JPH01159107A - Nc工作機械におけるチャックの交換爪計測装置 - Google Patents

Nc工作機械におけるチャックの交換爪計測装置

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JPH01159107A
JPH01159107A JP31787187A JP31787187A JPH01159107A JP H01159107 A JPH01159107 A JP H01159107A JP 31787187 A JP31787187 A JP 31787187A JP 31787187 A JP31787187 A JP 31787187A JP H01159107 A JPH01159107 A JP H01159107A
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claw
chuck
signal
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大竹 公孝
Masahito Okuyama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に、NC工作a械におけるチャックの交
換爪計測装置に関するものである。すなわち、NC工作
a械のチャックに自動的に取付は交換された複数の爪が
、被加工物(以下、ワークという)に対応した所定の爪
であるか否か、または交換された爪が正確な取付位置に
あるか否かを測定し、否と判断された場合にはNC工作
機械を停止させると共に、警報を発してそれを報知する
ようにした計測装置である。
〔従来の技術〕
従来、ロボット装置等を併用してNC工作機械のチャッ
クの爪を、ワークに対応して自動的に交換し、取付ける
ようにした自動爪交換装置が知られている。この取付け
られた爪がワークに対応した所定の爪であるか、または
、交換された爪が正確な取付位置にあるかを自動判定す
るには、個々に対応した専用の測定具を用いるか、もし
くは交換された爪が所定の爪であるかどうかを確認する
程度にとどまり、正確な取付位置を計測し、否と判断さ
れた場合にNC工作機械を停止させ、警報を発するよう
にしたものはなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は、特にワークもしくは交換用爪パレットを供
給するフィーダと、自動爪交換装置もしくは自動爪交換
機能を有するチャックとの間にロボット装置を設け、チ
ャックの爪やワークを自動的に交換するようにした場合
は、複数の爪を保持した交換爪パレットをフィーダの所
定の箇所にセットされずに間違えた場合あるいは予定と
は異なる爪を交換爪パレットに保持させた場合等には、
ワークに対応しない爪がチャックに取付けられることに
なる。
また、次に予定された爪が、ロボット装置により正確に
搬送されたとしても、ロボットとチャックとの間で行な
われる交換受渡し動作の不備やロボットハンドの掴みミ
ス等、なんらかの要因で不正確な交換取付けで完了した
まま、次の工程に進むことがある。
次の工程ではチャックの爪がワークを自動的に把持する
ことが不可能となったり、または取付けが不正確、不確
実なために、加工中にワークの取付位置が急変し、ワー
クを落としたり、爪が飛散するなど甚大な事故に繋がる
。また、加工刃具(ツール)が損傷するなどの事態もあ
り、不正確なワーク把持による加工精度の劣化、すなわ
ちワーク不良を招くなどの問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前記のような問題点を解決するための手段
として、交換されたNC工作機械のチャックの爪位置を
計測するタッチセンサーと、主軸軸線またはその近傍か
らの動作で該タッチセンサーに計測動作を行わせるタッ
チセンサーのアプローチ動作処理手段と、該アプローチ
動作処理手段によりタッチセンサを爪に当接させて爪の
取付位置が予定された取付位置であるかを判定する爪位
置判定手段と、前記アプローチ動作処理手段によりタッ
チセンサーを複数回爪に当接させて爪の位置のバラツキ
を判定するバラツキ判定手段と、前記各手段を制御する
中央制御装置とよりなる工作機械におけるチャックの交
換爪計測装置としだものである。
〔作用〕
前記のような構成により、中央制御装置からの爪計測開
