JPH01153669A - 芳香族ニトリルの製造方法 - Google Patents

芳香族ニトリルの製造方法

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JPH01153669A
JPH01153669A JP31235587A JP31235587A JPH01153669A JP H01153669 A JPH01153669 A JP H01153669A JP 31235587 A JP31235587 A JP 31235587A JP 31235587 A JP31235587 A JP 31235587A JP H01153669 A JPH01153669 A JP H01153669A
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JP
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aromatic
reaction
aromatic halide
formula
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JP31235587A
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Hirotaka Yamazaki
広隆 山崎
Yoshio Hironaka
義雄 弘中
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は芳香族ニトリルの製造方法に関し、詳しくはハ
ロゲン基に対してオルト位にニトロ基を有する芳香族ハ
ライドを原料として、これを一定の極性溶媒の存在下で
シアン化第一銅と反応させることにより、効率よく芳香
族ニトリルを製造する方法に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕一般に
、芳香族ハライドとシアン化第一銅を反応させて芳香族
ニトリル化合物を製造する反応は、ローゼンムントーフ
ォン・ブラウン(Rosenmuntvon Brau
n)反応として知られている(THE MERCKIN
DEX  第8版、1209頁)。しかしながら、この
反応は、高温でなければ充分に進行せず、またこのよう
な高温でシアン化第一銅を使用するため、ハロゲン化第
一銅とニトリルがタール状物質を形成し、ニトリル化合
物の分離が困難となり、そのうえ収率も低いという欠点
を有している。
実際、Chemical Abstracts 、 5
9 : 6319 bには、2.3−ジクロロニトロベ
ンゼン(192g)をジメチルホルムアミド(500i
jり中に溶解してシアン化第一銅(89,6g)と反応
させることにより2−クロロ−6−ニトロベンゾニトリ
ルが得られることが開示されているが、この場合には、
2−クロロ−6−ニトロベンゾニトリルの収率は75%
にすぎない。
また、特開昭59−98052号公報には、2゜5−ジ
クロロニトロベンゼンをシアン化第一銅ト反応させて4
−クロロ−2−ニトロベンゾニトリルを製造する方法が
開示されている。そして該公報2置台上欄8〜13行に
、シアン化カリウムの存在下に0.9倍モル(’2.’
5−ジクロロニトロベンゼンに対して)のN、N−ジメ
チルホルムアミド中で160〜170℃で反応させた場
合に最良の結果がもたらされたと記載されている。
しかしながら、上記公報の実施例゛に示されているよう
に、4−クロル−2−ニトロベンゾニトリルの収率は4
3.0〜73.1%であり、あまり高い収率は達成され
ていない。
上記のように、多量のジメチルホルムアミド等の極性溶
媒中で反応を行った場合には、有機溶媒に不溶な粘着性
タール状物質の生成が見られ、目的生成物の濾過分離が
困難となる。
そのため、反応終了後に、多量のアンモニア水でハロゲ
ン化銅化合物を溶解させる等の必要がある。しかし、こ
のタール状物質は中に有機物を含むため、多量のアンモ
ニア水にも溶けに<<゛、また有機溶媒による溶解も困
難である。
また、ピリジン辱の芳香族アミンを触媒とした場合には
、反応終了後にタール状の固形物の生成が見られ、反応
容器に付着して抽出濾過等の処理が困難である。
そこで、本発明者らは、上記の従来技術の欠点を解消し
、シアノ化反応によるタール状物質の生成を減少させ、
反応後の分離処理を容易に行うことができ、収率を向上
することができる芳香族二     □トリル化合物の
製造方法を開発すべく鋭意研究を重ねた。
〔問題点を解決するための手段〕
その結果、極性溶媒を少量に限定して用いることにより
