JPH01165523A - ネドクロミルナトリウム組成物およびその調製方法 - Google Patents

ネドクロミルナトリウム組成物およびその調製方法

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JPH01165523A
JPH01165523A JP63296375A JP29637588A JPH01165523A JP H01165523 A JPH01165523 A JP H01165523A JP 63296375 A JP63296375 A JP 63296375A JP 29637588 A JP29637588 A JP 29637588A JP H01165523 A JPH01165523 A JP H01165523A
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liposome
nedocromil sodium
sodium
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aqueous
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JP63296375A
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Andrew R Clark
アンドルー・レジナルド・クラーク
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Fisons Ltd
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Fisons Ltd
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    • A61K31/435Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • A61P11/08Bronchodilators

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はネドクロミルナトリウムを含有する薬学的組成
物およびそのfI4m方法に関する。
ネドクロミルナトリウムは9−エチル−6,9−ジヒド
ロ−4,6−シオキソー10−プロピル−4H−ピラノ
(3,2−g )キノリン−2,8−ジカルボン酸のニ
ナトリウム塩である。ネドクロミルナトリウムは英国特
許明細書簡2,022,078号に開示されておシ、可
逆閉塞性気道障害の治療に特に有用である。ネドクロミ
ルナトリウムは水に対する溶解度の高い親水性二酸のニ
ナトリウム塩である。従って非水性担体を含有する製剤
では考慮すべき問題が生りる。
しかしながら、本発明者らは、驚くべきことに従来の製
剤より作用時間の長いネドクロミルナトリウムを含有す
る新しい薬学的組成物を見い出した。
本発明によればリポソーム捕獲形態でネドクロミルナト
リウムを含有する薬学的組成物が提供さ五る。
本発明の組成物の調製の初めの段階は、従来の技術に従
うのが好都合である。方法の選択は組成物の対象となる
器官、所望の放出特性および所望の投薬予定にある程度
依存する。
薬品含有リポソームの調製のための1つの好ましい方法
は逆相蒸発法である。この方法ではリポソーム形成脂質
の溶液を、よシ少ないf辻の水性媒体と混合し、混合物
を分散して、油中水形エマルジョンを形成させる。次に
ネドクロミルナ) リウムを脂質溶液または水性媒体の
いずれかに添加する。蒸発によシ脂質溶媒を除去してリ
ポソームの水性懸濁液を得る。この方法によシ製造され
た逆相蒸発小胞(REV)は典型的には、平均粒径約2
〜4ミクロンを有し、大部分はオリゴラメラ(olig
olamellar)であシ、即ち1つまたは数個の2
層シェル状物を含んでいる。
薬品含有リポソームの調製のための2番目の好ましい方
法では、脂質薄膜を水和させて多言ラメラ小胞(mul
ti lamellar vaaicles)(MLV
)を形成する。脂質薄膜は、適当な溶媒中に1つまたは
それより多いリポソーム形成脂質を溶解し7ラスフ中で
蒸発させることによシ製造する。
次に形成した薄膜をネドクロミルナトリウム水溶液で被
覆すると、脂質膜は水和してMLVを形成する。典型的
にはMLVは約0.1〜10ミクロンの径を有する。一
