JPH0115864B2 - - Google Patents

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JPH0115864B2
JPH0115864B2 JP4891080A JP4891080A JPH0115864B2 JP H0115864 B2 JPH0115864 B2 JP H0115864B2 JP 4891080 A JP4891080 A JP 4891080A JP 4891080 A JP4891080 A JP 4891080A JP H0115864 B2 JPH0115864 B2 JP H0115864B2
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JP
Japan
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photoreceptor
irregularities
polytetrafluoroethylene
organic
unevenness
Prior art date
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Expired
Application number
JP4891080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56144433A (en
Inventor
Tsutomu Imai
Takamichi Enomoto
Koji Sakamoto
Koji Hirakura
Tokumasa Somya
Susumu Tatsumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4891080A priority Critical patent/JPS56144433A/ja
Publication of JPS56144433A publication Critical patent/JPS56144433A/ja
Publication of JPH0115864B2 publication Critical patent/JPH0115864B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/14Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真用有機感光体に関し、詳しく
はその表面に無数に細線状又は点状の凹凸を形成
せしめた電子写真用有機感光体に関する。 従来より、感光体の表面を改質して転写分離性
及びエツヂ効果を改良する試みは多くなされてい
る。例えば、酸化亜鉛感光体ではそこで使用され
る酸化亜鉛の粒径分布を選択して感光体表面に微
細な凹凸を形成する、また表面保護層の粗さを
0.1〜10sにするなどの手段が採用されている(特
公昭55−6217号公報、特開昭53−92133号公報)。
しかしながら、これら手段によつた感光体は無機
感光体であり、ここでは本発明者が意図している
有機感光体における現像時における画像の乱れ、
感光体の寿命の延長などについては勿論考慮され
ていない。 本発明者らは、多数の良好な複写物が得られる
ような有機感光体についての研究、検討を行なつ
てきたが、感光体を使用しているうちに徐々に良
好な画質が得られにくくなるのは感光体表面に現
像不要物が薄層状にではあるが付着することが大
きく原因していることを見出した。そして、この
付着物はポリテトラフルオロエチレン、シリコ
ン、シリカ、ポリプロピレン、とくにポリテトラ
フルオロエチレンのごとき低表面エネルギー物質
で、これらは主にフアーブラシ又は現像剤におけ
るキヤリアから移行されできたものであることを
確めた。 もつとも、有機感光体を構成する樹脂成分にト
ナーフイルミングを形成し、テフロン(デユポン
社のポリテトラフルオロエチレンの商品名)フイ
ルミングを防止する樹脂を混合する(特開昭52−
72231号公報)、ポリテトラフルオロエチレンで被
覆されたキヤリアビーズを用いた現像剤を用いる
複写装置で、ポリテトラフルオロエチレンの摩損
生成物を転写コロナ電荷密度を調節することによ
り系外に除去する(特開昭54−92236号公報)、フ
アーブラシの材質の改良により炭化水素弗素化合
物の厚いフイルムが感光体表面に固着するのを防
止する(特公昭48−8136号公報)、等の方法が提
案されてはいるが、これらによつても完全に不要
生成物(現像不要物)を系外に除去することは極
めて困難である。このため、有機感光体表面にど
うしても不要生成物の薄膜が形成され、可視化さ
れるべき個所へのトナーの付着が不均一となり、
受像紙上の画像の像の乱れが生じるようになる。 しかして、本発明の目的は不要生成物の表面へ
の付着が著しく少なく、良質の画像が得られる電
子写真用有機感光体を提供することにある。 本発明は、ポリテトラフルオロエチレン被覆キ
ヤリヤ粒子とトナー粒子とからなる現像剤により
現像を行う電子写真用有機感光体であつて、該感
光体表面に感光体ドラムの回転方向に対してほゞ
直角方向に細線状の凹凸が無数に形成されてお
り、該凹凸の深さが0.4〜1.8μm、凹凸のピツチ
が6〜9μmであることを特徴とするものである。 本発明における感光体はSe、ZnOなどではな
く例えばポリ−N−カルバゾール、ジスアゾ顔料
のごとき有機光導電性物質を用いた有機系のもの
である。感光体は感光層が単層からなつていて
も、電荷担体発生層と電荷移動層との複層からな
つているものでもかまわない。さらには、こうし
た感光層上に保護層が設けられたものであつても
かまわない。 凹凸の測定はsloanの表面粗さ計を用い、測定
部針部25μmヘツドを用いて測定した凹凸パター
ンの平均値として表示されている。 凹凸の程度は、深さ0.4〜1.8μm、ピツチ6〜
9μmが適当である。凹凸のピツチが9μmを超え
るようになると、凹凸が画像上に現われて地汚れ
の発生となる。なお、この9μmの値は通常使用
されている現像剤のトナー粒子の平均粒径とほぼ
一致するものであり、従つて、使用されるトナー
の種類(トナー粒子の大きさの違い)によつて
は、凹凸のピツチが変動させることも考えられ
る。 実際に、感光体表面に凹凸を形成するには、(1)
感光体を複写装置内に組み入れる前に、又は(2)複
