの厚さに依存して変わるであろう。薄膜に対して、ピ
ンは一般に高さが約0.025インチであり、ピンの先
端の直径は好ましくは0.005インチ乃至約0.02
5インチの範囲である。図5,6,7,8,9及び10
はピンロール6上のピンの配列の好ましいパターンを示
すもので、ウェブ2に作られる穿孔パターンと鏡像の関
係にある。ピンロール6の表面積の平方インチあたりの
ピンの数は、使用した材料に依存し、また薄膜について
は、平方インチあたりのピンの数は、好ましくは約5乃
至約500、より好ましくは70乃至300、さらに好
ましくは110と230との間である。ピンロール上の
ピンは、好ましい実施形態では、ホーン1に向けてピン
ロール6から測定されたウェブの高さよりも高い。ピン
ロール6は好ましくは未固化材料、例えば鋼材であり、
剥離特性を有する耐摩耗被覆物による被覆が可能であ
る。担体構造ウェブ2(図3参照)は、粘着層がピンロ
ールがピンロール6と接し、担体紙が超音波器1と接す
るように配向する。ピンロール上の被覆物の剥離特性に
よってピンロール6に対して粘着層が固着するのを防
ぐ。被覆物は、好ましい実施形態では、高速酸素燃料プ
ロセスによってクロム−カーバイドセラミック金属(サ
ーメット)をピンロール6に塗布し、続いてシリコーン
後処理及び硬化を行ったものである。
【0017】ピンロール6は、駆動モータ7によって駆
動される。好ましい実施形態では、駆動モータ7は電子
式可変速度駆動装置(図示せず)によって駆動される。
駆動モータ7はピンロール6の回転速度を一定に保つよ
うに前もって設定されている。
【0018】好ましい実施形態では、ウェブ2は1本以
上のアイドルローラ8a,8bを経てピンロール6に巻
かれることで、超音波ホーン1の下を通過する。超音波
ホーン1は、該超音波ホーン1がピンロール6と直に隣
接するように位置している。超音波ホーン1とピンロー
ル6との間には一定の隙間が存在せず、またホーン1が
ピンロール6と接触するのを防ぐ機械的止め具は存在し
ない。ホーン1は材料上のいかなる接着剤とも直接接触
することはない。超音波ホーン1は先端にカーバイドが
付いているチタン製のホーンであってもよい。ブースタ
13及びコンバータ14を超音波ホーン1と共に使用す
ることで、超音波スタックを形成する。気圧式アクチュ
エータ15が超音波スタックに取り付けられている。空
気アクチェータ15は、超音波ホーン1をウェブ2の一
方の面に完全に接触させ、またピンロール6をウェブ2
の他方の面に完全に接触させる。また、気圧式アクチュ
エータ15は、ウェブ2がない場合に超音波ホーン1と
ピンロール6とを完全に接触させる。
【0019】空気負荷アクチュエータ15の空気圧と超
音波発生器の振幅は、担体構造の粘着層21とフィルム
又は発泡体層22に複数の孔を形成するために、50%
乃至100%、2.5ポンド/インチ幅乃至150ポン
ド/インチ幅で変動させることができる。これらの孔
は、担体紙23を完全に貫通せずに形成されてもよい。
好ましい実施形態では、気圧式アクチュエータ15によ
ってウェブに与えられるホーン負荷は、好ましくは20
ポンド/インチ幅乃至60ポンド/インチ幅である。
【0020】超音波スタックは、従来の超音波発生器に
よって駆動される。好ましい実施形態では、超音波発生
器は、調節可能な振幅と2000ワット乃至2500ワ
ットの最大電力入力とを有し、20kHz又はその近傍
の周波数で作動する。他の商業的に入手可能なユニット
を15kHz(可聴周波数)乃至40kHzの作動範囲
で本願で使用することができるが、他の用途では400
kHzまでの作動範囲でユニットを使用することができ
る。他の最大電力及び周波数は、使用する器具に依存し
てそれらの制限を超えて任意に増加させてもよい。超音
波ホーンは、好ましくはピンロール上のピンの先端で材
料を軟化させ、かつ溶融させるために局所的な加熱を与
えることで、ピンロール上のピンパターンに一致する複
数の孔からなるパターンを作り出す。
【0021】ホーン1とピンロール6との正確な一定の
隙間に対する必要性は、ホーンの配置を制御する気圧式
アクチュエータ15を提供することによって取り除かれ
る。ピンロール6に向けて、又はピンロール6から遠ざ
かる方向へのホーン1の動きは、ホーン1が地上に対し
て垂直である実施形態における重力と気圧式アクチュエ
ータ15とによってのみ制御され、先行技術にあるよう
な止め具によって制限されるものではない。ホーン1
は、ピンロール6に向けて押圧されており、材料がピン
ロール6に巻かれていない場合にピンロール6に接触す
る。材料がピンロール6の周りに巻かれる場合、気圧式
アクチュエータ15及び重力の両方によって、ホーン1
が材料と接触するように押圧される。ホーン1が材料に
押圧される力は、材料の種類や望まれる穿孔に依存して
いる。表1は、本発明で使用される材料の種類のいくつ
かの例と、ホーン1にそれらが押圧されて接する力とを