、意外にもタール状物質の生成を著しく減少することが
でき、反応後の分離生成が容易になることを見出した。
本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものである
すなわち本発明は、ハロゲン基のオルト位にニトロ基を
有する芳香族ハライドとシアン化第一銅を該芳香族ハラ
イド100重量部あたり1〜30重量部の極性溶媒の存
在下で反応させることを特徴とする芳香族ニトリルの製
造方法を提供するものである。また、本発明は上記反応
により得られた生成物(芳香族ニトリル)を、沸点70
℃以上の有機溶剤を用いて70℃〜該有機溶剤の沸点の
温度範囲で加熱抽出することを特徴とする芳香族ニトリ
ルの製造方法をも提供する。
本発明に用いるハロゲン基のオルト位にニトロ基を有す
る芳香族ハライドは、各種のものがあるが、通常は一般
式 〔式中、Xはハロゲン原子を示し、Zは水素原子、ハロ
ゲン原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、シアノ基。
ニトロ基あるいはメトキシ基を示す。また、nは1〜4
の整数である。〕 で表わされる化合物であり、具体的には、例えば2−ク
ロロニトロベンゼン;2−ブロモニトロベンゼン;2,
3−ジクロロニトロベンゼン;2゜4−シ’)ロロニト
ロヘンゼン+2.5”’)コロニトロベンゼン;2,6
−シクロロニトロベンゼン等がある。
更に、本発明においては、上記の芳香族ハライドに対し
て1.0〜1.5モル倍のシアン化第一銅を反応させる
。その際、シアン化カリウム、シアン化ナトリウム、シ
アン化カルシウム、シアン化第二銅等の無機シアン化物
を共存させてもよい。また、塩化第二銅等の銅化合物を
加えることもできる。
本発明の方法においては、反応を原料である芳香族ハラ
イド100重量部に対して1〜30重量部、好ましくは
5〜10重量部の極性溶媒の存在下に行う。極゛性溶媒
の量が1重量部未満であると、反応時間が長くなり、ま
た、30重量部を超えると、タール状物質の生成を防止
することができなくなり、抽出に多量の溶剤が必要とな
る。ここで極性溶媒としては、特に制御はなく、各種の
ものが使用可能であるが、例えばジメチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、N、
N″−ジメチルイミダゾリトンあるいはジメチルスルホ
キシドなどをあげることができる。
他の反応としては、状況に応じて適宜選定すればよいが
、通常は120〜260℃の温度で、1〜20時間程時
間比ばよい。
本発明の方法により、ハロゲン基に対してオルト位にニ
トロ基を有する芳香族ハライドに、シアン化第一銅と反
応させると、ニトロ基に対してオルト位のハロゲン原子
がニトリル基で置換され、所望の芳香族ニトリルが生成
する。即ち、原料である芳香族ハライドが前述した一般
式(1)の化合物の場合には、 なる反応が進行することとなる。
生成した芳香族ニトリルは、所望により沸点70℃以上
の芳香族系溶剤(例えばトルエン、キシレン、ジクロロ
ベンゼン、クロロベンゼン等)。
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン。
−8= 酢酸エチル等の有機溶剤で抽出する。抽出は7゜℃〜該
有機溶剤の沸点までの温度、好ましくは使用した抽出溶
剤(有機溶剤)の沸点付近の温度で還流させることによ
って行われる。70″C未満の温度で抽出処理を行うと
、抽出効率が悪い。
抽出後、塩化第一銅等の銅化合物等の沈殿物を濾過によ
って除去し、更に、必要に応じて洗浄、乾燥及び溶媒の
除去等の後処理を常法にしたがって行えば、目的とする
芳香族ニトリルが単離される。
〔実施例] 次に、本発明を、実施例及び比較例により更に詳しく説
明する。
実施例1 2.3−ジクロロニトロベンゼン38.4g(0,2モ
ル)及びシアン化第一銅19.7g(0,22モル)に
、ジメチルホルムアミド2.83 g、を加え、180
℃で6時間加熱撹拌した。反応溶液に80’Cに加温し
たトルエン20’Odを少しづつ加え、反応溶液の温度
が100℃以下にならないようにして加温抽出を続けた
次に、保温したままで濾過を行い、黒色の粉末物質を濾
取した。更に、加温したトルエン50dで濾過物を洗浄
した。得られたトルエン母液を約60℃に放冷した後、
8%アンモニア水150 mlで2回にわけて洗浄し、
100 mlの蒸留水で洗浄した。トルエン相を分離し
、硫酸ナトリウム3gを加えて撹拌脱水した後、カオリ
ン6gを添加し、厚さ5mmのカオリン層を形成した濾
過器で濾過を行った。得られた母液よりトルエンを減圧
留去して2−クロロ−6−ニドロペンゾニトリル34.
