JPH01159151A - Nc型切削加工装置 - Google Patents

Nc型切削加工装置

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Publication number
JPH01159151A
JPH01159151A JP31778487A JP31778487A JPH01159151A JP H01159151 A JPH01159151 A JP H01159151A JP 31778487 A JP31778487 A JP 31778487A JP 31778487 A JP31778487 A JP 31778487A JP H01159151 A JPH01159151 A JP H01159151A
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JP
Japan
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spindle
tool
arm
cam
column
Prior art date
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Pending
Application number
JP31778487A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Shibata
柴田 重伸
Yasushi Yoneyama
米山 靖
Isao Moriwake
森分 勲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH01159151A publication Critical patent/JPH01159151A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/157Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools
    • B23Q3/15713Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、NC型切削加工装置に関する。
従来の技術とその問題点 この種の切削加工装置としては、例えば割り出し回転可
能なタレット型の加工ヘッドに、工具を取付けた複数の
スピンドルを設け、必要な工具をモツスピンドルを所定
の加工位置に割り出して加工を行なう方式や、1つのス
ピンドルに対して多数の予備工具を収納したツールマガ
ジンを設け、スピンドルとツールマガジンとの間で工具
交換アームにより工具の交換を行なうようにした方式の
ものがある。
しかしながら、前者の方式では割り出しできるスピンド
ルの数すなわち使用できる工具の数に限界があるほか、
工具交・換に要する時間はそのまま非切削時間となる次
めに実質的な切削加工時間の増大が望めない。
ま几、後者の方式では予備工具収納能力が飛躍的に増大
するものの、上記と同様に工具交換に要する時間はその
まま非切削時間となり、実質的な切削加工時間の増大は
期待できない。
そこで、上記の双方の方式を組合わせたもの、すなわち
タレット型の加工ヘッドとツールマガジンの双方を備え
次ものが考えられるが、加工ヘッドの割り出し数が増え
るほど加工ヘッドや割り出し駆動系が大型かつ複雑にな
るとともに、多数の工具が装着された加工ヘッドを割り
出し回転させることになるtめに、干渉等の点を考慮す
ると設備全体が大がかりなものとなる。
本発明は上記のような点に鑑み、タレット型のスピンド
ルヘッドの軸数を最低限の2軸とするとともに、このス
ピンドルヘッドとツールマガジンとを組合わせ、一方の
スピンドルの加工中に、加工していない他方のスピンド
ルとツールマガジンとの間で工具の交換を行なうように
することにより、装置全体の小型化と併せて非切削時間
の短縮を図ろうとするものである。
、 問題点を解決するための手段 本発明の切削加工装置においては、直交2軸の自由度を
もつコラムと、コラムに対し前記直交2軸方向と直交方
向にスライド可能に搭載されたスライダと、コラムに装
着され、予め収納されている工具のなかから指定された
工具を選択して所定位置に割り出す工具選択機能を備え
次ツールマガジンと、スライダに装着されるとともに、
互いに直角関係にある2つのスピンドルを有し、加工位
