JPH01154981A - カードロック装置 - Google Patents

カードロック装置

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JPH01154981A
JPH01154981A JP31449487A JP31449487A JPH01154981A JP H01154981 A JPH01154981 A JP H01154981A JP 31449487 A JP31449487 A JP 31449487A JP 31449487 A JP31449487 A JP 31449487A JP H01154981 A JPH01154981 A JP H01154981A
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光治 戸田
Masayoshi Yamamoto
正善 山本
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熊野 富夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カード形態の鍵を使用して扉などのロック及
びロックの解除を行うようにしたカードロック装置に付
設され、挿入されたカードが正規のものであるか否かの
読取を行うカード読取装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上述のようなカード読取装置において、カードに
設けた着磁部により移動可能な磁性ピンを使用したもの
が知られている。この種のカード読取装置として、例え
ば、特公昭58−41391号公報には、複数の磁性ピ
ンの端部がそれぞれ嵌合可能な複数のロック穴を有する
ロック板の一例に沿って移動部材を摺動自在に配置し、
上記ロック穴に対応して移動部材に設けた複数の支持穴
〇こより上記複数の磁性ピンをその端部が上記ロソり穴
に嵌合する位置と、上記ロック穴から離脱する位置との
間で移動可能に支持するとともに、上記ロック板の他側
に沿って蓋板を配置したものが開示されている。
上記蓋板のロック板と反対側の面には、シールド板が板
ばねにより分離可能に押し付けられており、通常は、上
記磁性ピンがシールド板により牽き付けられてロック板
の口・ツタ穴に嵌合することにより、ロック仮に対する
移動部材の摺動が阻止される一方、上記板ばねの付勢力
に抗して蓋板とシールド板との間にカードを挿入した時
には、磁性ピンがロック穴から離脱して移動部材の摺動
が可能とされ、この状態でカードにて移動部材を摺動さ
せることによりロック機構のロック解除が行  □われ
るようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記の装置においては、移動部材により磁性
ピンを支持する構造となっているので、移動部材の重量
がかなり大きくなるとともに、移動部材の摺動時に磁性
ピンが移動部材とともに摺動するので、移動部材を摺動
させるためにカードにかなり大きな操作力を加える必要
が生じ、操作性が悪くなる。しかも、カードは上記板ば
ねの付勢力に抗して蓋板とシールド板との間にこじ入れ
るようにして挿入しなければならないので、操作性が一
層悪化するという問題を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るカード読取装置は、以上の問題点を解決す
るために、カードロック装置に付設され、移動部材の移
動に伴って上記カード−ロック装置の作動を可能とする
ようにしたカード読取装置において、本体側凹部を有す
るカード読取装置本体と、上記本体側凹部に対応する移
動部材側凹部を有するとともに、カードにて押圧される
ことによりカード読取装置本体に対し移動できるように
カード読取装置本体により支持された上記移動部材と、
上記本体側凹部と移動部材側凹部との間で移動可能とさ
れ、カードロック装置の非作動時に本体側凹部及び移動
部材側凹部の双方に嵌合することによりカード読取装置
本体に対する移動部材の移動を禁止する磁性ピンと、上
記カード読取装置本体に挿入可能とされ、かつ上記磁性
ピンを磁力により本体側凹部のみに嵌合する方向に移動
させるための着磁部を有するカードとを備えていること
を特徴とするものである。
〔作 用〕
上記の構成において、カードロック装置にロック又はロ
ック解除などの作動を行わせる時には、カード読取装置
本体にカードを挿入する。この時、挿入されたカードが
正規のものであって、カードの着磁部の磁極の配置と磁
