JPH01153323A - 車両用空調制御装置 - Google Patents
車両用空調制御装置Info
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- JPH01153323A JPH01153323A JP31458787A JP31458787A JPH01153323A JP H01153323 A JPH01153323 A JP H01153323A JP 31458787 A JP31458787 A JP 31458787A JP 31458787 A JP31458787 A JP 31458787A JP H01153323 A JPH01153323 A JP H01153323A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/32—Cooling devices
- B60H1/3204—Cooling devices using compression
- B60H1/3205—Control means therefor
- B60H1/321—Control means therefor for preventing the freezing of a heat exchanger
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両用空調制御装置、特に季節や天候に応じ
て圧縮機の作動温度域を切換えることにより冷房能ツバ
除湿能力を数段階に亘って切換可能にした車両用空調制
御装置に関する。
て圧縮機の作動温度域を切換えることにより冷房能ツバ
除湿能力を数段階に亘って切換可能にした車両用空調制
御装置に関する。
(従来技術及びその問題点)
従来、このような車両用空調制御装置としては、例えば
実公昭57−54411号に開示された技術がある。即
ちこの技術は、蒸発器の後側温度(例えば蒸発器の吹出
し空気温度)を検出するサーミスタと、該サーミスタの
電気信号が入力され、この入力された電気信号に応じて
圧縮機の作動を断続する制御増幅器と、抵抗を介さずに
サーミスタと制御増幅器とを接続するA/C端子、抵抗
を介してサーミスタと制御増幅器とを接続するEA/C
:端子及びオフ端子の間で可動接点を手動切換可能な設
定温度調整器のスイッチ素子とを備え、最大冷房機能を
必要とするときは、設定温度調整器の操作レバーにより
スイッチ素子の可動接点をAIC端子に接続して圧縮機
作動断続設定温度を蒸発器氷結温度付近の低目の温度(
例えば0℃乃至3℃)に設定すると共に、さほど冷房能
力を必要としないときは、可動接点をEA/C端子に接
続して前記設定温度を蒸発器氷結温度付近より高目の温
度(例えば10℃乃至13℃)に設定するようにしたも
のである。具体的には、前記サーミスタは例えば温度0
℃で570Ω、3℃で440Ω、10℃で150Ωの抵
抗値を有し、前記制御増幅器はサーミスタ側の全抵抗が
例えば570Ω以上になると圧縮機の電磁クラッチへの
通電を遮断すると共に440Ω以下で通電し、且つ前記
スイッチ素子の抵抗は例えば420Ωである。
実公昭57−54411号に開示された技術がある。即
ちこの技術は、蒸発器の後側温度(例えば蒸発器の吹出
し空気温度)を検出するサーミスタと、該サーミスタの
電気信号が入力され、この入力された電気信号に応じて
圧縮機の作動を断続する制御増幅器と、抵抗を介さずに
サーミスタと制御増幅器とを接続するA/C端子、抵抗
を介してサーミスタと制御増幅器とを接続するEA/C
:端子及びオフ端子の間で可動接点を手動切換可能な設
定温度調整器のスイッチ素子とを備え、最大冷房機能を
必要とするときは、設定温度調整器の操作レバーにより
スイッチ素子の可動接点をAIC端子に接続して圧縮機
作動断続設定温度を蒸発器氷結温度付近の低目の温度(
例えば0℃乃至3℃)に設定すると共に、さほど冷房能
力を必要としないときは、可動接点をEA/C端子に接
続して前記設定温度を蒸発器氷結温度付近より高目の温
度(例えば10℃乃至13℃)に設定するようにしたも
のである。具体的には、前記サーミスタは例えば温度0
℃で570Ω、3℃で440Ω、10℃で150Ωの抵
抗値を有し、前記制御増幅器はサーミスタ側の全抵抗が
例えば570Ω以上になると圧縮機の電磁クラッチへの
通電を遮断すると共に440Ω以下で通電し、且つ前記
スイッチ素子の抵抗は例えば420Ωである。
しかしながら、上記従来技術では、可動接点をA/C端
子に接続したときにはサーミスタのみが、可動接点をE
A/C端子に接続したときにはサーミスタ及び前記抵抗
が制御増幅器に夫々接続され、且つ制御増幅器は、サー
ミスタ側の全抵抗値が例えば570Ω以上になると圧縮
機の電磁クラッチへの通電を遮断し、440Ω以下で通
