JPH01154930A - 外断熱複合パネル及びその使用方法 - Google Patents

外断熱複合パネル及びその使用方法

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JPH01154930A
JPH01154930A JP31551787A JP31551787A JPH01154930A JP H01154930 A JPH01154930 A JP H01154930A JP 31551787 A JP31551787 A JP 31551787A JP 31551787 A JP31551787 A JP 31551787A JP H01154930 A JPH01154930 A JP H01154930A
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concrete
composite panel
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heat insulating
external
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Shoji Kamakura
鎌倉 正二
Yoshinobu Hirano
義信 平野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般ビル、住宅等の建築物に於いて断熱性を
有する外装パネルとして用いられる外断熱複合パネル及
びその使用方法に係り、軽量にして高断熱性を有する外
断熱複合パネルにして、建築物の壁体に使用された際に
は、結露の発生なく、断熱性能の良い外断熱壁体が現出
されるものである。
[従来の技術] 一般ビル或いは住宅等の建築物の側面、床面、天井面等
の壁体の外方部には断熱、結露防止等のために断熱性能
を有する外断熱複合パネルが使用される。
従来、この種、外断熱複合パネルは、その製造に際して
は、断熱材を下にしてこれにモルタルを吹き付は製造す
る方法、或いはモルタル、コンクリート等をまず打設し
てこの上に断熱材を乗せ圧力を加えて接着する方法がと
られている。そして、上記断熱材としては、スタイロホ
ーム等の有機系断熱材、或いはグラスウール、ロックウ
ール等の無機系断熱材が用いられていた。
[発明が解決しようとする問題点] 然し乍ら、前述した従来の外断熱複合パネルの製造に於
ける前者の手法にあっては、吹き付は後表面を平滑にす
る極めて困難な作業が必要となるとともに、外壁面に模
様等を形成することは不可能である。また後者にあって
は接合部のエアーが完全に抜けきれず接着強度が弱くな
り、また施工後気泡部に水が入り込み凍結が起こりやす
いという種々の問題点がある。
さらに、従来の外断熱複合パネルの断熱材として用いら
れる有機系断熱材にあっては、それ自身の断熱性は優れ
ているが、火災等に於いては発炎、発煙、有害ガスの発
生等の二次的な弊害があると共に、コンクリート系壁体
との接着強度等に難点を有している。また、グラスウー
ル、ロークウール等の断熱材は不燃性ではあるが、雨水
、結露水等により、−旦水漏れすると水分は抜は難く且
つ断熱性が著しく低下するものであった。
本発明は、畝上した従来の外断熱複合パネルに係る諸問
題点を解決するためになされたものであり、軽量にして
製造容易且つ高断熱性及び不燃性を有し、セメント、コ
ンクリート等の他の構造材との接合強度に優れ、使用に
際しては、躯体コンクリートと併設することで、外断熱
壁体が容易に構築され、結露の発生を防止し且つ室内温
度の恒常性を一層安定化せしめる外断熱複合パネル及び
その使用方法を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 前述した問題点は、モルタル、コンクリート等の水硬性
物質からなる層状の基材に、コンクリート、モルタル、
セメントペースト等の水硬性物質に気泡と軽小な有機系
発泡体を混入した層状の高断熱性軽量気泡コンクリート
が一体的に接合されたことを特徴とする外断熱複合パネ
ル、及び、建築物の壁体構築時に、躯体コンクリートを
室内側とし、前記躯体コンクリートの外側に、モルタル
、コンクリート等の水硬性物質からなる層状の基材に、
コンクリート、モルタル、セメントペースト等の水硬性
物質に気泡と軽小な有機系発泡体を混入した層状の高断
熱性軽量気泡コンクリートが一体的に接合された外断熱
複合パネルの高断熱性軽量気泡コンクリート面と前記躯
体コンクリートとが当接された状態にて前記外断熱複合
パネルを接合し、前記躯体コンクリート及び前記外断熱
複合パネルとから外断熱壁体が構築されることを特徴と
する外断熱複合パネルの使用方法によって解決される。
[実施例] 以下、実施例に基づいて本発明の内容を詳述する。
第1図及び第2図は本発明の外断熱複合パネル1の実施
例と使用例を示す断面図である。外断熱複合パネル1は
、モルタル、コンクリート等の水硬性物質からなる層状
の基材2に、層状の高断熱性軽量気泡コンクリート3が
一体的に接合されたものであり、適宜な製造型枠を用い
て基材2を層状に流し込み、さらに高断熱性軽量気泡コ
ンクリート3を基材2上に層状に流し込み両者を一体的
に同化接合せしめ、工場等にて大量生産を可能とするも
のである。製造型枠を用いることから、タイル等の装飾
部材4、或いは凹凸等からなる模様5等の表面装飾を基
材2の外面に施すことは極めて容易であり、それにより
外断熱複合パネル1の外表面に美観を付与することがで
きる。
第3図は高断熱性軽量気泡コンクリート3の一実施例を
示す説明図である。第3図中、7はセメントペースト、
モルタル、コンクリート(これらに補強繊維材等の適宜
な混和材料を加えても良いが)等の水硬性物質である。
8は細径の気泡であり、空気吹込、或いは気泡剤、発泡
剤等を用いて水硬性物質7中に混入される。さらに、本
発明に於いては、内部に気泡を有し軽小にして且つそれ
自身として高断熱性を有し且つ一定の保形性を有する有
機系発泡体9が、気泡8と共に、水硬性物質7中に混入