性ピンの磁極の配置とが対応していれば、上記磁性ピン
が着磁部の磁ノjによりカード読取装置本体の本体側凹
部のみに嵌合する方向に移動し、この結果、カード読取
装置本体に対する移動部材の移動が可能となる。この状
態でカードにて移動部材を移動させることにより、カー
ドロック装置の作動が可能とされる。
一方、カード読取装置本体に挿入されたカードが正規の
ものでなく、カードの着磁部の磁極の配置と磁性ピンの
磁極の配置とが対応していない場合、或いは、カード読
取装置本体に着磁部を有さない板材などが挿入された場
合は、磁性ピンが本□体側凹部及び移動部材側凹部の双
方に嵌合した状態が維持されるので、カード読取装置本
体に対する移動部材の移動は行えず、従って、カードロ
・ツク装置の作動は不可能となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図乃至第15図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
第1図(a)及び第6図に示すように、カードロック装
置に付設されるカード読取装置Rは、カード読取装置本
体(以下、単に本体と呼ぶ)1を備え、本体1には上下
方向に伸びるとともに下方が開放された本体側凹部とし
ての複数個、例えば20個の支持穴1a・1a・・・が
設けられている。
支持穴1a・1a・・・は1列5個ずつ4列に分けて配
列され、隣接する列の支持穴1aは半ピンチずつずらし
て設けられている。
各支持穴la内にはほぼ円柱状の磁性ピン2が上下動自
在に挿入されている。一部の磁性ピン2・2・・・は上
端部がN極、下端部がS極となるように着磁され、残り
の磁性ピン2・2・・・ば」一端部がS極、下端部がN
極となるように着磁されている。なお、本体1の上部に
はカードロック装置への取付部1bが設けられている。
第7図(a)〜(C)にも示すように、本体1の下方に
は移動部材としてのピンボール板3が本体1に対しA及
び逆A方向へ摺動自在に配置されている。このピンホー
ル板3には、ピンホール板3が逆へ方向の端部に位置し
ている時に磁性ピン2・2・・・の下部が嵌合される移
動部材側凹部としての複数の嵌合穴3a・3a・・・が
支持穴1a・1a・・・に対応した配列で設けられてい
る。
ピンホール板3のA方向の端部には、後述するカード7
の先端部が係合可能な係合部としての、下方へ折り曲げ
られた折曲部3b・3bが形成されている。又、ピンボ
ール板3の両側部には、下方に伸びる1対の脚部3C・
3Cが設りられている。なお、第1図(1〕)に示すよ
うに、ピンホール板3はその上向きに突出する突起3d
・3dと本体1の凹部ICとの間に縮設されたスプリン
グ4・4により逆A方向へ付勢されている。
第8図(a)  ・ (b)にも示すように、ピンボー
ル板3の下方には、ピンホール板3の嵌合穴3a・3a
・・・からの磁性ピン2・2・・・の落下を防止するた
めの支持板5がA及び逆A方向へ移動自在に配置されて
いる。
第2図及び第3図に示すように、本体1には、本体1の
側部及び下部を覆う、はぼコ字形断面の枠体6が取り付
けられ、この枠体6は支持板5を下方から支持している
。ピンボール板3の脚部3C・3cは枠体6の両側部に
形成した長穴6a・6aを介して下方へ突出している。
第4図に示すように、本体1の後端部には後述するカー
ド7の挿入口1dが形成され、この挿入口1dから挿入
されたカード7ば支持板5と枠体6との間の間隙を移動
してピンホール板3の折曲部3b・3bに当接できるよ
うになっている。
第9図(a)〜(c)に示すように、カード7は、例え
ば表面がオーバーシート7a・7aで覆われた硬質塩化
ビニル層7b・7b・・・内にハリウムフェライl−磁
石層7cを埋め込んで形成されている。バリウムフェラ
イト磁石層7Cにおけるピンボール板3の嵌合穴3a・
3a・・・に対応する複数箇所、例えば20箇所は、各
嵌合穴3a・3a・・・内の磁性ピン2・2・・・を磁
気的な反発力により浮上させることができる磁極の配置
でスポット状に着磁され、これにより、バリウムフェラ
イト磁石層7C内に例えば20個の着磁部7d・7d・
・・が形成されている。すなわち、カード7はピンボー
ル板3の下方に挿入されるので、下端部がN極となって
いる磁性ピン2に対応する着磁部7dの上端部はN極と
され、一方、下端部がS極となっている磁性ピン2に対
応する着磁部7dの上端部はS極とされている。
」二記の構成において、通常、ピンボール板3はスプリ
ング4・4の付勢力により本体1の逆へ方向の端部に位
置しており、この状態で磁性ピン2・2・・・は第10
