JPH01154432A - カラー陰極線管の蛍光面形成方法 - Google Patents

カラー陰極線管の蛍光面形成方法

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JPH01154432A
JPH01154432A JP31284387A JP31284387A JPH01154432A JP H01154432 A JPH01154432 A JP H01154432A JP 31284387 A JP31284387 A JP 31284387A JP 31284387 A JP31284387 A JP 31284387A JP H01154432 A JPH01154432 A JP H01154432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
solution
panel
colloidal silica
aluminum
Prior art date
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Pending
Application number
JP31284387A
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English (en)
Inventor
Shunji Okabe
岡部 俊二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー陰極線管の蛍光面形成方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、カラー陰極線管の蛍光面はいわゆるスラリー法に
より緑、青、赤の3色蛍光膜パターンを形成していた。
すなわち、まずブラックマトリクスを形成したパネルに
下塗と称する0、02〜0.5%のポリビニルアルコー
ル(PVA)溶液を塗布した後、一般的には緑色発光蛍
光体をPVAと重クロム酸アンモニウム(ADC>の混
合溶液に懸濁させたスラリーをパネル内面を上向きにし
て過剰に塗布し高速回転でスラリーを振切り、赤外線ヒ
ーター、ブロワ−等により乾燥を行ない、シャドウマス
クをパネルに装着して高圧水銀灯で露光を行ない、温水
で現像して緑蛍光体パターンを形成する。ついで青色発
光蛍光体をPVAとADCとの混合溶液に懸濁させたス
ラリーを緑色発光蛍光体の場合と同様に、スラリー塗布
、振切り、乾燥、露光、現像を行ない青蛍光体パターン
を形成する。そして全く同様に赤蛍光体パターンを形成
する。
次いで、有機アクリルエマルジョン溶液を塗布し、高速
回転で振切った後、赤外線ヒーターで乾燥し被膜を形成
する。更にアルミニウム蒸着膜を形成し400〜500
℃で焼成することによりPVA、有機アクリルエマルジ
ョン等の有機物音分解除去して蛍光面を形成していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような方法で蛍光面を形成する場合、パネルスカー
ト部の内面は下塗で形成したPVAの被膜上にアルミニ
ウムの蒸着膜を形成するため、下塗や蛍光膜形成時に使
用したPVAそして有機アクリルエマルジョンを400
〜450℃で分解する焼成工程においてPVAの分解ガ
スによりアルミニウム膜がパネルスカートのガラスより
浮き上ってはがれる場合があり、これが陰極線管内の異
物となりシャドウマスクに付着すればマスク目詰りが発
生し、電子銃に付着すれば耐電圧が悪くなるという欠点
があった。
また、蛍光膜パターンが形成されているパネル内面のア
ルミニウム膜も焼成工程において、PVAや有機アクリ
ルエマルジョンの分解ガスにより蛍光膜より浮き上がり
不良となる場合があった。
本発明の目的は焼成工程においてパネルスカート部に蒸
着したアルミニウム膜をガラスに強固に接着させてはが
れを防止し、蛍光膜上のアルミニウム膜も蛍光膜から浮
き上がらない蛍光面形成方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は陰極線管のパネルに3色蛍光膜パターンを形成
した後、有機アクリルエマルジョンの被膜を形成し、そ
の上にアルミニウム蒸着膜を形成し、400℃〜500
℃で焼成して有機物を分解する蛍光面形成方法において
、3色蛍光膜パターン形成後、パネル内面およびパネル
