JPH01150663A - 回転体の位置決め機構 - Google Patents

回転体の位置決め機構

Info

Publication number
JPH01150663A
JPH01150663A JP62306731A JP30673187A JPH01150663A JP H01150663 A JPH01150663 A JP H01150663A JP 62306731 A JP62306731 A JP 62306731A JP 30673187 A JP30673187 A JP 30673187A JP H01150663 A JPH01150663 A JP H01150663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
film
drive shaft
positioning
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62306731A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nakamura
中村 眞男
Norio Sakamoto
坂本 範男
Takashi Ito
孝 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP62306731A priority Critical patent/JPH01150663A/ja
Priority to US07/278,100 priority patent/US4957247A/en
Publication of JPH01150663A publication Critical patent/JPH01150663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/26Holders for containing light sensitive material and adapted to be inserted within the camera
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/26Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
    • G03B2217/261Details of spools

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は回転体、例えば、写真フィルムを巻取るスプ
ールを回転させ、その側面に設けたスリットがフィルム
先端部と正対した位置で確実に停止できるようにした回
転体の位置決め装置に関するものである。
〔発明の背景〕
一般に長尺フィルム、例えば、写真用フィルムを元巻ロ
ールから引出して所定の長さに計尺し、切断し、切断さ
れたフィルム先端部をスプールに係止して巻取る連続作
業を高速化するには、前記各作業手段を回転ターレット
上に等間隔に配置した複数のネスト毎に設け、該ターレ
ットが1回転する間に計尺から巻取までの全作業を終了
できるようにすることが望ましい。即ち、このように構
成することにより、ターレットが1回転すると、ネスト
数に相当する数のフィルムスクロールが効率よ(製造で
きるようになるためである。
このようなターレットに設置したネスト上において、計
尺・切断後に形成されたフィルム先端部をスプールチャ
ック手段に装着されたスプールに係止させるには、スプ
ールのスリットがフィルム先端部に正対するように位置
決めした後、該フイルム先端部をスプールに向けて送込
む作業を連続して行う必要がある。
ところが、従来のスプールの位置決め機構はトルクモー
タ又はヒステリシスクラッチ等の滑りを生じる回転動力
を受ける軸に連繋したスプール装着部と、該スプール装
着部に装着されたスプールに摺接するストッパーとを備
え、スプールを回転させ、その外周に設けたリブをスト
ッパーに当接させることにより位置決めができるように
なっていたが、この位置決め作動ではトルクモータのト
ルク、ヒステリシスクラッチの伝達トルクを上げて回転
速度を上げると、ストッパーにリブが当たったときに、
該リブが瞬間的にバウンドする。即ち、スプールはトル
クモータの回転力に抗して強制的に逆転させられた後、
トルクモータの回転力により再び正転し、ストッパーに
再当接する。この再当接時にも同様にバウンドによる逆
転及び正転が繰り返される。このバウンド力は徐々に減
衰され、やがて位置決めが完了するが、それまでの時間
が長くかかった。また、位置決め後に続いて”行われる
フィルム先端部の送込む作業とのタイミングの調整が困
難であり、ジャミングを生じさせる虞れもあった。
〔発明の目的〕
この発明は上記問題を解消するためのもので、回転体即
ちスプールの位置決め時間を短縮できるようにした回転
体の位置決め機構を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