示す。また、ホーン1は、材料に向けられた力と同様
に、振幅及び振動に関して制御される。過剰なホーンの
力、振幅、又は振動は、装置構成要素に対して望ましく
ないストレスを与える。したがって、ホーン1は、所望
のウェブ多孔度を与えるために、十分な力、振幅、及び
振動が与えられるように保守される。
【0022】ここで議論した気圧式アクチュエータ15
はただ単に代表的な例にすぎない。当業者に周知の任意
のタイプのアクチュエータ15、例えば油圧式又はスプ
リング式のアクチュエータを、材料に向けてホーンを促
すために本発明において使用してもよい。また、材料に
向けられた力によってホーンが材料と接触を保つので、
本発明は隙間の能動的変動を一切必要とせず、むしろ受
動的変動を介した接触を保つ。
【0023】止め具の必要性を除去することに加えて、
先行技術における一定の隙間を取り除くことには、いく
つかの利益がある。第1に、そのような隙間の設定及び
保守に必要とされるキャリブレーション及び精度メカニ
ズムが除去される。適切な穿孔を保持するために、先行
技術はピンロールからの材料の高さよりも僅かに小さい
距離に隙間を保つ必要があった。本発明によって保たれ
る接触は、そのような保守に対する必要性を克服する。
第2に、先行技術では、一定の隙間がピンロールの「ラ
ンアウト」によって大きく影響されるもので、ここで
「ランアウト」とは製造過程で与えられたピンロールの
同心度の任意の変化である。ピンロール本体、ジャーナ
ル、軸受、軸受座が正確に機械加工されているにかかわ
らず、隙間の高さがピンロールの各回転において変化す
るので、従来のランアウトではウェブに穿孔された孔の
大きさの周期的変化が現れる。第3に、従来の多孔度
は、強制空気冷却が従来技術では提供されないため、ホ
ーンの熱膨張によって起こる隙間の減少によって連続的
生産の間に増加する可能性がある。
【0024】ホーン1は、ウェブの穿孔が作られている
間に加熱される傾向を有する。一実施態様では、気流発
生器17によってホーン1の先端に気流を強制的に与え
ることでホーンを冷却する。好ましい実施形態では、気
流発生器17は、ファン又は圧縮空気装置である。この
冷却によって、ホーンの亀裂によって誘導される加熱に
よる尚早のホーンの破損を妨げる。また、冷却は、穿孔
装置の起動から穿孔装置の停止に至るまでの時間で空気
多孔度が増加することを制限、好ましくは防ぐ。
【0025】ウェブ2は、超音波ホーン1とピンロール
6との間を通り、その一方でピンロール6の外周に依然
として密着し、さらにピンロール6の外周に依然として
密着している間にピンロール6とニップロール5との間
を通過する。ニップロール5は、ショアA硬度の尺度で
好ましくは70デュロメータ乃至100デュロメータの
プラスチック又は硬質ゴムで覆われたスチールコアであ
ってもよい。1つ以上の空気シリンダ4を用いてピンロ
ール6に対してニップロール5を押圧する。ニップロー
ル5は、ホーン1からピンロールの外周の周りに15度
乃至345度の範囲でピンロール6と一点で接してい
る。ニップロール5は、ウェブ2をピンロール6に対し
て挟むことで、ピンロール6上をウェブ2が滑るのを防
ぐ。先行技術で見られる滑りによって穿孔によって形成
された孔が円形となる代わりに細長くなる。また、ニッ
プロール5は担体構造型のウェブに対して非常に滑らか
な手触りを与える。フィルム又は発泡体層22が最終的
に包帯使用者の皮膚の上に置かれ、担体紙23が取り除
かれると、ウェブ2の滑らかな手触りの感触が際だつ。
【0026】一実施形態では、ニップロール5がもはや
ウェブ2と接触しなくなった後に、ウェブ2が送出ニッ
プ機構を通過する。送出ニップ機構は、駆動ニップロー
ル10と非駆動ニップロール16とを有する。両方のロ
ール10,16はゴム、又は鋼材から作られたものであ
ってもよい。駆動ニップロール10が鋼材から作られた
実施形態では、鋼材は剥離被覆されていなければならな
い。剥離被覆物は当業者によく知られている。駆動ニッ
プロール10は、可変速度又は駆動トランスミッション
装置11とともに速度可変ピンロール駆動モータ7によ
って駆動される。可変速度又は駆動トランスミッション
装置11は手回し車を介して調整されるものであっても
よく、それによってウェブ2をわずかに延ばしたり、或
いは引き寄せることができ、それによってピンロール6
と駆動ニップロール10との間のウェブ2のたるみが一
切取り除かれる。好ましい可変速度又は駆動トランスミ
ッション比は約1.01:1乃至2:1であり、穿孔さ
れているウェブ2の材料、ピンパターンの形状大きさ、
さらに所望の穿孔数等の因子に依存する。
【0027】1つ以上の空気シリンダ12が非駆動ニッ
プロール16を駆動ニップロール10に対して空気圧に
より押圧し、駆動ニップロール10の周囲をウェブ2が
滑るのを防ぐため、ウェブ内において一定の速度及び均
一な張力が得られる。ウェブ2内の張力をピンロール6
