JPH01149354A - 電子顕微鏡 - Google Patents

電子顕微鏡

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JPH01149354A
JPH01149354A JP30560687A JP30560687A JPH01149354A JP H01149354 A JPH01149354 A JP H01149354A JP 30560687 A JP30560687 A JP 30560687A JP 30560687 A JP30560687 A JP 30560687A JP H01149354 A JPH01149354 A JP H01149354A
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智 伏見
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子顕微鏡に係シ、特に牛導体等のパターン解
析に好適な光学像および電子線像の検出を行う電子顕微
鏡に関する。
〔従来の技術〕
牛導体パターンの検査、解析には、従来、光学顕微鏡が
用いられていたが、パターンの微細化に伴い、解像度の
点ですぐれている走査形電子顕微鏡(以下SEMと略す
)が用いられるようになった。SEMは、試料上に電子
線の微リースポットを集束、走査させ、試料より発生す
る2次電子を検出し、CRT上に表示することによって
像を得る。SEM像の濃淡は2次電子発生量によってつ
けられているが、2次電子発生量は、試料の物質、表面
形状、加速電圧等によシ複雑に変化し、SEM像の正し
い解釈には、かなりの熟練を要する。
また、SEMは光学顕微鏡筒比べて焦点深度が深いため
凹凸の激しい試料を観察すると立体的に見える。しかし
、SEM像の濃淡だけでは、皿部分なのか凸なのか判定
できない。また、SEM像は。
ノイズが多いため、残光時間の長いCRTに極めてゆっ
くシ表示される。このため、観察したい場所をさがすの
に長時間を要する。さらに、長時間電子線を試料に当て
ると、損傷を生じたり、コンタミネーションによシ、画
像が劣下してしまう。
一方、光学像は、SEMに比べて解像度は低いφI1色
情報をもっているので、色から膜厚や物質を推定するこ
とができる。また、焦点深度が浅いため凹凸は正しく認
識できる。また、肉眼で観察可能であ夛、高速の検出器
も容易に入手可能で、試料への損傷はない。
牛導体パターンの解析は、一般にSEM像と光光像両方
を用い、それぞれの特徴を生かしながら行う。従って、
同一か所のSEM像と光学像が必要である。SEM像と
光学像を一台の装置で観察できれば観察効率が向上する
上、装置間のハンドリングにおける異物付着が防止でき
、都合がよい。
このため、SEMに光学顕微鏡筒をSEM鈍簡の横に付
け、試料をSEM鏡筒と光学顕微鏡筒間を移動させ、光
学像とSEM像を得る方法が提案されている。この方法
は、光学像とSEM像が同時には得られないので、どち
らか一方の鋏像を記憶する手段が必要となる。また、鏡
筒が2つあるので大型の試料室が必要であシ、光学像と
SEM像において全く同一のか所を観察する忙は高精度
の試料移動ステージを要する。
また、光学類111!t−5EMK内蔵させる方法とし
て、「マイクロビームアナリシス」 ・p217〜p2
18において、XN分析のために、電子光学系と同一光
軸をもつ光学顕微鏡を磁気対物レンズ内に組込んだ例が
ある。この場合には、前述の装置のような試料が不要と
なる。しかし、この構成においては、X線分析は可能で
あるが、SEM像は検出できない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、電子顕微鏡では電子線像と光学像を
同時に検出できるように配慮されておらず、不具合であ
るという問題点があった。
本発明の目的は、わずられしい切替をなくして電子線像
と光学像を同時に検出することができるようにした電子
顕微鏡を提供することKある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、電子顕微鏡において磁気対物レンズ内に反
射光学系を組込み、ある波長帯域(例えば可視光)で試
料を照明して、その反射光から光学像を検出し、電子線
検出には、前述の照明光とは別波長帯域(例えば紫外義
光)で発光し、かつ、前述の照明波長帯域の光では発光
しない蛍光板を用い、光電子増倍管の前に、前述の照明
光の波長帯域の光を遮断する光学フィルタを挿入するこ
とKよシ達成される。
〔作用〕
従って光学像を得るための照明をしても電子線を検出す
ることができ、大巾に試料を移動させることなく光学像
と電子像の同時検出ができ、観察点を探索するのに光学
像を用いることにょシ、試料へのダメージ、コンタミネ
ーション等を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図によシ説明
する。
図中、1は電子銃、2はコンデンサレンズ、3は磁気対
物レンズ、4は偏向コイル、5は試料。
6は試料台、7は紫外線発光蛍光板(紫外発光シンチレ
ータ:例えば、Y2A/!0i(C”)の結晶)、8は
可視光遮断フィルタ、9はライトガイド、1oは−光電
子増倍管、11は増幅器、12は偏向回路、15はCR
T、tsは反射対物レンズ、16はミラー、17は室、
18はハーフミラ−119は光源、20は2次元撮像素
子(例えばTVカメラ)、21はCRT、22は紫外線
遮断フィルタである。
電子銃1から発した電子は、コンデンサレンズ2および
対物レンズ3からなる電子光学系によシ試料5の上に集
束される。それを、電子光学系の゛偏向コイル4および
偏向回路12によシ、試料5の上を走査する。試料5に
電子が入射し、2次電子が発生する。2次電子が蛍光板
