JPH01149589A - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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JPH01149589A
JPH01149589A JP62307055A JP30705587A JPH01149589A JP H01149589 A JPH01149589 A JP H01149589A JP 62307055 A JP62307055 A JP 62307055A JP 30705587 A JP30705587 A JP 30705587A JP H01149589 A JPH01149589 A JP H01149589A
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JP
Japan
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delay
field
signal
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delayed
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JP62307055A
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Kyoko Suzuki
京子 鈴木
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は色差線順次で伝送された映像信号(例えばSE
CAM信号)の記録テープを再生する映像信号再生装置
に関する 〔発明の概要〕 標準再生では、再生信号から得られる4フィールドサイ
クルのフィールド判別信号に基づいて遅延切換制御信号
を作り、記録時に1水平期間遅延しなかったフィールド
を遅延して復元を行うと共に、変速再生ではフィールド
判別信号と遅延切換制?ql;j%;とに基づいて、現
在再生しているフィールドと遅延/非遅延のシーケンス
との整合を見出しで変速−生Azj標準再生に切換える
ことにより、切換直後の画面の乱れを無くして連続的に
画面がつながるようにした映像信号再生装置である。
〔従来の技術〕
色差線順次のSF、CAMカラー映像信号を2ヘツドヘ
リカルスキヤン形ビデオテープレコーダで記録する場合
、複数本の斜めトラックを横切って走査する変速再生時
に色順次性が乱れないないようにするために、トラック
間で各色差信号がトラックの幅方向に整列するように記
録している。SECAM信号は奇数フレームと偶数フレ
ームとでFM色差信号が入れ替わるので、例えば偶数フ
レームの信号についてIH(1水平走査期間)遅延して
記録すれば、上述のような色並べができる。
再生時には奇数フレームの信号をIH遅延させて、正し
い線順次に復元している。
再生時のIH遅延/非遅延の切換え制御は、−般には垂
直ブランキング区間にフレーム(又はフィー′ルド)識
別信号を記録しておき、再生したフレーム識別信号でも
って奇数フレーム区間で遅延がかかるように、例えば2
フレ一ム周期の遅延切換制御信号を発生するフリップフ
ロップを特定フィールドでリセットすることにより行っ
ている。
なお8 w V T Rでは、フレーム識別信号を記録
せずに、映像信号に重畳して4トラツクのサイクルで循
環記録されたトラッキングサーボ用の4周波数のパイロ
ット信号に基づいてフレーム(フィールド)判別を行っ
て、再生時の遅延制御を行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のようなSECAM用VTRで、標準再生を中断し
てスチル再生(ポーズ)又はキュー/レビュー(高倍速
サーチ)を行った後標準再生に戻るような再生操作を行
うことがある。この場合、標準再生に戻るタイミングは
モード切換操作により定まるので、スチル再生時又は高
倍速再生時の1H遅延切換えと次の標準再生のIH遅延
切換えとが位相的に不連続となることがある。上述のよ
うに再生フレーム(フィールド)を検出してIH遅延切
換用のフリップフロップをリセットするので、遅延の切
換位相は直ちに正しい状態に戻るが、リセット直前に画
面が垂直方向に振動し、また−瞬だけ画面の色がフラッ
シュする問題がある。
本発明はこの問題を是正して、モード切換時点で画面の
