JPH01166830A - 抜型の修正法 - Google Patents
抜型の修正法Info
- Publication number
- JPH01166830A JPH01166830A JP32348387A JP32348387A JPH01166830A JP H01166830 A JPH01166830 A JP H01166830A JP 32348387 A JP32348387 A JP 32348387A JP 32348387 A JP32348387 A JP 32348387A JP H01166830 A JPH01166830 A JP H01166830A
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- punching die
- work
- pattern
- tape
- cutting die
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 title description 12
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 12
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、プレス加工用の抜型の修正法に係り、より詳
しくは抜き加工後に他の加工を実施する一連のプレス加
工において使用する抜型の修正法に関する。
しくは抜き加工後に他の加工を実施する一連のプレス加
工において使用する抜型の修正法に関する。
(従来の技術)
プレス加工においては1例えば絞り一抜き一曲げの各加
工工程を経て成形品を仕上げる場合がある。その具体例
を第7図にもとづいて説明すると、先ず絞り加工により
1次成形品21を得、次いでその7ラング部(しわ押え
部分)22の抜き線23に沿って外形抜き(この場合、
特に展開抜きという)をして中間成形品24を得、さら
に前記外形抜きで残存したフランジ部を曲げ加工して完
成品25を得るようにしている。
工工程を経て成形品を仕上げる場合がある。その具体例
を第7図にもとづいて説明すると、先ず絞り加工により
1次成形品21を得、次いでその7ラング部(しわ押え
部分)22の抜き線23に沿って外形抜き(この場合、
特に展開抜きという)をして中間成形品24を得、さら
に前記外形抜きで残存したフランジ部を曲げ加工して完
成品25を得るようにしている。
ところで、上記のような一連のプレス加工においては、
最終の曲げ加工時、素材に引張力ゆ圧縮力が複雑に作用
し、前工程の外形抜きを正確に実施しても完成品25を
設計寸法どおりに仕上げるのが困難となる。このため、
従来、完成品25の寸法測定結果にもとづいて外形抜き
で使用する抜型を修正することが不可欠となっていた。
最終の曲げ加工時、素材に引張力ゆ圧縮力が複雑に作用
し、前工程の外形抜きを正確に実施しても完成品25を
設計寸法どおりに仕上げるのが困難となる。このため、
従来、完成品25の寸法測定結果にもとづいて外形抜き
で使用する抜型を修正することが不可欠となっていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記したように、最終の曲げ加工時、素
材に引張力や圧縮力が複雑に作用するため、完成品25
の変形方向つまり寸法変化の方向が一定せず、したがっ
て抜型上で修正量を割出すことは極めて困難となって、
数回(3〜5回)の試し打ちを実施する中で゛試行錯誤
的に抜型の修正を行なわなければならないこととなり、
その修正に多大の工数を要していた。
材に引張力や圧縮力が複雑に作用するため、完成品25
の変形方向つまり寸法変化の方向が一定せず、したがっ
て抜型上で修正量を割出すことは極めて困難となって、
数回(3〜5回)の試し打ちを実施する中で゛試行錯誤
的に抜型の修正を行なわなければならないこととなり、
その修正に多大の工数を要していた。
なお、金型の修正に関しては従来から種々の方法があり
、例えば溶接肉盛をする方法(特開昭131−2969
29号公報、特願昭58−53838号公報)、専用の
補修用治具を用いて穴位置を確認しながら修正作業を進
める方法(実開昭81−27524号公報)、三次元測
定機とペンマーキング装置との併用により金型表面に修
正量を表示する方法(実開昭81−1041138号)
等がある。しかしながら、これらの方法は、何れも設計
寸法どおりに型を修正するものであり、修正量を定量的
に割出すことが困難な型を対象にしては到底成立しない
。
、例えば溶接肉盛をする方法(特開昭131−2969
29号公報、特願昭58−53838号公報)、専用の
補修用治具を用いて穴位置を確認しながら修正作業を進
める方法(実開昭81−27524号公報)、三次元測
定機とペンマーキング装置との併用により金型表面に修
正量を表示する方法(実開昭81−1041138号)
等がある。しかしながら、これらの方法は、何れも設計
寸法どおりに型を修正するものであり、修正量を定量的
に割出すことが困難な型を対象にしては到底成立しない
。
本発明は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもの
で、抜き加工後に他の加工を実施する一連のプレス加工
において使用する抜型を対象に、1回の試し打ちにより
正確に修正量を割出すことができる修正法を提供するこ
とを目的とする。
で、抜き加工後に他の加工を実施する一連のプレス加工
において使用する抜型を対象に、1回の試し打ちにより
正確に修正量を割出すことができる修正法を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するための本発明の構成は、予め、所
定のパターンで配列した複数の細線をシートを介して抜
型の上面に貼り、パッドでワークを押えつへ抜き加工を
して前記細線のパターンをワークに転写し、前記ワーク