上記の目的を達成するため、この発明は回転体を駆動す
る駆動軸と、該回転体の外周に設けたリブが当接するス
トッパーとを備えた回転体の位置決め機構において、前
記駆動軸に逆転防止手段を介装し、位置決め時に回転体
がバウンドしないように構成したものである。
〔実施例〕
次に、この発明を添付図面に示す一実施例に基づいて説
明する。
第1図はフィルムスクロールの製造装置の要部機構の略
示的正面図であり、図において、■は固定架台17に軸
支された中心軸2の周りを反時計方向に定速で回転する
ターレットで、該ターレット1には複数個(図において
4個)の不スト3が等間隔に配置されている。該各ネス
ト3の外周部にはターレットの回転方向先端側からフィ
ルム切断手段4、スプールを巻取方向に駆動させる駆動
手段15を持つスプールチャック手段5、該スプールチ
ャック手段5に装着されたスプール6にフィルム10の
先端部10aを係止させる係止手段7、フィルム把持手
段8、及びフィルム計尺手段9がそれぞれ配設されてい
る。
前記スプール6は第2図(a) 、 (b)に示す如く
その胴部6aにスリット6bを設け、該スリット6b内
にはフィルム10の先端部10aに形成した係止孔10
Cを係止させるための係止爪6b’が設けられている。
また、胴部6aの軸方向両端部側に設けたフランジ6c
、6c’の外側には類ボス6d、長ボス5d’を設け、
その内腔には前記スプールチャック手段5を構成するス
ピンドル5a、5bの先端フォークが噛み合うビーム6
eが設けられている。6fは胴部6aの外周に設けた位
置決めリブである。
また、前記フィルム10は第3図示の如く両サイドに予
めパーフォレーション10dが穿孔されているとともに
、そのパーフォレーション穿孔部近辺の画面領域には駒
猶、商標等の潜像(図示せず)が填込まれている。また
、該フィルムIOには12枚、24枚、36枚撮り等の
駒数を定めるための位置決め孔10eがその長さに相当
する間隔毎に穿孔されている。該位置決め孔10eは前
記フィルム切断手段4による切断時に、スプールへの巻
始め端となるフィルム先端部10aと、フィルム巻終り
端となる後端部10bとを形成した後に破棄される端片
(斜線部分)11の中に含まれ、製品フィルム中に残る
ことがないようにしている。
前記スプール6は固定架台17の上部に傾斜設置された
スプールシュート18に予め装填され、該スプールシュ
ート18の傾斜と、その上面側に設置した複数個のブラ
シローラ19の送りとによリシュート下端口18aに整
列している。この下端口18aに整列したスプール6は
先端のものから1個づつスプール供給ドラム20の外周
に設けたスプール受は溝21で受取られ、ターレット1
の側面部まで一定の間隔を保って搬送されるようになっ
ている。
前記スプール供給ドラム20は軸20′が連繋した駆動
モータ(図示せず)により時計廻り方向に定速回転する
2枚の円盤よりなり、その各円盤外周に設けた前記スプ
ール受は溝21にスプール6の両端ボス6d、6d’の
内側が嵌入できるようになっている。このスプール受は
溝21は第4図示の如く円盤外周から回転方向後方に向
けて緩やかなカーブを描いて徐々に深くなるスロープ部
21aと、その最深部に設けた段部21b及び凹状のポ
ケット部21cとで構成されている。
しかして、ドラム20の回転によりシュート下端口18
aに整列しているスプール6は第5図示の如くスロープ
部21aからスプール受は溝21内に導入されるが、こ
の時点ではスプール6はシュート下端口18aの上口部
材18bに規制されており、スロープ部21aの最深部
に設けたポケット部21cに嵌入することによって前記
上口部材18bを通過できるようになっている。即ち、
シュート下端口18aに整列したスプール6はポケット
部21cに嵌入した1個のみが、前記上口部材18bを
通過し、ドラム外周を覆うように設置されている外ガイ
ド部材22との間に挟まれてターレットlの側面部まで
搬送される。該ポケット部21cには、これに嵌入した
スプール6が載る2個のフリーローラ23.23が対設
され、スプール6が外ガイド部材22に沿って搬送され
る間の摩擦により転勤できるようにし、搬送中に擦傷等
を生じさせないようにしている。
なお、前記上口部材18bはその角部にスプール6が噛
込まないようにフリーローラ24を軸支している。また
、万が一噛込むことがあることを考慮し、スプールシュ
ート18との軸支部25を中心に引張ハネ26に抗して
ドラム21から逃げられるように構成されている。
前記フィルム10はロール状に巻かれた状態でフィルム
ドラム27に装填されており、該フィルムドラム27よ
りドライブスプロケット28とこれに圧接したバッドロ
ーラ29にて引出され、フイルムアキュミュレータ30
を経てターレット1の固定架台17に軸支されたガイド
ローラ31の下面を通り、更に計尺手段9の固定ローラ
群9aの上側、フィルム把持手段8を構成する上下部材
3a、3b間、係止手段7を構成する上下シュート7a
、7b間、及びニップローラ7c、7dの間を通ってス
プールチャック手段5のスピンドル5a、5bに装着さ
