JPH01162318A - フィルムコンデンサ - Google Patents

フィルムコンデンサ

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Publication number
JPH01162318A
JPH01162318A JP62322467A JP32246787A JPH01162318A JP H01162318 A JPH01162318 A JP H01162318A JP 62322467 A JP62322467 A JP 62322467A JP 32246787 A JP32246787 A JP 32246787A JP H01162318 A JPH01162318 A JP H01162318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
series
electrodes
capacitor
widthwise
Prior art date
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Pending
Application number
JP62322467A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Oshima
大嶋 敏也
Shunjiro Imagawa
今川 俊次郎
Satoru Tanaka
覚 田中
Junji Shibano
柴野 純二
Toru Kasatsugu
笠次 徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP62322467A priority Critical patent/JPH01162318A/ja
Publication of JPH01162318A publication Critical patent/JPH01162318A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属化フィルムの電極の構造を工夫すること
により、高耐圧化を図った巻回型のフィルムコンデンサ
の改良に関する。
〔従来の技術〕
第2同は、従来の巻回型フイルムコンデンサの−例を説
明するための平面図である。このフィルムコンデンサで
は、金属化フィルム1.2を図示の状態のまま重ね合わ
せて巻回した構造を備える。
各金属化フィルム1,2の一方面には、それぞれ、容量
を形成するための複数の矩形の電極3〜6.7〜10が
形成されている。金属化フィルム1.2は図示の状態の
まま重ね合わされるもので、重ね合わされた状態では一
方の金属化フィルムlの電極、例えば電極4は、他方の
金属化フィルム2上の2個の電極7.8とフィルムを挟
んで表裏対向するように配置される。従って、電極4,
7゜8により、2個の容量が直列接続された構成とされ
る。よって、巻回されたフィルムコンデンサでは、フィ
ルムの長手方向に沿って、多数の容量が直列接続された
構成とされており、高耐圧化および大容量化が図られて
いる。
なお、外部との接続は、長手方向両端の電極、図示例で
は電極3と電極10にリードを接続したり、巻回体の異
なる端面に電極3.10を引き出し、両端面を溶射する
ことにより行い得る。もっとも、一方の金属化フィルム
上の長手方向両端の電極を利用して外部と接続すること
も可能である。
第3図は、従来のフィルムコンデンサの他の例を説明す
るための平面図である。この例においても金属化フィル
ム11.12を図示の状態のまま重ねて巻回することに
よりフィルムコンデンサが構成される。
一方の金属化フィルム11には、フィルムの長手方向に
延びる細長い複数本の電極13〜15が幅方向において
所定の距離を隔てて形成されている。他方の金属化フィ
ルム12上には、重ね合わせた際に電極13〜15と幅
方向において部分的に対向するように、フィルムの長手
方向に延びる複数の電極16.17が形成されている。
従って、電極13〜15,16.17により、フィルム
の幅方向において4個の容量が直列接続されて、高耐圧
化が図られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第2図の従来例では、大容量化および高耐圧化を図り得
るが、フィルムの長手方向に沿って電流路が形成されて
いるので、かなり大きなインダクタンスを発生させる。
従って、たとえば高周波回路等に用いた場合には、該イ
ンダクタンス分を無視することはできず、組み込まれた
回路の特性に悪影響を与えるという問題があった。
他方、第3図の例では、インダクタンス分の発生は無視
し得るほど小さい。しかしながら、フィルムIf、12
の長手方向に延びる細長い電極13〜15,16.17
をフィルムの幅方向に複数本形成しなければならないた
め、さほど多くの電極を幅方向に形成することはできな
い。従って、幅方向において直列接続する容量の数をさ
ほど増加させることができないため、高耐圧化にも限度
がある。のみならず容量を大きく取ることも難しい。
よって2本発明の目的は、より高い耐圧性を有するだけ
でなく、発生するインダクタンス分の大きさを無視し得
る程度に抑え得る構造を備えた巻回量のフィルムコンデ
ンサを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
=4− 本発明は、長尺状の金属化フィルムを巻回することによ
り得られる巻回量のフィルムコンデンサであって、下記
の特徴的構成を備えるものである。
すなわち、巻回されたフィルムの一方面側において幅方
向に所定距離を隔てて形成された第1の電極と、幅方向