図(a)に模式的に示すように、自重にて下部がピンボ
ール板3の嵌合穴3a・3a・・・に嵌合し、上部が本
体1の支持穴1a・1a・・に嵌合することにより本体
1に対するピンボール板3のA及び逆へ方向への摺動を
阻止している。
上述のカード読取装置Rが取りイ」けられたカードロッ
ク装置を作動させる時は、カード読取装置Rの本体1に
カード7を挿入口1dから入方向に挿入し、カード7の
先端部をピンホール板3の折曲部3b・3bに当接させ
る。挿入されたカード7が正規のものであれば、第10
図(b)に示すように、各磁性ピン2がカード7の対応
する着磁部7dとの間の磁気的な反発力によりピンホー
ル板3の嵌合穴3aから浮上して嵌合穴3aから離脱し
、磁性ピン2・2・・・による本体1とピンボール板3
との係合が解除されるので、カード7を更にA方向へ移
動させるとピンホール板3がカード7とともに入方向に
移動しく第10図(C))、これによりカードロック装
置の作動が可能とされる。なお、カードロック装置の作
動の詳細は、後に例示する。
一方、第10図(d)に示すように、挿入された正規の
カード7以外のカード7′又はカードと類似した形状の
板材などがカード読取装置Rに挿入された場合は、少な
くとも一部の磁性ピン2・2・・・がピンホール板3の
嵌合穴3a・3a・・・に嵌合した状態が維持されるの
で、ピンホール板3のA方向への移動は阻止され、従っ
てカードロック装置の作動は不可能となる。
上記の実施例では、本体1の全ての支持穴1a・1a・
・・に磁性ピン2・2・・・を挿入した場合を述べたが
、本体1の一部の支持穴1a・1a・・・のみに磁性ピ
ン2・2・・・を挿入するとともに、カード7の磁性ピ
ン2・2・・・に対応する部位のみに着磁部7d・7d
・・・を設けるようにしても良い。
例えば、20個の支持穴1a・1a・・・のうち7個の
支持穴1a・1a・・・に磁性ピン2・2・・・を挿入
する場合、20個の中から選択される7個の支持穴1a
・1a・・・の組合わせは、。07通りあり、又、選択
された7個の各支持穴1a内に上端部がN極の磁性ピン
2を挿入するか、下端部がN極の磁性ピン2を挿入する
かの組合わせが27通りあるので、結局、20C7X 
27=9922560通りの異なるカードを製造できる
ことになる。実際には、種々の制約条件により鍵の種類
は上記の値より少なくなるが、防犯上充分な程度の鍵の
種類は問題なく確保することができる。なお、本体1に
設ける支持穴1a・1a・・・の個数及び何個の支持穴
1a・1a・・・に磁性ピン2・2・・・を挿入するか
などは、任意に設定できるものである。
又、上記の実施例では、ピンホール板3の下方に支持板
5を配置したが、ピンボール板3の嵌合穴3a・3a・
・・を有底のものとすれば支持板5は省略することがで
きる。
、  以下、上記のカード読取装置Rが取り付りられる
カードロック装置の一例を説明する。
第2図〜第5図に示すように、本体1及び枠体6から下
方に突出したピンホール板3の脚部3c・3cにより軸
8が支持されている。この軸8にはスライド板1oが支
持され、スライド板1oはピンホール板3とともに枠体
6の下面に沿ってA及び逆A方向へ移動可能となってい
る。スライド板10にはA方向へ向かうにつれて互いに
接近する向きに傾斜した1対の作動用フランジ10a・
10aが下方に突出した状態で設けられている。
スライド板10の下方にストッパ11が配置されて軸8
により回動自在に支持され、このストッパ11は、軸8
に巻き付けた捩じりスプリング12によりB方向に付勢
されている。ストッパ11の前端部には、後述するりト
ラクタ24の上端部24aとの係合用屈曲部11aが設
DJられている。
第11図(a)及び第12図(a)にカードロック装置
の全体構成を示す。このカードロック装置は、住宅及び
旅客施設など、各種建築物の扉などに取り付けて使用す
るものであって、上記扉の外面側に露出する外面側長座
13とその内側に結合される外面側補強長座14及び上
記扉の内面側に露出する内面側長座15とその内側に結
合される内面側補強長座16を含むロック装置本体17
を備えている。外面側長座13と内面側長座15とは、
外面側補強長座14の内側に配置された力バー18、内
面側補強長座16の内側に配置された引付板20及び複
数の引付脚21・21・・・を介して連結されている。
ロック装置本体17の上部には、外面側長座13から内
面側長座15に渡って、上述したカード読取装置Rがロ
ック装置本体17の厚み方向を向けて配置され、このカ
ード読取装置Rは本体1の取付部1b・1bにて外面側
