JPH0116111Y2 - - Google Patents

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JPH0116111Y2
JPH0116111Y2 JP1983036306U JP3630683U JPH0116111Y2 JP H0116111 Y2 JPH0116111 Y2 JP H0116111Y2 JP 1983036306 U JP1983036306 U JP 1983036306U JP 3630683 U JP3630683 U JP 3630683U JP H0116111 Y2 JPH0116111 Y2 JP H0116111Y2
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rotating body
motor
fixed
switch
friction plate
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、地球儀等の回転体を手動で回転させ
ることにより引続きモータによりその回転を持続
させると共に回転体を任意の回転位置に手動で短
時間停止させることにより前記モータの回路を開
成し、回転体を引続き停止させるようにした回転
体の回転停止装置に関する。
例えば中心が軸支された球体、円筒体、円板、
その他の形状体又は2軸で軸支された無端帯状体
等の表面に図形、図表、模様その他の文字等を表
示した表示体において、その表示面を連続して表
示するように該表示体の支軸を回転して表示面を
移動し連続表示する回転式表示装置が既に知られ
ているが、この種の回転式表示装置においてモー
タの駆動回路を開閉するスイツチは、表示体の基
台等に設けられているのが一搬である。したがつ
て、該表示装置の表示面の任意の表示場所を必要
に応じて仔細に観察する場合、その必要個所で表
示面を停止し、又は再び移動する操作を繰り返す
ためには基台に設けたスイツチの開閉操作をその
表示位置に正確に合わせてその都度行なわなけれ
ばならないから可成複雑で面倒であつた。
本考案は、以上の回転式表示装置の回転表示体
のような回転体を、回転体自体を手動させること
により回転又は停止を持続させて前記不都合を無
くすと共に回転体の回転及び停止機構を一体化し
て簡潔な構造にしたもので、台座に立設した固定
軸の上端にモータ基台を介して固着されたモータ
と、該固定軸に嵌合し該モータの動力によつて回
転する駆動軸に固着された摩擦板と、該摩擦板と
同心でこれに第1の滑り継手を介して連結された
第1部材と、前記摩擦板と同心でこれに第2の滑
り継手を介して連結され該第1部材と同期して回
転する第2部材と、前記第1部材に固設された回
転体と、前記第1部材及び第2部材の少なくとも
一方に配設され、該回転体を手動で回転させて前
記第1部材を第2部材に対して一方向に相対的に
回転変位させたとき閉成され、他方向に相対的に
回転変位させたとき開成される前記モータの駆動
スイツチとを具備することを特徴とする。
第1図乃至第3図は回転式表示装置に適用され
た本考案の1実施例の装置の構造を示し、第4図
はそのモータ駆動回路図である。
第1図乃至第3図において、前記回転体4は円
筒状の表示面を有する回転表示体で、該回転体4
はこの中心軸に配設された回転停止装置の第1部
材5の外周縁に固設した。
回転体4を回転するモータ1は台座9に立設す
る固定軸10の上端に取付けられたモータ基台1
1に固定され、該モータ1の動力はピニオン1
2、これに噛合うスパーギヤ13、これと一体で
固定軸10に嵌合する駆動軸2を経て摩擦板14
に伝達されるようになつている。前記第1部材5
はこの摩擦板14の上面に載置され両者の摩擦係
合面で所定の限界トルクを発生する滑り継手3が
形成されるため、回転体4にモータ1の回転に無
関係な所定値以上の手動力が加わつたとき該第1
部材5が摩擦板14を滑つて回転するようになつ
ている。該摩擦板14上には、また、駆動軸2に
嵌合する円板状第2部材7が載置されており、該
第2部材7はその自重あるいはこれと下方に押圧
するばね15の合成力が加わる摩擦板14との摩
擦係合面で形成される滑り継手6を介して摩擦板
14に連結されており、摩擦板14を滑つて回転
できるようになつている。第2部材7は、その上
面に3つの同心状導電リング16A,16B,1
6Cを有し、その下面にモータ1の駆動スイツチ
である正回転用スイツチ8Aと逆回転用スイツチ
8Bを有する。前記導電リング16A,16B,
16Cはそれぞれ前記モータ基台11の支持部材
17に装着された弾性接触子18A,18B,1
8Cと接触している(第2図)。前記正回転用及
び逆回転用スイツチ8A,8Bは例えばマイクロ
スイツチから成り、第1部材5に設けた作動部材
19A,19Bで作動するもので、第3図示のよ
うに第1部材5及び第2部材7の所定の相対位置
において前記作動部材19A,19Bにより共に
閉成されないような位置に配設され、また、その
相対位置から回転体4すなわち第1部材5を正回
転させた時(矢印方向)正回転用スイツチ8Aは
作動部材19Aに係合して閉成し、その相対位置
から回転体4を逆回転させた時逆回転用スイツチ