と巻き戻しロール(図示せず)との間で切り離す。ウェ
ブ2は駆動ニップロール10と非駆動ニップロール16
との間を通過した後に巻き戻しロールに入る。好ましく
は、巻き戻し張力は、巻き戻しロール上のウェブ2の直
径の増加にともなって減少する。
【0028】前ニップ経路内の剥離ライナー構造ウェブ 図1を再び参照する。ウェブ3は経路3を通る。ウェブ
3は、制御された張力のもとで従来の巻出装置から繰り
出され、アイドルロール8aによって穿孔機構18に向
かう。穿孔機構は、駆動ピンロール6、ピンロール駆動
モータ7、ニップロール5、空気シリンダ4及び12、
超音波装置1,13,14,15、駆動/ニップロール
10、及び非駆動ニップロール16を有する。
【0029】好ましい実施形態では、ウェブは1つ以上
のアイドルローラ8aを出て、ニップロール5の周りに
巻かれる。ウェブ3は、ニップロール5とピンロール6
との間を通過することで、ウェブ3にピンパターンを刻
印するが、孔が形成されないようにすることが好まし
い。フィルム又は発泡体層31が各ピンの先端で、圧
縮、変位、又はその両方が生じ、各ピンの先端に接触す
るフィルム又は発泡体層の厚さが減少し、それによって
上記したようなウェブ2よりも少ない超音波エネルギー
によってウェブ3が穿孔される。
【0030】フィルム又は発泡体層31の厚さがニップ
ロール5の押圧作用によって減少することから、後ニッ
プ経路でウェブ2と同レベルの多孔度までウェブ3のフ
ィルム又は発泡体層31を穿孔するのに必要な超音波エ
ネルギーはより少ない。もし後ニップ経路のウェブ2の
場合と同一振幅及び同一超音波アクチュエータ圧力に、
前ニップ経路内のウェブ3に設定される場合、前ニップ
経路での穿孔速度は、後ニップ経路でウェブ2に対して
設定された速度よりも約20%増加する。あるいは、も
し前ニップ経路でウェブ3の速度が後ニップ経路のウェ
ブ2に関する値と同一に設定されるならば、多孔度は後
ニップ経路のウェブ2で得られるものよりも約10%乃
至20%大きくなるだろう。この増加は、発泡体層を有
するウェブに関して図11で見ることができる。
【0031】ウェブ3がニップロール5の周りに巻かれ
た後に、ウェブ3はピンロール6の外周の輪郭に沿って
ピンロール6と超音波ホーン1との間を通過する。超音
波ホーン1はフィルム又は発泡体層31を穿孔する。
【0032】ウェブ3はピンロール6から出て、また張
力はピンロール6からウェブ3を離すように設定され
る。ウェブ3では、3pli乃至5pliのような高い
引張り強さ及び低伸張である。張力は相対的に高く設定
され、それによってピンロール6と超音波ホーン1との
間の接触点のすぐ後でピンロール6上のウェブ2の巻着
きが僅かであるか又は全くない。引張強さが低く、かつ
高伸張であるウェブ3については、張力は相対的に低
く、例えば0.5pli乃至2.5pliに設定され、
それによって超音波ホーン1のすぐ後でピンロール6上
のウェブ3の巻着き量は少なくなる。
【0033】好ましい実施形態では、ピンロール6がも
はやウェブ3に接触しなくなった後に、ウェブ3は上記
した張力を設定するために送出ニップ機構を通過する。
【0034】より高い生産要件 穿孔装置は、好ましくは最大で6インチまでの幅のウェ
ブ2,3による使用が好ましい。この寸法のウェブが穿
孔装置を出ると直ちに単一高速粘着包帯製造装置に送ら
れる。この実施形態では、穿孔装置は資本コストが低
く、据え付けが速く、さらに起動時間が速いという利点
を有する。
【0035】別の実施形態では、穿孔が施されたウェブ
2,3の生産は、幅がよりいっそう広いウェブ、例えば
幅が30インチ乃至60インチのウェブを横切るように
1つ以上の超音波装置を用いることによって高めること
ができる。他のプロセス、例えばスリッティングを超音
波穿孔と組み合わせることで、投資コスト及び生産コス
トを節約することができる。
【0036】図2をここで参照する。ウェブ(2)は図
1に示すものと同様の経路をたどる。ウェブ2はアイド
ルローラ8aによって穿孔機構18に向けて誘導され
る。ここでは、ウェブ2が1つ以上の超音波ホーン1と
ピンロール6との間を通過し、ウェブ2がピンロール6
の外周に沿って進み、ピンロール6とニップロール5と
の間を通過して、さらに1つ以上のパスローラ8c,8
dによって張力感知ローラ9に誘導される。複数の超音
波ホーン1は、各々が別々の異なった幅のウェブ2を穿
孔するように配向されている。張力感知ローラ9はピン
ローラ6と駆動送出ニップローラ10との間のウェブ2
にかかる張力を測定し、かつ制御する。送出ニップ駆動
モータ11は好ましくは電子制御される。送出ニップ駆
動モータ11は、好ましくはピンロール駆動モータ7の
速度に従う。送出ニップ駆動モータの速度は、ウェブ2
の張力を保つために、張力感知ローラ9に応答する。駆
動送出ニップロール10を出ると直ちに、ウェブ2は、
