JPH01154102A - 干渉フイルタ - Google Patents

干渉フイルタ

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JPH01154102A
JPH01154102A JP62313761A JP31376187A JPH01154102A JP H01154102 A JPH01154102 A JP H01154102A JP 62313761 A JP62313761 A JP 62313761A JP 31376187 A JP31376187 A JP 31376187A JP H01154102 A JPH01154102 A JP H01154102A
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JP
Japan
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interference filter
light
color
interference
side end
Prior art date
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Pending
Application number
JP62313761A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Terashita
寺下 隆章
Setsuo Okada
節男 岡田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH01154102A publication Critical patent/JPH01154102A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーセンサー等に用いられる干渉フィルタ
に関するものである。
〔従来の技術〕
カラーセンサーは、色フィルタの背後に受光素子を配置
し、この色フィルタを透過した色光を受光素子で光電変
換するものであり、三原色測定、。
色識別1色温度測定等に用いられる。また、このカラー
センサーには、単色カラーセンサーと、集積型カラーセ
ンサーとがある。前者は、1個の色フィルタと1個の受
光素子とで構成したものであり、1つの色を測定する。
後者の集積型カラーセンサーは、1個のセンサー基板に
複数の感光部を形成し、各感光部に対面するように、複
種類の色フィルタを並設したものであり、同時に複数の
色を測定することができる。
前記カラーセンサーの色フィルタとしては、着色フィル
タと干渉フィルタとが用いられている。
この着色フィルタには、有機染料や顔料の色材をゼラチ
ン膜や透明なプラスチックフィルムに混入したもの、金
属の酸化物やコロイドで着色した色ガラスがある。この
着色フィルタは、安価で取扱が容易であるが、分光特性
を任意に設定したり、あるいはシャープな分光特性に設
定したりすることができず、更には高い透過率を得るこ
とも困難である。他方、干渉フィルタは、ガラス等の透
明基板に金属や誘電体を蒸着して複数の薄膜を形成した
ものであり、薄膜の厚みを調節することにより、薄膜内
での光の干渉を利用して特定な波長域の光だけを透過さ
せることができる。この干渉フィルタでは、着色フィル
タのような問題点が生じないため、感光部の面積を小さ
くしてカラーセンサーを小型にすることができ、また高
精度の分光特性を得ることができるという利点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この干渉フィルタでは、蒸着膜に比べて透明基
板が非常に厚いため、その側端面を通って光が入射する
という問題がある。特に、異なった色光を透過する複数
の干渉フィルタを並設した場合には、側端面を透過した
光による混色が発生することになる。従来の着色フィル
タでは、フィルタ全体が着色しており、かつ吸収材であ
るため、このような問題は起こらなかった。
第7図ないし第10図は、このような問題点を図示した
ものである。第7図において、青色干渉フィルタ10は
、透明基板例えばガラス板10aの上面に、蒸着膜10
bが蒸着されている。この蒸着膜10bは、コートされ
た複数の薄膜から構成されており、各薄膜は誘電体又は
金属を真空蒸着することで形成されている。この青色干
渉フィルタ10は、複数の薄膜の間で入射光を反射させ
、その間で青色光だけを透過させる。同様に、緑色干渉
フィルタ11は、透明基板11aと蒸着膜11bとから
構成され、緑色光だけを透過させる。
これらの干渉フィルタ10.11は、並んだ状態でパッ
ケージ12内に収納され、その背後に2個の感光部を形
成したセンサー基板(図示せず)が配置されている。こ
の第7図に示す干渉フィルタ10.11では、例えば青
色干渉フィルタ10に対して斜めに入射した青色光は、
境界面13を通過して緑色干渉フィルタ11に入射する
ため、ここで混色を起こすことになる。同様に、緑色干
渉フィルタ11に対して斜めに入射した緑色光は、境界
面13を通過して青色干渉フィルタ10に入射して混色
を発生する。
第8図に示す例では、青色干渉フィルタ15に対して緑
色干渉フィルタ16の方が透明基板16aの厚みが厚く
