JPH0115685Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115685Y2 JPH0115685Y2 JP1879483U JP1879483U JPH0115685Y2 JP H0115685 Y2 JPH0115685 Y2 JP H0115685Y2 JP 1879483 U JP1879483 U JP 1879483U JP 1879483 U JP1879483 U JP 1879483U JP H0115685 Y2 JPH0115685 Y2 JP H0115685Y2
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- Japan
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- hollow
- formwork
- girder
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- Expired
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Railway Tracks (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、モノレール用PC桁の内部に、該桁
の長手方向に至る中空部を成形するために用いる
中空埋設型枠の改良構造に関する。
の長手方向に至る中空部を成形するために用いる
中空埋設型枠の改良構造に関する。
モノレール用PC桁は、第3図乃至第6図の如
く通常鉄筋コンクリートAを打設し、その脱型後
予め該コンクリート内部に配設してあるPC鋼棒
又はPC鋼線Bにポストテンシヨン方式による張
力を作用させ、且つPC桁長手方向にブレストレ
スを導入させたものが用いられるが、このPC桁
Dには重量軽減等の目的を有して同時に中空部C
が桁長手方向(この中空部の両端は外部に開口さ
れるものではない)に成形される必要があり、た
めに上記コンクリートの打設時、その型枠内に別
個に製作された中空埋設型枠を配備させることが
行なわれる。また、この中空埋設型枠によつて成
形される上記中空部Cは縦断面が長円形であり、
従つて中空埋設型枠も外形が長円形に骨組みされ
た骨枠にベニヤ板を縛着して製作されるが、この
長円形に適合する如く縛着するには該ベニヤ板が
充分に薄肉とされておらねばならず、ために上記
コンクリートの打設に備えて鉄筋を配筋する際、
該鉄筋がベニヤ板に衝突したり、コンクリート打
設時に中空埋設型枠と外側型枠の間に挿入される
バイブレーターが前記ベニヤ板に衝突して、これ
を簡単に突き破り、打設コンクリートが中空埋設
型枠内に流入して不良PC桁が生じることがあつ
た。
く通常鉄筋コンクリートAを打設し、その脱型後
予め該コンクリート内部に配設してあるPC鋼棒
又はPC鋼線Bにポストテンシヨン方式による張
力を作用させ、且つPC桁長手方向にブレストレ
スを導入させたものが用いられるが、このPC桁
Dには重量軽減等の目的を有して同時に中空部C
が桁長手方向(この中空部の両端は外部に開口さ
れるものではない)に成形される必要があり、た
めに上記コンクリートの打設時、その型枠内に別
個に製作された中空埋設型枠を配備させることが
行なわれる。また、この中空埋設型枠によつて成
形される上記中空部Cは縦断面が長円形であり、
従つて中空埋設型枠も外形が長円形に骨組みされ
た骨枠にベニヤ板を縛着して製作されるが、この
長円形に適合する如く縛着するには該ベニヤ板が
充分に薄肉とされておらねばならず、ために上記
コンクリートの打設に備えて鉄筋を配筋する際、
該鉄筋がベニヤ板に衝突したり、コンクリート打
設時に中空埋設型枠と外側型枠の間に挿入される
バイブレーターが前記ベニヤ板に衝突して、これ
を簡単に突き破り、打設コンクリートが中空埋設
型枠内に流入して不良PC桁が生じることがあつ
た。
言うまでもなく、モノレール用PC桁は、1本
で車輛の全重量を支持しなければならないため、
その成形の良し悪しは、安全上極めて重要である
が、従来では、応々にして中空埋設型枠がバイブ
レーター等で破られて、コンクリートが中空部に
流入するため、脱型後、PC鋼棒又はPC鋼線Bに
張力を作用させても、設計通りのブレストレスの
分布状態が得られないことがあり、しかも、これ
は外部から確認できないので、安全率を大きくと
