JPH01160178A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH01160178A
JPH01160178A JP62319803A JP31980387A JPH01160178A JP H01160178 A JPH01160178 A JP H01160178A JP 62319803 A JP62319803 A JP 62319803A JP 31980387 A JP31980387 A JP 31980387A JP H01160178 A JPH01160178 A JP H01160178A
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Japan
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image
signal
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paper
section
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JP62319803A
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Masaki Sakai
坂井 雅紀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、カラー画像をデジタル画像処理する装置、例
えばデジタル・カラー複写機、カラー・イメージ・スキ
ャナ、カラー・プリンタ等に用いられる画像読取装置に
関する。
〔従来技術〕
従来の画像読取装置における処理回路のブロック図を第
16図に示す。
ハロゲンランプ14にて露光された原稿又は補正エリア
68の白基準板の反射光は、レンズ15を通り、赤、緑
、青のフィルタが配置された複数の受光素子からなるC
CD16上に結像する。CCD16により光電変換され
た画像情報は、赤c=>==>緑に)青のようなシリア
ルなアナログ電気信号となり、増幅器200bにより増
幅されたのち、画像信号のノイズ成分を除去するための
ローパスフィルタ200Cに入力される。
この画像信号はタイミング制御部200aからのタイミ
ング信号によりS/H回路200d、200e、200
fで赤、緑、青の各色の画像信号に分離される。増幅器
200g、200h、200iは各色(赤、緑、青)の
画像信号の振幅が等しくなるように増幅する。
コンデンサ200j、200に、20Of及びスイッチ
200 m 。
200h、200oは画像信号のダーククランプをタイ
ミング制御部200aからのタイミング信号で行う。
ダーククランプによって直流再生された画像信号はバッ
ファアンプ200p、200g、20Orを通りA/D
:lンバータ200w、200x、200yにより、ア
ナログ/デジタル交換が行われ、次段のラッチ200w
20’Ox 、 200 yにセットされる。ラッチ2
00w、200x。
200yはタイミング制御部100aからのタイミング
信号によりシリアル多値(各色8bit)な画像信号と
して色別に入力画像処理部101に出力する。
ところが上述したような従来の装置においては、ダーク
クランプを行う画像信号レベルはCCD有効画素が出力
される前のダミー(光学的に遮へいされた部分)画素の
出力レベルであり、この信号レベルがA/D変換器20
0s、200t、200uの最小入力レベル(Ov)と
るように直流再生される。
しかし、印刷などの原稿においてもっとも暗い部分の濃
度は1.7程度であり、光学的に遮へいされた部分より
も濃度が小さいことは明らかである。
すなわち濃度が大きい部分では画像情報として持ってい
ない部分までアナログ/デジタル交換を行っており、A
/D変換器200s、200t、200uの入力範囲を
有効に使用しているとは言い難い。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の問題を解消するもので、黒基準板
