JPH01151503A - 植物生長調節剤 - Google Patents

植物生長調節剤

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JPH01151503A
JPH01151503A JP62311634A JP31163487A JPH01151503A JP H01151503 A JPH01151503 A JP H01151503A JP 62311634 A JP62311634 A JP 62311634A JP 31163487 A JP31163487 A JP 31163487A JP H01151503 A JPH01151503 A JP H01151503A
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JP
Japan
Prior art keywords
piperidone
growth regulator
plant growth
test
compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP62311634A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Maekawa
義雄 前川
Shigeru Isoda
磯田 茂
Osamu Yagyu
柳生 理
Minoru Okumura
稔 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taki Chemical Co Ltd
Original Assignee
Taki Chemical Co Ltd
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Publication date
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Priority to NZ224619A priority patent/NZ224619A/xx
Priority to US07/195,731 priority patent/US4948413A/en
Priority to BR8802557A priority patent/BR8802557A/pt
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般式 (但し、式中nは1または2であ、る)で示されるN−
アシルラクタム類化合物と2−ピペリドンとを混合して
なる植物生長調節剤に関する。
(従来の技術) 従来、植物の生長に有用なる植物ホルモンとして、オー
キシン類、ジベレリン類、サイトカイニン類、ブラシノ
ライド類などが知られている。
しかし、これらのものはいずれも■高価である■製造が
困難である■施用時期、対象作物により考しく発現効果
が異なる等の問題がある。
この様な現状に於いて、本発明者らは安価な、また植物
の生長調節剤として種々の植物に対して生理活性を示し
、その調節作用に優れる化合物を得るべく検討を重ねた
結果、合成法による安1曲な新規生長調節剤であるN−
アシルラクタム類化合物を見出し、先に出願を行った。
(特開昭61−246105号) しかし、その後足に検討を進めた結果、このN−アシル
ラクタム類化合物をは味で使用する場合、珠に圃場に於
ての使用の場合に、生長調節効果が未だ充分でないこと
が明らかとなり、更に検討を進めた。
(発明が解決しようとする問題点) 植物生長調節剤として所望される特性として、低濃度で
効果を有し、しかもその濃度範囲が広いことが挙げられ
る。
これは近年高濃度での施用は、毒性の問題が懸念される
ことであり、経済的にも高価となる。更に、施用濃度l
i!囲が広いことは、施用技術を要しないことにつなが
るものである。
これらの観点から更に検討を重ねた結果、以下に詳記す
るように、N−アシルラクタム類化合物と2−ピペリド
ンとを混合して用いることにより、低濃度での効果が著
しく優れ、またその施用濃度範囲も広くなることが明が
となった。
また更には、この混合物を生長促進を目的に植物に施用
した場合、促進のみならず増収効果も有し、加えては、
植物の病害発生を低下させる顕著な効果を有することを
見出し、係る知見に基づき本発明を完成させたものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明は一般式 (但し、式中nは1または2である)で示されるN−ア
シルラクタム類化合物と2−ピペリドンとをモル比でl
:l〜5の範囲で混合してなる植物生長調節剤l剤に関
する。
(作 用) 以下詳細に本発明を説明する。
本発明に使用するN−アシルラクタム類化合物の製造法
に関しては、本願出願人が先に出v[1シた特許(特開
昭61−246105号公報)に記載する通りであり、
例えば、(1)ラクタムと酸無水物との反応、(2)ラ
クタムと酸クロリドとの直接反応等の周知の方法により
得ることができる。
N−アシルラクタム類化合物と2−ピペリドンとの混合
方法は、両者を酢酸エチル等の適当な有機溶媒に溶解し
て混合後、使用した溶媒を留去すればよい。
また別の方法として、N−アシルラクタム類化合物の製
造方法の選択によっては、接最還元時に予め混合してお
いてもよい。
N−アシルラクタム類化合物と2−ピペリドンとの混合
割合は、N−アシルラクタム類化合物と2−ピペリドン
とをモル比で1:1〜5の範囲となるように混合して用
いる。
尚この場合に、両者の混合割合がこの範囲を逸脱し、モ
ル比がl:lをhIと本発明の2−ピペリドンとの混合
による効果か得られず、また逆に、モル比が1:5を上
廻り2−ピペリドンを多含してもそれ以上の効果は得ら
れず、経済的にも好ましくなく、この混合割合は本発明
に於いて重要である。
この様にして混合を行った本発明生長調節剤の使用方法
としては、均一性の点から溶液状、もしくはタルク、微
粉末珪酸等の適当な担体に吸着させた形態で施用する。
またその施用量は、施用する植物の種類により異なるが
、土壌散布の場合には、1m12に対して濃度0.1〜
1m1g/lの水溶液を約IL散布し、葉面散布の場合
には、0.01〜0.1n+g/lの水溶液を散布する
のが好適である。