8Bは作動部材19Bに係合して閉成するように
なつている。
第3図において、20A,20Bは第2部材7
に設けた前記作動部材19A,19Bのストツパ
で、作動部材19A,19Bが回転用スイツチ8
A,8Bを閉成後更に回転して開成されないよう
にするためのもので、該スイツチ8A,8B自体
がストツパの作用をするときは省略できる。また
図示の実施例で正回転用スイツチ8A又は逆回転
用スイツチ8Bのいずれかを省略したときは、作
動部材19A又は19Bのストツパを第2部材7
に設け(図示せず)、回転体4をモータ1により
回転方向と逆方向に手動で回転させたとき作動部
材19A又は19Bが回転用スイツチ8A又は8
Bから甚しく離れないにする。
尚、第1図において21はスラストベアリング
である。
前記モータ1は可逆型減速モータであり、第4
図示のように、その共通端子22は電源23に接
続され、その正回転端子24は接触子18A及び
導電リング16Aを経て正回転用スイツチ8Aの
固定接点に接続され、その逆回転端子25は同じ
く接触子18B及び導電リング16Bを経て逆回
転用スイツチ8Bの固定接点に接続され、該両ス
イツチ8A,8Bの可動接点は共に電源23の他
の端子に接続される。
次に前記実施例の作動について説明すると、第
1部材5と第2部材7が所定の相対的位置関係に
あつて前記回転用スイツチ8A,8Bが第4図示
のように共に閉成されていてモータ1したがつて
回転体4が停止している時、先ず、回転体4を手
動で正回転(第3図では矢印方向)させると、ピ
ニオン12は廻らないので第1部材5は摩擦板1
4を滑つて回動し作動部材19Aは正回転用スイ
ツチ8Aを閉成させる。かくしてモータ1の正回
転駆動回路が閉成されてモータ1は正回転し、該
モータ1により第1部材5及び回転体4と第2部
材7は同期して正回転する。回転体4に所定の回
転トルク以上の力を加え、これを停止させると、
滑り継手3の係合が外れ摩擦板14のみがモータ
1により回転を続けるので、第2部材7、したが
つて正回転用スイツチ8Aも回転を続けこれと作
動部材19Aの係合が外れて正回転用スイツチ8
Aが開成されモータ1の駆動回路が開成されるか
ら、モータ1が停止し、したがつてその後回転体
4から手を離しても停止を続ける。回転体4がモ
ータ1により回転中、モータ1による回転速度以
上の速度で回転体4を正回転方向に回転させよう
として回転体4に力を加えると第1部材5及び第
2部材7は共に摩擦板14を滑つて回転できるか
ら、回転体4はモータ1あるいはその駆動機構を
損傷を与えることなく、また軽く回転させること
ができる。かくて、例えば回転式表示装置におい
て、希望の表示個所を早く観察したい場合等には
特に有効である。
回転体4を逆回転させたい場合には、回転体4
を手動で前と逆方向に回転させると、今度は第1
部材5の作動部材19Bが逆回転用スイツチ8B
に係合しこれを閉成するから、モータ1の逆回転
回路が閉成され回転体4は逆回転を開始する。前
記実施例は、回転体4の正回転用及び逆回転用ス
イツチ8A,8B及びその作動部材19A,19
Bを設けたが、その一方を省略して一方向回転用
の構成にしてもよい。
又、前記実施例では、駆動スイツチ8A,8B
を第2部材7に、その作動部材19A,19Bは
第1部材5にそれぞれ装着したが、駆動スイツチ
8A,8Bを第1部材5に、その作動部材19
A,19Bを第2部材7に装着してもよく、また
接点部材の1つを第1部材5に取付け、該接点部
材と接離する他の1つを第2部材7に取付けた駆
動スイツチを用い、作動部材19A,19Bを省
略してもよい。
第5図は地球儀に適用された本考案の他の実施
例の断面図である。
同図において、固定軸10は、第1図と同様
に、その上端にモータ1を載置したモータ基台1
1を有すると共にモータ1のピニオン12と螺合
するスパーギヤ13と摩擦板14が固着され且つ
第2部材7が嵌合された駆動軸2と地球儀球体4
Aの一部片26が回転自在に嵌合されている。前
記摩擦板14の上には第一部材5が載置され、該
第1部材5と前記一部片26とが連結される。前
記第1部材5及び第2部材7には前述のように作
動部材19A,19B及び駆動スイツチ8A,8
Bがそれぞれ配設される。
以上の固定軸10は地球儀球体4Aの下側開口
部から該球体4A内部に挿入され、ボルト等の係
止具27で地球儀基台28に固定された円弧状ホ
ルダ29の下端に固着される。かくて地球儀球体
4Aは円弧状ホルダ29の上下端において固定軸
30,110で回転自在に軸支される。
地球儀球体4Aと前記一部片26の連結部をそ
れぞれ段状に形成し、一部片26の段部で球体4
Aの重量を支えるようにすると両者間の摩擦係合
により連結部材を省略することができる。
モータ1と正及び逆回転用スイツチ8A,8B
と電源との接続は、固定軸10の中空部に電線を
通し第4図示の回路図の通りに行なわれ、その作
動は前述の通りである。
このように本考案によるときは、台座に立設し
た固定軸の上端にモータ基台を介して固着された
モータと、該固定軸に嵌合し該モータの動力によ
つて回転する駆動軸に固着された摩擦板と、該摩
擦板と同心でこれに第1の滑り継手を介して連結
された第1部材と、前記摩擦板と同心でこれに第
2の滑り継手を介して連結され該第1部材と同期