の読取り時の画像信号レベルがA/D交換手段の最小入
力レベルとなるようにクランプ手段の基準電圧を制御す
ることにより、A/D交換手段の入力範囲を有効に使用
することができ、ダイナミックレンジの広いデジタル画
像情報を得ることができる画像読取装置を提供すること
にある。
〔実施例〕
以下、実施例をもとに本発明の詳細な説明を行う。
第1図は、本発明を適用したデジタル・カラー複写機の
外形図を示している。
全体は2つの部分に分けることができる。
第1図の上部は、原稿像を読み取りデジタル・カラー画
像データを出力するカラー・イメージ・スキャナ部l(
以下、スキャナ部1と略す)とスキャナ部lに内蔵され
デジタル・カラー画像データの各種の画像処理を行うと
ともに、外部装置とのインターフェース等の処理機能を
有するコントローラ部2より構成される。
スキャナ部lは、原稿押え11の下に下向きに置かれた
立体物、シート原稿を読み取る他、大判サイズのシート
原稿を読み取るための機構も内蔵している。
また、操作部10はコントローラ部2に接続されており
、複写機としての各種の情報を入力するためのものであ
る。コントローラ部2は入力された情報に応じてスキャ
ナ部l、プリンタ部3に動作に関する指示を行う。さら
に複雑な編集処理を行う必要のある場合には原稿押え1
1に替えてデジタイザ等を取り付け、これをコントロー
ラ部2に接続することにより高度な処理が可能になる。
第1図の下部は、コントローラ部2より出力されたカラ
ー・デジタル画像信号を記録紙に記録するためのプリン
タ部3である。本実施例においてプリンタ部3はバブル
・ジェット方式の記録ヘッドを使用したフル・カラーの
インク・ジェット・プリンタである。
上記説明の2つの部分は分離可能であり、接続ケーブル
を延長することによって離れた場所に設置することも可
能になっている。
第2図は第1図のデジタル・カラー複写機の横からの断
面図である。
まず、露光ランプ14.レンズ15.フル・カラーでラ
イン・イメージの読み取りが可能なイメージ・センサ1
6(本実施例では、CCD)によって原稿台ガラス17
上に置かれた原稿像、プロジェクタによる投影像、また
はシート送り機構12によるシート原稿像を読み取る。
次に各種の画像処理をスキャナ部lとコントローラ部2
で行いプリンタ部3で記録紙に記録する。
第2図において記録紙は小型定型サイズ(本実施例では
A4〜A3サイズまで)のカット紙を収納する給紙カセ
ット20と、大型サイズ(本実施例ではA2〜A1サイ
ズまで)の記録を行うためのロール紙29より供給され
る。
また、給紙は第1図の手差し口22より1枚ずつ記録紙
を給紙部カバー21に沿って入れることにより、装置外
部よりの給紙である手差し給紙も可能にしている。
ピック・アップ・ローラ24は、給紙カセット20より
カット紙を1枚づつ給紙するたのローラであり、給紙さ
れたカット紙はカット紙送りローラ25により給紙第1
0−ラ26まで搬送される。
ロール紙29はロール紙給紙ローラ30により送り出さ
れ、カッタ31により定型長にカットにされ給紙第10
−ラ26まで搬送される。
同様に手差し口22より入力された記録紙は、手差しロ
ーラ32によって給紙第1ローラ26まで搬送される。
ビック・アップ・ローラ24、カット紙送りローラ25
、ロール紙給紙ローラ30、給紙第10−ラ26、手差
しローラ32は不図示の給紙モータ(本実施例では、D
Cサーボ・モータを使用している)により駆動され各々
のローラに付帯した電磁クラッチにより随時オン・オフ
制御が行えるようになっている。
プリント動作コントローラ部2よりの指示により開始さ
れると上述の給紙経路のいずれかより選択給紙された記
録紙を給紙第10−ラ26まで搬送する。記録紙の斜行
を取り除くため、所定量の紙ループをつ(った後に給紙
第10−ラ26をオンして給紙第20−ラ27に記録紙
を搬送する。
給紙第10−ラ26と給紙第20−ラ27の間では、紙
送りローラ28と給紙第20−ラ27との間で正確な紙
送り動作を行うために記録紙に所定量たるませてバッフ
ァをつくる。バッファ量検知センサ33は、そのバッフ
ァ量を検知するためのセンサである。バッファを紙搬送
