JPH01157742A - 中空中子の製造方法 - Google Patents
中空中子の製造方法Info
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- JPH01157742A JPH01157742A JP31721287A JP31721287A JPH01157742A JP H01157742 A JPH01157742 A JP H01157742A JP 31721287 A JP31721287 A JP 31721287A JP 31721287 A JP31721287 A JP 31721287A JP H01157742 A JPH01157742 A JP H01157742A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は中空砂中子の製造方法に関するものである。
（従来の技術）
従来、熱硬化性フェノール樹脂を使用するシェル型造型
法では、鋳型内に充填された鋳物砂を所定時間焼成させ
て熱硬化させているが、造型される中子等の大きさ、重
量等により造型時間が変化し、効率良く生産できない等
の問題がある。
法では、鋳型内に充填された鋳物砂を所定時間焼成させ
て熱硬化させているが、造型される中子等の大きさ、重
量等により造型時間が変化し、効率良く生産できない等
の問題がある。
ところで中子を中空に製作すれば、造型時間が短くでき
、且つ中子の芯部がないので鋳造後の中子の崩壊性、排
砂性にも優れ、従って中空中子の製作方法として特公昭
５９−９２５４号が提案される。
、且つ中子の芯部がないので鋳造後の中子の崩壊性、排
砂性にも優れ、従って中空中子の製作方法として特公昭
５９−９２５４号が提案される。
（発明が解決しようとする問題点）
以上の従来技術は、型にフラン樹脂と混合させた鋳物砂
を充填し硬化させるにさいし、鋳物砂の芯部にバイブを
介してアルカリ性溶液を浸透させて硬化速度を遅延させ
、型に接して鋳物砂を硬化させ、芯部の未硬化砂を除去
するようにしたものである。
を充填し硬化させるにさいし、鋳物砂の芯部にバイブを
介してアルカリ性溶液を浸透させて硬化速度を遅延させ
、型に接して鋳物砂を硬化させ、芯部の未硬化砂を除去
するようにしたものである。
かかる従来の技術は、前記した鋳物砂のＰＨ値を高める
ためのアルカリ性溶液及びこれの供給装置を必要とし、
従って中空中子の製作上硬化剤が限定されること、アル
カリ性溶液の供給浸透作業を要し作業が面倒、煩雑であ
ること、除去した未硬化砂はその尽では再使用できない
こと等の問題がある。
ためのアルカリ性溶液及びこれの供給装置を必要とし、
従って中空中子の製作上硬化剤が限定されること、アル
カリ性溶液の供給浸透作業を要し作業が面倒、煩雑であ
ること、除去した未硬化砂はその尽では再使用できない
こと等の問題がある。
本発明は以上の問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的とする処は、短時間に効率良く中空中子を製造す
ることを可能とし、且つ未硬化排砂の再使用を可能とし
たことにある。
の目的とする処は、短時間に効率良く中空中子を製造す
ることを可能とし、且つ未硬化排砂の再使用を可能とし
たことにある。
（問題点を解決するための手段）
以上の問題点を解決するための手段は、熱硬化性樹脂を
コーティングした鋳物砂を加熱された金型のキャビティ
内に吹込充填し、所定時間経過後前記金型を半回転し、
金型に振動を与えながらキャビティの一端からキャビテ
ィ内の鋳物砂の芯部に向って圧気を吹込み、芯部の未硬
化砂を型外に排出して中空部を有する中子を造型するよ
うにしたことである。
コーティングした鋳物砂を加熱された金型のキャビティ
内に吹込充填し、所定時間経過後前記金型を半回転し、
金型に振動を与えながらキャビティの一端からキャビテ
ィ内の鋳物砂の芯部に向って圧気を吹込み、芯部の未硬
化砂を型外に排出して中空部を有する中子を造型するよ
うにしたことである。
（上記手段による作用）
上記手段によれば、キャビティ内に充填された鋳物砂は
型面に近い部分は硬化し、型面から遠い芯部は未硬化と
して残り、芯部が未硬化の状態で金型を反転し、キャビ
ティ内に圧気吹込を行うので未硬化砂は除去され、型面
に近い部分は硬化し、造型された鋳物砂のみがキャビテ
ィ内に残り、中空中子が圧気供給だけで行える。
型面に近い部分は硬化し、型面から遠い芯部は未硬化と
して残り、芯部が未硬化の状態で金型を反転し、キャビ
ティ内に圧気吹込を行うので未硬化砂は除去され、型面
に近い部分は硬化し、造型された鋳物砂のみがキャビテ
ィ内に残り、中空中子が圧気供給だけで行える。
（実施例）
次に本発明の好適する一実施例を添付図面を参照しつつ
詳述する。
詳述する。
第１図はインテークマニホールド鋳造用中子を製造する
金型の断面図で、金型１は型２．３からなり、型合せ面
２ａ、３ａに中子造型用のキャビティ４が設けられてい
る。キャビティ４は第１図、第２図の如〈実施例では左
右対称に設けられ、キャピテイ４．４の一端、第１図で
は正常姿勢を示しているので上端には鋳物砂出入口４ａ
。
