JPH0116692Y2 - - Google Patents

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JPH0116692Y2
JPH0116692Y2 JP12067583U JP12067583U JPH0116692Y2 JP H0116692 Y2 JPH0116692 Y2 JP H0116692Y2 JP 12067583 U JP12067583 U JP 12067583U JP 12067583 U JP12067583 U JP 12067583U JP H0116692 Y2 JPH0116692 Y2 JP H0116692Y2
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JP
Japan
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screw shaft
movable
robot
clamp
pair
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JP12067583U
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JPS6026958U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一定経路を走行する移動装置を固定
側の一定位置に精度良く停止させたり、或いは互
いに平行な移動経路を走行する2つの移動装置を
一定相対位置で互いに連結して両者を同期走行さ
せる場合等に便利に活用し得る電動モーター駆動
のクランプ手段を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づ
いて説明すると、第1図に於て、1はワーク搬送
ライン、2は作業用ロボツト往復移動ラインであ
る。前記ワーク搬送ライン1は、モノレール形式
のガイドレール3と、このガイドレール3に支持
された跨座式搬送台車4とから構成されている。
前記作業用ロボツト往復移動ライン2は、モノレ
ール形式のガイドレール5と、このガイドレール
5に支持された跨座式移動台車6、及び前記ガイ
ドレール5の始端部に並設された組付けパーツ仮
置き台7から構成され、前記移動台車6上には、
作業用ロボツト8が搭載されると共に組付けパー
ツ仮置き台9が設けられている。
第2図に示すように前記ガイドレール3,5
は、内側に張り出した左右一対のレール部10,
11と一方のレール部上方に設けられたラツクギ
ヤ12,13、及び給電と制御信号授受のための
給電レール手段14,15を備えている。又、搬
送台車4は、第3図及び第4図に示すように前記
左右一対のレール部10上に乗る前後左右4個の
遊転車輪16a、該レール部10の下側面及び内
側面に当接する台車位置決め用ガイドローラー1
6b、前記ラツクギヤ12に咬合する駆動ギヤ1
7、この駆動ギヤ17を減速伝動手段18を介し
て駆動するモーター19、及び前記給電レール手
段14に摺接する集電手段20を備えている。前
記モーター19は解放可能なブレーキ付きモータ
ーであつて、前記減速伝動手段18は、ウオーム
ギヤに代わるハイポイドギヤとスパーギヤとの組
合せから成り、前記モーター19に対する給電を
断つたとき自動的に作動する内蔵ブレーキを遠隔
電気的操作によつて解放することにより、搬送台
車4は遊動可能な状態となり、外力により自在に
移動させることが出来る。
他方のロボツト搭載移動台車6は前記ワーク搬
送台車4と同一構造のものであつて、第2図に示
すように前記遊転車輪16aに対応する遊転車輪
21a、前記台車位置決め用ガイドローラー16
bに対応するガイドローラー21b、前記駆動ギ
ヤ17に対応する駆動ギヤ22、前記減速伝動手
段18に対応する減速伝動手段23、前記モータ
ー19に対応するモーター(第2図では表われて
いない)、及び前記集電手段20に対応する集電
手段24を備え、更にこの移動台車6とガイドレ
ール5の終端部に並設されたロボツト制御手段2
5との間には、ロボツト制御信号授受用ケーブル
ベヤ26が張設されている。
前記作業用ロボツト搭載移動台車6には、ワー
ク搬送台車4に隣接する側部に於てクランプ手段
27が付設されている。このクランプ手段27
は、第5図及至第7図に示すようにベベルギヤ2
8を介して電動モーター29に連動連結する垂直
な回転螺軸30、昇降案内部材31によつて昇降
可能に支持され且つ前記螺軸30と螺嵌する雌螺
子体32を備えた昇降体33、基板34に支軸3
5によつて枢着された前後一対のクランプアーム
36a,36b、及びこの両クランプアーム36
a,36bの遊端と前記昇降体33とを枢着ピン
37,38を介して連結するトツグルリンク39
a,39bから構成され、クランプアーム36
a,36bの下端内側には夫々クランプ用アタツ
チメント40a,40bが付設されている。そし
て第5図に示すように一対のクランプアーム36
a,36bが閉動限位置にあるとき、前記一対の
トツグルリンク39a,39bが螺軸30に対し
て略直交する方向に指向するように構成されてい
る。尚、41a,41bはクランプアーム36
a,36bが開閉限位置に到達したことを検出す
るリミツトスイツチであつて、一方のクランプア
ーム36aに付設されているスイツチ操作アタツ
チメント42によつて操作される。
