JPH01164345A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は電気掃除機に関し、特に吸引物を収納する収
納袋の収納量を簡単な構成で正確に知ることのできるダ
スト・メータを備えた電気掃除機に関する。

（従来の技術） 近年、電気掃除機は集塵室内に吸引物を収納する収納袋
として、使い捨ての紙パツク・フィルタを取り付け、収
納能力が一杯になった時点でこのフィルタごと廃棄し、
新しいフィルタと交換する方式が多く出廻っている。フ
ィルタ交換時期は電気掃除機に取り付けられているダス
ト・メータにより知ることができる。従来のダスト・メ
ータの一般的構造は集塵室と外気とをシリンダで連結し
、このシリンダ内には一端をスプリングで固定され、摺
動するピストンが挿入されているものである。このダス
ト・メータは、紙パツク・フィルタの収納能力が一杯に
なったり、電気砕除機本体から延びているホースの内側
に塵芥による異常な詰りが生じるなどして、集ＩＩ！苗
内の負圧が予め設定された閾値を越えると、スプリング
で押えられていたピストンは負圧により引かれて功くの
で、このピストンの移動により、紙パツク・フィルタや
ホース内の塵芥詰まりが表示される。この時、シリンダ
内の外気には、通常はピストンにより密閉されている通
気孔が有り、塵芥詰まりによりピストンが移動して、こ
の通気孔から空気が流入することによって、集塵室内の
負圧を下げる安全弁となっている。また、この通気孔に
笛を取り付け、塵芥詰りを音で知らしめる機能を備えた
ものもある。

（発明が解決しようとｌる問題点） しかしながら、従来のダスト・メータは集塵室内の負圧
が予め設定された値以、Ｌにならないと表示されないた
め、紙パツク・フィルタの交換時期が全く予測ができな
い、という欠点がある。また、シリンダ、ピストン、ス
プリングという構成のため、各構成要素の機械的バラツ
キがメータ粘度に影響し、個体間で均一動作が得難く、
量産時の調整に手間取る、という欠点も有していた。

み 本発明は上記に鑑でみなされたもので、その目的として
は吸引物を収納する収納袋の収納量を簡単な構成で正確
に知ることのできる電気掃除機を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決でるための手段） 上記目的を達成するため、本発明は通気可能な材質で構
成され、吸込み部からの吸引物を収納する収納袋と、吸
引時におけるこの収納袋の膨張力を検出する膨張力検出
手段と、検出した膨張力に基づいて収納袋における収納
量を求め報知づ−る制御手段とを有することを要旨とす
る。

（作用） 本発明に係る電気作除機にあっては、吸引により膨張す
る収納袋によって生じる応力の変化全がこの収納袋の収
納量に相関関係のあることに着目し、この応力を検出し
、この検出結果から収納量を判別し、表示するものであ
る。

（実施例） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。第１図は
本発明の一実施例の電気掃除機本体の部分断面斜視図、
第２図は膨張力検出手段の構成を示す図、第３図は内部
断面構成を示す図であまず第１図を用いて本体の構成を
説明する。電気掃除機本体１には吸込動力源のモータ２
と集塵フ′イルタ３、それに集塵室６内には紙パツク・
フィルタ４と膨張力゛検出手段５が設けられている。

また電気掃除機本体１の外表面には制御手段を構成する
表示器７が設けられている。膨張力検出手段５は第２図
に示すように、紙パツク・フィルタ４からの応力を受け
る検出部８と、膨張力検出手段５を電気掃除機本体１の
内部に固定するためのＬ字形ホルダ９と、このホルダ９
と検出部８とを接続し、電気的に絶縁されている接続部
１０と、Ｌ字形ホルダ９と検出部８との闇に挾み込まれ
た感圧導電性ゴム１１とから構成されている。Ｌ字形ホ
ルダ９と検出部８とはお互いに電気的に絶縁されていて
、感圧導電性ゴム１１と接触している部分は、それぞれ
、電極になっており、それぞれの電極からり・−ド線（
図示せず）が引き出されている。膨張力検出手段５は第
３図に示すように紙パツク・フィルタ４の膨張力の変化
の最も大きい部分に接するように設けられている。

次に本実施例の作用を説明する。

紙パツク・フィルタ４の与える膨張力は、このフィルタ
４の膨張により生じる。膨張はモータ２の吸引量とフィ
ルタ４を通過する空気量との差で決まる。塵芥収納ヱが
少ない場合、フィルタ４を通過する空気量は大ぎいため
膨張、すなわち膨張力は小さいが、収納量が増えるにし
たがいフィルタ４を形成している繊維の目詰りも増し、
膨張ツノも大きくなる。収納ンが一杯になるとこの繊維
のほとんどが目詰りし、膨張力はほとんどモータ２の吸
引量だけになるため、やがて一定となる。第４図に膨張
力Ｆと紙パツク・フィルタ４内の塵芥収納量との関係が
示されている。この図中の曲線が平坦になりはじめた点
Ｅが紙パツク・フィルタ４の交換時期である。そして膨
張力Ｆの変化を感圧導電性ゴム１１の抵抗値の変化とし
て取り出す。

第５図に本実施例の回路図の一例を示す。感圧導電性ゴ
ム１１の抵抗値の変化はトランジスタ１２のエミッタと
接地間の電圧値ＶＯの変化に変換される。このときの電
圧１ａ　Ｖ　ｏと紙パツク・フィルタ４の膨張力「との
間には第６図に示す関係がある。次にコンパレータ１３
により複数段の設定電圧で比較されたのら、対応する、
表示器７を構成する発光ダイオード１４が点灯し、紙パ
ツク・フィルタ４内の収納Ｇを表示、最後の発光ダイオ
ード１４が点灯して、このフィルタ４の交換時期を知ら
せる。

したがって、この実施例によれば紙パツク・フィルタ４
内の収納伍の変化が電圧値ｖＯの変化として検出され、
この電圧値ＶＯの変化をコンパレータ１３で複数段の設
定電圧値と比較し、対応する発光ダイオード１４を点灯
さじることにより紙パツク・フィルタ４内の収納五とこ
のフィルタ４の交換時期を正確に確認できる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば膨張する収納袋の
膨張力がこの収納袋の塵芥収納囚に応じて異なることに
着目し、この膨張力を膨張力検出手段にて検出し、その
検出結果から制御手段によって収納ばと収納袋交換時期
を正確に確認できるダスト・メータを実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気掃除機本体の部分断面
斜視図、第２図は膨張力検出手段の構成を示す図、第３
図は内部断面構成を示１図、第４図はこの実施例の紙パ
ツク・フィルタ内の収納ｍと膨張力Ｆとの関係を示す図
、第５図はこの実施例の回路を示す図、第６図はこの実
施例の膨張力Ｆと電圧値■０との関係を示す図である。 １・・・本体　２・・・モータ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）通気可能な材質で構成され、吸込み部からの吸引
   物を収納する収納袋と、 吸引時におけるこの収納袋の膨張力を検出する膨張力検
   出手段と、 検出した膨張力に基づいて収納袋における収納量を求め
   報知する制御手段と、 を有することを特徴とする電気掃除機。
2. （２）前記膨張力検出手段は、前記収納袋の膨張に伴う
   圧力を検出する感圧手段で構成されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項に記載の電気掃除機。