なっている。そのため、緑色干渉フィルタ16の側端面
17を透過した白色光が、緑色干渉フィルタ16の透明
基板16aに入射することになる。なお、この干渉フィ
ルタにおいても第7図に示すような混色が発生する。
第9図に示す例では、青色干渉フィルタ19の上に、青
色の色ガラスフィルタ20が貼着されており、例えば色
ガラスフィルタ20によって長波長側が規制され、青色
干渉フィルタ19によって短波長側が規制される。また
、これらの横に緑色干渉フィルタ21が配置されている
。このフィルタでは、青色干渉フィルタ19の蒸着膜1
9bで斜め上方に反射した光は、緑色干渉フィルタ20
に入射し、その蒸着膜20bで下方に反射されるため、
混色が発生する。また、第7図に示すような混色も発生
する。青色の色ガラスフィルタ20の代わりに、青色光
の長波長側を規制する青色干渉フィルタを用いる場合に
も同様な混色が発生する。
第10図は、パッケージ22と干渉フィルタ23との間
から光が入射する例を示すものである。
干渉フィルタ23の側端面が充分に平滑でない場合には
、パッケージ22との間に隙間が生じ、この間に入射し
た光が干渉フィルタ23に入射する。
また、2種類の干渉フィルタの接合面に僅かな隙間があ
る場合にも、これに類似した問題が発生する。
干渉フィルタの側端面から光が入射する問題は、干渉フ
ィルタの面積が広い場合にはそれほど影舌を与えないが
、面積を狭くした場合にはその影否を無視することがで
きないものとなる。
〔発明の目的〕
本発明は、側端面からの入射光をなくすようにした干渉
フィルタを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、干渉フィルタの
側端面に吸光部材を設けたものである。
この吸光部材としては、黒色又は干渉フィルタと同じ色
をした塗装膜やシート等が用いられる。
〔作用〕
干渉フィルタの側端面には、吸光部材が設けられている
から、側端面に入射する光が吸光部材で吸収される。し
たがって、干渉フィルタの側端面から光が入射すること
がないので、混色等を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本発明を実施したカラーセンサー
を示すものである。黒色をしたプラスチック製のパッケ
ージ30は、その上面に押え片31.32を残すように
、開口33が形成されており、また底部は開口している
。このパッケージ30の底部から、赤色干渉フィルタ4
0.緑色干渉フィルタ41.青色干渉フィルタ42が並
んだ状態で装填される。これらの干渉フィルタ40〜4
2は、透明基板40a、41a  、42aの上面に、
複数の薄膜を層設した蒸着膜4Qb、41b。
42bがそれぞれ形成されている。これらの薄膜は周知
のように、酸化チタン、酸化シリコン等の誘電体や、銀
やアルミ等の金属から構成されている。
前記赤色干渉フィルタ40は、長手方向の2個の側端面
に吸光膜43.44がそれぞれ塗布されている。この吸
光膜43は、赤色干渉フィルタ40とパッケージ30と
の隙間を通った光が入射するのを防止し、また吸光膜は
44は緑色干渉フィルタ41を透過した光が入射するの
を防止している。これらの吸光膜43.44は、透明基
板40aだけではなく、蒸着膜40bの側面にも設けて
もよい。
前記吸光膜43.44は、黒色又は赤色干渉フィルタ4
0と同じ色すなわち赤色をしたものが用いられる。この
実施例では、赤色干渉フィルタ40の幅方向の側端部は
、パッケージ30の押え片31.32に当接しており、
この側端面からは光が入射することがないから、この2
つの面には吸光部材が塗布されていない。勿論、赤色干
渉フィルタ40の側端面の全てに吸光膜を施してもよい
同様に、緑色干渉フィルタ41及び青色干渉フィルタ4
2の側端面にも吸光膜がそれぞれ設けられているが、図
面を見易くするために符号を省略しである。なお、この
実施例では、2種類の干渉フィルタの境界は、2個の吸
光膜を介して接しているが、境界に隙間が形成されない
場合には、−方の吸光膜を省略することができる。
前記干渉フィルタ40〜42の下面には、センサー基板
46が配置される。このセンサー基板46には、各干渉
フィルタ40〜42に対応するように、3個の感光部4
6a〜46cが形成されている。なお、符号47はリー
ド線である。
第4図に示すように、各干渉フィルタ40〜42の側端
面には吸光膜が設けられているため、斜めに入射した光
は吸光膜で吸収され、隣の干渉フィルタに入射すること
はない。また、干渉フィルタと同じ色にした場合には、
隣の干渉フィルタから入射する光をカットすることがで
きる。
第5図は円形をしたカラーセンサーを示すものである。
この実施例では、赤色、緑色、青色の干渉フィルタ50
〜52はそれぞれ扇型をしており、シート状をした吸光
部材53を介して円形に並んだ状態でパッケージ54に
装填されている。これらの吸光部材53は、干渉フィル
タ50〜52の側面に接着してもよい。
第6図はパッケージの一部を吸光部材に兼用した実施例
を示すものである。パッケージ57は、黒色をしたプラ
スチックで作られており、内部に2個の仕切58.59
が形成されている。これらの仕切58.59の上端には
、横に広がった押え片58a、59aが一体に設けられ
