JPS5855401B2 - 給水制御装置 - Google Patents

給水制御装置

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JPS5855401B2
JPS5855401B2 JP11717176A JP11717176A JPS5855401B2 JP S5855401 B2 JPS5855401 B2 JP S5855401B2 JP 11717176 A JP11717176 A JP 11717176A JP 11717176 A JP11717176 A JP 11717176A JP S5855401 B2 JPS5855401 B2 JP S5855401B2
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JP
Japan
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water supply
flow rate
turbine
discharge flow
control
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JP11717176A
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JPS5343103A (en
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浩一 竹丸
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、給水制御装置に係り、特に火力、原子力発電
所におけるタービン1駆動給水ポンプと他のポンプ例え
ばモータ駆動給水ポンプの並列運転に好適な給水制御装
置に関する。
〔発明の背景〕
度範囲を安全に通過できる給水制御装置を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、蒸気発生器の水位に基づいてタービン
駆動給水ポンプの第1吐出流量及びモータ駆動給水ポン
プの第2吐出流量を等しく制御するコントローラを有す
る給水制御装置において、タービン駆動給水ポンプの回
転数が所定の値になった時に、前記コントローラの制御
信号に基づく前記タービン駆動給水ポンプの制御を停止
して前記第1吐出流量が前記第2吐出流量よりも大きく
なるように前記タービン駆動給水ポンプを制御し、そし
てその制御により前記第1吐出流量と前記第2吐出流量
の合計量が所定値になった時に、前記タービン駆動給水
ポンプを前記コントローラの制御信号に基づいて制御す
る振動領域制御手段を設けたことにある。
〔発明の実施例〕
第2図は、本発明になる給水制御装置の一実施例を示し
ている。
本実施例を以下に説明する。まず、7はモータ駆動給水
ポンプ、7′はタービン駆動給水ポンプであり、それぞ
れモータ20及びタービン6にて駆動される。
これらの給水ポンプから吐出された給水は原子炉(図示
せず)へ導かれる。
その結果として原子炉内の水位が変動する。
この給水ポンプ群の制御装置は、原子炉水位が一定とな
るように給水流量を制御するもので、原子炉水位設定信
号1と測定された原子炉水位信号2との偏差に応じてマ
スクコントローラ3が給水流量の要求信号Qdを作成す
る。
この要求信号Qdは、モータ駆動給水ポンプ7に対して
は制御信号5として電気/圧力変換器8に与えられ、モ
ータ駆動給水ポンプ7の出口弁9の開度を制御し、モー
タ駆動給水ポンプ7の吐出流量QMを変更する。
また、要求信号Qdは、タービン駆動給水ポンプ7′に
対しては制御信号4として電気/圧力変換器8を介して
蒸気加減弁30に与えられ、その開度を制御し、タービ
ン6に与える蒸気量を制御する。
すなわち、制(財)信号4によりタービン6の回転数が
制御され、タービン駆動給水ポンプ7′の吐出流量QT
が変更される。
タービン6に与えられる蒸気は原子炉で発生した蒸気の
一部を抽気したものである。
なお、本実施例は、原子力発電プラントの場合を示して
いるので、原子炉水位が一定となるように給水流量の要
求信号Qdが作成される。
これに対し、火力発電プラントの場合は、ドラム式ボイ
ラでなければ水位を制御する必要はなく、給水流量を直
接所定量に制御すればよい。
しかるに、本実施例は、火力及び原子力発電プラントを
問わず、少なくとも1台のタービン駆動給水ポンプを含
む複数の給水ポンプの各吐出流量がバランスするように
運転される給水ポンプ群であれば適用可能である。
ちなみに、第2図の場合、タービンとモータの場合とで
、制御対象部分は異なるが、いずれにしても給水流量の
要求信号Qdによって制(財)され、QM=QTとなる
ように制御信号4および5のゲイン等が調節されており
バランス運転がなされる。
以上のように構成され、制御される実施例の給水制御装
置は、タービン駆動給水ポンプγのタービン速度がその
危険速度範囲に接近したことをもってタービン駆動給水
ポンプ7′のアンバランス運転に移行し、その後、総給
水流量が予定流量に達したことをもってバランス運転に
復帰し、もって振動領域である危険速度範囲の速やかな
る通過を図ったものである。
そのための具体的には、強制的にタービン駆動給水ポン
プのアンバランス運転を行なってタービンの危険速度範
囲通過を図っている。
