JPH01162835A - 高弾性、高強度延伸物の製造装置 - Google Patents

高弾性、高強度延伸物の製造装置

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Publication number
JPH01162835A
JPH01162835A JP32344387A JP32344387A JPH01162835A JP H01162835 A JPH01162835 A JP H01162835A JP 32344387 A JP32344387 A JP 32344387A JP 32344387 A JP32344387 A JP 32344387A JP H01162835 A JPH01162835 A JP H01162835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
rod
laser beam
take
stretching
Prior art date
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Pending
Application number
JP32344387A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Takahashi
哲也 高橋
Takeshi Sano
毅 佐野
Toyoaki Tanaka
豊秋 田中
Ryosuke Kamei
亀井 良祐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP32344387A priority Critical patent/JPH01162835A/ja
Publication of JPH01162835A publication Critical patent/JPH01162835A/ja
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性樹脂製の原ロッドまたは肉薄物を連
続多段延伸して高弾性、高強度の延伸物をSJ造する装
置に関する。
〔従来の技術〕
近年種々な分野において機械的特性に優れたロッドまた
は肉薄物等の延伸物(繊維またはフィルム)に対する要
求が高まり、これに伴い可撓性高分子材料から、高弾性
、高強度延伸物を製造する技術が開発されつつある。
従来、このような延伸物の製造技術としては、(a)熱
延伸法、(b)誘電加熱延伸法、(C)ゲル紡糸法、(
d)高圧押出法、等が発表されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、(a)の熱延伸法は、外部から加熱する方式で
あるので、原ロッドまたは肉薄物の断面積が大ぎいと、
熱伝導に時間がかかるため、延伸速度にもおのずから限
界を生ずる。(blの誘電力[1熱延伸法は、マイクロ
波加熱であるため、誘電体ポリマーに限られる。(C)
のゲル紡糸法では、溶1.了]二程で右は溶媒を用いる
ため、俺めてコスト畠となり、また、天吊の有機溶媒の
後処理の問題も残る。(d)の高圧押出法は、引張り力
が、ロッド押出しの際加える高圧に比べて極めて小さく
補助的であるため、分子鎖の配向も不充分である。
等、それぞれ欠点があった。
本発明者らは、上記従来の欠点を解決すべく鋭意研究を
行なった結果、複数のレーザー光線を原ロッドまたは肉
薄物、および原ロッドまたは肉薄物の延伸物に間隔をお
いて照9A?lることが有効なことを知見した。
本発明は上記の知見に基づいてなされたもので、熱可塑
性樹脂製の比較的断面積の大きいロッドまたは肉薄物を
用い、比較的高い延伸速度で連続延伸して、高強力延伸
物を装造づ−ることが出来る装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成すべくなされたものでその要
旨は、熱可塑性樹脂製の径が0.)〜10mmの原ロッ
ドまたは厚さが50μrrL〜6Mである肉薄物を所定
の速度で送り出づ送り出しロールと、この送り出しロー
ルによって送り出された原L1ツドまたは肉薄物の延伸
物を送り出しロールより早い速度で巻取る、送り出しロ
ールに対し間隔をおいて設けられた巻取り11−ルと、
これら送り出しロールと巻取りロールとの間の原ロッド
または肉薄物或はこれらの延伸物を間隔をおいて、レー
ザー光線によって照射加熱する、2つ以上のレーサー光
線発生器とを有する高弾性、高強度延伸物の製造装置に
ある。
(作 用〕 本発明は上記の構成を有するため、■断面積の比較的大
きい原ロッドまたは肉薄物を短時間で加熱することが出
来、延伸速度が高くなる。■無極性ポリマーも使用可能
である。■溶剤を使用する必要がない。■多段延伸させ
るため、無理なく分子鎖がときほぐされる。
〔実施例) 第1図は、本発明に係る高弾性、高強度延伸物の製造装
置の一実施例を示づもので、図中符号1は、上下のロー
ルによって原ロッドまたは肉薄物(以下ロッドという)
2を挾持し、所定の速度で送り出す送り出しロールであ
る。この送り出しロール1と間隔をおいて、上記送り出
しロール1より早い速度でロッド延伸物〈以下延伸物と
いう)3を巻取る巻取りロール4が設けられている。こ
れらのロール1,4の中間上部には、ロール1゜4間の
ロッド2および延伸物3を間隔をおいてレーザー光線照
射するレーザー光線発生器5,6゜7が配設され、発生
するレーザー光線5a、6a。
7aによって、ロッド2 a3よびロッド延伸物3を照
射している。これらのレーず一照射されている部分のそ
れぞれの間および最終照射部分と巻取りロール4どの間
には延伸効果を高めるためのニップロール8・・・が設
けられ、それぞれ延伸物3が巻回、通過するようになっ
ている。
したがってL1ツド2は3段に効率よべ延伸されて巻取
りロール4に巻取られる。
この際、送り出しロール1によるロッド2の送り出し速
度をAm/min 、巻取りロール4の巻取り速度をB
m/minとすると、延伸倍率は、B/Aとなり、△、
Bの速度を適宜選ぶことによって任意の延伸倍率が得ら
れる。
なJ′3、通常肉薄物の延伸(g率は20侶以下、5倍