乱れが生じないようにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の映像信号再生装置は、色差線順次で伝送された
SECAM方式のような映像信号の色信号を2フィール
ドおきに1水平期間遅延させて斜めトラックに記録して
色並べを行った磁気テープを再生する際に、記録時に遅
延されていない他の2フィールドおきの色信号を、遅延
切換制御信号でもって遅延回路を制御して1水平期間遅
延させるようにした映像信号再生装置である。・標準再
生時に再生信号から得られる4フィールドサイクルのフ
ィールド判別信号と、回転ヘッドの走査タイミングを示
すパルスとに基づいて上記遅延切換制御信号を形成する
回路を備える。フィールド判別信号は例えば4周波方式
でトラックに循環記録したトラッキングサーボ用のパイ
ロット信号の再生信号を利用できる。
標準再生中にスチル再生を含む変速再生を行う時に、再
生信号中の上記フィールド判別信号に基づき、現在の走
査トラックのフィールドを判定する第1手段(第8図の
ステップSl)を更に備える。
また上記変速再生中の上記遅延切換制御信号に対応する
標準再生での遅延/非遅延のフィールドを判定する第2
手段(第8図のステップS2)を備える。この場合、変
速再生中の遅延切換制御信号は、再生トラックのフィー
ルドとは無関係であり、変速再生前の標準再生と位相的
に連続して遅延/非遅延と変化している。
上記第1、第2手段の双方のフィールドの整合(例えば
一致)を検出して、変速再生から標準再生に切換える手
段(第8図のステップS3、S4)を設けて、標準再生
での再生フィールドと遅延/非遅延との対応が切換え直
後に正しくとれるようにしている。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す記録再生装置の全体ブ
ロック図である。
第1図において、一対の磁気ヘッドIA及びIBが18
0°の角間隔で回転ドラム(図示を省略)に取り付けら
れると共に、再生専用の磁気ヘッドIApが、磁気ヘッ
ドIBに対して、回転方向と同じ側に2.5Hに相当す
る角間隔で回転ドラムに取り付けられ、モータ2により
回転される。各磁気ヘッドIA、IAp及びIBはスイ
ッチング回路3にそれぞれ接続される。このスイッチン
グ回路3は、各磁気へラドIA〜IBの回転位相の[を
手段4の検出出力PGに基づいて、システム制御装置(
マイクロコンピュータ)50から供給されるスイッチン
グパルスPsw (25Hz)によって、記録、再生動
作モードに応じて適宜の磁気ヘッドを選択するように制
御される。
記録系10の入力端子INからSECAM方式のカラー
映像信号が低域フィルタ11に供給されて輝度信号Yが
取り出され、この輝度信号Yがプリエンファシス回路1
2及びリミッタ13を介して周波数変調器14に供給さ
れる。変調器14で得られたFM輝度信号Y、、は、高
域フィルタ15及び加算器16を介して、記録増幅器1
゛7に供給され、記録増幅器17の出力は、切換スイッ
チ5の記録側固定接点5r及び可動接点5cを介して、
スイッチング回路3に供給される。
帯域フィルタ21によって、入力端子INのカラー映像
信号から取り出された搬送色信号Cは、ベルフィルタ2
2を介して、IH遅延線路23と切換スイッチ24の固
定接点24sに共通に供給され、IH遅延線路23の出
力がスイッチ24の固定接点24dに供給される。スイ
ッチ24の可動接点24cの出力は周波数変換回路25
に供給される。AFC/APC構成の発振器26の出力
が周波数変換回路25に供給されて、これからの低域変
換搬送色信号C1が加算器16に供給される。
この加算器16には、切換スイッチ6の可動接点6c及
び記録側固定接点6rを介して、後述のパイロット信号
発生回路51からパイロット信号PLが供給される。
再生系30の増幅器31に、切換スイッチ5の可動接点
5c及び再生側固定接点5pを介して、再生信号が供給
される。増幅器31の出力から高域フィルタ32によっ
て取り出されたFM輝度信号YFMは、リミッタ33を
介して、FM復調器34に供給される。この復調器34
の出力からデエンファシス回路35によって得られた輝
度信号Yが加算器36に供給され、加算器36の出力が
出力端子OUTに導出される。
帯域フィルタ41によって、再生増幅器31の出力から
取り出された低域変換搬送色信号C1が周波数変換回路