れたスプール6のスリットに係止されている。このスプ
ール6へのフィルム先端部の係止は最初のフィルムセン
ト時には作業者が手動にて行うこととなるが、次からは
係止手段7の作用により自動的に行われることとなる。
前記フイルムアキュミュレータ30はその内部にダンサ
ローラ群301と、固定ローラ群302を備え、フィル
ムを蛇行状に走らせることによりフィルムの張力が常に
一定に維持できるようにしている。即ち、ドライブスプ
ロケット28の定速回転によって繰出されるフィルム速
度はターレットlの回転速度と同期するように設定され
ているが、後述するようにフィルム先端部をスプールへ
係止する作動、計尺及び切断作業時にフィルム送り速度
に変動を伴う場合があることから、これを吸収させるた
めである。
前記フィルム切断手段4は第6図及び第7図示の如く切
刃4a′を存する固定刃体(下刃)4aと、その切刃4
a′に擦り合う切刃4b’を有ず°る可動刃体(上刃)
4bとを備えている。このフィルム切断手段4は通常時
には第7図示の如くフィルムパスラインより奥側に、フ
ィルム100走行に邪魔にならないように待機し、切断
時には適宜駆動手段、例えばターレットIの固定架台1
7側に設けたカム(図示せず)に摺接して運動する作動
手段(図示せず)により矢印の如く移動してフィルム1
0を挾み、その位置で可動刃体4bがガイドシャフト4
cに沿って下動し、該フィルム10を切断できるよらに
なっている。また、可動刃体4bの前後部にはフィルム
切断後に切断部両端を固定刃体4aの前後部上面との間
で保持するためのフィルム押え部材12.13が設けら
れているとともに、該可動刃体4bの切刃4b’の下面
にはフィルム10に穿孔されている位置決め孔10eに
嵌入できる位置決めビン14が設けられている。この位
置決めビン14はフィルム切断基準位置を定めて切断位
置と前記潜像位置とが常に合致できるようにするための
ものである。
前記スプールチャック手段5は第8図(a)の如く奥側
と手前側に対向したスピンドル5a、5bを備え、一方
のスピンドル5aは同図(b)の如く駆動手段15の出
力軸15′にカップリング152を介して連結した軸1
51の先端孔内にバネ153を圧縮した状態にて嵌入さ
れ、適宜手段(図示せず)でビン154をバネ153に
抗してチャック解除方向に摺動できる。また、スピンド
ル5bについてもソレノイド等で摺動できるようになっ
ている。
前記駆動手段15はスプール6を巻取方向にのみ回転駆
動させるためのもので、第13図示の如くモータ45、
ヒステリシスクラッチ46及びブレーキ47とで構成さ
れている。このモータ45の回転トルクはヒステリシス
クラッチ46を介して軸151からスピンドル5aに伝
達される。スピンドル5aを備えた軸151の途中には
逆転防止手段155が設けられている。この逆転防止手
段155としては、軸受部156内に嵌めたワンウェイ
クラッチを用いて満足できる。
前記スピンドル5a、5bの可動領域の内側にはスプー
ル6の両端ボス6d、6d’が嵌合する凹部を有するス
プール受は板5c、5dが適宜駆動手段(図示せず)に
より接近離反方向に可動できるように設けられている。
このスプール受は板5c、5dは前記スプール供給ドラ
ム20によりターレット1の側面部に搬送されてきたス
プール6をその位置において仮受けするためのものであ
り、これに仮受けされたスプール6は固定ガイド部材1
6との間に挟まれた状態で安定的に保持され、かつ、固
定ガイド部材16のガイド面16aを滑りながらターレ
ット1の回転とともに第9図の矢印の如く移送され、そ
の移送中に前記スピンドル5a、5bによりチャッキン
グされるようになる。
前記フィルム係止手段7は第10図(81,(b)の如
く軸40を中心として適宜駆動手段により開閉する上下
シューh7a、7bと、同軸40を中心として開閉する
ニップローラ7c、7dとを備えている。この上下シュ
ート7a、7bの開時には同図(a)の如く上シユート
7aは前記スプールチャック手段5のスピンドル5a、
5bに装着されたスプール6より上位にあり、下シュー
ト7bはフィルムパスラインより下位にある。そして、
閉時には同図(b)の如く、上シュー)7aはスプルー
ル位置まで前進後、下向きに揺動して先端部に形成した
ストッパー7a′をスプール6の上面側外周に摺接させ
得るようになっている。これはスプールチャック手段5
の一方のスピンドル5aが連繋した駆動手段15により
スプール6を回転させることにより、その胴部6aに設
けた位置決めリブ6fを突当ててスリット6bの位置決
めを行わせるためである。一方、下シュート7bは上向
きに揺動して上シユート7aの下面に当接するようにな
っている。この上下シュー)7a、7bの当接面にはフ
ィルムガイドが形成されるようになっている。
前記駆動手段15によりスプールを回転させてその外周
に設けたリブ6fをストッパー7a′に当接させる位置
決め作動において、モータ45のトルクを上げ、スプー
ル(回転体)の回転速度を上げたとしても、軸151の
途中に設けた逆転防止手段155が作用するため、スト
