JPH09234175A - 電気掃除機のインジケータ - Google Patents

電気掃除機のインジケータ

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JPH09234175A
JPH09234175A JP6750896A JP6750896A JPH09234175A JP H09234175 A JPH09234175 A JP H09234175A JP 6750896 A JP6750896 A JP 6750896A JP 6750896 A JP6750896 A JP 6750896A JP H09234175 A JPH09234175 A JP H09234175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
indicator
storage cylinder
spring
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP6750896A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Fujiyoshi
俊行 藤吉
Kenichiro Doi
憲一郎 土肥
Mitsuru Nishizawa
満 西澤
Hirotaka Kano
裕隆 鹿野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵室の圧力検出のために必要最小限の要素
を用いて極めて小型に構成でき、しかもフロートの介在
なしに直接的に塵埃量を表示すること。 【解決手段】 透明な樹脂材料からなる円筒状の収納筒
8は一方に開口9、反対側に吸込口10を有する。開口
9を覆ってダイアフラム11が装着され、気密を保つよ
うに固定リング12によって収納筒8に固定される。収
納筒8内には吸引口10からダイアフラム11にわたる
ようにスプリング13が設けられる。スプリング13の
ダイアフラム11側の一定区域はマーカとして機能する
着色被覆部14を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機内に蓄積
された塵埃量を使用者に知らせるために掃除機本体の上
部に付設されるインジケータに関する。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機では掃除機本体内の紙袋等に
蓄積された塵埃の廃棄時期を使用者に知らせるインジケ
ータが用いられる。このインジケータは集塵室内で紙袋
等に蓄積される塵埃の量が増加するに従い、集塵室内の
圧力が大気圧を大きく下まわり、この負圧状態の集塵室
と通じさせたインジケータのフロートが圧力差に応じて
動き、マーカとして構成されるフロートあるいは別に設
けたマーカの変位から、掃除機本体内に蓄積された塵埃
量を知ることができるようにしたものである。
【0003】フロートの変位を正確に圧力差に応じたも
のとするために、従来、こうしたインジケータの多くが
フロートを変位させる機構要素としてばねを用いてい
る。また、ばねを用いないものではこれに代えて、たと
えば特開平5−38319号公報に示されるようなベロ
ーズを使用するものもある。このベローズは内部を集塵
室内と通じさせてほぼ真空に近い圧力まで吸引させるた
め、気密を高く保持できるものでなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のベローズを用い
たインジケータではフロートが集塵室の圧力の変化に応
じて変位するために圧力検出手段としてのベローズが重
要な役割を果たす。内部を真空のもとにおくベローズは
気密を高く保つ必要から、多くの場合、構造が複雑にな
り、これを組み込むインジケータを小型に構成すること
ができない。ベローズを比較的簡単な構造にして小型化
を図ることも提案されているが、こうしたものは、ベロ
ーズの変位動作から、たとえばフロートとの連結部等で
気密を保つことが難しく、そこから空気が流入して正確
な圧力の検出が困難になる。
【0005】一方、気密性の高いベローズは構造が複雑
なことから、柔軟性が幾分劣り、このため圧力差に応じ
たフロートの追従動作がスムーズでなく、フロートでの
マーカの表示誤差が大きくなり、塵埃の蓄積量を正確に
表示することができない可能性がある。
【0006】そこで、本発明の目的は集塵室の圧力検出
のために必要最小限の要素を用いて極めて小型に構成で
き、しかもフロートの介在なしに直接的に塵埃量を表示
することのできる電気掃除機のインジケータを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、密
閉された一の端部近くに掃除機本体の集塵室と通じた吸
引口および他の端部に開口を有する透明な収納筒と、こ
の収納筒の開口に設けられ、収納筒内を周囲空間から気
密を保って区画する伸縮自在なダイアフラムと、収納筒
内にあって、ダイアフラムの変位に追従して収縮するよ
うに一の端部からダイアフラムにかけて延在し、ダイア
フラム側端部から所定の長さにわたり延びる着色被覆部
を有するコイル状の弾性体とを備えることを特徴とす
る。
【0008】請求項2は、請求項1記載のコイル状の弾
性体はスプリングによって構成し、このスプリングに着
色デッピング加工で着色被覆部を形成したことを特徴と
する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図5において、掃除機本体1は内部前方
に集塵室2、内部後方に電動送風機3等を納める収納室
4を備えている。この集塵室2の内部前方には図6に示
すように、集塵室2から区画された凹部5に表示窓6に
接するようにインジケータ7を設けている。
【0010】以下、図1および図2を参照してインジケ
ータ7を詳細に説明する。
【0011】図1において、透明な樹脂材料からなる円
筒状の収納筒8は一方に開口9、これと反対側に集塵室
2との連絡口となる吸引口10を有する。この開口9に
は使用時、収納筒8内部全域を負圧のもとにおくために