42に供給される。周波数変換回路42には発振器26
の出力が供給されており、周波数変換回路42から出力
される搬送色信号CがIH遅延線路43と切換スイッチ
44の固定接点44sに共通に供給され、IH遅延線路
43の出力がスイッチ44の固定接点44dに供給され
る。スイッチ44の可動接点44cの出力は、ベルフィ
ルタ45を介して、加算器36に供給される。
51はパイロット信号発生回路であって、システム制御
装置50から2ビツトの選択制御信号SLが供給されて
、ATF方式の4周波数のパイロット信号PLが順次循
環的に出力され、磁気テープT上の各トラックに、FM
輝度信号YF14及び低域変換搬送色信号Czとパイロ
ット信号PLが周波数多重記録される。各トラックに割
付られるパイロット信号の周波数は、例えば次のように
設定される。
f +  = 6.5 f H#103 kHzf z
 = 7.5 f o ’119 kHzf :l =
10.5 f o #165 kHzf a  ’  
9.5 f M  ”149 kHz低域フィルタ52
によって、再生増幅器31の出力から分離された再生パ
イロット信号PLpbは乗算器53に供給される。この
乗算器53には、スイッチ6の再生側固定接点6p及び
可動接点6Cを介して、パイロット信号発生回路51か
ら現再生トラックと同一の基準バイロフト(を号pt、
、、。
が供給される。乗算器53の出力は、先行及び後続トラ
ックから現再生トラックへのクロストーク成分となり、
トラッキング誤差検出回路54において、両隣接トラッ
クからのクロストーク量が比較されて、トラッキング誤
差が検出される。この検出出力は、1トラツクおきに極
性を反転されて、トラッキングサーボ回路55に供給さ
れ、サーボ回路55の出力がキャプスタンモータ56に
供給されて、ATF方式のトラッキング制御が行われる
60は色並べに関する遅延制御回路であって、システム
制御装置50からスイッチングパルスpin及び選択制
御信号SLが供給される。遅延制御回路60の出力が、
記録系10のスイッチ24に直接に供給されると共に、
再生系30のスイッチ44にはインバータ46を介して
供給される。
第2図に遅延制御回路60の詳細を示す。この制御回路
では、第1図のIH遅延線路23.43及び遅延/非遅
延の切換スイッチ24.44が、遅延線路73及び切換
スイッチ74により録再共用されている。切換スイッチ
74の制御信号は基本的には、第3図のタイムチャート
cに示すフィールドごとに高域レベルになるヘッドスイ
ッチングパルスP3,1を1/2分周するフリップフロ
ップ61により形成される。このフリップフロップ61
を動作モードに応じて特定のフィールドでリセットする
ために、アンドゲート62及びエスクスルーシブオアゲ
ート63〜65を設けである。
次に、第3図をも参照しながら、本発明の一実施例の記
録動作について説明する。
SPモード(標準モード)における記録の場合、システ
ム制御装置50から、第3図A及びBに示すような選択
制御信号SL、及びsL2が、制御信号として、パイロ
ット信号発生回路51に供給されて、これよりの4周波
数のパイロット信号r1〜f4が、第3図Tに示すよう
に、磁気テープのトラック” K l ””’ T g
 4に順次循環的に記録される。
一方、第2図の遅延制御回路60においては、スイッチ
ングパルスP88、選択制御信号SL、、SLIがゲー
ト63〜65を通り、アンドゲート62に供給されるの
で、第3図りに示すように第1フィールドで立上る4フ
イ一ルド周期のリセット信号がアンドゲート62から得
られ、これによりフリップフロップ61がリセットされ
る。従って第3図Eに示すような第1、第2フィールド
(奇数フレーム)で低レベル、第3、第4フィールド(
偶数フレーム)で高レベルとなる切換制御信号DLが形
成される。この切換制御信号DLはエクスクル−シブオ
アゲート66から切換スイッチ74に供給され、低レベ
ルのとき固定接点74s、高レベルのとき固定接点74
dとなるように切換制御が行われる。従って、端子71
に供給された搬送色信号Cは奇数フレームで遅延されず
に端子72に導出され、偶数フレームでIH遅延されて
導出される。
この遅延された搬送色信号Cは、第4図Aにおいて添字
“d”を付して示す第3及び第4トラツクTk3及びT
k4に記録されて、各フレームの奇数フィールド同士、
偶数フィールド同士の各色差信号が整列する。
LPモード(長時間モード)では、エクスクル−シブオ