電する構成であるため、前記抵抗及びサーミスタの抵抗
値、特にサーミスタの抵抗値は製造誤差によるバラツキ
が大きいので、該バラツキによりサーミスタのみの抵抗
値又はサーミスタ及びn:j記抵抗の合成抵抗値からな
る前記全抵抗1直が変動し、その結果前記圧縮機作動断
続設定温度の精度が低下してしまうという問題点があっ
た。
子に接続したときにはサーミスタのみが、可動接点をE
A/C端子に接続したときにはサーミスタ及び前記抵抗
が制御増幅器に夫々接続され、且つ制御増幅器は、サー
ミスタ側の全抵抗値が例えば570Ω以上になると圧縮
機の電磁クラッチへの通電を遮断し、440Ω以下で通
電する構成であるため、前記抵抗及びサーミスタの抵抗
値、特にサーミスタの抵抗値は製造誤差によるバラツキ
が大きいので、該バラツキによりサーミスタのみの抵抗
値又はサーミスタ及びn:j記抵抗の合成抵抗値からな
る前記全抵抗1直が変動し、その結果前記圧縮機作動断
続設定温度の精度が低下してしまうという問題点があっ
た。
(発明の目的)
本発明は、このような従来の問題点に着目して為された
もので、サーミスタと、作動温度域の異なる少なくとも
2組のスイッチング手段とが既に組付けられている電子
式サーモスタットを用いることにより、圧縮機の作動温
度の精度を向上した車両用空調制御装置を提供すること
を目的としている。
もので、サーミスタと、作動温度域の異なる少なくとも
2組のスイッチング手段とが既に組付けられている電子
式サーモスタットを用いることにより、圧縮機の作動温
度の精度を向上した車両用空調制御装置を提供すること
を目的としている。
(問題点を解決するだの手段)
かかる目的を達成するための本発明の要旨は、蒸発器の
後側温度を検出する温度検出素子と、蒸発器の凍結温度
直上(;J近の低温域でオン・オフする低温用スイッチ
手段及び該低温域より高い高温域でオン・オフする高温
用スイッチ手段の少なくとも2組のスイッチ手段とを有
する電子式サーモスタットと、圧縮機の作動及び作動停
止を制御する制御ラインに接続され、少なくともオフ端
子、高温域作動端子及び低温域作動端子の間で切換可能
な圧縮機作動温度域選択器とを備えて成り、該選択器の
前記高温域作動端子を前記高温用スイッチに、前記低温
域作動端子を前記低温用スイッチに夫々接続したことを
特徴とする車両用空調制御装置に存する。
後側温度を検出する温度検出素子と、蒸発器の凍結温度
直上(;J近の低温域でオン・オフする低温用スイッチ
手段及び該低温域より高い高温域でオン・オフする高温
用スイッチ手段の少なくとも2組のスイッチ手段とを有
する電子式サーモスタットと、圧縮機の作動及び作動停
止を制御する制御ラインに接続され、少なくともオフ端
子、高温域作動端子及び低温域作動端子の間で切換可能
な圧縮機作動温度域選択器とを備えて成り、該選択器の
前記高温域作動端子を前記高温用スイッチに、前記低温
域作動端子を前記低温用スイッチに夫々接続したことを
特徴とする車両用空調制御装置に存する。
(作用)
そして、上記車両用空調制御装置では、圧縮機の作動及
び作動停止が、圧縮機作動温度域選択器を低温域作動端
子に切り換えた場合には低温用スイッチ手段により、前
記選択器を高温域作動端子に切り換えた場合には高温用
スイッチ手段により夫々制御される。
び作動停止が、圧縮機作動温度域選択器を低温域作動端
子に切り換えた場合には低温用スイッチ手段により、前
記選択器を高温域作動端子に切り換えた場合には高温用
スイッチ手段により夫々制御される。
(実施例)
以下、図面に基いて本発明の一実施例の作用を説明する
。
。
第1図は本発明を適用した空調装置の全体を概略的に示
すもので、ダクト1の最上流側には内気導入口2及び外
気導入口3が設けられ、該両温入口2,3には内外気切
換ドア4が図の実線で示す外気導入位置と図の鎖線で示
す内気導入位置との間で回動可能に配置されている。内
外気切換ドア4の下流側にはブロア5が、該ブロア5の
下流側には蒸発器6が夫々設けられ、さらに、該蒸発器
6の下流側にはエンジンの冷却水を取り込むヒータコア
7が設けられている。該ヒータコア7と蒸発器6との間
にはエアミックスドア8が回動可能に設けられている。
すもので、ダクト1の最上流側には内気導入口2及び外
気導入口3が設けられ、該両温入口2,3には内外気切
換ドア4が図の実線で示す外気導入位置と図の鎖線で示
す内気導入位置との間で回動可能に配置されている。内
外気切換ドア4の下流側にはブロア5が、該ブロア5の
下流側には蒸発器6が夫々設けられ、さらに、該蒸発器
6の下流側にはエンジンの冷却水を取り込むヒータコア
7が設けられている。該ヒータコア7と蒸発器6との間
にはエアミックスドア8が回動可能に設けられている。
ヒータコア7の下流側には、吹出しモード切換ドア9.
