JPH0116528B2 - - Google Patents

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JPH0116528B2
JPH0116528B2 JP57215441A JP21544182A JPH0116528B2 JP H0116528 B2 JPH0116528 B2 JP H0116528B2 JP 57215441 A JP57215441 A JP 57215441A JP 21544182 A JP21544182 A JP 21544182A JP H0116528 B2 JPH0116528 B2 JP H0116528B2
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JP
Japan
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monomer
water
coox
methyl
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Naotake Shioji
Hidetoshi Takehara
Yoichi Nakagawa
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、無機顔料分散剤に関するものであ
る。詳しくはアート紙、コート紙等の塗工に用い
られるクレー、炭酸カルシウム、サチンホワイト
等の無機顔料粉末の塗工液への分散;無機顔料粉
末のスラリー輸送;排煙脱硫装置に於いて硫黄酸
化物吸収用アルカリとして用いられる水酸化マグ
ネシウム粉末のスラリー輸送;陶磁器の減水剤等
の用途で、高濃度に於いても低粘度が得られ、且
つ分散安定性に優れる分散剤を提供するものであ
る。 従来このような目的に用いられる分散剤として
はリン系化合物、ポリ(メタ)アクリル酸塩等が
知られている。しかし、リン系化合物は分散液粘
度が経時的に急速に上昇し、特に高温ではこの傾
向がいちじるしい。また、ポリ(メタ)アクリル
酸塩は分散液粘度の経時変化、特に高温での経時
変化が少なく、従来最も良い評価を得てはいる
が、サチンホワイトや水酸化マグネシウム等に対
してはその添加量を増大させなければ充分な効果
が得られない。 本発明者等はこのような現状に鑑み、研究の結
果、本発明に到達した。従つて本発明の目的は高
濃度に於いても低粘度が得られ、且つ分散安定性
に優れる顔料用の分散剤を提供することである。 即ち本発明は、 一般式 〔但し式中、A1及びA2はそれぞれ独立に水素、
メチル基又は−COOX2を表わし且つA1及びA2
同時に−COOX2となることはなく、 A3は水素、メチル基又は−CH2−COOX3を表
わし且つA3が−CH2−COOX3の場合にはA1及び
A2はそれぞれ独立に水素又はメチル基を表わし、
X1,X2及びX3はそれぞれ独立に又は一緒に水
素、1価金属、2価金属、アンモニウム基又は有
機アミン基を表わす。〕 で示される不飽和カルボン酸系単量体()から
選ばれる1種又は2種以上、 一般式 〔但し、R1及びR2はそれぞれ独立に−H又は
−CH3を表わし、R1及びR2は同時に−CH3とな
ることはなく、 R3は−CH2−、−(CH22又は−C(CH32−を
表わし、且つ、1分子中の全炭素数は5である。〕 で示される不飽和アルコール系単量体()から
選ばれる1種又は2種以上、及び これらの単量体と共重合可能な単量体()
を、不飽和カルボン酸系単量体()50〜99.5モ
ル%、不飽和アルコール系単量体()0.5〜50
モル%及び単量体()0〜40モル%(但し、
(),()及び()の合計は100モル%であ
る。)の比率で用いて導びかれた共重合体(A)を主
成分とするものである。 本発明で用いられる不飽和カルボン酸系単量体
()としては、例えば、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、シトラコン酸あるいはそれ等の酸の1価
金属、2価金属、アンモニア、有機アミンによる
