JPH01156103A - ラジアルプライ空気タイヤ - Google Patents

ラジアルプライ空気タイヤ

Info

Publication number
JPH01156103A
JPH01156103A JP63286915A JP28691588A JPH01156103A JP H01156103 A JPH01156103 A JP H01156103A JP 63286915 A JP63286915 A JP 63286915A JP 28691588 A JP28691588 A JP 28691588A JP H01156103 A JPH01156103 A JP H01156103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
radial
carcass
ply
plies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63286915A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2522826B2 (ja
Inventor
Joseph M Forney
ジヨセフ マクレラン フオーニイ
Robert Paul Loser
ロバート ポール ルーサー
Arthur Allen Goldstein
アーサー アレン ゴールドステイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=22397552&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH01156103(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPH01156103A publication Critical patent/JPH01156103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522826B2 publication Critical patent/JP2522826B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C3/00Tyres characterised by the transverse section
    • B60C3/04Tyres characterised by the transverse section characterised by the relative dimensions of the section, e.g. low profile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/20Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/28Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers characterised by the belt or breaker dimensions or curvature relative to carcass

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は逆の曲率、すなわち、半径方向において、赤道
面に中心を有する曲率が内側に凸状もしくは外側に凹状
を曲率な有するカーカスプライを有するラジアル空気タ
イヤの関する。逆の曲率はタイヤの赤道面から等距離に
ある1層もしくは複数層のカーカスプライにおいて2個
の変曲点を生ずる。1層もしくは複数層のカーカスプラ
イは軸方向の外側に離れているそれぞれの変曲点として
の2点において半径方向の最大の寸法および赤道面にお
いて、−層小さい半径方向の寸法を有する。その結果と
して、タイヤのクラウン領域におけるカーカスの曲率は
低振幅の余弦波形に似ていると言ってもさしつかえない
本発明は空気タイヤのベルト側縁の領域における応力を
減じ、大気圧または低圧から常用荷重に適応する常用圧
までタイヤを膨張する結果として、タイヤの半径方向の
寸法の変位(増加)の重要な均一性を提供する。
本発明の好ましい特徴として、使い馴らしたラジアルタ
イヤはタイヤの常用圧の場合、外側の寸法(装着されて
いるリムによって制限される寸法以外)のすべてが増加
するであろう。
[従来の技術] 空気タイヤの経験により、空気タイヤがホイールおよび
リムに装着され、大気圧(もしくはカーカスコードにわ
ずかな引張応力を生ずると共に、ビードをリムにしっか
り装着かつ維持するために必要な低圧)から常用圧まで
膨張された場合、空気タイヤの寸法が変わる。大気圧か
らラジアル空気タイヤの常用圧まで膨張した場合、この
寸法の変化は典型的に不均一性を有する。これらの半径
方向の寸法の増加は半径方向の寸法がタイヤの赤道面か
らトレッドの側縁まで順次に測定されるに従って、不均
一である傾向を示す。ラジアルタイヤは、測定がトレッ
ド側縁に向かって進むにつれて半径方向の寸法の大きな
割合の増加を受ける。
この膨張時のショルダーもしくはトレッド側縁の領域に
おける過度の増加はタイヤトレッドの下のベルト層の縁
部における応力集中の一因となり、タイヤの正常な使用
中に、急速で不均一なトレッドの摩耗に至らしめる。こ
の過度の増加特性を有するタイヤのフットプリントは、
タイヤの常用圧力下のトレッドのショルダーにおける大
きな単位圧力によって「蝶」形になる傾向がある。この
フットプリントの特性は、タイヤが使い馴らされた後に
さらに悪化し、より明白に、減少するアスペクト比の関
数として補正することは困難である。
[発明が解決しようとする課題] ラジアルタイヤにおいて典型的に生ずるこの問題を克服
するために種々の試みがなされてきた。
例えば、ブリッジストーンコーポレーション(Brid
gestone Corporation)の名前で1
985年12月18日に出願された「ラジアルタイヤ」
と題するオーストラリア特許出願51.422/85に
は、外向きに凹状で、かつ逆の形すなわち凸状のカーカ
ス部分から離れているベルト層を有するタイヤが開示さ
れている。これに反して、1986年 1月14日、ジ
ー、ギラルディ−(G、Ghilardi)への「タイ
ヤカーカスの成形輪郭」と題するアメリカ合衆国特許4
.564.055にはタイヤの赤道面から隔たった凹状
の領域をもつベルト構造体およびカーカス層を有するラ
ジアルタイヤを開示されている。タイヤの構成要素への
凹状形態の付与は、ベルト層の食い違った縁部領域内に
おけるタイヤの応力を一層均一に分布させることにより
、路上の動きを改善しようとするためである。(本明細
書の「凹状」および「凸状」の使用に関して、混乱を避
けるように注意すべきである。) 本発明は上記の参照文献に述べられた不均一な寸法増加
および応力分布の問題の両方を解決し、同時に参考文献
で企図された簡単な設計のラジアル−ベルト構造体を有
する空気タイヤで得られる2つの利点を与える。このこ
とはジラルディーの特許がコラムlおよび2において提
示されているが過去には成功しなかった方法の一般的な
方法への追求によって達成される。
「蝶」形のタイヤのフットプリントの問題を解決するた
めの試みとして、本発明の譲受人は255/70R22
,5型の低プロフィールのトラック用ラジアルタイヤを
製造販売した。このタイヤはベルト構造体および下側に
配置されコード角90°のスチーツカーカスプライの両
方で形成される逆の曲率(外側に凹状)の形を生ずるよ
うな方法で形成されたゴムのトレッドおよび下方トレッ
ドを有する。1985年に最初に製造されたタイヤは、
第1図に示された先行技術のタイヤにおいて描かれると
同様な構造上の特徴を有する。このタイヤを、下側のベ
ルト構造体およびカーカスプライの両方にタイヤの赤道
面の近くに中心がある逆の曲率な持たせるために、ベル
ト構造体の半径方向外側に位置するエラストマー材の「
ウェッジ」もしくは「手段」を有するタイヤとして特徴
づけることが適当であろう。
ドイツ特許(「使用規範J ) GM7623041に
はラジアルカーカスプライ、ベルト構造体の下方にカー
カス形状の円周方向の制約を提供するためにカーカスの
半径方向外側にあってかつその周囲な囲むベルト構造体
およびタイヤトレッドを有するトラック用ラジアル空気
タイヤが開示されている。タイヤは1層のラジアルカー
カスプライに逆の曲率を与えるエラストマー材の手段を
有する。
エラストマー材の手段はカーカス層とベルト構造体で1
つのプライを形成する他のラジアルプライとの間に位置
する。この高アスペクト比のトラック用タイヤにおける
エラストマー材の手段の目的は、トレッドの中央部分に
半径方向および軸方向の両方への強さを与え、それによ
って、耐摩耗性を改善し、走行中に比較的低い平均温度
に達するようにすることである。
1971年9月16日公告のドイツ国特許1.680.
