JPH01162664A - 円筒状部材の供給機構 - Google Patents

円筒状部材の供給機構

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JPH01162664A
JPH01162664A JP31769087A JP31769087A JPH01162664A JP H01162664 A JPH01162664 A JP H01162664A JP 31769087 A JP31769087 A JP 31769087A JP 31769087 A JP31769087 A JP 31769087A JP H01162664 A JPH01162664 A JP H01162664A
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JP
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film
spool
chute
drum
turret
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Application number
JP31769087A
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English (en)
Inventor
Takashi Ito
孝 伊藤
Norio Sakamoto
坂本 範雄
Masao Nakamura
中村 眞男
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は円筒状部材、例えば写真フィルム用スプール
や2缶等を、これが整列しているシュートから1個づつ
受取ってフィルム巻取等の処理部へ搬送する機構に関す
るものである。
〔発明の背景〕
一般に、写真用フィルムを元巻ロールから引出して所定
の長さに計尺し、切断し、切断されたフィルム先端部を
スプールのスリットに係止して巻取る連続作業を高速化
するには、前記各作業手段を回転ターレット上に等間隔
に配置した複数のネスト毎に設け、該ターレットの1回
転で計尺から巻取までの全作業を終了させるようにする
ことが好ましい。このためにはターレット上に設けたス
プールチャック手段へスプールをタイミングよく供給す
る機構が必要となる。この機構として本発明者らはター
レットの上方部にスプールを整列させるシュートを設け
、該シュートから受取ったスプールをターレットの側面
部まで搬送し、ターレット上のスプールチャック手段に
供給するスプール供給ドラムを設けている。
しかしながら、このスプール供給ドラムは外周に設けた
スプール受取溝にて受取ったスプールを外ガイド部材に
内接しつつ搬送できるように構成されているため、その
摩擦によりスプールは搬送中に回転するが、その回転が
スムーズに行われないときは供給タイミングの狂いを生
じさせたり、スプール外周に擦傷を生じさせる虞れがあ
った。
〔発明の目的] この発明は上記の点に鑑み、構造が簡単でスプール(円
筒上部材)をタイミングよく処理部(スプールチャック
手段)に供給できる新規な供給機構を提供するごとを目
的としている。
〔発明の構成〕
上記の目的を達成するため、この発明は円筒状部材を整
列させるシュートと、該シュートより円筒状部材を1個
づつ受取り、処理部まで搬送する受取溝を有するドラム
とを備え、該受取溝内に受取った円筒状部材が搬送中に
フリー回転できるように構成したものである。
〔実施例〕
次に、この発明を添付図面に示す一実施例に基づいて説
明する。
第1図はこの発明のフィルムスクロールの製造装置の要
部機構の略示的正面図であり、図において、1は固定架
台17に軸支された中心軸2の周りを反時計方向に定速
で回転するターレットで、該ターレット1には複数個(
図において4個)のネスト3が等間隔に配置されている
。該各ネスト3の外周部にはターレットの回転方向先端
側からフィルム切断手段4、スプールを巻取方向に駆動
させる駆動手段15を持つスプールチャック手段5、該