アゲート63〜65に高レベルのモード信号LPが与え
られるので、第3図Fに示すように第4フィールドで立
上るリセット信号が形成され、第3図Gに示すように第
2、第3フィールドで高レベル、第1、第4フィールド
で低レベルの切換制御信号DLが形成される。
これにより、LPモードにおいては、記録時に奇数フレ
ームの偶数フィールドと、これに続く偶数フレームの奇
数フィールドとの搬送色信号CがIHだけ遅延される。
この遅延された搬送色信号Cは、第4図Bにおいて添字
“d”を付して示す第2及び第3トラツクTSlt及び
Tk3に記録されて、各フレームの奇数フィールド同士
、偶数フィールド同士の各色差信号が整列する。
再生時には、第3図A、Bに示す選択制御信号SL1、
SL2によって定まる循環位相の基準パイロット信号が
パイロット信号発生回路51からトラッキングサーボ系
に与えられ、第3図Tに示す位相で再生パイロット信号
f+”f4が各トラックから得られる状態でトラッキン
グがとれる。
従って第2図のフリップフロップ61の出力から第3図
E、Gに示す切換制御信号DLがSP、LPの各モード
で得られ、この信号は、高レベルの再生モード信号PB
が与えられているエクスクル−シブオアゲート66で極
性反転されて、切換スイッチ74に供給される。従って
記録時にIH遅延されていないフィールドの信号が、逆
に再生時に遅延され、これにより正規のSEC:AM倍
信号復元される。
スチル再生では、1つのトラックを同一アジマスの磁気
ヘッドIA、IApで走査するフィールドスチルが行わ
れる。LPモードを例にすると、第4図Bの走査軌跡A
に示すようにまず磁気ヘッドIAが例えば第1フィール
ドのトラックTklをトレースし、次に磁気ヘッドIA
、が2.5Hだけ先行した走査軌跡A′を通ってトラッ
クTK、をトレースする。従って再生信号は第5図のタ
イムチャートAに示すように、トレースAからトレース
A′に切換わる時点(スイッチングパルスpswの立上
り)で色信号のライン順次が不連続となり、次にトレー
スA′からトレースAに切換わるときには連続する。こ
のため第6図のタイムチャートCに示すように、第1、
第4フィールドでIH遅延(○で示す)、第2、第3フ
ィールドで非遅延(×で示す)の切換制御を、時点T、
で通常再生からスチル再生に切換わった後も引き続いて
行って色の連続を保っている。トレースするのはこの場
合第1フィールドのトラックのみであるから、トラッキ
ングサーボ用の再生パイロット信号PLPIは第6図B
に示すように周波数f、のみである。
従ってスチル再生(ポーズ)では、第2図のアンドゲー
ト62に高レベルの変速再生モード信号J0Gをインバ
ータ67で反転させて供給し、標準再生のように特定フ
ィールドごとにフリップフロップ61をリセットするの
を禁止している。
なお詳細には説明しないがSPモードでのスチル再生も
同様であり、2トラツクについてスチル再生を行うフレ
ームスチルでも同様な遅延制御を行う。
次にスチル再生(ポーズ)を解除して標準再生に移行さ
せる場合を説明する。この場合には、第6図及び第7図
の時点T2で示すように、遅延切換制御信号DLが低レ
ベル(2フイ一ルド分)のときと高レベル(2フイ一ル
ド分)のときとの2通りが、操作のタイミングに応じて
確率1/2で発生する。前者の場合には、標準再生に切
換わった直後の第2、第3フィールドがIH遅延(○印
)であるから、標準再生の正しい遅延(第1、第4フィ
ールド)と逆になる。しかし既述のように第6図の時点
T3において第2図のフリップフロップ61が第4フィ
ールドの先頭でリセットされるので、すぐに正常な遅延
シーケンスに戻る。
ところが第6図の時点T2〜T1の間では、記録時にI
H遅延された第2、第3フィールドの信号が再生時に更
にIH遅延されるので、この間は画面が垂直方向に振動
する。またリセット時に色の連続性がとれなくなり一瞬
カラーがフラッシュして画面が乱れる。
一方、第7図では、スチル再生時の遅延/非遅延のサイ
クルと標準再生時の遅延/非遅延のサイクルとが連続し
てつながっている。このためモード切換点で画面の乱れ
は生じない。
この例では、スチル再生のトラックを第1フィールドに
固定しであるから、スチル解除後にトレースする次のト
ラックは第2フィールドに決まっている。従って遅延切
換制御信号のレベルを監視して、高レベルに立上ってか
ら1フィールド後に標準再生に移行させれば、次のフィ