466にはまた、ラジアルカーカスプライに逆の曲率を
与えるエラストマー材の手段を有するが多くの異なる目
的用のタイヤが開示されている。この特許に記述された
タイヤは、ラジアルカーカスに自然の形に向かって膨張
されたとき、所定位置に保持された、円周方向に非伸長
性で、かつ取りはずしのきくトレッドリングを有する。
この特許は比率H/C(アスペクト比)が0.92を超
えない場合は最もよいが、しかし、種々の理由でrH/
Cの値を0.92より小さくすることは不可能であり、
それゆえ、トレッドリングはすべての使用条件下で確実
に取り付けることは不可能である」と述べている。エラ
ストマー材の手段の明らかな目的は、膨張されたカーカ
スに取りはずしのきくトレッドリングを抑えるための半
径方向外側に広がる余地を与えることである。
[課題を解決するための手段] アスペクト比)が0.75以下およびタイヤの断面積の
65%から80%の範囲内のトレッド幅を有するタイヤ
にのみ適用される本発明によれば、舗装道路上の使用に
適するラジアルタイヤは、タイヤのラジアルカーカスに
(および65゜ないし80″の範囲内の右方向および左
方向のコード角を有する少なくとも2層のラジアルプラ
イを有するベルト構造体にも)逆の曲率な与えるエラス
トマー材の手段を有する。
逆の曲率はタイヤの赤道面の両側の誓うおよびその上に
中心を置くタイヤの輪郭内の2点の間の領域内にある。
赤道面上のタイヤのカーカスプライのそれぞれの半径方
向の最大の寸法のところに位置する前記2点における半
径より小さいタイヤの回転軸線からの半径方向寸法を有
する。逆の曲率は曲率の領域に変曲点があることになる
。変曲点はまた、赤道面から等距離にある。カーカスプ
ライに至る半径方向の最大距離の点はそれぞれタイヤが
設計リムに装着されかつ正常に膨張された場合、ベルト
構造体の側縁およびタイヤのビート内の環状引張部材の
中心の両方の軸方向内側にそれぞれ位置する。カーカス
とベルト構造体との間の寸法は、タイヤの輪郭線におけ
る2点の間の領域における赤道面からの軸方向の距離の
関数として連続的に減少する。
本発明の他の特色は、ラジアル空気タイヤがカーカスと
しての1層もしくは2Nの「ラジアル」プライと共に形
成され、これらのプライはそれぞれ左方向もしくは右方
向に60°ないし80°の範囲内の角度のコード角を有
する。この構造体は乗用車および軽トラツク車用に特に
適当であり、2層以上のプライを有するベルト構造体と
共に使用される。エラストマー材のウェッジはカーカス
の逆の曲率を与えるために使用され、逆の曲率は赤道面
の近くに中心のある領域に、外側に凹状のカーカスの輪
郭を作る。逆の曲率の原因となるエラストマー材の手段
は、トレッドおよび下方トレッドの一体部分であり、ベ
ルト構造体とカーカスプライとの間に位置する適当な手
段でなければならない。もしエラストマー材のウェッジ
がベルト構造体の上に位置するならば、ベルト構造体も
また赤道面に中心のある逆の曲率を有する。
65°ないし80°の「ラジアル」カーカスコードをも
った低プロフィール(75%以下のアスペクト比)のタ
イヤの逆の曲率の組合せはベルトの側縁およびビード領
域の応力、タイヤを膨張した時の均一な増加特性を減じ
、カーカスプライのコード角によるビードおよび低いサ
イドウオールの構造を簡単にするタイヤの設計を達成す
る機会を提供する。本発明のこの特色による好ましい形
のタイヤは、カーカスプライ内に織物のコードを有し、
25°以下のコード角をもったベルトプライ内にスチー
ルもしくは芳香族ポリアミド(アラミド)のコードを有
し、65%以下のアスペクト比を有する。
[実施例] 本発明(ゴ附図を参照しての以下の説明からさらによく
理解することができる。
「空気タイヤ」はビードおよびトレッドを有し、ゴム、
化学材料、織物および鋼もしくは他の材料で製造された
一般的にはドーナツ型(普通は開いた円環体)の積層さ
れた機械的装置を意味する。タイヤは、自動車の車輪に
装着された場合、トレッドにより索引力を提供し、車両
荷重を支える流体を含む。
「赤道面JEPはタイヤの回転軸線に垂直で、トレッド
の中央を通る平面を意味する。
「コード」はタイヤ内のプライを形成する繊維を意味す
る。
「コード角」はタイヤの平面図において、赤道面に関し
て左方向もしくは右方向に傾く角を意味する。
「プライ」はゴムで被覆された平行なコードの層を意味
する。
「ビード」はプライコードに囲まれた環状引張部材を含
み、設計リムに適合するフリッパ、チッパ、アペックス
、トーガードおよびすれ止めのような他の補強部材をも
ったもしくはもたない形を有するタイヤの部分を意味す
る。
「ラジアルタイヤ」は一方のビードから他方のビードに
延びるプライコードがタイヤの赤道面に関して60″か
ら90°の間のコード角で配列されたベルト構造体をも
つもしくは外周が抑制された空気タイヤを意味する。
「リム」はタイヤビードがその上に取り付けられるタイ
ヤもしくはタイヤチューブ組立体の支持部材を意味する
「カーカス」はベルト構造体、トレッド、下層トレッド
およびプライを被うサイドウオールのゴムは別として、
ビードを含むタイヤ構造体を意味する。
「ベルト構造体」は織物のように織られているかもしく
は織られないで、トレッドの下側に配列され、ビードに
は固定されず、かつタイヤの赤道面に対して17°から
27@の範囲内の左方向および右方向のコード角を有す
る並列コードの少なくとも2Nまたはプライを意味する
「サイドウオール」はトレッドとビードとの間のタイヤ
の部分を意味する。
「トレッド」はタイヤが常用圧力および常用荷重の下で
路面に接触するタイヤの部分を意味する。
「トレッド幅」は軸方向、すなわち、タイヤの回転軸線
を通る平面におけるトレッド面の弧の長さを意味する。
「断面幅」は無負荷状態で、常用圧で24時間膨張され
たときおよび膨張後における、ラベル、装飾または保護
バンドによる出張りを除いた、タイヤの軸線と平行な両
サイドウオール間の直線距離を意味する。
「断面高さ」は定格リムの直径から赤道面のタイヤの外
径までの半径方向の距離を意味する。
タイヤの「アスペクト比」は、パーセントで表現するた
め100倍された断面幅に対する断面高さの比を意味す
る。
「変曲点」は曲率の方向が変化する曲線における点、す
なわち、進路の方向が1方から他方に変わる曲線に中心
点を意味する。変曲線の1例は文字rSJの中心である
「インナライナ」はチューブレスタイヤの内側を形成し
、タイヤ内に膨張流体を含むエラストマー材および他の
材料の層を意味する。
「フットプリント」は速度0および正規荷重および正規
圧力の下、もしくは規定の荷重、圧力および速度条件下
におけるタイヤのトレッドの接触した班点すなわち接触
した平面状の領域を意味する。
現在のラジアル空気タイヤはタイヤおよびリム協会、欧
州タイヤおよびリム協会および日本自動車タイヤ製造協
会を含む組織のいづれかによって公表された規格に従っ
て設計される。全く類似しているこれらおよび他の組織
の規格に従って、与えられた型のタイヤを設計する場合
、設計書に指定された構成および幅を有するリムである
「設計リム」に装着されるように設計される。「設計リ
ムの幅」はそれぞれのタイヤの型に指定された市販用の
リムの幅であり、典型的には指定されたタイヤの断面幅
の70%から75%の間にある。「タイヤの設計荷重」
は指定圧力および使用状態に対するタイヤに指定された
基準もしくは支持荷重であり;タイヤに適用できる他の
荷重−圧力の関係はその基準もしくは支持荷重の基づく
。この明細書に使用される術語「常用圧」および「常用
荷重」はそれぞれタイヤに対する使用状態を対象とした
適切な規格制定組織によって指定された設計圧および荷
重を指す。
本発明は大気圧から常用圧まで膨張した場合に、半径方
向の寸法に均一な増加が認められたラジアル空気タイヤ
を提供する。本発明の好ましい特色によれば、タイヤの
ビートおよびベルトの縁部における応力レベルが減少し
、それによって、タイヤの性能および寿命が実質的に改
善されるであろう。一般に、このことはラジアルカーカ
スプライの断面図に、逆の曲率およびタイヤの赤道面か
ら等距離にある変曲点を与えることにより達成される。
カーカスの逆の曲率(外方に凹状)の形は2点間の領域
で生ずる。この2点はそれぞれタイヤの赤道面から等距
離で反対側に位置し、ラジアルカーカスプライがそれぞ
れ半径方向最大の寸法を有する点である。
半径方向最大の寸法の点間の輪郭は任意に選ぶことはで
きず、もしラジアルでないカーカスプライが約25°に
等しい臨界角未満のコード角を有するならば、ベルトの
ないタイヤで用いられるであろうカーカスプライを「自
然の」形に近づけるように設計される。この臨界角はバ
イアスプライのタイヤに対する当行業界では公知であり
、バイアスカーカスプライがトレッド下方領域において
自然の逆すなわち外方の凹状の曲率を有することを始め
るであろうプライコード角である。上述の現象に関する
更に詳細な説明についてはジョンF。
バーデイ−(John F、 Purty)著の空気タ
イヤの設計基礎数字、ハイネイ印刷会社(Hiney 
PrintingCo)、アクロン(Akron)、オ
ハイオ(Ohio)、1963年(第2版発行)、特に
この詳細な記述の終りに提供される後述の論議と同様に
第1章および第1I章を参照すべきである。
