JPH01162556A - 金型用ガス抜き装置 - Google Patents

金型用ガス抜き装置

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JPH01162556A
JPH01162556A JP31867787A JP31867787A JPH01162556A JP H01162556 A JPH01162556 A JP H01162556A JP 31867787 A JP31867787 A JP 31867787A JP 31867787 A JP31867787 A JP 31867787A JP H01162556 A JPH01162556 A JP H01162556A
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JP
Japan
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valve
molten metal
die
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baffle plate
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JP31867787A
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Inventor
Tadaaki Higuchi
樋口 忠明
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ダイカストマシンのようにアルミニウム等の
溶湯を金型内に鋳込む装置において、溶湯の鋳込時に金
型のキャビティからガスを排出させる金型用ガス抜き装
とに関するものである。
[従来の技術] 従来より、金型用ガス抜き装置としては、第7図に示す
ように、射出途中で電気的な信号を発し、その電気的信
号によって電磁切替弁1を切付え、空気圧または油圧に
よって弁開閉用のシリンダ2を作動させ、このシリンダ
2の作動によって開閉弁3を閉じるものが知られている
。そして、この方式のガス抜き装置では、金型4,5の
キャビティ6から伸びているガス抜き通路7は、開閉弁
3の弁頭部3aの底面から側面に沿って弁開時の弁本体
8内に通じており、弁本体8内は真空吸引装置9に連通
されている。
第7図において、10は固定盤、11は可動盤、12は
射出スリーブ、12aは給湯口、4aは鋳込穴、13は
プランジャチップ、14は射出プランジャ、15は射出
シリンダ、16は射出シリンダ15’のピストンロッド
17と射出プランジャ14を連結したカップリング、1
8はカップリング16部に取付けた射出ストローク検知
用の磁気スケール、19はあらかじめ設定しておいた所
定の射出ストローク位置で弁閉指令である電気的信号を
電磁切替弁1の弁閉用ソレノイド1aに発する磁気ヘッ
ド、20は圧縮空気または作動油供給用のポンプ、21
はタンク、lbは弁開用ソレノイドである。
ブラケット22を介して固定金型4に取付けられている
シリンダ23によって金型4,5の上面に押付けられる
弁本体8内には、下方より、弁開時の弁頭部3aの周囲
に広い空間24を有する穴25と、弁閉時に弁頭部3a
が密接して入る穴26が設けられており、穴26の上部
は電磁切替弁27.真空タンク28.真空ポンプ29か
らなる真空吸引装置9に連結されている。3bは開閉弁
3の弁棒、30はシリンダ2のピストンロッド2aと弁
棒3bを連結した半割りのカップリングである。電磁切
替弁27のソレノイド27aへは。
磁気へラド19から真空吸引開始の電気信号も発する。
この装置においては、弁開状態で射出を開始し、射出途
中で真空吸引を開始し、キャビティ6内のガスがある程
度抜けたところで開閉弁3を電気的信号で閉じ、弁閉後
に、溶湯が穴25内や弁頭部3aに到達するようにして
いる。
[本発明が解決しようとする問題点] 第7図に示したような従来のガス抜き装置では、開閉弁
3の弁頭部3aの外周に空間24を直接設けていたので
、射出途中にガスを排出している途中で開閉弁3を電気
的信号で閉じたとき、弁開のタイミングがおくれると、
溶湯が穴26や真空吸引装置9内に入ってしまい、これ
を取除くのに大変な手間を要していた。
なお、ガス抜き通路7を突進して来る溶湯の速度は40
〜200 m/secになることもあり、極めて大きい
ので、ある程度、ガスの排出を充分に行なおうとすれば
、弁開のタイミングを遅くしなければならず、さりとて
、弁閉のタイミングが遅くなりすぎると溶湯が穴26内
に入ってしまうので、数マイクロ秒の単位で設定する必
要があるこの弁開のタイミングを定めるのが極めて難し
かった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、このような問題点を解決し、開閉弁がまだ充