スプールチャック手段5に装着されたスプール6にフィ
ルム10の先端部10aを係止させる係止手段7、フィ
ルム把持手段8及びフィルム計尺手段9がそれぞれ配設
されている。
前記スプール6は第2図(a) 、 (b)に示す如く
その胴部6aにスリット6bを設け、該スリット6b内
にはフィルム10の先端部10aに形成した係止孔10
cを係止させるための係止爪6b’が設けられている。
また、胴部6aの軸方向両端部側に設けたフランジ6c
、6c’の外側には類ボス6d、長ポス6d’を設け、
その内腔には前記スプールチャック手段5を構成するス
ピンドル5a、5bの先端フォークが噛み合うビーム6
eが設けられている。6fは胴部6aの外周に軸方向に
沿って設けた位置決めリブである。
また、前記フィルム10は第3図示の如く両サイトに予
めパーフォレーションlodが穿孔されているとともに
、そのパーフォレーション穿孔部近辺の画面領域には駒
No、、商標等の潜像(図示せず)が填込まれている。
また、該フィルム10には12枚、24枚、36枚撮り
等の駒数を定めるための位置決め孔10eがその長さに
相当する間隔毎に穿孔されている。該位置決め孔10e
は前記フィルム切断手段4による切断時に、スプールへ
の巻始め端となるフィルム先端部10aと、フィルム巻
終り端となる後端部10bとを形成した後に破棄される
端片(斜線部分)11の中に含まれ、製品フィルム中に
残ることがないようにしている。
前記スプール6は固定架台17の上部に傾斜設置された
スプールシュート18に予め装填され、該スプールシュ
ート1日の傾斜と、その上面側に設置した複数個のブラ
シローラ19の送りによりシュート下端口18aに整列
している。この下端口18aに整列したスプール6は先
端のものから1個づつスプール供給ドラム20の外周に
設けたスプール受取溝21で受取られ、ターレットIの
側面部まで一定の間隔を保って搬送されるようになって
いる。
前記スプール供給ドラム20は軸20’が連繋した駆動
モータ(図示せず)により時計廻り方向′に定速回転す
る2枚の円盤よりなり、その各円盤外周に設けた前記ス
プール受取溝21にスプール6の両端ボス6d、6d’
の内側が嵌入できるようになっている。このスプール受
取溝21は第4図示の如く円盤外周から回転方向後方に
向けて緩やかなカーブを描いて徐々に深くなるスロープ
部21aと、該スロープ部21aの最深部に段部21b
及び凹状のポケット部21cとで構成されている。
しかして、ドラム20の回転によりシュート下端口18
aに整列している先端のスプール6は第5図示の如くス
ロープ部21aからスプール受は溝21内に導入される
が、この時点ではスプール6はシュート下端口18aの
上口部材18bに規制されており、スロープ部21aの
最深部に設けたポケット部21cに嵌太し、段部21b
に受けられることにより前記上口部材18bを通過でき
るようにしている。即ち、シュート下端口18aに整列
しているスプール6はポケット部21cに嵌入した1個
が上口部材18bを通過し、ドラム外周を覆うよう社設
置した外ガイド部材22との間に挾まれてターレット1
の側面部まで搬送されることとなる。このポケット部2
1cには嵌入したスプール6が載る2個のフリーローラ
23.23が設けられ、スプール6が外ガイド部材22
の摩擦により転勤できるようにし、擦傷等を生じさせな
いようにしている。
なお、前記上口部材18bはその角部にスプール6が噛
込まないようにフリーローラ24を軸支している。また
、万が一噛込んだことを考慮し、スプールシュート18
との軸支部25を中心に引張バネ26に抗してドラム2
1から逃げられるように構成されている。
前記フィルム10は第1図示の如くロール状に巻かれた
状態でフィルムドラム27に装填されており、該フィル
ムドラム27よりドライブスプロケット28と、これに
圧接したパッドローラ29にて引出され、フイルムアキ
ュミュレータ30を経由してターレット1の固定架台1
7に軸支されたガイドローラ31の下面を通り、更に前
記計尺手段9の固定ローラ群の上側、フィルム把持手段
8を構成する上下部材8a、8b間、前記係止手段7を
