JPH05306382A - パターン状両面粘着テープの製造方法及び装置 - Google Patents

パターン状両面粘着テープの製造方法及び装置

Info

Publication number
JPH05306382A
JPH05306382A JP4111489A JP11148992A JPH05306382A JP H05306382 A JPH05306382 A JP H05306382A JP 4111489 A JP4111489 A JP 4111489A JP 11148992 A JP11148992 A JP 11148992A JP H05306382 A JPH05306382 A JP H05306382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separator
adhesive tape
pressure
sensitive adhesive
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4111489A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Sakurada
正孝 桜田
Tadao Watanabe
忠雄 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP4111489A priority Critical patent/JPH05306382A/ja
Publication of JPH05306382A publication Critical patent/JPH05306382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】パターン状両面粘着テープ製造において、所望
形状パターンに分離された多数の粘着剤層をセパレータ
ーに規則的に配列したパターン状両面粘着テープを能率
的に製造するパターン状両面粘着テープの製造方法及び
装置。 【構成】連続する長尺状の粘着テープ材料2 を、第2セ
パレーター5 側に補助シート6 を重ね合わせて供給し、
重ね合わせた粘着テープ材料2 と補助シート6 を第2セ
パレーター5 側より押型線分両端が閉鎖する所定形状パ
ターンの押型23を用いて押圧して、粘着剤層3 を所定形
状パターンに分断した後、型押後の粘着テープ材料2 よ
り前記第2セパレーター5 を剥離し、剥離後の第1セパ
レーター4面にて分断状態に残留露呈する所定形状のパ
ターン粘着剤層3a上に、第3の長尺状セパレーター7 を
供給貼着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、粘着剤層の両面にセパレーター
(離型シート)を備えた両面粘着テープにおいて、粘着
剤層がセパレーター面に所望形状パターンに施されたパ
ターン状両面粘着テープの製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】両面粘着テープ、特にセパレーター面に
粘着剤層があるパターン形状に施されているパターン状
両面粘着テープの従来の製造においては、両面粘着テー
プの一方面のセパレーターを残して、他方面のセパレー
ター側より該セパレーターと粘着剤層とを所望パターン
形状に多数打抜き断裁し、続いて所望パターン形状に打
ち抜かれた前記粘着剤層を、該他方面のセパレーターと
一体に一方面のセパレーター側から剥離することによ
り、多数の所望パターン形状のセパレーター付き粘着剤
層を得る。
【0003】得られた多数のセパレーター付き粘着剤層
の1つ1つを、貼着装置によって所望の物品面(製品面
など)に対して1つずつ分離して連続的に自動貼着でき
るようにするために、多数のセパレーター付き粘着剤層
を長尺状のセパレーター(離型シート)面に一旦規則的
に配列して貼着し、テープ状に巻取ることによってパタ
ーン状両面粘着テープを製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパターン状
両面粘着テープ製造においては、パターン状に打抜き分
離された多数のセパレーター付き粘着剤層を長尺状セパ
レーター面に規則的に配列して貼着加工する手間が掛か