で隣合う2個の第1の電極とフィルムを挟んで表裏対向
するようにフィルムの他方面側に配置された1以上の第
2の電極とによりフィルムの幅方向に複数の容量が直列
に接続されてなる幅方向直列接続容量部が、フィルムの
長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数配置されてお
り、かつ交互に異なるフィルムの幅方向端縁部分で電気
的に接続されて、フィルムの長手方向両端間で直列に接
続されていることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明では、幅方向において複数の容量が直列に接続さ
れており、さらにこの幅方向直列接続容量部がフィルム
の長手方向において直列に接続されているので、容量の
直列接続数を増大することが容易である。
のみならず、幅方向直列接続容量部は、フィルムの交互
に異なる幅方向端縁部分で接続されて相互に直列に接続
されているので、隣合う幅方向直列接続容量部では電流
の流れる方向が逆となる。
従って、隣合う直列接続容量部間で、発生するインダク
タンスが打ち消し合うことになる。
〔実施例の説明〕
第1図は、本発明の一実施例を説明するための平面図で
あり、第2図および第3図に相当する図である。
第1および第2の金属化フィルム21.22は、祇また
はスチロールもしくはポリエチレンテレフタレートのよ
うな樹脂からなるフィルムの一方面に、電極(後述)を
蒸着することにより得られたものである。金属化フィル
ム21.22は、図示の状態から金属化フィルム22上
に金属化フィルム21を重ねた状態で巻回されて巻回型
のフィルムコンデンサとされるものである。
なお、本実施例のフィルムコンデンサでは、複数の容量
が巻回されたフィルムの幅方向並びに長手方向に直列に
接続された構造を有する。従って、各金属化フィルム2
1.22上に形成される電極の説明にあたっては、ある
単位の数の電極に容量の接続順に参照番号を付して説明
することにする。
金属化フィルム21上には、フィルムの長手方向に延び
る細長い複数の第1の電極23〜2日が、フィルム21
0幅方向において所定距離を隔てて形成されている。こ
のうちフィルムの幅方向一方端縁に位置されている電極
28は、隣接する幅方向直列接続容量部と電気的に接続
するために、内側の電極24〜27よりも長く、すなわ
ち隣接する直列接続容量部の電極をも兼ねるように形成
されている。
また、次段の幅方向直列接続容量部を構成するために、
電極23〜28とフィルムの長手方向において所定距離
を隔てて電極29〜33が形成されている。上記した電
極28は、この隣合う双方の幅方向直列接続容量部を電
気的に接続するために、両者の幅方向直列接続容量部の
第1の電極を兼ねている。電極33についても同様であ
り、さらに次段の幅方向直列接続容量部の第1の電極を
兼ねるように次段側に延ばされている。
他方、金属化フィルム22上にも、幅方向直列接続容量
部を形成するために、フィルムの長手方向に延びる細長
い複数の第2の電極41〜45が幅方向において所定距
離を隔てて形成されている。
次段側においても、同様に第2の電極46〜50が形成
されている。
第2の電極41〜45は、それぞれ、図示の状態のまま
金属化フィルム21を上に重ねた際に、第1の電極23
〜28とフィルム21を挟んで部分的に重なり合うよう
に位置決めされている。たとえば、電極41は、重ね合
わされた際に、電極23.24とフィルムを挟んで表裏
対向するように配置されている。従って、電極41と電
極23゜24とにより2個の容量が直列接続された構成
とされている。
よって、電極23〜28と電極41〜45とにより、1
0個の容量がフィルムの幅方向に直列に接続されて、本
発明の幅方向直列接続容量部を構成している。
同様に、次段の幅方向直列接続容量部もまた、電極28
〜33と、電極46〜50とにより10個の容量が幅方
向において直列に接続されている構造を備える。
上述した隣合う2個の幅方向直列接続容量部は、電極2
8により電気的に接続されている。同様に電極33によ
り2番目の幅方向直列接続容量部は、さらに次段の幅方
向直列接続容量部と電気的に接続される。よって、この
実施例のフィルムコンデンサでは、上述したような幅方
向直列接続容量部複数個が、フィルムの長手方向におい
て、交互に異なるフィルムの幅方向端縁部分で接続され
て、フィルムの長手方向両端間で直列に接続されている
ことがわかる。この実施例の等価回路を第4図に示す。
上記説明から明らかなように、フィルムの幅方向に形成
し得る電極数に限度があったとしても、フィルムの長手
方向に沿って複数の電極を多数形成すれば、極めて多く
の容量を直列に接続し得るので、耐圧性の極めて高いフ
ィルムコンデンサを実現することができる。
また、上記した第1の幅方向直列接続容量部では、電流
が電極23から電極28側へ流れるのに対し、隣接する
第2の幅方向直列接続容量部では電極28から電極33
側へ流れる。従って、隣合う直列接続容量部では、電流
の方向が逆向きであるため、それぞれにおいて発生する
インダクタンス分は相殺される。よって、電流路がフィ
ルムの幅方向および長手方向に沿ってかなり長く延びる
にもかかわらず、全体として発生するインダクタンス分
は無視し得るほど小さくされている。
なお、外部への接続に際しては、フィルムの端縁に位置
する電極に金属を溶射すればよく、しかも溶射は巻回体
の一方端面に部分的に付与すれば足り、従来例のような
両面全面溶射による溶射剤の対向電極間への侵入に起因
する短絡を防止することが可能である。
もっとも、異なる端縁において外部と接続することも可
能である。
上記実施例では、2枚の金属化フィルム21゜22を用