ッパー7aにリブ6fが当たった瞬間に生ずるバウンド
、即ちモータの回転力に抗して強制的に逆転させられる
力は無視できる程小さくなるし、直ぐ減衰され、位置決
め完了までが短時間で済む。
前記ニップローラ7c、7dは開時には第10図(a)
の如く、フィルムパスラインを挟んで対峙しており、前
述の如(下シュー)7bが上向きに揺動して上シユート
7aに当接する前に、フィルムパスライン上のフィルム
先端部10を挟持して上方に向けて揺動する。この揺動
時、前記軸40に軸支された扇歯車41が、反時計廻り
方向に回転し、これに噛合した歯車42が時計廻り方向
に回転するから、この歯車42と一体になっている下側
ローラ7dが逆転し、従って、これらの間に挟持された
フィルム先端部10はフィルム走行方向と逆方向に引か
れながら上方に移送され、同図(blの如(上シュー)
7aに沿わされ、かつ、下シュート7bと上シユート7
aとの間に挾まれる。
しかる後、前記扇歯車41の時計廻り方向の回転により
下側ローラ7dが反時計回転し、挟持しているフィルム
先端部をスプール6に向けて送出すように作動する。こ
の場合、前述の如くスプール6は上シユート7aの先端
部7a′により位置決めされ、スリット6bと上下シュ
ート7a、7bの当接面に形成されたフィルムガイドが
正対しているため、ニップローラ7c、7dにより送出
されたフィルム先端部はスプール6のスリン)6b内に
挿入され、かつ、フィルム先端部の係止孔がスリット内
の係止爪に係止される。なお、本図において、43は前
記軸40を中心に回動し、スプール6の下面側に摺接す
るタッチローラであり、スプール6の回転により巻取ら
れるフィルムを支持するためのものである。
前記フィルム計尺手段9は第11図の如くフィルムパス
ラインに沿ってその下側に一定間隔で配置した複数個(
図においては4個)の固定ローラ群9aと、該固定ロー
ラ群9aの各ローラ間をフィルムパスラインの上から下
(ターレット1の中心側に向けて)へ通過できるように
可動部材44に配置したダンサ−ローラ群9bとからな
る。このダンサ−ローラ群9bは通常時にはフィルムパ
スラインより奥側に、フィルム10の走行に邪魔になら
ないように待機し、計尺時に適宜の駆動手段、例えばタ
ーレッl−1の固定架台17側に設けたカム(図示せず
)に摺接して運動する作動手段(図示せず)により手前
側まで移動し、フィルムIOの上面に位置するようにな
り、その位置にて下動し、フィルム10を図示のように
蛇行させるようになっている。従って、第12図示の如
く固定コーラ群9aの左右両端部のコーラ間のフィルム
長lは蛇行させることにより、その分だけ長くなるから
、ダンサ−ローラ群9bを作動させないときの切断部か
ら切断部までのフィルム長さを例えば12枚撮りの長さ
として設定すれば、ダンサ−ローラ群9bの移動量を調
整することにより、或いはダンサ−ローラ群9bのロー
ラ数を変更することにより、それより長い24枚撮りと
か36枚撮りのフィルム長に決定できる。
この計尺手段9による計尺、即ち、ダンサ−ローラ群9
bの下降は第11図示の如く後続ネストの切断手段4の
作動開始とほぼ同時に行われる。
該ダンサ−ローラ群9bは最下点に至る少し前において
ストッパー(図示せず)の作用で一時停止し、この間に
前記切断手段4の可動刃体4bに設けた位置決めビン1
4がフィルム10に計尺ピッチ毎に開けられた位置決め
孔10eに嵌入する。
この状態において前記ストッパーが解除され、ダンサ−
ローラ群9bがバネ(図示せず)の作用により再び下降
する。この下降によりフィルム10が若干引っ張られ、
位置決め孔10eの孔端部が位置決めビン14に当り、
フィルム10の切断位置の正確な位置及び微調整が達成
できるようになっている。
この計尺手段9による計尺作動は前記フィルム係止手段
7による係止作動と同時進行するが、フィルム10は両
手段間において前記フィルム把持手段8により保持され
、両作動が互いに影響されないようにしている。このフ
ィルム把持手段8は第11図示の如く上部材8aと下部
材8bとからなり、この上部材8aは通常時にはフィル
ムパスラインより奥側に、フィルム10の走行に邪魔に
ならないように待機し、同一ネストに備えたフィルム切
断手段4の作動によりフィルムが切断される前に適宜駆
動手段により手前に向けて移動し、フィルム10の上面
に至り、フィルム切断とほぼ同時に下動してフィルムl
Oを把持てきるようになっている。
前記スプールチ中ツク手段5の一方のスピンドル5aが
連繋する駆動手段15を構成したモータ45には前述し
た如くフィルム把持手段8の上部材8aが上動してフィ
ルム10を開放し、かつ、係止手段7の上下シュー) 
7 a、  7 b、ニップローラ7c、7dがそれぞ
れ初期位置に復帰する直前に通電され、これとほぼ同時
に、ヒステリシスクラッチ46にも電流が流れる。その
後ブレーキ47をOFFすることにより、スプールチャ
ック手段5のスピンドル5aに装着したスプール6には
モータ45の回転トルクが伝達されるが、後続するネス
トに備えたフィルム切断手段4の可動刃体4bが未だフ