10の切換により夫々開閉する顔部吹出し口11、デフ
ロスタ吹出し口12及び足元吹出し口13が設けられて
いる。
10の切換により夫々開閉する顔部吹出し口11、デフ
ロスタ吹出し口12及び足元吹出し口13が設けられて
いる。
前記蒸発器6は、圧縮機14に連結され、該圧縮機14
、凝縮器15、受液器16及び自動膨張弁17と共に冷
凍サイクルを構成している。
、凝縮器15、受液器16及び自動膨張弁17と共に冷
凍サイクルを構成している。
第2図は本発明の一実施例に係る車両用空調制御装置を
示すもので、該空調制御装置は、電子式サーモスタット
20を備えている。
示すもので、該空調制御装置は、電子式サーモスタット
20を備えている。
該電子式サーモスタット20は、蒸発器6の下流側に配
置されて該蒸発器6の後側温度を検出するサーミスタ(
温度検出素子)21と、低温用スイッチ(低温用スイッ
チ手段)22と、高温用スイッチ(高温用スイッチ手段
)23と、蒸発器6の凍結温度直上(=J近の低温域(
例えば0℃乃至4℃)で低温用スイッチ22をオン・オ
フさせると共に該低温域より高い高温域(例えば6℃乃
至10℃)で高温用スイッチ23をオン・オフさせる判
定駆動回路24とを備えている。該判定駆動回路24は
、サーミスタ21で検出された蒸発器6の後側温度が0
℃で低温用スイッチ22をオフし、4℃で低温用スイッ
チ22をオンし、6℃で高温用スイッチ23をオフし、
且つ10℃で高温用スイッチ23をオンするように構成
されている。
置されて該蒸発器6の後側温度を検出するサーミスタ(
温度検出素子)21と、低温用スイッチ(低温用スイッ
チ手段)22と、高温用スイッチ(高温用スイッチ手段
)23と、蒸発器6の凍結温度直上(=J近の低温域(
例えば0℃乃至4℃)で低温用スイッチ22をオン・オ
フさせると共に該低温域より高い高温域(例えば6℃乃
至10℃)で高温用スイッチ23をオン・オフさせる判
定駆動回路24とを備えている。該判定駆動回路24は
、サーミスタ21で検出された蒸発器6の後側温度が0
℃で低温用スイッチ22をオフし、4℃で低温用スイッ
チ22をオンし、6℃で高温用スイッチ23をオフし、
且つ10℃で高温用スイッチ23をオンするように構成
されている。
電子式サーモスタット20の入力端子20a。
20bにはサーミスタ21が接続され、アース側端子2
0cは接地されている。電子式サーモスタット20の電
源側端子20dは、ブロア・スイッチ25及びイグニッ
ション・スイッチ26を介して電源27の正極側に接続
されていると共に、リレー28のスイッチ部28aを介
して圧縮機14の電磁クラッチ29のコイル部29aに
接続されている。
0cは接地されている。電子式サーモスタット20の電
源側端子20dは、ブロア・スイッチ25及びイグニッ
ション・スイッチ26を介して電源27の正極側に接続
されていると共に、リレー28のスイッチ部28aを介
して圧縮機14の電磁クラッチ29のコイル部29aに
接続されている。
リレー28のコイル部28bが設けられ、電磁クラッチ
29のコイル部29aへの通電を制御して圧縮機14の
作動及び作動停止を制御する制御ライン30のプラス側
には、圧縮機作動温度域選択器31の可動接点32が接
続され、そのマイナス側は接地されている。該選択器3
1は、可動接点32をオフ端子31a、ECO端子31
b及びA/C端子31cの間で切換可能である。
29のコイル部29aへの通電を制御して圧縮機14の
作動及び作動停止を制御する制御ライン30のプラス側
には、圧縮機作動温度域選択器31の可動接点32が接
続され、そのマイナス側は接地されている。該選択器3
1は、可動接点32をオフ端子31a、ECO端子31
b及びA/C端子31cの間で切換可能である。
前記ECO端子31bは、高温用スイッチ23が接続さ
れている電子式サーモスタット20の出力端子20eに
接続され、A/C端子31cは、低温用スイッチ22が
接続されている電子式サーモスタット20の出力端子2
0fに接続されている6以下、上記構成を有する車両用
空調制御装置の作用を説明する。
れている電子式サーモスタット20の出力端子20eに
接続され、A/C端子31cは、低温用スイッチ22が
接続されている電子式サーモスタット20の出力端子2
0fに接続されている6以下、上記構成を有する車両用