部分中和物もしくは完全中和物があげられる。 1価金属としてはナトリウム、カリウム等があ
げられ、2価金属としてはカルシウム、マグネシ
ウム、亜鉛等があげられる。また、有機アミンと
してはモノメチルアミン、ジメチルアミン、トリ
メチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミ
ン、トリエチルアミン等のアルキルアミン類;モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、モノイソプロパノールアミ
ン、ジメチルエタノールアミン等のアルカノール
アミン類;ピリジン等をあげることができる。 また、前記一般式で示される不飽和アルコール
系単量体()としては、例えば、3−メチル−
3−ブテン−1−オール、3−メチル−2−ブテ
ン−1−オール、2−メチル−3−ブテン−2−
オール等をあげることができる。 単量体()は、必要に応じて、不飽和カルボ
ン酸系単量体()、不飽和アルコール系単量体
()及び単量体()の合計に対して、得られ
る重合体が水溶性となる範囲で、40モル%以下の
量で用いられるものであるが、そのような単量体
()としては例えば、スチレン;スチレンスル
ホン酸;酢酸ビニル;(メタ)アクリロニトリ
ル;(メタ)アクリルアミド;メチル(メタ)ア
クリレート;エチル(メタ)アクリレート;ブチ
ル(メタ)アクリレート;2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート;ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート;ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート;3−(メタ)アクリロキシ
−1,2−ジヒドロキシプロパン;3−(メタ)
アクリロキシ−1,2−ジ(ポリ)オキシエチレ
ンエーテルプロパン;3−(メタ)アクリロキシ
−1,2−ジ(ポリ)オキシプロピレンエーテル
プロパン;3−(メタ)アクリロキシ−1,2−
ジヒドロキシプロパンホスフエート及びその1価
金属塩、2価金属塩、アンモニウム塩、有機アミ
ン塩または炭素数1〜4のアルキル基のモノもし
くはジエステル;3−(メタ)アクリロキシ−1,
2−ジヒドロキシプロパンサルフエート及びその
1価金属塩、2価金属塩、アンモニウム塩、有機
アミン塩または炭素数1〜4のアルキル基のエス
テル;3−(メタ)アクリロキシ−2−ヒドロキ
シプロパンスルホン酸及びその1価金属塩、2価
金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩または炭
素数1〜4のアルキル基のエステル;3−(メタ)
アクリロキシ−2−(ポリ)オキシエチレンエー
テルプロパンスルホン酸及びその1価金属塩、2
価金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩または
炭素数1〜4のアルキル基のエステル;3−(メ
タ)アクリロキシ−2−(ポリ)オキシプロピレ
ンエーテルプロパンスルホン酸及びその1価金属
塩、2価金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩
または炭素数1〜4のアルキル基のエステル;3
−アリロキシプロパン−1,2−ジオール;3−
アリロキシプロパン−1,2−ジオールホスフエ
ート;3−アリロキシプロパン−1,2−ジオー
ルスルホネート;3−アリロキシプロパン−1,
2−ジオールサルフエート;3−アリロキシ−
1,2−ジ(ポリ)オキシエチレンエーテルプロ
パン;3−アリロキシ−1,2−ジ(ポリ)オキ
シエチレンエーテルプロパンホスフエート;3−
アリロキシ−1,2−ジ(ポリ)オキシエチレン
エーテルプロパンスルホネート;3−アリロキシ
−1,2−ジ(ポリ)オキシプロピレンエーテル
プロパン;3−アリロキシ−1,2−ジ(ポリ)
オキシプロピレンエーテルプロパンホスフエー
ト;3−アリロキシ−1,2−ジ(ポリ)オキシ
プロピレンエーテルプロパンスルホネート;6−
アリロキシヘキサン−1,2,3,4,5−ペン