前記ワーク搬送台車4には、前記ロボツト搭載
移動台車6のクランプ手段27に於ける一対のク
ランプアーム36a,36bによつて前後からク
ランプされるピン43が突設されている。勿論こ
のピン43は、前記一対のクランプアーム36
a,36bが第5図仮想線で示すように開動限位
置にあるとき、両台車4,6の相対的な通過移動
を許すことの出来る位置に突設されている。
次に上記の設備を使用した作業方法を説明する
と、ロボツト搭載移動台車6をその往復移動経路
の始端位置、即ち組付けパーツ仮置き台7に隣接
する所定位置に停止させた状態で、当該組付けパ
ーツ仮置き台7上の所定位置に手作業又は自動装
置によつて予め供給載置されているパーツを、移
動台車6上の組付けパーツ仮置き台9に於ける所
定位置に搭載作業ロボツト8を稼動させて自動的
に移載させる。この移動台車6側の組付けパーツ
仮置き台9上へのパーツ移載作業は、当該移動台
車6上のロボツト8を使用しないで、固定側のパ
ーツ移載専用ロボツト又は他の移載装置を使用し
て行うことも出来る。又、パーツを個々に組付け
パーツ仮置き台9上へ移載する代りに、パーツを
所定位置に保持するパレツトを組付けパーツ仮置
き台9上の所定位置に移載することも勿論可能で
ある。
一方、所定位置にワークを搭載されたワーク搬
送台車4は、前記のように往復移動経路の始端位
置で停止待機しているロボツト搭載移動台車6の
真横位置で停止させる。この搬送台車4が所定位
置で停止すれば、モーター19のブレーキを解放
させた後に移動台車6側のクランプ手段27を作
動させる。即ち、モーター29により螺軸30を
回動させて昇降体33を下降限位置から上昇移動
させることにより、トツグルリンク39a,39
bを介して前後一対のクランプアーム36a,3
6b互いに接近させるべく支軸35の周りで閉動
させ、第5図に示すように当該クランプアーム3
6a,36bのクランプ用アタツチメント40
a,40bにより搬送台車4側のピン43を前後
からクランプさせる。このとき搬送台車4の停止
位置が停止している移動台車6に対して前後方向
に若干ずれていても、前記のようにモーター19
のブレーキが解放されて当該搬送台車4は外力に
より自在に移動し得る状態となつているので、一
対のクランプアーム36a,36bによるピン4
3のクランプ作用によつて搬送台車4が前後に移
動せしめられ、搬送台車4は移動台車6に対する
所定位置に精度良く位置調整された状態でクラン
プ手段27により移動台車6に連結される。
かかる状態に於て、両台車4,6の内、駆動力
の大きな方の台車、例えばロボツト搭載移動台車
6を、モーターにより駆動ギヤ22を回動させて
前進移動させることにより、クランプ手段27で
連結されている他方の搬送台車4も移動台車6と
一体に前進移動することになる。この場合、搬送
台車4側の駆動力伝達系に一定以上の負荷が作用
したときにスリツプする伝動手段が介装されてい
るときは、移動台車6と搬送台車4の両方を駆動
することも出来る。
上記のようにロボツト搭載移動台車6とワーク
搬送台車4とを同期移動させている状態で、移動
台車6上の作業ロボツト8をブログラム制御によ
り稼動させ、移動台車6の組付けパーツ仮置き台
9上に載置されているパーツを搬送台車4上のワ
ークに対して組付けるパーツ組付け作業をロボツ
ト8により自動的に行わせる。このパーツ組付け
作業は移動台車6がその往復移動経路の終端に到
達する以前に完了する。パーツ組付け作業の完了
後、一旦移動台車6を停止させ、クランプ手段2
7に於ける一対のクランプアーム36a,36b
を、モーター29により螺軸30を逆転させて昇
降体33を下降限位置まで下降させることによ
り、第5図仮想線で示すように開動させ、搬送台
車4と移動台車6との連結を解いた状態で移動台
車6を再び往復移動経路の始端位置まで後退移動
させる。一方、搬送台車4は再びモーター19に
より前進移動させ、パーツを組付けられたワーク
を所定場所へ搬送する。
尚、クランプ手段27をワーク搬送台車4側に
設け、ピン43をロボツト搭載移動台車6側に設
けることも出来る。
又、第2図仮想線で示すようにロボツト搭載移
動台車6に前記クランプ手段27とは別の第二ク
ランプ手段44を付設しておき、この移動台車6
の組付けパーツ受け取りのための停止位置(上記
実施例では組付けパーツ仮置き台7に隣接する停
止位置)に前記第二クランプ手段44によつてク
ランプし得るピンを固定側から突設しておくこと
により、前記組付けパーツ受け取り位置に停止さ
せた移動台車6の走行駆動用モーターをブレーキ
解放した後、前記第二クランプ手段44により前
記固定側のピンをクランプさせて、当該組付けパ
ーツ受け取り位置での移動台車6の停止位置精度
を高めることが出来る。勿論この場合、第二クラ
ンプ手段44を固定側に設け、ピンを移動台車6
側に設けても良い。
本考案の移動装置位置決め用クランプ手段は上
記実施例のように実施し且つ利用し得るものであ
つて、電動モーターによつて正逆回転せしめられ
る螺軸、案内部材により前記螺軸と平行な方向に
のみ移動可能に支持され且つ前記螺軸の回動によ
つて往復移動せしめられる可動体(実施例では昇
降体33)、この可動体の移動経路の両側に軸支
された一対のクランプアーム、及びこのクランプ
アームの遊端と前記可動体とを連結するトツグル
リンクから成り、前記一対のクランプアームが閉
動限位置にあるとき、前記トツグルリンクが前記