ィルム10を切断した直後でフィルム両端をフィルム押
え部材12.13によってクランプしている状態ではヒ
ステリシスクラッチ46は滑っており、該切断手段4の
可動刃体4bが上動してフィルム両端を開放した瞬間に
おいて、ヒステリシスクラッチ46を介してスピンドル
5aにトルク伝達が行われ、スプール6を回転させ、フ
ィルム10の巻取りを開始させることとなる。
これと同時に前記フィルム計尺手段9のダンサ−ローラ
群9bを設けた可動部材44がガイドブロック44′に
沿って上昇(ターレットの外周方向に移動)を開始し、
巻取られるフィルムに対して抵抗にならないようにして
いる。前記ブレーキ47は第一センサー48が巻取られ
るフィルム後端部10bを検出すると、その信号により
モータ45の回転速度を減速し、第二センサー49がフ
ィルム後端部fobを検出すると、その信号によりスピ
ンドル5aの回転を完全停止させるように作動するよう
になっている。
なお、第1図において、50は前記切断手段4による切
断時に破棄するフィルム端片11を回収するボックスで
ある。フィルム端片11は切断手段4の固定刃体4aに
設けた真空吸着手段(図示せず)により係留された状態
で運ばれ、該回収ボックス50の上部において吸着解除
されるようになっている。51はスプール6に巻かれた
フィルム10の後端を保持具(図示せず)により保持し
て次工程、例えばパトローネへの挿入装置にトランスフ
ァーするための受は渡し手段である。
第14図はターレット側と固定架台側との間の作動信号
伝送装置を示したものである。
ターレット1は固定架台17に軸支した軸2を中心に回
転する関係で、ターレットに配置した各ネスト毎に備え
た上記各作業手段の駆動は固定架台側に設けたカム手段
により取る他、ターレット上のモータやソレノイド等の
アクチュエータ及び光電近接センサー等の検出コントロ
ールには固定架台側よりターレット側への信号の伝送、
及び逆に該記センサー等の検出結果をターレット側から
固定架台側へ信号伝送の必要が生じる。従って、本実施
例では軸2を通して双方通信が光通信によりできるよう
に構成している。この実施例の場合の光通信は、ターレ
ット1側と固定架台17側との伝送を、それぞれ異なっ
た波長の光多重リンク53.54を用いて光ファイバー
55.56を軸2に通し、双方のI/F回路57.58
及びコントローラ59.60へ連結することにより、同
時双方通信を1軸にて高速で行うことが可能になるよう
にしている。これは単波長の光を利用し、時分割してデ
ータを伝送しつつ双方向通信では必ず片側の通信を行え
ない時間が生じ高速通信ができないためである。
なお、上記の場合、光リンクでなくFM通信によりシス
テムを構成すれば、ワイヤレス通信による制御となるが
、ワイヤレス通信には便利さはあってもノイズに弱い面
があるので、本実施例のように光リンクによる制御の方
が確実性、安定性は高い。勿論、ワイヤレス通信制御が
本実施例に適用できない意味ではない。
次に、この発明の作用について第15図(a)〜(i)
に基づいて説明する。
なお、本図は前記フィルム係止手段7とフィルム切断手
段4及びフィルム把持手段8との関係において示してい
る。
同図(a)はスプール6がスプールチャック手段6に装
着された後の状態を示している。この状態ではフィルム
10は当該ネストに先行するネストに備えた計尺手段に
よる計尺が終了し、当該ネストに備えた切断手段4の可
動刃体4b及び上下シュー)7a、7bが奥側の待機位
置からフイルムパスライン上まで移動する。この場合、
上下シュート7a、7b及びニップローラ7c、7dは
共に開口状態に待機している。
ターレットがさらに回転すると、切断手段4の可動刃体
4bが同図(b)の如(下動(■)する。これにより可
動刃体4bの下面に設けた位置決めビン14が、フィル
ム10の位置決め孔10eに嵌入した後、可動刃体4b
の前後部に設けたフィルム押え部材12.13にてフィ
ルム10を固定刃体4bの前後部との間に保持する。こ
れに続いて上シュー)7aが同図(b)の如く揺動(■
)し、その先端部をスプール6の外周に接触させる。
次いで、ニップローラ7c、7dが同図(C)の如く互
いに対向方向に移動(■)し、これらの間にてフィルム
10を挟持する。これとほぼ並行してスプールチャック
手段5の一方のスピンドル5aが連繋した駆動手段15
が作動し、スプール6を回転(■)させる。これにより
スプール6の胴部6aに設けた位置決めリブ6fは上シ
ユート7aの先端部ストッパー7a′に突当り、スプー
ル6の胴部に設けたスリット6bのオリエンテーション
を完了する。
次いで、フィルム把持手段8の上部材8aが、同図+d
)の如く下降(■)し、フィルム10を下部材8bとの
間で把持する。そして切断手段4の可動刃体4bが更に
下動(■)し、固定刃体4aとの間でフィルム10を切
断する。この切断ではフィルム先端部10aと後端部1
0bとが同時に形成される。
次に、同図(e)の如く切断手段4の可動刃体4bが上
動(■)し、フィルム押え部材12.13により保持し