空調制御装置の作用を説明する。
熱負荷が大きく、強い冷房能力を必要とする場合には、
イグニッション・スイッチ26及びブロア・スイッチ2
5をオンにした状態で、圧縮機作動温度域選択器3Iの
可動接点32をA/C端子31cに切り換える。この場
合には、低温用スイッチ22が出力端子20f、A/C
端子31c及び可動接点32を介して制御ライン30に
接続される。サーミスタ21で検出される蒸発器6の後
側温度が3℃以上になると、判定駆動回路24が低温用
スイッチ22をオンさせる。これによって、出力端子2
0f、A/C端子31c及び可動接点32を介してリレ
ー28のコイル部28b及び制御ライン30に電流が流
れ、その結果リレー28のスイッチ部28aがオンして
電磁クラッチ29のコイル部29aに通電され、該電磁
クラッチ29がオンして圧縮機14が作動し、冷風が顔
部吹出し口11及び足元吹出し口13から車室内に吹き
出る。サーミスタ21で検出される蒸発器6の後側温度
が0℃になると、判定駆動回路24が低温用スイッチ2
2をオフさせる。これによって、リレー28のコイル部
28b及び制御ライン30への通電が断たれてスイッチ
部28aがオフとなり、電磁クラッチ29のコイル部2
9aへの通電が断たれて電磁クラッチ29がオフし、圧
縮機14が停止する。
イグニッション・スイッチ26及びブロア・スイッチ2
5をオンにした状態で、圧縮機作動温度域選択器3Iの
可動接点32をA/C端子31cに切り換える。この場
合には、低温用スイッチ22が出力端子20f、A/C
端子31c及び可動接点32を介して制御ライン30に
接続される。サーミスタ21で検出される蒸発器6の後
側温度が3℃以上になると、判定駆動回路24が低温用
スイッチ22をオンさせる。これによって、出力端子2
0f、A/C端子31c及び可動接点32を介してリレ
ー28のコイル部28b及び制御ライン30に電流が流
れ、その結果リレー28のスイッチ部28aがオンして
電磁クラッチ29のコイル部29aに通電され、該電磁
クラッチ29がオンして圧縮機14が作動し、冷風が顔
部吹出し口11及び足元吹出し口13から車室内に吹き
出る。サーミスタ21で検出される蒸発器6の後側温度
が0℃になると、判定駆動回路24が低温用スイッチ2
2をオフさせる。これによって、リレー28のコイル部
28b及び制御ライン30への通電が断たれてスイッチ
部28aがオフとなり、電磁クラッチ29のコイル部2
9aへの通電が断たれて電磁クラッチ29がオフし、圧
縮機14が停止する。
このようにして、蒸発器6の後側温度が0℃乃至3℃の
低温域で圧縮機14が作動して強い冷房能力が発揮され
る。
低温域で圧縮機14が作動して強い冷房能力が発揮され
る。
熱負荷が比較的小さく、比較的弱い冷房能力を必要とす
る場合には、イグニッション・スイッチ26及びブロア
・スイッチ25をオンにした状態で、圧縮機作動温度域
選択器31の可動接点32をECO端子31bに切り換
える。この場合には、高温用スイッチ23が出力端子2
0e、ECO端子31b及び可動接点32を介して制御
ライン30に接続される。サーミスタ21で検出される
蒸発器6の後側温度が10℃以上になると、判定駆動回
路24が高温用スイッチ23をオンさせる。これによっ
て、出力端子20e、ECO端子31b及び可動接点3
2を介してリレー28のコイル部28b及び制御ライン
30に電流が流れ、その結果リレー28のスイッチ部2
8aがオンして電磁クラッチ29のコイル部29aに通
電され、該電磁クラッチ29がオンして圧縮機14が作
動し、上記場合の冷風より温度の高い冷風が顔部吹出し
口11及び足元吹出し口13から車室内に吹き出る。サ
ーミスタ21で検出される蒸発器6の後側温度が6℃に
なると、判定駆動回路24が高温用スイッチ23をオフ
させる。これによって、リレー28のコイル部28b及
び制御ライン30への通電が断たれてスイッチ部28a
がオフとなり、電磁クラッチ29のコイル部29aへの
通電が断たれて電磁クラッチ29がオフし、圧縮機14
が停止する。
る場合には、イグニッション・スイッチ26及びブロア
・スイッチ25をオンにした状態で、圧縮機作動温度域
選択器31の可動接点32をECO端子31bに切り換
える。この場合には、高温用スイッチ23が出力端子2
0e、ECO端子31b及び可動接点32を介して制御