金型の断面図で、金型１は型２．３からなり、型合せ面
２ａ、３ａに中子造型用のキャビティ４が設けられてい
る。キャビティ４は第１図、第２図の如〈実施例では左
右対称に設けられ、キャピテイ４．４の一端、第１図で
は正常姿勢を示しているので上端には鋳物砂出入口４ａ
。
４ａを形成し、キャビティ４．４の他端、即ち下端４ｂ
、４ｂには圧気吹込ノズル５，５を接続する。ノズル５
．５は複数の細径の圧気吐出通路からなり、通路は一方
の型２の型合せ面２ａの一部に形成した圧気チャンバ６
に連通接続し、チャンバ６は型２の厚さ方向に設けた圧
気供給通路７に接続し、接続金型８を介して不図示の圧
気源にホース等により接続されている。
、４ｂには圧気吹込ノズル５，５を接続する。ノズル５
．５は複数の細径の圧気吐出通路からなり、通路は一方
の型２の型合せ面２ａの一部に形成した圧気チャンバ６
に連通接続し、チャンバ６は型２の厚さ方向に設けた圧
気供給通路７に接続し、接続金型８を介して不図示の圧
気源にホース等により接続されている。
以上の金型１の冬型２．３は夫々四隅の支持孔９・・・
で第１図、第２図の紙面の表裏方向（第３図では上下方
向）に型開閉する如く不図示の支杆で支持され、全体は
０を中心にして１８０°回転可能に基台等に支持されて
いる。
で第１図、第２図の紙面の表裏方向（第３図では上下方
向）に型開閉する如く不図示の支杆で支持され、全体は
０を中心にして１８０°回転可能に基台等に支持されて
いる。
以上において金型１のキャビティ４．４に鋳物砂Ｓを吹
込充填し、第１図は正常姿勢を示し、給砂用ブローヘッ
ド１０を金型１の上端１ａに臨ませ、シャッタ１１をシ
リンダ１２の作動で給砂孔１１ａ、ｌｌａがキャビティ
４．４の上端開口部４ａ、４ａと合致するように開き、
ブローへラド１０内に鋳物砂Ｓをキャビティ４．４に吹
込充填し、充填後シャッタ１１を閉じ、且つシャッタ１
１、ブローヘッド１０を含む給砂ユニットを上昇開離さ
せる。
込充填し、第１図は正常姿勢を示し、給砂用ブローヘッ
ド１０を金型１の上端１ａに臨ませ、シャッタ１１をシ
リンダ１２の作動で給砂孔１１ａ、ｌｌａがキャビティ
４．４の上端開口部４ａ、４ａと合致するように開き、
ブローへラド１０内に鋳物砂Ｓをキャビティ４．４に吹
込充填し、充填後シャッタ１１を閉じ、且つシャッタ１
１、ブローヘッド１０を含む給砂ユニットを上昇開離さ
せる。
鋳物砂は例えばＪＩＳＴ号ケイ砂１００部、有機バイン
ダとしてフェノール樹脂、例えば熱硬化性フェノールレ
ジン１．９部、潤滑剤としてステアリン酸カルシウム０
．１部の配合からなるシェル砂を用いた。かかる鋳物砂
をブローヘッド１０を介してキャビティ４．４に吹込充
填する。
ダとしてフェノール樹脂、例えば熱硬化性フェノールレ
ジン１．９部、潤滑剤としてステアリン酸カルシウム０
．１部の配合からなるシェル砂を用いた。かかる鋳物砂
をブローヘッド１０を介してキャビティ４．４に吹込充
填する。
ところで、金型１は予め加熱しておき、実施例では２８
０℃に加熱しておき、吹込圧力３ ｋｇ／ａｍ２で吹込
充填し、数十秒放置し、これにより鋳物砂Ｓは金型のキ
ャビティ４表面に近い部分は型温により加熱硬化Ｓｌさ
れ、一方芯部は未硬化Ｓ２の状態にある。次いで金型１
を０を中心ピして１８０°回転、即ち半回転させ、これ
を第２図で示した。
０℃に加熱しておき、吹込圧力３ ｋｇ／ａｍ２で吹込
充填し、数十秒放置し、これにより鋳物砂Ｓは金型のキ
ャビティ４表面に近い部分は型温により加熱硬化Ｓｌさ
れ、一方芯部は未硬化Ｓ２の状態にある。次いで金型１
を０を中心ピして１８０°回転、即ち半回転させ、これ
を第２図で示した。
金型１には不図示の振動系により振動を与え、一方、半
回転により鋳物砂Ｓの入口４ａは下向き “となり
、既述のノズル５は上端となり、かかる状態下で通路７
、チャンバ６に圧気を導入し、ノズル５を介して鋳物砂
Ｓの未硬化Ｓ２の芯部に向って圧気を噴出せしめ、芯部
の未硬化砂Ｓ２を下向きの入口４ａを介して型外に排出
する。
回転により鋳物砂Ｓの入口４ａは下向き “となり
、既述のノズル５は上端となり、かかる状態下で通路７
、チャンバ６に圧気を導入し、ノズル５を介して鋳物砂
Ｓの未硬化Ｓ２の芯部に向って圧気を噴出せしめ、芯部
の未硬化砂Ｓ２を下向きの入口４ａを介して型外に排出
する。
かくして得られた中空中子を型開して取り出し、３０秒
焼成して中空部を有する中子を得た。
焼成して中空部を有する中子を得た。
得られた中子の重量は略５２０ｇであった。
これを従来のシェル型造型法で製造したところ焼成時間
に３５秒を要し、中子の重量は５６０ｇ〜６００ｇであ
った。
に３５秒を要し、中子の重量は５６０ｇ〜６００ｇであ
った。
（発明の効果）
以上で明らかな如く本発明によれば、加熱されたキャビ
ティ内に熱硬化樹脂をコーティングした鋳物砂を吹込充
填し、型表面に近い部分を硬化させ、芯部を流動性のあ
る未硬化状態で鋳物砂の吹込口が下向きとなるように半
回転させ、金型に振動を与えつつ芯部に圧気を噴出供給
するようにしたので、未硬化状態の鋳物砂の排砂は円滑
、確実になされ、従来のものに比して硬化層が均一で重
量のバラつきの少ない中空中子の造型がなされること、
