JPH01151569A - 新規なアミノ酸誘導体およびその製造法 - Google Patents

新規なアミノ酸誘導体およびその製造法

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JPH01151569A
JPH01151569A JP31142887A JP31142887A JPH01151569A JP H01151569 A JPH01151569 A JP H01151569A JP 31142887 A JP31142887 A JP 31142887A JP 31142887 A JP31142887 A JP 31142887A JP H01151569 A JPH01151569 A JP H01151569A
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光夫 真崎
Hiromitsu Takeda
武田 裕光
Koichi Hashimoto
弘一 箸本
Masahisa Miyake
雅久 三宅
Michiko Ishida
石田 美知子
Atsuhiko Shinozaki
温彦 篠崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術的分野] 本発明は、新規なアミノ酸誘導体およびその製造法に関
する。
[発明の背景] グルタミン酸は、昆虫の神経筋接合部において、興奮性
神経の伝達物質として働いている。従フて、グルタミン
酸作働性シナプスに作用して神経の伝達を攪乱させ得る
薬物は、例えば殺虫剤のような農薬として有用である。
本発明者らは、上記の観点から新規な農薬を提供するた
めに、種々のアミノ酸誘導体を合成し、その上記神経伝
達に関する作用を検討したところ、椹記一般式(I)で
表されるアミノ酸誘導体およびその塩が、グルタミン酸
作慟性シナプスのグルタミン酸受容体に直接作用して、
その結果神経伝達を増強したりあるいは抑制したりする
などして麻痺させる作用を有しており、殺虫剤のような
農薬として有用であることを見出し、本発明を完成した
[発明の構成] 本発明は、グルタミン酸作働性シナプスのグルタミン酸
受容体に直接作用して、グルタミン酸による神経伝達を
攪乱させる作用を有しており、殺虫剤のような農薬とし
て有用である新規なアミノ酸誘導体、およびその新規な
製造法を提供するものである。
本発明の上記新規なα−アミノ酸誘導体は、下記一般式
(I): [式中、R1、およびR2は、同一または異なり、水素
原子または炭素数1〜6の低級アルキル基であり、 TIおよびT2は、水素原子または炭素数1〜6の低級
アルキル基であり、 ■は、水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換
基を有していてもよいアリール基、アルアルキル基(た
だし、アルキル基の炭素数は1〜4)、またはハロゲン
原子であり、 ZおよびYは、同一または異なり、水素原子、ハロゲン
原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換基を有して
いてもよいアリール基、アルアルキル基(ただし、アル
キル基の炭素数は1〜4)、ニトロ基、スルホ基、スル
ファモイル基、ジアルキルスルファモイル基、アミノメ
チル基、° ジアルキルアミノメチル基、またはアルキ
レンイミノメチル基であり、 nは、0または1であり、 nがlのとき、T’ 、T2 、V、ZおよびYの全て
が同時に水素原子ではない] で表わされるアミノ酸誘導体もしくはその塩である。
また、上記一般式(I)で示される化合物にはα位とβ
位の不斉炭素原子の存在に基づく立体異性体があるが、
光学異性体も含めてこれら異性体のいずれもが、本発明
のアミノ酸誘導体に含まれる。
本発明のアミノ酸誘導体は、任意の有機酸もしくは無機
酸との塩であってもよい。そのような有機酸の例として
は、シュウ酸、フマール酸、マレイン酸、クエン酸、酒
石酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等を
挙げることができ、また、無機酸の例としては、塩酸、
硫酸、硝酸、臭化水素酸、リン酸等を挙げることができ
る。さらに、ナトリウム、カリウム、カルシウムのよう
なアルカリ金属またはアルカリ土類金属との塩であって
もよい。
また、本発明は、下記一般式(■): [式中、R3およびR4は、同一または異なり、炭素数
1〜6の低級アルキル基であり、T1は水素原子または
炭素数1〜6の低級アルキル基であり、 ■は、水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換
基を有していてもよいアリール基、アルアルキル基(た
だし、アルキル基の炭素数は1〜4)、またはハロゲン
原子であり、 ZおよびYは、同一または異なり、水素原子、ハロゲン
原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換基を有して
いてもよいアリール基、アルアルキル基(ただし、アル
キル基の炭素数は1〜4)、ニトロ基、アミノ基、ジア
ルキルアミノ基、スルホ基、スルファモイル基、ジアル
キルスルファモイル基、アミノメチル基、ジアルキルア
ミノメチル基、またはアルキレンイミノメチル基であり
、 Wは、アシル基、フタロイル基、アルコキシカルボニル
基、またはアルアルコキシカルボニル基であり、 T’、V、ZおよびYの全てが同時に水素原子ではない
] で表わされる化合物を、酸性あるいは塩基性条件下に式
(n)中のWおよびR4、またはW、R’およびR3を
水素原子に変換せしめた後説炭酸させ、さらに必要に応
じてその塩にすることを特徴とする、一般式(■): [式中、R1は水素原子または、炭素数1〜6の低級ア
ルキル基であり、 T’ 、V、Z、およびYは、前記一般式(II)につ
いて定義したものと同じ] で表わされるアミノ酸誘導体もしくはその塩の製造法で
ある。
また、本発明i、下記一般式(■): [式中、R3およびR4は、同一または異なり、炭素数
1〜6の低級アルキル基であり、T3およびT4は、同
一または異なり、炭素数1〜6の低級アルキル基であり
、 V、ZおよびYは、前記(II)について定義したもの
と同じである]、 で表わされる化合物を、酸性あるいは塩基性条件下に式
(IV)中のR4、またはR4SよびR3を水素原子に
変換せしめた後脱炭酸させ、さらに必要に応じてその塩
にすることを特徴とする、一般式(V): [式中、R1は水素原子または、炭素数1〜6の低級ア
ルキル基であり、 T3、T’、V、Z、sよびYは、前記一般式(IV)
