JPH01151732A - スロツトルバルブ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動車用エンジンのスロットルバルブ装置に
関するものである０ （従来の技術〕 自動車エンジンのスロットルバルブは、これまでスチー
ルワイヤーによりアクセルペダルと機械的に連結されて
いたが、最近、自動車の最適な走行を実現Ｔる手段とし
て、例えば特公昭５８−２５８５８に見られるように、
電気的方法によりスロットルバルブを操作Ｔる提案がな
されている。

このように′ｒｌＬ気的にスロットルバルブを動作させ
る装置においては、故障時にスロットルバルブが開いた
ま＼となり、暴走Ｔ小ことがないよう、スロットルバル
ブを閉位置に戻丁ためのリターンスプリングを設け、さ
らにスロットルバルプトソれの′＠動源との連結を断つ
ために電磁クラッチなどを使用している。

〔発明が解決しようとＴる問題点〕

この場合、故障時に暴走は防止出来るが、走行の維持が
困難となり、修理のための移動が出来ないとか、加速中
においては急制動がかかり、追突される危険があるなど
の問題があった。また、電磁クラッチを使用Ｔるため装
置が複雑となる欠点があった〇 この発明は上記のような問題点を解消Ｔるためになされ
たもので、電気系統が故障しても、スロットルバルブを
機械的手段により走行維持に必要な程度の開度を確保出
来るような電子式スロットルバルプ装置を得ることを目
的とする〇〔問題点を解決Ｔるための手段〕 この発明に係るスロットルバルブ装置は、スロットルボ
ディー内の空気流通路を並列に２分割し、それぞれの通
路にスロットルバルブを配置し、その内の１個のスロッ
トルバルブはアクセルペダルと機械的に連結Ｔると共に
、他方のスロットルバルブともスチールワイヤでｗａ　
Ｌ／１１この２個のスロットルバルブを接続したスチー
ルワイヤを９ニヤステツピングモータにより、実質長さ
を変えてスロットルバルブの開度な制御するようにした
ものである。

〔作用〕

この発明におけるスロットルバルプ装置は、アクセルペ
ダルと直結されたスロットルバルブの他に、別のスロッ
トルバルブを並列に配置し、この２つのスロットルバル
ブをスチールワイヤで機械的に連結し、その張設方向と
直角方向の力を加えることにより、スチールケーブルの
実ｉ８さを変化させ、スロットルバルブの開度を制御よ
るものである。

〔実施例〕

以ド、この発明の一実施例を図について説明Ｔる。第１
図において、１は吸気管、２＆は第１のスロットルバル
ブ、菖はこのパルプを回転させるためのシャフト、４ａ
はこのシャフト誌に取りつけられたプーリである。

ｈ　＜ｔ　上記第１のスロットルバルブ２ａを閉位置に
戻丁ためのリターンスプリング、６ａはスロットルバル
ブ２ａの開度を検出するための開度センサで１上記シヤ
フト３ａの一端に設けられている。

２ｂから６ｂまでの部品は第２のスロットルノくルプ２
ｂの構成要素で、各部品の名称及び機能は丁でに説明し
たぁから６＆までの部品とそれぞれ同一である０ ７はアクセルペダル、８はこのアクセルペダル７と上記
第１のプーリ４ａ間に張設されたスチールワイヤで、上
記ペダル７を踏むことにより、上記プーリ４ａを回転さ
せ、第１のスロットルノ（ルプ２ａを矢印ア方向に開く
ものである。９は上記アクセルペダル７を元位置に定め
ると共に、踏力を与えるためのスプリング、ｌＯはこの
ペダル７の踏込量を電気的に検出するアクセルセンサ、
ｌｌは上記第１のプーリ４ａと第２のプーリ４ａ間に張
設されたスチールワイヤである。１２はこのスチールワ
イヤＵの張設方向と直角方向のスＦロークを有するりニ
アステッピングモータで、その先端は小プーリ口により
上記スチールワイヤ１１と接触するように配置しである
。１４はリニアステッピングモータ化のリターンスプリ
ングで、モータの非通電時には小プーリ口を図の■の位
置に戻丁ためのものであるＯＷは上記開度センサ６−６
ｂｚアクセル開度センサｌＯ及び車輌の運転・走行状況
の諸情報を得て、上記ＩＪエアステツビングモータνを
駆動Ｔるための制御装置である０ 次にこの発明の動作について説明する。今、両プーリ４
ａ、４ｂ間に張設されたスチールワイヤ１１に張力を与
えるよう、小プーリ口が図示ｌの位置にくるようにリニ
アステッピングモータＬを駆動しておけば、アクセルペ
ダル７の動きに応じて第１のスロットルバルブ２＆及び
第２のスロットルバルブ２ｂはけ！同じ開度で操作され
る。