本発明は、好ましい形で実施された場合、選ばれたカー
カスのどんな「半径方向」のコード角であろうとサイド
ウオールの領域において「自然形」を有するベルト構造
体の「ラジアルプライ」のタイヤを提供する。しかし、
タイヤはまた、ベルト構造体の下のラジアルカーカス部
分に自然形を有する、しかし、この自然形はベルト構造
体の使用されたそれらの低い角度(17°から27゜の
範囲内)に逸失的に等しいコード角に相当する。低いコ
ード角の最大値は27°よりもむしろ臨界角の25@で
あることが好ましい。
後続の文章から明らかなように、ラジアル空気タイヤの
カーカスにおける半径方向最大の寸法の2点間に生ずる
逆の曲率は、タイヤのベルト構造体およびカーカスプラ
イの間に形成されたエラストマー材のウェッジによって
得られる。これとは別に、65°から80°までの範囲
内の角度のコードの2つのプライを有する好ましいタイ
ヤの構造において、ウェッジはベルト構造体およびカー
カスの両方に逆の曲率を与えるタイヤのベルト構造体の
上に位置する。
若干の図面における類似の構成部品もしくは要素に対し
て類似の参照数字が用いられた諸図についてとくに述べ
るが、第1図に先行技術のラジアル空気タイヤを示す、
このタイヤ、16゜5R22,5型の「スーパーシング
ル」トラック用タイヤは、65%のアスペクト比および
赤道面EPを有し、参照数字は100を加えた数字で一
般的に示されている。タイヤは鋼製のカーカスプライ1
20の半径方向内側にハロゲン化ブチールのインナライ
ナ110を有する。数字130によって全体を示された
ベルト構造体は、90°のラジアルカーカスプライ12
0の正常に膨張された形状を周方向に囲みかつ限定する
切断プライ131.132.133および134を有す
る。半径方向最内側のベルトプライ131は分割され、
従って赤道面から等距離で反対側にある2部分を形成し
、エラストマー材のウェッジは分割されたベルトの2部
分の間に満たしている。トレッド140はベルト構造体
130の半径方向最外側に位置する。
タイヤ100は、カーカスプライ120がその周囲を囲
む環状引張部材151を含むビード150を含む。ビー
ドはビードの部分を形成するチッパ152およびトーガ
ード/すれ止め153を有する。また、頂部分154は
ビートからタイヤのサイドウオールの領域まで広がる。
第2の強化要素155も提供されている。リムフランジ
部の輪郭は環状引張部材151の中心を通り、赤道面E
Pに平行な平面102と同様に、1点鎖線101で示す
。それぞれのベルトプライ131から134までの縁部
は平面104に関して軸方向内側に位置する。
第1図に示す先行技術のタイヤがそのリム101に装着
され、膨張された場合、先行技術のタイヤがその寸法の
変化(増加および/もしくは減少)を経験し、結果とし
て引張応力が空気圧によってタイヤ構造体にかかる。も
し、正常な膨張応力がある期間維持されるならば増加し
続けるであろうが、典型的には24時間後までは続かな
い。タイヤの寸法およびフットプリントの特性の変化は
また、タイヤが使い馴れた後に注意すべきである。
本記述の目的から、空気タイヤの使い馴れは1時間につ
き40マイルの速度で、12時間、常用荷重および常用
圧下におけるタイヤの運転を意味する。
大気圧から常用圧までの空気圧に応するタイヤの寸法の
変化は、通例は新しいタイヤおよび使い馴らしたタイヤ
の両方から測定される。フットプリントも得られる。も
し、タイヤがリムに装着されたとき、しようちやくされ
、ビードが取り付けられた後に、適当に取り付けられた
ビードもしくは一般的な形を維持することができなけれ
ば、タイヤを(大気圧よりもむしろ)低い圧力から常用
圧まで膨張することによって寸法の増加を測定すること
が必要である。低圧とは典型的には常用圧の5%未満で
ある。本明細書に使用される術語「大気圧」とは無負荷
のタイヤの常用圧の形に近い輪郭を有する設計リムに適
当に取り付けられ装着されたタイヤのビードを維持する
ことに必要とするような最低の圧力を含む。
第2図は、タイヤが大気圧から毎平方インチにつき10
0ボンド(690キロパスカル)の常用圧まで膨張され
た時に、第1図の先行技術のタイヤのトレッド面の半径
方向の変位(クラウンの増加)を図解する。タイヤのク
ラウンの半径方向の増加は実際に測定され(MEASと
同一とする実線によって示される)および有限要素解析
(FEAと同一とする点線)によって予測された両方を
示す。赤道面において、タイヤの半径方向に測定した変
位は大気圧から常用圧までのタイヤの空気圧に応じてお
よそ4mmである。トレッド面の半径方向の変位は半径
方向の変位が最高点に達する赤道面から105mmの点
までトレッドを横切る位置の関数として増加し、その後
は赤道面から約155mmに位置するトレッドの側縁ま
で減少した。赤道面から約105mmにおける測定され
た最大の半径方向の変位はほとんど7 mm、すなわち
赤道面に生じた4mmの増加よりおよそ75%大きい。
有限要素解析による曲線FEAによって予測された結果
は、予測された赤道面の増加は約5mmであったが、ト
レッドショルダにおいて生じた約6.2mmの増加の最
高点と同様であった。有限要素解析でタイヤの膨張結果
、実際に測定された増加よりトレッド面への半径方向の
測定値より少ない増加を予測するが、それにもかかわら
ず、トレッド面全面に亘って不均一のままであり、もし
、不均一のタイヤの摩耗および望ましくないタイヤのフ
ットプリントを避けるべきであるならば、変分はトレッ
ドを横方向全面に亘って、実際に許容できる最大の差と
考えられる25%を越える。このようなタイヤによって
生ずるフットプリントはパターンは第3図に図解され、
タイヤのフットプリントにおける不均一な荷重分布を提
供するタイヤの特性である望ましくない「蝶」形を例示
する。
第4図は、本発明の特徴に従って作成されたタイヤ20
0を図解する。この「スーパーシングル」16、5R2
2,5型のラジアルタイヤは、タイヤが形成される以前
の半径方向の外層211をもつインナライナ210を有
する。スチールコード90°配列のカーカスプライ22
0は、環状引張部材251およびチッパ252を含むタ
イヤのそれぞれのビード250の間に延びる。エラスト
マー材の構成部分254および255はサイドウオール
底部の領域を強化し、201の鎖線で示されたリムに装
着されたビードを保護する。タイヤの赤道面EPに平行
な平面202はコード内の環状引張部材251の中心を
通る。数字230で一般的に示されるベルト構造体は平
面202上もしくは軸方向内側に位置するその4つのプ
ライの側縁を有する。ベルト構造体はそれぞれ右方向5
5″から65″まで、右方向18″から21’まで、左
方向18°から21’までおよび右方向18°から2ピ
までのそれぞれのコード角の範囲を有する第1プライ2
315第2プライ232、第3プライ234および第4
プライ234を含む。ベルト構造体内のプライは好まし
いスーパーシングル型のタイヤにおいてはスチールコー
ドを有するが、他の公知の材料が使用されることもある
。ベルトプライ234は下にあるベルトおよびカーカス
層をトレッド240を通して異質の物質が侵入するのを
防ぐために提供される。頂部の材料254および255
はタイヤのサイドウオール底部の領域に次第に強くなる
強化作用を提供する。
大気圧から常用圧まで膨張されたタイヤの均一の増加を
提供するために、タイヤはそのカーカスプライ220に
おいて逆の曲率な有する。外側に凹状の逆の曲率は低い
ヒステリシス特性を有することが好ましいエラストマー
材を含むウェッジ260が存在することにより赤道面に
中心を有する。この逆の曲率を生じるウェッジはラジア
ルカーカスプライ220とベルト構造体230との間に
位置し、第5図に示す形を有する。ウェッジ260の半
径方向外側の表面261は、第5図の2点鎖線262で
さらに明瞭に示されるように、半径方向の外側の方向に
凹状に見えることもある。ウェッジの半径方向内側の表
面263は第5図の二重鎖線264によって示されるよ
うに、振幅の低い余弦波形に一般に似ているより複雑な
形を有する。(ウェッジの形は第6図および第17図に
関して記述されたカーカスプライの線を明確にするため
の手順を使用した決定することが好ましい。)ウェッジ
260の赤道面における高さは幅Wの5%以下であり、
図解されたタイヤにおいてはわずか2%であることが好
ましい。
再び第4図を参照して、ベルト構造体230が半径方向
の外側の方向に凸状に見える。これに反して、ラジアル
カーカスプライ220はそれぞれ赤道面EPの反対側で
等距離に位置する点221の間に延びるトレッドの領域
で逆の曲率を有する。点221はそれぞれタイヤの回転
軸線(図示せず)からカーカスプライ220の最大の半
径方向の寸法に位置する。タイヤの赤道面上の点222
において、ラジアルカーカスプライ220は赤道面の反
対側にある点221における最大の半径方向の寸法から
減少する半径方向の寸法を有する。カーカスプライの逆
の曲率のために、変曲点223はタイヤの赤道面から反
対側に等距離で、点222およびそれぞれのカーカスプ
ライの最大の半径方向の寸法を生ずるそれぞれの点22
1の間に位置する。カーカスの最大の半径方向の寸法の
点221は環状引張部材251の中心と「作用」ベルト