ールドでテープが標準速度に立上る以前に第1フィール
ドのトラックがまず走査され、次から第2フィールド、
第3フィールド−・−・・−−−−一・と順次走査され
る。遅延切換制御信号DLは第2フィールドで低レベル
になるから、標準再生のための正規の遅延切換と合致す
る。
なおスチル再生での走査トラックを第1フィールドに固
定しない場合でも同様であって、トラッキングサーボ用
の再生パイロット信号をフィールド識別信号としてスチ
ル再生しているトラックのフィールド(第1〜第4)を
検知し、一方遅延切換制御信号の極性(位相)を監視し
ながら、次フィールドからの遅延/非遅延が標準再生の
サイクルと合致するようにモード切換えのタイミングを
定めればよい。
なお、別の観点から見ると、遅延/非遅延をフレームご
とに切換えているので、フレームの偶数倍の期間だけス
チル再生を行えば、第7図に示すように標準再生からス
チルに切換わる時点T、と、スチルから標準再生に切換
ねる時点T2とが共に遅延状態となり、正しいシーケン
スでスチルから標準再生に移行する。従って第1図のシ
ステム制御卸回路50において、ヘッドスイッチングパ
ルスPsw(第7図A)をカウント(1/2分周)して
、ヘッドスイッチングパルスの2n個目(4nフィール
ド目、n=1.2−−−−−−−−・−)のタイミング
でトラッキングサーボ回路55にテープ駆動信号TDを
供給すれば、テープ走行が立上って標準再生に移行する
際に画面の乱れが全く生じない。
なお実際のテープ駆動開始のタイミングは第7図の時点
T2よりも幾分手前であり、これはテープ駆動系の機能
に応じて適宜に設定することができる。
第8図は上述のモード切換え方式の一般的な概念を示す
フローチャートで、まずステップSL(第1手段)でパ
イロット信号から現在の走査トラックのフィールドfx
  (第1〜第4)を判定する。
第7図の例ではスチル時にfX=f、である。次にステ
ップS2(第2手段)で現在の遅延切換制御信号DLに
対応する標準再生でのフィールドf。
を判定する。第7図の例では遅延切換制御信号DLが高
レベルのときf、は第4、第1フィールドで、低レベル
のとき第2、第3フィールドであり、4フィールドのサ
イクルで循環的に変化している。
次にステップS3でfXとf、とを比較し、所定の関係
であったら、そのタイミングでステップS4にて標準再
生にモード移行させる。第7図の例ではrx=ry(共
に第1フィールド)になった時点で標準再生にモードを
切換える。ステップS3でfXとf、とが所定の関係に
ならない間はステップS1、S2を繰り返す。
次に標準再生中にキュー又はレビュー(高速倍のフォワ
ード又はリバースのピクチャーサーチ)を行い、標準再
生に復帰させる場合について説明する。
第9図は5倍速でキューを行ったときのトランクパター
ンと遅延切換制御信号DLのタイムチャートである。こ
のタイムチャートの時間は図の右から左に進行する(テ
ープ移動方向とは逆)。トラックは奇数フィールドと偶
数フィールドとに対応させて太線と細線で示しである。
またヘッド走査軌跡はAチャンネルとBチャンネルとを
実線及び破線で示してあり、各チャンネルのヘッドが5
本のトラックを斜めに横切るようなトレースを行ってい
る。なおヘッドスイッチングパルスpstv及びこのパ
ルスに基づいて形成される遅延切換制御信号DLは時間
軸上では等間隔に生じるが、トラックの位置に対応させ
ると、キューでは間隔が5倍であり、標準再生に戻った
とき1倍となる。
この例では、第7図のfX (現在の走査トラックのフ
ィールド)及びfy  (遅延制御信号に対応するフィ
ールド)は共に変化しているので、判定すべきfXとし
て所定のフィールド(例えば第1フィールド)を想定し
てf、と比較する。即ち、時点T、でキューの解除操作
があった後、再生パイロット信号がf、になるのをまず
検出する。この場合各ヘッドの走査の開始直後に得られ
る再生パイロット信号(各トラックの下端に示す)に着
目してよい。
一方、5倍速キュー再生中の遅延切換制御信号DLの極
性(遅延/非遅延)に対応させて標準再生でのフィール
ドf、を判定し、fx(f、)との一致を検出する。第
9図の例では時点Ttで再生パイロット信号がf、で、
遅延切換制御信号DLに対応するフィールドが第1フィ
ールドである。
従って次のヘッドトレースで遅延切換制御信号DLが高
レベルから低レベルに反転す、3予定されているから、
次のヘッドトレースが第2フィールドのトラックで行わ