タオール;6−アリロキシヘキサン−1,2,
3,4,5−ペンタオールホスフエート;6−ア
リロキシヘキサン−1,2,3,4,5−ペンタ
オールスルホネート;6−アリロキシ−1,2,
3,4,5−ペンタ(ポリ)オキシエチレンエー
テルヘキサン;6−アリロキシ−1,2,3,
4,5−ペンタ(ポリ)オキシプロピレンエーテ
ルヘキサン;3−アリロキシ−2−ヒドロキシプ
ロパンスルホン酸及びその1価金属塩、2価金属
塩、アンモニウム塩もしくは有機アミン塩、又は
これ等の化合物のリン酸エステルもしくは硫酸エ
ステル及びそれ等の1価金属塩、2価金属塩、ア
ンモニウム塩又は有機アミン塩;3−アリロキシ
−2−(ポリ)オキシエチレンプロパンスルホン
酸及びその1価金属塩、2価金属塩、アンモニウ
ム塩もしくは有機アミン塩、又はこれ等の化合物
のリン酸エステルもしくは硫酸エステル及びそれ
等の1価金属塩、2価金属塩、アンモニウム塩又
は有機アミン塩;3−アリロキシ−2−(ポリ)
オキシプロピレンプロパンスルホン酸及びその1
価金属塩、2価金属塩、アンモニウム塩もしくは
有機アミン塩、又はこれ等の化合物のリン酸エス
テルもしくは硫酸エステル及びそれ等の1価金属
塩、2価金属塩、アンモニウム塩又は有機アミン
塩;などをあげることができる。 不飽和カルボン酸系単量体()及び不飽和ア
ルコール系単量体()の使用量は、不飽和カル
ボン酸系単量体()、不飽和アルコール系単量
体()及び単量体()の合計に対してそれぞ
れ50〜99.5モル%及び0.5〜50モル%の量である。 不飽和カルボン酸系単量体()、不飽和アル
コール系単量体()のいずれが上記の範囲をは
ずれても、本発明の優れた無機顔料分散剤は得ら
れない。 不飽和カルボン酸系単量体()、不飽和アル
コール系単量体()及び単量体()から共重
合体(A)を得るには従来公知の方法によることがで
きる。例えば水、有機溶剤、あるいは水可溶性有
機溶剤と水との混合溶剤等の溶剤中での重合を挙
げることができる。この際、水媒体中での重合に
は重合開始剤として過硫酸塩や過酸化水素等が用
いられ、亜硫酸水素ナトリウムやアスコルビン酸
等の促進剤を併用することができる。有機溶剤中
での重合には重合開始剤としてアゾ系化合物や有
機過酸化物等が用いられ、アミン化合物等の促進
剤を併用することができる。水可溶性有機溶剤と
水との混合溶剤中での重合には、上記の種々の重
合開始剤あるいは重合開始剤と促進剤との組合せ
の中から適宜選んで用いることができる。 このようにして得られた共重合体(A)はそのまま
でも無機顔料分散剤として用いられるが、必要に
より更にアルカリ性物質で中和して用いることも
できる。このようなアルカリ性物質としては、1
価金属及び2価金属の水酸化物、塩化物、炭酸塩
及び重炭酸塩;アンモニア;有機アミン等をあげ
ることができる。 本発明の無機顔料分散剤は、無機顔料に対して
重量で0.05〜5%、好ましくは0.1〜2%の範囲
の量で使用することができる。 以下、参考例、実施例及び比較例により本発明
を更に詳細に説明する。尚、例中の%は特にこと
わりのない限り重量%を示すものとする。 参考例 1 還流冷却器を取り付けた内容積1の5口フラ
スコに、純水380g及び3−メチル−3−ブテン
−1−オール85gを仕込み、95℃に加熱して撹拌
した。48%アクリル酸水溶液270gに水酸化ナト
リウム65gを加えて中和して得た単量体水懸濁
液、20%過硫酸アンモニウム水溶液100g及び20
%過酸化水素水溶液100gをそれぞれ別の滴下口
から4時間で滴下し、共重合反応を行つた。その
後冷却し、40%水酸化ナトリウム水溶液18gを加
えて中和した。このようにして得られた水溶性共
重合体(1)の分子量は3200であつた。また、その全
仕込単量体に対する収率は93%であつた。 得られた水溶性共重合体(1)の共重合比を知るた
めに、水溶液を120℃にて減圧乾燥して未反応の
不飽和アルコールを除き、得られた乾燥水溶性共
重合体(2)を常法に従つてn−ブタノールと硫酸を
用いてブチルエステル化した。ブチルエステル化
物中のOH基分析値から推定した水溶性共重合体