ていたフィルム先端部10aと後端部10bとを開放す
る。しかして、フィルム後端部lOb側は先行するネス
トに備えたスプールに巻取られ、矢印aの方向に引かれ
る一方、フィルム先端部10a側はニップローラ7c、
7dが上方に揺動(■)するとともに、その揺動過程に
て扇歯車の作動により逆回転(■)して、矢印すの方向
に引き抜かれる。この場合、フィルム10はフィルム把
持手段8にて把持されているため、湾曲状に撓むことと
なる。
か(して、上方に揺動して行ったニップローラ7c、7
dはこの間にクランプしているフィルム先端部10aを
同図(flの如(上シュー)7aに当接させた時点でそ
の揺動を中止する。そして、上方への揺動するニップロ
ーラ7c、7dを追いかけるように下シュート7bが上
動([相])し、フィルム先端部10aを上シュー)7
aとの間に挟み込む。これによりフィルム先端部10a
はスプール6のスリット6bに対向する。
次いで、ニップローラ7c、7dが、扇歯車の作動によ
り同図(g)の如く反時計回転(■)し、フィルム先端
部10aを上下シュー)7a、7bをガイドとして送出
し、スプール6のスリット6b内に挿入する。この挿入
によりフィルム先端部10aに形成されている係止孔1
0cがスリン1−6b内の係止爪6b’に係止される。
そして、待機位置にあったタッチローラ43が上方に向
けて移動(0)し、スプール6の外周に接触する。
しかる後、同図(hlの如くフィルム把持手段8の上部
材8aが上動(0)し、下部材8bから離れてフィルム
10を開放するとともに、前記下シュート7b、ニップ
ローラ7c、7d及び上シユート7aがそれぞれほぼ同
時に初期位置に復帰(@〜[相])する。
そして、同図(i)の如(スプールチャック手段5の一
方のスピンドル5aが連繋する駆動手段15の作動によ
ってスプール6が回転(0)し、フィルム10を巻取る
このようにして形成されたフィルムスクロールはフィル
ム後端がほどけないように保持具(図示せず)により保
持し、次工程へトランスファーされることとなる。
上記作動中、同図(dlにおいてフィルム把持手段8に
よりフィルム10を把持した後、当3亥ネストに備えた
フィルム計尺手段9がその作動を開始することとなり、
フィルム係止手段7の係止作動と計尺手段9の計尺作動
が同時に進行し、同図(1)の如くスプール6を駆動し
てフィルムの巻取りを開始までには後続するネストに備
えたフィルム切断手段が作動してフィルムの切断を完了
していることは勿論である。
上記実施例ではスプールのスプールチャック手段5への
スプール6の供給をターレットlに対して右斜め上方よ
り行い、フィルムの供給を固定架台の側面部より行い、
出来たスクロールを斜め右下より回収するレイアウトを
とっているが、スプールの供給をターレットの右斜め下
から入れ、フィルムはターレット下部から供給し、スク
ロールの回収を左斜め下から行うようにしてもよい。
なお、上記実施例では写真フィルムのスクロールについ
て説明したが、これのみに限られるものではなく、他の
スクロール製造にも適用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上の如く、この発明は回転体を駆動する駆動軸と、該
回転体の外周に設けたリブが当接するストッパーとを備
えた回転体の位置決め機構において、前記駆動軸に逆転
防止手段を設けたことを特徴としているから、駆動軸に
より回転体を回転させ、その外周に設けたリブをストッ
パーに当接させて位置決めする場合において、モータの
トルクを上げることにより回転体の回転速度を上げたと
しても、駆動軸の途中に設けた逆転防止手段が作用する
ため、ストッパーにリフ゛が当たった■弁間に生ずるバ
ウンド、即ち、モータの回転力に抗して強制的に逆転す
る方向の力は無視できる程小さくなるし、直ぐ減衰され
、位置決め完了までが短時間で済むという効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクロール製造装置の概念図、第2図(a)、
 (blはスプールの側面図及び断面図、第3図はフィ
ルム切断部の平面図、第4図はスプール供給ドラムとス
プールシュートとの関係図、第5図はスプール受は溝の
作用図、第6図はフィルム切断手段の概略正面図、第7
図は同切断手段の概略側面図、第8図(al、 (bl
はスプールチャック手段の正面図、第9図はスプール受
は板と固定ガイド部材との関係図、第10図fan、 
(b)はフィルム係止手段の作用を示す正面図、第11
図はフィルム計尺手段、切断手段、フィルム把持手段を
示す斜視図、第12図は計尺時の説明図、第13図はス
プールの駆動手段を示す斜視図、第14図はターレット
側と固定架台側との間の信号伝送装置を示す説明図、第
15図(a)〜(i)はフィルム係止手段を中心とする
作用を示す説明図である。 1−・・ターレット 2−軸 3−ネスト 4−フィルム切断手段 5−・スプールチャック手段 6・−スプール 7−・フィルム係止手段 15−・駆動手段 151−駆動軸 155−・−逆転防止手段 第2図 (b) 第3図 第5図 第8図(G) 第8図(b) 第9図 第10図 (b) 第14図 第15図 第15図 第15図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転体を駆動する駆動軸と、該回転体の外周に設