れるように、テープの減速タイミングを定める。即ち、
時点T2の直後にBチャンネルヘッドのトレースが終了
したら、次にAチャンネル−・ラドが、第9図の一点鎖
線AOで示すように第2フィールド(時点T2から5フ
ィールド目)のトラックT K zを最終的に走査する
ように、キャプスタンモータを制御する。なおテープ走
行系の減速特性を考慮すると、Aチャンネルヘッドの走
査の始端で第4フィールドのトラックを走査するように
テープ制御を行えば都合がよいことが第9図から判る。
一方、遅延切換制御信号DLは、時点T、でヘッドスイ
ッチングパルスP3Wに同期して点線のように立下り、
非遅延状態となる。これは第2フィールドトラツクの再
生信号に対して正しい。その後の遅延/非遅延のシーケ
ンスは点線で示すように標準再生のそれと合致する。
なおキュー又はレビューを他の倍速率に設定しても同様
の制御を行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、変速再生から標準再生にモード
移行させる際に、再生しているフィールドと色並べ記録
を復元するための再生信号のIH遅延/非遅延のシーケ
ンスとが整合するようにモード切換えのタイミングを制
御したので、切換直後に画面の乱れや色のフラッシュが
生じることがなく、従ってモード切換(標準再生中の変
速再生)の操作タイミングとは無関係に円滑な切換えが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すビデオテープレコーダ
の全体ブロック図、第2図は遅延制御回路の構成を示す
ブロック図、第3図は要部の動作を説明するためのタイ
ムチャート、第4図A、 BはSPモード及びLPモー
ドのトラックパターン図、第5図はスチル再生時の信号
を示すタイムチャート、第6図及び第7図は標準再生中
にスチル再生を行う場合のタイムチャート、第8図は変
速再生から標準再生に切換えるときのフィールド判定の
タイムチャート、第9図はキュー再生のタイムチャート
である。 なお図面に用いた符号において、 LA、IAp、IB・−磁気ヘッド 23・−・−一−〜−−・−一−−−・−4H遅延線路
43−・−・−・−一−−−−−−・IH遅延線路44
−・・−−−−−−・−・−・−・切換スイッチ50−
−−m−・・−・−・−システム制御装置51・−・−
−−−−−一−−・−・−・パイロット信号発生回路6
1・−−−一−−−・−−−−m−−−−−・フリップ
フロップ73−・−・−・−・・−・−・IH遅延線7
4−−−−−−・−・・・−一−−−−切換スイッチで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 色差線順次で伝送された映像信号の色信号を2フィール
    ドおきに1水平期間遅延させて斜めトラックに記録した
    磁気テープを再生する際に、記録時に遅延されていない
    他の2フィールドおきの色信号を、遅延切換制御信号で
    もって遅延回路を制御して1水平期間遅延させるように
    した映像信号再生装置において、 標準再生時に再生信号から得られる4フィールドサイク
    ルのフィールド判別信号と、回転ヘッドの走査タイミン
    グを示すパルスとに基づいて上記遅延切換制御信号を形
    成する回路と、 標準再生中にスチル再生を含む変速再生を行う時に、再
    生信号中の上記フィールド判別信号に基づき、現在の走
    査トラックのフィールドを判定する第1手段と、 上記変速再生中の上記遅延切換制御信号に対応する標準
    再生での遅延/非遅延のフィールドを判定する第2手段
    と、 上記第1、第2手段の双方のフィールドの整合を検出し
    て、変速再生から標準再生に切換える手段とを具備する
    映像信号再生装置。
JP62307055A 1987-12-04 1987-12-04 映像信号再生装置 Pending JPH01149589A (ja)

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JP62307055A JPH01149589A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 映像信号再生装置

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