して回転する第2部材と、前記第1部材に固設さ
れた回転体と、前記第1部材及び第2部材の少な
くとも一方に配設され、該回転体を手動で回転さ
せて前記第1部材を第2部材に対して一方向に相
対的に回転変位させたとき閉成され、他方向に相
対的に回転変位させたとき開成される前記モータ
の駆動スイツチとを具備するので、従来のモータ
による回転体の回転停止装置に比べて回転体の回
転又は停止操作が極めて簡単であり、また回転体
4をその回転中手動でモータ1による回転速度以
上に回転させてもモータ1又はその駆動機構に何
等の損傷を与えることがないと共に回転体4を軽
く回転することができ、更に回転体の回転及び停
止機構が簡潔な構成になる等の効果の効果を有
し、回転式表示装置の他、回転式食卓、回転式書
棚等種々の用途に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転式表示装置に適用された本考案の
1実施例の装置の一部截断側面図、第2図は第1
図の−線截断面図、第3図は第1図の−
線截断面図、第4図はそのモータの駆動回路図、
第5図は地球儀に適用された本考案の他の実施例
の断面図である。 1……モータ、2……駆動軸、3……滑り継
手、4……回転体、5……第1部材、6……滑り
継手、7……第2部材、8A,8B……回転用ス
イツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 台座に立設した固定軸の上端にモータ基台を
    介して固着されたモータと、該固定軸に嵌合し
    該モータの動力によつて回転する駆動軸に固着
    された摩擦板と、該摩擦板と同心でこれに第1
    の滑り継手を介して連結された第1部材と、前
    記摩擦板と同心でこれに第2の滑り継手を介し
    て連結され該第1部材と同期して回転する第2
    部材と、前記第1部材に固設された回転体と、
    前記第1部材及び第2部材の少なくとも一方に
    配設され、該回転体を手動で回転させて前記第
    1部材を第2部材に対して一方向に相対的に回
    転変位させたとき閉成され、他方向に相対的に
    回転変位させたとき開成される前記モータの駆
    動スイツチとを具備することを特徴とする回転
    体の回転停止装置。 2 前記駆動スイツチは、前記回転体の手動によ
    る正回転時閉成される正回転用スイツチと前記
    回転体の手動による逆回転時閉成される逆回転
    用スイツチとから成り、該正及び逆回転用スイ
    ツチは第1部材と第2部材とが所定の相対的位
    置関係にあるとき共に開成されるように配設さ
    れたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の回転体の回転停止装置。
JP3630683U 1982-05-17 1983-03-15 回転体の回転停止装置 Granted JPS59144677U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3630683U JPS59144677U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 回転体の回転停止装置
US06/493,718 US4493648A (en) 1982-05-17 1983-05-11 Terrestrial globe
CA000428221A CA1195109A (en) 1982-05-17 1983-05-16 Terrestrial globe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3630683U JPS59144677U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 回転体の回転停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59144677U JPS59144677U (ja) 1984-09-27
JPH0116111Y2 true JPH0116111Y2 (ja) 1989-05-12

Family

ID=30166984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3630683U Granted JPS59144677U (ja) 1982-05-17 1983-03-15 回転体の回転停止装置

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JP (1) JPS59144677U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172979U (ja) * 1982-05-17 1983-11-18 鈴木 甫 回転式表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59144677U (ja) 1984-09-27

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