JPH0116610Y2 - - Google Patents

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JPH0116610Y2
JPH0116610Y2 JP3105882U JP3105882U JPH0116610Y2 JP H0116610 Y2 JPH0116610 Y2 JP H0116610Y2 JP 3105882 U JP3105882 U JP 3105882U JP 3105882 U JP3105882 U JP 3105882U JP H0116610 Y2 JPH0116610 Y2 JP H0116610Y2
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JP
Japan
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reset
power
energization
circuit
energization control
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JP3105882U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、感熱プリンタのサーマルヘツドやプ
ランジヤ等のように、正常動作時には間欠的に通
電駆動され、連続的に一定時間以上通電されると
損傷や破壊が生じ得るような電力消費素子を保護
するための、感熱プリンタの保護回路に関する。
転写型感熱記録方式、あるいは発色型感熱記録
方式等の感熱プリンタには、発熱体を有する記録
ヘツド(いわゆるサーマルヘツド)や、このヘツ
ド等を機械的に駆動するためのプランジヤ等の電
力消費素子が用いられている。これらの電力消費
素子は、正常動作時に比較的短時間幅のパルスに
より間欠的に通電駆動して使用することが必要条
件とされており、一定時間以上連続して通電が行
なわれると、素子の損傷や破壊を招くことがあ
る。特に、感熱プリンタのサーマルヘツドにおい
ては、印字速度を高めるために、パルス波等の通
電に応じて急速に加熱され冷却されるような高い
応答性の発熱素子が要求されており、このような
発熱素子に連続通電を行なうと、極めて短時間の
うちに熱破壊等の悪影響が生じ、またヘツド部の
過熱により、他の機構部や記録紙等にも熱損傷等
の悪影響が波及するおそれがある。
そこで、従来においては、たとえば第1図に示
すような回路構成を用いて、上記連続通電等の誤
動作による電力消費素子の熱破壊等の悪影響発生
を防止している。
すなわち、この第1図において、上記サーマル
ヘツド(の発熱素子)のような電子消費素子1へ
の通電制御回路部として、たとえばLSI等により
構成されるマイクロプロセツサ2が用いられてお
り、このマイクロプロセツサ2からの通電制御出
力が、モノマルチバイブレータ3を介し、インバ
ータ4やドライバ5等のアンプを介して、上記電
力消費素子1に供給されている。マイクロプロセ
ツサ2の電源は、たとえば+5V程度のVcc電源
端子6から供給されており、この電源端子6から
の電源出力は、抵抗7とコンデンサ8とより成る
時定数回路を介し、マイクロプロセツサ2のリセ
ツト端子に供給されて、いわゆるパワーオンリセ
ツト動作が行なわれる。また、電力消費素子1に
は、駆動電力供給端子9からのたとえば数V〜数
+V程度の電圧の駆動電力が印加され、上記通電
制御信号に応じて通電制御される。
このような回路構成において、正常動作時に
は、第2図Aの制御信号に示すようなトリガパル
スがマイクロプロセツサ2から出力されてモノマ
ルチバイブレータ3に供給される。このトリガパ
ルスに応じて、モノマルチバイブレータ3は第2
図Bに示す一定のパルス幅の通電信号を出力し、
インバータ4およびドライバ5を介して電力消費
素子1に送る。
次に、異常動作時あるいは誤動作時において、
マイクロプロセツサ2からたとえば第2図Cに示
すようなON状態を持続させる制御信号が出力さ
れた場合に、モノマルチバイブレータ3は、この
制御信号の立上り時に1回トリガされるのみであ
るから、通電信号は第2図Dに示すように一定の
パルス幅時間経過後に立下り、電力消費素子1へ
の連続通電は防止される。
ところが、このような従来の回路構成において
は、モノマルチバイブレータ3および時定数決定
用の抵抗やコンデンサ等が必要となり、また、誤
動作や異常動作が生じた際に、電力消費素子1の
