JPH01157231A - 電力系統の試送電発電システム - Google Patents

電力系統の試送電発電システム

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Publication number
JPH01157231A
JPH01157231A JP62314217A JP31421787A JPH01157231A JP H01157231 A JPH01157231 A JP H01157231A JP 62314217 A JP62314217 A JP 62314217A JP 31421787 A JP31421787 A JP 31421787A JP H01157231 A JPH01157231 A JP H01157231A
Authority
JP
Japan
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speed
output
guide vane
power
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP62314217A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Hashimoto
橋本 英利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP62314217A priority Critical patent/JPH01157231A/ja
Publication of JPH01157231A publication Critical patent/JPH01157231A/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は電力系統の試送電発電運転システムに関するも
のである。
(従来の技術) 従来の試送電発電運転システムを構成する発電所は発電
専用水力発電所かもしくは揚水発電所によって構成され
ており、特に最初に電力系統(送電線)の試充電を行う
試送電発電所は大容量の揚水発電所により構成するのが
、普通であり、これらの水車もしくはポンプ水車は一定
回転速度のものが採用されていた。
この試送電発電所は電力系統を試充電し、電力系統が健
全であることを確認した後、停止せずに自動的に発電運
転し、電力系統に電力を供給する責務を持たされること
が多くなった。
これら水力発電所群を電源とする試送電発電運転システ
ムでは電力系統及び負荷に対する電源容量が小さく、火
力及び原子力発電所が運転している通常の電力系統で復
旧可能な軽微な送電線事故や負荷の急変に対して不安定
であり、場合によってはシステムダウンしてしまう欠点
があった。
また、水車もしくはポンプ水車は試充電時は無負荷であ
るため、ガバナは無負荷モードになっている。
ところが試充電後連続して試送電発電運転し、徐々に負
荷をとる場合、ガバナが無負荷モードのままの状態で負
荷をとるためガバナ系が不安定になり、近接の発電所も
しくは発電所内の水車発電システム間で電力の授受が行
われる可能性があり。
負荷を調整する機能をもつガイドベーンやそれを駆動す
るサーボ機構が不必要な動作をすることになり好ましく
ない。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来の試送電発電運転システムにおいては
1通常の電力系統では復旧可能な軽微な送電線の事故や
負荷の急変に対しての安定性が悪いという問題点があっ
た。
そこで、本発明では、通常の電力系統で復旧可能な軽微
な送電線事故や負荷の急変が発生しても安定な電源とし
て運転できる可変速運転システムを提供することを目的
としている。
【発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明では、一定回転速度
の水車(もしくはポンプ水車)によって構成される試送
電発電所の替わりに、一部もしくは全号機を可変速発電
システムによって試送電発電運転システムを構成してい
ることを特徴としている。
(作 用) 上述の試送電発電運転システムでは、その試送電発電所
に可変速水車発電システムを使用しており、この可変速
水車発電システムの制御装置においては、出力制御がガ
イドベーン開度制御によって行なわれ、また速度制御は
可変周波数電源からの励磁電力制御によって行なわれる
。すなわちガイドベーン開度制御によって水車出力を制
御することは、水路系の影響を受けるため高速な制御が
難しいことから、制御対象として比較的簡単な制御対象
である出力を制御し、制御が難しくまた制御範囲に制限
のある速度制御を制御遅れの小さい可変周波数電源を介
した励磁電力制御によって行なうことにより、安定でし
かも高速な制御が実現されることになる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して説明する
第1図は本発明による試送電発電運転システムを構成す
る可変速水車発電システムの構成例を示す。第1図にお
いて、ガイドベーンIAを備えた水車1と、この水車1
に直結された誘導発電機2と、この誘導発電機2の二次
巻線に励磁電力を印加する可変周波数電源3とから構成
される可変速水車発電システムに対して、その速度と出
力を制御するための制御装置は次のものから構成してい
る。すなわち出力要求P、に応じたガイドベーン開度指
令ARを出力する出力制御部5と、この出力制御部5か
らのガイドベーン開度指令ARに応じた開度となるよう
にガイドベーン開度Aを制御するガイドベーン制御装置
4と、上記出力要求P0 と静落差H8Tとに基づいて
最適速度を求め速度指令NRを出力する関数発生部7と
、この関数発生部7からの速度指令NRに応じた速度と
なるように、上記可変周波数電源3へ出力指令ERを出
力する速度制御部6とを備えて構成するようにしている
ここで、出力制御部5は図示しない出力検出器により検
出された発電機出力Pと、出力要求pHとの偏差を検出
する加減器51と、比例積分制御器52とから構成し、
また速度制御部6は図示しない速度検出器により検出さ
れた速度Nと、上述の速度指令N代との偏差ΔNを検出
する加減器61と。
比例制御器62とから構成している。
次に、かかる如く構成した可変速水車発電システムの制
御装置の作用について述べる。
いま、出力制御部5の比例積分制御器52の伝達関数を