つていても、なお不安が残つていたのである。
で車輛の全重量を支持しなければならないため、
その成形の良し悪しは、安全上極めて重要である
が、従来では、応々にして中空埋設型枠がバイブ
レーター等で破られて、コンクリートが中空部に
流入するため、脱型後、PC鋼棒又はPC鋼線Bに
張力を作用させても、設計通りのブレストレスの
分布状態が得られないことがあり、しかも、これ
は外部から確認できないので、安全率を大きくと
つていても、なお不安が残つていたのである。
本考案は、このような配筋時やコンクリート打
設時の中空埋設型枠の破損、そして不良PC桁の
発生を抑止する目的を有して案出されたもので、
中空部に適合して骨組みされた鋼製骨枠に対し、
その外周に薄金属板を縛着し且つ固着して骨組み
内部を封止することを特徴とするものである。
設時の中空埋設型枠の破損、そして不良PC桁の
発生を抑止する目的を有して案出されたもので、
中空部に適合して骨組みされた鋼製骨枠に対し、
その外周に薄金属板を縛着し且つ固着して骨組み
内部を封止することを特徴とするものである。
即ち、本考案はその一実施例である第1図およ
び第2図に示す如く、長円形を呈する環状に曲げ
られた多数本の鋼製(具体的にはフラツトバーを
用いている。以下同じ)骨枠1…を適当間隔毎に
横方向の骨枠2…で連結し、更に各骨枠1…の内
部を支持骨枠3…で突張り支持したフラツトバー
よりなる骨組み4を有し、上記骨枠1,2,3が
相互に溶接止めされている。そして、この骨組み
4の両端面に比較的厚いベニヤ板5,5か、もし
くは金属板(鋼板等である)が適宜の手段(ボル
ト止め、溶接止め)で貼着されると共に、同じく
骨組み4の長円形の外周に薄い金属板(鋼板など
が使用される)6が縛着され、且つ骨組み4に溶
接止めされ、しかして骨組み内部7が完全に封止
された中空埋設型枠が構成される。
び第2図に示す如く、長円形を呈する環状に曲げ
られた多数本の鋼製(具体的にはフラツトバーを
用いている。以下同じ)骨枠1…を適当間隔毎に
横方向の骨枠2…で連結し、更に各骨枠1…の内
部を支持骨枠3…で突張り支持したフラツトバー
よりなる骨組み4を有し、上記骨枠1,2,3が
相互に溶接止めされている。そして、この骨組み
4の両端面に比較的厚いベニヤ板5,5か、もし
くは金属板(鋼板等である)が適宜の手段(ボル
ト止め、溶接止め)で貼着されると共に、同じく
骨組み4の長円形の外周に薄い金属板(鋼板など
が使用される)6が縛着され、且つ骨組み4に溶
接止めされ、しかして骨組み内部7が完全に封止
された中空埋設型枠が構成される。
かく構成された中空埋設型枠を用いて第3図乃
至第6図に示すPC桁Dを製作する時には、鉄筋
の配筋作業時、該鉄筋が中空埋設型枠に衝突して
も、またコンクリート打設時にバイブレーターが
中空埋設型枠に衝突しても、この中空埋設型枠の
長円形外周が外被材としての薄金属板6で包被さ
れていることから、これに穴があくことがない。
また、同じく鉄筋やバイブレーターが中空埋設型
枠の端面に衝突するも、この部分では曲げ加工が
必要でないので厚いベニヤ板5が使用されてお
り、もしくは同様に金属板が使用されているから
穴があくことがなく、従つて、打設コンクリート
が破れ穴より骨組み内部7に流入してPC桁Dの
中空部Cが失なわれたり、肉厚が不規則になつて
脱型後に設計通りのブレストレス分布状態が得ら
れなくなるようなことがない。
至第6図に示すPC桁Dを製作する時には、鉄筋
の配筋作業時、該鉄筋が中空埋設型枠に衝突して
も、またコンクリート打設時にバイブレーターが
中空埋設型枠に衝突しても、この中空埋設型枠の
長円形外周が外被材としての薄金属板6で包被さ
れていることから、これに穴があくことがない。
また、同じく鉄筋やバイブレーターが中空埋設型
枠の端面に衝突するも、この部分では曲げ加工が
必要でないので厚いベニヤ板5が使用されてお
り、もしくは同様に金属板が使用されているから
穴があくことがなく、従つて、打設コンクリート
が破れ穴より骨組み内部7に流入してPC桁Dの
中空部Cが失なわれたり、肉厚が不規則になつて
脱型後に設計通りのブレストレス分布状態が得ら
れなくなるようなことがない。
また、中空埋設型枠の材質強度が大きいため、
軽量化が可能であり、型枠及びPC桁を低コスト
に製作できるのである。
軽量化が可能であり、型枠及びPC桁を低コスト
に製作できるのである。
以上のように本考案は中空埋設型枠の破れを適
確に阻止し、且つモノレール用PC桁の不良発生