置にある一方のスピンドルと工具交換位置にある多方の
スピンドルとを相互に入れ換えるべく、スピンドル同士
のなす角度を2分する軸線を回転中心として割り出し回
転するタレット型のスピンドルヘッドと、スライドに装
着されるとともに、工具交換位置にあるスピンドルと平
行な軸を中心として回転して、ツールマガジン側の所定
位置に割シ出され念工具と工具交換位置のスピンドルの
工具とを入れ換えるアームとから構成されている。
作用 この構造によると、一方のスピンドルが加工位置にある
時には他方のスピンドルは工具交換位置に位置しており
、したがって、一方のスピンドル側での加工と併行して
、他方のスピンドルとツールマガジンとの間でアームに
より工具の交換が行なわれる。
実施例 81!1図〜第4図は本発明の一実施例を示す図で、装
置の全体構成について示している。以下、項を分けて順
に説明する。
A、装置全体の構成説明 第1図〜纂4図において、1はワークWが搭載されるワ
ークテーブル、2はコラムで、コラム2はベツド3上2
X、Z方向にスライドすることができる。コラム2には
Y方向にスライドするスライダ4が搭載されており、ス
ライダ4にはタレット型のスピンドルヘッド5と、自動
工具交換装置(ATC)の伸縮可能なアーム6とが設け
られている。つまり、機械全体としてはx、y、z方向
の直交3軸の自由度を有している。
コラム2の側面にはカセット式のツールマガジン7が着
脱可能に装着されている。このツールマガジン7は、周
回運動する無端状のチェーン8に工具収納穴として多数
のポット部9を形成し比もので、各ポット部9にはそれ
ぞれに予備の工具Tが収納される。そして、工具選択指
令を受けてチェーン8が周回運動し、指定された工具が
工具交換可能な所定位置に割り出される。そして、周知
のようにスピンドルヘッド5とツールマガジン7との間
でアーム6により工具交換が行なわれる。
すなわち、アーム6は、後述するようにその長手方向に
伸縮可能であると同時に、その両端に工具TQ把持する
機能をもち、さらにアーム6はX方向(第1図)に前進
後退する機能と、X軸を中心として旋回する機能を有す
る。一方、スピンドルヘッド5は互いに直角関係にある
2本のスピンドルNO、11を備えるとともに、そのス
ピンドル10゜11同士のなす角度″fr:2等分する
軸心を回転中心として割り出し回転するように構成され
ている。
しtがって、第1図および第2図に示すように、例えば
一方のスピンドル10がワークWに対して正対している
時(加工位置にある時)には、他方のスピンドル11が
アーム6の回転中心と平行となって工具交換位置に位置
することになり、この状態でツールマガジン7との間で
工具での入れ換えが行なわれる。これは、一方のスピン
ドル10の加工中に、それと併行して他方のスピンドル
11とツールマガジン7との間で工具Tの入れ換えが行
なわれることを意味する。
B、スピンドルヘッド駆動系の構成説明次にスピンドル
ヘッド5の駆動系の詳細全第5図〜第9図の図面を用い
て説明する。
8X5図および篤8図に示すように、スピンドルヘッド
5はスライダ4に対しベアリング12″ft−介して回
転可能に支持され、各スピンドル10.11の後端はス
ピンドルヘッド5の後部に突出するとともに、クラッチ
噛合面13が形成されている。
スピンドル10.11は平面的にみた場合に互いに直角
関係にあるものの、第6図に示すように上下方向にはα
だけオフセットしている。そして、スピンドルヘッド5
は、スピンドル10.11同士のなす角度を2等分する
軸線、すなわち軸13を回転中心として回転することが
できる。
加工位置にある一方のスピンドル10と同一軸線上には
スピンドルモータ14があり、スピンドルそ一夕14の
出力軸15にはスリー、プ16とボールスプラインハウ
ジング17を介してスプラインシャフト18が連結され
ている。スプラインシャフト18の端部にはクラッチ噛
合面19が形成され、先のスピンドル10.11側のク
ラッチ噛合面13とでクラッチ20t−構成している。
ま九スプラインシャフト18の外周にはスリーブ21が
あり、このスリーブ21にはクラッチ操作手段としてク
ラッチリンク22が連結されている。そして、後述する
ようにクラッチリンク22を揺動させることで双方のク
ラッチ噛合面13.19同士を保合、離脱させるクラッ
チ操作が行なわれるスピンドルヘッド5には該スピンド
ルヘッド5を割り出し回転(インデックス回転)させる