型を反転（半回転）させて排砂するので砂の重量と振動
、圧気により従来手段に比して排砂が数十秒短縮され、
効率良く排砂がなされることとなって生産性が向上する
こと、排砂は金型の振動、圧気によりなされるので砂の
再利用が可能であること等多大の利点がある。
ティ内に熱硬化樹脂をコーティングした鋳物砂を吹込充
填し、型表面に近い部分を硬化させ、芯部を流動性のあ
る未硬化状態で鋳物砂の吹込口が下向きとなるように半
回転させ、金型に振動を与えつつ芯部に圧気を噴出供給
するようにしたので、未硬化状態の鋳物砂の排砂は円滑
、確実になされ、従来のものに比して硬化層が均一で重
量のバラつきの少ない中空中子の造型がなされること、
型を反転（半回転）させて排砂するので砂の重量と振動
、圧気により従来手段に比して排砂が数十秒短縮され、
効率良く排砂がなされることとなって生産性が向上する
こと、排砂は金型の振動、圧気によりなされるので砂の
再利用が可能であること等多大の利点がある。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は金型の
縦断面図、第２図は同半回転の図、第３図は第２図３−
３線断面図である。 尚図面中、１は金型、４はキャビティ、５は圧気ノズル
、Ｓは鋳物砂である。
縦断面図、第２図は同半回転の図、第３図は第２図３−
３線断面図である。 尚図面中、１は金型、４はキャビティ、５は圧気ノズル
、Ｓは鋳物砂である。
Claims (1)
- 熱硬化性樹脂をコーティングした鋳物砂を加熱された金
型のキャビティ内に吹込充填し、所定時間経過後前記金
型を半回転し、金型に振動を与えながらキャビティの一
端からキャビティ内の鋳物砂の芯部に向って圧気を吹込
み、芯部の未硬化砂を型外に排出して中空部を有する中
子を造型するようにしたことを特徴とする中空中子の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31721287A JPH01157742A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 中空中子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31721287A JPH01157742A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 中空中子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01157742A true JPH01157742A (ja) | 1989-06-21 |
Family
ID=18085717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31721287A Pending JPH01157742A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | 中空中子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01157742A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0970643A (ja) * | 1995-09-06 | 1997-03-18 | Sugitani Kinzoku Kogyo Kk | 中空中子の製造方法及びその製造装置 |
| US5769150A (en) * | 1995-10-13 | 1998-06-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for forming hollow core |
| US7413001B2 (en) | 2003-07-10 | 2008-08-19 | General Electric Company | Synthetic model casting |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP31721287A patent/JPH01157742A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0970643A (ja) * | 1995-09-06 | 1997-03-18 | Sugitani Kinzoku Kogyo Kk | 中空中子の製造方法及びその製造装置 |
| US5769150A (en) * | 1995-10-13 | 1998-06-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for forming hollow core |
| US7413001B2 (en) | 2003-07-10 | 2008-08-19 | General Electric Company | Synthetic model casting |
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