般的に、小胞調製物に一使用される総薬品に対するカプ
セル化薬品の比として計算される1、MLV中カプセル
化可能な総ネドクEl ミ/l/ナトリウムパーセント
は、典型的には約0.1〜50%ψである。
リポソームの所望の大きさは、特に組成物の対象器官お
よび投与形態に依存する。一般的に、リポソームを例え
ばエアロゾル霧状物の吸入によ)#へ投与したい場合は
、好ましくはリポソームの直径は1100n〜10μm
である。例えば5000nmiでの直径を有するリポソ
ームは容易に吸収破壊される。リポソームを分画して、
直径1100n未満、好ましくは直径1μm未満のもの
を実質的に全で除去するのが好ましい。分画はカラムゲ
ルクロマトグラフィーで行なうのが好都合であり、例え
ば、交叉結合デキスト2ンまたはアガロースを用い、ケ
゛ルの大きさは所望のリポソームの大きさに応じて選択
する。別法として、リポソームは超遠心分離、あるいは
透析、または、例えばポリカーボネートのメンブランフ
ィルタ−を用いて膜l過するなどして分画しても良い。
さらに本発明は、脂質に対して0.1〜50%ψ、好ま
しくは10〜45%ψ、よシ好ましくは20〜45%w
/vr X 最も好ましくは22〜45%W々および特
に好ましくは22〜40%ψ例えば67%ψのネドクロ
ミルナトリウムを捕獲した本発明の薬学的組成物を提供
する。
ネドクロミルナトリウム水溶液の初期濃度は、ネドクロ
ミルナトリウム0.1〜40%wz’vs好tしくは4
〜52%w/v%よシ好ましくは4〜16%w/vそし
て最も好ましくは8〜16%w/vを含有してよい。即
ち捕獲溶液の濃度はネドクロミルナトリウム0.1〜4
0%w/v 、好ましくは4〜32%w/v。
よυ好ましくは4〜16%v/v 、最も好ましくは8
〜16%i〜であってよい。
広範囲の種類の脂質物質をリポソームの形成に用いてよ
く、天然レシチン、例えば卵および大豆から誘導された
もの、および合成のレシチンを包含する。非免疫原性お
よび生理的分解可能な脂質が好ましい。脂質の属性、例
えば相転移温度は、対象器官におけるリポソームの保持
と取シ込みに大きく影響するため、天然のレシチンよシ
も属性のはつきシしている合成レシチンの方が好ましい
。使用してよい合成レシチンの例およびその相転移温度
は、ジー(テトラデカノイル)ホス7アチジルコリン(
DTPC)(23℃)、ジー(ヘキサデカノイル)ホス
ファチジルコリン(DHPC)(1°C)および、ジー
(オクタデカノイル)ホス7アチジルコリン(DOPC
)(55℃)である。ジー(ヘキサデカノイル)ホス7
アチジルコリンを単独または主なレシチンとし、場合に
よシ少ない比率でジー(オクタデカノイル)iたはジー
(テトラデカノイル)化合物も共に使用するのが好まし
い。使用してよい他の合成レシチンは不飽和の合成レシ
チン、例えばジー(オレイル)ホス7アチジルコリンお
よびジー(リルイル)ホス7アチジルコリンである。合
成レシチン、または脂質の混合物の相転移温度は35〜
45℃の範囲であることが好ましい。通常はリン脂質で
ある主なリポソーム形成脂質(複数回)に加え、例えば
コレステロールまたはステアリン酸コレステロールノ、
11゜うな他の脂質(例えば総脂質の5〜40%ψの比
率)も含有してリポソーム膜の構造を変性させ、主なリ
ポソーム形成脂質(複数回)の性質に応じて流動性また
は剛性を増加させてよい。
任意の第3の成分は負荷電を与える物質、例えばホスフ
ァチジン酸、ジセテルホス7エート、またはウシ脳ガン
グリオシド、または正荷電を与えるもの、例えば酢酸ス
テアリルアミンまたは塩化セチルピリジニウムである。
荷電成分は総脂質の1〜20%ψの比率で含有してよい
製造の間の脂質に対するネドクロミルナトリウムの比率
は、使用する脂質および条件に応じて広範囲であってよ
い。しかしながら、一般的に脂質0.01〜100、好
ましくはO,OS〜20.  最も好ましくは0,1〜
10重遺部に対し、ネドクロミルナ) IJウム1重全
全部範囲で使用するのが適切であることがわかっている
水相は周期律表のIIa、 Ib、 IIbおよびIV
bに属する金属イオンおよび遷移金属、特にpb++、
++    ++    ++     +++Ca 
 、Mg  、Fe  XFe   およびZn  イ
オンを20 ppm未満含有するのが好ましい。
水相は塩化ナトリウムを用いて等張性としてよい。さら
に水相は塩化カリウムを含有してよいO 水相は、適切である場合はQまたは塩基の添加によシ、