ためのドリブンギヤ23が固定されており、このドリブ
ンギヤ23にはVブロック状のブロック24が固定され
でいる。一方、スライダ4側にはブロック24に対応す
るロックビン25が配設されており、このaツクビン2
5はホルダ26との間に介装されたコイルばね27によ
り付勢力が与えられてブロック24に係合している。つ
まり、ブロック24とロックビン25とにより、スピン
ドルヘッド5をスライダ4にロックする四ツク手段28
を構成している。四ツクビン25の端部には第7図に示
すように四ツクビン操作手段として中間リンク29が設
けられており、この中間リンク29は先のクラッチリン
ク22に連結されている。したがって、クラッチリンク
22の変位に応じてロックビン25の四ツクーアンロッ
ク操作が行なわれる。
30はスライダ4の後部に設けられた正逆転可能なイン
デックスモータで、このインデックスモータ30は後述
するようにアーム6の駆動モータを兼ねており、その出
力は減速機31で減速されてカムユニット32に入力さ
れる。このカムユニット32は群構成のカムをもつカム
シャフト41を主体として構成されており、減速機31
の減速出力を歯車列33.34i介して入力し、ドラム
カム35の回転出力として取り出すと同時に、ドラムカ
ム35が1回転する間にスピンドルヘッド51−180
度だけ回転させ得る回転出力をドライブギヤ36から取
り出すものである。すなわち、第7図および第9図に示
すように、ドラムカム35のカム1R37にはクラッチ
リンク22の端部のカムフォロア38が係合しており、
カム溝37のカム変位量に応じてクラッチリンク22が
揺IEl]L、これにより前述し友ようにクラッチ20
の操作ト。
ロックビン25のロック−アンロック操作とが行なわれ
る。また、ドライブギヤ36は前述したスピンドルヘッ
ド5側のドリブンギヤ23に噛み合っており、これによ
ってスピンドルヘッド50割り出し回転が行なわれる。
し友がって、ドライブギヤ36とドリブンギヤ23とが
スピンドルヘッド50割り出し回転手段として機能する
。なお、40はドラムカム35と同軸上に設けられ次ワ
ンウェイクラッチで、スピンドルヘッド5(DiFIJ
D出し回転がインデックスモータ30の正転によって行
なわれるものとすれば、モータ正転時には歯車34とカ
ムシャフト41とが一体的に回転する。
C,スピンドルヘッド駆動系の作用説明次に、上記のよ
うに構成されたスピンドルヘッド駆動系の作用について
詳細に説明する。
切削加工時においては、第7図および第8図に示すよう
に、ロックビン25がブロック24に係合していること
から、スピンドルヘッド5は所定の割り出し位置にロッ
クされている。ま交、加工位置にある一方のスピンドル
10のクラッチ噛合面13とスプラインシャフト18側
のクラッチ噛合面19とが噛み合っており、したがって
、スピンドルモータ14が起動することによってスピン
ドル10が回転して所定の切削加工が行なわれる。
一方、スピンドルヘッド5の割り出し回転に際しては、
第7図およびsg9図にも示すようにインデックスモー
タ30の起動によシ、クラッチ20の操作とロツクビ/
25の四ツクーアンロック操作なラヒにスピンドルヘッ
ド5の回転の全てが行なわれる。評しくに、ドラムカム
35が回転すると直ちにクラッチリンク22が支点42
を回転中心として揺動し、スプラインシャフト18t−
スライドさせることでクラッチ噛合面13.19同士の
噛み合いが解除される。同時に、クラッチリンク22の
変位に応じて中間リンク29を介してロックビン25が
ブロック24から離脱する。そして、ドライブギヤ36
とドリブンギヤ23との噛み合いによシ、スピンドルヘ
ッド5が180度回転して割シ出し回転が行なわれる。
長ピンドルヘッド50割シ出しが行なわれると、クラッ
チリンク22が元の状態に復帰し、上記とは逆にクラッ
チ20の保合とロックビン゛25の保合とが行なわれ、
次の加工が可能となる。
D、アームおよびアーム駆動系の構成説明次に、自動工
具変換装置のアームおよびアーム駆動系の詳細を第1θ
図と第11図以下の図面を用いて詳細に説明する。
第10図および第11図に示すように、アーム6は工具
交換位置にあるスピンドル11とツールマガジン7との
間に位置しており、このアーム6はスライダ4内にスピ
ンドル11と平行に配設されたアーム軸50の先端に取
付けられている。アーム軸50は後述するように軸方向
