JPH011652A - 液圧ブ−スタ - Google Patents

液圧ブ−スタ

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JPH011652A
JPH011652A JP62-158705A JP15870587A JPH011652A JP H011652 A JPH011652 A JP H011652A JP 15870587 A JP15870587 A JP 15870587A JP H011652 A JPH011652 A JP H011652A
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JP
Japan
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pressure
power
chamber
piston
valve
Prior art date
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JP62-158705A
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Inventor
高田 皓司
松崎 善樹
Original Assignee
住友電気工業株式会社
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Publication of JPS641652A publication Critical patent/JPS641652A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力操作力を補助動力圧で増幅して出力す
る液圧ブースタ、特に、自動車の制動力発生装置である
液圧マスターシリンダの出力を増幅するのに好適な液圧
ブースタに関する。
〔従来の技術〕
自動車用マスターシリンダ等に用いる液圧ブースタのパ
ルプ部は、入力ロッドと動力ピストンの相対位置を検出
してその相対位置に応じてバルブを開閉し、動力ピスト
ンが入力ロッドよりも相対的に後退していれば動力室に
出力増幅のための動力元圧を導入し、相対的に前進して
いれば動力室をリザーバに連結して動力室を除圧するよ
うになっている。また、−船釣には、動力室圧力の昇降
制御に若干の中立帯が設けられており、動力ピス1−ン
と入力ロッドの相対位置が中立位置にあるとき、動力室
の圧力は一定に保たれる。
さて、上述の制御を行なうためには、バルブ部を動力ピ
ストン内に設けて動力ピストン及び入力ロッドと共に移
動させるか又は上記の相対的な動きを検出して別の固定
位置に設けたパルプ部に検出結果を伝達する必要がある
その2つの方策のうち、後者は、伝達機構(リンク機構
)が不可欠で複雑高価になることから、多くの場合前者
が採用されている。
ところが、前者の方法では、動力元圧を動力ピストン内
に導入する必要がある。そのためには、動力ピストン内
の弁室と動力元圧の供給路をフレキシブルホースで連結
する方法、又は、動力ピストンの外周に2つの高圧シー
ルで摺動自在に隔離された環状の中間導入室を設けてこ
の部屋とピストン内の弁室を動力ピストンに穿孔した孔
で結ぶ方法のいずれかを採用せざるを得ないが、フレキ
シブルホースは、設置スペース、耐振動性、寿命等の多
くの問題を内在し、実用的でないので、−船釣には、中
間導入室を設ける後者の方法が採られる。
その具体的な従来例を第3図に示す。図の1は、ブース
タボディ2のボア内に軸方向移動可能に挿入した動力ピ
ストン、3はそのピストンの背後に配した入力ロッド、
4は動力ピストン内の弁室に軸方向摺動可能に挿入した
スプールバルブ、5は動力ピストンの背面の一部(段部
の背面)に動力圧を作用させる動力室、6はボディ2の
ボア内面と動力ピストン外周との間に設けてポンプ11
の吐出回路を接続した動力元圧の中間導入室、7.8は
中間導入室の左右を摺動可能に液封する高圧シール、9
は勅カピストンのリターンスプリング、10はスプール
バルブ4のリターンスプリング、12はリザーバ、13
はアキュームレータである。
動力ピストン1内の弁室は、スプールバルブ4が無い状
態では、動力ピストンに穿孔した孔14.15.16を
介して中間導入室6、動力室5、リザーバに至る動力室
の除圧路17に各々連絡している。スプールバルブ4は
、孔14及び16との間に弁部を形成し、中間導入室6
と動力室5との間及び動力室5と除圧路17との間の液
圧路を開閉する。即ち、操作入力が零で内部に設けた通
路18が孔16と一致しているときには、弁室を介した
孔14.15の連通を遮断して動力室5内の圧力を開放
する。
一方、入力ロッド3が押し込まれると、このロッドと動
力ピストン1の相対的な動きがスプールバルブ4に伝え
られ、そのバルブが図の左方に移動して先ず孔16と通
路18の連通を断ち、この後、僅かに遅れて孔14.1
5を連通させる。このため、動力室5内には中間導入室
6を経由した動力圧が流入し、この圧力によって動力ピ
ストン1が押圧されることにより、例示の装置において
は液圧発生ピストン19が前進してシリンダ20から人
力ロッド3の操作を比例的に増幅した液圧が出力される
。なお、図の21はリザーバに通じたシリンダ20への
補液室である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の液圧ブースタは、中間導入室6が動力元
圧に直結されているため、シール7.8に常に高圧の動
力元圧がかかり、両シールの摺動抵抗が非常に大きくな
る。
また、そのために、リターンスプリング9の力も大きく
なる。即ち、リターンスプリングは、この種の装置にお
いては、前進したピストンを操作力解除時に原位置に復
帰させるのに必要である。
そのスプリング9の力は、ピストン1Sの液封シールも
含めた各シールの摺動抵抗の総和を上回る必要があるが