または適当な緩衝剤、例えばトリス(ヒドロキシメチル
)メタンアミン(Tris)の添加によりpH6〜8、
好ましくは6.5〜7.5に調整してよい。
リポソーム製剤は37°Cで半減期(流出速度)が約1
2〜48時間、好ましくは12〜24時間であるのが好
ましい。半減期は従来の方法、例えば希釈法を用いるこ
とによシ測定してよい。製剤の半減期はリポソーム製造
に用いる種々の脂質の比率を変化させることによル変化
させてよい。
本発明の組成物は、眼アレルギー症状、例えは、春季性
向結膜炎、枯草熱の限度状および/または辺縁部浸潤な
どの治療用の点眼液として使用してよい。
組成物は胃腸管の疾患、例えば結腸潰瘍、および食物ア
レルギーの治療系としても食道投与によシ使用してよい
。組成物を配合した浣腸剤も、特にアレルギー性の腸疾
患の治療に使用してよい。組成物は例えば鼻用噴霧剤と
して鼻投与によシ枯草熱の治療にも用いてよく、また、
哺乳類、とくにヒトの慢性皮膚炎のような皮膚症状の治
療にも使用してよい。
本発明の組成物は例えば、訪の中にネドクロミルナ) 
IJクムリポソーム水性懸濁液を噴霧注入するなどして
、可逆閉塞性気道障害の治療に特に使用してよい。
組成物は乾燥形態、例えば凍結乾燥粉末のような形態で
あってよい。しかしながら、組成物はリポソームの懸濁
液、特に水性懸濁液であるのが好ましい。
本発明はまた、リポソーム5〜80%−へ、好ましくは
10〜60%w/v 、よシ好ましくは20〜50%v
/v 、最も好ましくは60〜50%w/v 、とシわ
け40%w/vを含有する本発明のリポソーム水性懸濁
液を提供する。
組成物がリポソームの水性懸濁液である場合、ネドクロ
ミルナトリウムは自由水相と捕捕すポソーム相との間に
分配される。これらの水性組成物は、水相がネドクロミ
ルナトリウムの初期「開始」投与量を与えることができ
、リポソーム相がネドクロミルナトリウムの維持投与量
を与えるという点において有用で予期しない性質を有す
ることがわかった。
本発明によればさらに、自由水相と捕獲リポソーム相と
に分配されたネドクロミルナトリウムを含有する水性懸
濁液を含むような薬学的組成物が提供される。
さらにもう1つの本発明の特徴として、0.01〜30
%ir/vs好ましくはα8〜26%v/v 、よシ好
ましくは0.8〜13%vr/vそして最も好ましくは
1.6〜8.0%ψ、例えば&2または6.4%vr/
vの総濃度を有する、リポソーム相に実質的に捕獲され
ていてよいネドクロミルナトリウムの水溶液を提供する
リポソームを伴ったネドクロミルナトリウムの比率は2
〜35%ψ、例えば4〜25%が好ましい。リポソーム
を伴ったネドクロミルナトリウムの比率は従来の方法、
例えば遠心分離によシ測定できる。
別法として、水相とリポソーム相との間に分配されたネ
ドクロミルナトリウムの水性懸濁液を、例えば遠心分離
、限外−過または透析によシ濃縮してリポソームゲルと
してもよい。このゲルはいくつかの方法で使用してよく
、場合によシネドクロミルナトリウムを含有してよいよ
うな、例えば軟膏基剤に配合、等張緩衝塩溶液に再懸濁
するなどしてよい。このような製剤はリポソームゲルよ
シ形成され、使用直前の賦形剤に適している。
本発明の組成物は、他の類似した組成物と比較した場合
、よ#)薬効があシ、副作用が少なく、長時間作用し、
毒性が低く、異なる様式で生体組織に分布し、あるいは
その他の有利な性質を有しているという点で有益である
用量は使用する特定の組成物、治療する症状およびその
重症度によシ変化する。有効量のネドクロミルナトリウ
ムリポソームを用いるのが好ましく、例えば可逆閉塞性
気道障害の吸入治療においては、α01〜50■、好ま
しくは0.01〜30〜、より好ましくは1〜20■そ
して最も好ましくは10〜201vを治療に用いる。
さらに本発明は、上記した症状、例えば可逆閉塞性気道
障害の治療薬の製造における上記組成物の使用も提供す
る。
ネドクロミルナトリウム含有リポソーム調製のための一
般的方法 適切なリン脂質、または、その混合物(例えば卵レシチ
ン、DTPC、DHPCまたはDOPC)の所望の童(
例えば250■)を、所望の場合は他の脂溶性成分(例
えばコレステロール、コレステロールステアレート)と
ともに、丸底フラスコ中に計量する。脂質成分を少量(
6od)の適肖な溶媒(例えばエタノール)に溶解し、
ロータリーフィルムエバポレターを用いて減圧下蒸発乾
