JPH01150671A - コピー紙積重ね装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複写装置からのコピー紙を積重ねる技術に関
し、特にコピー紙を表を下にした状態または表を上にし
た状態で積重ねるための簡単な装置に関する。

〔従来の技術および解決しようとする課題〕プリンタ又
は複製装置の如き複写装置は、コピー紙の状態を含む面
を装置内の処理ステーションの配置に基く特定の姿勢で
コピー紙を出力装置へ送る。コピー紙の情報を含む面が
上を向いた状態で搬送されることが一般的である。

このような状態は、装置が適正に機能していることをオ
ペレータが知ることを可能にする点で望ましい。複数枚
のコピー紙が処理される時、これらの紙は出力装置にお
いて前の紙の上に積重ねられる。もしこのコピー紙が全
て同じ情報を持つならば、これらコピー紙が別の紙上に
積重ねられることは問題を生じない。しかし、多数頁か
らなる文書が頁順で複写される時、コピー紙をコピー面
を上にして（フェイス・アップ）前の紙に積重ねること
は、積重ねられる出力コピーが望ましくない反対の頁順
序となる結果になる。

このような望ましくない積重ね順の問題を克服するため
、多数頁文書のコピーを含む各コピー紙は出力装置に積
重ねる前に表を下にした（面を伏せた）状態になければ
ならない。その結果、最終的に所要の頁順に積重ねられ
ることになる。

コピー紙を面を伏せた状態にすることができるコピー紙
積重ね出力装置は、例えば、米国特許第　４；３００，
７５７号および同第４，２２０，３２３号に示されてい
る。この米国特許第４，３００，７５７号の出力装置は
、コピー紙の面を伏せるためのモートのみにおいて機能
する、即ち、装置が適正に機能していることをオペレー
タが見ることを可能にするため、コピー紙が複写装置か
ら出てくる時と同じ表を上にした状態でコピー紙を積重
ねることはできない。一方、米国特許第４，２２０，３
２３号の出力装置は、表を伏せた状態と表を伏せない状
態のいずれにもコピー紙を積重ねることができる。しか
し、このような装置は、構造が比較的複雑となり、複写
装置の一体部分をなしている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の目的は、コピー紙が排紙スロットからある面の
状態で出てくる複写装置からのコピー紙を積重ねるため
の簡単な装置の提供にある。この目的は、このようなコ
ピー紙をある面の状態に関して面を伏せた状態又は面を
伏せない状態のいずれかで所要の如く積重ねるように容
易に配置された装置により達成される。この積重ね装置
は、コピー紙を受取って積重ねるための第１の面と第２
の而とを備えた部材を含む。このような部材は、前記第
１の面が面を伏せない状態で装置から直接コピー紙を受
取り積重ねるためある角度が付される第１の位置、また
は１１ｆ「記載２の面が面を伏せた状態で装置からコピ
ー紙を受取るためある角度が付された第２の位置におい
て、複写装置の排紙スロットに隣接して複写装置に結合
することができる。本発明の望ましい実施態様において
は、ｎη記部材はその第１と第２の面が対向する状態で
略々平坦である。更に、この積重ね装置は、面を伏せた
コピー紙が積重ねられる第２の面と関連する板を含み、
この板はコピー紙が複写装置から出てくる時面を伏せた
状態になることを保証する。

本発明、およびその他の目的および利点については、以
下に述べる望ましい実施態様の詳細な記述において更に
明らかになるであろう。

〔実施例〕

次に図面において、本発明による積重ね装置が番号ＩＯ
により全体的に示されている。本装置ｌＯは、複写装置
１４から出てくるコピー紙を受取り積重ねるためどんな
周知の形式の複写装置に対しても配置される支持部材１
２を含む。コピー紙は、複写装置から出てくる時と同じ
面の状態、あるいは面を伏せた状態のいずれかで選択的
に積重ねられる。

支持部材１２は、第１の面１２ａおよび対向する第２の
面１２ｂを持つ板状の構造を呈している。

この部材１２は、側縁部に沿フてこれと略々直角をなず
第１の面１２ａから延長する部分１６と、このような側
縁部に沿ってこれに略々直角をなす第２の面１２ｂから
延長する部分１８とを有する。