構成する上下シュート7a、7b間及び、ニップローラ
7c、7dの間をそれぞれ通ってスプールチャック手段
5のスピンドル5a、5bに装着されたスプール6のス
リットに係止されている。このスプール6へのフィルム
先端部の係止は最初のフィルムセット時には作業者が手
動にて行うこととなるが、次からは係止手段7の作用に
より自動的に行われることとなる。前記フイルムアキュ
ミュレータ30はその内部にダンサローラ群301と、
固定ローラ群302を備え、フィルムを搬送方向に対し
て上下に引き回して走らせることによりフィルムの張力
が常に一定に維持できるようにしている。即ち、ドライ
ブスプロケット28の定速回転によって繰出されるフィ
ルム速度はターレット1の回転速度と同期するように設
定されているが、後述するようにフィルム先端部をスプ
ールへ係止する作動、計尺及び切断作業時にフィルム送
り速度に変動を伴う場合があることから、これを吸収さ
せるためである。
前記フィルム切断手段4は第6図及び第7図示の如く切
刃4a′を有する固定刃体(下刃)4aと、その切刃4
a′に擦り合う切刃4b’を有する可動刃体(上刃)4
bとを備えている。このフィルム切断手段4は通常時に
は第7図示の如くフィルムパスラインより奥側に、フィ
ルム10の走行に邪魔にならないように待機し、切断時
には適宜駆動手段、例えばターレット1の固定架台17
側に設けたカム(図示せず)に摺接して運動する作動手
段(図示せず)により矢印の如くフィルム10を挟んで
固定刃体4aと可動刃体4bが位置するように移動し、
その位置で可動刃体4bがガイドシャフト4Cに沿って
下動し、フィルム10を切断できるようになっている。
また、可動刃体4bの前後部にはフィルム切断後に切断
部両端を固定刃体4aの前後部上面との間で保持するた
めのフィルム押え部材12.13が設けられているとと
もに、該可動刃体4bの切刃4b’の下面にはフィルム
10に穿孔されている位置決め孔10eに嵌入できる位
置決めピン14が設けられている。
この位置決めビン14はフィルム切断基準位置を定めて
切断位置と前記潜像位置とが常に合致できるようにする
ためのものである。
前記スプールチャック手段5は第8図示の如く奥側と手
前側に互いに対向し、適宜駆動手段(例えば、カムによ
り運動する作動手段)により接近離反方向に摺動できる
スピンドル5a、5bを備え、その一方のスピンドル5
aはスプール6を巻取方向に回転駆動させる駆動手段1
5に連繋している。また、スピンドル5a、5bの可動
領域の内側にはスプール6の両端ボス6d、6d’が嵌
合する凹部を有するスプール受は仮5c、5dが適宜駆
動手段(図示せず)により接近離反方向に可動できるよ
うに設けられている。このスプール受は板5c、5dは
前記スプール供給ドラム・2゜によりターレットlの側
面部に搬送されてきたスプール6を、その位置において
仮受けするためのものであり、仮受けされたスプール6
は固定ガイド部材16との間に挟まれた状態で安定的に
保持される。そして、固定ガイド部材16のガイド面1
6aを滑りながらターレット1の回転とともに第9図の
矢印の如く移送され、その移送中に前記スピンドル5a
、5bによりスプール両端がチャッキングされるように
なる。
前記フィルム係止手段7は第10図(a)、 (b)の
如(軸40を中心として適宜駆動手段により開閉する上
下シュート7a、7bと、同軸40を中心として開閉す
るニップローラ7c、7dとを備えている。この上下シ
ュー)7a、7bの開時には同図(a)の如く上シユー
ト7aは前記スプールチャック手段5のスピンドル5a
、5bに装着されたスプール6より上位(基端側)にあ
り、下シュート7bはフィルムパスラインより下位にあ
る。そして閉時には同図し)の如く上シユート7aはス
プール位置まで前進後、下向きに揺動して先端部7a’
がスプール6の上面側外周に摺接できるようになってい
る。これはスプールチャック手段5の一方のスピンドル
5aが連繋した駆動手段15によりスプール6を回転さ
せることによりその胴部6aに設けた位置決めリブ6f
が突当ってスリット6bの位置決めを行うためである。