プライ232と233および下層のベルトプライ231
の縁部の両方よりも軸方向内側に位置することに注意す
べきである。
タイヤの圧力および荷重応力は第1にベルト構造体の下
側のカーカスとは全く異なってベルト構造体に課せられ
るのはベルト構造体の縁部の軸方向内側でる。このベル
トプライの低角度のコードにおける応力集中は「タイヤ
の設計理論」と副題をつけた論文からより十分に理解で
きる理由で望まれるカーカスプライの逆の曲率に圧力を
かけ、作る時に自然形を想定することからラジアルカー
カスプライを限定する。
第5図において、寸法Wは赤道面の両側にある点221
の間の距離である。寸法Hは赤道面における点222の
すぐ上で測定される。ウェッジ260の半径方向内側の
曲率263における変曲点は二重鎖線264で見ること
ができる。
第6図および第7図は、本発明の1つの特色によって構
成された第1図の先行技術のタイヤI(IQおよび第4
図のタイヤ200において有限要素解析によって決定さ
れた応力レベルを図解する。第6図および第7図のいづ
れにおいても、等応力線は相対的な応力の大きさを表わ
す与えられた数値を1点鎖線によって示す。一般に、先
行技術のタイヤ(第6図)のショルダおよびベルト構造
体の領域における応力は、本発明によるタイヤ(第7図
)における大きさおよび傾度の両方より非常に大きい。
第8図は、第4図に従って構成されたタイヤのフットプ
リントを図解し、第4図のタイヤの構成、合成材、設計
および型の類似性について「対照(標準)」として使用
されるタイヤである第1図の先行技術のタイヤを表わす
第3図のフットプリントとよい対照をなすと言える。第
8図のフットプリントは、第3図の「蝶」形と比較して
均整がとれている。第8図のフットプリントは新しいタ
イヤに対するものであるが、タイヤを使い馴らした後に
望ましいフットプリントの形は第9図に図解されるよう
に保持される。
第10図に、245/70R/9.5型で、70%のア
スペクト比を有する中型トラックのタイヤ300の断面
図の半分の輪郭を示す。タイヤはインナライナ310、
ラジアル鋼コードカーカスプライ320、および分割第
1プライ331、第2および第3の「作用」ベルトプラ
イ332および333、ならびに作用ベルトプライより
幅が狭くかつ主としてその下層を保護するために設計さ
れた第4のベルトプライ334を含むベルト構造体33
0を有する。
タイヤ300は、断面幅の65%から80%までの反以
内、好ましくは約75%の幅のトレッド340を有する
。平面302はビード350内の環状引張部材351の
中心を通る。チッパ352は部材351を囲むフリッパ
353として提供されている。エラストマー材の頂点3
54はエラストマー材の部材355と共にサイドウオー
ルの下部の強さを変えるため上方に延びている。作用ベ
ルトプライ332および333の切断された縁部は平面
302の上もしくは軸方向内側にあり、図示のように幅
がわずかに異る。
タイヤ300の好ましい形において、第1の分割プライ
331はタイヤ300を比較評価するために使用される
同型の「対照」標準タイヤに同様な位置にあるプライの
右方向55°のコード角とは対照的に左方向20°のコ
ード角を有する。作用ベルトプライ332オヨヒ333
ハ176カラ276(18″カラ21’までが好ましい
)までの範囲内のコード角を有する。半径方向の最内側
の分割プライ331と半径方向の最外側の保護ベルトプ
ライ334との間に位置する作用プライ332および3
33のコード角は赤道面EPに関して、それぞれ右方向
および左方向の角である。保護プライ334のコード角
は右方向であることが好ましい。
タイヤ300は、分割ベルトプライ331の半分の2つ
のプライの間の空間を満たす必要のあるエラストマー材
361の部分として形成されることができるエラストマ
ー材のウェッジ360を有する。つエツジ360は一般
に、トレッドの半径と同心のベルト構造体330と共に
、カーカスプライ320に逆の曲率を提供する。カーカ
スプライは赤道面の両側にある等距離の点で生ずるよう
に見られる半径方向の最大の寸法から減少する赤道面に
おける半径方向の寸法を有する。カーカスプライは赤道
面から等距離に、およびカーカスプライの逆の曲率をあ
られすウェッジの側縁に生ずるカーカスプライ320の
それぞれ半径方向の最大の寸法位置の間に位置する変曲
点を有する。タイヤの輪郭における半径方向の最大の寸
法のこれらの点はベルト構造体の側縁および平面302
の軸方向内側である。
逆の曲率およびそれに関連する半径方向の最大寸法およ
び変曲点は、ウェッジ360の存在に起因するが、赤道
面におけるウェッジの高さは分割ベルトプライ331の
厚さち一致するエラストマー材の部分361の厚さを含
むので本発明の目的と見なすべきでない。
第11A図および第118図は、開環受人によって製造
された第10図と非常に類似している先行技術の標準タ
イヤ(グツドイア−G−291タイヤ)のフットプリン
トを図示する。第11A図は新しいタイヤのフットプリ
ントを示し、第11B図は前記の方向で使い馴らした後
の同じタイヤのフットプリントを示す。245/70R
19,5型ラジアルタイヤのこれらの両方のフットプリ
ントは前述の理由から望ましくない一般に見なされる「
蝶」形を有するように見える。
第11c図および第110図は、エラストマー材のウェ
ッジを有するが、新品および使い馴らした後のフットプ
リントの表示ではそれぞれ類似している。ウェッジは第
10図の360に図示されたウェッジと類似しているが
、寸法「A」は第10図に図示された寸法より狭く、実
際には先行技術の標準タイヤの寸法と比較できるほど類
似している。 第11E図および第11F図には第10
図に示したタイヤのフットプリントが図示されている。
第11C図から第11F図までにおいて、先行技術のフ
ットプリントの「蝶」形の特性はウェッジ360の使用
によって減少することが分かる。第11図に図示された
フットプリントは、6.75インチのリムに装着したタ
イヤで得られ、有限要素解析のモデルによる予測と正し
い相互関係にあることを証明する。
標準タイヤとは対照的に、第1IE図および第11F図
にフットプリントが示された第10図のタイヤは、19
85年12月19日に出願されたアメリカ合衆国特許出
願番号811.072に基づくジー、ブイ、アダム(G
、 V、 Adam)他による「中型および大型輸送車
両用低断面高さのタイヤ」と題するともに譲り受けられ
たアメリカ合衆国特許出願番号811.072の教示に
従って構成されたベルト構造体330を有する。有限要
素予測はまた、標準タイヤと比較して、大気圧から約7
00キロパスカルの常用圧まで膨張したときのタイヤの
増大傾向の均一性を実質的に改善することを示す。
第12図に、245/75R16型の軽トラツク用タイ
ヤ500の現寸大の半分の輪郭を示す。図示のように、
このタイヤは本発明の逆の曲率の特徴が重要な利益を提
供するアスペクト比の上限を有する。
このタイヤはまた、カーカスプライおよびベルト構造体
の両方が逆の曲率を有する本発明の別の特色を表わし、
すなわち、カーカスプライおよびベルト構造体が赤道面
の近くに中心のある、外側に凹状のそれぞれの部分を有
し、このことは65″から80°までの範囲内の「ラジ
アル」コード角を有するカーカスプライと組み合わされ
ている。タイヤ500はインナライナ510ならびに6
0°から70゜の上述の範囲で、一方のカーカスプライ
は右方向、他のプライは左方向のコード角を有する2つ
のプライからなるカーカス520を有する。約70゜の
コード角が好ましく、織物のカーカスプライに好ましい
材料はポリエステルである。タイヤのベルト構造体53
0は好ましくは18″から21″の範囲、および、いか
なる場合でも、下文で詳細に記述される25°の「臨界
角度」以下の、それぞれ右方向および左方向のコード角
を有する2層のベルトプライから形成されている。ベル
ト構造体531および532は幅が異なり、ベルト構造
体およびカーカスの逆の曲率は、タイヤの赤道面EPの
近くに中心のある2点の間の領域全面に生じ;これらの
点の内の1点は、第12図の521で示されている。こ
のように、逆の曲率の領域はベルト構造体の側縁の軸方
向内側にあり、また赤道面に平行でビード550内の環
状引張部材551の中心を通る平面502の軸方向内側
にあるように見える。
ベルトプライのコードの材料(はぼOoまたは非常に低
いコード角のナイロンの上張りあるいは必要な定格速度
を達成するために乗用車のタイヤに慣習的に使用される
他の材料)は鋼または芳香族ポリアミドであることもあ
るが、後者はある適用例には一層望ましいこともある。
例えば、40%から60%までの好ましい範囲内のアス
ペクト比を有し、前節に記述されたように一般に構成さ
れる乗用車のタイヤは、カーカスプライの65°から8
0°のコード角により、慣習的な90°のラジアルタイ
ヤより大きい側方の強さを有するであろう。
このことは、逆の曲率による短くなったベルト縁部およ
び減少したビードの応力と共に、さらに柔軟な芳香族ポ
リアミドを選択することができる。
逆の曲率および減少した応力による利益は、この材料の
高い強度−重量比および耐食性によってスチールタイヤ
コードと比較して、魅力ある材料とすることができ;ベ
ルト補強材料としての芳香族ポリアミドの有用性にもか