(1)中の3−メチル−3−ブテン−1−オールの構
成比は33モル%(仕込構成比35モル%)であつ
た。 参考例 2 参考例1において、純水330g、3−メチル−
3−ブテン−1−オール35g、48%アクリル酸水
溶液350gおよび水酸化ナトリウム82gを用いる
他は参考例1と同一にして共重合反応を行つた。
その後、45%水酸化ナトリウム水溶液20gを加え
て中和した。このようにして得られた水溶性共重
合体(2)の分子量は3700であつた。また、水溶性共
重合体(2)中の3−メチル−3−ブテン−1−オー
ルの構成比は14モル%(仕込比15モル%)であつ
た。 参考例 3 参考例1で用いたと同じ反応容器に純水330g
を仕込み、95℃に加熱し撹拌した。48%アクリル
酸水溶液390gに水酸化ナトリウム91gを加えて
中和して得た単量体水懸濁液に3−メチル−2−
ブテン−1−オール12gを溶解させた混合単量体
水懸濁液、20%過硫酸アンモニウム水溶液50g及
び20%過酸化水素水溶液50gをそれぞれ別の滴下
口から4時間で滴下し、共重合反応を行つた。 得られた水溶性共重合体(3)の分子量は4000であ
つた。また、水溶性共重合体(3)中の3−メチル−
2−ブテン−1−オールの構成比は5モル%(仕
込比5モル%)であつた。 比較参考例 1 参考例1で用いた3−メチル−3−ブテン−1
−オールの代りにクロチルアルコール(2−ブテ
ン−1−オール)85gを用いる他は参考例1と同
一にして共重合反応を行なつた。 得られた水溶性共重合体(4)の分子量は3100であ
つた。また、得られた水溶性共重合体(4)中のクロ
チルアルコールの構成比は19モル%(仕込構成比
40モル%)にすぎなかつた。 比較参考例 2 参考例1で用いた3−メチル−3−ブテン−1
−オールの代りに2−メチル−4−ペンテン−2
−オール85gを用いる他は参考例1と同一にして
共重合反応を行つた。 得られた水溶性共重合体(5)の分子量は3300であ
つた。また、得られた水溶性共重合体(5)中の2−
メチル−4−ペンテン−2−オールの構成比は14
モル%(仕込構成比32モル%)にすぎなかつた。 参考例 4 参考例1で用いた反応容器に純水360g、マレ
イン酸ジナトリウム75g及び3−メチル−3−ブ
テン−1−オール30gを仕込み、95℃に加熱して
撹拌した。48%アクリル酸水溶液230gに水酸化
ナトリウム55gを加えて中和して得た単量体水懸
濁液、20%過硫酸アンモニウム水溶液150g及び
20%過酸化水素水溶液100gをそれぞれ別の滴下
口から4時間で滴下して共重合反応を行い、その
後冷却し、40%水酸化ナトリウム水溶液15gを加
えて中和した。 得られた水溶性共重合体(4)の分子量は3500であ
つた。また、この水溶性共重合体(4)中の3−メチ
ル−3−ブテン−1−オールの構成比は14.5モル
%(仕込構成比15モル%)であつた。 参考例 5 参考例1で用いた反応容器に純水323g及び3
−メチル−3−ブテン−1−オール23gを仕込
み、95℃に加熱して撹拌した。48%アクリル酸水
溶液306g、アクリル酸メチル35g、50%水酸化
ナトリウム163g、20%過硫酸アンモニウム水溶
液100g及び20%過酸化水素水50gを参考例1と
同様に4時間で滴下して共重合反応を行つた。 得られた水溶性共重合体(5)の分子量は3400であ
つた。 参考例 6 参考例1で用いた反応容器に純水265g、3−
メチル−3−ブテン−1−オール24gを仕込み、
95℃に加熱して撹拌した。アクリル酸113gに17
%水酸化ナトリウム330gを加えて反応させ、さ
らに2−ヒドロキシ−3−アリロキシプロパンス
ルホン酸ナトリウム24gおよび3−メチル−3−
ブテン−1−オール24gを加えた混合単量体液、
20%過硫酸アンモニウム水溶液100g及び20%過
酸化水素水溶液100gをそれぞれ別の滴下口から
4時間で滴下し、共重合反応を行なつた。その後
冷却し、35%水酸化ナトリウム水溶液20gを加え
て中和した。 得られた水溶性共重合体(6)の分子量は3500であ
つた。 実施例 1 内容積1のステンレス製ビーカーにサチンホ