これら部分１６および】８は、それぞれ面１２ａまたは
１２ｂ上に積重ねられるコピー紙に対する側方ガイドを
提供する。更に、部分２０は、前記第１の而１２ａに対
し略々直角をなず端縁部から延長し、部分２２はこれに
対し鋭角（約６０乃至７５゜の範囲内）で第２の面１２
ｂの反対側の端縁部から延長して、それぞれ面１２ａま
たは１２ｂ上に積重ねられるコピー紙に対するストッパ
を提供する。

本発明の望ましい実施態様においては、部分１６．１８
．２０および２２は部材１２と一体に形成される。部材
■２および部分！６〜２２は、縁部を有する平坦板から
作られ、切込みＳｌ乃至Ｓ４が第５図に示されるパター
ンで切込まれている。部分２２は一体に形成されたタブ
２２ａ、２２ｂを有する。

線Ｆ、−Ｆ５に沿って前記板に適当な方向の折曲げがな
さ九、タブ２２ａ、２２ｂがそれぞれ切込みＳ３、Ｓ４
に挿入されると、この板は第１図乃至第４図に示される
如き完成した装置の形状をとる。熱論、本装置ｌＯは周
知の方法で適当に一体に接合された個々の要素から形成
された部材１２および部分１６〜２２から組立てが可能
であることも本発明の範囲内に含まれる。

積重ね装置１０は、このような複写装置１４の排紙スロ
ット２４から複写時と同じ面の状態または面を伏せた状
態のいずれかで順次出てくるコピー紙を受取り積重ねる
ため、複写装置に対して選択的に配置することができる
。装置１４は、この装置１４に取付けられた時、コピー
紙のビーム強さの故に装置１０上にこれらコピー紙を搬
送するに充分な速度で排紙スロット２４からのコピー紙
を搬送するため、ある方向である角速度で駆動される１
対の排出ローラ２６を有する。装置１４に対する装置Ｉ
Ｏの取付けは、係止組立体２８により行なわれる。

この係止組立体２８は２組のタブ３０．３２を有する。

各タブは、排紙スロット２４に隣接する装置１４の側に
置かれたスロット３４に収受され得るリップを有する。

組をな’１”タブ３０．３２は、部分１８から延長し、
１組のタブがスロット３４に受取られる時反対側の組の
タブが複写装置１４の側と係合して部材１２を排紙スロ
ット２４に対して正確に定置するように、部材１２に対
して配置されている。特に、タブ３０の組がスロット３
４に収受されタブ３２の組が装置１４の側に係合する時
、部材１２は面１２ａが複写装置１４の排紙スロット２
４から出てくる時と同じ面の状態でコピー紙を受取り積
重ねる位置である第１の位置にある（第１図および第２
図に示される）。

部分１６およびストッパ部分２０はそれぞれ側方のガイ
ドおよび端部ストッパとして作用して、コピー紙を前の
紙上に積重ねることを保証する。

水平から反時計方向に測定した面１２ａの角度は、約１
９０乃至２１０°の範囲内にある。この角度の範囲内で
、コピー紙は充分に重力の方向に押圧されるようにその
影晋下にあり、これによりその前縁部はストッパ部２０
と係合してコピー紙を部材１２上の堆積状に略々均一に
整合させる。