を後加工した後、前記転写されたパターン上で正規寸法
からのずれ量を測定し、このずれ量を抜型に残存する細
線に写して修正量を割り出すようにした点に特徴がある
。
定のパターンで配列した複数の細線をシートを介して抜
型の上面に貼り、パッドでワークを押えつへ抜き加工を
して前記細線のパターンをワークに転写し、前記ワーク
を後加工した後、前記転写されたパターン上で正規寸法
からのずれ量を測定し、このずれ量を抜型に残存する細
線に写して修正量を割り出すようにした点に特徴がある
。
本発明において上記細線としては、特にその材質を特定
するものでないが、鋼線、チタン線等の硬質な線を用い
ることが望ましい、またその線径は、ワークへの転写が
可能な範囲内で可及的に小さいことが望ましく、−例と
して0.3〜0.5mmの線径を選択することができる
。
するものでないが、鋼線、チタン線等の硬質な線を用い
ることが望ましい、またその線径は、ワークへの転写が
可能な範囲内で可及的に小さいことが望ましく、−例と
して0.3〜0.5mmの線径を選択することができる
。
本発明において上記シートは、特にその種類等を限定す
るものでなく、例えば0.2謄1以下の厚さを有する金
属箔(アルミニウム箔)あるいは樹脂フィルム(ビニー
ルフィルム)を用いることができる。またこれらシート
には、予め該細線を所定のパターンでシートに接着して
おくのが望ましい、この場合、2枚のシート間に該細線
を埋め込んでラミネートテープとして用意すれば、必要
長さに切断して使用することができて取扱いが便利とな
る。またシートの裏面には予め接着剤を塗布しておいて
も良い。
るものでなく、例えば0.2謄1以下の厚さを有する金
属箔(アルミニウム箔)あるいは樹脂フィルム(ビニー
ルフィルム)を用いることができる。またこれらシート
には、予め該細線を所定のパターンでシートに接着して
おくのが望ましい、この場合、2枚のシート間に該細線
を埋め込んでラミネートテープとして用意すれば、必要
長さに切断して使用することができて取扱いが便利とな
る。またシートの裏面には予め接着剤を塗布しておいて
も良い。
(作用)
上記構成の抜型の修正法においては、ワークに転写され
た細線のパターン上で寸法を測定するようにしているの
で、成形品の変形方向を加味して寸法変化を把握するこ
とができ、この結果を抜型上に残存する抜線に写すこと
により、抜型の対応する部位に正確に修正量を割り出す
ことができるようになる。
た細線のパターン上で寸法を測定するようにしているの
で、成形品の変形方向を加味して寸法変化を把握するこ
とができ、この結果を抜型上に残存する抜線に写すこと
により、抜型の対応する部位に正確に修正量を割り出す
ことができるようになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
本実施例においては、予め第1図および第2図に示す、
ように、2枚の樹脂フィルム1.l(厚さ0.1m5)
の間に多数の鋼線2 (線径0.4mm)を埋め込み、
かつ−面に接着剤3を塗布して成るラミネートテープ4
を用意する。該ラミネートテープ4において、各鋼線2
は幅方向に配置されかつ長手方向に所定のピッチで配列
されている。また鋼線2′はフラットに配された一方の
樹脂フィルムlに対して他方の樹脂フィルムで包まれた
状態となっており、ラミネートテープ4の反接着剤3側
の面には、該鋼線2にょる突条5が形成されている。
ように、2枚の樹脂フィルム1.l(厚さ0.1m5)
の間に多数の鋼線2 (線径0.4mm)を埋め込み、
かつ−面に接着剤3を塗布して成るラミネートテープ4
を用意する。該ラミネートテープ4において、各鋼線2
は幅方向に配置されかつ長手方向に所定のピッチで配列
されている。また鋼線2′はフラットに配された一方の
樹脂フィルムlに対して他方の樹脂フィルムで包まれた
状態となっており、ラミネートテープ4の反接着剤3側
の面には、該鋼線2にょる突条5が形成されている。
しかして本実施例においては、先ず第3図に示すように
、抜型8の上面に上記ラミネートテープ4を突条5が表
面となるように貼る。この時、抜型8の、特に修正を要
する部分を選択し、ラミネートテープ4を適宜長さに切
断し、その幅方向の一部が抜型6の加工エツジより突出
するように貼る。こ−で、該抜型は前出第7図に示した
ごとき、一連のプレス加工の中間工程の外形抜きで用い
るもので、これには絞り加工を終えたワークが投入され
るようになる。
、抜型8の上面に上記ラミネートテープ4を突条5が表
面となるように貼る。この時、抜型8の、特に修正を要
する部分を選択し、ラミネートテープ4を適宜長さに切
断し、その幅方向の一部が抜型6の加工エツジより突出
するように貼る。こ−で、該抜型は前出第7図に示した
ごとき、一連のプレス加工の中間工程の外形抜きで用い
るもので、これには絞り加工を終えたワークが投入され
るようになる。
次に該抜型8へのワークの投入を待って外形抜きを実行
する。この時、ワークは上記ラミネートテープ4に対し
て図示を略すパッドで押えられ、これによって第4図に
示すように、外形抜き後のワーク7にはラミネートテー
プ4内の鋼線2の配列パターン8がそのま一転写される
ようになる。一方この外形抜きによってラミネートテー
プ4は分断され、同じく第4図に示すように、その一部
4aが抜型6に貼り付いたま覧残る。
する。この時、ワークは上記ラミネートテープ4に対し
て図示を略すパッドで押えられ、これによって第4図に
示すように、外形抜き後のワーク7にはラミネートテー
プ4内の鋼線2の配列パターン8がそのま一転写される
ようになる。一方この外形抜きによってラミネートテー
プ4は分断され、同じく第4図に示すように、その一部
4aが抜型6に貼り付いたま覧残る。
次に上記外形抜きを終えたワーク7を曲げ加工に供し、
該ワーク7のフランジ部7a(第4図)を曲げる。する
と、素材に引張力や圧縮力が複雑に作用するため、第5
図に示すように。