、シール7.8の摺動抵抗が大きいとスプリング9の力
も相応に強力でなければならない。従って、前述のブー
スタにおけるピストンの前進抵抗は、シールの高摺動抵
抗にスプリング9の強い力が加算されたものとなり、こ
の抵抗に動力室圧による対向力が打ち勝つまで動力ピス
トン1が前進しないので、特に操作初期に出力圧の出が
遅れたり、動力室5内の圧力が不必要に高くなるなどの
不都合が生じる。
この発明は、ブースタ性能を向上させるためにかかる不
具合を無くすことを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明では、中間導入室
の上流に差圧弁を設け、動力室の圧力と中間導入室の圧
力との差圧で動力元圧と中間導入入室の間の連絡路を開
閉し、中間導入室の圧力を動力室の圧力より一定値だけ
高圧に保持するようにしたのである。
〔作用〕
中間導入室への動力元圧の流入を断ち、かつ、遮断状態
の維持のために中間導入室の圧力を動力室の圧力よりも
若干高圧に保持しておけば、動力室の圧力が零乃至微小
な立ち上がり値にある操作初期に中間導入室の液封シー
ルに加わる圧力は、動力室圧よりも若干高い中間導入室
への封入圧力のみとなるので、操作初期のシールの摺動
抵抗が著しく低減する。
また、そのためにリターンスプリングのセント荷重も小
さくでき、この2つの効果によって立上がり時の出力圧
遅れや動力室の圧力の不必要な上昇が大巾に軽減される
〔実施例〕
第1図及び第2図にこの発明の実施例を示す。
第1図に示す第1実施例の液圧ブースタは、中間4人室
6の上流に、スプール弁を用いた差圧弁30を挿入した
ものである。
その差圧弁は、一端を動力室5に通じる部屋31に、他
端を中間導入室6に通じる部屋32に各々臨ませたスプ
ールバルブ33と、このバルブを部屋32側に付勢する
オフセットスプリング34とで構成されており、中間導
入室6の圧力と動力室5の圧力との差圧が、オフセント
スプリング34の力Fをスプールバルブ33の断面積S
で除したオフセノトカPdよりも小さければ、パルプ3
3が図上左方に動いてポンプ11の吐出回路と部屋32
との間の連絡路を開き、動力元圧を中間導入室6に導入
するようになっている。
また、中間導入室6の圧力と動力室5の圧力との差圧が
増大すればスプールバルブ33が図上布に動いて前述の
連絡路を閉じる。このため、中間導入室6の圧力P+ 
は、動力室5の圧力P2にPdを加えた圧力まで降下し
、PI =pz +paのバランス点にスプールバルブ
33が保持される。
そのために、シール7.8にかかる圧力が低減されるこ
とになる。特に、操作初期においては、第3図の従来ブ
ースタの場合、動力元圧が全部加わっていたものが、差
圧弁の働きでPdだけの圧力に低下するのであるからそ
の効果は著しい。しかも、この効果は、リターンスプリ
ング9の力を、摺動抵抗低減量に相当する分小さくし得
るので、操作初期には2倍になって現れる。よって、こ
の発明によれば、特に操作初期のブースタ性能が著しく
改善されることになる。
次に第2図のブースタは、差圧弁30を、ブツシュピン
35のついたピストン36と、このピストンを部屋32
側に付勢するオフセットスプリング34と、動力元圧の
部屋32への連絡路を開閉するボール弁37とで構成し
、ボール弁37の開閉動作をピストン36の変位によっ
て行なわしめるようにしである。
同様に、動力ピストン1内の弁機構も、第1図のスプー
ルバルブ4に代えて、導入側にはボール弁38を用いた
ものを例示しである。排出側は第1図と同様にスプール
バルブ39を使用している。
導入側液圧路の開閉にボール弁38を用いると、スプー
ルバルブ4を用いる場合に生じる非操作時の液洩れの心
配が無くなり、スプール部のクリアランス公差を拡大で
きるため、コスト削減が計れる。同様に、差圧弁の方も
液洩れをなくすため、シール40を用いてピストン36
と対応するボアの間のクリアランス公差を拡大できるよ
うにしである。なお、第3図の従来ブースタにおいて同
一個所にボール弁を用いると、操作初期に中間導入室の
動力元圧に逆らってボールを押し開く必要があり、初期
操作力のロスが大きくなるが、この発明によれば、差圧
弁の働きで中間導入室の圧力が下がるので、上述のロス
が小さくなると云う副次効果も生しる。
第1図、第2図のブースタのその他の部分の構成は第3
図で述べた通りであるので、再説明は省略する。
〔効果〕
以上述べたように、この発明は、簡単な構成の差圧弁3
0を付加してシール7.8の摺動抵抗を、特に操作初期
において大巾に低減したものであるから、入力ロソド3
の操作力に対して動力室5の圧力や出力圧がより良い比
例関係に保たれ、良好な操作感覚を得ることができる。
また、操作初期の中間導入室6と動力室5の圧力差は、
動力元圧の大小とは無関係にスプールバルブ33(又は
ピストン36)の断面積Sとオフセットスプリング34
の力Fとで決まるので、より高圧の動力元圧を用いて、
初期の良好な操作感覚を失わずに増幅比を高めたり、同
一出力圧をより小型のブースタで発生させたりすること
も可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のブースタの一例を示す断面図、第2
図は他の実施例の断面図、第3図は従来ブースタの断面
図である。 1・・・・・・動力ピストン、2・・・・・・ボディ、
3・・・・・・入力ロッド、4・・・・・・スプールバ
ルブ、5・・・・・・動力室、6・・・・・・中間導入
室、7.8・・・・・・シール、9・・・・・・リター
ンスプリング、14.15.16・・・・・・孔、17
・・・・・・除圧路、18・・・・・・通路、 30・
・・・・・・・・差圧弁、33・・・・・・スプールバ
ルブ、34・・・・・・オフセットスプリング、36・
・・・・・ピストン、37.38・・・・・・ポール弁
、39・・・・・・スプールバルブ、40・・・・・・
シール。 特許出願人  住友電気工業株式会社 同 代理人  鎌  1) 文  二