0g(0,186モル)を得た。2.3−ジクロロニト
ロベンゼンに対する収率は93.0%であった。
比較例1 ジメチルホルムアミドの量を100d(94,5g)に
変えた以外は、実施例1と同様に操作して反応及び加温
抽出を行った。
その後、保温したままで濾過を実施しようとしたが、タ
ール状物質が濾過器に付着し、はとんど濾過が実施でき
なかった。また、反応器にもタール状物質の付着が見ら
れた。デカンテーションによりトルエン相を分離した。
更に残りのタール状物質に加温したトルエン100成を
加えて撹拌洗浄、デカンテーションを4回繰り返し、ト
ルエン相を得た。これらのトルエン相を合わせ、60℃
に放冷した後、10%アンモニア水200 mRで2回
にわけて洗浄し、200 mlの蒸留水で洗浄した。
トルエン相を分離し、硫酸ナトリウム6gを加えて撹拌
した後、カオリン6gを添加し、5dのカオリン層を形
成した濾過器で濾過を行った。
得られた母液よりトルエンを減圧留去して、2−クロロ
−6−ニトロベンゾニトリル27.2 g(0,149
モル)ヲ得た。2.3−ジクロロニトロベンゼンに対す
る収率は、74.5%であった。
比較例2 ジメチルホルムアミドを添加しないで、加熱撹拌時間を
10時間に変更した以外は、実施例1と同様の処理を実
施した。ガスクロマトグラフィーで分析した結果、反応
は全く進行しておらず、2−クロロ−6−ニトロベンゾ
ニトリルは確認されなかった。
比較例3 2.3−ジクロロニトロベンゼン38.4g(0,2モ
ル)及びシアン化第一銅19.7g(0,22モル)に
ジメチルホルムアミド2.83 gを加え、180℃で
6時間加熱撹拌した。反応後、反応溶液を放冷し、固ま
った内容物より常温のトルエン300dで3回に分けて
抽出を繰り返した。トルエン相を8%アンモニア水10
0#!l!で2回に分けて洗浄し、200dの蒸留水で
洗浄した。有機相を分離し、硫酸ナトリウムを加えて脱
水した。
得られた母液よりトルエン溶媒を減圧留去して2−クロ
ロ−6−ニトロベンゾニトリル16.1 g(0,08
8モル)を得た。2,3−ジクロロニトロベンゼンに対
する収率は44.0%であった。
比較例4 2.3−ジクロロニトロベンゼン30.0 g(0,1
56モル)及びシアン化第一銅15.4 g(0,17
モル)にピリジン1.26 gを加え、180℃で6時
間加熱撹拌した。反応溶液を冷トルエン300 mlに
少しづつ撹拌しながら加えた。反応溶液の濾過を実施し
ようとしたが、タール状物質が反応溶液中に生成し、濾
過できなかったので、デカンテーションによりトルエン
相を分離した。また、反応器に残ったタール状物質に酢
酸エチル50dを加えて撹拌洗浄を2回繰り返し、デカ
ンテーションにより有機相を得た。合わせた有機相を1
0%アンモニア水100dで2回に分けて洗浄し、20
(ld!の蒸留水で洗浄し、有機相を分離し、硫酸ナト
リウムを加えて脱水した。
得られた母液より溶媒を減圧留去して、2−クロロ−6
−ニトロベンゾニトリル13.1 g (0,072モ
ル)ヲ得り。2,3−ジクロロニトロベンゼンに対する
収率は45.9%であった。
実施例2 ジメチルホルムアミドの代わりにジメチルアセトアミド
2.0gを添加し、反応温度を160℃とし、加熱撹拌
時間を10時間に変更した以外は、実施例1と同様に操
作した。トルエンを加えた後の濾過は、実施例1と同様
に容易に実施できた。
2−クロロ−6−ニトロベンゾニトリル33.4 g(
0,183モル)を得た。2.3−ジクロロニトロベン
ゼンに対する収率は91.4%であった。
実施例3 2−クロロニトロベンゼン15.75g(0,1モル)
及びシアン化第一銅9.8g(0,11モル)にN−メ
チルピロリドン1.2gを加え、180℃で5時間加熱
撹拌した。キシレン10(ldを少しづつ加え、反応溶
液の温度が100℃以下にならないように加温し、撹拌
抽出を続けた。
次に、保温したままで濾過を行い、黒色の粉末物質を濾
取した。更に、加温したキシレン801!l!を反応容
器に入れ、温度が130℃以下にならないように加温し
、撹拌抽出、保温濾過を行い、同様に黒色の粉末物質を
濾取した。反応容器の中には、タール状物質や樹脂状の
塊は全く見られなかった。
得られたキシレン母液を約60℃に放冷した後、14%
アンモニア水40m1で2回にわけて洗浄し、60m1
の蒸留水で洗浄した。キシレン相を分離し、硫酸ナトリ
ウムを加えた後、濾過を行った。得られた母液よりトル
エンを減圧留去して、2−ニトロベンゾニトリル11.
3 g (0,076モル)を得た。2−クロロニトロ
ベンゼンに対する収率は、76.0%であった。
実施例4 2.4−ジクロロニトロベンゼン38.4g(0,2モ
ル)及びシアン化第一銅19.7g(0,22モル)に
N、N′−ジメチルイミダゾリドン1.0 gを加え、
150℃で12時間加熱撹拌した。次に、加熱したジク
ロロベンゼン150−を少しづつ加えて撹拌し、熱時濾
過を行って、黒色の粉末物質を濾別した。得られたジク
ロロベンゼン溶液を実施例3と同様に処理して5−クロ
ロ−2−ニトロベンゾニトリル26.8g(0,147
モル)を得た。
2.4−ジクロロニトロベンゼンに対する収率は73.