ライン30に接続される。サーミスタ21で検出される
蒸発器6の後側温度が10℃以上になると、判定駆動回
路24が高温用スイッチ23をオンさせる。これによっ
て、出力端子20e、ECO端子31b及び可動接点3
2を介してリレー28のコイル部28b及び制御ライン
30に電流が流れ、その結果リレー28のスイッチ部2
8aがオンして電磁クラッチ29のコイル部29aに通
電され、該電磁クラッチ29がオンして圧縮機14が作
動し、上記場合の冷風より温度の高い冷風が顔部吹出し
口11及び足元吹出し口13から車室内に吹き出る。サ
ーミスタ21で検出される蒸発器6の後側温度が6℃に
なると、判定駆動回路24が高温用スイッチ23をオフ
させる。これによって、リレー28のコイル部28b及
び制御ライン30への通電が断たれてスイッチ部28a
がオフとなり、電磁クラッチ29のコイル部29aへの
通電が断たれて電磁クラッチ29がオフし、圧縮機14
が停止する。
このようにして、蒸発器6の後側温度が6℃乃至10℃
の高温域で圧縮機14が作動して比較的弱い冷房能力が
発揮される。
の高温域で圧縮機14が作動して比較的弱い冷房能力が
発揮される。
なお、上記実施例において、サーミスタ21により検出
される蒸発器6の後側温度は、例えば蒸発器6の後側フ
ィン温度又は蒸発器6の吹出し空気温度である。
される蒸発器6の後側温度は、例えば蒸発器6の後側フ
ィン温度又は蒸発器6の吹出し空気温度である。
上記実施例では、低温域を0℃乃至4℃とし、高温域を
6℃乃至10℃としたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
6℃乃至10℃としたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
さらに、高温用スイッチ23をブロア5の風速制御、例
えば高温用スイッチ23のオン時にブロア5の風量を強
に切り換え又はその時の風量値を1段階上げ、高温用ス
イッチ23のオフ時にブロア5の風量を弱に切り換え又
はその時の風量値を1段階下げるように制御すると共に
、低温用スイッチ22をデフロストサーモ・スイッチと
して用い、蒸発器6の後側温度が例えば4℃以上になっ
た時に圧縮機を作動させ、0℃以下になった時に圧縮機
の作動を停止させるように構成することも可能である。
えば高温用スイッチ23のオン時にブロア5の風量を強
に切り換え又はその時の風量値を1段階上げ、高温用ス
イッチ23のオフ時にブロア5の風量を弱に切り換え又
はその時の風量値を1段階下げるように制御すると共に
、低温用スイッチ22をデフロストサーモ・スイッチと
して用い、蒸発器6の後側温度が例えば4℃以上になっ
た時に圧縮機を作動させ、0℃以下になった時に圧縮機
の作動を停止させるように構成することも可能である。
(発明の効果)
以上詳述したように本発明の車両用空調制御装置によれ
ば、蒸発器の後側温度を検出する温度検出素子と、蒸発
器の凍結温度直上(=J近の低温域でオン・オフする低
温用スイッチ手段及び該低温域より高い高温域でオン・
オフする高温用スイッチ手段の少なくとも2組のスイッ
チ手段とを有する電子式サーモスタットと、圧縮機の作
動及び作動停止を制御する制御ラインに接続され、少な
くともオフ端子、高温域作動端子及び低温域作動端子の
間で切換可能な圧縮機作動温度域選択器とを備えて成り
、該選択器の前記高温域作動端子を前記高温用スイッチ
に、前記低温域作動端子を前記低温用スイッチに夫々接
続した構成により、サーミスタと、作動温度域の異なる
低温用スイッチ手段及び高温用スイッチ手段の少なくと
も2組のスイッチング手段とが既に組付けられている電
子式サーモスタットを用いているので、圧縮機の作動温
度の精度を向上することができる。
ば、蒸発器の後側温度を検出する温度検出素子と、蒸発
器の凍結温度直上(=J近の低温域でオン・オフする低
温用スイッチ手段及び該低温域より高い高温域でオン・
オフする高温用スイッチ手段の少なくとも2組のスイッ
チ手段とを有する電子式サーモスタットと、圧縮機の作
動及び作動停止を制御する制御ラインに接続され、少な
くともオフ端子、高温域作動端子及び低温域作動端子の
間で切換可能な圧縮機作動温度域選択器とを備えて成り
、該選択器の前記高温域作動端子を前記高温用スイッチ
に、前記低温域作動端子を前記低温用スイッチに夫々接