    けたリブが当接するストッパーとを備えた回転体の位置
    決め機構において、前記駆動軸に逆転防止手段を設けた
    ことを特徴とする回転体の位置決め機構。
  2. (2)前記逆転防止手段が、ワンウェイクラッチである
    特許請求の範囲第1項記載の回転体の位置決め機構。
  3. (3)前記回転体が、写真フィルムを巻取るスプールで
    ある特許請求の範囲第1項又は第2項記載の回転体の位
    置決め機構。
JP62306731A 1987-12-03 1987-12-03 回転体の位置決め機構 Pending JPH01150663A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62306731A JPH01150663A (ja) 1987-12-03 1987-12-03 回転体の位置決め機構
US07/278,100 US4957247A (en) 1987-12-03 1988-11-30 Film winding apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62306731A JPH01150663A (ja) 1987-12-03 1987-12-03 回転体の位置決め機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01150663A true JPH01150663A (ja) 1989-06-13

Family

ID=17960621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62306731A Pending JPH01150663A (ja) 1987-12-03 1987-12-03 回転体の位置決め機構

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4957247A (ja)
JP (1) JPH01150663A (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5191694A (en) * 1991-07-03 1993-03-09 Shape Inc. Cassette assembly line
US5301892A (en) * 1993-05-10 1994-04-12 Eastman Kodak Company Apparatus and method for winding a strip of web material onto a spool
EP0659285B1 (fr) * 1993-07-09 1997-09-17 Kodak-Pathe Alimentation d'une machine pourvue d'une tourelle supportant des magasins amovibles distributeurs de bande par une source externe
CA2135421C (en) * 1993-11-12 2000-09-12 Motoaki Murakami Continuous film take-up apparatus
CA2145819C (en) * 1994-03-30 1999-03-09 Motoaki Murakami Continuous film take-up apparatus
EP0733949A1 (en) * 1995-03-24 1996-09-25 Eastman Kodak Company Film re-shaping device
EP0733950A1 (en) * 1995-03-24 1996-09-25 Eastman Kodak Company Splice cutting and film re-shaping apparatus
US5584441A (en) * 1995-04-24 1996-12-17 Eastman Kodak Company Apparatus and method for spooling strips of web into a cartridge
US5584442A (en) * 1995-04-24 1996-12-17 Eastman Kodak Company Apparatus and method for preparing strips of web and winding them into a cartridge
JP3519845B2 (ja) * 1995-06-23 2004-04-19 富士写真フイルム株式会社 写真フイルム巻取り方法及び装置