を抑止して、安全性の確保を行なえ、歩留りの向
上や軽量化によるコストダウンも期待できるので
あり、同時に配筋作業時やコンクリート打設時に
中空埋設型枠の破れを気付かう必要がないから、
作業性も向上できて、有用である。また、薄金属
板を用いれば、これによるアール部の仕上りが良
く、中空埋設型枠、延いてはモノレール用PC桁
の仕上げ精度が良く、この面からも安全性向上に
役立つのである。
確に阻止し、且つモノレール用PC桁の不良発生
を抑止して、安全性の確保を行なえ、歩留りの向
上や軽量化によるコストダウンも期待できるので
あり、同時に配筋作業時やコンクリート打設時に
中空埋設型枠の破れを気付かう必要がないから、
作業性も向上できて、有用である。また、薄金属
板を用いれば、これによるアール部の仕上りが良
く、中空埋設型枠、延いてはモノレール用PC桁
の仕上げ精度が良く、この面からも安全性向上に
役立つのである。
第1図は本考案の一実施例であるモノレール用
PC桁の中空埋設型枠の一部破断側面図、第2図
は一部破断拡大正面図である。第3図は中空埋設
型枠を用いて製作されるモノレール用PC桁の一
例を示す一部破断側面図、第4図は同上一部破断
平面図、第5図は同上正面図、第6図は同上縦断
正面図である。 1,2,3……骨枠、4……骨組み、6……薄
金属板、7……骨組み内部、C……中空部、D…
…モノレール用PC桁。
PC桁の中空埋設型枠の一部破断側面図、第2図
は一部破断拡大正面図である。第3図は中空埋設
型枠を用いて製作されるモノレール用PC桁の一
例を示す一部破断側面図、第4図は同上一部破断
平面図、第5図は同上正面図、第6図は同上縦断
正面図である。 1,2,3……骨枠、4……骨組み、6……薄
金属板、7……骨組み内部、C……中空部、D…
…モノレール用PC桁。
Claims (1)
- モノレール用PC桁の内部に、縦断面が略長円
形を呈する中空部を該桁長手方向に成形する型枠
であつて、上記中空部に適合して骨組みされた鋼
製骨枠に対し、その外周に薄金属板を縛着し且つ
固着して骨組み内部を封止してなるモノレール用
PC桁の中空埋設型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1879483U JPS59125594U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | モノレ−ル用pc桁の中空埋設型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1879483U JPS59125594U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | モノレ−ル用pc桁の中空埋設型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59125594U JPS59125594U (ja) | 1984-08-23 |
JPH0115685Y2 true JPH0115685Y2 (ja) | 1989-05-10 |
Family
ID=30149968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1879483U Granted JPS59125594U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | モノレ−ル用pc桁の中空埋設型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59125594U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5317359B2 (ja) * | 2009-06-09 | 2013-10-16 | 東京ファブリック工業株式会社 | 跨座式モノレール用軌道桁の落下防止装置 |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP1879483U patent/JPS59125594U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59125594U (ja) | 1984-08-23 |
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