次に、例えば追越しなどで、アクセルペダルの踏込量以
上の加速が必要な場合、アクセルの踏込と共に、小プー
リ１３が図示■の位置に削進するようリニアステッピン
グモータ化を駆動子れば、アクセルペダル７の踏込力に
加えてリニアステッピングモータ認により、両スロット
ルバルブに３ｂを開くことになり、全体の空気量が増加
し、大きな加速が得られる０また、上記の場合とは逆に
、例えば冬期の凍結道路など、発進時にスリップし易い
場合には、アクセルの踏込みに従って、小プーリ氏を□
□□示■の位置に後退させるようリニアステッピングモ
ータνを制御丁れば、加速が押えられてスリップを防止
出来る◇ さらｋｌＥ気系統が故障し、リニアステッピングモータ
νが制御不能となった場合には、小プーリ口はリターン
スプリング１４によりｍの位置に後退しており、スチー
ルワイヤＨには張力は与えてなり、従って第２のスロッ
トルバルブ２ｂはそのリターンスプリング５ｂにより閉
じており、アクセルペダル７と直結した第１のスロット
ルバルブ２ａのみで、ある程度の速度の走行が可能であ
る◎もちろんこの場合、上述の通り、第２のスロットル
バルブ２ｂは閉じているから暴走など、の危険はない。

なお上記実施例では、スチールベル）　１１に張力を与
える手段としてリニアステッピングモータを使用した例
を示したが、ソレノイドでもよく、また、モータとラッ
クピニオンとを組合わせてもよい。

〔発明の効果〕　。

以上のようにこの発明によれば、空気通路を２分割して
２つのスロットルバルブを並列配置し、ソ（７）　間を
スチールワイヤで結び、その張力をリニアステッピング
モータで制御Ｔると共に、その内の１個のスロットルバ
ルブはアクセルペダルと直結するようにしたため、アク
セルペダルの踏込量に対して空気量を大巾に増減可能で
あり、また。

゛電気系統が故障しても走行が可能であり、暴走の危険
もない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるスロットルバルブ装
置を示ＴｗＦＩ線図であるＯ Ｗ中、ｌは空気ａ　路、２＆、２ｔｌはスロットルバル
ブ。 ４ａ、４ｂはプーリ、５ｍ、５ｂはリターンスプリング
、ｅａ、６ｂは開度センサ、７はアクセルペダル、８は
スチールワイヤ、１０はアクセルセンサ、１１はスチー
ルワイヤ、νはリニアステッピングモータ、月は小ブー
　９　、１４はリターンスプリング、１５は制御装置で
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気通路を並列に２分割し、それぞれの空気通路にスロ
   ットルバルブを配置して、上記両スロットルバルブを結
   ぶスチールワイヤを張設し、このスチールワイヤにその
   張設方向と直角方向の力を加えて、これらスロットルバ
   ルブの開閉操作を行うと共に、その内の１個のスロット
   ルバルブをアクセルペダルと機械的に直結したことを特
   徴とするスロットルバルブ装置。