一方、下シュート7bは上向きに揺動して上シュー)7
aの下面に当接するようになっている。この上下シュー
ト7 a +7bの当接面にはフィルムガイドが形成さ
れるようになっている。
前記ニップローラ7c、7dは開時には同図(a)の如
くフィルムパスラインFPを挟んで対峙しており、前記
下シュート7bが上向きに揺動して上シユート7aに当
接する前に、フィルムパスライン上のフィルム先端部1
0を挟持して上方に向けて揺動する。この揺動時、前記
軸40に軸支された扇歯車41が反時計廻り方向に回転
し、これに噛合した歯車42が時計廻り方向に回転する
からこの歯車42と一体になっている下側ローラ7dが
逆転し、従って、これらの間に挟持されたフィルム先端
部10はフィルム走行方向と逆方向に引かれながら上方
に移送され、同図(b)の如く上シュー ドア aに沿
わされ、かつ、下シュー)7bと上シユート7aとの間
に挟まれる。
しかる後、前記扇歯車41の時計廻り方向の回転により
下側ローラ7dが反時計回転し、挟持しているフィルム
先端部をスプール6に向けて送出すように作動する。こ
の場合、前述の如くスプール6は上シユート7aの先端
部7a′により位置決めされ、スリット6bと上下シュ
ート7a、7bの当接面に形成されたフィルムガイドが
正対しているため、ニップローラ7c、7dにより送出
されたフィルム先端部はスプール6のスリット6b内に
挿入され、かつ、フィルム先端部の係止孔がスリット内
の係止爪に係止される。なお、本図において、43は前
記軸40を中心に回動し、スプール6の下面側に摺接す
るタッチローラであり、スプール6の回転により巻取ら
れるフィルムを支持するためのものである。
前記フィルム計尺手段9は第11図の如くフィルムパス
ラインに沿ってその下側に一定間隔で配置した複数個(
図においては4個)の固定ローラ群9aと、該固定ロー
ラ群9aの各ローラ間をフィルムパスラインの上から下
(ターレット1の中心側に向けて)へ通過できるように
可動部材44に配置したダンサ−ローラ群9bとからな
る。このダンサ−ローラ群9bは通常時にはフィルムパ
スラインより奥側に、フィルム10の走行に邪魔になら
ないように待機し、計尺時に適宜の駆動手段、例えばタ
ーレット1の固定架台17側に設けたカム(図示せず)
に摺接して運動する作動手段(図示せず)により手前側
まで移動し、フイルム10の上面に位置するようになり
、その位置にて下動し、フィルム10を図示のように蛇
行させるようになっている。従って、第12図示の如く
固定ローラ群9aの左右両端部のローラ間のフィルム長
lは蛇行させることにより、その分だけ長くなるから、
ダンサ−ローラ群9bを作動させないときの切断部から
切断部までのフィルム長さを例えば12枚撮りの長さと
して設定すれば、ダンサ−ローラ群9bの移動量を調整
することにより、或いはダンサ−ローラ群9bのローラ
数を変更することにより、それより長い24枚撮りとか
36枚撮りのフィルム長に決定できる。
この計尺手段9による計尺、即ち、ダンサ−ローラ群9
bの下降は第11図示の如く後続ネストの切断手段4の
作動開始とほぼ同時に行われる。
該ダンサ−ローラ群9bは最下点に至る少し前において
ストッパー(図示せず)の作用で一時停止し、この間に
前記切断手段4の可動刃体4bに設けた位置決めビン1
4がフィルム10に計尺ピンチ毎に開けられた位置決め
孔10eに嵌入する。
この状態において前記ストッパ」が解除され、ダンサ−
ローラ群9bがバネ(図示せず)の作用により再び下降
する。この下降によりフィルム10が若干引っ張られ、
位置決め孔10eの孔端部が位置決めピン14に当り、
フィルム10の切断位置の正確な位置及び微調整が達成
できるようになっている。
この計尺手段9による計尺作動は前記フィルム係止手段
7による係止作動と同時進行するが、フィルム10は両
手段間において前記フィルム把持手段8により保持され
、両作動が互いに影響されないようにしている。このフ
ィルム把持手段8は第11図示の如く上部材8aと下部
材8bとからなり、この上部材8aは通常時にはフィル
