JPS606797A

JPS606797A - 研磨材含有液体洗浄剤組成物

Info

Publication number: JPS606797A
Application number: JP11566183A
Authority: JP
Inventors: 皐月　輝久; 誠一太田; 諸原　潔
Original assignee: Lion Corp
Current assignee: Lion Corp
Priority date: 1983-06-27
Filing date: 1983-06-27
Publication date: 1985-01-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はイＶ＋磨材含有液体洗浄剤組成物、さらに詳し
くいえば、優れた洗浄力及び研磨力を有し、その上被洗
物を傷例けることの少ない、研磨材を含有した液体洗浄
剤組成物に関するものである。

従来、野菜や食器洗いなどの台所用洗浄剤は、主に界面
活性剤のみを含有する組成物が主流であった。ところで
、台所における食器などの汚垢は、通常液体状の油と固
体状の脂の２種類に大別することができ、前記の洗浄剤
組成物は、液体状の油の除去については優れた効力を発
揮するものの、固体状脂の除去効力は比較的に小さい。

したがって、この固体脂を除去するために１．洗浄剤組
成物に研磨材を含有させ、その研磨効果を利用する試み
が種々開示されている（特開昭５３−２５３３１号公報
、同５５−Ｌ５９４７号公報など）。しかしながら、研
磨材を含有する洗浄剤組成物においては、該研磨材の粒
径が大きいほど１、またモース硬さが大きいほど研磨力
は高くなるが、−力抜洗物を傷付ける傾向が強くなるこ
とがよく知られている。

したがって、洗浄力や研磨力などの洗浄特性に優れ、か
つ被洗物を傷伺けることのない、研磨拐含有液体洗浄剤
組成物の開発が望まれていた。

本発明者らは、このような要望にとたえるべく、鋭意研
究を重ねだ結果、特定の丸み度、粒径及び硬度を有する
研磨材と界面活性剤とを、Ｄ「定の割合で含有する液体
洗浄剤組成物が、優れた洗浄力と研磨力を有し、その上
被洗物を傷付けることが少ないことを見出し、この知見
に基づいて本発明を完成するに至った。

すなわち、本発明は、（Ａ）少なくとも１種の界面の水
不溶性研磨拐０．５〜４０重量％を含有すると。

とを特徴とする研磨拐含有液体洗浄剤組成物、さらに（
Δ）少な（とも１種の界面活性剤５〜４０重敗％、（Ｂ
）平均粒子径１５〜１００μ、モース硬さ２〜８であり
、かつ径３００μ以上の粒子を実質的に含量ない、丸み
度０．５〜１．０の水不溶性研磨月０．５〜４０重量％
、及び（Ｃ）丸み度が０．５未満の水不溶性研磨月０．
５〜１０重量％を含有することを特徴とする研廟月含有
液体洗浄剤組成物を提供するものである。

本発明の液体洗浄剤組成物において、（→成分として用
いる界面活性剤はアニオン性界面活性剤、ノニオン性界
面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤又は
双性イオン界面活性剤などであって、アニオン性界面活
性剤としては、通常のスルホネ−）：Ｌ　ザルフェート
系、ホスフェ−１・系のアニオン性界面活性剤が使用さ
れる。これらのアニオン性界面活性剤の中でスルホネ−
１・系アニオン性界面活性剤としては、例えば直鎚又は
分枝鎖アルキル（Ｃ８〜Ｃ２３）ベンゼンスルホン酸塩
、長鎖アルキル（Ｃ８〜Ｃ２２）スルホン酸塩、長鎖オ
レフィン（ａＳ〜Ｃ２２）スルホン酸塩などが挙げられ
る。またサルフェート系アニオン性界面活性剤としては
、例えば長鎖モノアルキル（ａＳ〜Ｃ２２）硫酸エステ
ル塩、ポリオキシエチレン（１〜６モル）長鎖アルキル
（０８〜Ｃ２２）エーテル硫酸エステル塩、ポリオキシ
エチレン（１〜６モル）アルキル（０８〜ＣＩ８　）フ
ェニルエーテル硫酸エステル塩などが挙げられ、丑だホ
スフェート系アニオン性界面活性剤としては、例えば長
鎖モノアルキル、ジアルキル又はセスキ（各アルキル基
の炭素数は８〜２２である）リン酸塩、ポリオキシエチ
レン（１〜６モル）モノアルキル、ジアルキル又ハセス
キ（各アルキル基の炭素数が８〜２２でちる）リン酸塩
などが挙げられる。これらのアニオン性界面活性剤の対
イオンとしての陽イオンは、例えばナトリウム、カリウ
ム、マグネシウム々どのアルカリ金属イオン、モノエタ
ノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールア
ミンなどのアルカノールアミンイオンなどである。