かわらず、スチールコードは少なくとも特にベルト縁部
の応力レベルおよび応力勾配によって少なくとも部分的
に長期間使用され続けて来た。
第12図のタイヤは、エラストマー材料の強化および保
護要素552.553.554および555を有し、特
にアスペクト比が40%から65%までの範囲内で、カ
ーカスコード角が65″から80°までの範囲内にある
第16図および第17図に示された逆の曲率のカーカス
と共に、このようなサイドウオール下部の強化部材の数
およびサイズを減少させることができる。もちろん、こ
のことが為される範囲はタイヤから望まれる応答性、製
造原価および製造の簡単さ、操縦性などによる。
カーカス520の半径方向最大の寸法は、赤道面EPの
両側で等距離にある点521に生ずる。赤道面、すなわ
ち、点522におけるカーカス520までの半径方向の
寸法は、点521における半径方向最大の寸法からは僅
かに少し減少している。このように、第12図における
75%のアスペクト比のタイヤ500は、本発明による
逆の曲率を有するアスペクト比に関して限界の事例を表
わす。アスペクト比が75%未満に減少するに従って、
−層大きい利益が本発明の概念を使用することによって
得られる。
トレッド下層のエラストマー材のウェッジ560はカー
カス520およびベルト構造体530の両方における赤
道面の近くに中心のある逆の曲率な提供するベルト構造
体530の上方に位置する。ウェッジ560はトレッド
540の表面の半径と同心の凸状の表面561を有する
。これに反して、ウェッジの半径方向内側の表面562
は低振幅の余弦曲線に一般に類似する形状をその中央領
域において有することが好ましく;このことは下層に、
より詳細に記述される約25°の「臨界角」以下のコー
ド角を有するカーカスプライおよびベルト構造体に逆の
曲率を生ぜしめる。トレッド下層の領域におけるカーカ
スおよびベルト構造体の正確な形状は、ベルトプライの
低いコード角を有するプライに適する自然形態に実質的
に近似するように意図される。
第13図は第12図の概略図であり、大気圧から毎平方
インチ80ボンド(約560キロパルス)まで膨張した
結果としてその外側寸法および構成部分の望ましい寸法
の増加が点線で図示されている。第13図の頂部の一対
の矢印で見られるように、トレッドの表面は赤道面から
トレッドショルダまでほとんど均一である。トレッドシ
ョルダ付近の増加はタイヤの赤道面の増加より少ない。
タイヤのその他の外側寸法はまた、タイヤが装着された
リム501のフランジ上に矢印で示すように寸法の本質
的に均一な増加が見られる。
ム乙ヱ且l且1 第14図において、前述のバーデイ−の発表から採用さ
れた曲線群を示す。曲線はバイアスプライを有するタイ
ヤに対するものであり、プライが輪郭に表わされている
ように種々のコード角のプライの中立線の輪郭を表わす
。曲線はプライに「自然形態」を取らせないためにカー
カスを強化しない薄い構成部分を有するタイヤのカーカ
スの構造を表わす。半径方向の寸法は第14図の中央に
ある縮尺の図面内の10で示されるように、タイヤの軸
線に関する寸法である。寸法Y1はカーカスの赤道面か
ら最大断面幅におけるプライの中立線までの距離である
。ここに示す輪郭は同じタイヤ、すなわち、同じ荷重担
持能力を有するタイヤに対するものである。第14図か
ら、低いコード角がこれらの低いコード角でカーカスを
装着したタイヤの自然に減少したアスペクト比に一致す
るに至る減少したアスペクト比のプライの部分輪郭を生
ずることが分かるであろう。ラジアルまたは90°の輪
郭は1より大きいアスペクト比の「自然形態」を有する
が、ラジアルタイヤに使用された場合、このタイヤに使
用された円周のベルト構造体は、カーカスプライ輪郭の
トレッドの下方部分をこの高いアスペクト比を採ること
ができないので限定する。ゆえに、ラジアルタイヤのカ
ーカス形状はそのベルト構造体の下方領域において円周
方向に限定される。
種々の輪郭の上方点(R,、Y、)は、自然形態がベル
ト構造体で限定されなければ、自然形態のカーカスの輪
郭を採るので半径方向の最大寸法を表わす。タイヤのビ
ード内の環状引張部材の中心の上方にある点(R、、、
Y b)は、カーカスプライの輪郭が環状引張部材およ
びリムフランジの抑制する特性によって妨げられない自
然形態を採り始めることができる赤道面の両側にある位
置を表わす。
バーデイ−の出版物に、寸法およびコードを用いて抑制
されないタイヤの輪郭を規定する方程式14がその13
ページに記載されている。これらの半径方向寸法Rおよ
び軸方向寸法Y、およびカーカスプライのコード角αは
、この文献が出版された時点においては、一般解の数学
的方法は知られていなかった超楕円方程式として知られ
る方程式に含まれる。しかし、特殊解は得られ、相互に
影響する数値解析を提供するために使用されていた。
第15図は図に示すようにコード角90°、40゜24
°および24°未満のタイヤのカーカスを表わす。バー
デイ−の方程式の解によって予測されたように、これら
の角のコードを有するタイヤカーカスの形は種々の構成
体の赤道面EPの周りに現われるように図示される。9
0°において、バーデイ−の超楕円方程式の予測による
カーカスの自然形態は20で示されているが、この方程
式もまた無限遠、弓形の輪郭22によって表わされる根
を有する。
カーカスのコード角40°において、自然形態のタイヤ
は輪郭24を有し、平方根は輪郭24に徐々に近づくよ
うに平らになる弓形の輪郭26によって表わされる第2
の根を有する。
バーデイ−の出版物の42頁の次のような方程式27に
より定義されるある臨界コード角がある:この臨界角は
バーデイ−の出版物が書かれた時点で、バイアスタイヤ
において通常は約24″であった。本発明に含まれる低
いアスペクト比をを有するタイヤでは、寸法Rmおよび
Roは臨界角が25@ に近い。
24°未溝のコード角においては、2乗根はバーデイ−
の方程式によって予測され、および示されたような逆の
曲率36を有するためにバーデイ−の出版物によって経
験的に実証される24″のバイアスタイヤのカーカスの
輪郭34を形成する1乗根と結合する。しかし、この逆
の曲率は、この種の実際のタイヤに適するコード角が3
7″のオーダーであるので、バイアスタイヤの技術にお
いて重要であると考えられなかった。さらに重要なこと
は、本発明により前に、自然形態として逆の曲率は、カ
ーカスプライがバイアスタイヤより一層高いコード角を
有するので、ラジアルタイヤに適すると考えられなかっ
た。
第4図、第10図および第12図に図示されたタイヤの
前述の説明から、本発明の1つの特色によって構成され
たタイヤは、「ラジアル」カーカスに対する自然形態で
あるカーカスの輪郭をサイドウオールの領域に組み込む
ことは明らかになるであろうが、トレッドおよびベルト
構造体の下方のカーカスの領域は、17″から25″も
しくは27’(25°が好ましい)までの範囲内のベル
ト構造体のコード角に対する逆の曲率のバーデイ−の方
程式の自然形態に近づく、第12図および第17図に図
示されたタイヤのように、カーカスおよびベルト構造体
の両方とも逆の曲率な有する場合、ベルト構造体の作用
プライのコード角は25″未満であり、このような角度
のコードに対して自然形態を採ることが許される。第4
図および第10図に図示されたタイヤにいて、ベルト構
造体は外側に凸状の形を保持するプライを有するが、ベ
ルト構造体の下方のラジアルカーカス部分は、ラジアル
プライの特性を有するよりもむしろ、コード角すなわち
ベルト構造体内のプライの角度を有するプライの特性を
有する逆の曲率を採ることが許される。このことは全く
思いがけなく前記の均一な寸法の増加および応力減少の
利点を提供することが分った。
第4図および第10図のタイヤの構造で示されたように
、外側に凸状のベルト構造体が逆の曲率のカーカスプラ
イと共に使用される場合、ベルトプライにおけるコード
角が約25°の臨界角未満であるべきかどうかについて
も不明である。換言すれば、コード角はそれでも本明細
書に記述された少なくとも若干の利益を提供しているが
、ラジアルタイヤでは約278まで使用できるであろう
。この不明確さの理由は次に続く論議に照らして明らか
になるであろう。
タイヤの設計は、タイヤの半分の断面がはめ込まれる矩
形の範囲から始まる(第16図および第17図参照)。
矩形の範囲は片側の赤道面、反対側の断面幅の寸法、タ
イヤの回転軸線に平行でかつタイヤの設計リムの公称径
に等しい半径方向の距離に位置する基線、ならびに回転
軸線に平行でその規格が適用されるタイヤおよびリム協
会によって指定されたタイヤの外径を表わす上部の線に
よって表わされる。断面はげまたこのような規格によっ
て決定される。タイヤのアスベスト比も規定するこの寸
法の「箱」を用いて設計は進行する。
トレッドの半径は矩形の中に描かれており:タイヤのビ
ードは、それに含まれる薄層と共に同じ矩形内に描かれ
て:ビートの環状引張部材の中心の直−トにありかつ設
計リムのフランジに垂直な点が配置されている。この点
には半径方向の座標の寸法Rbおよび赤道面からの距離
を表わす軸方向の座標の寸法Ybが与えられている。R
sおよびYsとして示す座標を有する第2の点が同様に
選ばれる。この点はタイヤのショルダの領域内にあり、