従来設計の巻き戻し器によって、コア、好ましくはボー
ル紙に巻き戻される。
【0037】図2にも示すように、ウェブ3は図1に示
すものと同様の経路をたどる。ウェブ3は1つ以上のア
イドルローラ8b,8cによって穿孔機構18に誘導さ
れる。ここで、ウェブ3はニップロール5とピンロール
6との間を通過し、該ウェブ3にピンパターンが刻印さ
れる。ウェブ3はピンロール6の外周に巻かれ、続いて
超音波ホーン1とピンロール6との間を通過する。ここ
でウェブ3は1つ以上の超音波ホーン1によって穿孔さ
れる。複数の超音波ホーン1は、各々が別々に異なった
幅のウェブ3を穿孔するように配向されている。続い
て、ウェブ3がピンロール6から分離され、パスローラ
8dを通過し、さらに張力感知ローラ9に巻かれる。張
力感知ローラ9はピンローラ6と駆動送出ニップローラ
10との間のウェブ3にかかる張力を測定し、かつ制御
する。送出ニップ駆動モータ11は好ましくは電子的に
制御される。
【0038】図2は、2つ以上の超音波ホーン1が直列
に配置された本発明の実施形態を示す図である。この実
施形態は、増加したスループット(処理量)を提供する
もので、ここでは超音波ホーン1が1つだけ含まれる実
施形態で用いたエネルギーレベルと同等のエネルギーレ
ベルを各々の超音波ホーンが保たれている。また、この
実施形態は、超音波ホーン1が1つだけ含まれる実施形
態の場合のスループットと同等のスループットを保つた
めに必要なホーンエネルギーを減少させる。図2の実施
形態によれば、スループットは最大で20%増加する。
例えば、担体PVCウェブを用いることで、標的の多孔
度が30cfm/平方フィートである場合、1つのホー
ン1を用いることで200フィート/分の速度を達成す
ることができる。同一の担体PVCウェブを用いること
で、同一多孔度で、少なくとも2つのホーン1を用いて
240フィート/分のスループットを達成することがで
きる。しかし、スループット(速度)はまったく材料に
依存したものである。例えば、多孔度が30cfm/平
方フィートである発泡体ウェブは、1つのホーンを用い
た場合、スループットが60〜70フィート/分であ
る。しかし、それでも多数のホーン1を有する実施形態
では同じ20%スループット増加を示す。さらに、ホー
ン1の数が増加すると、それに対応したピンロールの外
周の増加が追加されたホーン1に対処する上で必要とな
ろう。
【0039】ループホーン温度制御装置 ホーン装置は、さらに閉ループ温度制御装置を有するも
のであってもよい。好ましい実施形態では、温度センサ
を超音波ホーン1の上に、または内部に設け、ホーンの
温度を制御装置に入力することができる。温度センサ
は、非接触型赤外線温度センサであってもよい。制御装
置は、気流発生器17から超音波ホーン1への気流を制
御して超音波ホーン1の事前に決定された設定温度を保
つようにすることができる。このようにして、超音波ホ
ーン1は、加熱されることがなく、またピンロール6に
関連した超音波ホーン1の位置に変動を生じさせること
もない。さらに、閉じたループ系によって、ホーンを加
熱して温度を上げ、一様な温度に保つことで、生産工程
を通してより狭い穿孔度範囲が保証される。
【0040】シミュレーションの結果 図11は、超音波穿孔装置のピンロール速度と通気性又
は多孔性との関係を示す図である。この図から明らかな
ように、前ニップ処理を使用していない実施形態に対し
て、前ニップ処理を使用している全ての与えられたピン
ロール速度において多孔性の増加が認められる。
【0041】図12は、挟まれた(ニップ)ピンロール
及び挟まれていないピンロールの使用によって得られる
材料の通気性又は多孔性を示す図である。図から明らか
なように、挟まれていないピンロールを含む実施形態に
対して、挟まれた(ニップ)ピンロールを使用する場
合、通気性の増加が認められる。図12は、ウェブ2が
超音波ホーン1の前でニップロール5に接触していない
時(後ニップ経路)に対して、前ニップ経路3を用いた
場合の剥離ライナーフィルムの多孔度が増加することを
示している。
【0042】図13は、開いたニップ及び閉じたニップ
を使用することで得られる材料の気密性(又は多孔度)
を示す図である。ここで使用されるように、「開いたニ
ップ」とはニップロールがピンロールに接していないこ
とを意味し、また「閉じたニップ」とはニップロールが
ピンロールに接していることを意味する。図13は、後
ニップ経路2でより速度の遅いウェブと同じ多孔度を得
るために前ニップ経路で剥離ライナーフィルムが進むこ
とができる速度の増加を示している。
【0043】当業者は、本発明の多くの変更又は改良が
実施可能であることを理解することができよう。特許請
求の範囲及び上記した発明の詳細な説明はそのような変
更又は改良を包含するものである。
【0044】本発明の好ましい態様は以下の通りであ
る。 (1)前記張力がかかったウェブは、連続的な面と非連