保護はなされたものの、マイクロプロセツサ2の
誤動作状態の解除(たとえばリセツト)は行なわ
れず、ユーザが手動でリセツト操作等を行なう必
要がある。
本考案は、このような従来の実状に鑑み、極め
て簡単な構成で電力消費素子の保護が行なえるの
みならず、異常あるいは誤動作発生時には、自動
的にマイクロプロセツサのリセツトがなされるよ
うな感熱プリンタの保護回路の提供を目的とす
る。
すなわち、本考案に係る感熱プリンタの保護回
路の特徴は、感熱プリンタへ記録ヘツドに用いら
れる発熱素子等の電力消費素子への通電駆動を制
御するためのマイクロプロセツサ等の通電制御回
路部と、この通電制御回路部のリセツト端子に設
けられたたとえばパワーオンリセツト用の時定数
回路と、上記電力消費素子の通電制御信号の一部
を上記時定数回路を介して上記リセツト端子に供
給する手段とを備え、上記電力消費素子への連続
通電時間が一定時間を越えたとき上記通電制御回
路部をリセツトすることである。
以下、本考案に係る好ましい実施例について、
図面を参照しながら説明する。
第3図は本考案の感熱プリンタの保護回路の一
実施例を示すブロツク回路図である。この第3図
において、感熱プリンタ(転写型、発色型を含
む)の記録ヘツドのたとえば発熱体として用いら
れる電力消費素子11には、駆動電力供給端子1
9からのたとえば数V〜数+V程度の電圧が印加
されており、この電力消費素子11に対する通電
は、通電制御回路部としてのたとえばマイクロプ
ロセツサ12により制御される。すなわち、この
マイクロプロセツサ12からの通電制御信号は、
インバータ14およびドライバ15を介して電力
消費素子11の制御端子に送られている。Vcc電
源端子16は、たとえば+5V程度の電圧をマイ
クロプロセツサ11に供給するものであり、ま
た、この+5V電源出力は、抵抗17とコンデン
サ18とより成る時定数回路を介し、マイクロプ
ロセツサ12のリセツト端子に供給されて、いわ
ゆるパワーオンリセツト動作が行なわれる。さら
に、マイクロプロセツサ12からの通電制御信号
は、抵抗13を介して上記時定数回路の抵抗17
とコンデンサ18との接続点に供給されている。
以上のような構成を有する回路において、マイ
クロプロセツサ12からは、インバータ14を介
して第4図Aに示すような通電制御信号が出力さ
れ、この信号のパルス幅τがそのまま電力消費素
子11の通電時間に対応している。この通電制御
パルス信号のパルス幅τ(通電時間)、および繰り
返し周期Tは、マイクロプロセツサ12側のプロ
グラムにより決定される。ここで、第3図の回路
構成においては、電力消費素子11が通電状態に
制御されるときに“L”(ローレベル)となる
(第4図Aの反転波形)ような通電制御信号を、
抵抗13を介し、抵抗17およびコンデンサ18
より成る時定数回路を介して、マイクロプロセツ
サ12のリセツト端子に供給しており、このリセ
ツト端子への入力信号は、たとえば第4図Bのよ
うに表われる。これらの第4図A,Bからも明ら
かなように、電力消費素子11の通電時間τで
は、コンデンサ18の電荷が抵抗13を介して放
電されるため、リセツト入力電圧は降下し、通電
後の時間(T−τ)の間では、コンデンサ18が
充電されてリセツト入力電圧が上昇する。ただ
し、マイクロプロセツサ12側のプログラムが正
常に実行されているときには、上記充放電によつ
てリセツト入力電圧がマイクロプロセツサ12の
リセツト動作電圧VREに達することはない。すな
わち、上記通電時間τの最大値τnaxや、上記繰り
返し周期Tの最小値Tnioは、マイクロプロセツサ
12側のプログラムにより予め決定されており、
上記最大通電時間τnaxでは上記放電時の電圧降下
によつてリセツト入力電圧が上記動作電圧VRE
達することなく、かつ、上記最小繰り返し周期
Tnioのときの時間Tnio−τnaxで放電量が回復して
元の定常時のリセツト入力電圧(ほぼVcc程度)
に復帰するように、抵抗13や、抵抗17および
コンデンサ18のそれぞれの値を設定しておけ
ば、マイクロプロセツサ12が正常に動作してい
る限り、通電制御信号に基づくリセツト動作は行
なわれない。
これに対して、異常動作時あるいは誤動作時
に、たとえば第4図Cに示すように、通電状態が
持続されるような通電制御信号がマイクロプロセ
ツサ12から出力された場合には、この通電状態
が続いている間にリセツト入力電圧が第4図Dの
ように降下してゆき、一定時間経過後にこれが上
記動作電圧VREに達した時点でマイクロプロセツ