更に施用時期としては、一般に植物の幼苗期、例えば定
植前の鉢植の段階、定植後2週間以内が望ましいが、対
象植物の種類によってはこれに限定されるものではない
また、本発明の植物生長調節剤は、定植前の土壌に予め
散布を行っておいてもよく、水耕栽培に於ては、循環槽
への添加、あるいは循環栄養剤、肥料への添加も可能で
あり、その使用態様は広範なものである。
(実施例) 以下に本発明を実施例により更に説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。
また、%は特にことわらない限り全てti%を示す。
実施例1 第1表に示したN−アシルラクタム類化合物及び第1表
の化合物と2−ピペリドン(δ−lビレUラクタム、東
京化成工業■製試薬)との当モル混合物を酢酸エチルで
溶解し、第2表に示すように各々0.001〜1000
mg/lの所定濃度の試験液を調製した。
ペトリ皿にろ紙(701φ)を入れ、この試験液の21
!をろ紙上に添加した。
ペトリ皿中の溶媒を減圧下で留去した後、減菌水2ml
を添加し、これにコマツナ種子25粒を播種して暗所で
25°Cに保った。
また比較のために、2−ピペリドンのみを同濃度に調製
して試験を行った。
更に、空試験として、酢酸エチルのみを添加して試験を
行った。
48時間後に発芽したコマツナの機長を測定し、空試験
結果との差で変化率を求めた。
これらの結果を第2表に示した。
第1表 実施例2 比111.13の食塩水でイネ種子(金南風種)を選別
し、これを充分に水洗した後、70%エタノール液に2
分間浸漬して滅菌水で水洗した。
次に、これを1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に浸漬し
、30分後に取り出して滅菌水でよく水洗した。
この種子をペトリ皿に入れ、かん水状態で暗所において
25°Cに保持して発芽させた。
次に、実施例1と同様に、酢酸エチルで0.1mg/l
とした試験液を調製し、この試験液の2mlを用いて同
操作を行った。
上記発芽種子16粒を試料の入ったペトリ皿に移して暗
所において25°Cに保った。
10日後にイネの茎長と根長を測定し、変化率を求めた
結果を第3表に示した。
実施例3 コマツナ種子200粒を栓付試験管に入れ、これに実施
例1と同様に調製した0、005m(/lの試験液の6
■lを加えた。
試験管に栓をし、25°Cで48時間暗所に静置した。
また比較のために、2−ピペリドンのみを同濃度に調製
し、試験を同様に行った。
更に、空試験として蒸留水6mlを使用して同様に試験
を行った。
48時間後に種子を取り出し、発芽種子と非発芽種子に
分別した。尚、この時の各区分の発芽率はa7.Q 〜
87.5% テあツタ。
100■φのペトリ皿にろ紙を入れ、これに蒸留水2m
lを加えた後、上記試験区分の非発芽種子25粒をろ紙
上に播種し、暗所において25℃で静置した。
48時間後と72時間後の発芽率及び72時間後の茎長
、根長を測定し、それぞれ結果を第4表に示した。
実施例4 実施例2と同様にイネ種子(日本晴)を発芽させて試験
に供した。
ベトリ皿に2%寒天を入れ、これに発芽種子25粒ずつ
を子葉鞘を上にして植え、発芽時と同条件で2日間生育
させた。
次いで、生育したイネ苗の第−葉の間に、マイクロシリ
ンジを用いて所定濃度に調製した試験液の1μ1滴下し
、更に生育を継続させた。
尚、試験液は第1表に示したN−アシルラクタム類化合
物のNo、 2の化合物に対して2−ピペリドン(δ−
11″しσラクタム、和光純薬工業(ロ)製試薬)をそ
れぞれ当モル、2倍モル、5倍モルとした混合物を50
%ア七トンで所定濃度に調製して用いた。
また比較のために、No、2の化合物及び2−ピペリド
ンのみを同濃度に調製し、試験を同様に行った。
丈に、空試験は50%ア七トン溶液のみを用いて同様の
操作を行った。
生育したイネ苗の1.2.5.7日後の草丈を測定し、
また10口後の第二!!鞘長と根長を測定し、それぞれ
空試験で行った生育イネに対する変化率を求めた。
結果を第5表に示した。
実施例5 兵庫県姫路市の圃場(露地)での、エダマメ栽培に於け
る収穫量への影響をみた。
尚、栽培条件及び本発明生長調節剤の散布条件は、以下
の通りである。
(栽培条件) 元肥:しきしま特1号(多本化学−製商品名)70〜8
0kg/反 *V1時期:昭和62年4月 収穫時期:昭和62年7月 (生長調節剤nk布条件) 調節剤:第1表N−アシルラクタム類比合物のNo、2
 の化合物と2−ビへ09ビン(δ−1ビレロラクタム
、東京化成工業@製試薬)との当モル混合物濃度、散布
量:11JF/1、IL/畝1n+’散布時期:播種後
170目 散布場所:播種後の土壌 対象:エフフッ30株 収穫後のエダマメの成長度、収量等を測定し、1体当た
りの平均値を算出して結果を第6表に示した。
また比較のために、前記NO62の化合物のみを用いて
同圃場での栽培試験を行い、収穫後の結果を併せて第6
表に示した。
第6表 注) No、2処理とは、N002化合物のみによる処
理を示す。
実施例6 兵庫県姫路市及び竜野市のトマト栽培ハウス3圃場での
本発明の生長調節剤の施用試験を行った。
試験方法は、7月定植苗に対して定植10日後に、実施
例5と同様に調製した本発明試料を用いて同散布条件で
行い、トマトの病害耐性について調べた。
181場について畝単位で散布区分と非散布区分とを等
区分で設定し、l圃場当たり平均約150θ株を対象と
して試験を行った。
また、この際比較のために、実施例5と同様にNo、 
2の化合物のみについても同様に試験を行った。
定植後約60日後にトマトの病害発生状況を調査し、病
害発生率を算出した。
尚、この場合に於いて病害発生率は、トマト1株につい
て、地上部の30%以上に於いて青枯れ病、萎凋病、軟
化病の兆候が認められる株を病害株として判定し、健全
株との比率で算出した。
結果を第7表に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中nは1または2である)で示されるN−ア
    シルラクタム)類化合物と2−ピペリドンとをモル比で
    1:1〜5の範囲で混合してなる植物生長調節剤。
JP62311634A 1987-06-04 1987-12-08 植物生長調節剤 Pending JPH01151503A (ja)

