JPH01153180A - パチンコ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遊技板を収める基枠体の裏側に装備されると
ころの機構部品類のうち、賞球の放出をなす賞球装置、
セーフ球の飛入奢検出し賞球を作動せしめるセーフ球検
出装置等の諸装置を基枠体とは独立した機構枠体内部に
内蔵し。

この機構枠体を上記基枠体に対し開閉自由となるよう蝶
着して常にはこの機構枠体を基枠体の裏側に閉じ合せる
ようにしてなるパチンコ機の改良に関するものである。

一般にパチンコ機はセーフ球の飛入に連Ｗｋすせて賞球
装置を作動し、貯留する賞球を遊技者に放出する仕組に
なっているが、このときその放出があったことを遊技者
に知らせるため、遊技機前面に表示ランプを備え、これ
を点燈する等して知らせる方法を採っている。

この場合、最も一般的な方法は上記賞球装置の作動部分
にスイッチを設け、放出作動に連動させてスイッチを作
動し、表示ランプを点燈させているが、前述した様に賞
球装置を開閉自由に蝶着した機構枠体内に内蔵したパチ
ンコ機にあってはパチンコ機本体とこの機構枠体との間
に電源回路を配設することは厄介である。また、出来得
る限り装置を簡素にするためには賞球装置の近傍にスイ
ッチ類を配置することは好ましくない。

ことに、上記機構枠体をパチンコ機本体に対して、更に
厳密には機本体に設けられる基枠体に対して増税し可能
に装着する構造にした場合にはパチンコ機本体と機構枠
体との間に配線されるコードを何等かの方法で切離、接
続可能にしなければならず、これを除いて単純に機構枠
体だけを着脱するわけにはいかない。

本発明は、この様な基枠体に対し開閉自由に蝶着される
機構枠体の内部に賞球装置等が組込まれるパチンコ機に
おいて、例えば賞球装置の開放作動と共に作動する部材
と、これに対応して作動されるスイッチとを機構枠体側
に備え、他方このスイッチに接続する接続片と係脱自在
に接続するコネクタ端子を基枠体裏面側に備えて、機構
枠体が閉じ合せ状態にあるときにはスイッチに接続する
接続片とコネクタ端子とを接続させてスイッチの作動に
よってコネクタ端子が接続する表示ランプ等の表示装置
の電気回路をＯＮ、０ＦＦＬ、機構枠体が開放される際
には接続片をコネクタ端子の接続子から離して枠体の開
放に伴わせて自由にスイッチをコネクタ端子から離せる
ようにして機構枠体側から表示装置の電気配線を省き簡
潔な構造とすると共に、この配線によって機構枠体の開
閉、更には着脱作業の障害とはならないようにしたこと
にある。

以下、本発明の特徴とするところを賞球装置の作動に連
動させて作動する表示装置の関係につき示した一実施例
につき詳述し、併せてその他の特徴とするところを説明
することにする。

第１図は機構枠体の一部を欠截して示した正面図、第２
図は機構部の機構枠体を開放した正面図で、１はパチン
コ機の機本体内部に固定される浅い箱形に形成してなる
金属板製の基枠体、２はこの基枠体の中央部に開設した
窓、３は大枠体の裏面上部に設けた貯留タンクで、４は
貯留タンクの下方に続けて設けた球供給樋であり、５は
この樋の被カバーである。そして、６はこれら貯留タン
ク、球供給樋とは別に基枠体の裏面側に一側縁を蝶着し
て開閉自在に取付けた機構枠体である。

機構枠体６は枠本体をプラスチック素材で成形し１図示
するようにここでは略り字形をなすよう形成し中央に位
置する基板１０の片面、即ち手前側の面の上半部分に賞
球を放出する賞球装置を、他面即ち基枠体の裏面に対面
する側の下半部分にセーフ球の飛入を検出して上記賞球
装置を作動せしめるセーフ球検出装置を夫々配置し、且
つこの両装置を連絡する連動杆１２をセーフ球検出装置
と同一側の面に備えるようにしである。

第１図は上記賞球装置側の面を露出させるべくその一部
を欠截したもので、１３は球供給機４に連通させ、賞球
の流れを受ける賞球誘導路。

１４はこれに続けて設けた賞球装置、１５は賞球装置の
下方に続けた賞球放出路で、１６はその側方に併設した
球抜き樋である。

賞球誘導路１３は長さの途中を蛇行させ、この蛇行直後
で賞球装置Ｈに接続させてあり、蛇行部には賞球装置１
４の球の流入を規制する扉１７が臨むようにしである。

賞球装置１４は角筒形のケース状をなし、上端部に設け
る取付片１８を基板１０に植設するビン１９に軸承させ
ることによって吊下り状に取付けてあり、常には上端開
口部を賞球誘導路１３に臨ませると共に、下端開口部を
賞球放出路１５に臨むようにしである。

２０は上記賞球装置１１４の下端開口部を塞いで、ケー
ス状の装置内部に定数個の賞球を貯留せしめると共に、
後述するセーフ球検出装置がセーフ球の飛入を検出した
とき賞球装置内の賞球を放出するケース蓋で、この蓋は
上部に備える取付片２１に基板ｌＯに植設するビン２２
を枢着して揺動自由に取付き、常には揺動下端に備える
ビン２３を基板１０に設ける長孔（図示せず）を通して
裏面側に備える連動板２４の切欠き部２５に掛は止める
ことによって賞球装置１４の下端開口部を塞ぐようにし
である。

連動板２４は支軸２Ｂを支点に上下に揺動可焼に支持さ
れ、その揺動端には前記連動杆１２が接続する、そして
また、この連動板には前記溝１７を支える揺動腕２７の
下端が接続し、ケース蓋２０が開放したとき、扉１７を
誘導路１３の長さの途中に設ける切欠き部からその内部
に突き入れて流下する賞球の流れを停止させ、ケース蓋
が閉じたとき切欠き部から後退させて賞球装置１４に所
定数の賞球を送り込めるようにしである。勿論、この作
動はケース蓋２０と扉１７の揺動腕２７がそれぞれ関連
する連動板２４の揺動運動によって同時に行われるもの
で、この連動板は連動杆１２が後述するセーフ球検出装
置によって上下動することにより作動する。

上記連動板２４の動きによってケース蓋２０が開放し、
これにより放出された賞球は賞球放出路１５に沿って流
下し、途中の鈴２８を打ち鳴しながら放出口２９を通し
てパチンコ機前面の図示しない上方の賞球皿へと誘導さ
れる。そしてこれにより溢れた球は樋３０を通して図示
しない下方の賞球皿へと流れ落ちる。

３１は機構枠体６の下半部の基板ｌＯの裏面側（第２図
において開放された側）に設けられたセーフ球通路であ
り、３２は連続して飛入したセーフ球を１個宛順次その
通過を許す制御器、３３はセーフ球通路３１を流下する
セーフ球を検出するためのセーフ球検出器である。

セーフ球通路３１は基枠体ｌの裏面左半部から下部に亘
って縦に形成してあり、上端部は機構枠体６と基枠体ｌ
の裏面左縁に沿って縦に設けられるカバー３４とで囲ま
れ形成される玉寄せ室３５に開口し、制御器３２はこの
セーフ球通路３１の途中に軸３Ｂを支点に揺動自由に軸
承し臨むようにしである。そして、セーフ球検出器３３
は基板ｌＯに植設する軸３７に後端部に近い長さの途中
を軸承させて先端部をセーフ球通路３１の円弧状に形成
した部分に臨ませ、玉寄せ室３５からセーフ球通路に流
れ込み、途中の上記制御器３２を通して落下するセーフ
球をこの先端部に受けて下降するようにしである。

この検出器３３は後端部に前記連動杆１２を接続し、常
にはこの重量を受けて上記先端部を跳上げてセーフ球の
飛入を待ち受ける一方、第２図に示す如く連動杆１２に
接続する連動板２４の揺動端を引き下げてその切欠き部
２５にケース蓋２０のビン２３を掛は止めて賞球装置１
４を閉じるようにしている。

図中、３８は賞球誘導路１３に賞球が不足したとき、こ
れを検出する検知板で、３８は揺動板、４０は揺動板と
前記連動板２４との間に渡した連杆、４１は揺動板３８
の揺動運動に伴って揺動運動する作動部材で、４２はこ
の作動部材に対設させたスイッチであり、更に４３はス
イッチ４２に対応させて基枠体ｌの裏面に固定したコネ
クタ端子である。

検知板３８は賞球誘導路１３の直上に軸４４を支点に揺
動自由に設けられ、常にはその一片を自重で誘導路１３
内に垂れ落ちるようにして賞球が誘導路内に満されてい
るときにはこの賞球の球径で押上げ、他方のストッパー
片３８ａを起立させ、前記揺動板３Ｂの自由端に設ける
ビン４５から離れてこの揺動板の揺動が自由に行えるよ
うにしである。

揺動板３８は軸４Ｂを支点に両端を上下に揺動できるよ
うにしてあり、その後端側に連動板２４に連結する連杆
４０が接続する。

作動部材４１は基板ｌＯに植設する軸４７に軸承させて
揺動が自由になっており、後端部に設ける長孔４８に上
記揺動板３９に設けるビン４９を滑合させて連動するよ
う関係付けてあり、その先端部４１ａはスイッチ４２の
可動接片５０に対設させである。

スイッチ４２は図示するように上記作動部材４１に対設
する一方１機構枠体６の上部自由端に固定して接続片５
１を自由端から突き出すようにしである。そして、これ
に対応するよう基枠体１側に設けたコネクタ端子４３は
接続端子５２を接続片５１に対向させ１機構枠体６が閉
じ合されたとき、一体に接合し、開かれたとき、離脱す
るようにしである。

第５図はスイッチ４２とコネクタ端子４３を拡大して示
した斜視図であり、接続端子５２は接続片５１に向けて
開かれており、機構枠体の閉じ合せで同時に接続される
構造としである。

５３は基枠体ｌに取付け、その前面側に突き出すように
設けた表示ランプのホルダーで、コネクタ端子４３はこ
のホルダーのソケットに接続する回路中に接続される。

尚、図中、５４は機構枠体６を基枠体の裏面に接面状に
閉じ合せ拘束するためのロック装置で、ハンドル５５の
操作で扇形状のロック板５６を機構枠体の自由端縁に掛
は止めることによりこれを拘束できるようにしである。

さて、本発明に係る上記パチンコ機は、使用状態にある
とき基枠体１の一側縁に蝶着した機構枠体６を基枠体の
裏面に閉じ合せ、ロック装置５４の施錠によってこの状
態に拘束される。これによって貯留タンク３に連通ずる
球供給樋４と機構枠体６の賞球誘導路１３が接続され、
賞球タンク３からの賞球が賞球装置１４に誘導され、こ
れに所定数の球が貯留される。一方、セーフ球通路３１
は玉寄せ室３５に連通し、これに臨むセーフ球検出器３
３を跳上げた状態に保つことになる。

勿論、このとき連動板２４は連動杆１２の下降によって
その揺動端を下げ、切欠き部２５にケース蓋２０のピン
２３を係合して賞球装置１４の出口を塞ぎ賞球を貯留す
る一方、連杆４０を引き下げて揺動板３９の先端を跳上
げ、これにピン４９を介して連結する作動部材４１をス
イッチ４２の可動接片５０側に押付けることになる。

第１図及び第３図はこの状態を示したものであり、スイ
ッチ４２は機構枠体６の閉じ合せによって接続片５１を
コネクタ端子４３の接続端子５２に接合する。尚、ここ
におけるスイッチ４２は上記可動接片の押圧状態におい
てＯＦＦに設定してあり、従って通常時はコネクタ端子
４３が接続する表示ランプの電源回路は開かれ消燈した
状態にある。

この様な状態において発射された打球が遊技板のセーフ
球口に飛入し、玉寄せ室３５に転入してセーフ球通路３
１に入ると、このセーフ球は制御器３２を通過してセー
フ球検出機３３の先端部に乗り、これを球の重量で押下
げることになる。

このため、検出器３３の揺動に伴って連動杆１２が上昇
し、連動杆２４を揺動させて切欠き部２５からピン２３
を脱して賞球装置１４を開き、貯留した賞球を賞球放出
路１５に放出すると同時、扉１７を誘導路１３に突入さ
せて賞球の流入を停止し、定数個以上の賞球の放出を阻
止することになる。

この賞球放出作動と同時に、上記連動板２４の動きが連
杆４０を介して揺動板３Ｂに伝わり、更にピン４９を介
して作動部材４１に伝えられ、先端部４１ａがスイッチ
４２の可動接片５０から離れるためＯＮに変換し、表示
ランプが点燈することになる。

第４図は上記セーフ球の飛入によってセーフ球検出器３
３．連動杆１２．連動板２４が作動するのに伴って連杆
４０が上昇し、揺動板３８、作動部材４１が各揺動運動
してスイッチの可動接片５０から作動部材の先端部４１
ａが離れＯＮに変換した状態を示しており、セーフ球が
通過してセーフ球検出器３３が原状に復帰すると、再び
スイッチ４２はＯＦＦに変換し、次にセーフ球の飛入を
待つことになる。

本発明は上記実施例について説明の如く構成されるもの
で、賞球誘導路１３．賞球装置１４．ケース蓋２０．賞
球放出路１５等の賞球装置と、セーフ球通路３１．セー
フ球検出器３３等のセーフ球検出装置、更にほこの両装
置を連絡する連動杆１２等を内蔵した機構枠体６はこれ
ら機構部品類と共に、賞球作動に連動して作動する揺動
板３９゜に結合するコネクタ端子４３を備え、このコネ
クタ端子を表示電源回路中に接続するようにしたことか
ら１機構枠体６の閉じ合せによって自動的に上記スイッ
チとコネクタ端子を結合させ。

また枠体６の開放によって分離することができると共に
、スイッチ４２には連杆４０、揺動板３８゜作動部材４
１を介して常に賞球装置の放出作動が伝えられるように
なっていることから、機構枠体を閉じ合た遊技中にセー
フ球の飛入で賞球の放出があった場合にはこれを表示ラ
ンプを通して直ちに表示することができることになる。

そして、この賞球装置を内蔵した機構枠体には接続片５
１を有したスイッチ４２だけが装備され、表示ランプの
電源コード類は一切設けられないため、配線のスペース
、手間等を全く要さなため極めて簡便に増税しか出来る
ことになり、例えば機構枠体内部に故障をじたような場
合には他の同機種の機構枠体と直ちに変換することも可
能となる。

この様に、本発明によれば電気回路の一部を機構枠体に
備え、他を槻本体側の基枠体に備えて回路を分散させ、
その上でこの両者を電気的に接敲可簡な接続片、接続端
子で連絡することによってパチンコ機の使用時には機構
枠体を基枠体裏面に閉じ合せることに伴わせて両回路部
分を接続し、回路を構成せしめ、また機構枠体を開放し
たときにはこれに伴わせて上記接続片の接続を解いて機
構枠体の開放自体を容易にすると共に、この機構枠体を
基枠体から取外すことも可能にするものであり、この種
機構枠体方式を採用するパチンコ機において極めて有効
な手段となる。

そして、電気回路を構成する上で機構枠体側には電線類
の配線を省くか最小限に止めることができることから機
構枠体の取扱いの上で極めて有利なものとなっている。

勿論、前記実施例では賞球装置の作動に関係した電気回
路について例示したが、この発明は賞球の欠乏を表示す
る表示回路について、或は入賞装置の作動関係を表示す
る回路等各種の電気回路について前記実施例と同様に実
施が出来ることは言うまでもない。

なお、前記実施例の場合にあってもセーフ球入賞に伴う
賞球放出の表示方法は表示ランプの点燈に限られるもの
ではなく、ブザー、ベル等でもよいから、コネクタ端子
の接続回路中には表示ランプの外、これらブザー、ベル
等が組込まれることもある。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部欠截したパチンコ機の機構部の正面図、第
２図機構部の機構枠体を開放した状態を示す正面図、第
３図は不作動状態における要部の一部欠截した拡大図、
第４図は作動時における要部の一部欠截した拡大図、第
５図はスイッチとコネクタ端子の拡大斜視図である。 ｌ・・・基枠体　　　　　　２・・・窓３・・・貯留タ
ンク　　　　４・・・球供給樋６・・・機構枠体　　　
　　ｌＯ・・・基板１２・・・連動杆　　　　　　１３
・・・賞球誘導路目・・・賞球装置　　　　　　１５・
・・賞球放出路２０・・・ケース蓋　　　　　２４・・
・連動板３１・・・セーフ球通路　　　３３・・・セー
フ球検出器３８・・・検知板　　　　　　３３・・・揺
動板４０・・・連杆　　　　　　　４１・・・作動部材
４２・・・スイッチ　　　　　４３・・・コネクタ端子
５０・・・可動接片　　　　　５１・・・接続片５２・
・・接続端子

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 遊技板を装着する基枠体の裏面側に賞球装置、セーフ球
   検出装置等の機構部品を内蔵する機構枠体を開閉自由に
   蝶着してなるパチンコ機であって、上記機構枠体には電
   気回路中に接続する一方の接続片を、また前記基枠体側
   には上記接続片に対応してこれと接合する接続端子を各
   装備し、機構枠体の開閉に伴わせて上記接続片と接続端
   子を接離自由にして電気回路を開閉するようにしてなる
   ことを特徴としたパチンコ機