内側面にコロイダルシリカを添加した電解質溶液を塗布
した後、有機アクリルエマルジョンの被膜を形成するこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
次に本発明について実施例により詳細に説明する。第1
図に示すようにブラックマトリクス2を形成した後0.
5%のPVA溶液で下塗を行なってPVA層をパネル1
内全面に形成した後、3色蛍光体層4のパターンを形成
し、0.8%のコロイダルシリカ溶液と電解質であるカ
リウムミョウバン0.5%溶液を1:1に混合した溶液
をパネル内面全面に塗布し乾燥してコロイダルシリカと
電解質混合液M5を形成する。ついで有機アクリルエマ
ルジョン18%溶液を塗布し、赤外線ヒーターで乾燥を
行なって有機アクリルエマルジョンM6を形成した後、
アルミニウム蒸着膜7を形成し450℃で焼成を行ない
蛍光面を形成した。このパネルは焼成後もパネルスカー
ト部のアルミニウム膜のはがれは全くなく、蛍光膜上の
アルミニウム膜の浮き上がりも全くなかった。
上記実施例でコロイダルシリカ溶液とカリウムミョウバ
ン溶液の混合液のかわりにコロイダルシリカ溶液を用い
た場合はアルミニウム蒸着膜のはがれが発生する。この
理由はコロイダルシリカは粒子径が0.01μ〜0.1
μ程度であり、この程度の粒子径の上にアルミニウム蒸
着膜を形成してもアルミニウム蒸着膜の厚さが0.1〜
0.5μ程度あるためアルミニウム蒸着膜が平滑にでき
て分解ガスが抜は出るピンホールが形成できないためア
ルミニウム蒸着膜がはくすしてしまうと考えられる。コ
ロイダルシリカに電解質の溶液を混合するとゲル化反応
が発生して粒子径が0.1μ〜5 it程度に大きくな
り、この上に形成したアルミニウム蒸着膜は平滑面にな
らずピンホールができて分解ガスが容易に抜は出ること
が可能であるためアルミニウム蒸着膜のはがれがなくな
るものと考えられる。また蛍光膜上のアルミニウム蒸着
膜を粒子径の大きいコロイダルシリカの上に有機アクリ
ルエマルジョンの被膜を形成するためピンホールができ
やすく、シリカの作用によりアルミニウム蒸着膜との接
着性も向上することになりアルミニウム蒸着膜の浮き上
がりも発生しなくなると考えられる。コロイダルシリカ
のゲル化の進行時間はコロイダルシリカの濃度、電解質
の種類、濃度により変化する。カリウムミョウバンの濃
度によるゲル化時間を第2図に示す。
上記実施例では電解質にカリウムミョウバンを使用した
が、他のミョウバン例えばナトリウムミョウバン、鉄ミ
ョウバン等でも同様の効果が得られ、硫酸マグネシウム
のような電解質でももちろん可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、3色蛍光膜形成後に電解
質溶液を添加したコロイダルシリカ溶液を塗布すること
によりパネルスカート部のアルミニウム蒸着膜のはがれ
を防止できるため、アルミニウムによるマスク目詰りが
なく耐電圧の良好なカラー陰極線管を得ることができ、
蛍光膜上のアルミニウム蒸着膜が浮き上がる不良もなく
なり歩留が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の蛍光面構造を示す断面図、
第2図はコロイダルシリカのゲル化時間を示す図である
。 1・・・パネル、2・・・ブ→ツクマトリクス、4・・
・蛍光体層、5・・コロイダルシリカと電解質混合液層
、6・・・有機アクリルエマルジョン層、7・・・アル
ミニウム蒸着膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陰極線管のパネルに3色蛍光膜パターンを形成した後、
    有機アクリルエマルジョンの被膜を形成し、その上にア
    ルミニウム蒸着膜を形成し、400℃〜500℃で焼成
    して有機物を分解する蛍光面形成方法において、3色蛍
    光膜パターン形成後パネル内面およびパネル内側面に電
    界質溶液を添加したコロイダルシリカ溶液を塗布した後
    、有機アクリルエマルジョンの被膜を形成することを特
    徴とするカラー陰極線管の蛍光面形成方法。
JP31284387A 1987-12-09 1987-12-09 カラー陰極線管の蛍光面形成方法 Pending JPH01154432A (ja)

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