ムパスラインより奥側に、フィルム10の走行に邪魔に
ならないように待機し、同一ネストに備えたフィルム切
断手段4の作動によりフィルムが切断される前に適宜駆
動手段により手前に向けて移動し、フィルム10の上面
に至り、フィルム切断とほぼ同時に下動してフィルム1
0を把持できるようになっている。
前記スプールチャック手段5の一方のスピンドル5aが
連繋する駆動手段15は第13図示の如くモータ45、
ヒステリシスクラッチ46及びブレーキ47により構成
されている。しかして、該モータ45には前述した如く
フィルム把持手段8の上部材8aが上動してフィルム1
0を開放し、かつ、係止手段7の上下シュー)7a、7
b、ニップローラ7c、7dがそれぞれ初期位置に復帰
した後に通電され、これとほぼ同時にヒステリシスクラ
ッチ46にも電流が流れる。従って、スプールチャック
手段5のスピンドル5aに装着したスプール6にはモー
タ45の回転トルクが伝達されるが、後続するネストに
備えたフィルム切断手段4の可動刃体4bが未だフィル
ムIOを切断した直後でフィルム両端をフィルム押え部
材12゜13によってクランプしている状態ではヒステ
リシスクラッチ46は滑っており、該切断手段4の可動
刃体4bが上動してフィルム両端を開放した瞬間、ヒス
テリシスクラッチ46を介してスピンドル5aにトルク
伝達が行われ、スプール6を回転、させてフィルム10
の巻取りを開始させる。これと同時に前記フィルム計尺
手段9のダンサ−ローラ群9bを設けた可動部材44が
ガイドブロック44′に沿って上昇(ターレットの外周
方向に移動)を開始し、巻取られるフィルムに対して抵
抗にならないようにしている。前記ブレーキ47ハ第一
センサー48が巻取られるフィルム後端部10bを検出
すると、その信号によりモータ45の回転速度を減速し
、第二センサー49がフィルム後端部10bを検出する
と、その信号により前記モータ45を完全停止させるよ
うに作動するようになっている。
なお、50は前記切断手段4による切断時に破棄するフ
ィルム端片11を回収するボックスである。このフィル
ム端片11は切断手段4の固定刃体4aに設けた真空吸
着手段(図示せず)により係留された状態で運ばれ、該
回収ボックス50の上部において吸着解除するようにな
っている。
51はスプール6に巻かれたフィルム10の後端を保持
具(図示せず)により保持し、次工程、例えばパトロー
ネへの挿入装置にトランスファーするための受は渡し手
段である。
第14図はターレット側と固定架台側との間の作動信号
伝送装置を示したものである。ターレット1は固定架台
17に軸支した軸2を中心に回転する関係で、ターレッ
トに配置した各ネスト毎に備えた上記各作業手段の駆動
は固定架台側に設けたカム手段により取る他、ターレッ
ト上のモータやソレノイド等のアクチュエータ及び光電
近接センサー等の検出コントロールには固定架台側より
ターレット側への信号の伝送、及び逆に該記センサー等
の検出結果をターレット側から固定架台側へ信号伝送の
必要が生じる。従って、本実施例では軸2を通して双方
通信が光通信によりできるように構成している。この実
施例の場合の光通信はターレット1側と固定架台17側
との伝送を、それぞれ異なった波長の光多重リンク53
.54を用いてそれぞれ光ファイバー55.56を軸2
に通し、双方のI/F回路57.58及びコントローラ
59,60へ連結することにより、同時双方通信を1軸
にて高速で行うことが可能になるようにしている。これ
は単波長の光を利用し、時分割してデータを伝送しつつ
双方向通信では必ず片側の通信を行えない時間が生じ高
速通信ができないためである。
なお、上記の場合、光リンクでなくFM通信によりシス
テムを構成すれば、ワイヤレス通信による制御となるが
、ワイヤレス通信には便利さはあってもノイズに弱い面
があるので、本実施例のように光リンクによる制御の方
が確実性、安定性は高い。勿論、ワイヤレス通信制御が
本実施例に適用できない意味ではない。
次に、上記実施例の作用について第15図(a)〜(i
)に基づいて説明する。なお、本図は前記フィルム係止
手段7とフィルム切断手段4及びフィルム把持手段8と