始指令信号によりタッチセンサーのアプローチ動作処理
手段が動作し、タッチセンサーが速やかに主軸軸線また
はその近傍へ移動し、次にチャックの爪の近傍まで移動
する。
そして、タッチセンサーが爪の方向すなわちX軸方向に
移動し、爪に当接して発するタッチ信号により、爪位置
計測のバラツキを判定するバラツキ判定手段が動作し、
爪位置計測のバラツキを判定する。
このバラツキ判定手段からの爪位置計測のバラツキ判定
信号により、爪位置判定手段が動作し、爪の取付位置の
精度が爪位置公差以下であるかを判定し、爪位置公差以
下であれば交換取付けOKとなり、加ニブログラムの次
の工程に移行する。
また、爪の取付位置の精度が爪位置公差以上であれば、
NC工作機械を停止させると共に、警報を鳴らすなどに
よってそれを報知する。
〔実施例〕
第1図はこの発明に関連するNC工作機械のチャック周
辺の主要部と、チャックの爪およびワークを自動供給す
るロボット装置と、上段に複数の異種ワークを、下段に
ワークに対応した交換爪を保持した複数の交換爪パレッ
トを載置した二段形フィーダとを示した図である。ベツ
ド1上に主軸台2が設けられ、この主軸台2に軸支され
た主軸2aの先端に設けられたチャック3がモータ(図
示しない)により回転駆動されるように設けられている
。チャック3は爪の自動交換機能を有し、ロボット装置
15の爪の受渡し動作により複数の爪4を自動交換する
。ワークを掴む複数の爪4は、このチャック3の先端側
に取付けられる。また、ベツド1上に設けたガイド5,
5に沿ってX軸方向に移動自在にサドル6が設けられ、
このサドル6のX軸方向の移動駆動はモータ(図示しな
い)で回転されるボールスクリュー7によって行われる
。サドル6上に設けたガイド8,8に沿ってX軸方向に
移動自在に刃物台9が設けられ、この刃吻合9のX軸方
向の移動駆動はモータ(図示しない)で回転されるボー
ルスクリュー10によって行われる。この刃物台9の前
方(チャック3側)には使用する加工刃具を選択して制
御回動じ得る円盤状の刃物台タレット11が垂直方向に
設けられている。この刃物台タレット11の周縁部に複
数個の加工刃具12が取付けられている。また、前記刃
物台9には刃物台9から振込・待避動作可能なようにア
ーム13が取付けられ、このアーム13の先端部にタッ
チセンサー14が取付けられている。
また、前記ベツド1の手前の側面には、後述するワーク
あるいは交換風パレットを掴むロボットハンド15aを
備えたロボット装置15が設けられている。このロボッ
ト装置15の手前には、上段の水平面上を無段回動じ得
るように連結して設けた複数の載置台16aにそれぞれ
異種ワークWが載置された上段のワークフィーダ16′
と、下段の水平面上を無段回動し得るように連結して設
けた載置台16bに、ワークに対応して交換する複数の
爪(ジョー)4を保持した交換風バレットJが載置され
た下段のジョーフィーダ16“とを備えた二段フィーダ
16が配設されている。二段フィーダ16はNC制御に
よって、前記ロボット装置15のロボットハンド15a
が所定のワークWを掴んで前記チャック3の爪4へ搬送
し、保持させたり、また、ロボットハンド15aがワー
クWに対応する所定の爪4を交換するため、その爪4が
保持された交換爪バレッl−Jを掴んで前記チャック3
へ搬送し、その爪4の受渡し取付けが行われるようにな
っている。
第2図はNC工作機械の制御系統図およびチャックの交
換風計測装置の系統図を示すものであり、中央制御装置
である中央処理装置(以下、cpuという)17にはパ
スライン18を介してNC工作機械およびこの発明を構
成する各要素が以下のように接続されている。
まず、必要な情報を入出力する画面付キーボード19が
インターフェース20およびパスライン18を介してC
PU17に接続されている。前記情報は、例えばプログ
ラム番号、交換爪パレット番号、ワーク番号、加工個数
などの加工スケジュールメモリ21.加ニブログラムメ
モリ22.爪計測プログラムメモリ23にそれぞれ記憶
されるようにこれらのメモリがパスライン18を介して
CPU17に接続されている。
前記加ニブログラムメモリ22に記憶された加ニブログ
ラムに基づいて加工を行う前に、チャックに取付けられ
た爪がワークに対応した爪であるか否か、あるいは爪が
正確に取付けられているか否かを測定する。このため、
例えば刃物台9あるいは刃物台9から振込・待避動作可