される。有機系発泡体9は、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリウレタン等の発泡樹脂、或い
は発泡ゴム材等からなり、ビーズ状、その他の定形状、
或いは不定形状等の形態からなる。
本発明に係る外断熱複合パネル1を用いて、高性能の外
断熱壁体を構築することができる。即ち、建築物等の壁
体構築時に、外断熱複合パネル1の基材2側表面を室外
側とし、外断熱複合パネル1の室内側に高断熱性軽量気
泡コンクリート3と当接しつつ躯体コンクリート6を打
設するものである。10は、外断熱複合パネル1と躯体
コンクリート6との連結用若しくは一層強固な接合を得
るためのアンカーである。
外断熱複合パネル1は、躯体コンクリート6打設施工時
の永久型枠として使用でき、それにより木質系等の型枠
材料不足の解消、工期の短縮、耐久性の向上等がなされ
る。
11は、外断熱複合パネル1と躯体コンクリート6間に
介在された有機系高分子塗膜等からなる透湿防止層であ
り、室内側の湿分の室外側への浸透を完全に排除するも
のである。
[発明の作用及び効果コ 上述の記載の如く、本発明の外断熱複合パネルに於ける
高断熱性軽量気泡コンクリートには、水硬性物質に気泡
と有機系発泡体が混入されたことから、気泡のみによる
場合に比して、見かけの空気量が増大し、それにより、
−層比里小にして且つ−層軽量であると共に、断熱性が
飛躍的に向上した外断熱複合パネルが得られるものであ
る。また、有機系発泡体が保形性を有することから、高
断熱性軽量気泡コンクリート及び外断熱複合パネル全体
の強度等が損なわれることもない。
さらに、本発明の外断熱複合パネルは、有機系発泡体が
水硬性物質に被覆されることから、火災等に遭遇した際
には、有機系発泡体が溶融或いは変質することはあって
も、発炎、発煙、有害ガスの発生等の二次的弊害は生ぜ
ず、不燃性を不動とするものである。
そして、本発明の外断熱複合パネルが、各種建築物等の
外断熱壁体として使用されるならば、高断熱性を有する
故に、室内、室外間の熱移動を極力阻止でき、冷暖房負
荷は著しく軽減すると共に、室内側の表面結露及び内部
結露を一層有効に防止し且つ躯体コンクリートが蓄熱体
として働くことによる室内温度の恒常性、保温性等が一
層向上する。
また、外断熱複合パネルを構成する基材、高所熱性軽量
気泡コンクリート、並びに躯体コンクリートはすべてセ
メント、コンクリート系の同質材であることから、各部
材間の接着性が良く且つその強度も大きく且つエアーの
残留もなく、外断熱複合パネルの製造並びに使用時の施
工を容易に且つ効率良くなすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の外断熱複合パネル及びその使用方法の
一実施例を示す断面図、第2図は本発明の外断熱複合パ
ネル及びその使用方法の他の実施例を示す断面図、第3
図は本発明のに係る高断熱性軽量気泡コンクリートの一
実施例を示す説明図である。 1・・・外断熱複合パネル  2・・・基材3・・・高
断熱性軽量気泡コンクリート6・・・躯体コンクリート
 7・・・水硬性物質8・・・気泡  9・・・有機系
発泡体10・・・透湿防止層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モルタル、コンクリート等の水硬性物質からなる
    層状の基材に、コンクリート、モルタル、セメントペー
    スト等の水硬性物質に気泡と軽小な有機系発泡体を混入
    した層状の高断熱性軽量気泡コンクリートが一体的に接
    合されたことを特徴とする外断熱複合パネル。
  2. (2)建築物の壁体構築時に、躯体コンクリートを室内
    側とし、前記躯体コンクリートの外側に、モルタル、コ
    ンクリート等の水硬性物質からなる層状の基材に、コン
    クリート、モルタル、セメントペースト等の水硬性物質
    に気泡と軽小な有機系発泡体を混入した層状の高断熱性
    軽量気泡コンクリートが一体的に接合された外断熱複合
    パネルの高断熱性軽量気泡コンクリート面と前記躯体コ
    ンクリートとが当接された状態にて前記外断熱複合パネ
    ルを接合し、前記躯体コンクリート及び前記外断熱複合
    パネルとから外断熱壁体が構築されることを特徴とする
    外断熱複合パネルの使用方法。
  3. (3)有機系発泡体がポリスチレン発泡ビーズからなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の外断熱複
    合パネル。
  4. (4)基材外面には表面装飾が施されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第3項記載の外断熱複合パ
    ネル。
  5. (5)外断熱複合パネルを躯体コンクリート打設時の永
    久型枠として用いたことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の外断熱複合パネルの使用方法。
  6. (6)外断熱複合パネルと躯体コンクリート間に透湿防
    止層を介在せしめたことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項又は第5項記載の外断熱複合パネルの使用方法。
JP62315517A 1987-12-14 1987-12-14 外断熱壁体の構築方法 Expired - Lifetime JPH0680255B2 (ja)

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JPH0680255B2 JPH0680255B2 (ja) 1994-10-12

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CN102691376A (zh) * 2012-06-19 2012-09-26 江苏龙海建工集团有限公司 一种建筑用多层复合板及其制作方法

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