にスライド可能でかつ回転可能であって、アーム軸50
の内部には、それぞれに相対回転可能な伸縮駆動軸51
とグリッパ′@動軸52とが同芯状に配設されている。
アーム6は第12図〜第14図に示すように、アーム軸
50に固定されたペースプレート53を主体として構成
されており、ペースプレート53上には互いに逆向きに
スライド可能な一対のスライドプレート54がリニアベ
アリング55t−介して装着されている。各スライドプ
レート54の端部には固定フィンガ56と可動フィンガ
57とからなるグリッパ58が設けられており、これら
のグリッパ58により工具Tが把持される。ここで、第
12図では説明の都合上、上方のグリッパ58が把持状
態(閉状態)で下方のグリッパ58が解放状態(開状態
)になるように描いであるが、実際にはこのような状態
はあり得す、一方のグリツバ58が閉状態であれば他方
も常に閉状態となる。
スライドプレート54にはラック59がそれぞれに固定
されており、これらランク59同士の中間に、伸縮駆動
軸51の先端に取付けられtビニオン60が位置してい
る。したがって、伸縮w1@軸51が正逆転すればラッ
ク59とピニオン60に伸縮可能なアームとして機能す
る。
グリッパ58を構成する可動フィンガ57はスライドプ
レート54に対しビン61によシ回転可能に支持される
とともに、ねじりボイルばね62により常時閉方向の付
勢力が与えられている。また、可動フィンガ57にはカ
ムフォロアロ3が取付けられており、他方、スライドプ
レート54にはカムフォロア63に対応するカム面64
をもつくさび状のカムプレート65が取付けられている
カムプレート65はスライドプレート54に対して該ス
ライドプレート54と同方向にスライド可能にピン66
により支持され、各カムプレート65には引張コイルば
ね67により矢印C方向の付勢力が与えられている。ま
几、カムプレート65にはフック部68が一体に形成さ
れており、このフック部68に対応して、グリッパ駆動
軸52の先端に取付は上円板69には一対のカムフォロ
ア70が設けられている。
し九がって、第12図の上半部のように円板69を回転
させればカムフォロア70の動きに追従してカムプレー
ト65が引張コイルばね67の力により前進する。カム
プレート65が前進するとカムフォロア70を介してカ
ム面64が可動フィンガ57を回転させ、これにより可
動フィンガ57と固定フィンガ56とで工具Tを把持す
ることになる。一方、円板69t−逆転させれば上記と
逆の動作により第12図の下半部のように可動フィンガ
57が開くことになる。そして、第14図のように双方
のスライドプレート54をスライドさせて縮め九時には
、フック部68がカムフォロア70から離間することか
ら、この時にはグリッパ58は常に閉状態に保九れる。
71はアーム6の前面を覆うカバーである。
第10図および@15図はアーム軸50等の詳細を示し
ており、アーム軸50と平行にカムシャフト72が配設
され、アーム軸50とカムシャフト72の間にはカムシ
ャフト72を入力軸をするカムユニット73が配設され
ている。カムシャフト72はカサ歯車74.75および
平歯車76.77に介して第8図に示した歯車33によ
り回転駆動される。そして、中間シャフト78と平歯車
76とノ間にワンウェイクラッチ79が介装されている
これは@8図で説明し友ように、インデックスモータ3
0の正転をスピンドルヘッド50割り出し回転用に、イ
ンデックスモータ30の逆転を上記アーム6の駆動用と
してインデックスモータ30を共用していることに基づ
くもので、シ友がって、アーム6駆動時のみ中間シャフ
ト78と歯車76とが一体的に回転する。
カムユニット73は第8図のカムユニット32と同様に
群構成のカムによって構成されており、またカムシャフ
ト72には円板カム80.81とドラムカム82.83
および板カム84が取付けられている。カムユニット7
3は、カムシャフト72が1回転する間にアーム軸50
(i−180度だけ回転させ得る回転出力をその出力部
85から取り出すもので、これにより出力部85とスプ
ライン結合されたアーム軸50すなわちアーム6が旋回
することになる。
アーム軸50には1g15図に示すように支点86を揺
動中心とするリンク87が連結されておシ、このリンク
87は支点88t−揺動中心とするリンク89と中間リ
ンク90t−介して連結されている。
リンク89のカムフォロア91はドラムカム82のカム