について定義したものと同じコで表わされるアミノ酸誘
導体もしくはその塩の製造法である。
また、本発明は、下記一般式(■): [式中、R3,R’、T’、Z、YおよびWは、前記定
義したものと同じである] で表わされる化合物を、酸性条件下に式(Vl)中のW
およびR4、またはW、R’およびR3を水素原子に変
換せしめ、さらに必要に応じてその塩にすることを特徴
とする、一般式(■)二[式中、R’、T’、Z、およ
びYは、前記定義したものと同じである] で表わされるアミノ酸誘導体もしくはその塩の製造法で
ある。
また、本発明は、下記−数式(■): [式中、R3,R’、T3、T’、Z、j6.J−びY
は、前記定義したものと同じである]で表わされる化合
物を、酸性または塩基性条件下に式(■)中のR4、ま
たはR4およびR3を水素原子に変換せしめ、さらに必
要に応じてその塩にすることを特徴とする、−数式(■
)=[式中、R’、T3.T’、Z、およびYは、首記
定義したものと同じである] で表わされるアミノ酸誘導体もしくはその塩の製造法で
ある。
また、本発明は、下記−数式(X): [式中、R’、T’、T2、V%Z、Yおよびnは前記
定義の通りであり、 T’、T2、V、ZおよびYの全てが同時に水素原子で
はない] で表わされる化合物を、炭素数1〜6の低級アルコール
中で酸性条件下または酸触媒存在下でエステル化させ、
さらに必要に応じてその塩にすることを特徴とする、−
数式(XI) : [式中、R5は、炭素数1〜6の低級アルキル基であり
、 R6は、炭素数1〜6の低級アルキル基である前記R1
またはR5であり、 T’、T2.V、Z、Yおよびnは前記定義したものと
同じである] で表わされるアミノ酸誘導体のジエステルもしくはその
塩の製造法である。
本発明のアミノ酸誘導体の例としては、下記の化合物を
挙げることができる。
α−アミノ−β−(6−カルボキシ−2−オキソ−5−
フェニル−2H−ピラン−4−イル)プロピオン酸ジエ
チルエステル、 α−アミノ−β−(6−カルポキシー2−オキソ−5−
フェニル−2H−ピラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−5−フルオロ−2
−オキソ−2H−ピラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(5−ブロモ−6−カルポキシー2−
オキソ−2H−ピラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(5−t−ブチル−6−カルポキシー
2−オキソ−2H−ピラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−[6−カルボキシ−5−(4−クロロ
フェニル)−2−オキソ−2H−ピラン−4−イル]プ
ロピオン酸、 α−アミノ−β−(3−ブロモ−6−カルボキシ−2−
オキソ−5−フェニル−2H−ピラン−4−イル)プロ
ピオン酸、 α−アミノ−β−(3−ブロモ−6−カルボキシ−2−
オキソ−2H−ピラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−2−オキソ−3−
プロピル−2H−ピラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−3−ニトロ−2−
オキソ−2H−ピラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(3−アミノ−6−カルボキシ−2−
オキソ−2H−ピラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−3−ジエチルアミ
ノ−2−オキソ−2H−ピラン−4−イル)プロピオン
酸、 α−アミノ−β−(6−ニトキシカルポニルー2−オキ
ソ−3−スルホ−2H−ビラン−4−イル)プロピオン
酸、 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−3−ジエチルスル
ファモイル−2−オキソ−2H−ビラン−4−イル)プ
ロピオン酸、 α−アミノ−β−[6−カルボキシ−3−ジエチルアミ
ノメチル−2−オキソ−2H−ビラン−4−イル]プロ
ピオン酸、 α−アミノ−β−(6−カルポキシー2−オキソ−3−
ピペリジノメチル−2H−ビラン−4−イル)プロピオ
ン酸、 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−2−オキソ−3−
フェニル−2H−ビラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−3−クロロ−2−
オキソ−2H−ビラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−2−オキソ−3−
フェニルメチル−2H−ビラン−4−イル)プロピオン
酸、 α−アミノ−β−ブロモ−β−(6−カルボキシ−2−
オキソ−2H−ビラン−4−イル)プロピオン酸、 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−2−オキソ−2H
−ビラン−4−イル)ブタン酸、α−アミノ−β−(6
−カルボキシ−2−オキソ−2H−ビラン−4−イル)
ペンタン酸、α−アミノ−β−(6−カルボキシ−2−
オキソ−2H−ビラン−4−イル)−β−フェニルプロ
ピオン酸、 β−(6−カルボキシ−2−オキソ−2H−ビラン−4
−イル)−α−メチルアミノプロピオン酸、 α−アミノ−α−(6−カルボキシ−2−オキソ−2H
−ビラン−4−イル)酢酸、 β−(6−カルボキシ−2−オキソ−2H−ビラン−4
−イル)−α−ジメチルアミノペンタン酸。
本名用の製造法において原料として使用される一般式(
n)で表わされる化合物は例えば次の反応経路図によっ
て示される方法によって製造される・        
    以下余白1           纂 s’          i 1息 さらにこれらの反応の出発原料となる2−オキソ−2H
−ピラン−6−カルボン酸エステル類は例えば次の反応
式によって方法a ”−’ cによるかまたは、公知の
方法により製造される6−メチルビラン−2−オン誘導
体(例えばChem、 Ber、 100658 (I
967) )を酸化する(式d)ことにより製造される
以下余白 base 一般式(II)の化合物の合成例を次に詳述する。
A:式(n)におけるVがフッ素原子を除くハロゲン原
子以外の場合は化合物(I)と化合物(2)とを適当な
塩基の存在下縮合させて製造される。