分に閉じていないときに弁頭部近くに溶湯が来ても、溶
湯が開閉弁の後側に行かないようにするために、弁本体
の一部または金型の一部から開閉弁の弁頭部の溶湯が進
出して来る側まで伸びた溶湯直進遮断用の邪魔板を設け
た。
[作用] 射出途中のガス排出時に、キャビテ、イから極めて早い
速度で突進して来る溶湯を弁頭部の後側に行かせないよ
うに、弁閉を行なうが、その時、ガス抜き通路から弁頭
部に向って来た溶湯は、弁頭部の溶湯が進出して来る側
にある溶湯直進遮断用の邪魔板によってその直進をさま
たげられ、邪魔板のない別の通路を通って弁頭部位置ま
で進む。
したがって、溶湯が弁頭部位置へ行くタイミングはかな
り遅くなり、弁閉タイミングが少しおくれても、充分に
弁閉した後に溶湯は弁頭部へ行き、弁体内に入り込んで
支障をきたすことはなくなる。
[実施例] 第1〜3図に示す本発明の第1実施例において、4は固
定金型、5は可動金型、4aは鋳込穴、6はキャビティ
、7は固定金型4と可動金型5の分離面31部に設けた
ガス抜き通路、32は固定金型4と可動金型5の分離面
31部に、金型4.5の外側から設けた弁室で、下側は
ガス抜き通路7に通じている。33は分離面31部でガ
ス抜き通路7の一部から迂廻して弁室32の上方側方に
通じている通路である。
8は金型の分離面31部で固定金型4に固定して設けた
ガス抜き装置の弁本体、3はディスクタイプの弁頭部3
aと弁棒3bからなる開閉弁、2は弁開閉用のシリンダ
、2aはピストンロッド、30はカップリングであり、
シリンダ2の作用によって、開閉弁3は弁本体8に摺動
して上下に移動するようになっている。弁本体8の下端
内周面部には弁座34が設けられていて、弁頭部3aの
外周上端部に設けられているテーパ面3Cが弁閉時に弁
座34に密着して充分に弁閉状態を保つようになってい
る。弁本体8の下端部は弁室32内に幾分入り込んでい
る。
弁本体8の下端面の固定盤4側には、下方に伸びたブラ
ケット部35が固着されていて、ブラケット部35の下
方先端位置には、弁頭部3aの下側、すなわち、溶湯が
進出して来る側に位置した溶湯直進遮断用の邪魔板36
を設けた。この場合、ブラケット部35は弁頭部3aの
ガイドも兼ねており、邪魔板36は弁開時の弁頭部3a
の邪魔にならない位置で弁室32の水平全面に設けられ
ていて、溶湯が邪魔板36の横を通って弁頭部3a位置
まで行かないようになっている。
なお、第1〜3図においては、第7図に示すような射出
途中に真空吸入したり、磁気ヘッドやリミットスイッチ
で弁閉指令を出す電気回路や空気圧または油圧からなる
流体圧回路の図示は省略した。
第1〜3図の装置においては、図示した弁開状態で射出
を行ない、射出途中でキャビティ6内を真空吸引し始め
た後、適宜な射出ストローク位置または時間に弁閉指令
に基づき、シリンダ2を作動させて開閉弁3を閉じる。
弁開時は、キャビティ6内のガスは、ガス抜き通路7、
迂回路である通路33、弁室32の上方および弁本体8
内を通って排出されるが、ガスの後を追ってガス抜き通
路7内を突進して来る溶湯は弁頭部3aの前にある邪魔
板36に当り、弁室32の上方へは直接行かず、通路3
3内を迂回して、おそく弁室32の上方に入る。ただし
、この時は、開閉弁3はすでに閉じており、溶湯は弁本
体8内に入らない。
なお、邪魔板36の外周が弁室32の内周壁に密接して
いない場合でも、溶湯は邪魔板36に直進を邪魔されて
弁室32の上方へはおそく入る。したがって、弁開のタ
イミングが少しおくれても。
溶湯が弁本体8内に入って支障をおこすことはない。
射出完了後、溶湯が固ったら、弁室32内の凝固物は、
型開後、キャビティ6内の成形品やガス抜き通路79通
路33内の凝固物と一体で取出す。
なお、第1.2図において、邪魔板36の下面は弁室3
2の底面から浮かして配置したが、これは弁室32の底
面に接触させうるようにしても良い。邪魔板36の上下
面や弁頭部3Cの下面には凝固物が取出しやすように抜
き勾配を設けておくのが良い、また、弁はディスクタイ
プだけでなく、第7図に示すようなスプールタイプにし
ても良い。
第4〜6図は本発明の第2実施例であり、ガス抜き通路
7の上端部と弁室32の底面との間を金型4の一部で遮
断し、連通させないようにしたものである。したがって
、このような場合、溶湯が弁頭部3aの底面に直接当る
ことはなく、通路33を進んで来た溶湯は弁室32の横
方向から入り、弁本体8内に向おうとする。
したがって、そのことを防ぐために、本実施例では、弁
室32内の通路33の出口に面した側に邪魔板36aを
設けた。邪魔板36aは弁頭部3aの固定盤4側に設け
たブラケット部35aとともに弁本体8の下端部に固着
させて設けた。このようにしておけば、弁室32内でガ
スと溶湯は邪魔板36aを迂廻して、弁本体8内方向に
向おうとする。したがって、前記実施例と同様に、弁閉