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボディのボア内に軸方向摺動可能に挿入した動力ピスト
    ンと、このピストンの背面に動力圧を作用させる動力室
    と、動力ピストンの背後でそのピストンとは独立に軸方
    向に移動可能な入力ロッドと、動力ピストンの外周を液
    封する2組のシール間においてボディのボア内周と動力
    ピストン外周との間に設けた動力元圧の中間導入室と、
    この中間導入室、動力室、動力室の除圧路の各々に連絡
    する動力ピストン内の弁室に設けた弁機構と、動力ピス
    トンのリターンスプリングとを備え、上記弁機構に含ま
    れる可動体が動力ピストンと入力ロッドの軸方向相対移
    動に応動して弁機構が上記中間導入室と動力室間及び動
    力室と除圧路間の各液圧路を開閉し、動力室の圧力を昇
    降制御する液圧ブースタにおいて、動力室圧にスプリン
    グ力を加算した圧力を開弁方向に、中間導入室の圧力を
    閉弁方向に受ける差圧弁を設け、この差圧弁で中間導入
    室への動力元圧の連絡路を開閉制御し、中間導入室の圧
    力を動力室の圧力よりも常時一定値だけ高圧に保持する
    ようにしたことを特徴とする液圧ブースタ。
JP62158705A 1987-06-24 1987-06-24 Liquid pressure booster Pending JPS641652A (en)

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US07/209,903 US4850655A (en) 1987-06-24 1988-06-22 Hydraulic booster
EP88110116A EP0296614B1 (en) 1987-06-24 1988-06-24 Hydraulic booster
DE8888110116T DE3870992D1 (de) 1987-06-24 1988-06-24 Hydraulischer bremsverstaerker.

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