(II) (式中Xはフッ素を除くハロゲン原子を示す)B:式(
II)における、■がフッ素を除くハロゲン原子の場合
は上記(A)の方法により製造される化合物(3)をハ
ロゲン化することにより製造される。
C:式(II)におけるYがフッ素を除くハロゲン原子
またはニトロ基である場合には上記の(A)によるかあ
るいは化合物(4)に適当なハロゲン化剤、あるいはニ
トロ化剤を反応させて、製造される。
D:式(II)におけるYがアルキレンイミノメチル基
である場合には上記(A)の方法によるか、あるいは化
合物(4)に塩酸等の酸存在下ホルムアルデヒドを反応
させてクロロメチル化し、これにアルキレンイミンを反
応させるか、または上記反応中にアルキレンイミンを共
存させて直接アルキレンイミノメチル化して製造される
以下余白 E:式(、■)におけるYがスルホ基である場合には上
記(A)の方法によるか、化合物(4)をスルホン酸と
反応させるか、または、クロルスルホン酸と反応させて
クロロスルホニル化したのち、加水分解することにより
製造される。またYがジアルキルスルファモイル基の場
合には、上述のクロロスルホニル化した化合物にジアル
キルアミンを反応させて製造される。
以下金7臼 盲     HNR’ 2 前記−数式(rV)で表わされる化合物は上記A〜E4
)反応経路において、TIをT3にWをT4に換え、同
様な反応により得られる。
なお、原料の(I)式の化合物は、化合物(5)を適当
なハロゲン化剤と反応させるか、あるいはYが(フッ素
を除く)ハロゲン原子、ニトロ基、スルホン基、スルフ
ァモイル基、アルキレンイミノメチル基等の場合には、
化合物(6)に方法(C)、(D)、(E)を準用して
製造され言 原料の(5)式の化合物で■が化合物(I)を得るアリ
ール基の場合は、化合物(7)より前述の方法で得られ
る化合物(8)をルイス酸などの触媒存在下に芳香族化
合物と反応させて製造される。
H3 暑 ルイス酸 一般式(Vl)で表わされる原料化合物は、例えば次の
反応式によって示される方法により製造される。
(M=H% S i Me、、) (x:ハロゲン原子) 本発明のアミノ酸誘導体の一つである一般式(I[I)
または(V)で表わされる化合物(但しR1は水素原子
)は、−数式(II)または(IV)で表わされる化合
物から、下記の方法によって製造される。
化合物(n)または(rV)をエステル類、アミド類、
ウレタン類の加水分解条件として広く用し)られている
塩基材料、あるいは酸性条件、もしくはこれらを段階的
に組み合せた条件下に処理するするか、トリフルオロ酢
酸のような有機酸と処理するか、あるいは塩酸ガスまた
は臭化水素ガスを飽和させた酢酸エチル、エーテル、あ
るいは酢酸などの有機溶媒中で処理することにより、化
合物(I[I)または(V)を製造する。
本条件下に脱炭酸が不十分の場合には必要に応じて加熱
することにより目的を達する。
好ましくは塩化水素ガスあるいは臭化水素ガスを飽和さ
せた酢酸と封管中で80乃至120℃にて、あるいはト
リフルオロ酢酸90℃乃至室温にて、あるいは塩化水素
ガスを飽和させたエーテル0℃乃至室温にて数時間乃至
数十時間行なわれる。
以下余白 Co2 R’ (II) HCl / A c OH またはHBr/Ac0H (III) (式中、R1は水素または低級アルキル基であり、R3
またはR4は同一または異なるアキル基でありWはアシ
ル基、アルコキシカルボニル基、アルアルコキシカルボ
ニル基であり、Z、Y、■、およびT1は前記と同じで
ある。)(rV) HCIl、 / A c OH またはHB r / A c OH (V) (式中、R1は水素または低級アルキル基であり、R3
またはR4は同一または異なるアルキル基であり、Z、
Y、V、T3およびT4は前記と同じである。) 本発明のアミノ酸誘導体の一つである。−数式Oa)で
表わされる化合物は、−数式(X)で表わされる化合物
から、下記の方法によって製造される。化合物(X)を
塩化水素ガスを飽和させた低級アルコール中で放置する
ことにより化合物(XI)を製造する。
(X) )ICl3゜ 50H Oa) (式中、R1は水素原子または低級アルキル基であり、
R5は低級アルキル基であり、R6は、低級アルキル基
であるR′又はR5であり、Z、 Y、V、およびTは
前記と同じである。)反応は通常室温下十数時間行なわ
れる。
実施例1 α−アミノ−β−(3−ブロモ−6−カルボ
キシ−2−オキソ−2H−ビラ ン−4−イル)プロピオン酸 工程1−1 4−メチル−2−オキソ−2H−ビラン−6−カルボン
酸エチル(5,OOg)の酢酸(60m1)溶液に臭素
(a、 77g)を加えて、80℃で13時間加熱攪拌
した。空冷復水を加え、ベンゼンで抽出し、有機層をハ
イポ水溶液、重曹水、ついで飽和食塩水の順に洗浄し、
無水mPIltナトリウムで乾燥した。減圧下、溶媒留
去後、残渣の淡黄色結晶をベンゼン−ヘキサンから再結
晶して3−ブロモ−4−メチル−2−オキソ−2H−ビ
ラン−6−カルボン酸エチルを白色針状晶として得た。
(収量:5.23g、73.1%)MS:分子イオンピ
ーク 262:260 (約171) N M R(CD CU 3)δ(ppm):1.39
 (38% t%J=7Hz)、2.37 (3H,s
)、 4.39  (28% 4% J=7Hz) 、7、 
00  (IH,5) IRv二:;  (cm−’)  : 3080、1735、1715、1635.1475、
1380. 1310. 1245.1 l 50、1
135、1110、1020.960、940.860
、770.750工程1−2 上記工程1−1で得られた化合物(4,39g)、N−
ブロモコハク酸イミド(3,37g)及び過酸化ベンゾ
イル(I90mg)の乾燥四塩化炭素(76mlN混合
物を窒素ガス雰囲気下、200Wランプで照射しつつ1
2時間加熱還流した。反応混合物を空冷後、析出物を濾
別し、四塩化炭素で洗浄、濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(ベンゼン−ヘキサン=3:1
乃至ベンゼン)にて精製し、3−ブロモ−4−ブロモメ
チル−2−オキソ−2H−ビラン−6−カルボン酸エチ
ルを白色結晶として得たく収量=3.30g、51.4
%)。
MS:分子イオンビーク 342 : 340 : 33B (約1:2:1)N
 M R(CD Cl 3 )δ(ppm):1 、4
0 (3H、t、 J = 7 Hz )4.37 (
2H,s) 4.40 (2H,4% J=7Hz)7.15 (I
)1.s) I Rve::  (cm−’): 3080.1735.1715.1630.1430.