続した構成により、サーミスタと、作動温度域の異なる
低温用スイッチ手段及び高温用スイッチ手段の少なくと
も2組のスイッチング手段とが既に組付けられている電
子式サーモスタットを用いているので、圧縮機の作動温
度の精度を向上することができる。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、第1図は
空調装置の全体を示す概略図、第2図は車両用空調制御
装置を概略的に示す回路図である。 6・・・蒸発器、20・・・電子式サーモスタット、2
I・・・サーミスタ(温度検出素子)、22・・・低温
用スイッチ手段、23・・・高温用スイッチ手段、30
・・・制御ライン、31・・・圧縮機作動温度域選択器
、32・・・可動接点、ECO・・・高温域作動端子、
A/C端子・・・低温域作動端子。 出願人 ヂーゼル機器株式会社
空調装置の全体を示す概略図、第2図は車両用空調制御
装置を概略的に示す回路図である。 6・・・蒸発器、20・・・電子式サーモスタット、2
I・・・サーミスタ(温度検出素子)、22・・・低温
用スイッチ手段、23・・・高温用スイッチ手段、30
・・・制御ライン、31・・・圧縮機作動温度域選択器
、32・・・可動接点、ECO・・・高温域作動端子、
A/C端子・・・低温域作動端子。 出願人 ヂーゼル機器株式会社
Claims (1)
- 1.蒸発器の後側温度を検出する温度検出素子と、蒸
発器の凍結温度直上付近の低温域でオン・オフする低温
用スイッチ手段及び該低温域より高い高温域でオン・オ
フする高温用スイッチ手段の少なくとも2組のスイッチ
手段とを有する電子式サーモスタットと、圧縮機の作動
及び作動停止を制御する制御ラインに接続され、少なく
ともオフ端子、高温域作動端子及び低温域作動端子の間
で切換可能な圧縮機作動温度域選択器とを備えて成り、
該選択器の前記高温域作動端子を前記高温用スイッチに
、前記低温域作動端子を前記低温用スイッチに夫々接続
したことを特徴とする車両用空調制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31458787A JPH01153323A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 車両用空調制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31458787A JPH01153323A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 車両用空調制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01153323A true JPH01153323A (ja) | 1989-06-15 |
Family
ID=18055090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31458787A Pending JPH01153323A (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 車両用空調制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01153323A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100527927B1 (ko) * | 2002-12-11 | 2005-11-09 | 현대자동차주식회사 | 차량 에어컨의 증발기용 서미스터를 이용한 압축기 온/오프 제어방법 |
-
1987
- 1987-12-10 JP JP31458787A patent/JPH01153323A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100527927B1 (ko) * | 2002-12-11 | 2005-11-09 | 현대자동차주식회사 | 차량 에어컨의 증발기용 서미스터를 이용한 압축기 온/오프 제어방법 |
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