7に入射し蛍光板7は紫外線光で発光する。蛍光板の光
は、可視光遮断フィルタ22を透過し、ライトガイド9
で光電子増倍管10に導き、電子像信号と検出され、増
幅器11で増幅され、偏向回路12からの走査信号に基
いてCRT15に電子像が表示検出される。
第2図に本発明の主要部分を表わす図を示す。
磁気対物レンズ3の内側に反射ミラー41および42で
構成される光学対物レンズ15を組込む、15と3は同
一光軸、同一物体側焦点面を有する。光源19による光
は、後に説明する蛍光板の発光波長とは重複しないよう
に紫外線遮断フィルタ22で制限する。すなわち、蛍光
板が第3図中すで示した波長帯域で発光する場合、第5
図Aに示した透過特性を示す紫外線遮断フィルタ22を
導入し、照明光の波長帯域をαで示したように、bとは
重ならないようにする。一方、蛍光板7は電子が入射す
ると第3図すで示したように発光するものを選んだ場合
、蛍光板7で発光した光のみ光電子増倍管(ホトマル)
10で検出できるよう、第5図Bで示した透過率特性を
もつ光学フィルタ8を蛍光板7と光電子増倍管(ホトマ
ル)10の間に配置する。このフィルタ8によシ、照明
光がたとえ蛍光板7を透過してきても遮断され、ホトマ
ル10には感知されない。これKよシ、2次元撮像素子
20で撮像してCRT21に表示される光学像を得るた
めに光源19を点灯し、紫外線遮断フィルタ22、ハー
フミラ−18、ミラー16及び反射対物レンズ15を介
して照明してもCRT13に表示される電子像が検出さ
れるので、光学像をCRT 21に、電子像tcRT1
3に同時に検出することができる。
このようにフィルタ22によって紫外線が遮光された照
明光が試料5に照射され、更にフィルタ8によって可視
光が遮断されるので、光学像がCRT21に、電子像が
CRT13に確実に表示される。
このように第1図及び第2図は試料5から反射する2次
電子を蛍光板7、フィルタ8、ライトガイド9、光電子
増倍管10で検出するようにしているが、この他試料5
を透過する電子線を検出してもよいことは明らかである
また試料5を透過した電子線像を電子光学的に拡大投影
し、それを2次元撮像素子(TVカメラ)で撮像しても
よいも明らかである。
また2次元撮像素子20から得られる光学像(コントラ
スト)にもとづいて試料50表面を電子線の合焦点状態
に制御することも可能であるし、電子像(SEM、TE
M)を観察するための粗位置決めに用いることも可能で
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、電子線像と光学
像が同時に検出できるので、電子顕微鏡と別の光学顕微
鏡を使用する場に比べ、顕微鏡間の移動における異物付
着、異なる顕微鏡間で同一観察点を探索するのに要する
時間を省けるほか、観察点を探索するのにまたは合焦点
に制御するのに光学像のみを使用し、高解像度深い焦点
深度を必要とする場合のみ電子線像を使用すれば、試料
への電子線照射量を大幅に減少させ、試料のダメージ、
コンタミネーシ冒ンを防止することができる作用効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の構成図、第2図は本発明
の一実施例の対物レンズ部分の拡大図、第3図は本発明
における光学素子の分光特性 を示す図である。 1・・・電子銃、2・・・コンデンサレンズ、3・・・
磁気対物レンズ、4・・・偏向コイル、5・・・試料、
6・・・試料台、7・・・紫外発光シンチレータ、8・
・・可視光遮断フィルタ、9・・・ライトガイド、10
・・・光電子増信管、11・・・増幅器、12・・・偏
向回路、13 、21・・・CRT115・・・反射対
物レンズ、16・・・ミラー、17・・・惣、18・・
・ハーフミラ−119・・・光源、20・・・2次元撮
像素子、22・・・紫外線遮断フィルタ。 代理人弁理士 小  川  勝  男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子線を発生する銃と、コンデンサレンズ及び磁気
    対物レンズからなる電子光学系と有する電子顕微鏡にお
    いて、上記電子光学系の光軸に電子線の通過する孔を有
    し、上記電子光学系と共通の光軸および物体側焦点面を
    有する反射形光学対物レンズを設け、ある波長帯域の光
    で、上記反射形光学対物レンズを通して試料を照明する
    照明手段を設け、該照明手段で照明された試料からの反
    射光を上記反射形光学レンズを通して検出する第1の検
    出手段を設け、上記電子銃により発生し、電子光学系に
    よって試料上に照射された電子線を検出すべく、試料か
    ら得られた電子線を蛍光板に当て、蛍光板から発する光
    子を光学フィルタを通して光電変換素子に当て、電子線
    像を検出する第2の検出手段を設けたことを特徴とする
    電子顕微鏡。 2、上記電子光学系に、電子線を走査する手段を有し、
    上記第2の検出手段を試料から生じる2次電子および反
    射電子を検出すべく設置したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の電子顕微鏡。 3、上記電子光学系に、電子線を走査する手段を有し、
    上記第2の検出手段を試料から透過する電子を検出すべ
    く設置したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の電子顕微鏡。 4、上記第2の検出手段を、試料を透過した電子による
    像を電子光学的に拡大投影して2次元撮像電子で撮像す
    べく構成したことを特許請求の範囲第1項記載の電子顕
    微鏡。
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