1320.1245.1200.1140.1120.
1020.965.940.855.765.745 工程1−3 ベンジルオキシカルボニルアミノマロン酸ジエチル(9
ssmg)のDMF (6mIL)溶液に、窒素ガス雰
囲気下水素化ナトリウム(90mg)を加えた。水素の
発生が終ったら、反応混合物を0℃に冷却し、上記工程
1−2で得た化合物(I,02g)のDMF (3ml
り溶液を加えて同温度にて1時間攪拌した。冷IN−塩
酸に反応?IA合物を注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸ナトリウムで乾燥し
、減圧下溶媒留去して黒褐色油状物を得た。このものを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸
エチル5:1乃至3:1)にて錆製し、2−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ−2−(3−ブロモ−6−ニトキ
シカルボニルー2−オキソ−2H−ピラン−4−イル)
メチルマロン酸ジエチルを無色の粘稠な油状物として得
た(収量:936mg、55%)。
N M R(CD Cl 3 )δ(ppm):1.0
4〜1.48 (9H,m) 3.75 (2H,s) 3.92〜4.48 (6H,m) 5.12 (2H,s) 6.05 (IH,br、s) 6.88 (IH,s) 7.35 (5H,S> I Rye::t(cm−’): 2980.1760.1735.1490.1370、
1325、1300、1245.1200、1135、
1120、1110.工程1−4 上記工程1−3で得られた化合物(910mg)を25
%臭化水素含有酢酸(9mI1.)と封管中100℃で
34時間加熱した。空冷後反応混合物を減圧上濃縮し、
残渣に水を加えて残留する酢酸を共沸除去した。残漬に
エーテルを加えてしばらく攪拌した後、エーテル層をデ
カンテーションにより除去した。残渣の褐色粉末をセル
ロースカラムクロマトグラフィー(n−ブタノール:酢
酸:水==10:1:1乃至4:1:1)にて精製し、
標記の化合物を淡褐色粉末として得た(収量ニア9mg
、16%) NMR(D20−DCJ2)δ(ppm):3.16〜
3.68 (2H,m) 4.54 (IH,t、J=7Hz) 7.40 (IH,s) I RvW:;  (Cm −’ ) :3420、3
050、1715、1705.1640、1480、1
430、1250.1145、970 実施例2 α−アミノ−β−(6−カルボキシ−2−オ
キソ−5−フェニル−2H−ピ ラン−4−イル)プロピオン酸臭化水 素酸塩 工程2−1 窒素雰囲気下、カリウム−t−ブトキシド(38,8g
)の乾燥t−ブタノール(650mffi)溶液にフェ
ニルピルビン酸(27,2g)を加え室温でしばらく攪
拌した。次にテトロル酸エチル(38,8g)を加え4
2時間加熱還流した。反応液を水冷下4規定硫酸水溶液
(350mft)に注ぎ込み、次に加熱攪拌しながら大
部分のt−ブタノールを留去した。冷却後酢酸エチルで
抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄し、つづいて飽和重
曹水にて生成物を転溶した。水層を酢酸エチルで洗浄し
、水冷下4規定硫酸水溶液を加え酸性とした。これを酢
酸エチルで洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下
溶媒を留去した。残渣をエタノール(600mi1.)
に溶解し濃硫酸(2mIl)を加え11時間加熱還流し
た。エタノールを減圧上留去し、残漬に飽和重曹水な加
え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下溶媒を留去した
。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1〜5:1)にて精製し、4−
メチル−2−オキソ−5−フェニル−2H−ピラン−6
−カルボン酸エチルを無色油状物として得た(収、13
.81g、9.8%)。
MS (m/e); 25B (M” )NMR(CD
CIl、)δ(ppm):1.03 (3H,t、J=
7Hz) 1.90 (3H,d、J=IHz) 4.08 (2H19、J=7Hz) 6.39 (IH,q、J=IHz) 6.9〜7.5 (5H,m) 工程2−2 上記工程1−1で得られた化合物(3,81g)を乾燥
四塩化炭素(I77mjL)に溶解し、N−ブロモコハ
ク酸イミド(3,65g)及び過酸化ベンゾイル(0,
20g)を加え、500Wのランプで照射しながら窒素
雰囲気下に11時間加熱還流した。反応混合物を冷却後
不溶物を濾別し、濾液に塩化メチレンを加え、飽和重曹
水、飽和食塩水の順に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。溶媒を減圧上留去して得られる残漬をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
=10:1)で精製し、4−ブロモメチル−2−オキソ
−5−フェニル−2H−ビラン−6−カルボン酸エチル
を得た(収量1.66g533.5%)。
MS (m/e);336 : 33B (約1:1)
N M R(CD Cj! 3 )δ(ppm):1.
