JPH01151934A - 分散質の安定化方法 - Google Patents

分散質の安定化方法

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JPH01151934A
JPH01151934A JP62311665A JP31166587A JPH01151934A JP H01151934 A JPH01151934 A JP H01151934A JP 62311665 A JP62311665 A JP 62311665A JP 31166587 A JP31166587 A JP 31166587A JP H01151934 A JPH01151934 A JP H01151934A
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JP
Japan
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dispersoid
oil
aqueous
fats
oils
Prior art date
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Pending
Application number
JP62311665A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinya Yokota
横田 欣也
Hironori Kataoka
片岡 裕紀
Tokiko Yamashita
山下 登喜子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、塗料、潤滑剤、農薬等の水性分散液の安定化
法に関する。
【従来の技術とその問題点】
(背景) 従来から、顔料、樹脂粉末、農薬、金属粉末等の水不溶
性物質を分散質として含有する水分散液では、比重差の
ため経時的に分散質が沈降し、二層分離を起こす原因と
なっている。そして、−旦この二層分離が起こると、単
に攪拌する程度では元の均一分数状態へ戻すのは難しく
、著しく商品価値が低下するのみでなく、商品によって
は使用不能となる。 (従来の技術) そこで既に二層分離を防止するための種々の提案がなさ
れており、例えば分散剤としてアルキルナフタリンスル
ホン酸塩、ナフタリンスルホン酸塩・ホルマリン縮合物
、リグニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル。 ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エス
テル塩、ポリカルボン酸塩のオリゴマー等を用い、増粘
剤としてカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、メチルセルロース、グアーガム、キサン
タンガム、ポリビニルアルコール等を加える方法が検討
されている。 しかじ増粘剤により二層分離を防止するには、それを多
量に使用しなければならないから、必然的に流動性が悪
くなり、例えばスプレー噴霧を困難にする等1作業性を
著しく低下させる。
【発明の目的】
以上の現状に鑑み、本発明は、分散液の粘度を高めるこ
となしに、顔料、樹脂粉末、農薬、金属粉末等の水不溶
性物質を安定に水に分散させるのを目的とする。
【目的達成のための手段】
(発明完成の経過) そこで、本発明者は既知分散液の持つ上記欠点を解決す
べく鋭意検討した結果、乳化性の界面活性剤を含有する
油脂を顔料、樹脂粉末、農薬、金属粉末の水分散液製造
時に加えることにより、比重差による経時的沈殿物を防
ぎうろこと、及びかくして得られた分散液は、粘度が低
く流動性に優れていることを見い出した。 (概要) 本発明は以上の知見に基づくもので、その要旨は、乳化
性の界面活性剤を含有する油脂を水不溶性物質の水性分
散液に存在させることを特徴とする分散質の安定化方法
に存する。 (油脂) 本発明で用いる油脂は、トリグリセライドを主成分とす
る液状油脂、例えばアマニ油、えのあぶら(荏油)、キ
リ油、ゴマ油、ナタネ油、綿実油、大豆油、ヒマシ油、
オリーブ油、ヒマワリ油等の植物油脂及び魚油、牛脂、
豚脂、羊脂等の動物油脂及び種々の油脂産生菌由来の微
生物油脂を意味するが、勿論例示に限られる訳ではない
。 (界面活性剤) 本発明で用いうる界面活性剤は、実質的に油脂を水中に
乳化しうるものである限り、イオン性の有無、例えばア
ニオン性であるか、非イオン性であるか、カチオン性で
あるか又は両性であるかを問わないが、価格及び品種を
考慮するならば、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン高級脂肪酸エステル等の非イオン性界面活
性剤、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルの
硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
の硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、高
級アルコールの硫酸エステル塩等が有利である。 (配合量) 本発明における顔料、樹脂粉末、農薬、金属粉末等の水
性分散液に対する乳化性界面活性剤を含む油脂の添加量
は、分散質の含量1粒度等に応じて変える必要があるが
1通常0.01〜lO%の範囲が好ましい、また、油脂
に対する乳化剤の配合割合は、概ね0.5〜50%の範
囲が好適である。 (調製法) 本発明を実施するに当っては、予め顔料、樹脂粉末、農
薬、金属粉末等の水性分散液を調整した後、乳化性界面
活性剤を含有する油脂を加える方が効果を最大限に引き
出し、ひいては添加量を少なくするため望ましい。 (その他の添加剤) 本発明の実施に際し、従来公知の添加剤、例えば分散剤
(アルキルナフタリンスルホン酸塩、ナフタリンスルホ
ン酸塩・ホルマリン縮合物、リグニンスルホン酸塩、ポ