り、又製造装置も複雑であった。本発明は、所望形状パ
ターンに分離された多数の粘着剤層をセパレーターに規
則的に配列したパターン状両面粘着テープを能率的に製
造することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続する粘着
剤層3とその両面の第1及び第2の長尺状セパレーター
4,5とから構成される長尺状の粘着テープ材料2を、
第2セパレーター5側に補助シート6を重ね合わせて供
給し、重ね合わせた粘着テープ材料2と補助シート6を
第2セパレーター5側より押型線分両端が閉鎖する所定
形状パターンの押型23を用いて押圧して、粘着剤層3
を所定形状パターンに分断した後、型押後の粘着テープ
材料2より前記第2セパレーター5を剥離し、剥離後の
第1セパレーター4面にて分断状態に残留露呈する所定
形状のパターン粘着剤層3a上に、第3の長尺状セパレ
ーター7を供給貼着することを特徴とするパターン状両
面粘着テープの製造方法である。
【0006】又、本発明は、連続する粘着剤層とその両
面の第1及び第2の長尺状セパレーターとから構成され
る長尺状の粘着テープ材料2を、第2セパレーター側に
補助シート6を重ね合わせて供給する粘着テープ材料供
給手段10と、重ね合わせた粘着テープ材料2と補助シ
ート6を第2セパレーター側より押型線分両端が閉鎖す
る所定形状パターンの押型を用いて押圧して粘着剤層を
所定形状パターンに分断するプレス型押手段20と、型
押後の粘着テープ材料2より前記第2セパレーターを剥
離しつつ巻取る第2セパレーター剥離手段30と、剥離
後の第1セパレーター面にて残留露呈する所定形状のパ
ターン粘着剤層上に第3の長尺状セパレーター7を供給
貼着する第3セパレーター貼着手段40と、第1セパレ
ーターとパターン粘着剤層とそれに貼着された第3セパ
レーターから構成される長尺状の粘着テープ8を送り出
す粘着テープ排出手段50とを備えたことを特徴とする
パターン状両面粘着テープの製造装置である。
【0007】
【実施例】本発明のパターン状両面粘着テープ製造方法
を、図1(a)〜(e)の製造工程を示す側面図に従っ
て詳細に説明する。まず、図1(a)に示すような粘着
剤層3の表裏にそれぞれ第1セパレーター4と第2セパ
レーター5とを貼着した長尺状の両面粘着テープ材料2
を用いて、図1(b)に示すように、該粘着テープ材料
2の前記第2セパレーター5表面に補助シート6(例え
ば延伸ポリプロピレンシート、若しくは無延伸ポリプロ
ピレンシートなど合成樹脂製シート、又は合成樹脂と紙
との複合シート、又はアルミフォイルシートなど)を重
ね合わせる。なお、本発明方法におけるセパレーターと
は、所定のシート(合成樹脂製シート、紙製シート)に
シリコーン樹脂など粘着剤層3に対して剥離性のある樹
脂をコーティングした離型性シートであり、又、両面粘
着テープ材料2に用いられる粘着剤層3としては、公知
の粘着材を使用することは可能であるが、比較的脆性を
保有する粘着材(例えば、粘着材中に粘着支持材として
含有する繊維成分が、不連続な単繊維の天然繊維、合成
繊維として分散状態で含有する粘着材など)を用いるこ
とが望ましい。
【0008】次に、図1(c)に示すように、上記補助
シート6を重ね合わせた粘着テープ材料2を補助シート
6側から、平圧プレス方式、円圧プレス方式、輪転プレ
ス方式による型押手段20の上部プレス板21(又は上
部プレスロール21)に下向きに設置された押罫を成形
するための押型線分両端が閉鎖する所定形状パターンの
押型23(後に詳細を説明)を用いて押圧して型押部2
aを成形し、それにより、粘着テープ材料2の粘着剤層
3を第1セパレーター4面にて分断する。
【0009】押型23の押圧動作によって分断された粘
着剤層3は、押型線分両端が閉鎖する所定形状パターン
の押型23によってパターン状に囲繞される領域の粘着
剤層3aと、それ以外り領域の粘着剤層3bとに区分さ
れる。
【0010】次に、図1(d)に示すように、補助シー
ト6、次に第2セパレーター5(離型シート)の順に又
は同時に、両シートを第1セパレーター4側より剥離す
る。この時、パターン状に囲繞される領域の粘着剤層3
aは、第1セパレーター4側に残留し、一方それ以外の