典型的にはカーカスの中立線上にあり、かつベルト構造
体の側縁よりやや軸方向内側に位置する。ベルト構造体
の縁部は典型的にはタイヤの断面幅の65%から80%
までの範囲にあるとみなされるトレッド幅によって決定
されるタイヤの側縁よりわずかに軸方向内側にある。2
点(Rb、Y b)および(Rs、Ys)が選定された
のちに、タイヤの設計者はこれらの2点の間の曲線およ
び膨張されたタイヤがその最大断面幅を有すべき位置に
近接するカーカスの中立線の位置を表わす第3の点(R
m、Ym)を通る半径方向の線を描く。描かれた曲線は
典型的には3点を通るラジアルカーカスに適する「自然
」の輪郭を表わし;輪郭の計算はラジアルタイヤがその
カーカスの輪郭もしくはタイヤの2つのショルダ点間の
領域における形を限定するベルト構造体を有していると
いう事実を無視している。このようにして、タイヤの単
数または複数のカーカスプライにビードおよび−F述の
2つのショルダ点間のサイドウオールの領域におけるラ
ジアルタイヤの中立の輪郭が与えられる。
本発明の1つの特色によれば、ラジアルカーカスプライ
もまたそれぞれタイヤの両側に位置するショルダの点(
Rs、Ys)と(Rs’、 Ys’)との間の中立の輪
郭が与えられる。トレッド領域下方のラジアルカーカス
プライの中立輪郭は、外周が限定された作用プライすな
わちベルト構造体のプライにおけるコード角に等しいコ
ード角(約25゜の臨界角未満のコード角が好ましい)
を有する限定されないタイヤのカーカスプライが採るで
あろう輪郭に近づく。このような輪郭は赤道面の近くに
中心がある逆の、すなわち外側の凹状の曲率である。ベ
ルト構造体の1層以上のプライもまた少なくとも軸方向
幅の一部分にわたってそのような逆の曲率が与えられる
こともある。
第16図は、第4図に関連して前述したタイヤの概略図
である。/符号付きの数字は赤道面EPの右側に図示さ
れた項目と対称の項目である。
リム201はタイヤの軸線と平行で、タイヤ200が適
合するように作られた「矩形の箱」の底を表わす直径2
03を有する。断面幅は線204,204’により規定
され、かつタイヤの外径は線205で示される。線20
8.206°は270(およびタイヤの反対側では27
0°)で示すように、点(Rb、Yb)および(Rs。
Ys)の間に延びるラジアルカーカスプライ220の中
立線の最大幅を表わす。本発明の好ましい形においては
、カーカスプライ270,270’はこれらの点の間の
領域にあるカーカスのコード角に適した自然形態を有す
る。ラジアルカーカスプライ220の応力がタイヤのエ
ラストマー材料を通して周囲を限定するベルト構造体2
30に移される点に近い点(Rs、Ys)および(Rs
’、 Ys’)では、ラジアルカーカスの輪郭は逆の曲
率を形成し始める。図示されたタイヤのこの逆の曲率は
カーカスプライとそのプライが一般にこれらのプライの
それぞれの軸方向幅の少なくとも80%にわたるトレッ
ド240の表面と同心であるベルト構造体230との間
に位置するウェッジによってつくられる。このように、
カーカスプライは、ラジアルであるにもかかわらず限定
されずに、約25°の臨界角未満のコード角を有するプ
ライに対するバーデイ−の方程式で一般に予測された逆
の曲率を採る。(第16図に関連して、線206はタイ
ヤのサイドウオールのゴムの厚さを見込んで線204の
軸方向内側にあることを注意すべきである。) 第17は第12図に関連して描かれた赤道面の右側に位
置する項目に左右対称的に対応する項目を示す ゛付き
の数字を有する本発明の特色によるタイヤの概略図であ
る。第17図のタイヤはまた、リム径403、外径40
5および線404,404’に規定された断面幅を含む
矩形箱に周縁を囲まれている。線406および406°
はそれぞれラジアルカーカスプライの外側最大寸法を表
わし、かつクラウンすなわちタイヤのトレッドの下方領
域内のラジアルカーカスプライの逆の曲率の主要な点は
、数字421.422および423ならびに °付きの
同じ数字によって示される。カーカスの半径方向の最大
寸法は、点421および421°にあり、半径方向の最
小寸法は422(赤道面)にあり、および変曲点は42
3および423°に生ずる。第17図に示された本発明
の特色によるカーカスは、第12図に関連して記述され
た理由から、その2つのプライか65°から80°まで
の範囲内にある「ラジアル」コード角を有することを注
意すべきである。好ましいアスペクト比の範囲は40%
および65%の間である。
ウェッジ460はトレッドの欠くことのできない部分す
なわちトレッドの下のエラストマー材であり、「ラジア
ル」カーカスプライおよび臨界角未満のコード角を存し
、ベルト構造体430を構成するベルトプライ431,
432の両方の上に位置する。
また、ウェッジ460(および第16図のウェッジ26
0)は、種々の特性をもったエラストマー材およびトレ
ッド構造体、トレッド下層に、もしくは種々の層の材料
の被覆材として使用されるエラストマー材以外の化合物
から作ることができる。例えば、低ヒステリシス性をも
ち、高反撥性のゴム化合物は少なくとも適用例に対して
望ましい。
第16図および特に第17図から、それぞれのウェッジ
260および460は、カーカスプライおよび第17図
の姿において、なおベルト構造体のプライに逆の曲率を
与える手段を構成することは注意すべきである。ウェッ
ジは点221 と221°(第16図)または421と
421’ (第17図)との間の領域において、トレッ
ド表面と第16図においては同様にベルト構造体との間
の寸法を赤道面からの距離の関数として連続的に減少す
る。
ウェッジの半径方向の外側の「表面」はトレッドの表面
と平行である。しかし、ウェッジ260および460の
半径方向の内側の「表面」は3次の方程式もしくは第1
6図における点221,221’および第17図におけ
る点421,421の近くの「自然形態の輪郭」のカー
カスプライの半径および半径の変化割合に適合するスプ
ライン適合曲線の使用によって最初に決定された形状を
有する。スプライン適合曲線は(:ADAM■のような
コンピューターの援用による設計プログラムに役に立ち
、例えば、第16図においてRs、Ysの軸方向外側以
外の近い領域にある数点(4点が好ましい)を選ぶこと
によって現況に適合させることができる。初めの点22
2が次に選ばれ、4点の間のスプライン適合曲線が描か
れる。もし、ベルト構造体の半径方向内側の輪郭を規定
する線を表わすこの曲線が幾何学的にベルト構造体を妨
げるならば、点222は半径方向に位置を変え、その手
続きは満足なカーカスプライのウェッジの輪郭が見出さ
れるまで繰り返される。
点221と赤道面と、点22ビとの間の三次方程式スプ
ライン適合曲線の使用により曲率または勾配の不連続点
のない半径のなめらかな変化割合をもつカーカス線を生
成することができる。半径または曲率の変化割合は外縁
から赤道面へ進みながら当該タイヤに用いられる時は、
ベルト層の周囲を限定する能力の変化割合に直接比例す
るように設計される。
この研究方法は全断面図において、75%未満のアスペ
クト比のタイヤの低振幅の余弦波形と一般に類似するカ
ーカスの外形に帰着する。しかし、最終的に安定した外
形は実際に複雑な性質をもち、とくにタイヤの断面に及
ぼすタイヤ圧の19%を模擬することができる有限要素
解析プログラムの使用を通して決定および確定する。こ
のようにして、たとえばMSC/NASTRANの形で
マックニールシュベンドラー会社(MacNeal  
5chvendlerCorp、)から市販されている
有限要素解析コンピュータープログラムは、実質的に均
一で外方向への好ましいカーカスの増加が得られるまで
エラストマー材のウェッジの形を対話式に模擬するため
に使用することができる。
タイヤのアスペクト比は本発明から得られる利益に関し
て重要であることは前述した。第12図に図示されたア
スペクト比75%のタイヤは、タイヤのフットプリント
に関する問題点として高いアスペクト比において一般に
著しく生じ難いので、限界の事例である。−層高いアス
ペクト比の場合は、カーカスの逆の曲率はわずかであろ
う。しかし、凸状のトレッドの影響のため逆の曲率は、
膨張されたタイヤが下向きに湾曲した場合にカーカス内
に現わわるであろう。アスペクト比がB5%未満の範囲
まで減少すると、カーカスの逆の曲率はますます望まし
くなる。その形は「ラジアル」コード角よりはベルト構
造体の上方プライのコード角によってその上で制御され
るべき「ラジアル」カーカスの部分は増加し;同時に、
タイヤの「ラジアル」サイドウオールに適するように「
自然形態」を規定するバーデイ−の曲線は、約110%
の自然状態のアスペクト比からさらに制限されるように
なった。また、アスペクト比が40%から65%までの
好ましい範囲に減少すると、もし同じ負荷能力が仮定さ
れるならば、カーカスまでの半径方向最大寸法と赤道面
に生ずる半径方向最小寸法との間の逆の曲率の領域の差
異は一層大きいであろう。この差異は少なくともカーカ
スプライの厚さほど大きいであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、トラック用の「スーパーシングル」として公
知の65%のアスペクト比を有する+6.5n 22.
