JPH01146993A

JPH01146993A - 液体クレンザー組成物

Info

Publication number: JPH01146993A
Application number: JP30507887A
Authority: JP
Inventors: Hideji Tagata; 秀次田方; Atsuhiko Kaji; 梶　敦彦; Masanori Takemura; 政典竹村; Katsuhiko Deguchi; 勝彦出口
Original assignee: Kao Corp
Current assignee: Kao Corp
Priority date: 1987-12-02
Filing date: 1987-12-02
Publication date: 1989-06-08
Anticipated expiration: 2009-04-27
Also published as: JPH0631408B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、優れた洗浄力、研磨力を有し、しかも洗浄対
象面を傷つけることのない液体クレンザ−組成物に関す
る。

〔従来の技術及びその問題点〕

クレンザ−が対象とする汚れは、あまり熱変性していな
い油汚れ（弱変性油汚れ）や流し台の水アカ、ヌルヌル
汚れ等の柔らかい汚れから油や食物の焦げつき汚れの様
な固い汚れまである・この様に一般に見られる汚れの性
質は多種多様であるために、これらの汚れに対して十分
な洗浄力を得るべく特開昭６２−９５４００号公報には
特定の粒径と硬度を有する研磨剤を２種混合することが
開示されている。しかしながら、弱変性汚れ研磨力につ
いては満足できるレベルではなく、より大きな弱度性研
磨力を有するクレンザ−が求められていた。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明者等は上記の如き一般にみられる広範囲の汚れに
対して十分な洗浄力と、又油が軽く変性したような柔ら
かめの焦げつき汚れに特に優れた洗浄力を有するクレン
ザ−を得るべく鋭意検討した結果、特定の粒度を有する
３種の研磨剤を特定の比率で併用すればよいことを見出
し、本発明を完成した。

即ち、本発明は、（ａ）　　平均粒子径が５〜４０μの炭酸カルシウム中
）平均粒子径が５〜４０μの二酸化珪素（ｃ１平均粒子
径が２〜１５μの結晶性アルミノ珪酸塩（ｄ）　　陰イオン性界面活性剤（ｅ）　　非イオン性界面活性剤を必須成分として含有し、（ａｌ成分、（ｂ）成分及び
（ｃ１成分の合計が２０重量％〜６０重景％、かつ（ａ
）成分、＋ｂ）成分及び（ｃ）成分の比率が三角座標の
点Ａ〔（ａ１９０　：　（ｂｌ　５　：’（ｃ）　５　
）　、点Ｂ　〔（ａ１７０　：　（ｂｌ　５　：　（ｃ
）２５〕、点Ｃ〔（ａ）１０　？　（ｂ１５０　：　ｆ
ｃ１４０）　、点Ｄ（ｆａＨＯ：（ｈ）７０　：　（ｃ
）２０）　、点Ｅ　〔（ａ）６５　：　（ｂ１３０　：
　（ｃ１５〕で囲まれた範囲内にあり、！ｄ）成分を０
．５〜５重量％、（ｅ）成分を１〜１０重量％含有する
ことを特徴とする液体クレンザ−組成物を提供するもの
である。

（ａ＞成分、［ｂ）成分は平均粒径５〜４０μの範囲に
あるものが使用できるが、６０μ以上の粒子含有率が４
０重景％以下、５μ以下の粒子含有率が２０重量％以下
であることが望ましい。又、ｆｃ）成分は平均粒径２〜
１５μの範囲にあるものが使用できるが、３０μ以上の
粒子含有率が４０重量％以下、０．５μ以下の粒子含有
率が２０重量％以下であることが望ましい。（ａ）成分
、（ｂｌ成分及び（ｃ）成分の合計量は２０〜６０重量
％、好ましくは４０〜５５重量％である。