中宮に作ることにより特に大判サイズの記録紙を搬送す
る場合の紙送りローラ28、給紙第20−ラ27にかか
る負荷を低減することができ、正確な紙送り動作が可能
になる。
記録ヘッド37によるプリントの際には、記録ヘッド3
7等より構成される走査キャリッジ34がキャリッジ・
レール36上を走査モータ35により往復の走査を行う
。往路の走査では記録紙上に画像をプリントし、復路の
走査では紙送りローラ28により記録紙を所定量だけ送
る動作を行う。この時、給紙モータによって上記駆動系
バッファ量検知センサ33により検知しながら常に所定
のバッファ量となるように制御を行う。
プリントされた記録紙は、排紙トレイ23に排出されプ
リント動作を完了する。
次に、第3図を使用して走査キャリッジ3、発明の詳細
な説明を行う。
第3図において、紙送りモータ40は記録紙を間欠送り
するための駆動源であり、紙送りローラ28、給紙第2
0−ラ・クラッチ43を介して給紙第20−ラ27を駆
動する。
走査モータ35は、走査キャリッジ34を走査ベルト3
4を介して矢印のA、Hの方向に走査させるための駆動
源である。本実施例では正確な紙送り制御が必要なこと
から紙送りモータ40、走査モータ35にパルス・モー
タを使用している。
記録紙が給紙第20−ラ27に到達すると、給紙第20
−ラ・クラッチ43、紙送りモータ40をオンし、記録
紙を紙送りローラ28までプラテン39上を搬送する。
記録紙はプラテン上に設けられた紙検知センサ44によ
って検知され、センサ情報は位置制御、ジャム制御等に
利用される。
記録紙が紙送りローラ28に到達すると、給紙第20−
ラ・クラッチ43、紙送りモータ40をオフし、プラテ
ン39の内側から不図示の吸引モータにより吸引動作を
行い記録紙をプラテン39上に密着させる。
記録紙への画像記録動作に先立って、ホーム・ポジショ
ン・センサ41の位置に走査キャリッジ34を移動し、
次に矢印Aの方向に往路走査を行い、所定の位置よりシ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラックのインクを記録ヘ
ッド37より吐出し画像記録を行う。所定の長さ分の画
像記録を終えたら走査キャリッジ34を停止し、逆に矢
印Bの方向に復路走査を開始しホーム・ポジション・セ
ンサ41の位置まで走査キャリッジ34を戻す。復路走
査の間、記録ヘッド37で記録した長さ分の紙送りを紙
送りモータ40により紙送りローラ28を駆動すること
により矢印Cの方向に行う。
本実施例では、記録ヘッド37はバブル・ジェット方式
のインク・ジェット・ノズルであり、256本のノズル
が各々にアセンブリされたものを4本使用している。
走査キャリッジ34が、ホーム・ポジション中センサ4
1で検知されるホーム・ポジションに停止すると記録ヘ
ッド37の回復動作を行う。これは、安定した記録動作
を行うための処理であり、記録ヘッド37のノズル内に
残留しているインクの粘度変化等から生じる吐出開始時
のムラを防止するため給紙時間、装置内温度、吐出時間
等のあらかじめプログラムされた条件により、記録ヘッ
ド37への加圧動作、インクの空吐出動作等を行う処理
である。
以上説明の動作を繰り返すことにより記録紙上全面に画
像記録を行う。
次に第4図、第5図を使用してスキャナ部lの動作説明
を行う。
第4図はスキャナ部l内部のメカ機構を説明するための
図である。
CCDユニット18はCCD16、レンズ15等より構
成されるユニットであり、レール54上に固定された主
走査モータ50、プーリ51.プーリ52、ワイヤ53
よりなる主走査方向の駆動系によりレール54上を移動
し、原稿台ガラス17上の像の主走査方向の読み取りを
行う。遮光板55、ホーム・ポジション・センサ56は
図の補正エリア68にある主走査のホーム・ポジション
にCCDユニット18を移動する際の位置制御に使用さ
れる。
レール54は、レール65.69上に載っており副走査
モータ60、ブーIJ67・68・71・76、軸72
・73、ワイヤ66・70よりなる副走査方向の駆動系
により移動される。遮光板57、ホーム・ポジション・
