JPH01149785A - ピリドベンゾジアゼピノンの製造方法 - Google Patents
ピリドベンゾジアゼピノンの製造方法Info
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- JPH01149785A JPH01149785A JP63271070A JP27107088A JPH01149785A JP H01149785 A JPH01149785 A JP H01149785A JP 63271070 A JP63271070 A JP 63271070A JP 27107088 A JP27107088 A JP 27107088A JP H01149785 A JPH01149785 A JP H01149785A
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- pyrido
- dihydro
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- benzodiazepine
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ピリドベンゾジアゼピノン、より詳しくは、
6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b ]
[1,5] −ベンゾジアゼピン−5−オンの改良さ
れた製造方法に関する。
6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b ]
[1,5] −ベンゾジアゼピン−5−オンの改良さ
れた製造方法に関する。
6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b][1
,5]ベンゾジアゼピン−5−オンは、その多くが薬理
学的活性を有する複素環式化合物の群に包含され、rB
ull、 Soc、 Chem、 FranceJ
(1966) No、7.2316ページに記載されて
おり、還流下のクロロベンゼン中での2−クロロニコチ
ン酸と0−フェニレンジアミンとの縮合によって製造さ
れる。
,5]ベンゾジアゼピン−5−オンは、その多くが薬理
学的活性を有する複素環式化合物の群に包含され、rB
ull、 Soc、 Chem、 FranceJ
(1966) No、7.2316ページに記載されて
おり、還流下のクロロベンゼン中での2−クロロニコチ
ン酸と0−フェニレンジアミンとの縮合によって製造さ
れる。
反応混合物からは、沈澱助剤としてのエタノールの添加
で、6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b
] []1.51ベンゾジアゼピンー5−オが、緑色
がかった黄色の生成物(融点280℃)の形態で非常に
未精製の状態で分離され、従って、充分純度の高い生成
物を得るには、適当な溶媒からいくつかの再結晶を行な
う必要があった。このような溶媒の例としては、酢酸、
ピリジン及びジオキサンがある。DE2424811号
明細書に記載されているように溶媒としてテトラヒドロ
ナフタレン、ジクロロ−もしくはトリクロロ−ベンゼン
またはグリコールを用いても、最終生成物の質を向上さ
せることにはならない。
で、6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b
] []1.51ベンゾジアゼピンー5−オが、緑色
がかった黄色の生成物(融点280℃)の形態で非常に
未精製の状態で分離され、従って、充分純度の高い生成
物を得るには、適当な溶媒からいくつかの再結晶を行な
う必要があった。このような溶媒の例としては、酢酸、
ピリジン及びジオキサンがある。DE2424811号
明細書に記載されているように溶媒としてテトラヒドロ
ナフタレン、ジクロロ−もしくはトリクロロ−ベンゼン
またはグリコールを用いても、最終生成物の質を向上さ
せることにはならない。
というのは、これらの溶媒を用いても、得られる6、1
1−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b][1,5]
ベンゾジアゼピン−5−オンは、非常に不純だからであ
る。
1−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b][1,5]
ベンゾジアゼピン−5−オンは、非常に不純だからであ
る。
6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b][1
,5]ベンゾジアゼピン−5−オンは、本出願人による
米国特許第4,556,653号明細書に開示され権利
範囲として請求された非常に興味深い抗がん性化合物で
ある1l−(1−メチルピペリジン−4−カルボニル)
−6,11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b ]
[]1.5]ベンゾジアゼピンー5−オの製造にお
ける出発物質であり;従って出発物質6,11−ジヒド
ロ−5H−ピリド[2,3−b ] []1.5]ベ
ンゾジアゼピンー5−オをより高純度でより高収率で得
る方法を実施することは、非常に興味深い目的である。
,5]ベンゾジアゼピン−5−オンは、本出願人による
米国特許第4,556,653号明細書に開示され権利
範囲として請求された非常に興味深い抗がん性化合物で
ある1l−(1−メチルピペリジン−4−カルボニル)
−6,11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b ]
[]1.5]ベンゾジアゼピンー5−オの製造にお
ける出発物質であり;従って出発物質6,11−ジヒド
ロ−5H−ピリド[2,3−b ] []1.5]ベ
ンゾジアゼピンー5−オをより高純度でより高収率で得
る方法を実施することは、非常に興味深い目的である。
本発明者らは、6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2
,3−b ] []1.5]ベンゾジアゼピンー5−
オの製造において、2−クロロニコチン酸ト0−フェニ
レンジアミンとの縮合をシクロペンタノールまたはシク
ロヘキサノールのようなシクロアルカノール中で行なう
と、最終生成物が高純度で得られ(黄色、融点295−
296°C)、しかもその再結晶をさらに行なう必要が
ないことを見出したが、このことが本発明の主題をなす
ものである。
,3−b ] []1.5]ベンゾジアゼピンー5−
オの製造において、2−クロロニコチン酸ト0−フェニ
レンジアミンとの縮合をシクロペンタノールまたはシク
ロヘキサノールのようなシクロアルカノール中で行なう
と、最終生成物が高純度で得られ(黄色、融点295−
296°C)、しかもその再結晶をさらに行なう必要が
ないことを見出したが、このことが本発明の主題をなす
ものである。
縮合反応時間は、使用されるシクロアルカノールによっ
て変化することができるが、いずれの場合においても、
3〜14時間の範囲に包含される。
て変化することができるが、いずれの場合においても、
3〜14時間の範囲に包含される。
上記反応において溶媒としてシクロアルカノールを使用
することは、6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,
3−b ] []1.,5]ベンゾジアゼピンー5オ
ンを非常に高純度で得、そのために、それを予め精製す