能なように取付けられた爪位置計測用のタッチセンサー
14をX、Z軸方向にそれぞれ駆動させるサーボモータ
24がアンプ25と補間器を含む位置制御回路26およ
びパスライン18を介してCPU17に接続されている
。前記タッチセンサー14は電気的には爪位置計測回路
27とインターフェース28およびパスライン18を介
してCPU17に接続されている。
また、前記二段フィーダ16がフィーダコントローラ2
9とインターフェース30およびハスライン18を介し
てCPU17に接続されている。
また、前記二段フィーダ16のワークフィーダ16′の
所望のワークWを凹みそれを前記チャック3の爪4へ搬
送し保持させたり、あるいはジョーフィーダ16#の所
望の交換風パレットJを掴みその爪4をチャック3へ搬
送し、受渡し取付けを行なうためのロボット装置15が
、ロボットコントローラ31とインターフェース32お
よびパスライン18を介してCPU17に接続されてい
る。
さらに、CPU17にはチャックの交換風計測装置の各
構成要素が以下のように接続されている。
すなわち、パスライン18からの爪計測開始指令信号に
よって爪計測プログラムデータが出力されるように構成
された第1のアンドゲート33が接続されている。
この第1のアンドゲート33からの出力データはタッチ
センサー14のアプローチ動作処理部34の一方の入力
端に印加されるように接続されている。前記第1のアン
ドゲート33とアプローチ動作処理部34とによってタ
ッチセンサー14のアプローチ動作処理手段へが構成さ
れている。
また、刃物台9および刃物台9に取付けたタッチセンサ
ー14のX軸およびZ軸の原点からの座標値を常に記憶
する機械座標値レジスタ35がパスライン18を介して
CPU17に接続されており、この機械座標値レジスタ
35からの出力が前記アプローチ動作処理部34の他方
の入力端に印加されるように接続されている。
前記アプローチ動作処理部34からは、次段の動作を行
なわせる出力信号すなわちバラツキ判定動作の開始信号
Sが第2のアンドゲート36aの一方の入力端に印加さ
れるように接続され、この第2のアントゲ−1−36a
の他方の入力端には、前記タッチセンサー14がチャッ
ク3の爪4に接触した時に発するタッチ信号が印加され
るように、接続されている。
また、このタッチセンサー14からのタッチ信号は、ア
プローチ動作処理部34にも印加される。
この第2のアンドゲート36aからの出力信号がカウン
タ設定部37aの入力端に印加されるように接続され、
このカウンタ設定部37aの一方の出力端からは前回計
測された爪位置計測信号(a−1信号という)として第
3のアンドゲート38の一方の入力端に印加されるよう
に接続される。また、カウンタ設定部37aの他方の出
力端からは、今回計測された爪位置計測信号(a信号と
いう)として第4のアントゲ−1・39の一方の入力端
に印加されるように接続されている。また、バラツキ判
定開始信号Sと、タッチ信号が出力された時、前記機械
座標値Xmをレジスタ37bに計測座標値Xとして一時
保留するため、第5のアトゲート36bが設けられてい
る。この計測座標−り 値Xは、則記第3および第4のアントゲ−1−38。
39のそれぞれの他方の入力端に印加されるように接続
されている。
前記第3のアンドゲート38からの出力により、前回計
測された爪位置計測値”)(a−、として記憶するレジ
スタ40が設けられている。前記第4のアンドゲート3
9からの出力により、今回計測された爪位置計測値Xa
として記憶するレジスタ41が設けられている。
これらのレジスタ40と41の爪位置計測値Xa−,、
Xaが爪位置計測のバラツキ判定部42のそれぞれの入
力端に接続されると共に、さらに他の入力端にパスライ
ン18に接続されたバラツキ公差レジスタ43の出力デ
ータが印加されるように接続されている。このバラツキ
判定部42では、前回計測された爪位置計測値Xa−,
と今回計測された爪位置計測値Xaとがどの位のバラツ
キがあるかを判定し、そのバラツキ゛公差Δa (例え
ば5ミクロン)より大きい場合にはNG出力端から出力
されるNG倍信号前記カウンタ設定部37aおよびパス
ライン18に印加されて爪位置計測をやり直す。カウン
タ設定部37aでは、NG倍信号あるたびに、a−、信
号とa信号とを交互に繰返して出力するように構成され
ている。また、カウンタ設定部37aには繰返しの設定
回数が設定されており、タッチ信号の繰返し数が設定回