写装置内にて行なう方法のいずれもが採りうる。
(1)では、感光体表面の凹凸は微細な無機質粒子、
金属塩粒子、樹脂成分から構成されたブラシ、バ
フ研磨、ウエブ研磨材など種々の材質による形成
が可能である。また前記(2)はウエブ、ブラシなど
により感光体表面に凹凸を形成するものであり、
最初から連続的に行なつてもよいが間欠的に行な
うことも可能である。 この本発明に係る有機感光体を用いたときの作
用効果は顕著である。即ち、いま従来の有機感光
体(表面に微小面積の凹凸を形成していない有機
感光体)を複写装置に組み込み、同時にポリテト
ラフルオロエチレンで被覆されたキヤリアを用い
た現像剤、およびポリテトラフルオロエチレンを
用いたクリーニングブラシによつて多数枚のコピ
ーを得ようとすると、複写枚数の増加とともにポ
リテトラフルオロエチレンの摩損生成物が生じこ
れが感光体表面に付着し、感光体表面が初めは綺
麗であつても摩損生成物の量が増加するにつれて
(即ち、複写枚数が多くなるにつれて)画像の乱
れがみられるようになる。こうした傾向は約1000
枚くらいの複写枚数であらわれる。 既述のとおり、ポリテトラフルオロエチレン被
覆キヤリア粒子を用いた現像システムでは感光体
表面に不要生成物が付着し非常に薄い層を形成
し、感光体の表面エネルギーを極端に減少させる
こととなり、こうした表面状態になると電気的に
感光体表面に付着したトナー粒子は現像部を通過
する間に感光体表面に充分付着することなく、そ
のトナー粒子の一部にはスベリ現象が生じ、これ
が画像の乱れとなつて現われると考えられる。 しかるに、本発明感光体のごとく、感光体表面
に微小面積の凹凸が無数に形成されていると、上
記のごとき不要生成物の感光体表面への付着が著
しく制限され、トナー粒子のスベリ現象がほとん
ど発生しなくなり、その結果、画像の乱れがなく
良好な画質の複写物が多数得られるようになる。
従つて、本発明感光体によれば、良好な複写物が
多数枚得られるとともに、感光体自体の寿命も大
幅に延びるようになる。 実施例 有機光導電材料と樹脂から形成された感光体の
表面を約1〜2μmの硫酸ストロンチユームの微
粉末を脱脂綿又は軟かい布に付着させ、ドラム回
転方向に直角の方向に線状の凹凸(深さ約0.4μ
m、凹凸のピツチ約6μm)を無数に形成した。
この感光体を用い摩損生成物が非常に多く存在
(7〜10wt%)する状態のテフロン(デユポン社
のポリテトラフルオロエチレンの商品名)被覆キ
ヤリヤ粒子とトナー粒子からなる現像剤にて現像
を行ない画像形成した。その結果、2万枚のコピ
ーを行なつても画像の乱れを生じなかつた。ま
た、凹凸の他の画質への影響特に地汚れへの影響
も認められなかつた。 また、凹凸の程度をいろいろ変え、あるいは凹
凸を感光体表面に形成しない場合等についても試
験を行なつた。結果を表−1に示した。なお、凹
凸を形成させなかつた感光体の使用では約700枚
の複写で画像の乱れを生じるのが認められた。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリテトラフルオロエチレン被覆キヤリヤ粒
    子とトナー粒子とからなる現像剤により現像を行
    う電子写真用有機感光体において、該感光体表面
    に感光体ドラムの回転方向に対してほゞ直角方向
    に細線状の凹凸が無数に形成されており、該凹凸
    の深さが0.4〜1.8μm、凹凸のピツチが6〜9μm
    であることを特徴とする電子写真用有機感光体。
JP4891080A 1980-04-14 1980-04-14 Electrophotographic receptor Granted JPS56144433A (en)

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JP4891080A JPS56144433A (en) 1980-04-14 1980-04-14 Electrophotographic receptor

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JP4891080A JPS56144433A (en) 1980-04-14 1980-04-14 Electrophotographic receptor

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JPS56144433A JPS56144433A (en) 1981-11-10
JPH0115864B2 true JPH0115864B2 (ja) 1989-03-20

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ID=12816406

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JP4891080A Granted JPS56144433A (en) 1980-04-14 1980-04-14 Electrophotographic receptor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS644754A (en) * 1987-06-26 1989-01-09 Minolta Camera Kk Photosensitive body
JPH0762762B2 (ja) * 1987-10-12 1995-07-05 キヤノン株式会社 フルカラー電子写真装置
JP2595574B2 (ja) * 1987-11-06 1997-04-02 ミノルタ株式会社 感光体
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JP5899924B2 (ja) * 2011-12-28 2016-04-06 富士電機株式会社 電子写真用感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真用感光体の製造方法

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JPS56144433A (en) 1981-11-10

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