ることなくそのまま用いることができるような改良され
た方法を得ることを可能にする。さらに、本発明の方法
によれば、最終生成物の全収率に関しても著しい改良が
図られ、その収率は少くとも80%であり、−方rBu
11. Sac、 Chim、 FranceJ (1
966) No−7,2316ページに記載された方法
によれば、再結晶前に評価される粗生成物の部分収率は
70%であった。
することは、6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,
3−b ] []1.,5]ベンゾジアゼピンー5オ
ンを非常に高純度で得、そのために、それを予め精製す
ることなくそのまま用いることができるような改良され
た方法を得ることを可能にする。さらに、本発明の方法
によれば、最終生成物の全収率に関しても著しい改良が
図られ、その収率は少くとも80%であり、−方rBu
11. Sac、 Chim、 FranceJ (1
966) No−7,2316ページに記載された方法
によれば、再結晶前に評価される粗生成物の部分収率は
70%であった。
本発明のその他の利点は、本発明によれば、再結晶用の
溶媒の使用が不要であり、そのために、顕著な節約が実
現されることの他にも、そのような溶媒にとって適当な
廃棄のための貯蔵設備の必要がなく、その使用のための
細かい規則に従う必要がなく、またそれらの浄化及び再
使用のための適当なプラントが不要であるという事実に
よって示される。
溶媒の使用が不要であり、そのために、顕著な節約が実
現されることの他にも、そのような溶媒にとって適当な
廃棄のための貯蔵設備の必要がなく、その使用のための
細かい規則に従う必要がなく、またそれらの浄化及び再
使用のための適当なプラントが不要であるという事実に
よって示される。
下記の実施例は、本発明をさらに詳しく説明するための
ものであって、本発明を限定するものではない。
ものであって、本発明を限定するものではない。
実施例
6.11−ジヒドロ−5H−ピリド[2,3−b ][
]1.5]ベンゾジアゼピンー5−オ ン00mff容フラスコに、2−クロロニコチン酸15
.7g、0−フェニレンジアミンlO,8g及びシクロ
ヘキサノール60mQを入れた。この反応混合物を13
時間還流地理し、生成した水を共沸蒸留により除去した
。この反応混合物をその後60°Cまで冷却し、エタノ
ール40m(2で希釈し、室温で30分間撹拌した。生
成した沈澱をか過により分離し、次いでエタノールによ
り数回洗浄した。6.11−ジヒドロ−5H−ピリド
[2,3−b ][]1.5]ベンゾジアゼピンー5−
オン融点295−296°C)からなる結晶性の黄色の
生成物16.99が得られた。
]1.5]ベンゾジアゼピンー5−オ ン00mff容フラスコに、2−クロロニコチン酸15
.7g、0−フェニレンジアミンlO,8g及びシクロ
ヘキサノール60mQを入れた。この反応混合物を13
時間還流地理し、生成した水を共沸蒸留により除去した
。この反応混合物をその後60°Cまで冷却し、エタノ
ール40m(2で希釈し、室温で30分間撹拌した。生
成した沈澱をか過により分離し、次いでエタノールによ
り数回洗浄した。6.11−ジヒドロ−5H−ピリド
[2,3−b ][]1.5]ベンゾジアゼピンー5−
オン融点295−296°C)からなる結晶性の黄色の
生成物16.99が得られた。
特許出匪人 ドにば・ファルマセウテイチ・ソシエタ
・Rル・アツイオーニ 外2名
・Rル・アツイオーニ 外2名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)縮合反応を、シクロペンタノール及びシクロヘキサ
ノールからなる群から選ばれる溶媒中で還流下で行なう
ことを特徴とする2−クロロ−ニコチン酸とo−フェニ
レンジアミンとの縮合による6,11−ジヒドロ−5H
−ピリド[2,3−b][1,5]ベンゾジアゼピン−
5−オンの製造方法。 2)縮合反応を、シクロヘキサノール中で還流下に行な
うことを特徴とする2−クロロニコチン酸とo−フェニ
レンジアミンとの縮合による6,11−ジヒドロ−5H
−ピリド[2,3−b][1,5]ベンゾジアゼピン−
5−オンの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT8748557A IT1212039B (it) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | Procedimento di preparazione di priridobenzodiazepinone |
IT48557A/87 | 1987-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01149785A true JPH01149785A (ja) | 1989-06-12 |
JPH0613516B2 JPH0613516B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=11267306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63271070A Expired - Lifetime JPH0613516B2 (ja) | 1987-10-30 | 1988-10-28 | ピリドベンゾジアゼピノンの製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4841046A (ja) |
EP (1) | EP0314163A3 (ja) |
JP (1) | JPH0613516B2 (ja) |
IT (1) | IT1212039B (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1238479B (de) * | 1964-01-28 | 1967-04-13 | Thomae Gmbh Dr K | Verfahren zur Herstellung von 5, 6-Dihydro-5-oxo-11H-pyrido-[2, 3-b] [1, 5]-benzodiazepinen |
-
1987
- 1987-10-30 IT IT8748557A patent/IT1212039B/it active
-
1988
- 1988-10-26 US US07/262,787 patent/US4841046A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-28 EP EP19880118000 patent/EP0314163A3/en not_active Withdrawn
- 1988-10-28 JP JP63271070A patent/JPH0613516B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0314163A3 (en) | 1990-11-28 |
JPH0613516B2 (ja) | 1994-02-23 |
EP0314163A2 (en) | 1989-05-03 |
IT8748557A0 (it) | 1987-10-30 |
US4841046A (en) | 1989-06-20 |
IT1212039B (it) | 1989-11-08 |
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