続的な面とを有する延伸性ウェブであり、前記張力がか
かったウェブは表面又は底面のいずれか一方に接着剤を
有し、前記接着剤は出力口に接しない請求項1に記載の
超音波穿孔装置。 (2)前記張力がかかったウェブが横たわる担体をさら
に有する実施態様(1)に記載の超音波穿孔装置。 (3)前記張力がかかったウェブはウェブ経路を定め、
さらに前記接着剤は前記表面にあり、また前記担体は底
面に接触し、さらに前記ウェブ経路は前記ピンロールの
周りから前記ニップロールに延びる実施態様(2)に記
載の超音波穿孔装置。 (4)前記張力のかかったウェブはウェブ経路を定め、
さらに前記接着剤は前記底面にあり、また前記担体は前
記接着剤に接触し、さらに前記ウェブ経路は前記ニップ
ロールの周りから前記ピンロールに延びる実施態様
(2)に記載の超音波穿孔装置。 (5)前記張力のかかったウェブが積層されている請求
項1に記載の超音波穿孔装置。
【0045】(6)前記張力のかかったウェブはフィル
ム、発泡体、織布、及び不織布からなる群から選択され
る材料である請求項1に記載の超音波穿孔装置。 (7)接線方向の接触の接点は前記超音波エミッタの前
記出力口から前記ピンロールの直径を直接横切る請求項
1に記載の超音波穿孔装置。 (8)前記ピンロールはクロムカーバイドサーメットで
覆われている請求項1に記載の超音波穿孔装置。 (9)少なくとも1つの空気シリンダがさらに設けら
れ、該空気シリンダは前記ニップロールを前記ピンロー
ルに押圧するニップ力が働くように配置される請求項1
に記載の超音波穿孔装置。 (10)前記張力のかかったウェブを与え、かつ前記張
力のかかったウェブに対して張力を与えるウェブ供給源
をさらに有する請求項1に記載の超音波穿孔装置。
【0046】(11)前記穿孔装置はピンロールに彫ら
れた切頭円錐形の突起物を有する請求項1に記載の超音
波穿孔装置。 (12)前記穿孔装置はピンロールに刻まれた切頭円錐
形の突起物を有する請求項1に記載の超音波穿孔装置。 (13)前記穿孔装置は高さが約0.025インチであ
り、前記穿孔装置は直径が約0.005インチ乃至約
0.025インチの範囲内である実施態様(11)又は
実施態様(12)に記載の超音波穿孔装置。 (14)前記穿孔装置の高さは、前記張力のかかったウ
ェブの表面から前記張力のかかったウェブの底面までの
垂直方向の測定値よりも大きい実施態様(13)に記載
の超音波穿孔装置。 (15)前記ピンロールは該ピンロール上に平方インチ
あたり約70本乃至約300本のピンを有する請求項1
に記載の超音波穿孔装置。
【0047】(16)前記ピンロールを駆動するピンロ
ール駆動モータをさらに有する請求項1に記載の超音波
穿孔装置。 (17)前記ピンロール駆動モータは、電子式可変速度
駆動装置によって制御される実施態様(16)に記載の
超音波穿孔装置。 (18)前記ニップロールはゴムで覆われた鋼材製のコ
アを有する請求項1に記載の超音波穿孔装置。 (19)前記ニップロールはプラスチックで覆われた鋼
材製のコアを有する請求項1に記載の超音波穿孔装置。 (20)さらに、送出ニップ機構を有する請求項1に記
載の超音波穿孔装置。
【0048】(21)前記送出ニップ機構は、駆動送出
ニップと、前記駆動送出ニップに接続した可変速度送出
駆動変速装置と、前駆駆動送出ニップと一点で接する非
駆動送出ニップと、前記非駆動送出ニップに近接し、か
つ前記非駆動送出ニップに空気圧を及ぼすことで、前記
非駆動送出ニップを前記駆動送出ニップへ付勢する実施
態様(20)に記載の超音波穿孔装置。 (22)前記駆動送出ニップ又は前記非駆動送出ニップ
のいずれか1つは鋼材を含む実施態様(21)に記載の
超音波穿孔装置。 (23)前記駆動送出ニップ鋼材から形成され、また前
記駆動送出ニップは剥離被覆されている実施態様(2
2)に記載の超音波穿孔装置。 (24)前記駆動送出ニップ及び前記非駆動送出ニップ
の少なくとも1つはゴムからなる実施態様(21)に記
載の超音波穿孔装置。 (25)前記駆動送出ニップはピンロール駆動モータに
よって駆動される実施態様(21)に記載の超音波穿孔
装置。
【0049】(26)前記張力のかかったウェブを前記
送出ニップ機構から受け取る巻き戻し機構をさらに有す
る実施態様(21)に記載の超音波穿孔装置。 (27)前記送出ニップ機構で前記張力のかかったウェ
ブの張力を感知し、かつ制御する張力感知ローラをさら
に有する実施態様(21)の超音波穿孔装置。 (28)前記張力のかかったウェブは1つの長さに沿っ
て連続し、第2の長さに沿って最大で6インチである請
求項1に記載の超音波穿孔装置。 (29)強制空気を前記出力口に向ける強制空気源をさ
らに有する請求項1に記載の超音波穿孔装置。 (30)前記出力口は前記ピンロールから可変的に変位
し、前記可変的変位は前記出力口と前記ピンロールとの
間に可変的な隙間を形成する請求項1に記載の超音波穿
孔装置。
【0050】(31)前記アクチュエータは気圧式アク