03 (3H,t、J=7Hz) 3.91 (28%d、J=IHz) 4.08 (2H,q、J=7Hz) 6、 69  (IH,t、  J=IHz)6、 9
〜7. 6  (58% m)l  RvQg@t(C
m−’)  :3070、2960、2930、288
0.1735、1720、1630、1400.138
0、1360、1320、1245.1200、118
0、 tioo、  1050.1010、840、7
55 工程2−3 窒素雰囲気下、水素化ナトリウム(I50mg)を乾燥
DMF (5mIL)に懸濁し室温でベンジルオキシカ
ルボニルアミノマロン酸ジエチル(I,58g)の乾燥
DMF (5mIL)溶液を滴下した。室温で更に30
分攪拌したのち氷冷しながら上記工程2−2で得られた
化合物(I,66g)の乾燥DMF (I0mffi)
溶液を滴下して、同温度にて1時間、室温で1時間攪拌
した。反応混合物に水及び食塩を加え酢酸エチルで抽出
し、抽出液を飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。減圧下に溶媒留去後、得られた黒褐色油状物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:ア
セトン=10:1)にて精製し、2−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−2−(6−ニトキシカルボニルー2−
オキソ−5−フェニル−2H−ビラン−4−イル)メチ
ルマロン酸ジエチルを無色粘稠油状物として得た(収量
965mg、34.6%)。
N M R(CD CIt :+ )δ(ppm):0
.8〜1.5 (9)1.m) 3.40 (2H,s) 3.8〜4.3 (6H%m) 4.96 (2H,s) 6.07 (IH,br、s) 6.36 (IH,s) 6.9〜7.5 (I08%m) 夏 Rv Wシ:: t (Cm−’)   :338
0.3050.3020.2970.2930.176
0.1730% 1485.1440.1385.13
60.1290.1255.1210.1190.11
20.1090、1040、1000.855.760
、 750. 695 工程2−4 上記工程2−3で得られた化合物(950mg)を25
%臭化水素含有酢酸(9mりと封管中100℃で50時
間加熱した。冷却後反応混合物を減圧下濃縮し、残渣に
熱水を加え不溶物を濾別し、濾液を減圧上濃縮乾固し標
記の化合物を淡褐色粉末として得た(収量501mg、
77.7%)。
NMR(D20)δ(ppm): 2.65〜3.25 (2H,m) 3.77 (I)(、t、J=7Hz)6.66 (I
H,s) 7.1〜7.6 (5H,m) IRv42=  (cm−’): 3400.3050.2900.1720.1700.
1620.1490.1440.1390.1260.
1205.1140.1005.770.700 実施例3 α−アミノ−β〜(6−カルボキシ−2−オ
キソ−5−フェニル−2H−ビ ラン−4−イル)プロピオン酸ジエチ ル 実施例2で得られた化合物(50mg)のエタノール溶
液に塩化水素ガスを導入飽和させそのまま室温下で18
時間攪拌した。反応混合物を減圧下濃縮乾固し残渣を水
にとかし重曹水を加えて塩基性とし酢酸エチルで抽出し
た。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下溶媒を
留去した。得られた油状物を分取薄層クロマトグラフィ
ー(TLC)にて精製(展開溶媒、CH(I!3 :メ
タノール−10:1)し、標記の化合物を淡黄色油状物
として得た(35mg)。
NMR(CDCj!、)δ(ppm):1.04 (3
H,t、J=7Hz) 1.18 (3H,t、J=7Hz) 1.48 (2H,br) 2.1〜2.8 (2H,m) 3.1〜3.4 (IH,m) 4、 08  (4H,CI) 6、 48  (IH,s) 6、 9〜7. 5  (5H,m) 実施例4 α−アミノ−β−(6−カルポキシー5−フ
ルオロ−2−オキソ−2H−ビ ラン−4−イル)プロピオン酸 工程4〜1 2.4−ペンタンジオン(30,0g)の無水ジクロル
メタン(500mjZ)溶液に、3.5−ジクロロ−N
−フルオロピリジニウムトリフルオロメタンスルホネー
ト(94,9g)を加え、窒素ガス雰囲気下で39時間
加熱還流した。ジクロルメタンを常圧で留去し、残留物
を減圧蒸留に付し、沸点45〜60℃/ 60〜65 
m m Hgの無色液体(24,5g)を得た。
この3−フルオロ−2,4−ベンタンジオン(IR:1
740.1720cm−’)の組体(24,5g)とカ
ルベトキシメチレントリフェニルホスホラン(72,2
g)を混合し、封管中170℃で16時間加熱した。冷
却後ヘキサンを加えて不溶物を濾別し、さらに、濾液中
の油状の沈殿を除去した。ヘキサン溶液を減圧下で濃縮
して得られた油状物を減圧蒸留に付し、4−フルオロ−
3−メチル−5−オキソ−2−ヘキセン酸エチルと4−
フルオロ−3−メチル−5−才キソー3−ヘキセン酸エ
チルの混合物を沸点82〜94”C/ 8 m m H
gの微黄色油状物として得た(収量11.6g、21%
)。
MS:分子イオンビーク 188 I Rv品B% (c m −’ )  :2990.
1740.1705.1665.1645.1360.
1280.1220、■程4−2 上記工程4−1で得た異性体混合物(I0,23g)に
水冷下95%硫酸(54mJ2)を加え、60℃で2時
間攪拌した。この反応混合物を水冷し、木片に注ぎ、食
塩で飽和し、エーテルで抽出した。このエーテル層を飽
和食塩水飽和重曹水、続いて飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒留去して、4,6
−シメチルー5−フルオロ−2H−ビラン−2−オンを
黄色油状物として得た(収量:s 、 94g、90%
)。
I Rve:%jt(cm−’) : 1735.1660.1560.1450.1230.