固させ、フラスコ内面にリン脂質の薄膜を形成させる。
水性媒体(例えば0.9%w/v生理食塩水、緩衝溶液
、等)2〇−中に所定の童のネドクロミルナトリウムを
溶解することによシ、適切な濃度(例えば80mg/r
nt)のネドクロミルナトリウム水溶液を調製し、所望
の場合は生成した溶液の…を下ける。ネドクロミルナト
リウム水溶液を脂質の相転移温度よシ上、20°ctで
加温し、フラスコ中の脂質膜へ添加し、脂質膜が分散す
るまでフラスコを穏やかに振とりする。生成した懸濁液
は大きさ200 nm−10μmの範囲のりボンームを
含有する。
懸濁液を57°Cで48時間放置して平衡状態とする。
これらの懸濁液は自由水相とリポソーム相とに分配され
たネドクロミルナトリウムを含有する0 殆どの場合24時間後には、懸濁液は分離してコロイド
状沈殿物を形成するが、これは振とうによシ容易に再分
散できる。
以下のネドクロミルナトリウムリポソーム組成物を上記
一般的方法を用いて調製した。
1、  DHPC260ダ ネドクロミルナトリウム       80MQ、9%
w/v生理食塩水       1〇−2、DHPC5
20■ コレステロールステアレート        280ダ
ネドクロミルナトリウム      soom9脱イオ
ン水             5−3、DHPC26
0■ コレステロール          140■ネドクロ
ミルナトリウム      800■脱イオン水   
         10イ4、  DHPC260ダ ネドクロミルナトリウム      800■0.9%
w/v’生理食塩水       1〇−5、DI(P
C260〜 ネドクロミルナトリウム       800ダ150
mM塩化カリウム 10mM)リス緩衝水溶液−7,410d6、  DH
PC180ダ DTPC80〜 ネドク日ミルナトリウム       800■0.9
%η〜生理食塩水       1〇−7、DHPC2
60■ ネドクロミルナトリウム      800ダ塩化セチ
ルピリジニウム       80〜0.9%η〜生理
食塩水       10mj8、卵レンチ>    
          26019ネドクロミルナトリウ
ム      5ooap脱イオン水        
    1〇−9、i5レジf>          
    52011ネトクロξルナトリウム     
  1.6II脱イオン水            1
〇−10、DTPC130Ii ネドクロミルナトリウム      400ダ0.9%
η〜生理食塩水       1O−If、  DTP
C130# ネドクロミルナトリウム      800〜0.9%
η〜生理食塩水       20−12、  D’r
PC260Q ネドクロミルナトリウム       800ダ0.9
%vr/v生理食塩水       1〇−13、DT
PC2601n9 ネドクロミルナトリウム       500m90.
9%v/v生理食塩水       10d14、  
DTPC520g ネドクロミルナトリウム       1.6 、!i
’0.9%w/v生理食塩水      160づ15
、  DOPC260■ ネドクロミルナトリウム       800ダ脱イオ
ン水            1〇−16、DTPC2
60ダ コレステロールステアレート        140■
ネドクロミルナトリクム       800■脱イオ
ン水             10ゴリボノームと複
合されたネドクロミルナトリウムの比率の測定 平衡したネドクロミルナトリウムリポソーム分散液を1
時間70,0OOGで遠心分離する。上澄みの一部を3
26 nmでUVスはクトル分析して遊離ネドクロミル
ナトリウム濃度を測定する。
リポソーム複合本ドクpミルナトリウA(ネトクロミル
)の比率は、次の関係式よシ得られる: リポソーム複合ネドクロミルナトリウム(ネトクロミル
)ノーセント −ネドクロミルナトリウムのリポソーム
からの放出速度およびリポソーム半減期 リポソームからのネドクロミルナトリウムの放出速度は
上記したとおJ)70,0OOGでネドクロミルナトリ
ウム(リポソーム)を遠心分離し、上澄みを捨て、等張
食塩暖衝溶液聞乙4に再懸濁する。37℃で撹拌された
再懸濁リポソームを少しずつ間隔を開けて遠心分離し、
上澄み中のネドクロミルナトリウム濃度をUVスペクト
ル分析によシ測定する。リポソームの放出定数には〔放
出ネトクロミル〕を時間に対してプロットすることによ