本発明において、（ａｌ、（ｂ〕、（ｃ）成分の比率は
添付図面第１図に示す三角座標の点Ａ　Ｃｆａ１９０　
：　（ｂ１５＝（ｃ）５〕、点Ｂ　〔（ａ）７０　：　
（ｂｌ　５　：　（ｃ）２５〕　、点Ｃ〔（ａＨＯ：　
（ｂ）５０　：　（ｃ）４０）　、点Ｄ　〔（ａｌｔｏ
　ｎ　（ｂ１７０　：　（ｃ１２０〕、点Ｅ　〔（ａ）
６５　：　（ｂ１３０　：　（ｃ１５〕で囲まれた四辺
形の範囲内にある必要があり、好ましくは三角座標の点
Ｆ　〔（ａ）８０　：　（ｂ）　５　：　ｆｃＨ５］　
、点Ｂ　［（ａ）７０　：　（ｂ）　５　：　（ｃ）２
５〕　、点ｃ　〔（ａ）６５　：　（ｂ）１３．ｓ　：
　（ｃ）２６．５〕、点Ｅ　〔（ａ）６５　：　（ｂ１
３０　：　（ｃ）　５　）　、点Ｈ（ｆａ）８０　：　
（ｂＨ５：　（ｃ）　５　）に囲まれた範囲内である。

本発明に使用される（ｄ）成分陰イオン性界面活性剤と
しては、直鎖又は分岐鎖アルキル（ｃ８〜Ｃ２□）ベン
ゼンスルホン酸塩、長−鎖アルキル（ｃ８〜Ｃ２□）ス
ルホン酸塩、長鎖オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシ
エチレン（１〜６モル）長鎖アルキル（０８〜Ｃ２２）
エーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン（１〜６
モル）長鎖アルキル（ｃ８〜Ｃ２□）フェニルエーテル
硫酸エステル塩等があり、組成物に０．５〜５重量％配
合される。

これら陰イオン性界面活性剤の対イオンとしての陽イオ
ンは、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、
モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等のアルカノールアミンイオン等である。

（ｅ）成分の非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレン（１〜２０モル）長鎖アルキル（第１級又は
第２級Ｃ６〜Ｃ２□）エーテル、ポリオキシエチレン（
１〜２０モル）長鎖アルキル（０６〜Ｃｌ８）フェニル
エーテル、炭素数１０〜１６の高級脂肪酸アルカノール
アミド、炭素数１０〜１６の高級脂肪酸アルカノールア
ミドエチレンオキサイド付加物（ｐ＝１〜６）等が使用
され、組成物に対して１〜１０重量％配合される。

さらに、本発明では、珪酸ソーダ等の珪酸塩及び炭素数
３〜８のジ又はトリカルボン酸又はそれらの塩を配合す
ることにより、洗浄後のすすぎ時に非常に艶の有る仕上
がり感を付与することが出来る。

本発明組成物で使用される炭素数３〜８のジあるいはト
リカルボン酸又はその塩の具体例を例示すれば、マロン
酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、Ｌ−アスパラギン酸
又はその塩である。

ジあるいはトリカルボン酸又はその塩の配合量は０．１
〜５重量％が好ましく、さらに好ましくは０．５〜３重
量％、珪酸ソーダの配合量は０．１〜８重量％が好まし
く、さらに好ましくは０．３〜５重量％である。

本発明の実施にあたって、必要に応じて少量の香料、顔
料、染料、殺菌剤、可溶化剤を添加することもできる。

液のｐｌ＋は、台所で用いられるため、油汚れに対して
優れた洗浄力を発揮する様に中性からアルカリ性に調整
されるものである。

〔発明の効果〕

本発明の液体クレンザ−組成物は、被洗浄面を傷つける
ことなく、又柔らかい汚れから固い汚れまで多種多様の
汚れに対して優れた洗浄力、研磨力を有する。さらに、
洗浄すすぎ後の被洗浄面に非常に艶のある仕上がり感を
付与する。

〔実施例〕

以下に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例により限定されるものではない。

実施例１表−１に示す組成物を調製し、各組成物の洗浄力、傷つ
け性について以下の様に評価を行った。尚、表中の組成
は重量％で表わした。

〈試験法〉洗浄力１、　モデル汚れ作製柔らかい汚れ（弱変性汚れ）は３　Ｘ　８　（ｃｍ２）
の鉄のテストピースに、ナタネ油／カーボンブランク（
重量比：　５／１）を１．０ｇ塗布したものを１５０℃
で１３０分変性したく鉛筆硬度５Ｂ）。又、固い汚れ（
強変性汚れ）は上記のものを１９５℃で１１５分変性さ
せたものを使用した（鉛筆硬度３Ｈ）。