センサ58・59は、原稿台ガラス17に置かれた本等
の原稿を読み取るブック・モード時、シート読み取りを
行うシート・モード時のそれぞれの副走査のホーム・ポ
ジションにレール54を移動する際の位置制御に使用さ
れる。
シート送りモータ61.シート送りローラ74・75、
プーリ62・64、ワイヤ63はシート原稿を送るため
の機構である。この機構は原稿台ガラス17上にあり、
下向きに置かれたシート原稿をシート送りローラ74・
75で所定量づつ送るための機構である。
第5図は、ブック・モード、シート・モード時の読み取
り動作の説明図である。
ブック・モード時には、第5図に補正エリア68の中に
ある図示のブック・モード・ホーム・ポジション(ブッ
ク・モードHP)にCCDユニット18を移動し、ここ
から原稿台ガラス17に置かれた原稿全面の読み取り動
作を開始する。
補正エリア68には、白基準板及び黒基準板が設けられ
、原稿の走査に先立って補正エリア68の白基準板及び
黒基準板を読取ることにより、シェーディング補正、黒
レベルの補正、色補正等の処理を行う。その後、図示の
矢印の方向に主走査モータ50により主走査方向の走査
を開始する。■で示したエリアの読み取り動作が終了し
たら主走査モータ50を逆転させるとともに、副走査モ
ータ60を駆動し、■のエリアの補正エリア68に副走
査方向の移動を行う。続いて、■のエリアの主走査同様
に必要に応じてシェーディング補正、黒レベルの補正、
色補正等の処理を行い、■のエリアの読み取り動作を行
う。
以上の走査を繰り返す事により■〜■のブック読み取り
エリアBA全面の読み取り動作を行い、■のエリアの読
み取り動作を終えた後、再びCCDユニット18をブッ
ク・モード・ホーム・ポジションに戻す。
本実施例において原稿台ガラス17は最大A2サイズの
原稿が読み取れるために、実際には、もっと多くの回数
の走査を行わねばならないが、本説明では動作を理解し
やすくするために簡略化している。
シート・モード時には、CCDユニット18を図示のシ
ート・モード・ホーム・ポジション(シート・モードH
P)に移動し、■のシート読み取りエリアSAをシート
原稿をシート送りモータ61を間欠動作させながら繰り
返し読み取り、シート原稿全面を読み取る。
原稿の走査に先立って補正エリア68で、シェーディン
グ補正、黒レベルの補正、色補正等の処理を行い、その
後、図示の矢印の方向に主走査モータ50により主走査
方向の走査を開始する。■のエリアの往路の読み取り動
作が終了したら主走査モータ50を逆転させ、この復路
の走査の間にシート送りモータ61を駆動しシート原稿
を所定量だけ副走査方向に移動する。引き続いて同様の
動作を繰り返し、シート原稿全面を読み取る。
以上、説明した読み取り動作が等倍の読み取り動作であ
るとすると、CCDユニット18で読み取れるエリアは
第5図に示すように実際は広いエリアである。これは、
本実施例のデジタル・カラー複写機が拡大、縮小の変倍
機能を内蔵しているためである。すなわち、上記説明の
如(記録ヘッド37で記録出来る領域が1回に256ビ
ツトと固定されているために、例えば、50%の縮小動
作を行う場合、最低、倍の512ビツトの領域の画像情
報が必要となるためである。従って、スキャナ部lは1
回の主走査読み取りで任意の画像領域の画像情報を読み
取り出力する機能を内蔵している。
本実施例のスキャナ部lは、フィルム投影用の投影露光
手段を装着可能である。
第6図は、スキャナ部lに投影露光手段であるプロジェ
クタ・ユニット81.反射ミラー80を取り付けた際の
斜視図である。
プロジェクタ・ユニット81は、ネガ・フィルム、ポジ
・フィルムを投影するための投影機であり、フィルムは
フィルム・ホルダー82に保持され、プロジェクタ・ユ
ニット81に装着される。
プロジェクタ・ユニット81から投影された像は、反射
ミラー80により反射され、フレネル・レンズ83に達
する。フレネル・レンズ83は、この像を平行光に変換
し、原稿台ガラス17上に結像させる。
このように、ネガ・フィルム、ポジ・フィルム像は、プ
ロジェクタ・ユニット81、反射ミラー80、および、