補強長座14に固定されている。又、カード読取装置R
に対応する部位の外面側長座13の表面に化粧板22が
、内面側長座15の表面に化粧カバー23がそれぞれ被
せられている。
ロック装置本体17における外面側補強長座13とカバ
ー18との間でリトラクタ24が上下動自在に支持され
、このりトラクタ24はロック装置本体17との間に縮
設した1対のスプリング25・25により上向きに付勢
されている。リトラクタ24は屈曲した上端部24aが
ストッパ11に当接することにより、上方への移動量が
規制されるようになっている。
リ1−ラクク24の下端部には、水平方向に屈曲した左
右1対のフランジ24b・24bが設けられ、これらフ
ランジ24. b・24bにば、ハブ26に設けた左右
】対のアーム部26a・26aが、それぞれ」−側から
当接している。ハブ26は、第14図にも示すように、
外面側長座13と内面側長座15との間でロック装置本
体17の厚み方向に伸びる操作軸27に嵌合され、操作
軸27とともにハブ26がC方向に回動すると、一方の
フランジ24bが一方のアーム部26aにより下向きに
押圧されて、すl〜セラクタ4がロック装置本体17に
対し下向きに移動するようになっている。なお、操作軸
27の両端部には、このカードロック装置が取り伺けら
れた扉の外面側と内面側にそれぞれ配置された1対の操
作レバー28・28が取り付けられている。
第15図に示すように、ロック装置本体17におけるカ
バー18と引付板2oとの間にはケース30が挿入され
、このケース3oはロック装置本体17に固定されてい
る。ケース3o内の下部には、このカードロック装置が
取り付けられた扉を入口などの所定位置に係合するため
のラッチボルト31が収容され、ラッチボルト31はD
及び逆り方向への移動に伴ってケース3oがら出没でき
るようになっている。ラッチボルト31はケース30の
壁面との間に縮設されたスプリング32にてD方向に付
勢されることにより、通常はケース30から突出し、入
口などの係合用凹部に嵌合して、扉を係止している。
ランチボルト31の下方には、このランチボルト31の
基端部に設けた鍔部31aに係合する係合突部33aと
、操作軸27が貫通する係合穴33bとを有するラッチ
ハブ33が配置され、ラッチハブ33は操作軸27とと
もに回動するようになっている。ラッチハブ33はスプ
リング受け34を介してハブスプリング35により逆C
方向へ付勢されている。そして、リトラクタ24を下方
へ移動させるために前述のいずれがの操作レバー28を
操作して操作軸27をC方向へ回動させた時に、ラッチ
ハブ33がC方向へ回動し、これに伴って鍔部31aが
係合突部33aに押圧されることによりラッチポルI・
31が逆り方向へ移動してケース30内に没入される。
この状態では、ランチボルト31と入口などに設けた係
合用凹部との係合が解除されるので、扉などの開閉が可
能となる。
第11図(a)及び第12図(a)に示すように、す1
−ラクタ24の上部には1対の回動レバー部材36・3
7が各上端部(第12図(b)参照)にてピン38・4
0により回動自在に支持され、回動レバ一部材36・3
7の各下端部には、後述する回動部材43に設けた1対
のピン43a・4、3 bに係合可能な係合凹部36a
・37aが形成されている。回動レバ一部材36・37
は、リトラクタ24に設けたピン24Cに支持されると
ともに、回動レバ一部材36・37の各上端部36b・
37bにその両端を係止した捩しりスプリング41によ
り、各下端部が互いに離反する方向に、つまり、回動レ
バ一部材36は逆F方向に、回動レバ一部+4’37ば
逆F方向に付勢されている゜なお、リトラクタ24には
、回動レバ一部材36・37の、各下端部が互いに離反
する方向への回動量を規制するストッパ42a・4.2
 bが設けられている。
回動レバ一部材36・37の上端部36b・37bには
、スライド板1oの作動用フランジ〕Oa・10aがそ
れぞれ内側から当接している。これにより、カード読取
装置Rへのカード7の挿入に伴ってスライド板1oがへ
方同−1移動する時に、回動レバ一部材36・37の各
上端部36b・37bが傾斜した作動用フランジ10a
・10aにより互いに離反する方向へ押圧され、この結
果、回動レバ一部材36・37は第11図(c)に示す
ように、各下端部が互いに接近する方向へ回動するよう
になっている。
回動レバ一部材36・37よりやや下方において、ロッ
ク装置本体17に回動部材43が回動自在に支持され、
この回動部材43は1対のピン43a・43bを備える