領域の粘着剤層3bは、第2セパレーター5と一体的に
剥離される。これによって、第1セパレーター4面に
は、粘着剤層3の剥離による間隙部3cが形成される。
【0011】続いて、図1(e)に示すように、粘着剤
層3a上面に、透明、半透明、又は不透明な第3セパレ
ーター7(ポリプロピレンシート、ポリエステルシート
など合成樹脂シート、紙製シート、又はこれらの複合さ
れたシートを基材とする離型性シート)を重ね合わせ貼
着して、本発明のパターン状両面粘着テープ8が製造さ
れる。
【0012】図2(a)〜(c)は、前述した一実施例
における押型23による粘着剤層3の分断操作の後、又
はそれと同時に、第1セパレーター4に、本発明のパタ
ーン状両面粘着テープ8を自動テープ貼り装置等にて使
用する際における該装置機上での該テープ8位置決め用
の小孔を穿設する本発明方法の他の実施例である。
【0013】前述の図1(a)に示す粘着剤層3の表裏
にそれぞれ第1セパレーター4(離型シート)と第2セ
パレーター5とを貼着した長尺状の両面粘着テープ材料
2を用いて、前述の図1(b)に示す該粘着テープ材料
2の前記第2セパレーター5表面に補助シート6を重ね
合わせ、次に、前述の図1(c)に示す補助シート6を
重ね合わせた粘着テープ材料2を、補助シート6側か
ら、型押手段20の上部プレス板21(又は上部プレス
ロール21)に下向きに設置された押罫を成形するため
の押型線分両端が閉鎖する所定形状パターンの押型23
(後に詳細を説明)を用いて押圧して型押部2aを成形
し、それによって、粘着テープ材料2の粘着剤層3を第
1セパレーター4面にて分断する。
【0014】その後に、又は同時に、図2(a)に示す
ように第1セパレーター4側から、該型押手段20の下
部プレス板22(又は下部プレスロール22)に上向き
に設置された小孔打抜刃26(パンチャー)を用いて押
圧し、第1セパレーター4に小孔4aを穿設する。
【0015】押型23の押圧動作によって分断された粘
着剤層3は、押型線分両端が閉鎖する所定形状パターン
の押型23によってパターン状に囲繞される領域の粘着
剤層3aと、それ以外り領域の粘着剤層3bとに区分さ
れ、第1セパレーター4には小孔4aが穿設される。
【0016】続いて、図2(b)に示すように、補助シ
ート6、次に第2セパレーター5(離型シート)の順
に、又は同時に、両シートを第1セパレーター4側より
剥離する。この時、パターン状に囲繞される領域の粘着
剤層3aは、第1セパレーター4側に残留し、一方それ
以外の領域の粘着剤層3bは、第2セパレーター5と一
体的に剥離され、又、第1セパレーター4に穿設された
小孔4a部分の第1セパレーター抜きかす4bは、粘着
剤層3b側に接着した状態で第1セパレーター4より分
離する。これによって、第1セパレーター4面には、粘
着剤層3の剥離による間隙部3cが形成される。
【0017】続いて、図2(c)に示すように、粘着剤
層3a上面に、透明又は半透明な第3セパレーター7
(ポリプロピレンシート、ポリエステルシートなど合成
樹脂シートを基材とする離型性シート)を重ね合わせ貼
着して、本発明のパターン状両面粘着テープ8が製造さ
れる。
【0018】図3は、上記本発明のパターン状両面粘着
テープ製造方法によって製造された本発明のパターン状
両面粘着テープ8の平面図であり、押型線分両端が閉鎖
する囲繞された所定形状パターンの押型23にて粘着剤
層を型押することにより、該押型23(例えば矩形状)
の囲繞領域には、その囲繞形状通りに等間隔に規則的な
パターン状の粘着剤層3aが形成され、それ以外の領域
には粘着テープ8本体の両端及びテープ幅方向両側を含
めて、前述した粘着剤層3bの剥離によって得られる間
隙部3cが形成される。又、粘着テープ8を使用する際
のテープ位置決め用の小孔4aが、各パターン状の粘着
剤層3aに対応して穿設される。
【0019】次に、本発明のパターン状両面粘着テープ
の製造装置を図4の実施例側面図に従って詳細に説明す
る。本発明装置前段には粘着テープ材料供給手段10を
備え、該手段10は、連続する粘着剤層3と、その両面
の第1及び第2の長尺状セパレーター4,5とから構成
される長尺状の両面粘着テープ材料2の巻取ロール1を
装着する装着部1aと、該巻取ロール1より巻き出され