リカルボン酸塩のオリゴマー、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル硫酸エステル塩等)、増粘剤(カルボキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メ
チルセルロース、グアーガム、キサンタンガム、ポリビ
ニルアルコール等)及び防腐剤、香料、染料等を配合す
るのは任意である。
【作用】
本発明において、乳化性界面活性剤を含有する油脂(分
離防止剤)がj顔料、樹脂粉末、農薬、金属粉末等の水
分散液の安定化剤として優れている理由を決定的に説明
するのは今のところ困難である。しかし発明者がこれま
で得た実験結果から、恐らく油脂粒子の乳化状態が攪拌
中に破壊され、該油脂粒子が顔料、樹脂粉末、農薬、金
属粉末等の分散質の表面に付着し、同時に精製した微細
な気泡と相まって該分散質の比重を水の比重に近似させ
ることによるものと推定される。
【実施例】
以下、実施例により本発明実施の態様及び効果について
説明するが、例示は当然説明用のものであって、発明精
神の限定を意味するものではない。 実施例−1 炭酸カルシウム80重量部、ハイテノールNF−13(
出願人会社製ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル硫酸エステル塩の商品名)5重量部及び水115重
量部を入れたシリンダーに、平均粒径0.8 armφ
のガラスピース200部を加え、サンドグラインl −
(2000rpm )で炭酸カルシウムが平均粘径3I
Lになるまで粉砕した。 粉砕完了後、濾布で濾過し、炭酸カルシウムの分散液を
得た。 以上の分散液に下表−1注欄記載の分離防止剤を混合し
た後、これを100 mlづつ1001容のメスシリン
ダーに加え、40℃に保存して経時安定試験を行なった
6結果を下表−1に示す。 表−1 サンプルA:大豆油 88部十ノイゲンEA80° 1
配合合tt  B:  tt   9Q部+   tt
     10 部E 合本出願入会社製のポリキシエ
チレントリフェニルエーテルの商標名 (以下余白) 実mニヱ 硫黄(殺菌剤)80重量部、センゾールS(出願入会社
製のジブチルナフタリンスルホン酸塩の商標名)8重量
部及び水112fi量部を入れたシリンダーに、平均粒
径0.81のガラスピーズ200部を加え、サンドグラ
インダー(2000rpm )で硫黄の平均粒度が1.
5μになるまで粉砕した後、濾布で濾過し、硫黄分散液
を得た。 上の分散液に、下表−2注欄記載の分離防止剤を加え、
混合後、 100 ml容のメスシリンダーに1001
づつ加え、40℃に放置して経時安定性試験を行った。 結果を下表−2に示す。 (以下余白) 表−2 サンプルC:ヒマシ油 80部十ンルゲン!10” 2
0部配合(出願入会社製のソルビタンモノラウレートの
商標名)(以下余白) 実施例−3 溶解機に、平均粒度20gの弗素樹脂粉末(ポリテトラ
フルホルエチレンパウダー> toie部、キサンタン
ガム0.25重量部及び水89.75 重量部を加えキ
サンタンガムが完全に溶解するまで攪拌した。 得られた弗素樹脂粉末分散液(粘度約500cps)に
、下表−3注欄記載の分離防止剤を加え、混合後、 1
00 ml容のメスシリンダーに100膳1づつ加え、
40℃に保存して経時安定性試験を行った。結果を下表
−3に示す、” (以下余白) 表−3 サンプルD:ヒマシ油り0部十ソルゲン90140部配
合#表−2下注参照。 丈fl二A 溶解機に、平均粘度28pLのアルミナ粉末20重量部
、キサンタンガム03重量部及び水89.7重量部を加
え、キサンタンガムが完全に溶解するまで攪拌した。 得られたアルミナ分散液(粘度約620cps)に。 下表−4注欄記載の分離防止剤を加え、混合後、100
1容のメスシリンダーに10Cmalづつ加え、40℃
に保管して経時安定性試験を行った。結果を下表−4に
示す。 (以下余白) 表−4 サンプルE:イワシ油り0部十ノイゲンET80E−拳
・30部配合零零本出願人会社製のポリオキシエチレン
アルキルエーテルの商標名。 (以下余白)
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明は、分散液の粘度を高めるこ
となしに、顔料、樹脂粉末、農薬、金属粉末等の水不溶
性物質を安定に水性媒質中に分散させる手段を提供しえ
たことにより、粉末を利用する各種製造工業及び利用産
業に寄与しうる。 特許出願人 第一工業製薬株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乳化性の界面活性剤を含有する油脂を水不溶性物質
    の水性分散液中に存在させることを特徴とする分散質の
    安定化方法。 2 乳化性の界面活性剤を含有する油脂が、水性分散液
    に対し0.01〜10%の割合で添加される特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3 油脂に対し、乳化性の界面活性剤を0.5〜50%
    の割合で配合する特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の方法。
JP62311665A 1987-12-08 1987-12-08 分散質の安定化方法 Pending JPH01151934A (ja)

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Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128072A (en) * 1974-08-31 1976-03-09 Rin Denmin Zukei mataha moyonadootenyorichoseikanoni ukiagezaikusuru hoho
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