の関係において示している。
同図(a)はスプール6がスプールチャック手段6に装
着された後の状態を示している。この状態ではフィルム
10は当該ネストに先行するネストに備えた計尺手段に
よる計尺が終了し、当該ネストに備えた切断手段4の可
動刃体4b及び上下シュート7a、7bが奥側の待機位
置からフィルムパスライン上まで移動する。この場合、
上下シュート7a、7b及びニップローラ7c、7dは
共に開口状態に待機している。
ターレットがさらに回転すると、切断手段4の可動刃体
4bが同図[有])の如く下動(■)する。これにより
可動刃体4bの下面に設けた位置決めピン14が、フィ
ルム10の位置決め孔10eに嵌入した後、可動刃体4
bの前後部に設けたフィルム押え部材12.13にてフ
ィルム10を固定刃体4bの前後部との間に保持する。
これに続いて上シユート7aが同図(b)の如く揺動(
■)し、その先端部をスプール6の外周に接触させる。
次いで、ニップローラ7c、7dが同図(C)の如く互
いに対向方向に移動(■)し、これらの間にてフィルム
10を挟持する。これとほぼ並行してスプールチャック
手段5の一方のスピンドル5aが連繋した駆動手段15
が作動し、スプール6をゆっくりと回転(■)させる。
これによりスプール6の胴部6aに設けた位置決めリブ
6fは上シューf−7aの先端部に突当り、スプール6
の胴部に設けたスリット6bのオリエンテーションを完
了する。
次いで、フィルム把持手段8の上部材8aが、同図(d
)の如く下降(■)し、フィルム10を下部材8bとの
間で把持する。そして切断手段4の可動刃体4bが更に
下動(■)し、固定刃体4aとの間でフィルム10を切
断する。この切断ではフィルム先端部10aと後端部1
0bとが同時に形成される。
次に、同図(e)の如く切断手段4の可動刃体4bが上
動(■)し、フィルム押え部材12.13により保持し
ていたフィルム先端部10aと後端部10bとを開放す
る。しかして、フィルム後端部10b側は先行するネス
トに備えたスプールに巻取られ、矢印aの方向に引かれ
る一方、フィルム先端部10a側はニップローラ7c、
7dが上方に揺動(■)するとともに、その揺動過程に
て扇歯車の作動により逆回転(■)して、矢印すの方向
に引き抜かれる。この場合、フィルム10はフィルム把
持手段8にて把持されているため、湾曲状に撓むことと
なる。
かくして、上方に揺動して行ったニップローラ7c、7
dはこの間にクランプしているフィルム先端部10aを
同図げ)の如く上シユート7aに当接させた時点でその
揺動を中止する。そして、上方への揺動するニップロー
ラ7c、7dを追いかけるように下シュート7bが上動
([相])し、フィルム先端部10aを上シユート7a
との間に挟み込む。これによりフィルム先端部10aは
スプール6のスリン+6bに対向する。
次いで、ニップローラ7c、7dが、扇歯車の作動によ
り同図(g)の如く反時計回転(■)し、フィルム先端
部10aを上下シュート7a、7bをガイドとして送出
し、スプール6のスリット6b内に挿入する。この挿入
によりフィルム先端部10aに形成されている係止孔1
0cがスリン1−6b内の係止爪6b’に係止される。
そして、待機位置にあったタッチローラ43が上方に向
けて移動(@)シ、スプール6の外周に接触する。
しかる後、同図(h)の如くフィルム把持手段8の上部
材8aが上動(@)シ、下部材8bから離れてフィルム
10を開放するとともに、前記下シュート7b、ニップ
ローラ7c、7d及び上シユート7aがそれぞれほぼ同
時に初期位置に復帰(0〜[相])する。
そして、同図(i)の如ぐスプールチャック手段5の一
方のスピンドル5aが連繋する駆動手段15の作動によ
ってスプール6が回転(@)シ、フィルム10を巻取る
このようにして形成されたフィルムスクロールはフィル
ム後端がほどけないように保持具(図示せず)により保
持し、次工程へトランスファーされることとなる。
上記作動中、同図(d)においてフィルム把持手段8に
よりフィルム10を把持した後、当該ネストに備えたフ
ィルム計尺手段9がその作動を開始することとなり、フ