数(整数値、例えば5など)に達した時、パスライン1
8を介してCPU17へその旨の信号が送信されるよう
になっている。
前記第2のアンドゲート36aとカウンタ設定部37a
と第3.第4.第5のアンドゲート38゜39.36b
とレジスタ37b、レジスタ40゜レジスタ41とバラ
ツキ判定部42とによって爪位置計測のバラツキを判定
するバラツキ判定手段Bが構成されている。
前記バラツキがバラツキ公差Δaより小さい場合はOK
出力端より出力されるOK倍信号第6のアンドゲート4
4の一方の入力端に印加されるように接続され、この第
6のアンドゲート44の他方の入力端には前記レジスタ
37bからの計測座標値Xが取込まれるように接続され
ている。この第6のアンドゲート44から出力された計
測座標値Xは、爪位置デ、−り処理部45でタッチセン
サー14″′の接触子の径や行き過ぎ量などを処理し、
爪位置計測値xjが算出される。この爪位置計測値Xj
は、爪位置判定部46の一方の入力端に印加されるよう
に接続されており、他方の入力端にはパスライン18に
接続され爪位置設定(I X oが記憶された爪位置設
定値レジスタ47からのデータが印加されるように接続
され、さらに、他方の入力端にiよパスライン18に接
続され、爪位置公差値Δjが記憶された爪位置公差レジ
スタ48からのデータが印加されるように接続されてい
る。
そして、この爪位置判定部46で爪位置計測値Xjと爪
位置設定値X。との差を判定し、その差が爪位置公差Δ
jより大きい場合、すなわち1Xj−xol>Δjの場
合はNG出力端からNG信号が出力され、それがパスラ
イン18に印加されて機械を停止させると共に図示しな
い警報器(アラーム)を鳴らす。前記1xj xolが
爪位置公差Δjより小さい場合にはOK出力端からOK
倍信号出力され、それがパスライン18に印加されると
共にNC工作機械は次の工程の動作を行なう。
前記第6のアンドゲート44と爪位置データ処理部45
と爪位置判定部46と爪位置設定値レジスタ47と爪位
置公差レジスタ48とによって爪位置判定手段Cが構成
されている。
次にこの発明の動作を第2図および第3図に示すタッチ
センサー14の動きを示す概略図と、第4図に示す動作
のフローチャートに基づいて説明する。
加工プログロラムメモリ22の加ニブログラムに従って
、前記CPU17からパスライン18を介して爪計測開
始指令信号が第1のアンドゲート33の入力端に入力さ
れると、爪計測プログラムデークは、アプローチ動作処
理部34へ出力される。また、機械座標値レジスタ35
からは、タッチセンサー14の動作位置である機械座標
値がアプローチ動作処理部34に入力される。このアプ
ローチ動作処理部34からの制御データがパスライン1
8を介して補間器を含む位置制御回路26に印加され、
アンプ25を介してサーボモータ24が制御される。第
3図(A)のタッチセンサー14の動き■および第4図
のステップ101で示すように、タッチセンサー14を
早い送りでX軸方向は主軸中心CL上に、X軸方向は爪
4の端面4aの手前にアプローチする。次に、タッチセ
ンサー14を、第3図(A)の■および第4図のステッ
プ102で示すように、X軸方向に計測位置までアプロ
ーチする。そして、タッチセンサー14を、第3図(B
)の■および第4図のステップ103で示すように、X
軸方向に早い送りで目標位置よりやや行過ぎたところま
で動かす。そこで、第4図のステップ104で示すよう
に、タッチセンサー14が爪4に当接してタッチ信号が
あったかどうかを判断し、タッチ信号があればタッチセ
ンサー14を、第3図(B)の■および第4図のステッ
プ105で示すように、タッチセンサー14をX軸方向
の爪4の手前まで戻す。ステップ104において、タッ
チ信号が発せられた時、アプローチ動作処理部34にそ
の信号が入力されるが、アプローチ動作処理部34では
、初回のタッチ信号であることを設定し記憶する。これ
は、次段のバラツキ判定動作の開始(タッチ信号2凹目
)が行なわれる準備動作である。
次に第4図のステップ106に示すように、タッチセン
サー14をX軸方向に遅い送りで爪4に当て、ステップ
107に示すように、タッチセンサー14が爪4に当接
してタッチ信号があったかどうかを判断する。この時タ
ッチ信号があれば、アプローチ動作処理部34からは2
回目のタッチ信号であるとして、バラツキ判定動作の開