チュエータ、油圧式アクチュエータ、及びバネ式アクチ
ュエータからなる群から選択される請求項1に記載の超
音波穿孔装置。 (32)前記超音波エミッタを前記張力のかかったウェ
ブの方向へ押圧し、前記出力口と前記張力のかかったウ
ェブとの間の接触を保つ少なくとも1つのアクチュエー
タをさらに有し、前記出力口は前記張力のかかったウェ
ブのみ圧力を及ぼし、それによって前記張力のかかった
ウェブが前記穿孔装置に対して押圧される請求項2に記
載の超音波穿孔装置。 (33)前記強制空気源は、ファン及び圧縮空気源から
なる群から選択される請求項2に記載の超音波穿孔装
置。 (34)前記張力のかかったウェブは担体上に置かれる
請求項2に記載の超音波穿孔装置。 (35)前記張力のかかったウェブは、フィルム、発泡
体、織物、及び不織物からなる群から選択される材料で
ある請求項2に記載の超音波穿孔装置。
【0051】(36)前記張力のかかったウェブを供給
し、かつ前記張力のかかったウェブに対して張力を与え
るウェブ供給源をさらに有する請求項2に記載の超音波
穿孔装置。 (37)前記穿孔装置はピンロールに彫られた切頭円錐
形の突起物を有する請求項2に記載の超音波穿孔装置。 (38)前記穿孔装置はピンロールに刻まれた切頭円錐
形の突起物を有する請求項2に記載の超音波穿孔装置。 (39)前記ピンロールを駆動するピンロール駆動モー
タをさらに有する請求項2に記載の超音波穿孔装置。 (40)前記ピンロールはクロムカーバイドサーメット
で覆われている請求項2に記載の超音波穿孔装置。
【0052】(41)前記ピンロールと一点で接するニ
ップロールをさらに有し、該ニップロールは前記ウェブ
を受ける請求項2に記載の超音波穿孔装置。 (42)前記出力口は前記ピンロールから可変的に変位
し、前記可変的変位は前記出力口と前記ピンロールとの
間に可変的な隙間を形成する請求項2に記載の超音波穿
孔装置。 (43)前記出力口は先端にカーバイドが設けられたチ
タン製である請求項2に記載の超音波穿孔装置。 (44)前記圧力は約20ポンド/インチ乃至約60ポ
ンド/インチの範囲内である請求項2に記載の超音波穿
孔装置。 (45)前記出力口は出力を有し、該出力は調整可能な
振幅、最大電力の範囲が2000ワット乃至2500ワ
ット、さらに周波数が約20kHzを有する請求項2に
記載の超音波穿孔装置。
【0053】(46)前記ピンロールは、未固化の鋼材
から形成され、かつクロムカーバイドセメントによって
被覆される請求項2に記載の超音波穿孔装置。 (47)前記張力のかかったウェブを供給し、かつ前記
張力のかかったウェブに対して張力を与えるウェブ供給
源をさらに有する請求項2に記載の超音波穿孔装置。 (48)前記超音波エネルギー供給手段を前記張力のか
かったウェブの方向へ押圧し、前記超音波エネルギー供
給手段と前記張力のかかったウェブとの間の接触を保つ
少なくとも1つのアクチュエータをさらに有し、前記超
音波エネルギー供給手段は前記張力のかかったウェブの
みに圧力を及ぼし、それによって前記張力のかかったウ
ェブが前記穿孔装置に対して押圧される請求項4に記載
の超音波穿孔装置。 (49)前記材料ウェブを提供する工程は、前記材料ウ
ェブを形成するために担体上に積層体を積層する工程を
含む請求項5に記載の超音波穿孔装置。 (50)前記ニップロールを前記ピンロールに向けて付
勢するニップ力を及ぼす工程をさらに有する請求項5に
記載の方法。
【0054】(51)ピンロール駆動モータを用いて前
記ピンロールを駆動する工程をさらに有する請求項5に
記載の方法。 (52)電子式可変速度駆動装置を用いて前記ピンロー
ル駆動モータを制御する工程をさらに有する実施態様
(51)に記載の方法。 (53)前記超音波エネルギー供給及び前記巻き取りの
後で、かつ前記スプールを行う工程の前に前記ウェブを
ニッピングする工程をさらに有することを特徴とする請
求項5に記載の方法。 (54)張力感知ローラを用いて前記ウェブの張力を感
知する工程と、前記張力の感知にもとづいて前記ニッピ
ング工程で前記ウェブの張力を制御する工程とをさらに
有する実施態様(53)に記載の方法。 (55)前記スプールを行う工程の後に、前記ウェブを
巻き戻す工程をさらに有する請求項5に記載の方法。
【0055】(56)前記超音波エミッタを冷却する工
程をさらに有する請求項5に記載の方法。 (57)前記超音波エミッタを一定の温度に保つフィー
ドバック制御装置を用いて前記冷却を制御する工程をさ
らに有する実施態様(56)に記載の方法。 (58)前記冷却工程は前記超音波エミッタ上に空気を
強制的に供給する工程をさらに有する実施態様(57)
の方法。 (59)前記材料ウェブを提供する工程に先立って、前
記超音波エミッタから前記ピンロールの外周の周りに1
5度乃至345度の間で前記ニップロールを置く工程を
さらに有する請求項5に記載の方法。 (60)前記材料ウェブを提供する工程に先立って、耐