フレネル・レンズ83により原稿台ガラス17上に結像
するために、反射原稿読み取りと同様にCCDユニット
18で画像読み取りが可能となる。
第7図は、上記フィルム投影系をさらに詳細に説明する
ための図である。
プロジェクタ・ユニット81は、ハロゲン・ランプ90
、反射板89、集光レンズ91、フィルム°ホルダー8
2、投影レンズ92により構成されている。
ハロゲン・ランプ90により発せられた直接光と反射板
89による反射光は集光レンズ91により集光され、フ
ィルム・ホルダー82の窓に達する。フィルム・ホルダ
ー82は、ネガ・フィルム、ポジ・フィルムの1コマ分
より若干大きめの窓を持ち、余裕を持ってフィルムを中
に装着出来るようになっている。
フィルム・ホルダー82の窓に達した投影光が中に装着
されたフィルムを透過することによりフィルムの投影像
を得る。このようにして得られた投影像は、投影レンズ
92により光学的に拡大され、反射ミラー80により向
きを変えられた後、フレネル・レンズ83により平行光
の像に変換される。
この像をスキャナl内部にあるCCDユニット18が上
記説明のブック・モードで読み取り、ビデオ信号に変換
する。
第8図は、フィルムFSと原稿台ガラス上に結像される
投影像!Sとの関係の一例を示した図である。
22X34mmのフィルム像が、8倍に拡大され原稿台
ガラス17上に結像された様子を示している。
次に、第9図を使用して本実施例のデジタル・カラー複
写機の機能ブロックの説明を行う。
制御部102.111S121は、それぞれスキャナ部
11コントローラ部2、プリンタ部3の制御を行う制御
回路であり、マイクロ・コンピュータ、プログラムRO
M、データ・メモリ、通信回路等より構成される。制御
部102−111間と制御部111−121間は通信回
線により接続されており、制御部111の指示により制
御部102.121が動作を行う、所謂、マスター・ス
レーブの制御形態を採用している。
制御部111は、カラー複写機として動作する場合には
、操作部lO、デジタイザ114よりの入力指示に従い
動作を行う。
操作部lOは、第6図に示すように、例えば表示部とし
て液晶(LCD表示部84)を使用し、また、その表面
に透明電極よりなるタッチ・パネル85を具備すること
により、色に関する指定、編集動作の指定等の選択指示
を行える。また、動作に関するキー、例えば、複写動作
開始を指示するスタート・キー87、複写動作停止を指
示するストップ・キー88、動作モードを標準状態に復
帰するリセット・キー89、プロジェクタの選択を行う
プロジェクタ・キー86等の使用頻度の高いキーは独立
して設ける。
デジタイザ114は、トリミング、マスキング処理等の
位置情報を入力するためのもので、複雑な編集処理が必
要な場合にオプションとして接続される。
また制御部111は、例えばIEEE48B、所謂、G
P−IBインタフェース等の汎用パラレル・インタフェ
ースの制御回路であるI/F制御部112の制御もして
おり、外部装着間の画像データの入出力、外部装置によ
るリモート制御をこのインタフェースを介して行う事が
出来るようになっている。
さらに制御部111は、画像に関する各種の処理を行う
多値合成部106、画像処理部107.2値化処理部1
08.2値合成部109、バッファ・メモリ110の制
御も行う。
制御部102は、上記説明のスキャナ部1のメカの駆動
制御を行うメカ駆動部105の制御、反射原稿読み取り
時のランプの露光制御を行う露光制御部103、プロジ
ェクタを使用した時のノ10ゲン・ランプ90の露光制
御を行う露光制御部104の制御を行う。また、制御部
102は、画像に関する各種の処理を行うアナログ信号
処理部100、入力画像処理部101の制御も行う。
制御部121は、上記説明のプリンタ部3のメカの駆動
制御を行うメカ駆動部105と、プリンタ部3のメカ動
作の時間バラツキの吸収と記録ヘッド117−120の
機構上の並びによる遅延補正を行う同期遅延メモリ11
5の制御を行う。
次に、第9図の画像処理ブロックを画像の流れに沿って
説明する。
CCD16上に結像された画像は、CCD16によりア
ナログ電気信号に変換される。変換された画像情報は、
赤Q緑Q青のようにシリアルに処理されアナログ信号処
理部100に入力される。
アナログ信号処理部100では、赤、緑、青の各色毎に
サンプル及ホールド、ダーク・レベルの補正、ダイナミ
ック・レンジの制御等をした後にアナログ・デジタル変
換(A/D変換)をし、シリアル多値(本実施例では、
各色8ビット長)のデジタル画像信号に変換して入力画
像処理部101に出力する。
第10図は、第9図示のアナログ信号処理部100を詳
細に説明するための図である。
レンズ15を通った像は、CCD16により光電変換が
行われる。画像情報は赤Q緑Q青のようなシリアルなア
ナログ電気信号となり、増幅器100bにより増幅され
た後、画像信号のノイズ成分を除去するためのローパス
フィルタ100cに入力される。
この画像信号はタイミング制御部100aからのタイミ
ング信号により、S/H回路100d、100e、10
0fで赤、緑、青各色の画像信号に分離される。
可変増幅器100g、100h、100iは電圧制御の
増幅器であり、A/D変換器10ozの出力電圧により
その増幅率が制御される。上記各色に分離された画像信
号は制御部102からの信号によりD/A変換器100
zを介し可変増幅器によって増幅される。
コンデンサ100j、100に、1001及びスイッチ
l OOm 。
100n、100oは画像信号のダーククランプをタイ
ミング制御部100aからのタイミング信号により行う
。ダーククランプレベルは制御部102からの信号によ
り、D/A変換器100zを介して設定することが可能
である。
ダーククランプにより直流再生された画像信号は、バッ
ファアンプ1oop、1ooq、100rを通り、A/
Dコンバータ100w、1oox、100yによりアナ
ログ/デジタル変換が行われ、次段のラッチ100w。
100x、100yにセットされる。ラッチloow、
100x。
100yはタイミング制御部100aからのタイミング
信号によりシリアル多値(各色8bit)として各色の
デジタル画像信号を入力画像処理部101に出力する。
本実施例では、原稿を読取る前にまず補正エリア68の
白基準板の濃度を複写しようとする原稿の最も濃度が小
さい値(例えば0.1)とし、この白基準板を読み取っ
た時のバッファアンプ100p、100q。
100rの出力がA/D変換器100s、100t、1
00uの最大入力レベル(基準電圧源100vの出力電
圧)となるように可変増幅器100g、100h、10
0iの増幅率を可変設定する。
第9図、第1O図、第11図を用いて説明すると、アナ
ログ信号処理部100の出力(ラッチ100w、1oo
x。
100yの出力)すなわち、入力画像処理部101のデ
ジタル入力画像信号が第11図の(イ)の様に、A/D
変換器の最大入力レベル(F/F)を下まわっている場
合、制御部102はアナログ信号処理部100へ制御信
号を送ることにより、第1O図のタイミング制御部Io
taはD/A変換器100zを介し、可変増幅器100
g、100h、1oOiの増幅率を大きくし、ラッチ1
00w、1oox、100yの出力が第11図の(ロ)
となるように制御を行う。
また、入力画像処理部101のデジタル入力画像信号が
第11図の(ハ)の様にA/D変換器の最大入力レベル
を上まわっている場合、増幅器100g。
100h、100iの増幅率を小さくすることにより、
第11図の(ロ)となるように制御する。
以上のように、原稿読取りに先だって、白基準板を読取
り、その出力信号がデジタル処理に適正なレベルとなる
様に補正を行い、その補正パラメータを保持しておく。
そして、原稿読取り時において、前述の処理により保持
されている補正パラメータを用いて原稿画像の読取りに
より出力されるアナログ画像信号のレベルを補正するも
のである。この様に、アナログ信号処理部100におい
て、A/D変換する前のアナログビデオ信号レベルを制
御することにより、量子化誤差なしに、光源の特性変化
や温度変化によるCCDの出力信号レベルの変化を補正
可能である。
次に、黒基準板の濃度を複写しようとする原稿の最も濃