に、+1/TPS、ガイドベーン制御器W4の伝達関数
を1 / 1 + TvS  とすると、出力要求Pu
t出力Pから水車出力P、までの伝達関数GP(S)は
0式にて表わされる。但し、Tv(Twである。
関数発生部7の入出力特性を運転点近傍で線形近似して
、関数発生部7の伝達関数をに2とする。
比例制御器62の比例ゲインをKN、可変周波数電源3
の伝達関数を1 / l + TcS =誘導発電機2
の励磁電力から出力までの伝達関数を 1 / 1 +
 TaSとすると、NR,Nから出力Pまでの伝達関数
GN(S)は0式にて表わされる。但し、T(3,T(
(Tvである。
水車lと誘導発電機2の慣性時定数をTとすると、以上
より全体の制御系は第2図(a)のように表わされる。
第2図(a)より、速度制御系と出力制御系が干渉する
要因であり、かっTという大きい時定数を持つループΔ
N−4P−+P■→Nが存在することがわかる。そして
、このループの一巡伝達関数はKN/TSであるので、
KNを大きくすることにより時定数の小さい積分とする
ことができる。従って、出力制御Gp(S)に比べて十
分速い応答をするループとなり、速度N、出力PはP。
の変化に対して■、に)式のように夫々表わされる。
P”Ps   Psg=Ps  ’rs−NP ””” 1+Gp(S) P’ 上述の0式より、Nは時定数T / K Nの小さな遅
れでPo に追従することが明らかであり、また(イ)
式よりPは従来の定速水車発電システムの応答(第1項
)に、速度Nを加減速する電力(第2項)が追加される
ことがわかる。これにより、先に示した第・lの運転点
から第2の運転点への変化は第2図(b)のようになる
。なお1以上では静落差が一定として説明したが、静落
差の変化は出力要求変化に比べて著しく緩やかであるの
で、静落差が変化しても全く同様である。
上述したように、本実施例構成の可変速水車発電システ
ムの制御装置においては、出力制御がガイドベーン開度
制御によって行なわれ、また速度制御が可変周波数置[
3からの励磁電力制御によって行なわれ、出力要求P0
 に追従して速度Nと出力Pが速やかに変化するので、
軽微な送電線の事故や負荷の急変に対する安定性がよく
、かつ。
従来システムのガバナ系よりも小さな遅れで負荷の急変
に連路することから、近接発電所間の電力の授受を無く
す効果が得られることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、試送電発電運転
システムにおいて、軽微で復旧可能な送電線事故や負荷
の急変に対してもシステムダウンすることなく安定に運
転するシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制御装置を適用した可変速水車発
電システムの一実施例を示す構成図、第2図(a)は同
実施例における制御系全体の特性を示すブロック図、第
2図(b)は同実施例における応答特性を示す図である
。 1・・・水車、        IA・・・ガイドベー
ン。 2・・・誘導発電機、     3・・・可変周波数電
源、4・・・ガイドベーン制御装置、5・・・出力制御
部、51・・・加減器、       52・・・比例
積分制御器、6・・・速度制御部、61・・・加減器、
62・・・比例制御器、      7・・・関数発生
部。 81・・・加減器、       82・・・積分器、
9・・・関数発生部、     P、・・・出力要求、
P・・・出力、Pl・・・高速応答出力要求、AM・・
・ガイドベーン開度指令。 A・・・ガイドベーン開度、 H3T・・・静落差。 NR・・・速度指令、      N・・・速度、ER
・・・可変周波数電源出力指令、 E・・・誘導発電機2の励磁電力、 P、・・・水車出
力、PMtE・・・水車加減速電力、  ΔN・・・速
度偏差。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同    第子丸   健

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力系統における試送電発電所もしくは試送電発電所群
    において、その発電システムのうちの一部分もしくはす
    べてを可変速水車発電システムによって構成されている
    ことを特徴とする電力系統の試送電発電システム。
JP62314217A 1987-12-14 1987-12-14 電力系統の試送電発電システム Pending JPH01157231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62314217A JPH01157231A (ja) 1987-12-14 1987-12-14 電力系統の試送電発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62314217A JPH01157231A (ja) 1987-12-14 1987-12-14 電力系統の試送電発電システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01157231A true JPH01157231A (ja) 1989-06-20

Family

ID=18050694

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62314217A Pending JPH01157231A (ja) 1987-12-14 1987-12-14 電力系統の試送電発電システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306800A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Hitachi Ltd 発電制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306800A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Hitachi Ltd 発電制御装置
JP4489098B2 (ja) * 2007-06-05 2010-06-23 日立オートモティブシステムズ株式会社 発電制御装置

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