JPH01162382A - 半導体受光素子 - Google Patents

半導体受光素子

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JPH01162382A
JPH01162382A JP62320102A JP32010287A JPH01162382A JP H01162382 A JPH01162382 A JP H01162382A JP 62320102 A JP62320102 A JP 62320102A JP 32010287 A JP32010287 A JP 32010287A JP H01162382 A JPH01162382 A JP H01162382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
type indium
multiplication
indium gallium
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP62320102A
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English (en)
Inventor
Takao Kaneda
隆夫 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 アバランシフォトダイオードの高速応答性を向上する改
良に関し、 実質的増倍領域の厚さが薄く、高速応答性のすぐれたア
バランシフォトダイオードを提供することを目的とし、 受光部をなすp型インジュウムリン層に接して、増倍層
をなすn型インジュウムガリウムヒ素リン層を厚さ約0
.1#lに形成し、この増倍層をなすn型インジュウム
ガリウムヒ素リン層に接して、キャリア通過層をなすn
型インジュウムリン層を形成し、このキャリア通過層を
なすn型インジュウムリン層に接して、光吸収層をなす
n型インジュウムガリウムヒ素層を形成して半導体受光
素子を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、アバランシフォトダイオードの改良に関する
。特に、アバランシフォトダイオードの高速応答性を向
上する改良に関する。
〔従来の技術〕
従来技術に係るアバランシフォトダイオードの断面図を
第8図に示す。図において、1は厚さ約200pのn型
インジュウムリン基板であり、2は厚さ約4〜5μのn
型インジュウムリン層よりなるバッファ層であり、3は
厚さ約2nのn型インジュウムガリウムヒ素層よりなる
光吸収層である。
4は厚さ約0.2〜0.5pのn型インジュウムガリウ
ムヒ素層よりなる中間層である。5は厚さ約l111の
n型インジュウムリン層よりなる増倍層であり、厚さ約
0.5nのメサ状部が実質的な増倍領域である。6はn
型のインジュウムリン層よりなるキャリア通過層であり
、7はp型のインジュウムリン層であり光照射領域を構
成し、厚さは約1.5μである。8はガードリングであ
り、9は窒化シリコン層よりなる絶縁膜であり、91は
窒化シリコン層よりなる無反射コート膜であり、10は
チタン層と白金・金合金層との二重層よりなる負電極で
あり、11は金・スズ合金層よりなる正電極である。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記に例示したとおり、従来技術に係るアバランシフォ
トダイオードの実質的な増倍領域の厚さは、上記したと
おり、約0 、5 pmが一般であるが、実質的な増倍
領域がこのように厚いと、キャリアの走行時間が長くな
り、増倍の立ち上がり時間が長くなり、高速応答が困難
になるという欠点がある。
本発明の目的はこの欠点を解消することにあり、実質的
増倍領域の厚さが薄く、高速応答性のすぐれたアバラン
シフォトダイオードを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、受光部をなすp型インジュウムリン層(
7)に接して、増倍層をなすn型インジュウムガリウム
ヒ素リン層(52)を厚さ約0.5n以下に形成し、該
増倍層をなすn型インジュウムガリウムヒ素リン層(5
2)に接して、キャリア通過層をなすn型インジュウム
リン層(51)を形成し、該キャリア通過層をなすn型
インジュウムリン層(51)に接して、光吸収層をなす
n型インジュウムガリウムヒ素層(3)を形成して半導
体受光素子を構成することによって達成される。
〔作用〕
応答性を向上するには増倍層の厚さを薄くすることが有
効なことが知られている。また、増倍層の厚さを薄くす
るには、増倍に要する最大電界値の異なる材料を組み合
わせて増倍領域を形成することが有効なことも知られて
いる。
増倍に要する最大電界値E、□は、材料の禁制帯幅Eg
の374乗に比例し、 概略、 EIIax =に、 Eg”’ と表すことができる。
一方、キャリヤのイオン化率(キャリヤが1cm進行す
るときに励起するイオンの数)αは、α−Kz  ex
p  (B/E) と表すことができる。
これらの二式にもとづき、禁制帯幅Egの小さな材料を
使用して増倍層を形成し、その周囲の層の禁制帯幅Eg
は少し大きくすれば、増倍に要する最大電界値E3.X
は低下するので、これにともなってキャリヤのイオン化
率αは上昇する。
そのため、増倍層の禁制帯幅Egを周囲の材料の禁制帯
幅Egより僅かに小さくすることにより、増倍領域を、
禁制帯幅Bgの小さな増倍層中に確実に閉じ込めること
ができる。
本発明は、この原理を利用したものであり、従来技術に
係るアバランシフォトダイオードの増倍領域が、第6図
にAをもって示す範囲に広がるに反し、本発明に係るア
バランシフォトダイオードの増倍領域は、第7図にBを
もって示す範囲、つまり、厚さ0.5nのインジュウム
ガリウムヒ素すン層の範囲に閉じ込めることができる。
その結果、キャリヤ送行時間が短縮され、応答性が向上
する。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつ\、本発明の一実施例に係る半導
体受光素子の製造工程について説明する。
第2図参照 液相成長性を使用して、下記に表示する積層体を形成す
る。
1  基板   n −TnP    、10”   