摩耗剥離被覆物を適用することで、前記ピンロールを硬
くする工程をさらに有する請求項5に記載の方法。 (61)工程(c)に先だって、前記材料ウェブ上の接
着剤が担体と接触した場合は前記第1のウェブ経路が選
択され、もし前記接着剤が前記担体と接することがない
場合は前記第2のウェブ経路を選択する工程をさらに有
することを特徴とする請求項6に記載の方法。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、連
続ウェブに滑らかで大きさが均一な孔を開けることがで
き、しかも、従来のように超音波装置とピンロールとの
間の隙間を一定に維持する必要がないので、複雑な装置
制御や保守が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前ニップ経路及び後ニップ経路の両方で呼ばれ
るウェブ経路を有する超音波穿孔方法の一実施態様を示
す模式図である。
【図2】前ニップ経路及び後ニップ経路の両方で呼ばれ
るウェブ経路を有する超音波穿孔方法の一実施態様を示
す模式図である。
【図3】担体構造で使用されるウェブ材料の一実施態様
を示す模式的断面図である。
【図4】剥離ライナー構造で使用されるウェブ材料の一
実施態様を示す模式的断面図である。
【図5】ピンロール上のピンの直径が0.025インチ
のパターンを示す模式図である。
【図6】ピンロール上のピンの直径が0.02インチの
パターンを示す模式図である。
【図7】ピンロール上のピンの直径が0.016インチ
のパターンを示す模式図である。
【図8】ピンロール上のピンパターンの一実施態様を示
す模式図である。
【図9】ピンロール上のピンパターンの第2の実施態様
を示す模式図である。
【図10】ピンロール上のピンパターンの第3の実施態
様を示す模式図である。
【図11】超音波穿孔装置のピンロール速度と典型的な
通気性(又は多孔度)との関係を示すグラフである。
【図12】ニップピンロール及び非ニップピンロールを
用いた場合に得られる材料の通気性(又は多孔性)を示
すグラフである。
【図13】開いたニップ及び閉じたニップを使用するこ
とで得られる材料の気密性(又は多孔性)を示すグラフ
であり、「開いたニップ」はピンロールに接触しないニ
ップロールを含み、また「閉じたニップ」はニップロー
ルがピンロールに接している状態をいう。
【符号の説明】
1,13,14,15 音波ホーン 2,3 ウェブ 4 空気シリンダ 5 ニップロール 6 ピンロール 7 駆動モータ 8a,8b アイドルローラ 9 張力感知ローラ 10 駆動ニップロール 11 駆動トランスミッション装置 12 空気シリンダ 13 ブースタ 14 コンバータ 15 アクチュエータ 16 非駆動ニップロール 17 気流発生器(強制空気源、強制空気発射手段) 18 穿孔機構 21 接着剤層 22 フィルム又は発泡体層 23 担体紙からなる層 31 フィルム又は発泡体層 32 接着剤層 33 剥離ライナー紙層 41,51,61,71,81,91 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598039367 Grandview Road,Skil lman,New Jersey 08558, United States of Am erica (72)発明者 エドワード・ムーシュ アメリカ合衆国、08753 ニュージャージ ー州、トムズ・リバー、サミット・アベニ ュー 1428 (72)発明者 チャールズ・リー・アダムズ アメリカ合衆国、08822 ニュージャージ ー州、フレミントン、オールデン・ドライ ブ 21 (72)発明者 アンジェラ・チャネイ アメリカ合衆国、30606 ジョージア州、 アセンズ、オーチャード・クリーク・ドラ イブ 175 (72)発明者 ジェイムズ・メイザニス アメリカ合衆国、08876 ニュージャージ ー州、サマービル、アパートメント・2ビ ー、ブルックサイド・アベニュー 50 (72)発明者 ロバート・カパロ アメリカ合衆国、07853 ニュージャージ ー州、ロング・バレー、ブラック・リバ ー・ロード 159

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面及び底面を有する張力がかかったウ
    ェブに孔を開けるための超音波装置であって、 複数の穿孔機を表面に有し、かつ前記張力がかかったウ
    ェブを受けるピンロールと、 前記張力がかかったウェブに接し、かつ前記張力がかか
    ったウェブに圧力を及ぼす出力口を持つ少なくとも1つ
    の超音波エミッタと、 前記張力がかかったウェブに向けて前記超音波エミッタ
    を押圧し、かつ前記出力口と前記張力がかかったウェブ
    との間の接触を保つことで、前記出力口が前記張力がか
    かったウェブのみを圧して前記張力がかかったウェブを