5型の先行技術のラジアル空気タイヤの縮尺の断面の半
分の輪郭を示す。 第2図は、大気圧から常用圧まで膨張された場合、第1
図のタイヤの半径方向の変位または増加をトレッド表面
の横方向の位置の関数として、図示したグラフである。 第3図は、第1図および第2図に図示された先行技術の
タイヤのフットプリントである。 第4図は、トラック用の「スーパーシングル」+6.5
R22,5型の本発明の第1の態様によって構成された
65%のアスペクト比のラジアル空気タイヤの縮尺断面
の半分の輪郭である。 第5図は、第4図に示されたタイヤの構成要素であるウ
ェッジの断面図である。 第6図は、第1図の先行技術のタイヤの応力レベルを図
示した概略図である。 第7図は、第4図に図示されたタイヤの応力の概略図で
ある。 第8図は、第4図のタイヤの使い馴らす以前のフットプ
リントである。 第9図は、第8図と同様であるがタイヤの使いglらし
た後のフットプリントである。 第10図は、本発明の第2の態様を表わすタイヤの輪郭
の縮尺断面の半分の輪郭である。これはヨーロッパのト
ラック用の特殊な適用例のタイヤサイズであるメートル
法の245770R19,5型のトラック用タイヤで、
70%のアスペクト比を有する。 第11A図から第1
1F図までは、使い馴れる@後いずれもの、3種類のタ
イヤのフットプリントを図示する。タイヤの1種類は対
照標準として使用される先行技術の設計によるものであ
る。 第12図は、75%のアスペクト比の245/75RI
6型の軽トラツク用タイヤで本発明の他の態様を表わす
構成の現寸の断面の半部の輪郭を示す。 第13図は、大気圧から常用圧まで膨張された場合の寸
法の増加を図示した第12図の軽トラツク用タイヤの現
すの断面の半部の輪郭を示す。 第14図は、種々のコード角を有するカーカスプライに
対するタイヤのカーカスの輪郭を図示した曲線群である
。曲線は、ベルト構造体によって限定されないタイヤ、
および同一の公称サイズ(負荷容量)をもつタイヤに対
するものである。 第15図は、さらにほぼ24°の臨界角より小さい値ま
で下がる種々のコード角に対するカーカスの等高線群を
図解する。 第16図は、第4図に図示された本発明の見解によるベ
ルト付きラジアルタイヤに対するカーカス/ベルト構造
の輪郭を概略的に図示する。 第17図は、第12図に図示された本発明の見解による
ラジアルタイヤに対するカーカス/ベルト構造の輪郭を
概略的に図示する。 100・・・先行技術のタイヤ、 10101.リム、     110・・・インナライ
ナ、+20・・・カーカス層、  130・・・ベルト
構造体、131.132,133,134・・・・ベル
ト層、140・・・トレッド、   150・・・ビー
ド、+51・・・環状引張部材、 +52・・・チッパ、 +53・・・トーガード/すれ止め、 154・・・アペックス、 155・・・第2の補強部材、 160・・・エラストマー材、 200・・・タイヤ、    201・−・リム、20
2・・・平面、     203・・・リム径、204
・・・「矩形箱」右側線、 205・・・「矩形箱」上限線、 206・・・カーカス層最大幅、 210・・・インナライナ、 211・・・半径方向外側プライ、 220・・・ラジアルカーカスプライ、223・・・変
曲点、 230・・・ベルト構造体、 231.232,233,234・・・ベルトプライ、
240・・・トレッド、   250・・・ビート、2
51・・・環状引張部材、 252・・・チッパ、 254・・・エラストマー材の構成要素、260・・・
ウェッジ、 261・・・ウェッジの半径方向外面、263・・・ウ
ェッジの半径方向内面、270・・・カーカスプライ、 300・・・中型トラックのタイヤ、 310・・・インナライナ、 320・・・ラジアルスチールコードのカーカスプライ 330・・・ベルト構造体、 331.332,333,334・・・ベルトプライ、
340・・・トレッド、   350・・・ビード、3
51・・・環状引張部材、 352・・・チッパ、 353・・・フリッパ、 354・・・エラストマー材の頂部分、355・・・エ
ラストマー材の部材、 360・・・ウェッジ、 36!・・・エラストマー材の部材、 403・・・リム径、 404・・・断面幅限定線、 405・・・タイヤ外径、 406・・・ラジアルカーカスプライの最大外側寸法、 420・・・スプラインフィツト曲線 423・・・変曲線、   430・・・ベルト構造体
、431.432・・・ベルトプライ、 460・・・ウェッジ、 500・・・軽トラツク用タイヤ、 501・・・リム、     510・・・インナライ
ナ、520・・・カーカス、 522・・・カーカスの半径方向最大寸法、530・・
・ベルト構造体、 531.532・・・ベルトプライ、 540・・・トレッド、 550・・・ビード、 551・・・環状引張部材、 552.553,554,555・・・エラストマー材
の強化、保護要素、 560・・・ウェッジ、 561・・・ウェッジの凸状上面、 562・・・ウェッジの半径方向内面 特許出願人  ザ グツトイア−タイヤアンド ラバー
 コンパニー 代  理  人   若   林      忠FIG
、3 FIG、5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1層のラジアルプライを有するカーカス
    、およびカーカスの半径方向外側において該カーカスを
    円周方向に囲んでその下側のカーカス形状を半径方向に
    限定するベルト構造体、およびタイヤの断面幅の65%
    から80%までの範囲内の幅を有するタイヤトレッドを
    含み、かつカーカスとベルト構造体との間に位置し、タ
    イヤが設計リムに装着されて正常に膨張されたとき、ラ
    ジアルカーカスプライに逆の曲率を与えるエラストマ材
    のウェッジを有し、前記逆の曲率は赤道面の両側に近く
    およびその上に中心を置くタイヤの輪郭にある2つの点
    の間の範囲内にあり、これらの各点は赤道面の各側にお
    いてカーカスプライの半径方向最大寸法の位置にあり、
    これらの点は、ベルト構造体の側縁およびタイヤのビー
    ト内の環状引張部材の中心の両方の軸方向内側にそれぞ
    れ位置し、カーカスとベルト構造体との間の寸法は2点
    間の領域において赤道面からの軸方向の距離の関数とし
    て連続的に減少し、 ベルト構造体の半径方向最内側プライが17゜から27
    ゜までの範囲内のコード角を有しかつウェッジの半径方
    向の外面と接触しており、さらに、タイヤが75%以下
    のアスペクト比を有することを特徴とする舗装道路上で
    使用するラジアルプライ空気タイヤ。 2、ウェッジが、余弦波形によって近似的に規定される
    表面の輪郭を有する請求項1記載のラジアルプライ空気
    タイヤ。 3、ウェッジが、赤道面においてタイヤの軸方向幅の5
    %以下の厚さを有する請求項1記載のラジアルプライ空
    気タイヤ。 4、ウェッジが、赤道面においてタイヤの軸方向幅の5
    %以下の厚さを有する請求項2記載のラジアルプライ空
    気タイヤ。 5、タイヤのカーカスが、タイヤのビードの間に延びる
    スチールコードの単一プライから成り、かつベルト構造
    体が少なくとも3つのプライからなり、ベルト構造体の
    半径方向最内側プライが1つの部分からなるかまたは分
    離ベルトプライを形成するために相互にかつタイラの赤
    道面から離れて位置して分離ベルトプライを形成し、か
    つベルト構造体の半径方向最外側プライが半径方向最内
    側プライと半径方向最外側のベルトプライとの間のベル
    トプライより幅が狭く、かつ半径方向最外側プライと半
    径方向最内側プライの間のベルトプライがタイヤの赤道
    面に関して反対の方向を向いた角をもち、かかるベルト
    プライ内のコード角がタイヤの赤道面に関して18゜か
    ら21゜の範囲内にあるベルト層のコード角を有する請
    求項3記載のラジアルプライ空気タイヤ。 6、タイヤが設計リム上で正規に膨張されたとき、タイ
    ヤの赤道面に平衡な平面が、タイヤのそれぞれのビード
    の環状引張部材とベルト構造体の半径方向最外側ベルト
    プライと該構造体の半径方向最内側ベルトプライとの間
    に位置するベルト構造の2つのプライの内の1つのプラ
    イの軸方向最外側縁を同時に通る請求項3記載のラジア
    ルプライ空気タイヤ。 7、カーカスがそれぞれのビードの環状引張部材間に延
    びているピポリエステル材のコードの1つまたは2つの
    プライからなり、かつベルト構造体が実質的に0゜のコ
    ード角のコード上に重なるプライを有しまたは有しない
    2つのプライからなり、ベルト構造体の2つのプライが
    異る幅をもちかつ、鋼または芳香族ポリアミド樹脂のコ
    ードで形成され、前記コードがタイヤの赤道面に関して
    18゜から25゜までの範囲内の角度をもって配向され
    ている請求項3記載のラジアルプライ空気タイヤ。 8、半径方向の最外側プライと半径方向最内側プライの
    間のベルト構造体の2つのプライが、これらのプライの
    それぞれの軸方向幅の少なくとも80%にわたってトレ
    ッドの半径と同心の曲率を有する請求項5記載のラジア
    ルプライ空気タイヤ。 9、補強ベルト構造体の2つのプライが、これらのベル
    トプライのそれぞれの軸方向幅の少なくとも80%にわ
    たってトレッド表面の半径と同心の曲率を有する請求項
    5記載のラジアルプライ空気タイヤ。 10、少なくとも2つのプライを有するカーカスと、カ
    ーカスの半径方向の外側に位置しかつカーカスを円周方
    向に囲みその下側のカーカスの形状を円周方向に限定す
    るベルト構造体と、タイヤの断面幅の65%から80%
    までの範囲内の幅を有するタイヤトレッドとを含み、さ
    らにタイヤが設計リムに装着されかつ正規に膨張された
    とき、ベルト構造体およびカーカスプライの両方に逆の
    曲率を与えるエラストマー材の手段を有し、前記逆の曲
    率は赤道面の両側に近くかつその上に中心を置くタイヤ
    の輪郭に位置する2つの点の間の領域内にあり、前記点
    が赤道面のそれぞれの側のカーカスプライの半径方向最
    大寸法の位置にあり、前記半径方向最大寸法位置の点が
    それぞれベルト構造体の側縁およびタイヤのビート内の
    環状引張部材の中心の両方の軸方向内側に位置し、かつ
    トレッド表面とカーカスプライ間の寸法が2点間の領域
    における赤道面からの軸方向の距離の関数として連続的
    に減少し、 タイヤがさらに、ベルト構造体のプライが 25゜未満のコードを有し、2つのカーカスプライの「
    ラジアル」コードが65゜ないし80゜の範囲内の右方
    および左方それぞれのコード角を有し、かつタイヤが7
    5%以下のアスペクト比を有することを特徴とする舗装
    道路上で使用するラジアルプライ空気タイヤ。 11、カーカス層が、2つのプライに限定され、その2
    つのプライがともにポリエステル樹脂のコードを有し、
    かつベルト構造体が17゜から25゜までの範囲内のコ
    ード角を有する鋼または芳香族ポリアミドコードのプラ
    イを有し、かつタイヤのアスペクト比が40%から65
    %までの範囲内にある請求項10記載のラジアルプライ
    空気タイヤ。 12、逆の曲率を与える手段が、トレッドの表面に平行
    な曲線に従がう第1の限定された表面を有し、かつタイ
    ヤの輪郭にある2点間の領域における赤道面からの軸方
    向の距離の関数としてトレッド表面とカーカスとの寸法
    を連続的に減少させる第2の限定された表面を有するエ
    ラストマー材のウェッジを含む請求項10記載のラジア
    ルプライ空気タイヤ。 13、タイヤの外側の輪郭の寸法がすべて、その設計リ
    ムに装着されたタイヤの膨張圧力が大気圧から常用圧ま
    で増加されるにつれて増加する請求項1ないし12のい
    ずれか一項に記載のラジアルプライ空気タイヤ。 14、タイヤが、設計リムに装着されかつゆがみのない
    場合、その膨張圧力が大気圧から常用圧に増加されると
    き、そのトレッド面の半径方向の寸法が均一に増加し、
    トレッド面を横切って横方向にわたる半径方向の変位が
    赤道面におけるトレッド面の半径方向の変位の±25%
    以内で均一である請求項1ないし12のいずれか一項に
    記載のラジアルプライ空気タイヤ。 15、カーカスがそれぞれ65゜ないし80゜の範囲内
    の右方向および左方向のコード角を有するただ2つのプ
    ライのみを有する請求項1ないし12のいずれか一項に
    記載のラジアルプライ空気タイヤ。 16、設計リムに装着されたタイヤの膨張圧力が大気圧
    から常用圧まで増加するにつれて、タイヤの外側輪郭の
    寸法がすべて増加し、かつカーカスがそれぞれ65゜な
    いし80゜の範囲内の右方向および左方向のコード角を
    有するただ2つのプライのみを有する請求項1ないし1
    2のいずれか一項に記載のラジアルプライ空気タイヤ。 17、タイヤの外側輪郭の寸法がすべて、その設計リム
    に装着されたタイヤの膨張圧力が大気圧から常用圧まで
    に増加するにつれて増加し、かつタイヤが装着されかつ
    膨張され、しかもゆがみのない場合、トレッド表面の半
    径方向の寸法が均一に増加され、トレッド表面を横切っ
    て横方向にわたる半径方向の変位が赤道面におけるトレ
    ッド面の半径方向の±25%以内で均一である請求項1
    ないし12のいずれか一項に記載のラジアルプライ空気