2002  バッフy  n −InP     10
′64〜53  吸収層  n −1nGaAs   
10”  0.5〜14  中間層  n −1nGa
AsP      0.2〜0.5キヤリヤ 51    通過層 n −InP    10′60
.53〜5 52   増倍層  n −InGaAsP   Xl
0160.1第3図参照 フォトリソグラフィー法を使用して、光照射領域におい
て、増倍層52とキャリヤ通過層51の上半部をメサ状
に除去する。キャリヤ通過層51の除去される厚さは、
約0.3.が適当である(残留される厚さは約0.2μ
が適当である)。
第4図参照 再び液相成長法を使用して、5X10′5程度のn型イ
ンジュウムリン層6を、全体の厚さが約1.5nmにな
るように(増倍層52の厚さが約1 、1 pm程度に
なるように)形成する。
第5図参照 レジストマスク(図示せず)を使用してベリリュームを
イオン注入して、ガードリング8を形成する。
次に、プラズマCVD法を使用して窒化シリコン膜を形
成し、これを光照射領域から除去してp型不純物拡散用
マスク9を形成し、このp型不純物拡散用マスク9を使
用してカドミュウムを拡散し、p4型領域7を形成する
。このとき、カドミュウムの拡散はインジュウムリン層
6とインジュウムガリウムヒ素すン層(増倍層)52と
の界面で終了するようにする。そして、禁制帯幅が1 
、25eVであり、厚さが0.Inのインジュウムガリ
ウムヒ素すン層(増倍層)52中のみにおいて増倍が行
われるようにする。
その後、光照射領域に再び窒化シリコン膜を形成し、こ
れを電極形成領域から除去し、残留した窒化シリコン膜
をもって無反射コート膜91を構成する。
第1図参照 p型不純物拡散用マスクとして使用した窒化シリコン膜
9と無反射コート膜91との間に、チタン層と白金・金
合金層との二重層よりなる負電極(p側電極)10を形
成し、基板1の裏面に金・スズ合金層よりなる正電極(
n側電極)11を形成する。
以上の工程をもって製造したアバランシフォトダイオー
ドの増倍領域は厚さ0.1nの増倍層52中に閉じ込め
られているので、高速応答性能が向上している。
〔発明の効果〕
以上説明せるとおり、本発明に係るアバランシフォトダ
イオードは、受光部をなすp型インジュウムリン層に接
して、増倍層をなすn型インジュウムガリウムヒ素リン
層を厚さ約0.1nに形成し、この増倍層をなすn型イ
ンジュウムガリウムヒ素リン層に接して、キャリア通過
層をなすn型インジュウムリン層を形成し、このキャリ
ア通過層をなすn型インジュウムリン層に接して、光吸
収層をなすn型インジュウムガリウムヒ素層を形成して
半導体受光素子を構成しであるので、実質的増倍領域の
厚さが薄くなり、高速応答性が向上している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るアバランシフォトダ
イオードの層構成図である。 第2〜5図は本発明の一実施例に係るアバランシフォト
ダイオードの製造工程図である。 第6図、第7図は、本発明の作用説明図である。 第8図は、従来技術に係るアバランシフォトダイオード
の層構成図である。 1・・・n型インジュウムリン基板、 2・・・n型インジュウムリンパソファ層、3・・・n
Jインジュウムガリウムヒ素光吸収層、4・・・n型イ
ンジュウムガリウムヒ素中間層、5・・・従来技術にお
けるn型インジュウムリン増倍層、 6・・・n型インジュウムリン層、 7・・・p型インジュウムリン層、 8・・・ガードリング、 9・・・接縁膜、 91・・・無反射コート膜、 10・・・負電極(p側電極)、 11・・・正電極(n側電極)、 51・・・n型インジュウムリンキャリャ通過層、52
・・・本発明におけるn型インジュウムガリウムヒ素リ
ン増倍層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]受光部をなすp型インジュウムリン層(7)に接
    して、増倍層をなすn型インジュウムガリウムヒ素リン
    層(52)が形成され、 該増倍層をなすn型インジュウムガリウムヒ素リン層(
    52)に接して、キャリア通過層をなすn型インジュウ
    ムリン層(51)が形成され、該キャリア通過層をなす
    n型インジュウムリン層(51)に接して、光吸収層を
    なすn型インジュウムガリウムヒ素層(3)が形成され
    てなることを特徴とする半導体受光素子。 [2]前記増倍層をなすn型インジュウムガリウムヒ素
    リン層(52)の厚さは0.5μm以下であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体受光素子。
JP62320102A 1987-12-19 1987-12-19 半導体受光素子 Pending JPH01162382A (ja)

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JP (1) JPH01162382A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6350998B1 (en) 1998-06-24 2002-02-26 Nec Corporation Ultraspeed low-voltage drive avalanche multiplication type semiconductor photodetector
DE10014073B4 (de) * 1999-03-23 2004-11-18 Koito Manufacturing Co., Ltd. Sicherheitsgerät für motorbetriebene Fenster

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6350998B1 (en) 1998-06-24 2002-02-26 Nec Corporation Ultraspeed low-voltage drive avalanche multiplication type semiconductor photodetector
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