螺軸に対して略直交する方向に指向するように構
成したものであるから、小容量のモーターであつ
ても強力なクランプ効果を得ることが出来、しか
も一対のクランプアームによつてクランプ対象物
(実施例では搬送台車4から突設されたピン43)
を自動調心的に定位置に高精度にクランプするこ
とが出来る。又、クランプした状態でクランプ対
象物側からの外力が一方のクランプアームを開動
させる方向に作用しても、当該外力が可動体を介
して螺軸をその長さ方向に移動させるように作用
することはなく、当該外力は最終的に可動体の移
動案内部材で受け止め、螺軸を曲げる力としても
作用させないで済むので、螺軸の支承構造を簡単
ならしめ得ると共に小径の螺軸を使用しても常に
確実円滑なクランプアーム開閉操作を行わせるこ
とが出来るのである。更に本考案のクランプ手段
は、電動モーターを駆動源として備えるものであ
るから、バツテリー或いは給電式の電動移動装置
に容易に搭載し活用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の斜視図、第2図は互いに連結さ
れたワーク搬送台車とロボツト搭載移動台車とを
示す縦断正面図、第3図はワーク搬送台車の縦断
正面図、第4図は同台車の一部切り欠き側面図、
第5図はクランプ手段の正面図、第6図は同横断
平面図、第7図は同縦断側面図である。 1……ワーク搬送ライン、2……作業用ロボツ
ト往復移動ライン、3,5……ガイドレール、4
……ワーク搬送台車、6……ロボツト搭載移動台
車、7,9……組付けパーツ仮置き台、8……作
業用ロボツト、12,13……ラツクギヤ、1
4,15……給電レール手段、17,22……駆
動ギヤ、18,23……減速伝動手段、19……
解放可能なブレーキ付きモーター、27,44…
…クランプ手段、29……駆動用電動モーター、
30……螺軸、31……昇降案内部材、32……
雌螺子体、33……昇降体(可動体)、35……
支軸、36a,36b……一対のクランプアー
ム、37,38……枢着ピン、39a,39b…
…トツグルリンク、40a,40b……クランプ
用アタツチメント、41a,41b……リミツト
スイツチ、43……クランプされるピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動モーターによつて正逆回転せしめられる螺
    軸、案内部材により前記螺軸の長さ方向にのみ移
    動可能に支持され且つ前記螺軸の回動によつて該
    螺軸の長さ方向に往復移動せしめられる可動体、
    この可動体の移動経路の両側に軸支された一対の
    クランプアーム、及びこのクランプアームの遊端
    と前記可動体とを連結するトツグルリンクから成
    り、前記一対のクランプアームが閉動限位置にあ
    るとき、前記トツグルリンクが前記螺軸に対して
    略直交する方向に指向するように構成した移動装
    置位置決め用クランプ手段。
JP12067583U 1983-08-01 1983-08-01 移動装置位置決め用クランプ手段 Granted JPS6026958U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12067583U JPS6026958U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 移動装置位置決め用クランプ手段

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JP12067583U JPS6026958U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 移動装置位置決め用クランプ手段

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Publication Number Publication Date
JPS6026958U JPS6026958U (ja) 1985-02-23
JPH0116692Y2 true JPH0116692Y2 (ja) 1989-05-16

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ID=30276478

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JP12067583U Granted JPS6026958U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 移動装置位置決め用クランプ手段

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0210753A (ja) * 1988-06-28 1990-01-16 Tatsumo Kk 基板取扱に於ける搬送装置
JPH1077200A (ja) * 1996-09-04 1998-03-24 Nissan Motor Co Ltd 位置決め助力アーム

Also Published As

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JPS6026958U (ja) 1985-02-23

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