ワイト(スルホアルミン酸カルシウム6水塩)25
%ペースト400gを入れ、参考例1で得た水溶性
共重合体(1)の水溶液6g(固形/固形1.5%)を
添加し、デイゾルバー型羽根(50φ)を取り付け
たデイスパーで15分間、2000rpmで撹拌した後、
得られた分散液の粘度を25℃で測定した。結果を
表1に示した。 同様に水溶性共重合体(1)の水溶液8g(固形/
固形2.0%)を添加して分散液を調製し、粘度を
測定した。結果を表1に示した。 実施例 2〜5 実施例1と同様にして、参考例2ないし5で得
られた水溶性共重合体(2)ないし(5)を、それぞれサ
チンホワイトに対して固形分として1.5%及び2.0
%添加して分散液を調製し、B型粘度を測定し
た。結果を表1に示した。 比較例 1 実施例1において、水溶性共重合体(1)の代わり
に市販の分子量5000のポリアクリル酸ナトリウム
を用いる他は実施例1と同様にして分散液を調製
し、粘度を測定した。結果を表1に示した。
【表】 実施例 6〜7 実施例1で用いたビーカーに純水20gを入れ、
参考例1及び6で得られた水溶性共重合体(1)及び
(6)を固形分でそれぞれ4.2g添加・溶解し、さら
にサチンホワイト25%ペースト420gを加えて実
施例1と同様にデイスパーで撹拌した。さらに一
級カオリン150g及び平均粒径0.15μの立方形炭酸
カルシウム45gを徐々に加えて300rpmで混ねり
した後、30分間3500rpmにて撹拌した。分散剤添
加量は全固形分に対し1.4%である。得られた分
散液のB型粘度を測定し、熊谷理機社製HR−
801C型高剪断粘度計を用いてH粘度のレオグラ
ムを得た。B型粘度を表2、H粘度のレオグラム
を第1図及び第2図に示す(いずれもスラリー濃
度46%、ボブB、スイーブ10秒×2)。 比較例 2 実施例6において、水溶性共重合体(1)の代わり
に分子量5000のポリアクリル酸ナトリウムを用い
る他は実施例6と同様にして分散液を調製し、粘
度を測定した。B型粘度を表3、H粘度のレオグ
ラムを第3図に示す。(測定条件は実施例6〜7
と同じ)
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は実施例6および実施例7
でそれぞれ得られたH粘度のレオグラムを、第3
図は比較例2で得られたH粘度のレオグラムを示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔但し式中、A1及びA2はそれぞれ独立に水素、
    メチル基又は−COOX2を表わし且つA1及びA2
    同時に−COOX2となることはなく、 A3は水素、メチル基又は−CH2−COOX3を表
    わし且つA3が−CH2−COOX3の場合にはA1及び
    A2はそれぞれ独立に水素又はメチル基を表わし、
    X1,X2及びX3はそれぞれ独立に又は一緒に水
    素、1価金属、2価金属、アンモニウム基又は有
    機アミン基を表わす。〕 で示される不飽和カルボン酸系単量体()から
    選ばれる1種又は2種以上、 一般式 〔但し、R1及びR2はそれぞれ独立に−H又は
    −CH3を表わし、R1及びR2は同時に−CH3とな
    ることはなく、 R3は−CH2−、−(CH22又は−C(CH32−を
    表わし、且つ、1分子中の全炭素数は5である。〕 で示される不飽和アルコール系単量体()から
    選ばれる1種又は2種以上、及び これらの単量体と共重合可能な単量体()
    を、不飽和カルボン酸系単量体()50〜99.5モ
    ル%、不飽和アルコール系単量体()0.5〜50
    モル%及び単量体()0〜40モル%(但し、
    (),()及び()の合計は100モル%であ
    る。)の比率で用いて導びかれた共重合体(A)を主
    成分とする無機顔料分散剤。
JP57215441A 1982-12-10 1982-12-10 無機顔料分散剤 Granted JPS59108010A (ja)

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