ノニオン性界面活性剤としては、例えばポリオキシエチ
レン（１〜２０モル）長鎖アルキル（第Ｒ又は第二級（
Ｃｇ〜Ｃ２２）エーテル、ポリオキシエチレン（１〜ｚ
Ｏモル）アルキル（Ｃ８〜Ｃ１［ｌ　）フェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック
コポリマーなどのオキシアルキレン伺加化合物、高級脂
肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキザイド
付加物、長鎖ノ１！シ第三級アミンオキシド（Ｃ１２〜
１４）などが挙げられる。。

カチオン性界面活性剤としては、例えば長鎖アルギルト
リメチルアンモニウム塩、長鎖アルキルジメチルベンジ
ルアンモニウム塩、長鎖アルキルピリジニウム塩などの
第四級アンモニウム塩などが挙げられる。

両性界面活性剤としては例えば、ジメチル長鎖（０８〜
Ｏ！１１）プルキル−カルボキシメチルアンモニウムベ
タイン、ジ長鎖（Ｏｓ−Ｃｌ８）アルキルアミノアルキ
レンカルボ／酸塩、２−アルキル−１−カルボキシメチ
ル−１〜ヒドロギシエチルイミダゾリニウムベタインな
どが挙げられる。

これらの界面活性剤はそれぞれ単独で用いてもよいし、
２種以上組み合わせて用いてもよく、その配合量は、液
体洗浄剤組成物全量に対して５〜４０重預゛％、好まし
くは１５〜３０重量％の範囲である。この量が５重量％
未満では洗浄力が不十分であり、一方４０重量％を超え
る杏、、洗浄後、被洗物表面に界面活性剤が多量残存し
て不快な感じを生じ、寸だすすぎに時間がががるため好
゛ましくない。

本発明の組成物において（Ｂ）成分として用いる水不溶
性研磨利は、丸み度が０．５〜］、ｏの性状をもつもの
であって、ここで丸み度は、顕微鏡写真を用いて、パ■す（ただし、Ｒは最大内接円の半径、ｒｎは粉体の角の曲
率半径、Ｎはｒを測定した数である）として算出した。

丸み度が前記の範囲外では、被洗物の傷イ］きが督し、
いために好ましくなく、特に好ましい範囲は（）、７〜
１．０である。

さらに、本発明の組成物に用いる好才しい水不溶性研磨
利け　５Ｆ均粒子径１５〜１００μ、モース硬さ２へ・
８であり、かつ径３００Ｉ１以上の粒子を実質的に含ま
ないものである。

本発明の水不溶性イσｔＳ材として好適に使用しうるも
のとしては、例えば方解石、石英、アルミナ、ケイソウ
上、パーライト、長石、アルミノケイ酸１７ｇ　、リン
酸カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ石、ンリカバルー
ン、ガラスバルーン、／ラスバルー、７などを挙げるこ
とができる。これらは単独で用いてもよいし、−マた２
種以上組み合わせて用いてもよい３、本発明の組成物における（Ｂ）成分の水不溜性イ０［暦
月の含有量は、０．５〜４０重量゛％の範囲である。