以上、またロッドの場合では30倍以下、5倍以上が好
ましい。さらに、上記ニップ[1−ル8は用いなくても
多段延伸が可能である。
本発明の装置に用いられるレーザー光線としては、通常
のものがいずれも使用出来る。例えば、C○2レーザー
(波長10.6μ+71) 、YAG (波長1.06
μ7rL)等があげられるが、特にCO2レーザーは合
成樹脂に対する吸収が最もよく好適である。
また、使用される熱可塑性樹脂は、無極性のものを含め
、合成樹脂分野において広く用いられているものがいず
れも使用することができ、例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ホリアミド
(ナイロン)等があげられる。それらを非晶質、或は可
能なかぎり低結晶化度の原ロッドまたは肉薄物に成形し
て用いる。
上記原ロッドの径は、0.1〜10s1特に0.1〜8
 mtr+が望ましく、01〜5 mmが好適である。
また肉薄物の厚さは50 μm11〜6 m 、特に1
00.czm〜6Mが望ましく、100μTrL〜5 
mmが好適である。
ロッドの径が0.18或は肉薄物の厚さが50μm未満
では、レーザー光線による加熱温度の調整が困難となり
、径が10mm、または厚さが6mを越えると、内部の
温度分布が不均一となる。
また、レーザー光線によって加熱されるロッドまたは延
伸物の温度は融点より2〜50℃、特に2〜45℃低い
ことが好ましく、5〜40℃低いのが好適でおり、送り
出されたロッドまたは肉薄物の温度はレーザー光線によ
って加熱された温度より50℃以上低いことが必要Cあ
る。
上記融点どの温度差が2℃未満では、温度制御が困難と
なって、一部溶融することがあり、分子の配向がなされ
ず、50℃を越えると延伸性が不充分どなる。また、送
り出された[]ツドまたは肉薄物の温度と、レーザー光
線の照射によって加熱された温度との差が50℃未満で
は、延伸の際、ネッキングが発生する。
この装置においては、巻取りロールによって張力が付与
された状態で、間隔をおいて設けられた複数部所のレー
ザー光線で加熱されるので、均一加熱1ζ、無理のない
延伸が行なわれるので、延伸倍率が大きくなり、分子配
向の優れた高弾性、高強度の延伸物が連続して得られる
実施例1 重4B平均分子はが153であり、重量平均分子量/数
平均分子ijl: 4〜5、密Fl :  0.95B
9 / ad、融点=138℃、ガラス転移点ニー13
0℃のポリエチレンを押出機により溶融押出し、径約5
.0mmのロッドをつくった。このロッドを第1図に示
す装置に取付け、3台のレーザー光線発生器を用いてレ
ーザー光線照射を行ない、3段延伸した。使用したレー
ザー光線発生器は、超小型CO2レーザ−、出力12W
を用い照射部分をいずれも120°Cに加熱して多段延
伸し、最大延伸倍率の試料を作成した。これを試料Aと
する。
比較例1 ニップロールを使用せず、ロッドの一ケ所をレーザー光
線によって 120℃に加熱して1段延伸した他は実施
例1と同じにして最大延伸倍率の試料を作成した。これ
を試料Bとする。
比較例2 ニップロールを使用せず、ポリエチレンロッドを長さ3
mの恒温槽に通して 120℃に加熱した他は実施例1
と同じにして延伸して、最大延伸倍率の試料を作成した
。これを試料Cとする。
実施例1、比較例1.2の試料A、B、Cの弾性率、強
度を測定し、結果をギガパスカル(GPa)で表示し、
第1表に一括して示した。
第    1    表 〔発明の効果〕 以上)ホべたように、本発明の装置は、従来の加熱法で
は固片であった所面積の比較的大きいものも比較的高い
延伸速度で連続して延伸することができ、力学的特性の
優れた合成樹脂製延伸物を効率よく得られるので、コス
トが安くなり、その工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の一例を示す図である。 1・・・・・・送り出しロール、 2・・・・・・原ロッドまたは肉薄物([]ツラド、3
・・・・・・ロッド延伸物(延伸物)、4・・・・・・
巻取りロール、 5.6.7・・・・・・レーザー光線発生器、5a、5
a、7a・・・・・・レーザー光線、8・・・・・・ニ
ップロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂製の径が0.1〜10mmの原ロッドまた
    は厚さが50μm〜6mmである肉薄物を所定の速度で
    送り出す送り出しロールと、この送り出しロールによっ
    て送り出された原ロッドまたは肉薄物の延伸物を送り出
    しロールより早い速度で巻取る、送り出しロールに対し
    間隔をおいて設けられた巻取りロールと、これら送り出
    しロールと巻取りロールとの間の原ロッドまたは肉薄物
    或はこれらの延伸物を間隔をおいて、レーザー光線によ
    つて照射加熱する、2つ以上のレーザー光線発生器とを
    有することを特徴とする高弾性、高強度延伸物の製造装
    置。
JP32344387A 1987-12-21 1987-12-21 高弾性、高強度延伸物の製造装置 Pending JPH01162835A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113324A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Shinshu Univ 樹脂中空管の製造方法
JP2009262484A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Shinshu Univ プロピレン系ポリマーフィルムまたはシートの加熱方法および延伸フィルムの製法

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JP2009113324A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Shinshu Univ 樹脂中空管の製造方法
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