始信号Sを第2のアントゲ−)36aへ出力する。前記
第2のアンドゲート36aの出力信号がカウンタ設定部
37aの入力端に印加され、このカウンタ設定部37a
に計測回数=1として設定されるとともに、一方の出力
端から最初に計測された爪位置計測信号が出力されるが
、カウンタ設定部37aでは、前回に計測された爪位置
計測信号であるとして、a−+信号が発せられる。この
ことは繰返しの計測が行なわれるたびに、現在の計測値
と直前の計測値とを比較判定するためである。
また、開始信号Sとともにタッチ信号が第5のアンドゲ
ート36bに印加されると、機械座標値レジスタ35の
機械座標値Xmはレジスタ37bの爪位置座標値Xとし
て一時保留される。
a−、信号が第3のアンドゲート38に印加されること
により、レジスタ37bの計測座標値Xは通過し、前回
の爪位置計測値Xa−,としてレジスタ40に一時記憶
される(ステップ108)。
次に、ステップ109に示すようにタッチセンサー14
はX軸方向の爪の手前まで戻り、ステップ110で計測
初回かが判断され、初回の計測であるので(YES)ス
テップ106に戻り再び爪に当接して、爪位置信号を得
る動作が行なわれる。
タッチ信号が発せられると、第2のアンドゲート36a
から出力信号がカウンタ設定部37aへ入力され、計測
回数=2が設定されるとともに、カウンタ設定部37a
の他方の出力端から交互に繰返し出力される今回計測さ
れた爪位置計測信号(a信号)が出力される。それが第
4のアンドゲート39の一方の入力端に印加される。
また、タッチ信号により、第5のアンドゲート36bか
らこの時の機械座標値Xmが、レジスタ37bに計測座
標値Xとして取込まれる。
a信号が第4のアンドゲート39に印加されることによ
り、レジスタ37bの計測座標値Xは通過し、今回の爪
位置計測値Xaとしてレジスタ41に一時記憶される。
そして、ステップ109に示すように、前記爪位置計測
が数回行われるごとにタッチセンサー14をX軸方向の
爪4の手前まで戻す。
これらのレジスタ40と41の爪位置計測値Xa−,、
Xaがバラツキ判定部42のそれぞれの入力端に印加さ
れるとともに、さらに他の入力端にバラキ公差レジスタ
43のバラツキ交差Δaが印加されると、このバラツキ
判定部42で、第4図のステップ111に示すように、
今回計測された爪位置計測値Xaと前回計測された爪位
置計測値Xa−,のバラツキを判定し、そのバラツキ公
差Δa (例えば5ミクロン)より大きい場合にはNG
出力端から出力されるNG信号が前記カウンタ設定部3
7aおよびパスライン18に印加されて爪位置計測をや
り直す。ステップ112に示すように、爪位置計測を設
定回数(整数値、例えば5回)まで行ったかどうかを判
断し、設定回数に達していない場合には、第3図(C)
の■に示すように、再度爪位置計測を行う。
この時、カウンタ設定部37aはNG信号を受信するこ
とにより、a−l信号を出力し、レジスタ37bの計測
座標値Xを第3のアンドゲート38を通過させレジスタ
40に前回の爪位置計測値として一時記憶する。すなわ
ち、今回の爪位置計測値Xa  (2回目)を前回の爪
位置計測値Xa−+に置換したことになる。そして、第
4図のステップ106に戻り、タッチセンサー14は爪
に当接する動作を行なう。タッチ信号が出力されると、
ステップ108で示すように、カウンタ設定部37aで
は計数回数=3が設定されるとともに、a信号が発せら
れる。従って、タッチ信号によって得られたレジスタ3
7bの計測座標値Xは第4のアンドゲート39を通過し
、今回の爪位置計測値Xaとして一時記憶される。以下
、ステップ112まで動作を繰返し、バラツキの判定を
行ない、OK倍信号ならない限り設定回数まで繰返す。
前記バラツキがバラツキ公差Δa以下であると、バラツ
キ判定部42のOK出力端より出力されるOK倍信号第
6のアンドゲート44の一方の入力端に印加されるとと
もに、他方の入力端にレジスタ37bからの計測座標値
Xが印加される。
そして、第3図(D)の■および第4図のステップ11
3に示すように、タッチセンサー14をX軸方向の爪4
の十分手前の位置まで戻し、さらに、第3図(D)の■
および第4図のステップ114に示すように、タッチセ
ンサー14をX軸方向の爪4の端面4aより十分手前ま
で戻す。
前記第6のアンドゲート44からの入力信号によって、
爪位置デー、夕処理部45は、第4図のステップ115
