JPH01164815A - 回転ヘッドシリンダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、声気記録再生装置に用いることができる回転
ヘッドシリンダ装置に関するものである。

従来の技術 ２ベーノ 一般にシャフト付ベアリングで構成されている回転ヘッ
ドシリンダ装置は、第３図に示すようにシャフト付ベア
リング３０を下シリンダ３にヤキバメ又は接着、圧入に
よシ固定し、シャフトをディスク４にヤキバメ、圧入、
接着により固定するとともに、ディスク４にロータリー
トランスロータ６ａを接着又はビス止めしかつ上シリン
ダ２をディスク４に保持させている。一方下シリンダ３
Ｋｌ：ｆｆ−夕ＩＪ−トランスステータ６ｂを接着又は
ビス止めにより固定し、このロータリートランスステー
タ６ｂに前記ロータリートランス６ａを対向させている
。なおヘッド５ａ　、５ｂからの信号はロータリートラ
ンスロータ６ａに対し、端子又はリード線経由で伝達し
ている。このヘッドの信号を正確にテープパターン上に
記録再生するために、下シリンダ３にはテープを安定よ
く走行させるよう一定の区間テープ下側を規制する段差
１６が設けられている。まだシャフト付ベアリング３０
のシャフトに固定されたモータボス１ｏを介してモータ
ロータ９を一体化し、このモータロータ９を３　へ−／ モータステータ８に対向させて回転ヘッドシリンダを駆
動し、ＦＧギヤステータ１１とＦＧギヤロータ１３で速
度制御機構を構成している。

発明が解決しようとする問題点 ところがこのような構成の回転ヘッドシリンダにおいて
はシャフト付ベアリング３ｏの予圧設定用にコイルバネ
を用いている。すなわち上下のベアリング外輪２２ａ　
、２２ｂの端面又はスペーサ２３ａ、２３ｂの端面（第
３図のものではスペーサの場合を図示）に接触するコイ
ルバネ３１端面がシャフトの軸線に対して直角に々らず
、予圧点の位置と位相が上下のベアリングで不均一にな
シャフト付ベアリングの機械的寸法の不均一、特に傾き
が発生していた。このことにより下シリンダ基準面１７
に対してシャフトを垂直に立て下シリンダ３に形成され
ている段差１６の直線性を維持するのが非常に困難であ
った。その結果テープパターン上に記録再生した時これ
らの機械的精度がそのままトラック軌跡として現われる
だめ、必要とするトラック軌跡の精度が得られない場合
があった。

本発明はこのような従来の欠点を解消するものであシ簡
単な予圧設定手段により下シリンダに形成されているテ
ープガイド用の段差の直線性を維持できる構造の回転へ
ノドシリンダを提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明の回転ヘッドシリンダ装置はシャフト付ベアリン
グの予圧設定手段として波形ワッシャを用いたものであ
る。

作用 上記の構成によれば、シャフト付ベアリングは予圧設定
された後もシャフト付ベアリング外輪に均等に予圧がか
かり、ンヤフトの軸線が傾くことはなく、シャフト付ベ
アリングを構成する各部品精度を維持した回転ヘッドシ
リンダ装置を実現できる。

実施例 以下本発明の一実施例の断面図を第１図に示し、第２図
にはそのシャフト付ベアリングの詳細断面５ヘー。

図を示す。なお第１図において第３図で示した従来の装
置と同一構成部分には同一番号を付して詳細な説明を省
略する。

シャフト付ベアリング１は、シャフト１ａに軸方向に上
下２ケ所の溝２４ａ、２４ｂを設け、上下の溝に夫々複
数個のボール１９ａ、１９ｔ）を介して回転が自在にな
るようリテーナ２０ａ　、　２ｏｂ。

２０ｃ　、２０ｄと外輪２２ａ　、２２ｂで保持し、か
つ上下のベアリングに対しスペーサ２３ａ。

２３ｂを対向させて配置させスペーサ２３ａ。

２３ｂの間に波形ワッシャ２５を挿入する。波形ワッシ
ャ２５はスペーサ２３ａ　、２３ｂ、外輪２２ａ　、２
２ｂを介してボール１９ａ、１９ｂに予圧をかけるだめ
の働きをしている。このように波形ワッシャ２５を用い
たことによシスペーサ２３ａ　、２３ｂに均一に予圧が
かかシ結果としてベアリングの外輪２２ａ、２２ｂをシ
ャフト１ａに対して垂直に保持できる。つｇ従来のコイ
ルバネ２５のように、当接点のバネ位相による予圧方向
性が発生せず、波形ワッシャは方向性のない６へ−７ 均一な力で予圧を与えることができる。

この第２図のシャフト付ベアリングを、第１図に示す下
シリンダ３に、その外輪２２ａ　、２２ｂをヤキバメ又
は接着することによって下シリンダ基準面１７に対して
高精度に垂直に固定し、テープ走行面の段差１６の加工
寸法精度に対する直線性に対しても変化が少ない。同時
に歩留まりも向上し作業能率も著しく改善することがで
きる。

なお波形ワッシャ２５の形状は２点接触でも３点接触以
上でも同様の効果がちシスペーサ２３ａ。

２３ｂに対して波形ワッシャの厚み方向の最大値寸法が
一定であれば同様の効果が得られる。また波形ワッシャ
の枚数を増すことによって予圧設定量も自在に変えられ
る特徴がある。

発明の効果 以上のように本発明の回転ヘッドシリンダ装置は、軸受
部の予圧設定手段を１枚又は複数枚からなる波形ワッシ
ャで構成したことを特徴とした回転ヘッドシリンダ装置
であるから、シャフトを下シリンダに対して精度よく垂
直に保つことが可能７Ａ−７ で下ンリ／ダ上に設けたテープガイド用の段差の軸線に
対する直線性変化量を非常に小さくすることができる。

その結果としてテープパターン（トランク軌跡）上の映
像信号や音声信号を極めて精度よく記録再生すると同時
にテープを安定走行させることができる。特に本発明に
よれば回転ヘッドシリンダの小型化と同時に性能向上も
図れ実用上極めて有利なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における回転ヘッドシリンダ
の断面図、第２図は本実施例におけるシャフト付ベアリ
ングの詳細断面図、第３図は従来の回転ヘッドシリンダ
装置の断面図である。 １・・・・シャフト付ベアリング、２・・・・上シリン
ダ、３・・・・下シリンダ、５ａ、５ｂ・・・・ヘッド
、１６・・・・段差、１９　ａ　、　１９　ｂ　・・・
−ボール、２０ａ。 ２０ｂ、２０Ｃ，２０ｄ−＝−・リテーナ、２２ａ。 ２２ｂ・・・・外輪、２３ＩＬ、２３ｂ・・・・スペー
サ、２５・・・・波形ワッシャ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープに映像信号を記録再生するための磁気ヘッド
   を回転自在に軸承するシャフトと、前記シャフトの軸方
   向の上下２ケ所に設けられた溝に複数個のボールを介し
   て回転自在に保持された外輪と、前記２ケ所の外輪間に
   あって前記２ケ所の外輪をシャフトの軸方向に押圧し予
   圧を与えるための予圧設定手段と、前記外輪を保持する
   ためのハウジングとで回転ヘッドシリンダ軸受部を構成
   し前記予圧設定手段を１枚又は複数枚からなる波形ワッ
   シャで構成したことを特徴とした回転ヘッドシリンダ装
   置。