とともに、扉の厚め方向に伸びる軸部43cを一体に有
している。なお、口ツク装置本体17には回動部材43
の円弧状の溝43dに係合することにより回動部材43
の回動範囲を規制するピン44が設けられている。
第1・5図に示すように、ケース30内の上部にはロッ
ク手段としてのデッドボルト45が収容され、デッドポ
ルト45はD及び逆り方向へ移動に伴ってケース30か
ら出没可能となっている。このデッドボルト45の上部
にはデッドハブ46が配置されている。回動部材43の
軸部43Cはデッドハブ46の係合穴46aを貫通し、
これにより、デッドハブ46は回動部材43とともに回
動可能となっている。
デッドハブ46はそのアーム部46bとケース30との
間に設けた捩じりスプリング47により逆G方向へ付勢
され、アーム部46bはデッドボルト45に形成した溝
45aに係合している。そして、デッドハブ46がC方
向へ回動すると、アーム部46bに押圧されることによ
りデッドボルト45がD方向へ移動してケース30から
突出し、入口などに設けた図示しないロック用凹部に嵌
合して、扉などをロックするようになっている。
なお、デッドボルト45がケース30内に没入されたロ
ック解除位置にある時は回動部材43は第12図(a)
に示す回動端部、つまり、ピン44が溝43dの右端部
に当接する回動端部に位置し、一方、デッドボルト45
がケース30から突出したロック位置にある時は回動部
材43は第13図(a)に示す回動端部、つまり、ピン
44が溝43dの左端部に当接する回動端部に位置する
ようになっている。又、回動部材43の軸部43cの内
面側の端部には、扉などの内側からデッドハブ46を回
動操作するためのサムターン48が取り付けられている
上記のカードロック装置において、第11図くa)及び
第12図(a)に示す状態では、ロックは解除されてお
り、又、ラッチポルト31は入口の保合用凹部に嵌合し
て扉が入口に係止されている。この状態で、扉の内側又
は外側から扉の開閉を行う場合は、内側又は外側のいず
れかの操作レバー28を操作して操作軸27を第15図
のC方向へ回動させると、ラッチハブ33がハブスプリ
ング35の付勢力に抗して操作軸27とともにC方向へ
回動し、これにより、ラッチボルト31がスプリング3
2の付勢力に抗して逆り方向へ移動することによりケー
ス30内に没入して、ラッチボルト31による扉と入口
との係合が解除される。
この時、操作軸27のC方向への回動に伴って、第11
図(b)に示すように、リトラクタ24が下方へ移動す
るが、回動レバ一部材36・37は互いに平行な状態を
維持し、回動部材43のピン43a・43bには接触し
ないので、リトラクタ24の下方への移動に伴って回動
部材43が回動することはなく、従ってロック解除状態
はそのまま維持される。なお、扉を閉じた状態で操作レ
バー28への操作力を解除すると、ラッチハブ33はハ
ブスプリング35の付勢力により逆C方向へ回動し、こ
れに伴ってランチポルト31はスプリング32の付勢力
によりD方向へ移動してケース30から突出し、入口の
係合用凹部に嵌合する。
次に、第11図(a)及び第12図(a)の状I 態で、扉の外側からロック操作を行う場合は、まず、カ
ード読取装置R内にカード7をA方向へ挿入する。カー
ド7が正規のものであれば、ピンホール板3がカード7
とともにA方向へ移動し、これに伴ってスライド板10
もA方向へ移動する。
スライド板10が所定量だけA方向へ移動すると、捩じ
りスプリング12の付勢力によりストッパ11がB方向
へ回動し、保合用屈曲部tiaがリトラクタ24の屈曲
した上端部24aに係合して、スライド板10が係止さ
れる(第11図(b))。
そして、上述したスライド板10のA方向への移動に際
して、回動レバ一部材36・37の各上端部36b・3
7bがスライド板IOの作動用フランジ10a・10a
により互いに離反する向きに押圧され、これにより、回
動レバ一部材36・37は第11図(C)に示すように
、各下端部が互いに接近する向きに回動して、回動レバ
一部材36の係合凹部36aが回動部材43のピン43
aに係合する。
続いて、扉の外面側の操作レバー28を操作してハブ2
6をC方向へ回動させると、す1〜ラクタ24の一方の
フランジ24bがハブ26の一方のアーム部26aによ
り下方へ押圧されて、ハブ26がスプリング25・25
の付勢力に抗して下方へ移動し始める。これにより、ス
トッパ11の係合用屈曲部]、]、aとリトラクタ24
の上端部24aとの保合が解除されるので、スライド板
10はスプリング4・4の付勢力により逆A方向へ移動