タブの組３２がスロット３４内に収受されタブの組３０
が装置１４の側と係合する時、部材１２は複写装置１４
の排紙スロット２４から出てくると同時に、面１２ｂが
コピー紙を表を下にした（即ち、面を伏せた）状態で受
取り積重ねるように配置された状態の第２の位置（第３
図および第４図に示される）にある。コピー紙が面を伏
せた状態になることを許容するため、面１２ｂは略々排
紙スロット２４の下方にあり、約３０乃至４５゛の範囲
内で水平から時計方向にある角度をなす。更にまた、排
紙スロット２４の直下の位置まで延長する部分２２は、
コピー紙ガイド２２ｃが面１２ｂ上まで折曲げられてい
る。このため、出てくるコピー紙は、そのビーム強さの
故に、その長さの実質部分だけコピー紙ガイド２２ｃを
越えて進む。重力の作用がこのようなコピー紙の先縁部
を而１２ｂに向けて指向させ、最後にはこの面（あるい
は、前に積重ねられたコピー紙）と接触させる。コピー
紙ガイド２２ｃは、コピー紙が面１２ｂの角度と共働し
て面を伏せるようにその後縁部を案内する。重力の作用
が、次にコピー紙を部分２２と係合状態になるよう押圧
し、コピー紙を部材１２上の略々堆積状に整合する。こ
の過程は、コピー紙が面を伏せた状態で相互に積重ねら
れるように出てくるコピー紙面に繰返される、即ち、複
写装置から出てくると同時にコピー紙の表が下にされる
。また、コピー紙のリップ部２２ｂとの接触がコピー紙
に（例えば、コピー紙への画像の融着の間）貯えられた
熱を発散させることも知るべきである。このような熱は
、コピー紙が面１２ｂ上に積重ねられた後学に発散され
ることになり、その結果コピー紙がかなり反りを呈する
ことになる。しかし、コピー紙がリップ部２２ｃと接触
することにより積重ねられるｎｆ「に発散することは、
面１２ｂ上に積重ねられる前にコピー紙の反りをかなり
低減する上で役立つ。

（発明の効果） 本発明による本装置ＩＯは、このように、複写装置に対
して、この装置から出てくる時と同じ面の状態かあるい
は面を伏せた状態でコピー紙を選択的に積重ねるため所
要の位置に容易に取付けることができる簡単な構造のコ
ピー紙積重ね装置を提供する。

本文に記した本発明の望ましい実施態様の詳細な記述に
おいては図面を参照する。

【図面の簡単な説明】

第１図はコピー紙が面を伏せない状態における本発明に
よる！ｒ１重ね装置を示す斜視図、第２図はコピー紙が
而を伏せない状態にある積重ね装置の部分断面側面図、
第３図はコピー紙が面を伏せた状態における本発明によ
る積重ね装置を示す斜視図、第４図はコピー紙が面を伏
せた状態にある積重ね装置を示す部分断面側面図、およ
び第５図は展開した状態の本発明による積重ね装置ξを
示す平面図である。 １０・・・積重ね装置、１２・・・面部材、１４・・・
複写装置、２２ｃ・・・コピー紙ガイド、３０．３２・
・・タブ。 ＦＩＧ、　５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ある紙面の状態に対して面を伏せた状態または面を
   伏せない状態で、複写装置の排紙スロット（２４）から
   順次出てくるコピー紙を積重ねるための簡単な装置（１
   ０）において、 第１の面（１２ａ）と第２の面（１２ｂ）とを有する部
   材（１２）と、該部材を前記複写装置の排紙スロットに
   隣接する該複写装置に対し、前記複写装置から直接コピ
   ー紙を前記の面を伏せない状態で受取り積重ねるため前
   記第１の面がある角度をなす第１の位置と、前記複写装
   置からコピー紙を前記の面を伏せた状態で受取るため前
   記第２の面がある角度をなす第２の位置とにおいて結合
   するための手段（３０、３２）とを含む出力装置を設け
   ることを特徴とする出力装置。 ２、請求項１記載の出力装置において、前記部材（１２
   ）が実質的に平坦であり、該部材の前記第１と第２の面
   （１２ａ、１２ｂ）が反対方向を向いていることを特徴
   とする出力装置。 ３、請求項１記載の出力装置において、前記部材が前記
   第２の位置にある時、前記排紙スロットから出てくるコ
   ピー紙が面を伏せた状態にあることを保証するため前記
   排紙スロットに対し隣接して配置される手段（２２ｃ）
   を設けることを特徴とする出力装置。 ４、請求項１記載の出力装置において、前記部材が前記
   第１の位置にある時、前記第１の面 （１２ａ）が水平から反時計方向に測定された約１９０
   乃至２１０°の範囲内の角度をなし、前記部材が前記第
   ２の位置にある時、前記第２の面（１２ｂ）が水平から
   時計方向に測定された約３０乃至４５°の範囲内の角度
   をなすことを特徴とする出力装置。