ィルム係止手段7の係止作動と計尺手段9の計尺作動が
同時に進行し、同図(i)の如くスプール6を駆動して
フィルムの巻取りを開始までには後続するネストに備え
たフィルム切断手段が作動してフィルムの切断を完了し
ていることは勿論である。
上記実施例ではスプールのスプールチャック手段5への
スプール6の供給をターレット1に対して右斜め上方よ
り行い、フィルムの供給を固定架台の側面部より行い、
出来たスクロールを斜め右下より回収するレイアウトを
とっているが、スプールの供給をターレットの右斜め下
から入れ、フィルムはターレット下部から供給し、スク
ロールの回収を左斜め下から行うようにしてもよい。
なお、上記実施例では写真フィルムのスクロールについ
て説明したが、これのみに限られるものではなく、他の
スクロール製造にも適用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上の如く、この発明は円筒状部材を整列させるシュー
トと、該シュートより円筒状部材を1個づつ受取り、処
理部まで搬送する受取溝を有するドラムとを備え、該ド
ラムの受取溝内に受取った円筒状部材が搬送中にフリー
回転できるように載置する支持ローラを設けたことを特
徴としているから、円筒状部材の処理部への搬送中にス
ムーズな回転が得られるので、搬送タイミングが取り易
く、外周に擦り傷を生じさせることがない等の優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクロール製造装置の概念図、第2図(a)、
 (b)はスプールの側面図及び断面図、第3図はフィ
ルム切断部の平面図、第4図はスプール供給ドラムとス
プールシュートとの関係図、第5図はスプール受は溝の
作用図、第6図はフィルム切断手段の概略正面図、第7
図は同切断手段の概略側面図、第8図はスプールチャッ
ク手段の正面図、第9図はスプール受は板と固定ガイド
部材との関係図、第10図(a)、(b)はフィルム係
止手段の作用を示す正面図、第11図はフィルム計尺手
段、切断手段、フィルム把持手段を示す斜視図、第12
図は計尺時の説明図、第13図はスプールの駆動手段を
示す斜視図、第14図はターレット側と固定架台側との
間の信号伝送装置を示す説明図、第15図(a)〜(i
)はフィルム係止手段を中心とする作用を示す説明図で
ある。 1−・−ターレット 2−・・軸 3−・ネスト 4・・−フィルム切断手段 5−・−スプールチャック手段 6−・スプール 7−フィルム係止手段 7a−・上シユート 7b−下シュート 7c、7d−・ニップローラ 特 許 出願人  コ ニ カ 株 式 会 社第2図 (b) 第3図 +ua            +uD   IL)e
    II    to。 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 (b) 第14図 第15図 第15図 第15図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状部材を整列させるシュートと、該シュート
    より円筒状部材を1個づつ受取り、処理部まで搬送する
    受取溝を有するドラムとを備え、該ドラムの受取溝内に
    受取った円筒状部材が搬送中にフリー回転できるように
    載置する支持ローラを設けたことを特徴とする円筒状部
    材の供給機構。
  2. (2)前記受取溝が、ドラム外周から緩やかなカーブを
    描いて徐々に深くなるスロープ部と、その最深部に設け
    た段部及び凹状のポケット部からなる特許請求の範囲第
    1項記載の円筒状部材の搬送機構。
  3. (3)前記支持ローラが、前記ポケット部の前後部に設
    けられている特許請求の範囲第2項記載の円筒状部材の
    搬送機構。
JP31769087A 1987-12-16 1987-12-16 円筒状部材の供給機構 Pending JPH01162664A (ja)

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