ており、干渉フィルタ60〜62の抜は止めと、各干渉
フィルタ60〜62と仕切58.59との間から光が入
射しないようにしている。この実施例では、干渉フィル
タ60〜62は、吸光性を有する仕切58゜59によっ
て隔離されているため、混色が発生することはない。
前記実施例は、三種類の干渉フィルタを用いたカラーセ
ンサーであるが、本発明はその他の用途にも利用するこ
とができるものである。例えば、三種類の細長い赤、緑
、青の干渉フィルタを並設して色分解フィルタとし、こ
の色分解フィルタを使用してカラー感材の特性を調べる
ことができる。
この場合には、色分解フィルタの下に三本のオプチカル
ウェッジを配置し、これをカラー感光材料に重ねて露光
を行ない、得られた三色のラインの色濃度を測定するこ
とで、露光量と濃度の関係を調べることができる。
また、前述した実施例では、各干渉フィルタは一個の蒸
着膜だけが形成されているが、分光特性を良好にするに
は、透明基板の両側に蒸着膜を形成したり、複数の異な
る干渉フィルタの組み合わせにより1個のフィルタを形
成したり、あるいは着色フィルタと組み合わせて使用す
るのがよい。
このような場合に本発明は特に有効である。更に、本発
明の干渉フィルタは、エリアセンサーであってもライン
センサーであっても利用することができるものである。
〔発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明によれば、干渉フィ
ルタの側端面に吸光部材を設けたから、この側端面を通
して光が入射するのを防止することができる。特に、本
発明は、複数種類の干渉フィルタを並設する場合に利用
すると、混色を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の干渉フィルタをカラーセンサーに利用
した実施例を示す分解図である。 第2図及び第3図は、第1図に示すカラーセンサーの断
面図である。 第4図は第1図に示すカラーセンサーの入射光の進行を
示す説明図である。 第5図はカラーセンサーの別の実施例を示す平面図であ
る。 第6図はパッケージの仕切を吸光部材として兼用した実
施例を示す断面図である。 第7図ないし第10図は従来の干渉フィルタの入射光の
進行を示す説明図である。 30・・・・パッケージ 40・・・・赤色干渉フィルタ 40a・・・透明基板 40b・・・蒸着膜 41・・・・緑色干渉フィルタ 42・・・・青色干渉フィルタ 43.44・・吸光膜 46・・・・センサー基板 50〜52・・干渉フィルタ 54・・・・パッケージ 53・・・・吸光シート 57・・・・パッケージ 58.59・・仕切 60〜62・・干渉フィルタ。 第4図 第5図 第6図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の薄膜を透明基板上に蒸着してなる干渉フィ
    ルタにおいて、干渉フィルタの側端面からの入射光を阻
    止するために、側端面に吸光部材を設けたことを特徴と
    する干渉フィルタ。
  2. (2)前記吸光部材は、塗装膜であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の干渉フィルタ。
  3. (3)前記塗装膜は、黒色をしていることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載の干渉フィルタ。
  4. (4)前記塗装膜は、干渉フィルタの透過光と同じ色を
    していることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    干渉フィルタ。
  5. (5)前記吸光部材は、シートであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の干渉フィルタ。
  6. (6)前記シートは黒色をしていることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載の干渉フィルタ。
  7. (7)前記シートは干渉フィルタの透過光と同じ色をし
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の干
    渉フィルタ。
JP62313761A 1987-12-11 1987-12-11 干渉フイルタ Pending JPH01154102A (ja)

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JP62313761A JPH01154102A (ja) 1987-12-11 1987-12-11 干渉フイルタ
US07/668,331 US5073008A (en) 1987-12-11 1991-03-14 Multicolor interference filters with side surfaces to prevent entry of undesirable light

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Cited By (3)

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