4%であった。
実施例5 −2.5−ジクロロニトロベンゼン19.2g(0,1
モル)及びシアン化第一銅9.85g(0,11モル)
にジメチルスルホキシド1.0gを加え、150℃で8
時間加熱撹拌した。次に、加熱したクロロベンゼン30
0dを少しづつ加えて撹拌し、熱時濾過を行って、黒色
の粉末物質を濾別した。得られたクロロベンゼン溶液を
実施例3と同様に処理して4−クロロ−2−ニトロベン
ゾニトリル11.6g(0,064モル)を得た。2,
5−ジクロロニトロベンゼンに対する収率は64.0%
であった。
実施例6 2.3−ジクロロニトロベンゼン38.4g(0,2モ
ル)及びシアン化第一銅19.7g(0,22モル)に
ジメチルホルムアミド2.83 gを加え、180℃で
6時間加熱撹拌した。反応溶液に酢酸ブチル20011
!1!を少しづつ加え、反応溶液を2時間還流させて加
温抽出を続けた。
次に、保温したままで濾過を行い、黒色の粉末物質を濾
取した。更に、加温した酢酸ブチル100戚で濾過物を
洗浄した。得られた酢酸ブチル溶液を実施例3と同様に
処理して2−クロロ−6−ニドロペンゾニトリル31.
4g(0,172モル)を得た。2,3−ジクロロニト
ロベンゼンに対する収率は、86.0%であった。
実施例7 2.3−ジクロロニトロベンゼン19.2g(0,1モ
ル)及びシアン化第一銅9.0g(0,1モル)にジメ
チルホルムアミド1.2gを加え、200℃で6時間加
熱撹拌した。反応溶液を約100℃に放冷した後、溶液
にメチルエチルケトン100#ll!を少しづつ加え、
反応溶液を1時間還流させて加温抽出を続けた。
得られたメチルエチルケトン溶液から減圧蒸留により溶
媒を留去し、酢酸エチル100dを加えて溶解させた。
次に、8%アンモニア水50dで2回に分けて洗浄し、
501111!の蒸留水で洗浄した。
酢酸エチル相を分液し、硫酸ナトリウムを加えて脱水し
た後、濾過を行った。
得られた母液から酢酸エチルを留去して、2−クロロ−
6−ニトロベンゾニトリル14.4 g(0,079モ
ル)ヲ得た。2.3−ジクロロニトロベンゼンに対する
収率は78.9%であった。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、ニトリル化反応によるタール状
物質の生成を防止し、反応後の濾過分離処理を容易にす
ることができ、芳香族ニトリルの収率を著しく向上させ
ることができる。
したがって、本発明の方法は、各種医薬品ならびに有機
工業製品製造の中間体として有用な芳香族ニトリルの効
率のよい製造法として、各種有機化学工業、薬品製造工
業等の分野で有効な利用が期待される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン基のオルト位にニトロ基を有する芳香族
    ハライドとシアン化第一銅を、該芳香族ハライド100
    重量部あたり1〜30重量部の極性溶媒の存在下で反応
    させることを特徴とする芳香族ニトリルの製造方法。
  2. (2)極性溶媒がジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
    トアミド、N−メチルピロリドン、N,N′−ジメチル
    イミダゾリドンあるいはジメチルスルホキシドである特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)芳香族ハライドが、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはハロゲン原子を示し、Zは水素原子、ハロ
    ゲン原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
    プロピル基、シアノ基、ニトロ基あるいはメトキシ基を
    示す。また、nは1〜4の整数である。〕 で表わされるものである特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  4. (4)ハロゲン基のオルト位にニトロ基を有する芳香族
    ハライドとシアン化第一銅を、該芳香族ハライド100
    重量部あたり1〜30重量部の極性溶媒の存在下で反応
    させて得られた生成物を、沸点70℃以上の有機溶剤を
    用いて70℃〜該有機溶剤の沸点の温度範囲で加熱抽出
    することを特徴とする芳香族ニトリルの製造方法。
  5. (5)極性溶媒がジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
    トアミド、N−メチルピロリドン、N,N′−ジメチル
    イミダゾリドンあるいはジメチルスルホキシドである特
    許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)芳香族ハライドが、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはハロゲン原子を示し、Zは水素原子、ハロ
    ゲン原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
    プロピル基、シアノ基、ニトロ基あるいはメトキシ基を
    示す。また、nは1〜4の整数である。〕 で表わされるものである特許請求の範囲第4項記載の方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0994099A1 (en) * 1998-10-13 2000-04-19 Rhone Poulenc Agro Chemical processes
WO2000021922A3 (en) * 1998-10-13 2000-11-09 Aventis Cropscience Sa Chemical processes

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