してカードマを挿入する前の位置に復帰しく第11[m
(c))、これに伴って、回動レバ一部材37は捩じり
スプリング41の付勢力により逆F方向へ回動してスト
ッパ42bに当接するが、回動レバ一部材36はその係
合凹部36aとピン43aとの係合を維持する(第12
図(d))。
操作レバー28のC方向への回動操作によりりl・ラク
タ24を更に下方へ移動させると、回動部材43のピン
43aは回動レバ一部材36の係合凹部36aにより下
方へ押圧され、これにより、回動部材43はC方向へ回
動する(第12図(e))。これに伴い、第15図のデ
ッドハブ46もC方向へ回動するので、デッドポルト4
5がD方向へ移動してケース30から突出し、扉に設け
た口・7り用凹部に嵌合して扉のロックが行われる。な
お、ロック終了後、操作レバー28への操作力を解除す
ると、リトラクタ24はスプリング25・25の付勢力
により上方へ移動し、上端部24 aがストッパ11に
当接するとともに、回動レバー部材36は捩じりスプリ
ング41の付勢力により逆F方向へ回動してストッパ4
2aに当接する(第13図(a))。
次に、扉の外側からロック解除操作を行う時は、第11
図(a)及び第13図(a)の状態から、ロック操作の
場合と同様にカード読取装置Rにカード7を挿入し、ピ
ンボール板3及びスライド板10をカード読取装置本体
1に対し入方向へ移動させて、ストッパ11の係合用屈
曲部11aをリトラクタ24の上端部24. aに係合
させる(第11図(b))。この状態で、回動レバ一部
材36・37はスライド板10の作動用フランジ10a
・1. Oaにより各下端部が互いに接近する方向へ回
動させられ、回動レバ一部材37の係合凹部37aが回
動部材43のピン43bに係合する(第13図(b))
続いて、操作レバー28により操作軸27をC方向−1
回動させると、リトラクク24が下方へ移動し始め、こ
れに伴って、スライド板10が逆A方向へ移動してカー
ド′7を挿入する前の位置に復帰する(第11間(c)
)とともに、回動レバー部材36が逆F方向へ凹IJJ
 してストッパ42aに当接するが、回動レバ一部材3
7はその係合凹部37aとピン43bとの係合を維持す
る(第13図(C))。
操作レバー28により操作軸27を更にC方向へ回動さ
せると、すI・ラクタ24の下方への移動に伴ってピン
43bが回動レバ一部材37の係合凹部37aにより下
方へ押圧され、これにより、回動部材43は逆G方向へ
回動する。これに伴い、第15図のデッドハブ46も逆
G方向へ回動するので、デ・7ドボルI〜45は逆り方
向へ移動してケース30内に没入し、扉のロックが解除
される゜なお、ロック解除操作終了後、操作レバー28
に対する操作力を解除すると、リトラクタ24はスプリ
ング25・25の付勢力により上方へ移動してストッパ
11に当接する(第11図(a))とともに、回動レバ
一部材37は捩じりスプリング41の付勢力により逆F
方向へ回動してストッパ4.2 bに当接する(第12
図(a))。
又、扉の内側からロックあるいはロック解除操作を行う
場合は、サムターン48によりデッドハブ46をG又は
逆G方向へ回動させれば良い。
なお、本発明のカード読取装置Rは上述した構造のカー
ドロック装置に限らず、ピンホール板3の移動に伴って
作動可能な、種々の構造を有するカードロック装置に取
り付けて使用できるものであり、その場合、カード′ロ
ック装置は機構的なものばかりでなく、ピンホール板3
の移動に伴って作動する電気式のものなどであっても良
い。
〔発明の効果〕
本発明に係るカード読取装置は、以上のように、カード
ロック装置に付設され、移動部材の移動に伴って上記カ
ードロック装置の作動を可能とするようにしたカード読
取装置において、本体側凹部を有するカード読取装置本
体と、上記本体側凹部に対応する移動部材側凹部を有す
るとともに、カードにて押圧されることによりカード読
取装置本体に対し移動できるようにカード読取装置本体
により支持された上記移動部材と、上記本体側凹部と移
動部材側凹部との間で移動可能とされ、カードロック装
置の非作動時に本体側凹部及び移動部材側凹部の双方に
嵌合することによりカード読取装置本体に対する移動部
材の移動を禁止する磁性ピンと、上記カード読取装置本
体に挿入可能とされ、かつ上記磁性ピンを磁力により本
体側凹部のみに嵌合する方向に移動させるための着磁部
を有するカードとを備えている構成である。
これにより、カード読取装置本体に対する移動部材の移
動時には磁性ピンがカード読取装置本体の本体側凹部に
残るようにしたので、移動部材は磁性ピンの一部を嵌合