1190.1120.850、NMR(CDCJ23)
δ(ppm):2、17 (38,dd、、J=fHz
、IHz)2.25 (38%d、J=4Hz) 5.96 (IH%dq%J=6Hz、IHz)  −
■程4−3 上記工程4−2で得た化合物(5,11g)の無水四塩
化炭素(I44miL)溶液に、N−ブロモコハク酸イ
ミド(7,09g)及び過酸化ベンゾイル(0,36g
)を加え、4時間加熱還流した。反応混合物を氷冷し、
不溶物を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。この残留物を
エーテルに溶解し5%重曹水、続いて、飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒留去し
て橙色結晶8.12gを得た。ベンゼン−ヘキサンより
再結晶して、6−プロモメチルー5−フルオロ−4−メ
チル−2H−ビラン−2−オンを黄色結晶として得た(
収量:4.89g、62%)。
m、p、81〜83℃(ベンゼン−ヘキサン)lFtv
二’4:  (cm−’): 1720.1655.1460% 1245N M R
(CD CIt 3)δ(ppm):2.20 (3H
,dd、J=IHz、2Hz)4.28 (2H,d、
J=3Hz) 6− 13 (IH,dq、J=6Hz、IHz)工程
4−4 四フッ化ホウ素酸銀(4,32g)を無水ジメチルスル
ホキシド(22mffi)に溶解しこれに上記工程4−
3で得た化合物(4,09g)を攪拌下3分要して加え
た。この混合物を室温で1時間攪拌後、トリエチルアミ
ン(2,2mIL)を加え、室温で15分間攪拌した。
この反応混釜物にジクロルメタン及び飽和食塩水を加え
不溶物を濾別した。ジクロルメタン層を飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マトリラムで乾燥し、減圧下溶媒除去し
て褐色結晶1.97gを得た。
これをジクロルメタン(24mIL)に溶解し、重クロ
ム酸ピリジニウム(4,72g)を加え室温で16時間
攪拌した。この反応混合物に酢酸エチルを加え、析出物
を濾別し、酢酸エチルで洗浄した後減圧下濃縮した。残
留物を酢酸エチルに懸濁し、硫酸マグネシウムを加え、
不溶物を濾別した。濾液を減圧下濃縮して5−フルオロ
−4−メチル−2−オキソ−2H−ビラン−6−カルボ
キサアルデヒドを褐色結晶として得た(収量:0゜90
g、31%)。
I Ftvg!li:  (cm−’) :1730.
1685.1645% 1300゜1235.1190
.1145.955.925.880.765 N M R(CD C113)δ(ppm):2.29
 (38%dd、J=IHz、2Hz)6.46 (I
H,ctq、J=6Hz、IHz)9.86  (I8
% S) 工程4−5 上記工程4−4で得た化合物(t、otg)の80%メ
タノール(60mIt)溶液に氷冷攪拌下m−クロロ過
安息香酸(I,34g)を少量ずつ加えた。加え終った
のち、室温で4時間攪拌し、減圧下に(浴温45℃以下
)メタノール及び水を留除去した。残存した水をベンゼ
ンを加えて共沸留除去し、得られた残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム:酢酸=10
0=1乃至クロロホルム:メタノール:酢酸=100:
25:5)により精製して5−フルオロ−4−メチル−
2−オキソ−2H−ビラン−6−カルボン酸を淡黄色結
晶として得た(収量818mg、73%)。
NMR(CD30D)δ(ppm): 2.26 (3H,dd、J=2Hz、IHz)6.4
8 (I)(、dq、J=6H2,IHz)I R−v
W砦H(cm−’) : 3070.3000,2830.1730.1700、
 1450. 1400、1300.1235、115
0、895、770 工程4〜6 上記工程4−5で得た化合物(598mg)のエタノー
ル(60mlり溶液に、濃硫酸(0,6m1)を加え、
16時間加熱還流した。冷却後、減圧下にエタノールを
留去し、残留物に濃硫酸(3mIl)を加え、60℃で
45分間保持した。反応混合物を氷冷し、攪拌下に氷と
水の混合物(40mf)に少しずつ注ぎ込んだ。これに
食塩を飽和まで加えたのち、酢酸エチルで抽出し、飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
減圧下溶媒留去後、得られた残留物に四塩化炭素を加え
、析出物を濾別し、四塩化炭素を留除去することにより
、5−フルオロ−4−メチル−2−オキソ−2H−ビラ
ン−6−カルボン酸エチルを黄色油状物として得た(収
i:612mg、88%)。
N M R(CD Cl z )δ(ppm):1.3
9 (3H,t、J=7Hz) 2、 26  (3H,dd、  J=2Hz、 IH
z)4.41  (2H,q、  J =7Hz)6.
40  (I)1.  dq% J=6Hz、  IH
z)I  RvQ::t(c m−’)  :1730
、 l 720、1445% 1365.1315、1
235、1220、1180.工程4−7 ■程4−6で得た化合物(257mg)、N−ブロモコ
ハク酸イミド(274mg)の乾燥四塩化炭素(I0m
R,)混合物を空素ガス雰囲気下500Wランプで光照
射しつつ3.5時間加熱還流した。反応混合物を室温ま
で冷却後、不溶物を濾別し、四塩化炭素で洗浄した。濾
液と洗液を合せて濃縮し、残渣を分取TLC(シリカゲ
ルプレート、ベンゼン:酢酸エチル=5=1で展開)に
て精製し、4−ブロモメチル−5−フルオロ−2=オキ
ソ−2H−ビラン−6−カルボン酸エチルを白色結晶と
して得た(収量ニア2mg、20%)。
MS:分子イオンビーク 280.278(約1:1) N M R(CD CIt 3 )δ(ppm):1.