開口9を覆って装着されるダイアフラム11を備えてい
る。このダイアフラム11は収納筒8の端部と一定の長
さにわたり重ねられており、そこに装着される固定リン
グ12によって高い気密が保たれている。
【0012】また、このダイアフラム11は弾性材料で
形成された比較的薄い膜からなり、たとえば樹脂材料、
合成ゴム等を用いて所定の形状の膜に形成される。
【0013】さらに、収納筒8内には吸引口10側の端
部から反対側のダイアフラム11にわたるように弾性体
としてのスプリング13が設けられている。図2に示す
ようにこのスプリング13のダイアフラム11側の一定
区域は使用時、マーカとして働くために着色した被覆材
によって覆われている。被覆材は様々な方法で形成する
ことが可能であるが、本実施の形態のものはディッピン
グ加工で形成した着色被覆部14からなる。この着色被
覆部14は、望ましくは識別の容易な赤色に着色する
が、もちろんこれ以外の色に着色してもよい。
【0014】次に、上記構成からなるインジケータ7の
作用を図3ないし図5を参照して説明する。掃除機本体
1の集塵室2内に多量の塵埃が蓄積されると、電動送風
機3によって集塵室2内に吸引される空気量が減少し、
このとき、電動送風機3が集塵室2内の空気を多量に吸
引する結果、集塵室2内の圧力が大気圧を大きく下まわ
る。
【0015】このとき、インジケータ7の収納筒8内は
吸引口10を介してと集塵室2と連通しており、集塵室
2の圧力が降下するに連れて収納筒8内の圧力も真空に
近づいて行く。吸引口10からの空気で大気圧のもとに
あるとき、図3に示す伸長位置に伸びていた弾性材料か
らなるダイアフラム11は収納筒8内の圧力の低下と共
に、変形し始め、スプリング13を押しつつ、吸引口1
0側に変位する。そして、収納筒8内の圧力が一層低下
すると、ダイアフラム11は収納筒8の開口9を通って
内部に入り屈曲反転し、さらに真空に近づくと図4に示
す収縮位置までくる。この収縮位置でスプリング13の
着色被覆部14が表示窓6の真下にくる。このとき、表
示窓6を通して使用者がインジケータ7をみたとき、赤
色マーカを透明な収縮筒8を通して確認でき、集塵室2
内で多量の塵埃が蓄積されたことを知り、塵埃の廃棄時
期を確実に見極めることが可能になる。
【0016】このような圧力検出のための必要最小限の
要素で構成されるインジケータにおいてはフロートおよ
びベローズが全く不要であって、極めて小型のインジケ
ータとして構成することができる。また、必要最小限の
要素からなることで極めて安価に製作することができ
る。
【0017】さらに、圧力検出要素としてのスプリング
13に着色被覆部14でマーカを構成したので、フロー
トの介在に起因する追従動作の悪影響がマーカに及ぶ懸
念が全くなく、表示誤差をなくすことが可能になる。
【0018】また、ダイヤフラム11が吸引口10側に
吸引される際、スプリング13の端部を押し付けること
になるが、このスプリング13の端部はディッピング加
工によって着色被膜が施されているため、薄膜状のダイ
ヤフラム11を損傷するおそれはない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
構成によれば、透明な収納筒の開口に伸縮自在なダイア
フラムを装着すると共に、密閉された収納筒の端部から
このダイアフラムにわたるように着色被覆部を備えたコ
イル状の弾性体を設けるようにしたので、極めて小型の
インジケータとして構成することができる。また、検出
要素としての弾性体それ自身にマーカを形成するように
したので、表示部としてのフロートを介在させずに直接
的に蓄積された塵埃量を表示でき、部品点数を削減でき
ると共に、塵埃量に応じた正確な表示が可能となる。
【0020】また、請求項2の構成によれば、弾性体と
してスプリングを用い、その端部はディッピング加工に
よって着色被膜を施こしているため、ダイヤフラムを損
傷するおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気掃除機のインジケータを示す
断面図。
【図2】図1に示されるインジケータの分解断面図。
【図3】スプリングの伸長状態を示すインジケータの断
面図。
【図4】スプリングの収縮状態を示すインジケータの断
面図。
【図5】本発明に係るインジケータを装着した掃除機本
体の一部破断した正面図。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 掃除機本体 6 表示窓 7 インジケータ 8 収納筒 11 ダイアフラム 12 固定リング 13 スプリング 14 着色被覆部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿野 裕隆 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封された一端部近くに掃除機本体の集
    塵室と通じた吸引口および他端部に開口を有する透明な
    収納筒と、この収納筒の該開口に設けられ、該収納筒内
    を周囲空間から気密を保って区画する伸縮自在なダイア
    フラムと、前記収納筒内にあって、前記ダイアフラムの
    変位に追従して収縮するように該一端部から前記ダイア
    フラムにかけて延在し、前記ダイアフラム側端部から所
    定の長さにわたり着色被覆部を有するコイル状の弾性体
    とを備えてなることを特徴とする電気掃除機のインジケ
    ータ。
  2. 【請求項2】 前記弾性体がスプリングからなり、該ス
    プリングにディッピング加工により前記着色被覆部を形
    成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機のイ
    ンジケータ。
JP6750896A 1996-02-29 1996-02-29 電気掃除機のインジケータ Pending JPH09234175A (ja)

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