この含有量が０．５重量％未満では十分な研磨力を発揮
しえず、また４（〕１重量を超えると、傷伺きが起つた
り、被洗物への残留（粉残り）が起るため、好ましくな
い。

さらに、本発明の組成物においては、特に優れる効果を
得るために（Ｃ）成分を配合することができる。この（
Ｃ）成分は、丸み度が０．５未満、好捷しくは０６２〜
０，４の範囲の水不溶性研磨利である。この研磨材は平
均粒子径１〜２５μ、モース硬さ２〜８であシ、かつ径
５０μ以上の粒子を２００重量未満含有するものが好適
である。このような研磨月の具体例としては、前記の（
Ｂ）成分と同様のものが挙げられる。

本発明の組成物における（Ｃ）成分である丸み度０．５
未満の水不溶性研磨利の含有量は、０．５〜１０重量％
の範囲である。

本発明の組成物には、性能を損わない範囲で他の任意成
分、例えば分散安定化剤、・・イドロトローグ剤、粘度
調節剤、番別、色素、防腐・防カビ剤などを、所望に応
じて添加することもできる。

本発明の研磨材含有液体洗浄剤組成物は、優れた洗浄力
及び研磨力を有し、その上被洗物を傷伺けることが少々
くて、極めて商品価値の高いものである。

次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。

なお、液体洗浄剤組成物の各性能の測定及び評価は次の
ようにして行った。

洗浄力組成物０．１５５重量濃度の水溶液（２５℃）３ｔを直
径３０ａｎ、深さ１２ｃ１ｎのバットに入れ、１枚当り
ｏ、５ｙのバターを塗布した皿をスポンジで１０回こす
り洗いし、７枚目の洗浄後の仕上り感を目視で判定して
、良好な場合を○、油膜の存在が認められるなど不良の
場合を×とした。

傷付き性５×１０副のステンレス（ＳＵＳ３０４）板上に組成物
５７を採取し、水２５２を含有させた５Ｘ５×５ｃｉｎ
のスポンジで１５回とすシ、水洗したのち、傷付き性を
目視判定する。傷付きがまったく認められないか、わず
かに認められる場合を○、明らかに認められる場合を×
として評価した。

（ＩＪ［磨力フライパン（径２６ｃｒｎ）にラード０．２５ｉｉ’、
、重油１．Ｏｃｃを混ぜ３分間こげつかせた汚れを、水
１０２を含ませたナイロン不織布に組成物５７を付着さ
せて３０回こすり洗いし、汚れがほとんど除去できたも
のを○、半分しか除去できなかったものを×、中間を△
としだ。

実施例、比較例第１表に示す研磨制を用いて、第２表に示すような成分
組成を有する研暦月含有液体洗浄剤組成物を調製し、各
性能を評価した。その結果を第２表に示す。

なお、比較のために、本発明以外の組成物を調製し、同
様に性能を評価した。その結果も第２表に示す。

Claims

【特許請求の範囲】１　（Ａ）少なくとも１種の界面活性剤５〜４０重量％
及び（Ｂ）丸み度が０．５〜１．０の水不溶性研磨材０
．５〜４０重量％を含有することを特徴とする研磨材含
有液体洗浄剤組成物。２　丸み度が０．５〜１．０の水不溶性研磨材が平均粒
子径１５〜１００μ、モース硬さ２〜８であシ、かつ径
３００μ以上の粒子を実質的に含量ないものである特許
請求の範囲第１項記載の組成物。３（Ａ）少なくとも１種の界面活性剤５〜４０重量％、
（Ｂ）平均粒子径１５〜１００μ、モース硬さ２〜８で
あシ、かつ径３００μ以上の粒子を実質的に含まない、
丸み度０．５〜１．０の水不溶性研磨材０．５〜４０重
量％、及び（０）丸み度が０．５未満の水不溶性研磨材
０．５〜１０重量％を含有することを特徴とする研磨材
含有液体洗浄剤組成物。４　丸み度が（ハ５未満の水不溶性研磨材が平均粒子径
１〜２５μ、モース硬さ２〜８であり、かつ径５０μ以
上の粒子を２０重量％未満含有するものである特許請求
の範囲第３項記載の組成物。