なお、この明細書において、アンバランス運転とはQM
\QTとなる運転状態をいい、バランス運転とはQM−
QTとなる運転状態をいう。
第2図は強制的にアンバランス運転としてタービンの危
険速度範囲の通過を行なう場合の一実施例を示し、同図
において、50は本実施例における振動領域制御装置を
示している。
振動領域制御装置50を簡単に言えば、タービンが危険
速度範囲に近づいたとき、タービンを加速的に制御し、
この範囲の通過を図るものである。
第3図は振動領域制御装置50を起動する時点や停止す
る時点を決定するための操作回路で、第4図は、本実施
例の動作を説明するための図である。
第2図において、振動領域制御装置50は簡単には以下
のように機能する。
まず、積分器1は、加速率もしくは減速率を設定した電
圧V1もしくは■2を積分する。
そして得られた信号は、速度N1もしくはN2に対応し
た電圧を設定したバイアス電圧VBtもしくはVB2を
加えて、危険速度範囲における昇速もしくは減速パター
ンを作成する。
一方、検出器40によりタービン速度Nを検出し、それ
らの偏差信号に応じて得られた調節器41の出力を得る
調節器41の出力は、危険速度範囲を通過するときのみ
、蒸気加減弁30に与えられてこれを制御する。
以下、第4図を用いて本実施例の詳細な説明を行なう。
まず、第4図aにおいて、総給水流量はQoのように増
減したものとする。
ところで、第3図の操作回路において、ブロックaは給
水流量増加時、ブロックbはタービン速度NがN0以上
であるとき、ブロックCは総給水流量Q。
がQ。1以下であるとき、ブロックdは給水流量が減少
するとき、ブロックeはタービン速度NがN2以下であ
るとき、そしてブロックfは総給水流量Q。
がQ。
2以上であるときに゛°1パを出力する。従って各ブロ
ックの出力は、総給水流量Q。
が第4図すのように変化したのに伴ない、夫々第4図a
〜fのように1”l 、 u Ollに変化する。
接点S1はタービン速度NがN1に達した時点t1から
、総給水流量Q。
がQ。1に達する時点t2までの開閉成される。
また接点S2はタービン速度NがN1に達した時点t3
から総給水流量Q。
がQ。2に達する時点t4までの開閉成される。
また、接点S3は時間がtlからt2の間と、t3から
t4の間で閉し、接点S4は接点S3の逆接点となって
いる。
接点81〜S4は以上のように開閉されるので、時間t
1以前においては、制(財)信号4もしくは5により、
各給水ポンプの吐出流量がQM=QT となるよう制御
される。
そして時間t1に達すると接点S1及びS3が閉して接
点S4が開放されるから、蒸気加減弁30は制御信号4
による制御から制御信号42の制御に切換わる。
制@j信号42は、時間t1におけるタービン速度をN
1とし、その後時間の経過と共に加速率α1(電圧■1
の大きさにより定まる)で昇速するように蒸気加減弁3
0の開度を定めるものである。
この結果、タービン6は急加速されて危険速度範囲(N
1−N2)を速やかに脱出する。
と同時に吐出流量QTも急増する。一方、QMについて
みると、吐出流量QTの急増の結果、原子炉水位が上昇
気味になるためマスクコントローラ3は要求信号Qdを
減少させる側に働らき、吐出流量QMは吐出流量QTと
対称的に減少されるように制御される。
このため、吐出流量QTと吐出流量QMの和は、結果的
にみると総給水流量Q。
となり、アンバランス運転をすることによる総合給水流
量Q。
の大きなじよう乱は発生しない。
時間t2になるとQ。
≧Qo1となるため、接点S、が開放されて接点S4が
閉成される結果、蒸気加減弁30は再度制御信号4によ
り制御され、制御信号4に応じた開度まで急速に閉成さ
れる。
この結果、タービン速度Nは急減し、吐出流量QTも急
激に減少する傾向になる。
従って、原子炉水位が低下気味となるためマスクコント
ローラ3は制御信号4及び5を増大させて原子炉水位回
復させるように作用する。
こういった作用の結果、QM=QTとなるところで安定
する。
このバランス運転への復帰の際も、総給水流量Q。
の変動が問題となるようなことはない。本実施例は、以
上のように作用して、危険速度範囲を安定にすみやかに
通過せしめるが、これは給水流量減少の際の危険速度範
囲通過についても同様に行なえることは、勿論である。
第4図の右半分にこの場合の各部の動作状況を示す。
その動作は昇速の場合より容易に考えられることと思う
ので特徴的なことのみを述べる。
この場合は減速パターンを作ることであり、接点S2を
閉成して負の電圧■2を積分器■に与え、時間の経過と
共に減少する信号とし、バイアス電圧VS2は速度N2
に対応する大きさのものとする。
第2にバランス運転への復帰は、Qo < Qo 2と
なったことをもって行なう。
以上述べた実施例において、Q(,1及びQ。
2の決定には注意を要す。
つまり、バランス運転に復帰したときの各給水ポンプの
分担はQo/2であり、QO/2 を供給するときのタ
ービン6の回転数Nが1.N1とN2の間とならないよ
うにすべきである。
このことは、並列後の過渡状態においても同様である。
アンバランス運転としてタービン6の危険速度囲通過を
すみやかに行なうときの一例を述べたが、本実施例は適
宜応用可能である。
つまり、第2図のように、加速度制御とする必要は本質
的にはなく、また時間t2まで加速度制御を続行する必
要もない。
また、必らずしもタービン側を制御する必要はなく、Q