    タイヤ。 18、カーカスがそれぞれ65゜ないし80゜の範囲内
    の右方向および左方向のコード角を有するただ2つのプ
    ライのみを有し、かつ設計リムに装着されたタイヤの膨
    張圧力が大気圧から常用圧まで増加するにつれて、タイ
    ヤの外側の輪郭の寸法がすべて増加し、さらにこのタイ
    ヤが上記のように装着されかつ膨張されて変形を生じな
    い場合、トレッド表面の半径方向の寸法が均一に増加し
    、トレッド表面を横切って横方向にわたる半径方向の変
    位が赤道面におけるトレッド表面の半径方向の変位の±
    25%以内で均一である請求項1ないし12のいずれか
    一項に記載のラジアルプライ空気タイヤ。 19、少なくとも1層のラジアルプライを有するカーカ
    スと、カーカスの半径方向の外側に位置しかつその円周
    を囲み、その下側にあるカーカスの形状を円周方向に限
    定するベルト構造体と、タイヤの断面幅の65%から8
    0%までの範囲内の幅を有するタイヤトレッドとを含み
    、タイヤが75%以下のアスペクト比およびサイドウォ
    ールの領域においてラジアルプライのラジアルコード角
    を有するサイドウォールを自然形態に適合しかつベルト
    構造体の下方の領域において、17゜ないし25゜の範
    囲内のコード角を有するベルト構造体のプライの逆の曲
    率の自然形態に適合するカーカスの形態を有する舗装道
    路で使用するラジアルプライ空気タイヤ。 20、タイヤのアスペクト比が40%から65%までの
    範囲内にある請求項19記載のラジアルプライ空気タイ
    ヤ。 21、タイヤのカーカスがそれぞれ65゜ないし80゜
    までの範囲内の右方向および左方向のコード角を有する
    2層のラジアルプライを有する請求項19または20の
    いずれか一項に記載のラジアルプライ空気タイヤ。
JP63286915A 1987-11-16 1988-11-15 ラジアルプライ空気タイヤ Expired - Fee Related JP2522826B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12156987A 1987-11-16 1987-11-16
US121,569 1987-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01156103A true JPH01156103A (ja) 1989-06-19
JP2522826B2 JP2522826B2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=22397552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63286915A Expired - Fee Related JP2522826B2 (ja) 1987-11-16 1988-11-15 ラジアルプライ空気タイヤ

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0317487B2 (ja)
JP (1) JP2522826B2 (ja)
KR (1) KR960005991B1 (ja)
AU (1) AU606767B2 (ja)
BR (1) BR8805909A (ja)
CA (1) CA1324563C (ja)
DE (1) DE3850352T3 (ja)
ES (1) ES2058325T5 (ja)
MX (1) MX170559B (ja)
TR (1) TR25524A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264595A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2010511560A (ja) * 2006-12-04 2010-04-15 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン 重量物運搬車両用タイヤ
JP2010158967A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2012512105A (ja) * 2008-12-19 2012-05-31 ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム タイヤのための改善されたハイドロプレーニング性能
JP2015501753A (ja) * 2011-11-29 2015-01-19 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン 航空機用タイヤのクラウン

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5078191A (en) * 1988-04-14 1992-01-07 Bridgestone Corporation Off-the-road heavy duty pneumatic radial tires for decreasing inner rubber peeling and cracking in the vicinity of the shoulder portion
US5565047A (en) * 1993-08-25 1996-10-15 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire with specified carcass line for reduced road noise
ITTO20010520A1 (it) * 2001-05-31 2002-12-01 Bridgestone Firestone Tech Pneumatico per trasporto pesante.
JP6491564B2 (ja) * 2015-07-29 2019-03-27 Toyo Tire株式会社 空気入りタイヤ
JP6612549B2 (ja) * 2015-07-29 2019-11-27 Toyo Tire株式会社 空気入りタイヤ
JP6988540B2 (ja) * 2018-02-14 2022-01-05 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1214862A (fr) * 1958-06-09 1960-04-12 Kleber Colombes Nouvelle enveloppe de pneumatique
FR1290231A (fr) * 1961-02-24 1962-04-13 Kleber Colombes Enveloppe de pneumatique
DE2734586A1 (de) * 1977-08-01 1979-02-15 Continental Gummi Werke Ag Fahrzeugluftreifen
FR2419185A1 (fr) * 1978-03-10 1979-10-05 Michelin & Cie Pneumatique a carcasse radiale, notamment pour poids-lourds
FR2451277A1 (fr) * 1979-03-14 1980-10-10 Kleber Colombes Pneumatique a ceinture, notamment pour vehicule rapide
IT1140720B (it) * 1980-02-29 1986-10-01 Pirelli Miglioramento al profilo di stampatura delle carcasse di pneumatici per autoveicoli
US5078191A (en) * 1988-04-14 1992-01-07 Bridgestone Corporation Off-the-road heavy duty pneumatic radial tires for decreasing inner rubber peeling and cracking in the vicinity of the shoulder portion

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264595A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP4631496B2 (ja) * 2005-03-25 2011-02-16 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP2010511560A (ja) * 2006-12-04 2010-04-15 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン 重量物運搬車両用タイヤ
JP2012512105A (ja) * 2008-12-19 2012-05-31 ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム タイヤのための改善されたハイドロプレーニング性能
JP2010158967A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2015501753A (ja) * 2011-11-29 2015-01-19 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン 航空機用タイヤのクラウン

Also Published As

Publication number Publication date
ES2058325T5 (es) 2000-01-01
KR890007938A (ko) 1989-07-06
EP0317487A2 (en) 1989-05-24
TR25524A (tr) 1993-03-18
MX170559B (es) 1993-08-31
CA1324563C (en) 1993-11-23
JP2522826B2 (ja) 1996-08-07
KR960005991B1 (ko) 1996-05-06
DE3850352T3 (de) 2000-04-20
BR8805909A (pt) 1989-08-01
AU2514988A (en) 1989-05-18
EP0317487B1 (en) 1994-06-22
AU606767B2 (en) 1991-02-14
EP0317487B2 (en) 1999-09-29
EP0317487A3 (en) 1990-02-28
DE3850352T2 (de) 1994-12-01
DE3850352D1 (de) 1994-07-28
ES2058325T3 (es) 1994-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5042546A (en) Radial ply pneumatic tire with reverse curvature carcass ply
US4019551A (en) Chipperless radial ply tire
EP0424155B1 (en) A pneumatic radial tyre
US5435369A (en) Truck tire with split overlay
US4077455A (en) Radial ply pneumatic tire and rim assembly
US4884610A (en) Depressed radial tire
JPS63116903A (ja) ラジアルプライ航空機タイヤおよびリム組合せ体
KR0169339B1 (ko) 고무타이어
GB2053815A (en) Pneumatic safety tire
WO2004103736A1 (ja) 空気入りタイヤ
JPH01156103A (ja) ラジアルプライ空気タイヤ
EP0339872A2 (en) Pneumatic tyre
US5423366A (en) Heavy duty radial tire wherein bead toe lifting is prevented
KR960007022B1 (ko) 압축공기 레이디얼 타이어
CA1138313A (en) Tire with supportable sidewalls
EP0748705A2 (en) Pneumatic tyre
GB2096073A (en) Radial tyre for heavy loads
JPH0159122B2 (ja)
US20200164691A1 (en) Tire construction with flattened summit and circumferential reinforcement
JP4153194B2 (ja) 分割されたベルト構造を有するラジアルタイヤ
US6298893B1 (en) Ply path controlled by precured apex
US5277237A (en) Tubeless radial tire for heavy duty use
JP4056089B2 (ja) 予め硬化されたエイペックスにより制御されるプライの経路
RU2773568C1 (ru) Пневматическая шина
CN108430807B (zh) 包括具有大直径帘线的径向帘布层或斜交帘布层胎体的充气轮胎

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees