JPH01152366A - 免疫学的診断用試薬 - Google Patents

免疫学的診断用試薬

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JPH01152366A
JPH01152366A JP31143387A JP31143387A JPH01152366A JP H01152366 A JPH01152366 A JP H01152366A JP 31143387 A JP31143387 A JP 31143387A JP 31143387 A JP31143387 A JP 31143387A JP H01152366 A JPH01152366 A JP H01152366A
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JP
Japan
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reagent
pigment
organic pigment
antigen
weight
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JP31143387A
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English (en)
Inventor
Katsuhide Kawashiri
河尻 克秀
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NIPPON TOUKETSU KANSOU KENKYUSHO KK
Original Assignee
NIPPON TOUKETSU KANSOU KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は免疫学的診断用試薬に係るものであって、感
作用の担体として色彩を有するものを用いた試薬に関す
る。
(従来技術及び問題点) 抗原抗体反応を利用する免疫学的検査において被検体液
中に含まれる抗原又は抗体にそれらに対応する抗体また
は抗原を適当な大きさの粒子担体に物理吸着または化学
結合させたものを作用させ、抗原抗体反応によってこの
粒子を凝集させ、凝集像の有無の肉眼的観察により、そ
の凝集の程度を測定するこの方法は間接受身凝集反応と
よばれている。この反応は被検液中の抗体や抗原を簡便
かつ高感度に検出できるので免疫学的診断に広く採用さ
れている。
上記の凝集反応において担体粒子としては動物赤血球細
菌菌体、炭末、カオリン、ベントナイト又はポリスチレ
ンラテックス等積々のものが公知で、これら担体を使用
した種々の免疫学的診断用試薬が既に知られる。
(問 題 点) 特にポリスチレンラテックスは現体の免疫学的診断用担
体の主流ともいえるものであるが本質的には白色であり
、反応像の判定には熟練を要する。
また2種以上の抗原又は抗体を別々のポリスチレンラテ
ックスに吸着させて、これらを混合して同時に2種以上
の免疫学的診断を同時に同一の反応をスライドガラス上
で行ったとしても、抗原又は抗体別に色彩を識別できな
いので、何れの反応が起こったのか判別できず、混合試
薬とすることはできない。
また前記のポリスチレンラテックスに着色したものも、
一部に市販されているが、淡色であり反応像が判定し難
いことには変わりなく、しかも高価である。
(解決しようとする問題点) この発明は前記事情に鑑みて、担体自身の色彩が鮮明で
、それ自身免疫学的に不活性であり、しかも免疫学的反
応において非特異的凝集反応を起こさないこと、保存中
に自己凝集を起こさないこと、退色しないこと、及び特
異的凝集反応の精度が従来品と損色のない試薬とするこ
とであり、か\る試薬を市場に提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) この発明は白色と明瞭に識別しうる色彩を有する有機顔
料を担体とし、この担体に抗体又は抗原が吸着させてあ
る事を特徴とする免疫学的診断用試薬とすることによっ
て問題点を解決した。
(担 体) この発明に用いる担体としては有機顔料の微細粉末であ
り、例えば以下に示すものがあるがこれらに限定される
わ↓tt’はない。
黄色有機顔料してはカラーインデックス(C0I)11
710.11660.11670,11680.117
30.11735.11740.12710.1272
0.21090.21095.21100.20040
.21220、などが拳げられる。
また、赤色有機顔料としては、カラーインデックス(C
,I)12120.12070.12085.1209
0.12315.12310.12335.12440
.21120.15630.15585.15500.
15800.15825、15865、15850.1
6105.12170、12350、12385、14
830.15880.15826などが拳げられる。
次に、青色有機顔料としては、カラーインデックス(C
,I)74100.74160.698oOなどが、ま
た緑色有機顔料としてはカラーインデラックス7426
0.74265などが拳げられる。
(試薬の製造方法) この発明の試薬の製造方法は上記の有機顔料のうち任意
のものを選び、適当量を0.01乃至1゜0重量%、好
ましくは0.1乃至0.3重量%の界面活性剤を含有す
る緩衝液に投入し、25乃至35KH2の超音波を加え
て、前記緩衝液中の有機顔料を機械的に粒径0.005
乃至3.0μmの粒子に破砕する。
このとき使用する界面活性剤としては非イオン性、陰イ
オン性、陽イオン性、両性イオン性の制限はないが、好
ましくは非イオン性界面活性剤を用いる。
次に破砕した有機顔料粒子を含む緩衝液を遠心分離操作
により有機顔料濃度0.5乃至2.0重量%、粒径0.
05乃至3.0μmの有機顔料懸濁液を得る。
前述の界面活性剤の種類、濃度及び超音波の出力及び時
間並びに遠心力分離の条件を変えることによって、有機
顔料の粒径及びlI!濁液の温度を適宜選定することが
できる。
次に抗体又は抗原として代表的なものを例示すればヒト
ガンマグロブリン、変性ヒトガンマグロブリン、ウサギ
ガンマグロブリン、変性ウサギガンマグロブリン、ヒト
アルブミン、ストレプトリジン0、抗C−反応性蛋白抗
体、抗アルファフェストプロテイン抗体、抗CEA抗体
、抗ヒト絨毛性ゴナドトロピン抗体、抗HBS抗体、梅
毒トレポネーマ抗原、トキソプラズマ抗原、マイコプラ
ズマ抗原、抗DNA抗体などの公知の抗原および/また
は抗体が拳げられるが上記の例示したものに限定される
ものではない。
前述の有機顔料懸濁液に上記の例示した抗原又は抗体の
一種を例えば有機顔料1■当り200μgとその他添加
剤例えば300μgの牛血清アルブミンと共に混合し、
36℃乃至56℃に加熱して攪拌して前記抗原又は抗体
を有機顔料粒子に吸着させ、その後公知の方法同様に、
安定剤、防腐剤を添加し、吸着抗原又は抗体の濃度を最
適値に調整して試薬を得る。
2種以上(現実には2種)の抗原又は抗体を吸着させた
単一の試薬を製造するには、上記の方法において、色彩
が明瞭に識別し得る2種類以上の有機顔料を選定し、他
方異なる抗原又は抗体を同数選定し、各有機顔料に対し
、一種の抗原又は抗体のみを吸着させた後これらを混合
して単一の試薬とする。
(使用方法) このようにして製造された試薬は通常の抗原抗体反応と
同様の術式によって被検液と反応させて、その凝集像の
有無乃至程度によって判定する。
また凝集像自体は色彩が異なる以外は全く同様である。
(効 果) 叙上のように構成している有機顔料よりなる担体は非球
形で、平坦面を有する多面体であるため、表面積が球形
のものよりは広く、多数の抗原又は抗体が吸着させるこ
とができ、従って抗原抗体反応において凝集する場合も
凝集力が強くなって大きな凝集塊が形成され、未凝集の
担体とはその大きさにおいて格段の差を有し、凝集、未
凝集の判定が容易となる。
また有機顔料は比重が1.4から2.3であるが緩衝液
中では若干の界面活性剤を添加させることによって、容
易に分散させることができ、抗原又は抗体を吸着後の試
薬においても、長時間保存すれば沈殿することがあって
も反応試験前に軽く振動を与えて攪拌することによって
容易に懸濁状態にすることができ、反応試験中に自然凝
集や、沈殿をおこすことはない。
また、特異的反応は他のポリスチレンラテックを担体と
して用いたものと損色なく、むしろ凝集像が鮮明である
ために判定時の読み(判定)間違いが起こるおそれがな
い。
また2種以上の試薬が混合されている場合においても、
そのうちの一種のものに凝集像が起これば、その色彩が
中央部に鮮明に表出し、未凝集の担体の色彩はその周辺
に位置し、何れの担体の抗原又は抗体が反応したが直ち
に識別できる。
また双方の担体の抗原又は抗体が共に反応したときは凝
集像は混合色となるため、これもその色彩によって、凝
集の有無が判定でき、一つの試薬で数種の反応が単一の
操作によって行うことができる。
(実施例) 次にこの発明の実施例について説明する。
実施例1 (1)担体粒子の調整 橙赤色顔料レーキラドC(C,I、15585)に、0
.1重量%のポリオキシ エチレン ジニル フェノー
ル エーテル(ノニオンNS−206、日本油脂(株)
登録商標)を含むグリシン緩衝液(pH8,2)を加え
29 KHzの音波を用いて機械的にその顔料粒子を破
砕分散し、さらに遠心分離により、粒径0.2〜0.3
μm、粒子濃度0.6重量%になるように調整した顔料
粒子懸濁液を得た。
(2)リウマチ因子検出用試薬の調整 上記(1)で得た顔料粒子懸濁液における顔料粒子1■
当り200μgのヒトガンマグロブリン及び300μg
の牛血清アルブミンを混合し、56℃で1時間加熱した
加熱後、この懸濁液にポリオキシ エチレンオクチル 
フェニル エーテル(トリトンメ−100)、塩化コリ
ン、シーiNを加え、最終的に顔料粒子0.32重量%
、トリトンメ−1000゜084重量%、塩化コリン8
.4重量%、ショ糖8.4重量%さらに防腐剤としてア
ジ化ナトリウム0.1重量%がそれぞれ含有されている
リウマチ因子検出用試薬を得た。
(3)抗原−抗体反応 上記(2)で得られた試薬50μQと血清検体50μQ
とを凝集判定用スライドグラス上で混合し、1分後の凝
集像を肉眼で観察した。また従来のポリエチレンラテッ
クス試薬を用いて同様の反応を行い本発明で得られた試
薬と反応を比較した。
判定規準 強陽性(廿):はっきりした大きな凝集塊が見られるか
、試薬の色がなく なり凝集塊の凝集塊の背景が 透明になるもの。
弱陽性(+):ill集していることが認められるか、
部分的に塊の認められ るもの。
疑陽性(±):陰性に比べて粒子が粗いか明かには凝集
塊が認められない もの。
陰 性(−):試薬が一様に分散し、凝集塊が全く認め
られないもの。
第1表(その1) 血清番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
本件試薬 十廿−士−−一±−− 対照試薬 +廿−±−−−±−− 仝 (その2) 血清番号 111213141516171819 2
0本件試薬 −一一士士士廿+十 廿 対照試薬 −一一士士士廿+十 甘 木発明による試薬はポリスチレンラテックス試薬と同等
の検出感度を有していた。
実施例2 (1)担体粒子の調整 赤色顔料パーマネント レッド2B (C,I。
15865)を実施例1と同様の方法で調整し、粒径0
.2〜0.3μm、粒子濃度0.7重量%の顔料粒子懸
濁液を得た。
(2)リウマチ因子検出用試薬の調整 上記(1)で得た顔料粒子懸濁液における顔料粒子1■
当り200μgのヒトガンマグロブリン及び70μgの
牛血清アルブミンを混合し、56℃で1時間加熱した。
加熱後この懸濁液にポリオキシ エチレン オクチル 
フェニル エーテル(トリトンメ−100)塩化コリン
、ショ糖を加え、最終的に顔料粒子0.32重量%、ト
リトンメ−100,0,084重量%、塩化コリン8.
4重量%、ショN8゜4重量%、更に防腐剤としてアジ
化ナトリウム0゜1重量%がそれぞれ含有されているリ
ウマチ因子検出用試薬を得た。
(3)抗原−抗体反応 上記(2)で得られた試薬50μQと血清検体50μQ
とを凝集判定用スライドグラス上で混合し15分後の凝
集像を肉眼でR察した。また従来のポリエチレンラテッ
クス試薬を用いて同様の反応を行い本発明で得られた試
薬と反応を比較した。
第2表(その1) 血清番号 12345678910 本件試薬 +廿−±−−−±−一 対照試薬 +廿−±−−−士一一 仝 (その2) 血清番号 11121314151617181920
本件試薬 −一一士士士廿+十廿 対照試薬 −一一士士士廿+十廿 実施例3 (1)担体粒子の調整 深紅色顔料ブリリアントカーミン6B (C,I。
15850)を、実施例1と同様の方法で調整し、粒径
0.2〜0.3μm粒子濃度0.67重量%の原料粒子
懸濁液を得た。
(2)リウマチ因子検出用試薬の調整 上記(1)の顔料粒子懸濁液を用いて実施例1と同様の
方法で調整した。
(3)抗原−抗体反応 実施例1と同様の方法で反応を行った。
第3表(その1) 血清番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
本件試薬 +廿−±−−−±−− 対照試薬 十廿−±−一一±−− 仝 (その2) 血清番号 111213141516171819 2
0本件試薬 −一一士士士廿+十 廿 対照試薬 −一一士士士廿+十 廿 実施例4 (1)担体粒子の調整 青色顔料フタロシアニンブルー(c、r、74160)
に、0.3重量%のポリオキシ エチレン ノニル フ
ェノール エーテル(ノニオンNS−206、日本油脂
(株)登録商標)を含むグリシン緩衝液(pH8,2)
を加え29KHzの音波を用いて機械的にその顔料粒子
を破砕分散し、さらに遠心分離により、粒径0.2〜0
.3μm。
粒子濃度2.0重量%になるように調整した顔料粒子懸
濁液を得た。
(2)リウマチ因子検出用試薬の調整 上記(1)で得た顔料粒子懸濁液における顔料粒子1■
当り250μgのヒトガンマグロブリンを加え56℃で
1時間加熱した。加熱後この懸濁液に牛血清アルブミン
、塩化コリンを加え、最終的に顔料粒子0.5重量%牛
血清アルブミン0゜3重量%、塩化コリン13.0重量
%さらに防腐剤としてアジ化ナトリウム0.1重量%が
それぞれ含有されているリウマチ因子検出用試薬を得た
(3)抗原−抗体反応 実施例1と同様の方法で反応を行った。
第4表(そのl) 血清番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
本件試薬 +廿−±−−−±−− 対照試薬 +廿−±−−−±−− 仝 (その2) 血清番号 111213141516171819 2
0本件試薬 −一一士士士廿十十 廿 対照試薬 −一一士士士廿十十 廿 実施例5 (1)担体粒子の調整 緑色顔料フタロシアニングリーン(C,I、74260
)を実施例1と同様の方法で調整し1粒径0.2〜0.
3μm1粒子濃度2.0%の顔料粒子懸濁液を得た。
(2)リウマチ因子検出用試薬の調整 上記(1)の顔料粒子懸濁液を用いて、実施例4と同様
の方法で調整した。
(3)抗原−抗体反応 実施例1と同様の方法で反応を行った。
第5表(その1) 血清番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
本件試薬 +廿−±−−−±−− 対照試薬 +廿−±−−−±−− 仝 (その2) 血清番号 111213141516171819 2
0本件試薬 −一一士士士廿十十 廿 対照試薬 −一 −士士士廿十十 廿 実施例6 (1)担体粒子の調整 橙赤色顔料レーキラドC(C,I、15585)に、0
.3重量%のポリオキシ エチレン ノニル フェノー
ル エーテル(ノニオンNS−206、日本油脂(株)
登録商標)を含むグリシン食塩緩衝液(pH8,2)を
加え29 K Hzの音波を用いて機械的にその顔料粒
子を破砕分散し、さらに遠心分離により、粒径0.2〜
0.3μm、粒子濃度2.0重量%になるように調整し
た顔料粒子懸濁液を得た。
(2)C反応性蛋白検出用試薬の調整 上記(1)で得た顔料粒子懸濁液における顔料粒子1■
当り100μgのヒツジ産抗ヒトCRP抗血清を感作し
、36℃で1時間加熱した。
加熱後この懸濁液にショ糖、牛血清アルブミンを加え、
最終的に顔料粒子0.67重量%、ショ93.3重量%
、牛血清アルブミン0.17重量%、更に防腐剤として
アジ化ナトリウム0.1重量%がそれぞれ含有されてい
るC反応性蛋白検出用試薬を得た。
(3)感度判定 上記(2)で得られた診断試薬50μgとC反応性蛋白
陽性血清をグリシン食塩緩衝液で稀釈した検体50μ0
とを凝集判定用スライドグラス上で混合し、1分後の凝
集像を肉眼で観察した。また従来のポリスチレンラテッ
クス試薬を用いて同様の反応を行い、未発明で得られた
試薬と反応を比較した。
判定規準 強陽性(廿) :はっきりした大きな凝集塊が見られる
か、試薬の色がなく なり凝集塊の凝集塊の背景が 透明になるもの。
東隣性(+):凝集していることが認められるか1部分
的に塊の認められ るもの。
縦隔性(±):陰性に比べて粒子が粗いか明かには凝集
塊が認められない もの。
・ 陰 性(−):試薬が一様に分散し、凝集塊が全く
認められないもの。
第6表 稀釈倍数 原血清X2 X3 X4 X8 X16 X
32本件試薬  廿  廿 + ± −−−対照試薬 
 廿  廿 + ± −−−本発明による試薬はポリス
チレンラテックス試薬と同等の検出感度を有していた。
実施例7 (1)担体粒子の調整 赤色顔料パーマネントレッド(C,I、15865)を
実施例6と同様の方法で調整し、粒径0゜2〜0.3μ
m1粒子濃度2o重量%の顔料粒子懸濁液を得た。
(2)C反応性蛋白検出用試薬の調整 上記(1)で得られた顔料粒子懸濁液を用いて実施例6
と同様の方法で調整した。
(3)感度判定 上記(2)で得られた試薬について実施例6と同様の方
法で反応を行った。
第7表 稀釈倍数 原血清X2 X3 X4 X8 X16 X
32本件試薬  廿  廿 + ± −−−対照試薬 
 廿  廿 + ± −−一実施例8 (1)担体粒子の調整 深紅色顔料ブリリアントカーミン(C,115850)
を実施例6と同様の方法で調整し1粒径0.2〜0.3
μm、粒子濃度20重量%の顔料粒子懸濁液を得た。
(2)C反応性蛋白検出用試薬の調整 上記(1)で得られた顔料粒子懸濁液を用いて実施例6
と同様の方法で調整した。
(3)感度判定 上記(2)で得られた試薬について実施例6と同様の方
法で反応を行った。
第8表 稀釈倍数 原血清X2 X3 X4 X8 X16 X
32本件試薬  廿  廿 + ± −−−対照試薬 
 廿  廿 + ± −−一実施例9 (1)担体粒子の調整 青色顔料フタロシアニンブルー(C,I、74160)
を実施例6と同様の方法で調整し、粒径0.2〜0.3
μm1粒子濃度2.0重量%の顔料粒子懸濁液を得た。
(2)C反応性蛋白検出用試薬の調整 上記(1)で得られた顔料粒子懸濁液を用いて実施例6
と同様の方法で調整した。
(3)感度判定 上記(2)で得られた試薬について実施例6と同様の方
法で反応を行った。
第9表 稀釈倍数 原血清X2 X3 X4 X8 X16 X
32本件試薬  廿  廿 + ± + −−対照試薬
  廿  廿 + ± + −一実施例10 (1)担体粒子の調整 緑色顔料フタロシアニンブルー(C,I、74260)
を実施例6と同様の方法で調整し1粒径0.2〜0.3
μm、粒子濃度20重量%の顔料粒子懸濁液を得た。
(2)C反応性蛋白検出用試薬の調整 上記(1)で得られた顔料粒子懸濁液を用いて実施例6
と同様の方法で調整した。
(3)感度判定 上記(2)で得られた試薬について実施例6と同様の方
法で反応を行った。
第10表 稀釈倍数 原血清X2 X3 X4 X8 X16 X
32本件試薬  廿  廿 + ± −−−対照試薬 
 廿  廿 + ± −−一実施例11 (1)担体粒子の調整 橙赤色顔料レーキラドC(C,115585)に、0.
1重量%のポリオキシ エチレン ノニル フェノール
 エーテル(ノニオンNS−206、日本油脂(株)登
録商標)を含むグリシン緩衝液(pH8,2)を加え2
9 KHzの音波を用いて機械的にその顔料粒子を破砕
分散し、さらに遠心分離により、粒径0.2〜0.3μ
m、粒子濃度0.6重量%になるように調整した顔料粒
子懸濁液を得た。
(2)ウサギIgG感作試薬の調整 上記(1)で得た顔料粒子懸濁液における顔料粒子1■
当り250μgのウサギIgHを感作し56℃で1時間
加熱した。
加熱後、この懸濁液に塩化コリン、牛血清アルブミンを
加え最終的に顔料粒子0.32重量%、塩化コリン8,
4重量、牛血清アルブミン0.2重量%、さらに防腐剤
としてアジ化ナトリウム0゜1重量%がそれぞれ含有さ
れているウサギIgG感作試薬を得た。
(3)感度判定 上記(2)で得られた試薬50μQとリウマチ因子陽性
血清をグリシン緩衝液で稀釈した検体50μmとを凝集
判定用スライドグラス上で混合し、1分後の凝集像を肉
眼で観察した。また従来のポリスチレンラテックス試薬
を用いて同様の反応を行い本発明で得られた試薬と反応
を比較した。
判定規準 強陽性(廿):はっきりした大きな凝集塊が見られるか
、試薬の色がなく なり凝集塊の凝集塊の背景が 透明になるもの。
東隣性(+):ig集していることが認められるか1部
分的に塊の認められ るもの。
縦隔性(±):陰性に比べて粒子が粗いか明かには凝集
塊が認められない もの。
陰 性(−):試薬が一様に分散し、凝集塊が全く認め
られないもの。
第11表 稀釈倍数 原血清X2 X4 X8 X16 X32 
X64本件試薬  廿  廿 + 十 ± −−対照試
薬  廿  廿 + 十 ± −−本発明による試薬は
、ポリスチレンラテックス試薬と同等の検出感度を有し
ていた。
実施例12 (1)担体粒子の調整 赤色顔料パーマネントレッド(C,I、15865)を
実施例11と同様の方法で調整し粒径0゜2〜0.3μ
m1粒子濃度0.6%の顔料懸濁液を得た。
(2)ウサギIgG感作試薬の調整 上記(1)で得られた顔料粒子懸濁液を用いて実施例1
1と同様の方法で調整した。
(3)感度判定 上記(2)で得られた試薬について実施例11と同様の
方法で反応を行った。
第12表 稀釈倍数 原血清X2 X4 X8 X16 X32 
X64本件試薬  廿  廿 + 十 ± −−対照試
薬  廿  廿 + 十 ± −一実施例13 (1)担体粒子の調整 深紅色顔料ブリリアントカーミン(C,I、15850
)を実施例11と同様の方法で調整し粒径0.2〜0.
3μm、粒子濃度0.6%の顔料粒子懸濁液を得た。
(2)ウサギIgG感作試薬の調整 上記(1)で得られた顔料粒子懸濁液を用いて実施例1
1と同様の方法で調整した。
(3)感度判定 上記(2)で得られた試薬について実施例11と同様の
方法で反応を行った。
第13表 稀釈倍数 原血清X2 X4 X8 X16 X32 
X64本件試薬  廿  廿 + 十 ±  −−対照
試薬  廿  廿 + 十 ± −一実施例14 (1)担体粒子の調整 青色顔料フタロシアニンブルー(C,I、7416o)
に、0.3重量%のポリオキシエチレンフェノール エ
ーテルを含むグリシン緩衝液pH8,2)を加え、29
KHzの音波を用いて機械的にその顔料粒子を破砕分散
し、更に遠心分前により粒径0.2〜0.3μm、粒子
濃度2.0重量%になるように調整した顔料粒子懸濁液
を得た。
(2)ウサギIgG感作試薬の調整 上記(1)で得られた顔料粒子懸濁液における顔料粒子
1■当り250μΩのウサギIgGを感作し、56℃で
1時間加熱した。
加熱後この懸濁液に塩化コリン、牛血清アルブミンを加
え、最終的に顔料粒子0.5重量%、塩化コリン13.
0重量%、牛血清アルブミン0゜3重量%更に防腐剤と
してアジ化ナトリウム0゜1重量%がそれぞれ含有され
ているウサギIgG感作試薬を得た。
(3)感度判定 上記(2)で得られた試薬について実施例11と同様の
方法で反応を行った。
第14表 稀釈倍数 原血清X2 X4 X8 X16 X32 
X64本件試薬  廿  廿 + 十 ± −−対照試
薬  廿  廿 + 十  ± −一実施例15 (1)担体粒子の調整 緑色顔料フタロシアニングリーン(C,l74260)
を実施例11と同様の方法で調整し粒径0.2〜0.3
μm、粒子濃度20重量%の顔料粒子懸濁液を得た。
(2)ウサギIgG感作試薬の調整 上記(1)で得られた顔料粒子懸濁液を用いて実施例1
1と同様の方法で調整した。
(3)感度判定 上記(2)で得られた試薬について実施例11と同様の
方法で反応を行った。
第15表 稀釈倍数 原血清X2 X4 X8 X16 X32 
X64本件試薬  廿  廿 + 十 ±  −−対照
試薬  廿  廿 + 十 ±  −−本発明による試
薬はいずれもポリスチレンラテックス試薬と同等の検出
感度を有していた。
実施例16 混合試薬の調整 (1)緑色顔料フタロシアニングリーンを実施例5と同
様の方法で処理し、その粒子1■当り250μgのヒト
ガンマグロブリンを感作し、56℃で1時間加熱して、
懸濁液Aを得た。
深紅色顔料ブリリアントカーミンを実施例8と同様の方
法で処理し、その粒子1■当り100μgのヒツジ産ヒ
トCRP抗血清を感作し、36℃で1時間加熱して、懸
濁液Bを得た。
青色顔料フタロシアニンブルーを実施例4と同様の方法
で処理し、その粒子1■当り250μgのヒツジ産抗ヒ
トCRP抗血清を感作し、36℃で1時間加熱して懸濁
液Cを得た。
赤色顔料パーマネントレッドを実施例7と同様の方法で
処理しその粒子1■当り100μgのヒツジ産抗ヒトC
RP抗血清を感作し、36℃で1時間加熱して懸濁液り
を得た。
(2)懸濁液AとBを顔料重量比で1=1に混合し、更
にショ糖及び牛血清アルブミンを加え最終的に緑色顔料
0.25重量%、深紅色顔料0.25%、ショW3.O
%、牛血清アルブミン0.2重量%、更に防腐剤として
アジ化ナトリウム0゜1重量%が含有されているリウマ
チ因子、及びC反応性蛋白の2種類を同時に検出する試
薬Eを得た。(3) l!!濁液CとDを上記(2)と
同様に調整し、試薬Fを得た。
(4)懸濁液AとDを上記(2)と同様に調整し、試薬
Gを得た。
(5)@濁液CとBを上記(2)と同様に調整し、試薬
Hを得た。
第16表 試薬 リウマチ因子検出子CRP検出 E    A(緑色) 十B(深紅色)F    C(
青色) +D(赤色) OA(緑色) +D(赤色) HC(青色) 十B(深紅色) (6)抗原−抗体反応 上記(2)〜(5)で得られた試薬50μ悲と、血清検
体50μΩとを凝集判定用スライドグラス上で混合し3
分後の凝集像を肉眼でill察した。
判定規準 リウマチ因子、CRP共に陰性: 試薬E、F、G、Hそれぞれ凝 集塊が全く認められないもの リウマチ因子陽性、CRP陰性: 試薬E、凝集録色、背景深紅色 試薬F、i集青色、背景赤色 試薬G、ii集録色、背景赤色 試薬H,凝集青色、背景深紅色 リウマチ因子、CRP共に陽性: 試薬E、緑色、深紅色共に凝集 試薬F、青色、赤色共に凝集 試薬G、緑色、赤色共に凝集 試薬H1青色、深紅色共に凝集 リウマチ因子陰性、CRP陽性: 試薬E、凝集深紅色、背景緑色 試薬F、凝集赤色、背景青色 試薬G、凝集赤色、背景緑色 試薬H,凝集深紅色、背景青色 (7)反応結果 第17表(そのl) 試薬  RF(−)CRP(−)till   RF(
+)CRP(−)IlliE   凝集せず    緑
色凝集 F   凝集せず    青色凝集 G   凝集せず    緑色凝集 F   凝集せず    青色凝集 第17表(その2) 試薬  RF(+)cRp(+)*1   nr(−)
cRp(+)uE  緑色深紅色凝集  深紅色凝集 F  青色赤色凝集   赤色凝集 G  緑色赤色凝集   赤色凝集 F  青色深紅色凝集  深紅色凝集 具なる色の顔料にそれぞれ異なる抗原又は抗体を感作し
た試薬を二種以上混合して使用することにより、−回の
試験で二種以上の抗原又は抗体を同時に検出することが
できる。本発明の試薬は血清検査において緊急、又は多
人数のスクリーニング試験が必要な場合極めて有効であ
る。
保存試験 実施例1から5で調整した試薬を6°で12ケ月保存後
、血清検体を用いて凝集反応試験を行い。
ポリスチレンラテックス試薬の反応と比較した6また退
色の有無、分散性を検討した。
第18表 実施例 退色 分散性 12345 1  無し 良好 −−−−廿 2   〃    〃    廿  −−−廿3   
〃    〃    廿  −−−廿4   〃   
      廿  −−−廿5   〃    〃  
  廿  −−−廿lリスチレンラテックス試薬 廿 
−−−廿実施例6から15で調整した試薬を6°で6ケ
月間保存後それぞれの血清検体を用いて凝集反応試験を
行い、ポリスチレンラテックス試薬の反応と比較した。
また退色の有無分散性を検討した。
第19表 実施例退色分散性 [thl  X2 X3 X4 X
8 X166  無し 良好 廿 廿+±−− 7n     n     廿  廿 + ± −−8
〃         廿  廿 + ± −−9li 
        廿  廿 + ± −−1Q    
r+     II     廿  廿 + ± −−
ポリエチレンラテックス試薬 廿  廿 + ± −−
第20表 実施例 退色 分散性 Ith滑 X2 X4 X8 
X166  無し 良好 廿 廿+十 ± 7   〃         廿  廿 + 十  ±
8  11    〃    廿  廿 + 十  ±
9     II     71     廿  廿 
+ 十  ±10   〃         廿  廿
 + 十  ±ポリスチレンラテックス試薬 廿  廿
 + 十  ±第18表から第20表より、本発明の試
薬は、経時的に変化することなく、特異適に凝集反応を
示し、ポリスチレンラテックス試薬に比べても損色のな
いことが確認された。
手続補正書(白側 昭和63年2月2日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)白色と明瞭に識別しうる色彩を有する有機顔料を担
    体とし、この担体に、抗体又は抗原が吸着させてある事
    を特徴とする免疫学的診断用試薬。 2)前記有機顔料よりなる担体の大きさは0.05乃至
    2.0μmであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の免疫学的診断用試薬。 3)色彩が相互に識別可能な数種の前記担体の各一種に
    他の担体とは異なる抗体又は抗原が一種それぞれ吸着し
    てあって、これら吸着担体が混合して単一の試薬として
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の免疫
    学的診断用試薬。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6508104B1 (en) * 2000-10-05 2003-01-21 Xerox Corporation Method for additive adhesion force particle analysis and apparatus thereof
US6598466B1 (en) * 2000-10-05 2003-07-29 Xerox Corporation Method for additive adhesion force particle analysis and apparatus thereof

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