溝92に係合しており、したがってカム溝92の変位に
応じてリンク87が揺動し、それによってアーム軸50
がその軸心方向に前進あるいは後退する。
ドラムカム83にはI!16図にも示すようにカム溝9
3に係合するカムフォロア94をもち、かつ支点95を
揺動中心として揺動するリンク96が連結されており、
このリンク96は後述するように工具交換位置のスピン
ドル11と同一軸線上に位置する操作ロッド97に連結
されている。し次がって、カム溝93の変位に応じてリ
ンク96が揺動すれば、それに応じて操作ロッド97が
前進または後退する。
円板カム80.81には第11図および818図に示す
ように、カム溝98.99に係合するカムフォロア10
0,101をもち、かつ支点102(103)を揺動中
心として揺動するセクタギヤ104.105が連結され
ており、一方のセクタギヤ104は伸縮駆動軸51のス
プライン部106に、他方のセクタギヤ105はグリッ
パ駆動軸52のスプライン部107にそれぞれ噛み合っ
ている。
し次がって、セクタギヤ104または105がカムI¥
198.99の変位に応じて揺動すれば、それに応じて
伸縮駆動軸51ま九はグリッパ駆動軸52が正転もしく
は逆転する。
板カム84のカム面には、第15図および第16図に示
すように支点108を揺動中心として揺動するリンク1
09のカムフォロア110が接しておシ、リンク110
の他端の傾斜カム面111は前述した操作ロッド97の
後端のカムフォロア112に接している。し九がって、
板カム84の変位に応じてリンク109が揺動すれば、
それによって操作ロッド97が前進または後退する。つ
まり、操作ロッド97は、板カム84によってその軸方
向変位力が与えられると同時に、前述し次ドラムカム8
3によってもその軸方向変位力が与えられる。
ここで、操作ロッド97の機能について説明すると、@
15図に示すように工具交換位置にあるスピンドル11
は、内蔵したコレットチャック等のクランプ手段によっ
て工具をチャッキングしており、したがって工具交換に
先立って上記の工具チャック力を解除する必要がある。
そのため、スピンドル11(10)の後端には工具チャ
ック力を解除するためのドローロッド113が突出して
おり、操作ロッド97はこのドローロッド113を抑圧
操作する役目をする。
つまり、ドローロッド113の抑圧操作に際しては、先
ずドラムカム83のカム変位に応じて操作ロッド97が
前進してドローロッド113に接近する。これに続いて
、板カム84のカム変位に応じてリンク109の傾斜カ
ム面111が操作ロッド97を押圧操作し、これによっ
てドローロッド113が押されて工具チャック力が解除
される。
尚、操作ロッド97は上記のように2段階に分けて軸方
向変位力が与えられるためにリンク96と操作ロッド9
7との連結部は長大結合となっている。
E、アームおよびアーム駆動系の作用説明次に、上記の
ように構成されたアームおよびアーム駆動系の作用につ
いて第19図を用いて説明する。
8g10図および第14図に示すように工具交換を行な
わない場合には、アーム6は縮んだ状態で待機しており
、同時にフック部68がカムフォロア70から完全に離
れているためにグリッパ58は閉状態にある。そして、
工具交換指令があると、インデックスモータ30(第8
図)の起動により第12図のようにアーム6が伸び、同
時にアーム6が伸びる過程でフック部68がカムフォロ
ア70に当接することでグリッパ58が開く。アーム6
の伸縮は、第11図のセクタギヤ104の揺動に基づく
伸縮駆動軸51の回転を、ビニオン60とラック59を
介してスライドプレート54のスライド運動に変換する
ことで行なわれる。
アーム6が伸びきると、グリッパ5Bはツールマガジン
7側およびスピンドル11の工具Tの把持部にそれぞれ
係合し、グリッパ58はそれぞれの工具Tt−把持する
。グリッパ58の閉動作に基づく工具Tの把持は、第1
1図のグリッパ駆動軸52の回転変位に応じてカムプレ
ート65をスライドさせることによシ行なわれる。この
グリッパ58の工具把持動作と併行して、スピンドル1
1側では第15図に示すように操作ロッド97によるド
ローロッド113の抑圧操作により、工具チャック力の
解除が行なわれる。
グリッパ58が工具Ti把持すると、アーム6はグリッ
パ58が把持している工具Tt−ツールマガジン7のポ
ット部9ならびにスピンドル11からそれぞれ引き抜く
べく、アーム回転軸方向に所定量前進し、再びアーム6