る両面粘着テープ材料2を搬送ガイドする1乃至複数本
のガイドロール11と、該粘着テープ材料2を送り出し
供給送行動作させるインフィードロール12(押圧対向
ロール)と、巻き出し軸27に巻回する長尺状の補助シ
ート6、又はエンドレス状の補助シート6を両面粘着テ
ープ材料2の第2セパレーター5側に重ね合わせる重ね
合わせロール13(ガイドロール、又は押圧対向駆動ロ
ール)とを備え、両面粘着テープ材料2と補助シート6
とを重ね合わせて前方に供給する。なお、本発明装置の
一実施例においては、例えば前記粘着テープ材料2の第
2セパレーター5を上面にして供給される。
【0020】粘着テープ材料供給手段10の後段には平
圧プレス方式、円圧プレス方式、輪転プレス方式による
型押手段20を備える。
【0021】図4の一実施例としては、平圧プレス方式
の型押手段20を示すものであり、該手段20は、いず
れか一方が他方に対して近接離間方向に反復動作し、且
つ互いに対向するプレス板21(上部プレス板)とプレ
ス板22(下部プレス板)とを備える。なお、該両プレ
ス板21,22の互いに接近乃至離間動作した際の設置
姿勢は、水平又は垂直方向など適宜方向にして配置でき
る。重ね合わされた状態で供給される前記粘着テープ材
料2と補助シート6は、このプレス板21,22間に導
入される。
【0022】上部プレス板21の下面には、下向きに押
型23が設置され、該押型23は、押型線分両端が閉鎖
して囲繞する所望の形状パターン(円形状、楕円形状、
矩形状、多角形状、その他適宜囲繞パターン)の押型で
ある。該押型23を用いて第2セパレーター側より粘着
テープ材料2を押圧し、その粘着剤層3を、押型線分両
端が閉鎖する押型23の所定形状パターン通りの囲繞パ
ターンに分断する。なお、下部プレス板25における押
型23と対向する個所には、必要に応じて適宜に押圧受
部材25として、例えば、押圧力調整板、緩衝板(プレ
スボードなど)を配置することは可能である。
【0023】又、該型押手段20の前記プレス板21,
22には、第1セパレーター4に対して小孔8を穿設す
る打抜刃26を配置する。該小孔打抜刃26は、第1セ
パレーター4側の下部プレス板22に設置され、該小孔
打抜刃26と対向する上部プレス板21には、必要に応
じて受部材24を配置する。なお、該小孔打抜刃26
は、プレス板21,22とは別体として型押手段20に
配置することは可能である。
【0024】該型押手段20を挟んで前記重ね合わせロ
ール13と反対側には重ね合わせロール14(ガイドロ
ール、又は押圧対向駆動ロール)を備え、該重ね合わせ
ロール14より重ね合わされた状態で送り出される前記
粘着テープ材料2と補助シート6のうち補助シート6を
該重ね合わせロール14にて方向変換させて、該補助シ
ート6を巻取り軸28側に巻き取るか、若しくは該補助
シート6をエンドレス状態で送行動作させる。
【0025】型押手段20の後段には、第2セパレータ
ー剥離手段30を備え、該剥離手段30は、補助シート
6が重ね合わされた状態で送り出される前記粘着テープ
材料2を周接して回転する材料周接支持ロール35と、
該材料周接支持ロール35の回転方向に向けて先端部を
接近させた押さえ板(剥離板)31とを備え、型押後の
粘着テープ材料2に重ね合わされている第2セパレータ
ー5を、押さえ板31によって前記周接支持ロール35
方向に押さえながら、該周接支持ロール35から離反す
る方向に所定角度で立ち起こすように前記第2セパレー
ター5の前端部をガイドして粘着テープ材料2から剥離
して、巻取り軸32側に巻取る。
【0026】第2セパレーター剥離手段30の後段に
は、第3の長尺状セパレーター7を供給貼着する第3セ
パレーター貼着手段40を備える。該貼着手段40は、
第2セパレーター5を剥離した後に第1セパレーター4
面に残留露呈する所定形状のパターン粘着剤層3a上に
長尺状の第3セパレーター7を供給する第3セパレータ
ー供給ロール装着部43と、供給された第3セパレータ
ー7を第1セパレーター4に残留露呈するパターン粘着
材層3aと重ね合わせ貼着する重ね合わせ貼着ロール4
1とを備え、該貼着ロール41には、これと対向する押
圧ロールが設置される。
【0027】該押圧ロールは、該貼着ロール41に対し
て対向押圧するように設置することができるが、図4の