しうるのみで良く、磁性ビン全体を支持する必要はない
。従って、移動部材は比較的軽量に構成でき、しかも、
移動部材の移動時に移動部材が磁性ピンを伴って移動す
る必要がないので、移動部材を移動させるためにカード
に加えねばならない力は僅かなものとなって、操作性が
良くなる。
又、前述の従来例とは異なり、カード読取装置本体に対
するカードの挿入時及びカードにより移動部材を移動さ
せる時にカードの厚み方向に圧力が加わるような構成で
はないので、操作性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第15図は本発明の実施例を示すものであっ
て、第1図(a)は一部を破断して示す拡大側面図、第
1図(b)は一部を破断して示す拡大下面図、第2図は
正面図、第3図は側面図、第4図は背面図、第5図は下
面図、第6図はカード読取装置本体の下面図、第7図(
a)はピンホール板の平面図、第7図(b)は第7図(
a)のX方向矢視図、第7図(c)は第7図(a)のY
方向矢視図、第8図(a)は支持板の拡大平面図、第8
図(b)は第8図(a)の2−2線に沿う断面図、第9
図(a)はカードの平面図、第9図(b)はカードの縦
断面図、第9図(C)はカードの部分拡大縦断面図、第
10図(a)はカード非挿入時のカード読取装置を示す
模式的な断面図、第10図(b)は正規のカードを挿入
した時のカード読取装置を示す模式的な断面図、第10
図(c)は正規のカードによりカード読取装置内のピン
ホール板を移動させた状態を示す模式的な断面図、第1
0図(d)は不正なカードを挿入した状態を示すカード
読取装置の模式的な断面図、第11図(a)はカードロ
ック装置の部分拡大縦断面図、第11図(b)及び(c
)はそれぞれカードロック装置のロック又はロック解除
操作の手順を示す部分拡大縦断面図、第12図(a)は
カードロック装置のロック解除時の背面図、第12図(
b)はカードロック装置のロック解除時にラッチポルト
を係合解除方向に操作した状態を示す背面図、第12図
(C)〜(e)はそれぞれカードロック装置のロック操
作の手順を示す背面図、第13図(a)はカードロック
装置のロック時の背面図、第13図(b)〜(d)はそ
れぞれカードロック装置のロック解除操作の手順を示す
背面図、第14図はカードロック装置の側面図、第15
図はカードロック装置のロック機構を収容したケースを
破断して示す正面図である。 1はカード読取装置本体、1aは支持穴(本体側凹部)
、2は磁性ピン、3はピンホール板(移動部材)、3a
は嵌合穴(移動部材側凹部)、7はカード、7dは着磁
部である。 特許出願人     昭和ロック 株式会社第5図 第6図 C 第7図(C) 第 7図(a) A ′−3c ↑ 第7 l1l(中)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カードロック装置に付設され、移動部材の移動に伴
    って上記カードロック装置の作動を可能とするようにし
    たカード読取装置において、本体側凹部を有するカード
    読取装置本体と、上記本体側凹部に対応する移動部材側
    凹部を有するとともに、カードにて押圧されることによ
    りカード読取装置本体に対し移動できるようにカード読
    取装置本体により支持された上記移動部材と、上記本体
    側凹部と移動部材側凹部との間で移動可能とされ、カー
    ドロック装置の非作動時に本体側凹部及び移動部材側凹
    部の双方に嵌合することによりカード読取装置本体に対
    する移動部材の移動を阻止する磁性ピンと、 上記カード読取装置本体に挿入可能とされ、かつ上記磁
    性ピンを磁力により本体側凹部のみに嵌合する方向に移
    動させるための着磁部を有するカードとを備えているこ
    とを特徴とするカード読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293187A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Tokai Rika Co Ltd カードキーおよびキーシリンダ

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52440A (en) * 1975-06-23 1977-01-05 Nippon Seiko Kk Measuring system

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