度が大きい値(例えば1.7)とし、補正エリア68の
黒基準板を読み取った時のバッファアンプ100p、1
00q、100r出力がA/D変換器100s。
100t、100uの最小入力レベル(例えばOV)と
なるようにダーククランプの基準電圧を制御する。
第9図、第10図、第11図、第12図〜第14図を用
いて説明すると、第12図は黒基準板読取り時の第10
図のバッファアンプ1oop、100q、100rの出
力波形であり、有効画素部分が、ダミー画素(光学的に
遮蔽されている画素)よりも信号レベルが大きいことは
明らかである。
そこで、ダーククランプ回路の基準電圧をOvとした時
のラッチ出力100w、100x、100yの出力を第
13図に示す。第13図に示すようなデジタル画像信号
が第9図に示す入力画像処理部に入力されると、制御部
102はアナログ信号処理部100へ制御信号を送るこ
とにより、第1O図のタイミング制御部100aはD/
A変換器100zを介しダーククランプの基準電圧を下
げ、ラッチloow、100x、100y出力が第14
図に示すように制御を行う。
以上のように、黒基準板によりA/D変換を行う前のビ
デオ信号のオフセットを制御することにより、A/D変
換器の入力範囲を有効に使用することが可能である。
そして、白基準板の濃度を読取り原稿の一番濃度の小さ
い値に、また黒基準板の濃度を読取り原稿の最も濃度の
大きい値に予めしてお(ことにより、ダイナミックレン
ジの広いデジタル画像情報を得ることができる。
入力画像処理部101では、シェーディング補正、色補
正、γ補正等の読み取り系で必要な補正処理を同様にシ
リアル多値のデジタル画像信号のまま行う。
コントローラ部2の多値合成部106は、スキャナ部1
より送られて来るシリアル多値のデジタル画像信号とパ
ラレルI/Fを介して送られてくるシリアル多値のデジ
タル画像信号の選択、および、合成処理を行う回路ブロ
ックである。選択合成された画像データは、シリアル多
値のデジタル画像信号のまま画像処理部107に送られ
る。
画像処理部107は、スムージング処理、エツジ強調、
黒抽出、記録ヘッド117−120で使用する記録イン
クの色補正のためのマスキング処理等を行う回路である
。シリアル多値のデジタル画像信号出力は、2値化処理
部108、バッファ・メモリ110にそれぞれ入力され
る。
2値化処理部108は、シリアル多値のデジタル画像信
号を2値化するための回路であり、固定スライス・レベ
ルによる単純2値、デイザ法にょる′擬似中間調処理等
を選択することが出来る。ここでシリアル多値のデジタ
ル画像信号は4色の2値パラレル画像信号に変換される
。2値合成部109へは4色、バッファ・メモリ110
へは3色の画像データが送られる。
2値合成部109は、バッファ・メモリ110より送ら
れて来る3色の2値パラレル画像信号と2値化処理部1
08より送られて来る4色の2値パラレル画像信号とを
選択1合成して、4色の2値パラレル画像信号にするた
めの回路である。
バッファ・メモリ110は、パラレルI/Fを介して多
値画像、2値画像の入出力を行うためのバッファ・メモ
リであり、3色分のメモリを持っている。
プリンタ部3の同期遅延メモリ115は、プリンタ部3
のメカ動作の時間バラツキの吸収と記録ヘッド117〜
120の機構上の並びによる遅延補正を行うための回路
であり、内部では記録ヘッド117〜120の駆動に必
要なタイミングの生成も行う。
ヘッド・ドライバ116は、記録ヘッド117〜120
を駆動するためのアナログ駆動回路であり、記録ヘッド
117〜120を直接駆動出来る信号を内部で生成する
記録ヘッド117〜120は、それぞれ、シアン、マゼ
ンタ、イエロー、ブラックのインクを吐出し、記録紙上
に画像を記録する。
第15図は、第9図で説明した回路ブロック間の画像の
タイミングの説明図である。
信号BVEは、第5図で説明した主走査読み取り動作の
1スキヤン毎の画像有効区間を示す信号である。信号B
VEを複数回出力する事によって全画面の画像出力が行
われる。
信号VEは、CCD16で読み取ったlライン毎の画像
の有効区間を示す信号である。信号BVEが有効時の信