一実施例においては、該押圧ロールは前記周接支持ロー
ル35がこれを兼用するものであり、貼着ロール41
は、駆動回転する周接支持ロール35に接して従動回転
するようになっている。
【0028】このように、該貼着手段40における貼着
ロール41によって第1セパレーター4面のパターン粘
着材層3aに対して第3セパレーター7を重ね合わせ貼
着して、本発明のパターン両面粘着テープ8を製造する
ものであるが、図4の一実施例においては、第3セパレ
ーター7を貼り合わせたパターン状両面粘着テープ8を
その貼り合わせ後においても、周接支持ロール35に周
接されながら前方に送行できるようになっており、前記
貼着ロール41に対して周接支持ロール35回転送行方
向下流に、該ロール35に接して従動回転する押さえロ
ール42を配置して、送行するパターン状両面粘着テー
プ8を、貼着ロール41と押さえロール42との間にて
周接支持ロール35の周面に周接させながら送行できる
ようになっている。
【0029】第3セパレーター貼着手段40の後段に
は、前記第3セパレーター7を重ね合わせ貼着して製造
されたパターン状両面粘着テープ8を排出送行させる排
出送行手段50を備え、該手段50は、押圧対向するア
ウトフィードロール51を備え、第1セパレーター4と
パターン粘着剤層3aとそれに貼着された第3セパレー
ター7から構成される長尺状の粘着テープ8を、前記ア
ウトフィードロール51に導入して、排出方向に送り出
すものである。
【0030】アウトフィードロール51より送り出され
たパターン状両面粘着テープ8は、必要に応じて、該排
出送行手段50に備えた巻取り軸52に巻取り、巻取り
ロール状にしてパターン状両面粘着テープ8を製造排出
するものである。
【0031】図4の一実施例としては、型押手段20の
プレス板21,22は、近接離間を繰り返し反復動作す
るレシプロ動作であるので、両面粘着テープ材料2、補
助シート6、パターン状両面粘着テープ8の供給送行動
作は、送行動作と送行停止動作とを繰り返す間欠送行動
作であり、1サイクル送行動作して送行停止後に、プレ
ス板21,22の近接によるプレス押圧動作と離間によ
る復帰動作の1サイクル動作を行い、この場合におい
て、両面粘着テープ材料2、及びパターン状両面粘着テ
ープ8を送行動作させるインフィードロール12、周接
支持ロール35、アウトフィードロール51は、これら
を駆動回転させるパルスモーター、サーボモーターなど
電動モーター(図示せず)、又は該電動モーターに連絡
する電磁クラッチをON,OFF制御することによっ
て、同一周速度にて回転させ、同一周期にて送行回転動
作、送行回転停止動作を繰り返すようにするものであ
る。
【0032】又、上記本発明の一実施例としては図4に
示すように周接支持ロール35は、例えば、間欠駆動手
段33によって間欠回転動作するもので、該手段33
は、源動モーター(図示せず)にて駆動回転する支軸3
8aによって軸支された回転板38と、該回転板38の
回転円内周に接続支軸37bを介して回動自在に一端部
を軸支されるクランクシャフト37を備える。
【0033】周接支持ロール35は、揺動アーム36を
一体に備えた支軸36aに回転自在に軸支され、該揺動
アーム36の先端部に、接続支軸37aを介して回動自
在に前記クランクシャフト37の他端部が接続されてい
る。周接支持ロール35を軸支する前記支軸36aの一
端部外周に沿って一体的にラチェットギア36bを備
え、又、周接支持ロール35の一端部には、支軸34a
を介して前記ラチェットギア36bと係合し、且つその
先端部を駆動回転させる方向と反対方向に向けて、前記
ラチェットギア36bに係合する方向にバネ等にて付勢
したラチェット爪34を備えるものである。
【0034】上記間欠駆動手段33は、回転板38の駆
動回転によって、クランクシャフト37を往復動作さ
せ、そのシャフト37他端部に接続された揺動アーム3
6及びそれと一体の支軸36aを反復回転動作させ、そ
れと一体のラチェットギア36bを反復回転動作させ
て、該ラチェットギア36bに係合するラチェット爪3
4と一体の周接支持ロール35を、一方方向(図4図面
において右回転)に間欠回転動作させるものである。
【0035】又、本発明装置の他の実施例としては、例