US5826816A (en) * 1995-10-25 1998-10-27 Noritsu Koki Co., Ltd. Apparatus for attaching film on to a spool in a cartridge and winding the film on the spool
CN104310095A (zh) * 2014-10-21 2015-01-28 无锡同心塑料制品有限公司 泡塑板卡带盘的卷盘机构

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544372B1 (ja) * 1970-11-16 1980-11-12
DE2445998C3 (de) * 1974-09-26 1982-01-14 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Aufwickelvorrichtung für bandförmiges Material
US4099682A (en) * 1977-03-14 1978-07-11 V.I.P. Engineered Products Corporation Automatic web winder
DE3150495A1 (de) * 1981-12-19 1983-06-30 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Kassette zum auf- und abwickeln von fotografischem material in bandform
DE3721922A1 (de) * 1986-07-08 1988-01-21 Minolta Camera Kk Aufwickelvorrichtung fuer bandfoermiges material, insbesondere fuer bandfoermige aufzeichnungstraeger aus film, papier u. dgl.
US4834310A (en) * 1987-01-20 1989-05-30 Konica Corporation Photographic film spool
JPH0665575B2 (ja) * 1987-09-01 1994-08-24 沖電気工業株式会社 伝票発行装置

Also Published As

Publication number Publication date
US4957247A (en) 1990-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01150663A (ja) 回転体の位置決め機構
US4183652A (en) Photoconductor sheet clamp apparatus
US5553809A (en) Paper magazine
US4767079A (en) Roll film carrier for reader or reader printer
US5028046A (en) Feed path selection mechanism for sheets of paper capable of being driven by the existing drive system of a photocopier or the like
JPH01150664A (ja) フイルム巻取機構
US4826102A (en) Apparatus for feed-out of leading film end from roll film cartridge
JPS6053868B2 (ja) フイルム巻込装置
JPH01162663A (ja) フィルム係止機構
JPH01162665A (ja) フイルム計尺機構
JPH01162664A (ja) 円筒状部材の供給機構
JP3793358B2 (ja) フイルムの切断挿入方法および装置
JP2000238938A (ja) フイルム巻き込み装置
US6604702B2 (en) Method of and apparatus for processing film
JPH0348107Y2 (ja)
US5897070A (en) Automatic film unloading apparatus and intermediate film takeup cartridge of automatic film developing apparatus
JP2543595B2 (ja) 画像形成装置
JP2861722B2 (ja) 感光材料の供給装置
JP2545157B2 (ja) 用紙自動巻取装置
JPS602114Y2 (ja) 複写機における給紙装置
JPH1020454A (ja) 写真感光用フイルムの包装方法および装置
JPH06179434A (ja) 棒状物品のラベル巻き付け装置
JP2995364B2 (ja) 巻取機における製品ガイド揺動装置
JPH11143139A (ja) 自動原稿搬送装置
JP2858718B2 (ja) 帯状写真フイルムの計尺切断巻取り方法及び装置