に示、すように、タッチセンサー14の爪位置よりの行
過量、タッチセンサー14の接触子の径などを加味して
爪位置計測値Xjを算出する。
そして、この爪位置データ処理部45からの爪位置計測
値Xjのデータと、前記爪位置設定値レジスタ47から
の爪位置設定値X0のデータと、爪位置公差レジスタ4
日からの爪位置公差Δjのデータとを前記爪位置判定部
46のそれぞれの入力端に印加して、第4図のステップ
116に示すように、爪位置計測値Xjと爪位置設定値
X0との差を判定し、その差値が爪位置公差Δjより大
きい場合すなわち1xj−xo  l>Δjの場合には
、NG出力端からNG倍信号出力され、それがパスライ
ン18に印加され、第4図のステップ117に示すよう
に、爪位置誤差が大きいというフラグをたてるとともに
、アラーム処理すなわち警報器を鳴らす。
また、前記IXjXol<Δjの場合にはOK出力端か
らOK倍信号出力され、それがパスライン18に印加さ
れるとともに、CPU17はNC工作機械に次の工程の
指令を与えその動作を行う。
〔発明の効果〕
この発明は、以上説明したような構成にすることによっ
て、NC工作機械のチャックに、ワークに対応した爪を
自動的に交換したときに、この取付けられた爪がワーク
に対応した所定の爪であるか、または正確な取付位置に
あるかを、自動的に計測して判定し、否と判断した場合
には警報を発してそれを報知する。すなわち、ワークに
対応しない爪をチャックに取付けたり、または爪の取付
が不正確・不確実に行なわれたことを自動で判定するこ
とができるので、事故や損傷を未然に防止し安全性の向
上に繋がる。また、ワークの加工不良や加工精度の劣化
を未然に感知するので、生産の効率や品質向上が期待で
き、−層の自動化を進行させることができる。
さらに、タッチセンサーのアプローチ動作は、主軸軸線
またはその近傍への高速動作であるため、爪との干渉が
回避され一層安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のチャックの交換爪計測装置が備えら
れたNC工作機械と自動爪交換および自動ワーク交換装
置の概要を示す図、第2図はNC工作機械の制御系統図
およびそのチャックの交換爪計測装置の系統図、第3図
はタッチセンサーの動きを示す概略図、第4図は動作の
フローチャートである。 3・・・チャック     4・・・爪9・・・刃物台
      14・・・タッチセンサー15・・・ロボ
ット装置  16・・・二段フィーダJ・・・交換爪バ
レット  W・・・ワーク17・・・中央処理装置(C
P U) 23・・・爪計測プログラムメモリ A・・・アプローチ動作処理手段 B・・・バラツキ判定手段 C・・・爪位置判定手段第
: 3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 交換されたNC工作機械のチャックの爪位置を計測する
    タッチセンサーと、主軸軸線またはその近傍からの動作
    で該タッチセンサーに計測動作を行わせるタッチセンサ
    ーのアプローチ動作処理手段と、 該アプローチ動作処理手段によりタッチセンサを爪に当
    接させて爪の取付位置が予定された取付位置であるかを
    判定する爪位置判定手段と、前記アプローチ動作処理手
    段によりタッチセンサーを複数回爪に当接させて爪の位
    置のバラツキを判定するバラツキ判定手段と、 前記各手段を制御する中央制御装置とよりなる工作機械
    におけるチャックの交換爪計測装置。
JP31787187A 1987-12-16 1987-12-16 Nc工作機械におけるチャックの交換爪計測装置 Granted JPH01159107A (ja)

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JP31787187A JPH01159107A (ja) 1987-12-16 1987-12-16 Nc工作機械におけるチャックの交換爪計測装置

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JPS61270051A (ja) * 1985-05-23 1986-11-29 Hitachi Seiki Co Ltd 工作機械のワ−ク座標系設定装置

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