えば、インフィードロール12とアウトフィードロール
51とを連続回転動作させ、周接支持ロール35を間欠
駆動回転させ、且つ、図4に示す材料供給手段10のイ
ンフィードロール12と重ね合わせロール13との間、
及び、排出送行手段50の押さえロール42とアウトフ
ィードロール51との間にダンサーロールなどのバッフ
ァー手段(図示せず)を配置するようにしてもよい。
【0036】あるいは、本発明装置のその他の実施例と
しては、インフィードロール12、周接支持ロール3
5、アウトフィードロール51をともに連続回転動作さ
せ、両面粘着テープ材料2と補助シート6、及びパター
ン状両面粘着テープ8を連続送行させ、且つ型押手段2
0におけるプレス板21,22を、レシプロ動作及び両
面粘着テープ材料2と補助シート6の連続供給送行速度
に合わせてその供給方向にも移動動作させるようにして
もよい。
【0037】
【作用】本発明のパターン状両面粘着テープ製造方法及
び装置は、押型線分両端が閉鎖する所定形状パターンの
押型23を用いて第1セパレーター4面の粘着剤層3を
パターン状に押圧して分断することができ、第1セパレ
ーター4面に規則的に配列された多数のパターン粘着材
層3aを容易に形成することができ、且つ、第1セパレ
ーター4面に残留露呈する所定形状のパターン粘着剤層
3a上に第3セパレーター7を供給貼着することによっ
て容易にパターン状両面粘着テープが製造できるもので
ある。
【0038】又、連続する粘着剤層3とその両面の第1
及び第2の長尺状セパレーター4,5とから構成される
長尺状の粘着テープ材料2の第2セパレーター5側に補
助シート6を重ね合わせて供給し、第2セパレーター5
側より、該補助シート6を介して押型23を押圧するよ
うにしたので、第2セパレーター5に対して直接的に押
型23が接触せず、よって、押型23によって第2セパ
レーター5が破損することを防止できる。
【0039】
【発明の効果】本発明のパターン状両面粘着テープ製造
方法及び装置は、従来のパターン状両面粘着テープ製造
におけるような、パターン状に打抜き分離された多数の
セパレーター付き粘着剤層を長尺状セパレーター面に規
則的に配列して貼着加工する手間が省力化でき、製造が
容易であって、装置も簡単化される効果がり、粘着材層
のパターン化における第2セパレーターに対する押型に
よる損傷が防止できる。
【0040】従って第1セパレーター面の粘着材層から
第2セパレーターを剥離する際に、損傷した第2セパレ
ーターが途中で破断して剥離に支障をきたすようなこと
がなく、所望形状パターンに分離された多数の粘着剤層
をセパレーターに規則的に配列したパターン状両面粘着
テープを円滑に且つ能率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明のパターン状両面粘着テープ製造
方法における製造工程の一実施例を示す概要側断面図で
ある。 (b)本発明のパターン状両面粘着テープ製造方法にお
ける製造工程の一実施例を示す概要側断面図である。 (c)本発明のパターン状両面粘着テープ製造方法にお
ける製造工程の一実施例を示す概要側断面図である。 (d)本発明のパターン状両面粘着テープ製造方法にお
ける製造工程の一実施例を示す概要側断面図である。 (e)本発明のパターン状両面粘着テープ製造方法にお
ける製造工程の一実施例を示す概要側断面図である。
【図2】(a)本発明のパターン状両面粘着テープ製造
方法における製造工程の他の実施例を示す概要側断面図
である。 (b)本発明のパターン状両面粘着テープ製造方法にお
ける製造工程の他の実施例を示す概要側断面図である。 (c)本発明のパターン状両面粘着テープ製造方法にお
ける製造工程の他の実施例を示す概要側断面図である。
【図3】本発明のパターン状両面粘着テープ製造方法及
び装置により製造されたパターン状両面粘着テープの一
例を示す平面図である。
【図4】本発明のパターン状両面粘着テープ製造装置の
一実施例における主要部を説明する概要側面図である。
【符号の説明】
1…巻取り状の両面粘着テープ材料 2…両面粘着テー
プ材料 3…粘着剤層 3a…パターン粘着剤層 4…第1セパレーター(離型
シート) 4a…小孔 5…第2セパレーター(離型シート)6…補助シート