シ得られる。
リポソームの半減期はM Ahmed等のBioche
−mical Pharmacologyp 29 e
 2361〜2365(1980)に記載の希釈法を用
いて測定してもよい。
流束と透過係数の測定 膜の調製 アルピノ無毛マウスの雌雄、10〜12週令を頚部骨折
によシ層殺し、最低限の処理忙より背部皮膚を採取した
。明らかな腕体として観察される皮下脂肪は除去した。
皮膚試料を観察して使用前に損傷の徴候の有無を調べた
。皮膚試料の1つは拡散セルで使用し、表皮側を上にし
て拡散セルの上部開口部上に装着し、次に0リングで固
定した。余分な皮膚はセル組立前に除去した。
拡散セル組立 膜固定後、少量のシリコーングリースを上部Oリングへ
塗布した。次に上部を強く押して、正しい位置になるま
で下部のチャンバーへ押し込んだ。次にチャンバーに、
予め37°Cに平衡させた食塩水を入れた。各セルの容
積を個々に調整し皮膚膜が水平に維持されるようにした
次に液量をサイドアーム上に記録した。
実験方法 8個の拡散セルのセットを37°Cに設定されている温
度制御ウォーターパス中に保持された移動板上に装着し
、平衡させた。各セルを水面下の磁器撹拌子モーター上
に位置させ、水面を皮膚表面とほぼ等しい高さに合わせ
た。これによシ皮膚表面の温度は30℃に維持されるよ
うにした。
被験ベヒクルをマイクロピペット等により適用した。次
に調製品を小型ガラス俸で露出皮膚面に均一に分散させ
た。適用した液の1mを、各々、マイクロピペットまた
はシリンジによシ供給された少なくとも10゛個の試料
を正確に計量することにより測定した。
ベヒクル適用後、磁器撹拌子を作動させ、適切な間隔を
あけてレセプター液1.0−の試料をサイドアームを介
して取出し、mK37°Cの予めに平衡にしておいたば
かシの食塩水と入れ替えた。次に試料を薬品の高速液体
クロマトグラフィー(HPLC)分析時まで低温凍結保
存した。
各被験製剤に対し少なくとも3つの複製拡散セルを使用
した。
データ処理 皮膚における薬品の輸送の間に受動的拡散のみが起こっ
たことから、透過速度はFickの瀬1によシ与えられ
る。
J−PΔC (式中、Jは流束、凹ち、単位時間当たシ、単位面積当
たシの薬品拡散量、Pは透過係数、△Cは角質内部の濃
度差である)。
初期濃度と捕獲 ネドクロミルナトリウムの捕獲率は、従来の方法、例え
ば総ネドクロミルナトリウム保存量の測定および遊離ネ
ドクロミルナトリウムの測定によシ、測定した。
4.0       23.4 8.0        !+7.5 16.0       37.8 16゜0       38.8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)リポソーム捕獲相中にネドクロミルナトリウムを含
    有する薬学的組成物。 2)自由水相とリポソーム捕獲相との間に分配されたネ
    ドクロミルナトリウムを含有する水性懸濁液を含む請求
    項1記載の薬学的組成物。 3)ネドクロミルナトリウムの捕獲比が0.1〜50%
    w/wネドクロミルナトリウム/脂質である請求項1ま
    たは2記載の薬学的組成物。 4)捕獲水性ネドクロミルナトリウム溶液の濃度が0.
    1%〜40%w/vである請求項1または2記載の薬学
    的組成物。 5)リポソーム濃度が5〜80%w/vであるリポソー
    ム水性懸濁液を含有する請求項1または2記載の薬学的
    組成物。 6)総濃度0.01%〜30%w/vであるリポソーム
    相に実質的に捕獲されたネドクロミルナトリウムの水溶
    液を含有する請求項1または2記載の薬学的組成物。 7)リポソームが直径100μm〜10μmである請求
    項1記載の組成物。 8)リポソームが1つまたはそれより多い天然または合
    成のレシチンを含有する請求項1記載の組成物。 9)ネドクロミルナトリウムの水溶液中に脂質の薄膜を
    分散させることを包含する請求項1記載の組成物の製造
    方法。 10)可逆閉塞性気道障害治療薬の製造に使用するため
    の請求項1記載の組成物。
JP63296375A 1987-11-25 1988-11-25 ネドクロミルナトリウム組成物およびその調製方法 Pending JPH01165523A (ja)

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