該ワーク7のフランジ部7a(第4図)を曲げる。する
と、素材に引張力や圧縮力が複雑に作用するため、第5
図に示すように。
完成品9の曲げ部において、上記転写された鋼線2の配
列パターン8の向きがランダムに変化する。そこで、該
完成品9をゲージにセットし、パターン8の各ポイント
■、・■・・・ ・・・について、正規見切り線10か
らのずれ量δを測定する。
列パターン8の向きがランダムに変化する。そこで、該
完成品9をゲージにセットし、パターン8の各ポイント
■、・■・・・ ・・・について、正規見切り線10か
らのずれ量δを測定する。
最後に、第6図に示すように、上記測定したずれ量δを
前記抜型6に残存するラミネートテープ4aの、対応す
る突条5 (鋼線2と同義)に写して修正量を割り出す
、第6図において。
前記抜型6に残存するラミネートテープ4aの、対応す
る突条5 (鋼線2と同義)に写して修正量を割り出す
、第6図において。
斜線部分11が修正範囲となり、この部分11を削除す
ることによって一回で修正は完了する。
ることによって一回で修正は完了する。
なお、本発明の対象とする抜型は、上記外形抜き用に限
定するものでなく、孔抜用をも対象にし得る。また本発
明は、抜き加工より前に実施する前加工の有無によらず
適用可能であることはもちろんである。
定するものでなく、孔抜用をも対象にし得る。また本発
明は、抜き加工より前に実施する前加工の有無によらず
適用可能であることはもちろんである。
(発明の効果)
以上1.詳細に説明したように、本発明にか−る抜型の
修正法によれば、後加工の変形方向を加味して1回の試
し打ちで正確に修正量を割出すことができ、修正工数の
大幅な削減を達成する効果を奏する。
修正法によれば、後加工の変形方向を加味して1回の試
し打ちで正確に修正量を割出すことができ、修正工数の
大幅な削減を達成する効果を奏する。
第1図は本発明で用いるラミネートテープの斜視図、第
2図はの■−■矢視線、断面図、第3図ないし第6図は
本発明の修正法を工程順に示す模式図、第7図は絞り一
抜き一曲げを含む一連のプレス加工を示す説明図である
。 l ・・・ 樹脂フィルム(シート) 2 ・・・ 鋼線(細線) 6 ・・・ 抜型 7 ・・・ ワーク 8 ・・・ パターン 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 萼 優美(ほか2名)才1図 6 抜型 7・ワーク 8 ・ へ〇ター〉
オ 4 「〕才3 図
2図はの■−■矢視線、断面図、第3図ないし第6図は
本発明の修正法を工程順に示す模式図、第7図は絞り一
抜き一曲げを含む一連のプレス加工を示す説明図である
。 l ・・・ 樹脂フィルム(シート) 2 ・・・ 鋼線(細線) 6 ・・・ 抜型 7 ・・・ ワーク 8 ・・・ パターン 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 萼 優美(ほか2名)才1図 6 抜型 7・ワーク 8 ・ へ〇ター〉
オ 4 「〕才3 図
Claims (1)
- (1)予め、所定のパターンで配列した複数の細線をシ
ートを介して抜型の上面に貼り、パッドでワークを押え
つゝ抜き加工をして前記細線のパターンをワークに転写
し、前記ワークを後加工した後、前記転写されたパター
ン上で正規寸法からのずれ量を測定し、このずれ量を抜
型に残存する細線に写して修正量を割り出すことを特徴
とする抜型の修正法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32348387A JPH01166830A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 抜型の修正法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32348387A JPH01166830A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 抜型の修正法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166830A true JPH01166830A (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=18155192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32348387A Pending JPH01166830A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | 抜型の修正法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01166830A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009527358A (ja) * | 2006-02-22 | 2009-07-30 | アウディー アーゲー | マーキング塗料を使用してプレス工具を加工する方法 |
-
1987
- 1987-12-21 JP JP32348387A patent/JPH01166830A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009527358A (ja) * | 2006-02-22 | 2009-07-30 | アウディー アーゲー | マーキング塗料を使用してプレス工具を加工する方法 |
JP4926188B2 (ja) * | 2006-02-22 | 2012-05-09 | アウディー アーゲー | マーキング塗料を使用してプレス工具を加工する方法 |
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