号VEのみが有効となる。
信号VCKは、画像データVDの送り出しクロック信号
である。信号BVE、信号VEも、この信号信号VCK
に同期して変化する。
信号H5は、信号VEが1ライン出力する間、不連続に
有効、無効区間を繰り返す場合に使用する信号であり、
信号VEが1ライン出力する間連続して有効である場合
には不要の信号である。lラインの画像出力の開始を示
す信号である。
〔効果の説明〕
上述のように黒基準板によりA/D変換を行う前のビデ
オ信号のオフセットを制御することによりA/D変換手
段の入力範囲を有効に使用することができる。すなわち
、ダイナミックレンジの広いデジタル画像情報を得るこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したデジタル・カラー複写機の外
形図、 第2図は第1図のデジタル・カラー複写機の横からの断
面図、 第3図は走査キャリッジ3、発明の詳細な説明図、 第4図はスキャナ部l内部のメカ機構を説明するだめの
図、 第5図はブック・モード、シート・モード時の読み取り
動作の説明図、 第6図はスキャナ部lに投影露光手段であるプロジェク
タ・ユニット81.反射ミラー80を取り付けた際の斜
視図、 第7図はフィルム投影系の詳細な説明図、第8図はフィ
ルムと原稿台ガラス上に結像される投影像との関係の一
例を示した図、 第9図は本発明を適用したデジタル・カラー複写機の機
能ブロックの説明図、 第10図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第11図は白基根板読取り時における第11図のラッチ
出力を示す図、 第12図は黒基板板読取り時における第11図のA/D
変換前のアナログビデオ信号を示す図、第13図は第1
2図のアナログビデオ信号をダーククランプの基準電圧
をOvとしたときのラッチ出力を示す図、 第14図は第12図のアナログビデオ信号を本発明によ
り、ダーククランプの基準電圧を制御したときのラッチ
出力を示す図、 第15図は第9図の回路ブロック間の画像タイミングを
説明するための図、 第16図は従来のアナログ信号処理部のブロック図であ
る。 図中、100はアナログ信号処理部、101は入力画像
処理部、102は制御部、100g、100h、100
iは可変増幅部、100j、100に、1001はコデ
ンサである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. イメージセンサからの画像信号を増幅する増幅手段と、
    増幅された画像信号を直流再生する基準電圧が制御可能
    なクランプ手段と、直流再生された出力画像信号をデジ
    タル信号に交換するA/D交換手段とを有し、黒基準板
    読取時の信号レベルによって前記クランプ手段の基準電
    圧を制御することを特徴とする画像読取装置。
JP62319803A 1987-12-16 1987-12-16 画像読取装置 Pending JPH01160178A (ja)

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JP62319803A JPH01160178A (ja) 1987-12-16 1987-12-16 画像読取装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085026A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Calsonic Kansei Corp 斜板式圧縮機

Cited By (1)

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JP2009085026A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Calsonic Kansei Corp 斜板式圧縮機

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