が縮んだのち180度示すようにドラムカム82のカム
変位に・厄じてリンク87を揺動させ、アーム軸50全
体を前進させることにより行なわれる。また、アーム6
の旋回は第11図のカムユニット73の出力によりアー
ム軸50を回転させることにより行なわれる。さらに、
アーム6の収縮は、伸縮駆動軸51の逆転により行なわ
れる。
アーム6が旋回すると、再びアーム6が伸びるとともに
アーム軸方向に後退し、これにより、相互に位置が入れ
換わった工具Tがツールマガジン7側のポット部9なら
びにスピンドル11に挿入される。それぞれの工具Tが
挿入されると、グリ ′ツバ駆動軸52の逆転によりグ
リッパ58が開き、それまで把持していた工具Tを解放
する。グリッパ58が工JL−Te解放すると、操作ロ
ッド97によるドローロッド113の押圧操作が解除さ
れ、スピンドル11側では祈念に挿入された工具T2堅
固にチャツΦングする。さらに、これと併行してアーム
6が収縮してツールチェンジが完了する。
発明の効果 以上のように本発明のNC型切削加工装置においては、
一方のスピンドルの加工中において、他方のスピンドル
とツールマガジンとの間で工具の交換が行なわれるので
、一方のスピンドルの加工が終わればスピンドルヘッド
t−180度回転させるだけで直ちに他方のスピンドル
による加工に移行でき、し友がって工具交換に要する非
切削時間全短縮して実質的な切削加工時間の増大を図る
ことができる。また、スピンドル数は必要最低限の2本
とし、それらスピンドル同士のなす角を2分する軸を中
心としてスピンドルヘッドを回転させるようにしている
ので、スピンドルヘッドの小型化が可能となるとともに
、スピンドルヘッドが回転し九ときの干渉等の問題が発
生しに<<、1.九がって設備全体の小型化により省ス
ペース化も併せて可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置全体の斜視図、@
2図は第1図の正面図、wC3図は第1図の平面図、第
4図は第1図の右側面図、第5図はスライダの拡大平面
図、@6図は第5図の正面図、第7図Fi第6図のB−
B線に沿う断面図、第8図は第6図のA−A線に沿う断
面図、wc9図は撰8図の各カムのタイミングチャート
、gto図は第2図の要部拡大図、第11図は第1O図
のD−D線に沿う断面図、第12図は第1θ図のアーム
の伸びた状態を示す説明図、i!13図は第12図のE
−E線に沿う断面図、@14図は上記アームの縮んだ状
態を示す説明図、第15図は第11図のF方向矢視図、
第16図は第15図の左側面図、l!17図は第15図
のG方向矢視図、!18図は第11図のH方向矢視図、
@19図は811図の各カムのタイミングチャートであ
る。 2・・・コラム、4・・・スライダ、5・・・スピンド
ルヘッド、6・・・アーム、7・・・ツールマガジン、
 10 、11・・・スピンドル、30・・・インデッ
クスモータ、50・・・アーム軸、51・・・伸縮駆動
軸、52・・・グリッパ駆動軸、5B・・・グリッパ、
72・・・カムシャフト、73・・・カムユニット、T
・・・工具。 第2図 第3図 第4図 第15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直交2軸の自由度をもつコラムと、コラムに対し
    前記直交2軸方向と直交方向にスライド可能に搭載され
    たスライダと、コラムに装着され、予め収納されている
    工具のなかから指定された工具を選択して所定位置に割
    り出す工具選択機能を備えたシールマガジンと、スライ
    ダに装着されるとともに、互いに直角関係にある2つの
    スピンドルを有し、加工位置にある一方のスピンドルと
    工具交換位置にある多方のスピンドルとを相互に入れ換
    えるべく、スピンドル同士のなす角度を2分する軸線を
    回転中心として割り出し回転するタレツト型のスピンド
    ルヘッドと、スライドに装着されるとともに、工具交換
    位置にあるスピンドルと平行な軸を中心として回転して
    、ツールマガジン側の所定位置に割り出された工具と工
    具交換位置のスピンドルの工具とを入れ換えるアームと
    から構成されていることを特徴とするNC型切削加工装
    置。
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