    前記穿孔機に対して押圧する少なくとも1つのアクチュ
    エータと、 前記ピンロールと一点で接し、かつ前記張力がかかった
    ウェブを受けるニップロールとを備えることを特徴とす
    る超音波装置。
  2. 【請求項2】 張力がかかったウェブに孔を開けるため
    の超音波装置であって、 複数の穿孔機を表面に有し、かつ前記張力がかかったウ
    ェブを受けるピンロールと、 前記張力がかかったウェブに接し、かつ前記張力がかか
    ったウェブに圧力を及ぼす出力口を持つ少なくとも1つ
    の超音波エミッタと、 前記出力口上に強制空気を向ける強制空気源と、 出力口が所定の温度に達するのを可能とし、かつ前記強
    制空気源の作動及び停止を交互に行うことで前記温度を
    保つフィードバック制御装置とを備えることを特徴とす
    る超音波装置。
  3. 【請求項3】 表面及び底面を有する張力がかかったウ
    ェブに孔を開けるための超音波装置であって、 複数の穿孔機を表面に有し、かつ前記張力がかかったウ
    ェブを受けるピンロールと、 前記張力がかかったウェブと接して前記張力がかかった
    ウェブに圧力を及ぼし、前記張力がかかったウェブに対
    して超音波エネルギーを供給する少なくとも1つの手段
    と、 前記超音波エネルギー供給手段と前記張力がかかったウ
    ェブとの間の接触を保つことで、前記超音波エネルギー
    供給手段が前記張力がかかったウェブのみに圧力を及ぼ
    し、前記張力がかかったウェブを穿孔機に対して押圧す
    る少なくとも1つの手段と、 前記ピンロールと一点で接し、かつ前記張力がかかった
    ウェブを受けるニッピング手段とを備えることを特徴と
    する超音波装置。
  4. 【請求項4】 張力がかかったウェブに孔を開けるため
    の超音波装置であって、 複数の穿孔機を表面に有し、かつ前記張力がかかったウ
    ェブを受けるピンロールと、 前記張力がかかったウェブに接し、かつ前記張力がかか
    ったウェブに圧力を及ぼす、超音波エネルギー供給手段
    と、 前記超音波エネルギー供給手段の上に強制空気を発射す
    る手段と、 前記超音波エネルギー供給手段が所定の温度に達するの
    を可能とし、かつ前記強制空気手段の作動及び停止を交
    互に行うことで前記温度を保つ、前記強制空気発射手段
    を制御するための手段とを備えることを特徴とする超音
    波装置。
  5. 【請求項5】 超音波穿孔実施方法であって、 材料ウェブを提供する工程と、 前記ウェブに張力をかける工程と、 ピンロール上に前記ウェブを巻き出す工程と、 前記ピンロール上の前記ウェブを超音波エミッタの下に
    通す工程と、 アクチュエータを用いて前記超音波エミッタを押圧して
    前記ウェブと接触させる工程において、押圧力を超音波
    エミッタに対して行い、ウェブに対してのみ押圧力を移
    すことにより、ウェブを前記ピンロールに対して押圧す
    る工程、 前記超音波エミッタから前記ウェブに超音波エネルギー
    を供給する工程と、 前記ピンロールに一点で接した送出ニップロールへ前記
    ピンロールから前記ウェブを巻き取る工程と、 前記送出ニップロールから前記ウェブをスプールする工
    程とを有することを特徴とする超音波穿孔実施方法。
  6. 【請求項6】 超音波穿孔実施方法であって、 (a)制御された張力のもとで、材料ウェブ及び該ウェ
    ブと絡み合った担体とを巻き出す工程と、 (b)ニップロールと該ニップロールの後に続いて前記
    ニップロールと一点で接するピンロールとを有する第1
    のウェブ経路と、前記ピンロールと該ピンロールに続く
    前記ニップロールを有する第2のウェブ経路とからなる
    2つのウェブ経路を定める工程と、 (c)前記材料ウェブと前記担体とを前記ウェブ経路の
    1つに通す工程と、 (d)前記材料ウェブを前記ピンロール上の複数のピン
    と接触させる工程と、 (e)前記担体を前記超音波エミッタと接触させる工程
    と、 (f)アクチュエータを用いて前記超音波エミッタを押
    圧して前記ウェブと接触させる工程であって、前記アク
    チュエータが超音波エミッタに押圧力を及ぼし、これが
    材料ウェブに対してのみ移されることにより、前記材料
    ウェブを押圧して前記ピンと接触させる工程、 (g)前記超音波エミッタからの超音波エネルギーを前
    記担体に供給する工程と、 (h)前記超音波エミッタを冷却する工程と、 (i)前記工程(a)乃至前記工程(g)の後に前記材
    料ウェブを送出ニップ機構に通す工程と、 (j)前記材料ウェブを巻き戻す工程とを有することを
    特徴とする超音波穿孔実施方法。
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