２、洗浄力評価試料１ｇを採取し、ウレタンスポンジを用いて、１　ｋ
ｇ／　３０ｃｍ２の荷重により３０回洗浄した後の重量
減少率より相対研磨力を求め、下記のとおり６段階評価
を行った。

相対研磨力（％）６１０１〜５　８１〜１００４　６１〜８０３　４１〜６０２　２１〜４０１０〜２０（相対研磨力（％）；液体クレンザ−市販品Ａの研磨洗
浄力を５０とした。）傷つけ性試料１ｇを採取し、ウレタンスポンジにてステンレスを
３０回洗浄後、傷の有無を肉眼観察し、評価を行った。

Ｏ傷つけない ◎　　通常は問題無いが強く擦るとやや傷つける △　　やや傷つける ×　　傷つける実施例２表−２に示す組成物を調整し、各組成物の仕上がり感に
ついて以下の様に評価を行った。

すすいだ後の一１上上が　感各組成物について主婦３０人に流し台を洗って貰い、す
すいだ後の艶、仕上がり感について５段階評価を行いそ
の平均値を求めた。

５　　仕上がり惑がよい（艶がでる）４　　やや仕上がり感がよい（やや艶がでる３　　どちらともいえない２　　あまり仕上がり感がよくない（あまり艶がでない）１　　仕上がり感がよくない（艶がでない）

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の組成物の（ａ）成分、（ｂ）成分、（
ｃ）成分の比率を示す図である。出願人代理人　　古　谷　　　馨第　　１　　図（ａ）成分

Claims

【特許請求の範囲】１　（ａ）平均粒子径が５〜４０μの炭酸カルシウム（
ｂ）平均粒子径が５〜４０μの二酸化珪素（ｃ）平均粒
子径が２〜１５μの結晶性アルミノ珪酸塩（ｄ）陰イオン性界面活性剤（ｅ）非イオン性界面活性剤を必須成分として含有し、（ａ）成分、（ｂ）成分及び
（ｃ）成分の合計が２０重量％〜６０重量％、かつ（ａ
）成分、（ｂ）成分及び（ｃ）成分の比率が三角座標の
点Ａ〔（ａ）９０：（ｂ）５：（ｃ）５〕、点Ｂ〔（ａ
）７０：（ｂ）５：（ｃ）２５〕、点Ｃ〔（ａ）１０：
（ｂ）５０：（ｃ）４０〕、点Ｄ〔（ａ）１０：（ｂ）
７０：（ｃ）２０〕、点Ｅ〔（ａ）６５：（ｂ）３０：
（ｃ）５〕で囲まれた範囲内にあり、（ｄ）成分を０．
５〜５重量％、（ｅ）成分を１〜１０重量％含有するこ
とを特徴とする液体クレンザー組成物。２　（ａ）成分、（ｂ）成分及び（ｃ）成分の比率が三
角座標の点Ｆ〔（ａ）８０：（ｂ）５：（ｃ）１５〕、
点Ｂ〔（ａ）７０：（ｂ）５：（ｃ）２５〕、点Ｇ〔（
ａ）６５：（ｂ）８．５：（ｃ）２６．５〕、点Ｅ〔（
ａ）６５：（ｂ）３０：（ｃ）５〕、点Ｈ〔（ａ）８０
：（ｂ）１５：（ｃ）５〕で囲まれた範囲内にある特許
請求の範囲第１項記載の液体クレンザー組成物。３　珪酸塩を０．１〜８重量％含有する特許請求の範囲
第１項記載の液体クレンザー組成物。４　炭素数３〜８のジ又はトリカルボン酸又はそれらの
塩を０．１〜５重量％含有する特許請求の範囲第１項記
載の液体クレンザー組成物。