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JP62311634A JPH01151503A (ja) 1987-12-08 1987-12-08 植物生長調節剤
DE3851007T DE3851007T2 (de) 1987-06-04 1988-05-13 Zusammensetzung zur Verwendung in der Landwirtschaft.
EP88304370A EP0294053B1 (en) 1987-06-04 1988-05-13 Composition for agricultural use
NZ224619A NZ224619A (en) 1987-06-04 1988-05-13 Plant root growth promoting compositions containing an n-acyl lactam compound and 2-piperidone
US07/195,731 US4948413A (en) 1987-06-04 1988-05-16 Physiologically active agent for agriculture use
BR8802557A BR8802557A (pt) 1987-06-04 1988-05-25 Agente fisiologicamente ativo para uso agricola
CA000567934A CA1316699C (en) 1987-06-04 1988-05-27 Physiologically active agent for agricultural use
AU16919/88A AU591046B2 (en) 1987-06-04 1988-05-31 Physiologically active agent for agricultural use
CN88103351A CN1016840B (zh) 1987-06-04 1988-06-03 农用生理活性剂
SU884355925A RU1811365C (ru) 1987-12-08 1988-06-03 Средство дл регулировани роста растений
KR1019880006757A KR920000860B1 (ko) 1987-06-04 1988-06-03 농업용 생리활성제

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61246105A (ja) * 1985-04-23 1986-11-01 Taki Chem Co Ltd 植物生長調節剤

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61246105A (ja) * 1985-04-23 1986-11-01 Taki Chem Co Ltd 植物生長調節剤

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