40 (38% t) 4.26 (28,dd、J=IHz、IHz)4.4
2 (2H%q) 6.62 (IH%dt、J=6Hz、IHz)IRv
A2x  (C111−’ ) :1760.1720
.1440.1375.1330.1240.1200
、!180.1165.850 ■程4−8 ベンジルオキシカルボニルアミノマロン酸ジエチル(8
4mg)のDMF (Imlり溶液に窒素ガス雰囲気下
水素化ナトリウム(7mg)を加ええた。水素の発生が
終ったら、反応混合物を0℃に冷却し、上記工程4−7
で得た化合物(72mg)のDMF(ImIL)溶液を
加えて同温度で1時間、更に室温で1時間攪拌した。冷
IN−塩酸に反応混合物を注ぎ、酢酸エチルで抽出した
。有機層な水、続いて飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧上溶媒留去して黒褐色油状物を
得た。このものを分取TLC(シリカゲルプレート、ベ
ンゼンニ酢酸エチル=5=1で展開)にて精製し、2−
べ、ンジルオキシカルポニルアミノ−2−(6−ニトキ
シカルボニルー5−フルオロ−2−オキソ−2H−ビラ
ン−4−イル)メチルマロン酸ジエチルを淡黄色の粘稠
な油状物として得た(収量:27mg、20%)。
MS:分子イオンピーク:507 工程4−9 上記工程4−8で得た化合物(27mg)を25%臭化
水素含有酢酸(Ir+njりと封管中100℃で36時
間加熱した。室温まで冷却後、反応混合物を減圧下に濃
縮し、残渣をセルロースカラムクロマトグラフィー(n
−ブタノール:水:酢酸=10:1:1乃至4:1:1
:乃至4:1:2)により精製して標記化合物を淡褐色
粉末として得た(収量:9mg、69%)。
NMR(D20)δ(ppm): 2.85〜3.44  (2H,m) 3、 98  (I8% t、  J=7Hz)6、 
54  (IH,d% J=6H2)I Rv@L  
(cmす): 3420、1720、1650、 l 375、実施例
5 β−(6−カルボキシ−2−オキソ−2H−ビラン
−4−イル)−α−メチ ルアミノプロピオン酸 ■程5−1 N−ベンジルオキシカルボニル−N−メチルアミノマロ
ン酸ジエチル(534mg)のDMF(4mIL)溶液
に窒素ガス雰囲気下水素化ナトリウム(40mg)を加
えた。水素の発生が終ったら、反応混合物を0℃に冷却
し、4−ブロモメチル−2〜オキソ−2H−ビラン−6
−カルボン酸エチル(392mg)のDMF(4mIL
)溶液を加えて同温度で1時間、更に室温で3時間攪拌
した。冷IN−塩酸に反応混合物を注ぎ、酢酸エチルで
抽出した。有機層を水、続いて飽和食塩水で洗浄後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上溶媒留去して黒色油
状物を得た。このものをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(n−ヘキサン:酢酸エチル−9:1乃至3:1
)にて錆製し、2−(N−ベンジルオキシカルボニル−
N−メチル)アミノ−2−(6−ニトキシカルボニルー
2−オキソ−2H−ビラン−4−イル)メチルマロン酸
ジエチルを淡黄色粉末として得た(収量二86mg、1
1%)。
NM R(CD Cn 3 )δ(ppm):1.25
 (68% t、J=7Hz)1.36 (3H,t、
J=7Hz) 2.90 (3H,s) 3.46 (2H,s) 4.22 (4H19、J=7Hz) 4.36 (2H%q、J=7Hz) 5.12 (2H,s) 6.36 (IH,m) 7.16 (IH,d、J=IHz) 7.34 (58%5) IRvW2:  (cm−’)  : 1740、1725、1685、1445.1390、
1355、 l 330、1275.1230、 12
10、1190、1170.1095、1020、10
10、760工程5−2 上記工程5−1で得られた、化合物(83mg)を25
%臭化水素含有酢酸(ImIt)と封管中100℃で3
7時間加熱した。室温まで冷却後、反応混合物を減圧下
に濃縮し、残漬をセルロースカラムクロマトグラフィー
(n−ブタノール:酢酸:水=10:1:1:乃至4:
1:1乃至4:1:2)により精製して標題の化合物を
淡褐色粉末として得た(収i:14mg、35%)。
NMR(D20−DCR)δ(ppm):2.83 (
3H,s) 3.00〜3.50 (2H,m) 4.40 (IH,t) 6.67 (IH,S) 7.34 (IH% 5) IRvW!H(cm−’)  : 3100、2430. 1715、1635.1600
、158°0、1380、1245、l 120 特許出願人  日本ケミファ株式会社 代 理 人 弁理士 柳川泰男 手脂rネ市正PF

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1、およびR^2は、同一または異なり、
    水素原子または炭素数1〜6の低級アルキル基であり、 T^1およびT^2は、水素原子または炭素数1〜6の
    低級アルキル基であり、 Vは、水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換
    基を有していてもよいアリール基、アルアルキル基(た
    だし、アルキル基の炭素数は1〜4)、またはハロゲン
    原子であり、 ZおよびYは、同一または異なり、水素原子、ハロゲン
    原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換基を有して
    いてもよいアリール基、アルアルキル基(ただし、アル
    キル基の炭素数は1〜4)、ニトロ基、アミノ基、ジア
    ルキルアミノ基、スルホ基、スルファモイル基、ジアル
    キルスルファモイル基、アミノメチル基、ジアルキルア
    ミノメチル基、またはアルキレンイミノメチル基であり
    、 nは、0または1であり、 nが1のとき、T^1、T^2、V、ZおよびYの全て
    が同時に水素原子ではない] で表わされるアミノ酸誘導体もしくはその塩。 2、前記一般式( I )において、T^1、T^2およ
    びVは水素原子であり、ZおよびYは、水素原子、フェ
    ニル基またはハロゲン原子であり、nは1であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアミノ酸誘導体
    もしくはその塩。 3、下記一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R^3およびR^4は、同一または異なり、炭
    素数1〜6の低級アルキル基であり、T^1は水素原子
    または炭素数1〜6の低級アルキル基であり、 Vは、水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換
    基を有していてもよいアリール基、アルアルキル基(た
    だし、アルキル基の炭素数は1〜4)、またはハロゲン
    原子であり、 ZおよびYは、同一または異なり、水素原子、ハロゲン
    原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換基を有して
    いてもよいアリール基、アルアルキル基(ただし、アル
    キル基の炭素数は1〜4)、ニトロ基、アミノ基、ジア
    ルキルアミノ基、スルホ基、スルファモイル基、ジアル
    キルスルファモイル基、アミノメチル基、ジアルキルア
    ミノメチル基、またはアルキレンイミノメチル基であり
    、 Wは、アシル基、フタロイル基、アルコキシカルボニル
    基、またはアルアルコキシカルボニル基であり、 T^1、V、ZおよびYの全てが同時に水素原子ではな
    い] で表わされる化合物を、酸性あるいは塩基性条件下に式
    (II)中のWおよびR^4、またはW、R^4およびR
    ^3を水素原子に変換せしめた後脱炭酸させ、さらに必
    要に応じてその塩にすることを特徴とする、一般式(I
    II): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、R^1は水素原子または、炭素数1〜6の低級