タイミングが少しおくれても、ガスは充分に排出される
が、溶湯は弁本体8内に入ることはない。
なお、前記実施例においては、邪魔板36゜36aをブ
ラケット部35.35aを介して弁本体8の一部に固着
して取付けたが、これは、邪魔板36.36aを固定金
型4または可動金型5の一部に固着するか一体にして設
けることもできる。
[効果] 本発明においては、特許請求の範囲に記載したように、
軸線方向に摺動する開閉弁を備えた弁本体を固定金型ま
たは可動金型の一方に取付け、弁本体の一部または金型
の一部から開閉弁の溶湯が進出して来る側まで伸びた溶
湯直進遮断用め邪魔板を設けたので、弁室内で溶湯が弁
開部分に直接行くことがなく、溶湯は邪魔板部を直接ま
たは間接的に迂廻する。したがって、弁閉タイミングが
少しおくれても溶湯が弁本体内や弁閉面に入ったり付着
することがなく、開閉弁が動かなくなったりすることも
ない、そして、弁装置を補修のため取りはずしたりする
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の1実施例を示すもので、第1
図は第2図のI−I線断面図、第2図は第1図のII 
−II線断面図、第3図は第1図のm−m線断面図、第
4図〜第6図は本発明の他の実施例を示すもので、第4
図は第5図のTV−1’V線断面図、第5図は第4図の
V−V線断面図、第6図は第4図のVl−VI線断面図
、第7図は本発明に類した従来の例を示す縦断面図であ
る。 2・・・シリンダ、     3・・・開閉弁、3a・
・・弁頭部、    4・・・固定金型、5・・・可動
金型、    6・・・キャビテ仁7・・・ガス抜き通
路、  8・・・弁本体。 9・・・真空吸引装置、  15・・・射出シリンダ、
18.19・・・電気信号発信装置、 31・・・金型゛の分離面、 32・・・弁室、33・
・・通路、 35.35a・・・ブラケット部、 36.36a・・・邪魔板。 特許出願人  宇部興産株式会社 第3図 −第4図 v−」 第5図 第6図 35a  32  3a  36a 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軸線方向に摺動する開閉弁を備えた弁本体を固定金型ま
    たは可動金型の一方に取付け、弁本体の一部または金型
    の一部から開閉弁の溶湯が進出して来る側まで伸びた溶
    湯直進遮断用の邪魔板を設けた金型用ガス抜き装置。
JP31867787A 1987-12-18 1987-12-18 金型用ガス抜き装置 Expired - Fee Related JPH0732950B2 (ja)

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JP31867787A JPH0732950B2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18 金型用ガス抜き装置

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JP31867787A JPH0732950B2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18 金型用ガス抜き装置

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JPH01162556A true JPH01162556A (ja) 1989-06-27
JPH0732950B2 JPH0732950B2 (ja) 1995-04-12

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JP31867787A Expired - Fee Related JPH0732950B2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18 金型用ガス抜き装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051032A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤの加硫装置および加硫方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014051032A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤの加硫装置および加硫方法

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JPH0732950B2 (ja) 1995-04-12

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