M + QT = Qoであり、一方を増減すれは他方
が減増するという関係に注目すれば、時間t において
モータ側を急減させれば、等価的にタービン側をすみや
かに領域外に脱出させることも可能である。
要するに、強制的にアンバランス運転として振動領域の
脱出を図ればよい。
第5図は、本発明の他の実施例である給水制御装置の他
の実施例を示す。
本実施例の振動領域制御装置50は、危険速度範囲にお
いてタービン6を定速度で制御する機能を有する。
つまり、■1は速度N1を、■2は速度N2を設定した
もので、実速度Nとの偏差に応じた調節器41の出力4
2により、蒸気加減弁30を制御し、危険速度範囲にお
いてタービン6を一定速度に保つ。
なお、接点81〜S4は第3図の回路により制御される
以下第4図Cにおいて、その動作を説明する。
まず、タービン速度N<N1の状態(時間t1以前)に
おいては、接点S4が閉され、接点s3が開放されてい
るため蒸気加減弁3oは制御信号4により制御されてお
り、QM=QTとされている。
このとき、装置41には速度信号Nと接点s4を介して
得られた自己の出力42との差が与えられている。
調節器41は、積分機能を有するからその出力42はタ
ービン速度Nに等しい値となっている。
時間t1になると接点S、及びS、が閉されて接点S4
が開放されるため、振動領域制御装置、50は電圧■、
に応じた速度N1となるように蒸気加減弁30の開度を
制御する。
このとき、吐出流量QTは速度N、に応じた量となり、
QO/2より小となるから、原子炉水位は一時的に低下
し、マスクコントローラ3はこれを回復させる方向に出
目弁9を操作する。
その結果、吐出流量QMが本来の分担分Q。
72以上に増加して、QM+QT−Q。
の関係をほぼ満たす。なお、時間t1以前において、信
号42は実速度Nに追従しているので、時間t1におい
て接点S4を開して接点s1を閉したとき、接点S1を
介して与えられる信号■1とNとはほぼ等しい値であり
、バンプレスに切換えられて制御される。
コノヨウニタービン6を定速運転としてアンバランス運
転をしている時に、Qo>Qolとなれば、接点S1.
S3及びS4が反転し元の状態に復する。
このとき、制御信号42より制御信号4に切換るため、
蒸気加減弁30は急速に開されて吐出流量QTが急増す
る。
この結果、原子炉水位は上昇気味となり、マスクコント
ローラ3は流量を減少するように働らき、やがてQM=
QTとなるところで安定する。
第5図の振動領域制御装置5oは、総給水流量Qo減少
時、タービン速度NがN1に達した場合も同様に働らき
、タービン6をすみやかに振動領域外に脱出せしめる。
以上述べた本実施例によれば、危険速度範囲に近づいた
ときに、少なくともタービン6が危険速度範囲を通過す
るに要する時間を所定時間よりも短かくするに十分なだ
けのアンバランス運転状態とし、その後、総給水流量Q
が予定の流量に達したことをもってバランス運転(こ復
帰するものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、安全してすみやかなる危険速度範囲の
脱出が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は給水流量と給水タービン回転数との関係を示す
図、第2図は本発明の一実施例である給水制御装置の系
統図、第3図は第2図に示す装置の操作回路図、第4図
は第2図に示す装置の動作説明図、第5図は本発明の他
の実施例の給水側(財)装置の系統図である。 3・・・・・・マスクコントローラ、6・曲・タービン
、7・・・・・・モータ駆動給水ポンプ、7′・・・・
・・タービン駆動給水ポンプ、9・・・・・・出口弁、
2o・・・・・・モータ、30・・・・・・蒸気加減弁
、4o・・・・・・検出器、41・・・・・・調節器、
50・・・・・・振動領域制御装置、■・・・・・・積
分器、S、〜S4・・・・・・接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蒸気発生器の水位に基づいてタービン駆動給水ポン
    プの第1吐出流量及びモータ駆動給水ポンプの第2吐出
    流量を等しく制御するコントローラを有する給水制御装
    置において、前記タービン駆動給水ポンプの回転数を検
    出する手段を設け、前記回転数検出手段の出力である回
    転数が所定の値になった時に、前記コントローラの制御
    信号に基づく前記タービン駆動給水ポンプの制御を停止
    して前記第1吐出流量が前記第2吐出流量よりも大きく
    なるように前記タービン駆動給水ポンプを制御し、そし
    てその制御により前記第1吐出流量と前記第2吐出流量
    の合計量が所定値になった時に、前記タービン駆動給水
    ポンプを前記コントローラの制御信号に基づいて制御す
    る振動領域制御手段を設けたことを特徴とする給水制御
    装置。
JP11717176A 1976-10-01 1976-10-01 給水制御装置 Expired JPS5855401B2 (ja)

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JPS5343103A JPS5343103A (en) 1978-04-19
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