7…第3セパレーター 8…パターン状両面粘着テープ 10…材料供給手段 11…ガイドロール 12…イン
フィードロール 13…重ね合わせロール 14…重ね合わせロール 1
5…押さえロール 20…型押手段 21…上部プレス板 22…下部プレ
ス板 23…押型 24…受部材 25…受部材 26…小孔打抜刃 27
…巻き出し軸 28…巻取り軸 30…剥離手段 31…剥離板 32…巻取り軸 33
…間欠駆動手段 34…ラチェット爪 34a…ラチェット爪支軸 35
…周接支持ロール 36…揺動アーム 36a…回転軸 36b…ラチェッ
トギア 37…クランクシャフト 37a,37b…回転接続支
軸 38…クランク作動回転板 39…駆動回転軸 40…第3セパレーター重ね合わせ貼着手段 41…貼
着ロール 42…押さえロール 43…巻き出し軸 50…排出送行手段 51…アウトフィードロール 5
2…巻取り軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続する粘着剤層3とその両面の第1及び
    第2の長尺状セパレーター4,5とから構成される長尺
    状の粘着テープ材料2を、第2セパレーター5側に補助
    シート6を重ね合わせて供給し、重ね合わせた粘着テー
    プ材料2と補助シート6を第2セパレーター5側より押
    型線分両端が閉鎖する所定形状パターンの押型23を用
    いて押圧して、粘着剤層3を所定形状パターンに分断し
    た後、型押後の粘着テープ材料2より前記第2セパレー
    ター5を剥離し、剥離後の第1セパレーター4面にて分
    断状態に残留露呈する所定形状のパターン粘着剤層3a
    上に、第3の長尺状セパレーター7を供給貼着すること
    を特徴とするパターン状両面粘着テープの製造方法。
  2. 【請求項2】連続する粘着剤層とその両面の第1及び第
    2の長尺状セパレーターとから構成される長尺状の粘着
    テープ材料2を、第2セパレーター側に補助シート6を
    重ね合わせて供給する粘着テープ材料供給手段10と、
    重ね合わせた粘着テープ材料2と補助シート6を第2セ
    パレーター側より押型線分両端が閉鎖する所定形状パタ
    ーンの押型を用いて押圧して粘着剤層を所定形状パター
    ンに分断するプレス型押手段20と、型押後の粘着テー
    プ材料2より前記第2セパレーターを剥離しつつ巻取る
    第2セパレーター剥離手段30と、剥離後の第1セパレ
    ーター面にて残留露呈する所定形状のパターン粘着剤層
    上に第3の長尺状セパレーター7を供給貼着する第3セ
    パレーター貼着手段40と、第1セパレーターとパター
    ン粘着剤層とそれに貼着された第3セパレーターから構
    成される長尺状の粘着テープ8を送り出す粘着テープ排
    出手段50とを備えたことを特徴とするパターン状両面
    粘着テープの製造装置。
JP4111489A 1992-04-30 1992-04-30 パターン状両面粘着テープの製造方法及び装置 Pending JPH05306382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4111489A JPH05306382A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 パターン状両面粘着テープの製造方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4111489A JPH05306382A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 パターン状両面粘着テープの製造方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05306382A true JPH05306382A (ja) 1993-11-19

Family