サ12がリセツトされる。したがつて、通電制御
信号は遮断状態(第4図Cの“L”)に切換わり、
連続通電が解除され、電力消費素子11が保護さ
れる。また、上記リセツトがなされた後は、コン
デンサ18が再び充電されてリセツト入力電圧が
上昇し、たとえば、マイクロプロセツサ12は初
期からのプログラム動作を開始し、誤動作は解除
される。なお、上記連続通電状態となつて、リセ
ツト入力電圧がVREに達するまでの一定時間は、
上記電力消費素子11となるサーマルヘツドの発
熱素子等が熱破壊が損傷を受けない範囲内に予め
設定しておくことは勿論である。
以上の説明からも明らかなように、本考案に係
る感熱プリンタの保護回路によれば、たとえば、
パワーオンリセツト用の時定数回路を通電保護動
作用の時定数回路として兼用することによつて、
抵抗13を1本付加するだけの極めて簡単な回路
構成で保護機能を実現でき、従来におけるモノマ
ルチバイブレータや時定数設定用回路素子等が不
要となる。また、誤動作時の保護動作としても、
従来のように単に電力素子への通電を遮断するだ
けでなく、通電制御用のマイクロプロセツサ11
自体のリセツトをも行なつているため、自動的に
誤動作の解除がなされ、たとえば、再びプログラ
ムの初期状態から動作開始させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すブロツク回路図、第2図
は第1図の回路の動作を説明するためのタイムチ
ヤートである。第3図は本考案に係る感熱プリン
タの保護回路の一実施例を示すブロツク回路図、
第4図は第3図の回路の動作を説明するためのタ
イムチヤートである。 11……電力消費素子、12……マイクロプロ
セツサ、13……抵抗、16……Vcc電源端子、
17,18……時定数回路の抵抗、コンデンサ、
19……駆動電力供給端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 感熱プリンタに用いられる電力消費素子への通
    電駆動を制御するための通電制御信号を出力する
    出力端子と、少なくとも上記通電制御信号をリセ
    ツトするためのリセツト信号が入力されるリセツ
    ト端子とを備えた通電制御回路部と、 上記通電制御回路部に電源を供給するための電
    源端子に接続され、パワーオン時にリセツト信号
    を上記リセツト端子に供給する時定数回路と、 上記通電制御回路部の上記出力端子から上記電
    力消費素子に送られる上記通電制御信号の一部を
    上記時定数回路を介して上記リセツト端子に供給
    する手段であつて、上記電力消費素子への連続通
    電時間が一定時間を越えたとき上記時定数回路か
    らの出力電圧を上記リセツトの動作電圧とするた
    めの手段と を具備して成ることを特徴とする感熱プリンタの
    保護回路。
JP3105882U 1982-03-05 1982-03-05 感熱プリンタの保護回路 Granted JPS58133443U (ja)

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JP3105882U JPS58133443U (ja) 1982-03-05 1982-03-05 感熱プリンタの保護回路

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JP3105882U JPS58133443U (ja) 1982-03-05 1982-03-05 感熱プリンタの保護回路

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Publication Number Publication Date
JPS58133443U JPS58133443U (ja) 1983-09-08
JPH0116610Y2 true JPH0116610Y2 (ja) 1989-05-16

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JPH0698754B2 (ja) * 1985-05-13 1994-12-07 キヤノン株式会社 記録装置

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JPS58133443U (ja) 1983-09-08

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