い、両者を重ね合わせて巻回したが、1枚の金属化フィ
ルムの両面に、各電極23〜33゜41〜50を形成し
たものを巻回してもよい。その場合には、両面に形成さ
れた電極間の短絡を防止するために、間に絶縁層を介在
させる。
また、電極の形状および数については、図示例に限らず
、幅方向に複数の容量を直列接続することができ、かつ
長手方向において隣合う幅方向直列接続容量部を直列に
接続し得るものである限り、適宜変更し得るものである
ことを指摘しておく。
〔発明の効果〕
本発明では、幅方向に複数の容量が直列に接続された幅
方向直列接続容量部が、フィルムの長平方向に沿って直
列に接続されているので、容量の直列接続数を増大させ
ることが容易であるため、耐圧性を飛躍的に高めること
が可能となる。しかも、隣接する幅方向直列接続容量部
は、フィルムの長手方向において交互に異なる幅方向端
縁部分で接続されているので、隣合う幅方向直列接続容
量部において生じるインダクタンス分は相互に打ち消し
合うことになる。従って、電流路がフィルムの幅方向お
よび長手方向に沿ってかなり長くなるにもかかわらず、
インダクタンス分の発生は無視し得るほど小さくするこ
とができるので、第2図の従来例のように高周波回路に
悪影響を与えることもない。
さらに、外部電極の接続に際しては、巻回体の端面に部
分溶射した電極を用いることができるので、巻回体の端
面に全面溶射を行う必要がなく、従って溶射剤の侵入に
よる短絡も防止することができる。また、全面溶射によ
る電気的な接続が必要でないため、電極間の電気的接続
部分による導電性の低下もない。よって、信較性に優れ
たフィルムコンデンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための平面図であ
り、金属化フィルム上に形成された電極形状を示す図で
あり、第2図は従来のフィルムコンデンサの一例を示す
ための平面図であり、第3図は従来のフィルムコンデン
サの他の例を説明するための平面図であり、第4図は第
1図実施例の等価回路図である。 図において、21.22はフィルム、23〜2日は幅方
向直列接続容量部を形成する第1の電極、41〜45は
第2の電極を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺状の金属化フィルムを巻回することにより得
    られた巻回型のフィルムコンデンサであって、 巻回されたフィルムの一方面側において幅方向に所定距
    離を隔てて形成された複数の第1の電極と、幅方向で隣
    合う2個の前記第1の電極とフィルムを挟んで表裏対向
    するようにフィルムの他方面側に配置された1以上の第
    2の電極とによりフィルムの幅方向に複数の容量が直列
    に接続されてなる幅方向直列接続容量部が、フィルムの
    長手方向に沿って所定間隔をおいて複数個配置されてお
    り、かつ 複数個の前記幅方向直列接続容量部が、交互に異なるフ
    ィルムの幅方向端縁部分で電気的に接続されて、フィル
    ムの長手方向両端間で直列に接続されていることを特徴
    とする、フィルムコンデンサ。
  2. (2)前記フィルムの幅方向の両端側に位置する前記第
    1の電極が、フィルムの長手方向において隣接する直列
    接続容量部の第1の電極と共通に形成されており、それ
    によってフィルムの長手方向において隣合う直列接続容
    量部が直列に接続されている、特許請求の範囲第1項記
    載のフィルムコンデンサ。
  3. (3)前記フィルムの長手方向の両端に位置する幅方向
    直列接続容量部のフィルムの同じ側の幅方向端縁に位置
    する第1の電極が外部に引き出されている、特許請求の
    範囲第1項または第2項記載のフィルムコンデンサ。
JP62322467A 1987-12-18 1987-12-18 フィルムコンデンサ Pending JPH01162318A (ja)

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JP62322467A JPH01162318A (ja) 1987-12-18 1987-12-18 フィルムコンデンサ

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JP (1) JPH01162318A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5057967A (en) * 1989-07-26 1991-10-15 Nichicon Corporation Rolled film capacitor
JPH03280410A (ja) * 1990-03-28 1991-12-11 Nichicon Corp 電力用高圧コンデンサ
WO2023053911A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 京セラ株式会社 フィルムコンデンサ、連結型コンデンサ、インバータおよび電動車輌

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5057967A (en) * 1989-07-26 1991-10-15 Nichicon Corporation Rolled film capacitor
JPH03280410A (ja) * 1990-03-28 1991-12-11 Nichicon Corp 電力用高圧コンデンサ
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