    アルキル基であり、 T^1、V、Z、およびYは、前記一般式(II)につい
    て定義したものと同じ] で表わされるアミノ酸誘導体もしくはその塩の製造法。 4、下記一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、R^3およびR^4は、同一または異なり、炭
    素数1〜6の低級アルキル基であり、T^3およびT^
    4は、同一または異なり、炭素数1〜6の低級アルキル
    基であり、 Vは、水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換
    基を有していてもよいアリール基、アルアルキル基(た
    だし、アルキル基の炭素数は1〜4)、またはハロゲン
    原子であり、 ZおよびYは、同一または異なり、水素原子、ハロゲン
    原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換基を有して
    いてもよいアリール基、アルアルキル基(ただし、アル
    キル基の炭素数は1〜4)、ニトロ基、アミノ基、ジア
    ルキルアミノ基、スルホ基、スルファモイル基、ジアル
    キルスルファモイル基、アミノメチル基、ジアルキルア
    ミノメチル基、またはアルキレンイミノメチル基である
    ] で表わされる化合物を、酸性あるいは塩基性条件下に式
    (IV)中のR^4、またはR^4およびR^3を水素原
    子に変換せしめた後脱炭酸させ、さらに必要に応じてそ
    の塩にすることを特徴とする、一般式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) [式中、R^1は水素原子または、炭素数1〜6の低級
    アルキル基であり、 T^3、T^4、V、Z、およびYは、前記一般式(I
    V)について定義したものと同じ] で表わされるアミノ酸誘導体もしくはその塩の製造法。 5、下記一般式(VI): ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) [式中、R^3およびR^4は、同一または異なり、炭
    素数1〜6の低級アルキル基であり、T^1は水素原子
    または炭素数1〜6の低級アルキル基であり、 ZおよびYは、同一または異なり、水素原子、ハロゲン
    原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換基を有して
    いてもよいアリール基、アルアルキル基(ただし、アル
    キル基の炭素数は1〜4)、ニトロ基、アミノ基、ジア
    ルキルアミノ基、スルホ基、スルファモイル基、ジアル
    キルスルファモイル基、アミノメチル基、ジアルキルア
    ミノメチル基、またはアルキレンイミノメチル基であり
    、 Wは、アシル基、フタロイル基、アルコキシカルボニル
    基、またはアルアルコキシカルボニル基である] で表わされる化合物を、酸性条件下に式(VI)中のWお
    よびR^4、またはW、R^4およびR^3を水素原子
    に変換せしめ、さらに必要に応じてその塩にすることを
    特徴とする、一般式(VII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) [式中、R^1は水素原子または、炭素数1〜6の低級
    アルキル基であり、 T^1、Z、およびYは、前記一般式(VI)について定
    義したものと同じ] で表わされるアミノ酸誘導体もしくはその塩の製造法。 6、下記一般式(VIII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) [式中、R^3およびR^4は、同一または異なり、炭
    素数1〜6の低級アルキル基であり、T^3およびT^
    4は、同一または異なり、炭素数1〜6の低級アルキル
    基であり、 ZおよびYは、同一または異なり、水素原子、ハロゲン
    原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換基を有して
    いてもよいアリール基、アルアルキル基(ただし、アル
    キル基の炭素数は1〜4)、ニトロ基、アミノ基、ジア
    ルキルアミノ基、スルホ基、スルファモイル基、ジアル
    キルスルファモイル基、アミノメチル基、ジアルキルア
    ミノメチル基、またはアルキレンイミノメチル基である
    ] で表わされる化合物を、酸性または塩基性条件下に式(
    VIII)中のR^4、またはR^4およびR^3を水素原
    子に変換せしめ、さらに必要に応じてその塩にすること
    を特徴とする、一般式(IX): ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) [式中、R^1は水素原子または、炭素数1〜6の低級
    アルキル基であり、 T^3、T^4、Z、およびYは、前記一般式(VIII)
    について定義したものと同じ] で表わされるアミノ酸誘導体もしくはその塩の製造法。 7、下記一般式(X): ▲数式、化学式、表等があります▼(X) [式中、R^1は、水素原子または炭素数1〜6の低級
    アルキル基であり、 T^1およびT^2は、水素原子または炭素数1〜6の
    低級アルキル基であり、 Vは、水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換
    基を有していてもよいアリール基、アルアルキル基(た
    だし、アルキル基の炭素数は1〜4)、またはハロゲン
    原子であり、 ZおよびYは、同一または異なり、水素原子、ハロゲン
    原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、置換基を有して
    いてもよいアリール基、アルアルキル基(ただし、アル
    キル基の炭素数は1〜4)、ニトロ基、アミノ基、ジア
    ルキルアミノ基、スルホ基、スルファモイル基、ジアル
    キルスルファモイル基、アミノメチル基、ジアルキルア
    ミノメチル基、またはアルキレンイミノメチル基であり
    、 nは、0または1であり、 T^1、T^2、V、ZおよびYの全てが同時に水素原
    子ではない] で表わされる化合物を、炭素数1〜6の低級アルコール
    中で酸性条件下または酸触媒の存在下でエステル化させ
    、さらに必要に応じてその塩にすることを特徴とする、
    一般式(X I ): ▲数式、化学式、表等があります▼(X I ) [式中、R^5は、炭素数1〜6の低級アルキル基であ
    り、 R^6は、炭素数1〜6の低級アルキル基である前記R
    ^1またはR^5であり、 T^1、T^2、V、Z、Yおよびnは前記一般式(X
    )について定義したものと同じ] で表されるアミノ酸誘導体のジエステルもしくはその塩
    の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0885885A4 (en) * 1996-02-02 2001-01-31 Kumiai Chemical Industry Co PYRIDONE DERIVATIVES AND HERBICIDES
WO2004078727A1 (ja) * 2003-02-05 2004-09-16 Nippon Soda Co., Ltd. 新規6-フルオロアルキル-2(1h)-ピリジノン、6-フルオロアルキルピリジン化合物及びその製造方法

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JPWO2004078727A1 (ja) * 2003-02-05 2006-06-08 日本曹達株式会社 新規6−フルオロアルキル−2(1h)−ピリジノン、6−フルオロアルキルピリジン化合物及びその製造方法

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