ID=14562569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4111489A Pending JPH05306382A (ja) 1992-04-30 1992-04-30 パターン状両面粘着テープの製造方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05306382A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022256A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Oji Tac Hanbai Kk 両面粘着シートおよびその製造方法、積層体
JP2015174977A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 日昌株式会社 両面粘着テープ及びその加工方法並びにその加工装置
CN113696523A (zh) * 2021-09-01 2021-11-26 苍南县如潮文具有限公司 一种双面胶带的制造方法及制造装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022256A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Oji Tac Hanbai Kk 両面粘着シートおよびその製造方法、積層体
JP4690670B2 (ja) * 2004-07-09 2011-06-01 王子タック株式会社 両面粘着シートおよびその製造方法
JP2015174977A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 日昌株式会社 両面粘着テープ及びその加工方法並びにその加工装置
CN113696523A (zh) * 2021-09-01 2021-11-26 苍南县如潮文具有限公司 一种双面胶带的制造方法及制造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101493537B1 (ko) 라벨을 적용하는 장치 및 방법
JPH0798374B2 (ja) 粘着ラベルの製造方法および装置
US20030089452A1 (en) Apparatus and method for applying linerless labels
CN112660868B (zh) 一种镭射转移膜放卷装置
JPH05306382A (ja) パターン状両面粘着テープの製造方法及び装置
JP2678931B2 (ja) 繊維角度の異なるプリプレグシートの製造または積層装置
JPS63183854A (ja) 多重ラベル連続体の製造方法
JPH01319089A (ja) ラべルの製造方法及びこの方法を実施する装置
JP3339904B2 (ja) ラベル製造方法及びその装置
US5725713A (en) Paper sheets or webs with separable self-adhesive labels
NL9002324A (nl) Werkwijze voor het vervaardigen van een vel met continue etiketten.
JP2002210845A (ja) ラベル連続体の製造方法及び装置
JP2010264634A (ja) ロール巻き化粧シートの枚葉自動貼方法と化粧シートの枚葉自動貼装置
JP4559649B2 (ja) ラベル連続体の製造方法
JP4177564B2 (ja) ラベルとその重畳体の製造方法及びラベル用シート
JPH0679812A (ja) シール及びラベルの連続印刷機
JP2001030385A (ja) タックラベルの製造方法及び製造装置
JP4559645B2 (ja) ラベル連続体の製造方法及び装置
JP4167554B2 (ja) インモールド転写成形方法及び打痕除去フィルム
US6729374B2 (en) Label laminating device
US6401782B1 (en) Label laminating device
JPH03140233A (ja) ラベル連続体の製造方法
JPS60134276A (ja) ラベルの製造方法
JPH10187042A (ja) リボンシールを接着したシートの製造方法及び装置
JP3866429B2 (ja) 合成樹脂製袋製造方法及びその装置